JPH0122143Y2 - - Google Patents

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JPH0122143Y2
JPH0122143Y2 JP1980052777U JP5277780U JPH0122143Y2 JP H0122143 Y2 JPH0122143 Y2 JP H0122143Y2 JP 1980052777 U JP1980052777 U JP 1980052777U JP 5277780 U JP5277780 U JP 5277780U JP H0122143 Y2 JPH0122143 Y2 JP H0122143Y2
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JP
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capacitor
voltage
wave component
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discharge
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は交流高圧回路の充電の有無を検出す
る検圧装置に関するものである。
電路の充電の有無を検出する装置として、電圧
変成器P.Tを用いた装置があるが、配電線の停電
事故が、この電圧変成器P.Tの不良によつて起こ
ることが多いため、受電用変電所新設の際にはP.
Tを省くことが多くなつている。しかし、受電側
にP.Tを設けていない場合は停電の際に非常に不
便を来たす。
そこで、この考案は上記事情に鑑み、本出願人
が先に出願した実公昭49−8764号公報に開示した
考案を前提として、電路の電圧に対し充分なる耐
電力を有するコンデンサを、被検出電路に接続
し、このコンデンサを介して接地側に流れる交流
電流を、二個の整流器により、交流の正の半波成
分と負の半波成分に分けて二個のコンデンサに
別々に通電する検出部を具備した検圧装置を改良
して、上記検出部の各コンデンサに夫々充電され
た電圧で別々に独立点灯する、所定の放電開始電
圧を持つ二個の放電灯を有する表示部を検出部に
接続したことを特徴とし、これにより構造簡単で
高信頼性の検圧装置を提供したものである。
以下この考案を一実施例について詳細に説明す
る。
第1図において、1は被検出電路、2は例えば
後述する碍子内に収納される検出部、3は表示
部、W1,W2は検出回路と表示部とを連結するシ
ールド線である。検出部2において、C0は結合
コンデンサ、D1は交流の正の半波成分を取り出
す第1の整流器、D2は交流の負の半波成分を取
り出す第2の整流器、C1は正の半波成分で充電
される第1のコンデンサ、C2は負の半波成分で
充電される第2のコンデンサ、R1及びR2は動作
電圧設定用の抵抗、Z1,Z2,Z3は回路内素子を保
護する異常電圧吸収素子である。また表示部3に
おいて、R3,R4は電流制限用抵抗、N1,N2は所
定の放電開始電圧を持つ、例えばグロー放電管の
如き放電灯である。
なお、上記検出部2は、例えば第2図及び第3
図に示す如き碍子4内に収納されている。この実
施例における検出部2の結合コンデンサCoは、
有底部の内外表面に導電層5a,5bを塗布して
形成されている。これは導電層5a,5bを静電
容量を持つ対向電極としたもので、高圧の被検出
電路1の充電電圧に対して充分な耐電力を有して
いる。検出部2は一体に組立てられ、碍子4の内
部空間内に収納され、碍子内面の導電層5bに接
続されている。碍子上部の有底部にはU字状ボル
ト6で表面の導電層を挾み付けるように端板7が
固設され、端板7には被検出電路1との接続用端
子孔Hが穿設されている。また碍子下部の開口部
周辺にはL字断面を持つ取付金具8がU字状ボル
ト9で締め付け固定されている。取付金具8は、
この碍子4を所定位置に固設するためのもので、
下部には取付孔Bが穿設されている。また、取付
金具8には三端子ターミナル10が固設され、碍
子内部の検出部2と接続されてシールド線W1
W2による表示部3との接続用三つの端子L1,L2
Eを構成している。
この装置の動作は次のようになる。被検出電路
1が充電されたとすると、結合コンデンサCoを
介して、交流電流が正の半波成分と負の半波成分
とに分かれて、二個の整流器D1,D2を流れる。
正の半波の時は第1の整流器D1が通電して第1
のコンデンサC1の電圧を除々に上昇させる。ま
た負の半波の時は第2の整流器D2が通電して第
2のコンデンサC2の電圧を除々に上昇させる。
各コンデンサC1,C2の電圧は二本のシールド線
W1,W2及び電流制限用抵抗R3,R4を介して放
電灯N1,N2に与えられている。従つて、第1及
び第2のコンデンサC1,C2の各充電電圧e1,e2
が、夫々接続された放電灯N1,N2の放電開始電
圧に到達すると、放電灯N1,N2は夫々点灯す
る。所定時間点灯して夫々のコンデンサC1,C2
の電圧が低下すると、それに接続された放電灯
N1,N2は放電停止して消灯する。そして、第1
及び第2のコンデンサC1,C2は再び除々に充電
電圧を上昇させて行き、放電灯N1,N2の放電開
始電圧まで充電されると、再び点灯し、以後被検
出電路1の電圧に対応した周期の点滅動作を繰り
返す。従つて、被検出電路1の充電の有無は、二
個の放電灯N1,N2が点滅しているか、或いは全
く点灯しないかによつて判断することができる。
そして、特に、この装置は被検出電路1の交流電
圧を正の半波成分及び負の半波成分に分けて取り
出し、二個の放電灯N1,N2を別々に点灯させる
から、一方の放電灯が故障して断線若しくは短路
状態になつても、他方の放電灯は正常表示を続け
る。従つて高い信頼性が得られる。すなわち、一
個の放電灯のみを持つ検圧装置であれば、それが
故障すれば故障状態は全く表示されず、感電事故
等の原因となるおそれがある。しかし、この考案
の検圧装置であれば、一方の放電灯が故障した時
点で、これを発見できて、正常な放電灯と取替え
ることができる。
なお、動作電圧設定抵抗R1,R2が第1及び第
2のコンデンサC1,C2に、夫々並列に挿入接続
されているので、被検出電路1の電圧が所定値よ
り低い場合、この動作電圧設定抵抗R1,R2から
遍洩する電流によつて、第1及び第2のコンデン
サC1,C2は放電灯N1,N2の放電開始電圧に到達
するまで充電されない。従つて低い電圧における
点滅間隔の非常に長い不明瞭な点滅が防止され
る。
また、表示部3は直流に変換された信号で点灯
されるので、交流と異なりシールド線W1,W2
静電容量等の影警を受けにくい。従つて検出部2
からコンデンサC1,C2の容量に変化を及ぼさな
い距離まで離すことができるので、表示部3のみ
を、判別のし易い任意の所に設置でき、実用性が
高い。
なお、この実施例における結合コンデンサCo
は、碍子4の内外面に対向する導電層5a,5b
を被着して形成していたが、結合コンデンサCo
は被検出電路の電圧に対し充分なる耐電力を有す
るコンデンサを用いればよいわけで、上記実施例
に限定されないことは勿論である。
以上説明したように、この考案によれば、検出
部の各コンデンサの充電電圧で別々に独立点灯す
る二個の放電灯を有する表示部を設けたから、一
方の放電灯が何らかの原因により故障しても、上
記表示部では他方の放電灯が正常な表示を続行す
るので、放電灯の故障時点が速やかに認知できて
感電事故等が発生することなく、而も放電灯の交
換時期が確実に把握でき、安全性に富み、高い信
頼性を持つ実用的価値大なる検圧装置を提供でき
る。また、電圧変成器を用いないので、構造簡単
で、取付容易な検圧装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の電気回路図、第2
図はこの考案で使用される碍子の正面図、第3図
はその半断面側面図である。 1……被検出電路、2……検出部、3……表示
部、D1……正の半波成分を取り出す整流器、D2
……負の半波成分を取り出す整流器、C1……第
1のコンデンサ、C2……第2のコンデンサ、Co
……結合コンデンサ、N1,N2……放電灯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電路の電圧に対し充分なる耐電力を有するコン
    デンサを、被検出電路に接続し、このコンデンサ
    を介して接地側に流れる交流電流を、二個の整流
    器により、交流の正の半波成分と負の半波成分に
    分けて二個のコンデンサに別々に通電する検出部
    を具備した検圧装置において、 上記検出部の各コンデンサに夫々充電された電
    圧で別々に独立点灯する、所定の放電開始電圧を
    持つ二個の放電灯を有する表示部を検出部に接続
    したことを特徴とする検圧装置。
JP1980052777U 1980-04-17 1980-04-17 Expired JPH0122143Y2 (ja)

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JPS56153866U JPS56153866U (ja) 1981-11-17
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JPH063462B2 (ja) * 1984-02-21 1994-01-12 日本碍子株式会社 容量分圧形検電装置
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