JPH01220619A - 分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は分配装置、特にオーストラリヤ出願番号笛Ｐ
　１３５７５号に開示されいている試料調整装置に使用
される分配装置に関するものである。

本発明の分配装置は、分配すべき物質を受けるホッパー
と、少なくとも１つの分配具と、上記分配具を上記ホッ
パーの下から該ホッパーから離れた位置に移動させる手
段と、上記物質を上記分配具から容器に分配させる手段
と、から構成されている。

物質が入れられる容器は、好ましくは、上記オーストラ
リヤ出願に開示されているるつぼである。

分配具を移動させる上記手段は、好ましくは、上記分配
具を上記ホッパーの下から離れた位置に移動させるラム
である。

好ましくは、複数の分配具が設けられ、且つ上記物質を
選択された上記分配具に入れるために上記ホッパーを選
択された分配具の上に移動させる手段が設けられている
。

好ましくは、上記ホッパーに入っている物質が固形物に
固まるの奔防ぐために、上記ホッパーを振動させる手段
が含まれている。

好ましくは、上記物質を上記容器に分配する手段が、上
記物質を上記容器入れるように上記分配具を回転させる
手段から構成されている。

【実施例〕

第１図で、本装置は垂直フレーム部材１３の間に延びる
一対のエンドフレーム１２から構成されている。内フレ
ーム部材１４が、前垂直フレーム部材１３にピボットピ
ン１６を介して回動可能に設けられている。内フレーム
１４は、その後側でクロス部材１８により、また前側で
クロス部材１９により接続されている。クロス部材１８
は、第１図に、その１部のみが示されている。流体シリ
ンダ２２が、装置端部で各内フレーム部材１４に接続さ
れている。シリンダ２２の１つの１部が、第１図に破線
で示され、また第２図に詳細に示されている。シリンダ
２２は、ラグ２６に接続されるラム２４を有している。

ラグ２６は、内フレーム部材１４に接続されている。内
フレーム部材１４は、フランジ３４を有する当接部材３
２を有している。フランジ３４は、垂直フレーム部材１
３に固着されたクツシヨン３６の上に乗っている。

一対のレール４０が、クロス部材１８と１９の間に延び
ている。これらレールの上に、可動バー２０と固定ブロ
ック４０が乗っている。複数の分配スプーン５０が、バ
ー２０とブロック４２との間に接続されている。これら
スプーンは、外側端部にスプーン状の凹部５２を有して
いる。分配スプーンは固定バー２０に固定され、バー２
０に対して長手方向には動けず、ブロック４２の中をス
ライドできるようになっている。分配スプーンの他端部
は、バー２０を貫通し、ロッド５４の１端部に接続され
ている。ロッド５４の他端部は、リンク５６にピン連結
されている。

内側フレーム５８が、内フレーム１４の内側に設けられ
、ピボットピン６０（第１図に１つだけが示されている
）を介してリンク６３に接続されている。内側フレーム
５８は、内フレーム１４の間に延びる調整レール９１の
上に乗っている。−対のレール６４がリンク６３の間に
設けられ、−対のストラット６６を貫通している。スト
ラット６６の１つはリンク６３の１つに当接し、他方の
リンクは、レール６４上に配設されたスペーサ６７によ
り、ストラット６６から離されている。

ねじ軸６８が軸箱８８を介して一方のストラット６６に
取付けられている。他端は、小径部６８ａになって、他
方のストラットを貫通し、ワッシャー６９を介してスペ
ーサ６７に対抗している。こうして、ストラット６６は
、軸６８に対して一定の関係を保って固定されている。

キャリッジ７０が、レール６４の上に乗っている。キャ
リッジ７０は、ホッパー７２を支持している。このホッ
パーの下端は、分配スプーン５０より僅かに上に位置し
ている。モータ８０がストラット６６の１つに取付けら
れ、ベルト８２又は歯車８４．８６を介してねじ軸６８
を駆動する。

一対の流体シリンダ９０が装置の端部に接続されている
。シリンダ９０は、内側フレーム５８に接続される第１
シリンダ９２で、ラム９４を有するものと、リンク６３
に接続される第２シリンダ９６で、ラム９８を有するも
のと、から構成されている。ラム９４と９８とは、Ｚ形
すンク１００により接続されている。シリンダ９２は、
ブラケット１０２を介してフレーム部材５８に連結され
、シリンダ９６はラグ１０４を介してリンク６３に連結
されている。

第３図で、ホッパー７２は、シリンダ１０８を支持する
一対のフランジ１０６を備えている。シリンダ１０８は
、リンク１１２に連結されるラム１１０を有している。

リンク１１２は、ホ・ンノく−の蓋１１６を貫通しステ
ム１１３にガイドされるロッド１１４に連結されている
。蓋１１６には、分配すべき物質をホッパー７２に供給
するホース１２０ａが接続されている。

装置の中央部には、一対のシリンダ１２０が設けられて
いる。このシリンダは、第１シリンダ１２２と、第２シ
リンダ１２４とから構成されている。２つのシリンダの
間に２形リンク１２６が連結されている。即ち、シリン
ダ１２４のラム１３０がリンク１２６の１端に接続され
、シリンダ１２２のラム１３２がＺ形すンク１２６の他
端に接続されている。シリンダ１２２はリンク１４０を
介して可動バー２０に接続され、シリンダ１２４はブラ
ケット１４２を介してクロス部材１９に接続されている
。

物質をホッパー７２から出すために、シリンダ１０８が
作動され、リンク１１２及びロッド１１４を上げ、ホッ
パー７２の開口部１１８を開けて、物質をホッパーから
分配スプーン５０の凹部５２に入れる。

物質を分配スプーン５０から分配するために、シリンダ
１２２及び１２４が作動され、ラム１３０及び１３２が
延ばされる。シリンダ１２４がクロス部材１９に固定さ
れ、シリンダ１２２が可動バー２０に接続され、且つシ
リンダ相互はリンク１２６により連結されているので、
可動バー２０はブロック４２に対してレール４０上をス
ライドされ、分配スプーンは矢印Ｂ方向に外側に動かさ
れる。それから、シリンダ２２が作動され、ラム２４を
延し、内フレーム１４をピボットピン１６の周りに回動
させる。フレーム部材１４が、第２図に示す矢印Ａ方向
に、回動すると、内側フレーム部材５８、クロス部材１
８及び１９、レール２０、分配スプーン５０と一緒のブ
ロック４２、レール６４上のキャリッジ７０及びホッパ
ー７２からなる全部材は、矢印Ａ方向に回動される。ピ
ボットビン１６から離れた端部が持上げられると、分配
スプーン５０は傾けられ、スプーンは物質を入れる容器
の上に配列される。他の実施例では、分配スプーンが外
側に移動される前に、全部材が傾けられる。

物質を凹部５２に入れた分配スプーン５０が、装置の外
に出て、容器に上に位置すると、第４図に示すシリンダ
１５０が作動され、ラム１５２を矢印り方向に引張る。

こうして、ロッド５４によリスブーン５０を長手方向軸
の周りに矢印Ｅ方向に回転させ、物質を凹部５２から容
器内に入れる。

分配スプーンを元の位置に戻すには、シリンダを作動さ
せて、ラム１５２を延ばし、ロッド５４を矢印Ｅと反対
方向に回転させ、分配スプーン５０を普通の上向き位置
に戻す。

リンク５６の端部に、当接部材５７が固定されており、
ロッド５４が分配スプーン５０の長手方向軸の周りに回
動されたときは、リンク５６と一緒に動く。調整可能な
ストップ５９が可動バー２０に接続されており、スプー
ン５０を通常の位置に戻すべく、ラム１５２を延すと、
当接部材５７がストップ５９に当接して、リンク５６、
ロッド５４をそれ以上動かないようにする。こうして、
スプーン５０は、物質をホッパーから受ける正しい上向
き位置に止められる。

分配スプーンを第１．２図に示す位置に戻すには、シリ
ンダ１２２及び１２４が作動され、ラム１３０及び１３
２を引き、可動バー２０及びブロック４２を第２図に矢
印Ｃで示す方向に引く。これにより、可動バー２０及び
ブロック４２はレール４０上をスライドし、分配スプー
ン５０を第１及び第２図に示す位置に戻す。

本発明の好ましい実施例では、分配すべき物質はアンモ
ニウム沃化物を含んでおり、分配すべき量は１０ｍｇ〜
４０ｍｇである。この物質は常態では粉体であるが、放
置しておくと固化しやすい。そこで、この固化を防ぐた
めに、この発明では、ホッパー７２を間欠的に振動させ
て物質が粉状態を保つようにしている。ホッパーを振動
させるために、シリンダ９２及び９６を作動させ、ラム
９４及び９８を引張って、リンク６３をピボットピン６
０の周りに、第２図に示す矢印Ｆ方向に回動させる。こ
の回動に伴って、レール６４、ストラット６６、キャリ
ッジ７０及びホッパー７２が、リンク６３と共に矢印Ｆ
方向に回動する。ついで、シリンダが再び作動され、ラ
ム９４及び９８を延ばし、リンク６３及びホッパー７２
を通常の位置に戻す。こうして、ホッパー７２を振動さ
せて、物質を粉状態に保つ。このために、シリンダ９２
及び９６は、例えば３０秒毎に作動される。シリンダ９
２及び９６は装置の１部をなし、通常は内フレーム１４
に取り付けられているので、分配スプーンが延びて、装
置が持上げられている状態か、第１及び２図に示す通常
の状態かに拘り無くホッパー７２を振動させることがで
きる。リンク６３は、内側フレーム５８に当接するスト
ップ６５を有し、リンクを下げられた位置に保持するよ
うになっている。

レール１７０が、内側フレーム５８の間に延び、センサ
ー１７２を取付ける穴があけられている。

センサー１７２は、キャリッジ７０に接続された突起１
７４の位置を検出する。こうして、キャリッジ７０従っ
てホッパー７２に位置が検知される。更に、センサー１
７４及び１７６が、レール１７０及びクロス部材１８に
それぞれ取付けられ、可動バー２０の位置を検出して、
分配スプーンが引込んだ位置か、延びた位置にあるかを
表示いしている。

この発明の好ましい実施例では、上述の全てのシリンダ
にセンサーが設けられ、適当なコンビエータによって制
御されるようになっている。ホッパー７２は分配スプー
ン５０の上に配設され、シリンダ１０８の動作時間を変
え、ホッパー７２の開口部１１８の開口時間を変えるこ
とにより、予め決められた物質量をスプーンに分配する
ようになっている。こうして、スプーン上の所定量の物
質が、容器に入れられるようになっている。

また、ロッド５４の位置を検知するために、センサー１
８０が可動バー２０に設けられ、これにより分配スプー
ンの姿勢を検知できるようになっている。即ち、分配ス
プーンが上向きの位置にあるか、又は物質が排出された
回転位置にあるかを検知する。

レール９１の上に内側部材５８が設けられ、内側部材５
８、ブロック４２、可動パー２０分配スプーン５０及び
ホッパー７２等が横方向に移動できるようになっている
。これにより、分配スプーンが若し容器の上に正しく位
置決めされていないときには、分配スプーンの位置を調
整できるようになっている。

第５図に、ホッパー７２の第２の実施例が示されている
。装置の他の部分は、第１〜４図に示されているものと
同じである。ホッパー７２は、上記実施例と同様に、キ
ャリッジ７０に支持されている。ホッパー７２からの物
質の排出方法が異なっている。キャリッジ７０に、１対
のシリンダ３００　（１つだけが第５図に示されている
）が設けられている。これらシリンダは、互いに反対方
向に向くラムアーム３０２及び３０４をそれぞれ有して
いる。ラムアーム３０２及び３０４は、それぞれＬ形す
ンク３０６を介してプレート３０８及び３１０に接続さ
れている。プレート３０８１：は、ホッパー７２からの
物質の１粒を受入れる大きさの開口３１２があけられて
いる。若し、ホッパー７２内の物質の形が粒状でないと
きは、開口３１２の大きさは所望量の物質を受は得る大
きさにする。開口３１２は、通常は第２プレート３１０
により閉じられているので、所定の大きさの室を画する
ことができる。物質をホッパー７２からスプーン５ｏに
入れるには、ラムアーム３０２を延して、プレーニー　
３０８を矢印Ａ方向に動かす。これにより、開口３１２
は、プレート３１０の開口３１４に合わされる。プレー
ト３０８が矢印Ａ方向に動がされると、符号３１６で示
す部がホッパー７２を閉じ、余分の物質がホッパー７２
から排出されるのを防止する。開口３１２が開口３１４
に合致すると、開口３１２内の物質が開口３１４を通っ
てスプーン５ｏ内に落ちる。

第２シリンダ３００は、必要により、ラムアーム３０４
によりプレート３１ｏを動がし、開口３１４をスプーン
５０の上に正しく位置決めする。

次のスプーンに物質を入れるには、ラムアーム３０２に
よりプレート３０８を矢印Ａと反対方向に動かして、開
口３１２をホッパー７２に合せ、物質を受入れる。そし
て、キャリッジ７ｏによりホッパー７２を動かし、他の
スプーン５ｏに合せる。開口３１４をスプーン５ｏの上
に正しく位置決めするために、センサー（図示せず）を
用いてもよい。そして、調整はラムアーム３０４によっ
て、プレート３１０を動かすことによりなされる。

第５図に示子装置により、物質をホッパー７２からスプ
ーン５０に正確に且つ安全に入れることができる。即ち
、１粒または所定量を受入れる開口３１２により正確な
量を排出することができる。また、開口３１２から物質
をスプーン５０に入れるようにプレート３０８が動かさ
れた後は、３１６部によりホッパー７２は完全に閉じら
れる。

ホッパーの第３の実施例が、第６図に示されている。こ
れは、粒状物質をホッパー７２から排出する。分配機構
は、ホッパー出口に設けられたブロック４０１を含み、
このブロックにはナイロンブツシュ４０５内で回転する
軸４０３が設けられている。軸４０３には複数の穴４０
７があけられている。好ましくは、４つの穴が軸の周り
に９０度の間隔であけられている。ホッパー７２の出口
４０９は、ブロック４０１及びスリーブ４０５の通路に
連通し、穴４０７を含む垂直面に合致している。ブロッ
ク４０１の底部に、出口４１１があけられている。軸４
０３には、クリップ４１３及び複数のＯリング４１５が
設けられ、軸がブロック内で確実に回転できるようにな
っている。

ホッパー７２からの粒は、出口４０９の下に位置する穴
４０７に入れられる。軸４０３を回転し、穴４０７が出
口４０９と出口４１１の間にくると、次の穴が出口４０
９の下に来て次の粒が穴にはいる。更に軸を回転すると
、粒の入った穴が出口４１１の所にきて、粒はスプーン
５０（図示せず）に落される。こうして、軸４０３を回
転することにより、粒は穴４０７に入り、出口４１１が
ら分配される。

粒がホッパー７２から排出されると、ホッパー７２内は
負圧になる。そこで、空気をホッパー７２内に入れる一
方弁４１９が取付けられている。

空気を一方弁から入れる際、ホッパー７２内は大気圧よ
りわずかに低くしておくことが望ましい。

上記実施例は、前述の出願番号第Ｐ　Ｉ　３５７５に開
示されている装置に組合わせて使用すること目的とした
ものである。この装置は第１図に示す装置の前に配設さ
れる。そして、分配スプーン５０が装置の外側に出され
たとき、上述の出願に開示されている装置に支持されて
いるるつぼの上に来るようになる。こうして、スプーン
に乗っている物質はるつぼに入れられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明装置の平面図、 第２図は、第１図の２−２線に沿う側面図、第３図は、
第２図の３−３線に沿う側面図、第４図は、第２図の４
−４線に沿う側面図、第５図は、この発明のホッパーの
第２実施例の説明図、 第６図は、この発明のホッパーの第３実施例の説明図で
ある。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、分配すべき物質を受けるホッパーと、少なくとも１
   つの分配具と、上記分配具を上記ホッパーの下から該ホ
   ッパーから離れた位置に移動させる手段と、上記物質を
   上記分配具から容器に分配させる手段と、からなる分配
   装置。 ２、物質が入れられる容器がるつぼである請求項１記載
   の装置。 ３、分配具を移動させる上記手段が、上記分配具を上記
   ホッパーの下から離れた位置に移動させるラムである請
   求項１又は２記載の装置。 ４、複数の分配具が設けられ、且つ上記物質を選択され
   た上記分配具に入れるために上記ホッパーを選択された
   分配具の上に移動させる手段が設けられている請求項１
   記載の装置。 ５、上記ホッパーに入っている物質が固形物に固まるの
   を防ぐために、上記ホッパーを振動させる手段が含まれ
   ている請求項１記載の装置。 ６、上記物質を上記容器に分配する手段が、上記分配具
   を回転させる手段、または上記物質を上記容器入れるよ
   うに上記分配具を傾ける手段から構成されている請求項
   １記載の装置。 ７、上記ホッパーが、上記物質が上記ホッパーから上記
   分配具に入れられるように、上記ホッパーを選択的に開
   閉する開閉手段を備えている請求項１記載の装置。 ８、上記開閉手段は、第１開口を有する第１プレートと
   、第２開口を有する第２プレートと、上記第１プレート
   を物質が上記第１開口に入れられる上記ホッパーの下位
   置から上記第１開口が第２開口に一致する第２位置まで
   移動させる手段で、上記物質が上記第２開口に入り更に
   上記容器に入れるようになっているものと、から構成さ
   れている請求項７記載の装置。 ９、上記開閉手段は、複数の孔を有する回転軸で構成さ
   れ、上記軸は上記物質が上記孔に入れられるように上記
   孔を上記ホッパーの出口に一致させるように回転可能で
   、更にそれから上記軸は上記孔内の物質を上記孔から排
   出ではきる位置まで回転可能になっている請求項７記載
   の装置。