JPH01221626A - 赤外線センサ - Google Patents

赤外線センサ

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JPH01221626A
JPH01221626A JP1041488A JP1041488A JPH01221626A JP H01221626 A JPH01221626 A JP H01221626A JP 1041488 A JP1041488 A JP 1041488A JP 1041488 A JP1041488 A JP 1041488A JP H01221626 A JPH01221626 A JP H01221626A
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JP
Japan
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infrared
electrodes
piezoelectric substrate
surface acoustic
electrode
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JP1041488A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Tanaka
敏晴 田中
Toshiaki Yokoo
横尾 敏昭
Kenichi Shibata
賢一 柴田
Narusuke Takeuchi
竹内 考介
Seiji Nishikawa
誠司 西川
Shoichi Nakano
中野 昭一
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体の弾性表面波を利用した赤外線センサに関
するものである。
〔従来技術〕
−aにこの種の赤外線センサとしては、圧電性を有する
基板上にアルミニウムの薄膜を蒸着し、。
その表面に励振用電極としてのインタディジタル電極及
び該電極の両側に位置させて反射用電極としてのグレー
ティング反射電極をパターン形成し、インタディジタル
電極によって基板に弾性表面波を生ぜしめ、グレーティ
ング反射電極間にて弾性表面波を反復的に反射させて弾
性表面波の共振を行わせる一方、前記インタディジタル
電極を例えばコルピッツ型発振回路に接続して弾性表面
波発信器を構成し、発信される共振周波数が基板温度に
関連して変化することから共振周波数の変化を捉えて赤
外線を検出するようになっている(センサ技術Vo12
. N[LlO,1982年9月号)。
なお、第6図は従来の弾性表面波を利用した赤外線セン
サの模式図であり (NIKKEI ELECTRON
ICSBOOKS、 410〜411頁、 1981年
11月2日発行)、図中21は共振器、22は発振器、
23は周波数カウンタを示している。
共振器21はLiNb0.等を材料にして矩形板状に形
成した圧電性を備える基板(例えばYカット、Z方向伝
播)24上における相対応する2辺寄りの位置に夫々各
1組の交差形電極25 、26を形成し、また基板24
の下面には熱吸収体27を設けて構成しである。
各対をなす交差形電極25.26の各一方の電極25b
26bは接地され、また各他方の電極25a 、 26
aは発振器22を構成する増幅器22aを介在させて相
互に接続されると共に、前記増幅器の出力端はまたコン
デンサCを介在させて周波数カウンタ23に接続しであ
る。
而して例えば交差形電極25を通じて基板24に弾性表
面波を生じさせ、これを交差形電極26を通じて電気信
号に変換し、これを増幅器22aにて増幅し、再び交差
形電極25を通じて基板24に弾性表面波を生じさせる
過程を順次反復して弾性表面波を共振させ、そのときの
発振周波数を周波数カウンタ23にて計数しておく。
いま赤外線が基板24に入射し、その熱エネルギーにて
基板24の温度が変化するとこれに応じて変化する基板
24の弾性定数の変化、即ち弾性表面波の伝播速度変化
によって発振周波数が変化することとなり、予め求めて
おいた赤外線入射前の発振周波数との比較により発振周
波数の変化を求め、赤外線を検出するようになっている
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように、従来の赤外線センサにあっては雰囲気
温度の変化による影響を受は易く、被検対象物からの入
射赤外線のみを検出するのは難しく検出精度が低いとい
う問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは、雰囲気温度変化による影響を低
減して被検対象物からの赤外線を高精度に検出すること
ができる赤外線センサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1発明に係る赤外線センサは、圧電性基板面に励振用
電極及びこの励振用電極を隔てて一対の反射用電極を形
成してなる弾性表面波用の2個の共振器を有し、前記一
方の共振器反射用電極間の圧電性基板面には赤外線吸収
膜を、また他方の共振器における反射用電極間のにおけ
る圧電性基板面には赤外線反射膜を夫々配設してあるこ
とを特徴とする。
第2発明に係る赤外線センサは、圧電性基板面に、1組
の交差形電極と、該交差形電極と所要の間隔を隔てて対
向させたこれよりも短い2組の交差形電極とを形成し、
前記1組の交差形電極と前記2組の各交差形電極との間
の圧電性基板面に一方には赤外線吸収膜を、他方には赤
外線反射膜を夫々設けたことを特徴とする。
第3発明に係る赤外線センサは、圧電性基板面の一方の
面に、励振用電極及びこの励振用電極を隔てて一対の反
射用電極を形成して弾性表面波用の2個の共振器を構成
し、前記一方の共振器における励振用電極と反射用電極
との間の圧電性基板面に赤外線吸収膜を、また他方の共
振器における励振用電極と反射用電極との間の圧電性基
板面に赤外線反射膜を夫々設けたことを特徴とする。
〔作用〕 本発明にあってはこれによって、雰囲気温度の影響を排
除することができ、被検対象物からの赤外線のみを抽出
して検出することが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明に係る第1発明の実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。
第1図は第1発明の赤外線センサの側面図、第2図は検
出部を拡大して示す模式図であり、図中1はセラミック
製のパッケージ、1aはシリコン等を用いて構成した赤
外線透過窓、1bは信号取出用のピンを示している。
パッケージ1の周壁の一部に赤外線透過窓1aが開口さ
れており、内部には第2図に示す如き検出器3,4が配
設されている。検出器4はその表面が前記赤外線透過窓
1aに面して配置され、また検出器4は赤外線透過窓1
aと対向する位置でもよいが、望ましくは赤外線透過窓
1aと直接対向しない位置に配置される。
検出器3.4はいずれもAIN等の材料を用いて長方形
状に形成した圧電性基板31.41の一面における長手
方向の中央部に励振用電極たるインクディジタル電極3
2.42を、また長手方向の両端部寄りの位置に反射用
電極たるグレーティング反射電極33,34.43.4
4を夫々、例えばホトエツチング法等によりパターン形
成し、次いでこれらグレーティング反射電極33.34
.43.44及びインタディジタル電極32.42の上
面及びその周囲の圧電性基板31.41上にわたって検
出器3にあっては合焦等の赤外線吸収膜35を、また検
出器4にあってはへ1等の赤外線反射膜45を夫々薄膜
状にコーティングせしめである。
赤外線吸収膜35、赤外線反射膜45の材料については
特に上記した材料にのみ限定するものではなく、従来知
られているものを適宜採択してよいことは勿論である。
インクディジタル電極32.42はフォーク状をなす各
電極32a、32b 、42a、42bを圧電性基板3
1.41の短辺方向の両側から向い合わせに延在して、
先端部を交互にオーバラップするよう形成して構成して
あり、画電極32a、32b 、42a、42b間に電
気的信号を印加することにより、圧電性基板31.41
に弾性表面波を生じさせる外、この圧電性基板に生じた
弾性表面波を電気信号に変換する電気−弾性表面波のエ
ネルギ変換器として機能するようになっている。
グレーティング反射電極33,34.43.44は所定
のピッチで基板31.41の長方形の両端部寄りの位置
に夫々基板3L41の短辺と平行な向きに延在形成した
多数の電極にて構成されており、前記インクディジタル
電極32.42にて圧電性基板31.41に生ぜしめら
れ、両端側に伝播されてきた弾性表面波を夫々反射させ
、両グレーティング反射電極33゜34間及び43.4
4間で弾性表面波を共振せしめる共振子として機能する
ようになっている。
この共振子は水晶振動子と同様の特性を有しており、前
記インクディジタル電i32.42を、例えばコルピッ
ツ発振回路に接続され、弾性表面波の発振器が構成され
ている。この発振器における発振周波数fは弾性表面波
の共振子の共振周波数と略等しく、下式で表される。
f=Vs/2P 但し、 Pニゲレーティング反射電極の電極ピッチvs:圧電性
基板を伝播する弾性表面波の伝播速度 いま弾性表面波が共振状態にある場合において、赤外線
が検出器3の赤外線吸収膜35に入射し、基板31の温
度が変化し、或いは雰囲気温度の変化によって検出器4
の基板41の温度が変化すると、前弐における弾性表面
波の伝播速度Vsが圧電性基板31.41の弾性定数、
密度の温度係数に従って変化し、同時に電極ピッチPも
熱膨張係数に従って変化する。その結果、発振器の発振
周波数fが変化し、その周波数変化を読み出して周波数
変化量を求める。
この周波数変化量は周波数温度係数と称され、使用され
る圧電性基板31.41の結晶によって定まり、物質定
数として結晶特有の値を示すから、既知の温度係数を有
する圧電性基板を使った弾性表面波の共振周波数と温度
との関係を求めておくことにより、圧電性基板31.4
1が受けた温度変化、換言すれば赤外線を測定すること
が可能となる。
検出器3はパッケージ1内において赤外線透過窓1aを
透過した赤外線が赤外線吸収膜35に入射するように配
設されており、その圧電性基板31はこの赤外線透過窓
1aを通して赤外線吸収膜35に入射した赤外線に因る
影響と、周辺の雰囲気温度変化に伴う影響とによる共振
周波数変化に基づき赤外線量を検出することとなる。
一方、検出4は、パッケージ1内において赤外線透過窓
1aとは対向しない位置、換言すれば赤外線透過窓1a
を透過してくる赤外線の影響を受けない位置に配置され
、しかも表面にはAI膜をコーティングして赤外線透過
窓1aを透過した赤外線を反射し、その影響を遮断する
ようにしであるからその圧電性基板41は雰囲気温度変
化のみによる共振周波数変化に基づき赤外線を検出する
こととなる。
従って検出器3で捉えた赤外線量と検出器4で捉えた赤
外線量との差は赤外線透過窓1aを通じて被検対象物か
ら入射された赤外線量となり、被検対象物からの赤外線
のみを抽出して検出し得ることとなる。
なお上述の実施例では各検出器3,4毎に別の圧電性基
板31.41を用いた構成を説明したが単一の圧電性基
板を兼用する構成としてもよいことは勿論である。
第3図は第2発明の赤外線センサの弾性表面波素子を用
いた共振器及びその結線図であり、図中lOは弾性表面
波素子を用いた共振器を示している。
共振器10はLiNb01等を材料として長方形状に形
成した圧電性を備える基板(Yカット Z方向伝播)1
2の表面であって、その相対向する一方の短辺に沿わせ
て1組の交差形電極13を設け、また他方の短辺に沿わ
せて前記交差形電極13よりも短い同様の交差形電極1
4.15を交差形電極13と対向させて設け、また前記
交差形電極13と交差形電極14との間の弾性表面波の
伝播路である基板12上には例えばNi−Cr等にて形
成された赤外線吸収膜16を、また前記交差形電極13
と15との間の基板12上には例えば^1等にて形成さ
れた赤外線反射膜17を夫々帯状に形成せしめである。
12aは基板12の表面に形成した熱の伝導を遮断する
溝であり、前記赤外線吸収膜16と赤外線反射膜17と
の間を隔てるようにこれらと略等長に形成されている。
各組の交差形電極13.14.15における一方の電極
13b、 14b、 15bは夫々接地され、また他方
の電極13a。
14a、 15aのうち電極14aと13aと、また電
極15aと13aとは相互に増幅器18.19を介在さ
せて接続され夫々共振器A、Bが構成されている。そし
て共振器Aにおける増幅器18の出力端は直流成分をカ
ットするコンデンサCIを介在させて判別回路100に
、また増幅器19の出力端は同じく直流成分をカットす
るコンデンサC2を介在せて判別回路100に夫々接続
されている。
判別回路100にあっては共振器A、 Bから入力され
る信号に基づいて夫々の共振周波数を比較し、両者に一
定以上の差がある場合には外部からの入射赤外線ありと
判断してその差に相応する信号を出力し、また両者の差
が一定以下の場合には赤外線の入射なしと判断して信号
を出力しないよう構成されている。
而してこのような共振器にあっては、いま交差形電極1
3の電極13a、 13bを用いて基板12に弾性表面
波を生ぜしめ、この弾性表面波を交差形電極14゜15
にて電気信号に変喚し、増幅器18.19にて増幅した
後、再び交差形電極13にて基板12に弾性表面波を生
じさせる過程を反復して弾性表面波を共振状態に至らし
め、共振状態時の各増幅器18.19の出力を判別回路
100に取り込み、その共振周波数を求めて比較する。
外部からの赤外線の入射がない状態では両弁振器A、 
Bにおける弾性表面波伝播路の温度変化は雰囲気温度変
化に従うが、この場合に両弾性表面波伝播路相互の温度
差は殆どないか、また仮りにあっても僅かであり、判別
回路100がらの信号の出力はない。
これに対し基板12上に外部から赤外線が入射すると、
赤外線吸収膜16はこれを吸収し、また赤外線反射膜1
7はこれを反射するから、これら赤外線吸収膜16を配
した部分の基板12の温度が上昇し、これに伴って共振
器Aの共振周波数が大きく変化し、外部からの赤外線の
影響が少ない共振器Bの共振周波数との間に一定以上の
差が生じる。両弁振器A、Hの共振周波数差を求めるこ
とによって雰囲気温度変化に伴う影響を相殺し得、従っ
て両弁振器A、Bにおける共振周波数が変化し、その差
が一定以上になって判別回路100からその差に相応し
た信号が出力され、被検対象物から入射した赤外線のみ
が検出されることとなる。
第4図及び第5図は第3発明の赤外線センサの側面図及
びその検出部を拡大して示す模式図である。セラミック
製のパッケージ50にはシリコン等を用いて構成した赤
外線透過窓50a及び信号取出用のピン50bを設けて
いる。
パッケージ50の内部には第5図に示す如き検出器51
.52が形成されている。検出器51はその表面が前記
赤外線透過窓50aに面して配置される。
検出器51.52はAIN等の材料を用いて長方形状に
形成した圧電性基板53の一面における長手方向の中央
部に励振用電極たるインタディジタル電極54を、また
長手方向の両端部寄りの位置に反射用1掻たるグレーテ
ィング反射電極55.56を夫々、例えばホトエツチン
グ法等によりパターン形成している。そしてインタディ
ジタル電極54と一方のグレーティング反射電極55と
の間の圧電性基板53の上面に合焦等の赤外線吸収膜5
7を、またインクディジタル電極54と他方のグレーテ
ィング反射電極56との間の圧電性基板53の上面にへ
1等の赤外線反射膜58を夫々薄膜状にコーティングし
である。
赤外線吸収膜57、赤外線反射膜58の材料については
特に前記した材料にのみ限定するものではなく、従来知
られているものを適宜選択してよいのは勿論である。
インクディジタル電極54はフォーク状をなす各電極5
4a、 54bを圧電性基板53の短辺方向の両側から
向い合わせに延在して、先端部を交互にオーバラップす
るよう形成して構成してあり、画電極54a。
54b間に電気的信号を印加することにより、圧電性基
板53に弾性表面波を生じさせる外、この圧電性基板5
3に生じた弾性表面波を電気信号に変換する電気−弾性
表面波のエネルギー変換器として機能するようになって
いる。
グレーティング反射電極55.56は前記インタディジ
タル電極54と同様に、フォーク状をなす各電極55a
、55b 、56a、56bを圧電性基板53の短辺方
向の両側から向い合わせに延在して、先端部を交互にオ
ーバラップするように形成して構成されており、前記イ
ンタディジタル電極54にて圧電性基板53に生ぜしめ
られ、その両端側に伝播されてきた弾性表面波を夫々反
射させ、インタディジタル電極54とグレーティング反
射電極55.56との夫々の間で弾性表面波を共振せし
める共振子として機能するようになっている。
この共振子は水晶振動子と同様の振動特性を有しており
、前記インクディジタル電極54を、例えばコルピッツ
発振回路に接続され、弾性表面波の発振器が構成されて
いる。この発振器における発振周波数rは弾性表面波の
共振子の共振周波数と略等しく、下式で表される。
f =Vs/2P 但し、 Pニゲレーティング反射電極の電極ピッチvs:圧電性
基板を伝播する弾性表面波の伝播速度 いま弾性表面波が共振状態にある場合において、赤外線
が検出器51の赤外線吸収膜57に入射し、その部分の
圧電性基板53の温度が変化し、あるいは雰囲気温度の
変化によって検出器52の部分の圧電性基板53の温度
が変化すると、両式における弾性表面波の伝播速度Vs
が圧電性基板53の弾性定数、密度の温度係数に従って
変化し、同時に電極ピ゛ツチPも熱膨張係数に従って変
化する。その結果、発振器の発振周波数fが変化し、そ
の周波数変化を読み出して周波数変化量を求める。
この周波数変化量は周波数温度係数と称され、使用され
る圧電性基板53の結晶によって定まり、物質定数とし
て結晶特有の値を示すから、既知の温度係数を有する圧
電性基板を使った弾性表面波の共振周波数と温度との関
係を求めておくことにより、圧電性基板53が受けた温
度、換言すれば赤外線を測定することが可能となるので
ある。
検出器51はパッケージ50内において赤外線透過窓5
0aを透過した赤外線が赤外線吸収膜57に入射するよ
うになっているから、その圧電性基板53はこの赤外′
fa透過窓50aを通して赤外線吸収膜57に入射した
赤外線に因る影響と、周辺の雰囲気温度の変化に伴う影
響とによる共振周波数変化に基づき赤外線量を検出する
こととなる。
一方、検出器52はパッケージ50内において赤外線透
過窓50aと対向しない位置、即ち赤外線透過窓50a
を透過してくる赤外線の影響を受けないように設けられ
ており、しかも表面にはAI膜をコーティングして赤外
線を反射し、その影響を遮断するようにしであるから、
その部分の圧電性基板53は雰囲気温度の変化のみによ
る共振周波数変化に基づき赤外線を検出することとなる
従って、検出器51で捉えた赤外線量と、検出器52で
捉えた赤外線量との差は赤外線透過窓50aを通じて被
検対象物から入射した赤外線量となり、被検対象物から
の赤外線のみを抽出して検出し得ることとなる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の赤外線センサにあっては
雰囲気温度の変化による影響を受けることなく、被検対
象物からの赤外線のみを測定することができ、測定精度
の格段の向上を図ることができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は第1発明に係る赤外線センサの側面
図及びその検出器の拡大模式図、第3図は第2発明に係
る赤外線センサの弾性表面波素子を利用した共振器と共
に示すその結線図、第4図及び第5図は第3発明に係る
赤外線センサの側面図及びその検出器の拡大模式図、第
6図は従来の赤外線センサの模式図である。 l・・・パッケージ 3.4・・・検出器 10・・・
共振器13、14.15・・・交差形電極 16・・・
赤外線吸収膜17・・・赤外線反射膜 18.19・・
・増幅器31.41・・・圧電性基板 32.42・・・インクディジタル電極33.34,4
3.44・・・グレーティング反射電極35・・・赤外
線吸収膜 45・・・赤外線反射膜50・・・パッケー
ジ 51.52・・・検出器53・・・圧電性基板 5
4・・・インクディジタル電極55.56・・・グレー
ティング反射電極57・・・赤外線吸収膜 58・・・
赤外線反射膜100・・・判別回路 C+、Ct・・・
コンデンサ特 許 出願人  三洋電機株式会社 代理人 弁理士  河 野  登 夫 第6図 第  4  図 jl            々 第 5I10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧電性基板面に励振用電極及びこの励振用電極を隔
    てて一対の反射用電極を形成してなる弾性表面波用の2
    個の共振器を有し、前記一方の共振器における反射用電
    極間の圧電性基板面には赤外線吸収膜を、また他方の共
    振器における反射用電極間の圧電性基板面には赤外線反
    射膜を夫々配設してあることを特徴とする赤外線センサ
    。 2、圧電性基板面に、1組の交差形電極と、該交差形電
    極と所要の間隔を隔てて対向させたこれよりも短い2組
    の交差形電極とを形成し、前記1組の交差形電極と前記
    2組の各交差形電極との間の圧電性基板面に一方には赤
    外線吸収膜を、他方には赤外線反射膜を夫々設けたこと
    を特徴とする赤外線センサ。 3、圧電性基板面の一方の面に、励振用電極及びこの励
    振用電極を隔てて一対の反射用電極を形成して弾性表面
    波用の2個の共振器を構成し、前記一方の共振器におけ
    る励振用電極と反射用電極との間の圧電性基板面に赤外
    線吸収膜を、また他方の共振器における励振用電極と反
    射用電極との間の圧電性基板面に赤外線反射膜を夫々設
    けたことを特徴とする赤外線センサ。
JP1041488A 1987-11-13 1988-01-19 赤外線センサ Pending JPH01221626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705709B1 (ko) * 2006-02-13 2007-04-12 두석배 적외선 센서와 압전필름을 이용한 동작 감지장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100705709B1 (ko) * 2006-02-13 2007-04-12 두석배 적외선 센서와 압전필름을 이용한 동작 감지장치

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