JPH0122316Y2 - - Google Patents

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JPH0122316Y2
JPH0122316Y2 JP2886983U JP2886983U JPH0122316Y2 JP H0122316 Y2 JPH0122316 Y2 JP H0122316Y2 JP 2886983 U JP2886983 U JP 2886983U JP 2886983 U JP2886983 U JP 2886983U JP H0122316 Y2 JPH0122316 Y2 JP H0122316Y2
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JP
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speaker
attached
mounting part
sound
speaker mounting
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JP2886983U
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スピーカーシステムに関し、横方向
だけでなく上下方向にまで音の拡がりが大きく、
臨場感に優れたスピーカーシステムを提供するこ
とを目的とする。
従来のスピーカーシステムはスピーカーボツク
スのバツフル板が平板状でしかも真正面を向いて
いるため、そのバツフル板に取付けたスピーカー
は当然のことながら真正面を向く。そのため以下
のような各種欠点があつた。
(イ) 第1図に示すようにスピーカーボツクスAか
ら出る音Bは前方には先広がりとなるが、両ス
ピーカーボツクスAの内側手前部分Cには音の
拡がりがない。そのためCの部分では良質の音
を聞くことができなかつた。
(ロ) 従来のバツフル板にフルレンジスピーカーを
複数ケ取付けるとスピーカー相互の干渉により
高音域が減衰するため別途ツイータを用意して
その減衰分を補正しなければならなかつた。
(ハ) 従来のスピーカーシステムではステレオ再生
する場合にスピーカーからの直接音が耳に入る
ため臨場感に乏しかつた。
(ニ) スピーカーが真正面を向いているため、例え
ばスピーカーボツクスを壁の上方に掛けたよう
な場合、音が下方まで十分に拡がらない。その
ため下で聞く人が良質の音を聞くことができず
又臨場感も得られなかつた。
本考案は上記の各種難点を解消するため、第4
図に示すようにバツフル板1の左右両側部2,3
を夫々稍外側に向け、この両側部2,3の夫々に
上部スピーカー取付け部4と下部スピーカー取付
け部5とを設け、しかも上部スピーカー取付け部
4を稍上方に向け、下部スピーカー取付け部5を
稍下方向きに向け、これらのスピーカー取付け部
4,5にスピーカー6を取付けて、上部スピーカ
ー取付け部4に取付けたスピーカー6が稍外側上
方を向き、下部スピーカー取付け部5に取付けた
スピーカー6が稍外側下方を向くようにしたもの
である。
第4図のスピーカー取付け部4,5は第5図イ
に示すようにバツフル板1の両側部2,3の表面
に縦方向一端側を他端側より次第に肉薄にした楔
形のスピーカー取付板7を夫々向きを逆にして取
付けて上向きと下向きにしてあるが、スピーカー
取付け部4,5はこれに限らず、例えば第5図ロ
に示すようにバツフル板1の両側部2,3自体を
上向きと下向きに形成するようにしてもよい。
両側部2,3の外向き角度及びスピーカー取付
け部4,5の上方、下方への傾き角度はキヤビネ
ツト8の大きさ、スピーカーシステムを使用する
室内の広さ等々に合せて適宜選定する。
第4図の場合スピーカー6を左右両側部2,3
に夫々二ケづつ取付けてあるが、スピーカー6の
数は図示したものに限らず、両側部2,3の夫々
に例えば4ケづつ設けてもよい。この場合は夫々
の側面2,3に外側上向きのスピーカーが2ケ、
外側下向きのスピーカーが2ケになるよう取付け
る。
バツフル板1は両側部2,3だけを外側に向
け、中央部9は真正面に向けてある。
バツフル板1の中央部9にはバスレフダクト1
0を形成し、その前面にネツト11を被せてあ
る。キヤビネツト8の内周面にはグラスウールや
フエルト等による吸音材(図示せず)を取付けて
ある。
第4図のキヤビネツト8は両側板12の前端面
13を第7図に明示するようにバツフル板1の左
右の端面14と同一面とし、上板15と下板16
をバツフル板1より前方まで突出させて、両板の
突出部17,18間に型のネツト製カバー19
を嵌合できるようにしてある。嵌合したカバー1
9はバツフル板1に取付けてあるマジツクバンド
20に係止固定されるようにしてある。
バツフル板1は第8図のように、その端部21
を内側に折曲げ、それをキヤビネツト8の側板1
2の内側に取付けると共にバツフル板1の折曲げ
部22を側板12の前端面13より前方に突出さ
せるようにしてもよい。このようにすればネツト
製のカバー19をバツフル板1の折曲げ部22の
外側面に取付けることができる。
本考案は叙上のように、バツフル板1にスピー
カー6を外側上方と外側下方に向くように取付け
てあるため、スピーカーボツクスから出る音は第
2図イに示すように、側方への拡がりが大きく、
又同図ロに示すように上下方向への拡がりも大き
くなる。しかも側方及び上下方向に拡がつた音は
スピーカーボツクスを設置してある部屋の周壁に
当つて反射するため音が室内全体に拡がり、臨場
感に優れたものとなる。
又本考案のスピーカーボツクスでは音の拡がり
が大きいため、小型のスピーカーボツクスでも大
きな音量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスピーカーボツクスの音の拡が
りを示す説明図、第2図は本考案に係るスピーカ
ーの音の拡がりを示すものであり、イは横方向ロ
は上下方向への音の拡がりを示す説明図、第3図
は本考案に係るスピーカーシステムの斜視図、第
4図は同システムのカバーを取外した状態の説明
図、第5図イは第4図のイ−イ断面図、同図ロは
同システムの他例におけるイ−イ断面図、第6図
は本考案に係るスピーカーシステムの横断面図、
第7図、第8図は同スピーカーボツクスのバツフ
ル板とカバーの取付状態を示す異種説明図であ
る。 1はバツフル板、2,3はバツフル板の側部、
4は上部スピーカー取付け部、5は下部スピーカ
ー取付け部、6はスピーカー、10はバスレフダ
クト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツフル板の左右両側部を稍外側向きに形成
    し、夫々の両側部に上部スピーカー取付け部と下
    部スピーカー取付け部とを上下に形成し、上部ス
    ピーカー取付け部を上向きにし、下部スピーカー
    取付け部を下向きにして上部スピーカー取付け部
    に取付けたスピーカーが稍外側上方向きとなり、
    下部スピーカー取付け部に取付けたスピーカーが
    稍外側下方向きとなるようにしたことを特徴とす
    るスピーカーシステム。
JP2886983U 1983-02-28 1983-02-28 スピーカーシステム Granted JPS6035693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2886983U JPS6035693U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 スピーカーシステム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2886983U JPS6035693U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 スピーカーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6035693U JPS6035693U (ja) 1985-03-12
JPH0122316Y2 true JPH0122316Y2 (ja) 1989-06-30

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ID=30159746

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JP2886983U Granted JPS6035693U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 スピーカーシステム

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4932060A (en) * 1987-03-25 1990-06-05 Bose Corporation Stereo electroacoustical transducing

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JPS6035693U (ja) 1985-03-12

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