JP2534253Y2 - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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JP2534253Y2
JP2534253Y2 JP1990021325U JP2132590U JP2534253Y2 JP 2534253 Y2 JP2534253 Y2 JP 2534253Y2 JP 1990021325 U JP1990021325 U JP 1990021325U JP 2132590 U JP2132590 U JP 2132590U JP 2534253 Y2 JP2534253 Y2 JP 2534253Y2
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powder
powder supply
shooter
flaps
container
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茂明 長坂
幸四郎 石川
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Pola Chemical Industries Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粉体供給装置に係り、特に規定量の粉体を容
器へ均一に充填する装置に関する。
〔従来の技術〕
粉薬等の粉体を正確に計量し外部に供給するための粉
体フィーダとしては種々のものが提供されている。これ
は第5図に示すようにホッパーに収容した粉体1を微振
動させて所定量の粉体を計量し、粉体供給樋2から粉体
を落下させるようになっている。
ところで、この装置を粉化粧料の充填に使用した場
合、内容量の計量が極めて正確に行えるという利点があ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この種の粉体フィーダで、例えばコンパク
ト容器のように深さの割に開口面積が広い容器に化粧料
を充填する場合においては、化粧料が十分に分散せず容
器の中心部分に山状に集中することとなる。このため化
粧料を押し固めた場合でも中心部分だけが固くなってし
まうという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、容器に応
じて粉体を適正に分散することができ、充填の均一化を
図ることができるようにすると共に、容器の開口部の幅
が変化するタイプの容器にも粉体を平坦に充填できるよ
うにした粉体供給装置を提供することを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
即ち、粉体1を微振動させて所定量の粉体を計量し、
粉体供給樋2から粉体を落下させる粉体供給フィーダ3
と、 この粉体供給樋2の下方に揺動自在に軸止され、粉体
供給樋2から落下した粉体1を受けて容器に向けて落下
させるためのシュータ4と、 このシュータ4の傾斜角を連続的に可変する揺動手段
5とを具備し、 前記シュータ4は、基板4a上に所定間隔を以て2つの
フラップ6、7を回動自在に軸止するとともに、これら
フラップ6、7の角度を制御するフラップ角度制御手段
8を備えて構成し、このフラップ角度制御手段8によっ
て両フラップ6、7の下端間の幅を連続的に可変して粉
体の通過幅を可変的に規制するように構成して粉体供給
装置とした。
〔作用〕
粉体供給フィーダ3の粉体供給樋2から落下した粉体
1は、シュータ4が連続的に傾斜することで、容器の収
容部分に適正に分散しながら落下し、充填の均一化を図
ることができる。また、粉体供給フィーダを利用するた
め充填分量も正確となる。
また、両フラップ6、7の下端間の幅を連続的に可変
して粉体の通過幅を可変的に規制できるため、あらゆる
形式の容器に対応できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
する。
〈実施例1〉 粉体供給フィーダ3は第1図に示すように、装置本体
の上部にホッパ3aと粉体供給樋2とが取り付けられ、こ
のホッパ3a内に粉体1たる化粧料が収容されている。こ
の粉体1は図示しない加震装置により落下し、所定量に
計量された後、粉体供給樋2から落下する。
この粉体供給樋2の下方にはシュータ4が設けられて
いる。このシュータ4は第1図及び第3図に示すよう
に、基板4a上に所定間隔を以て2つのフラップ6、7を
設けてあり、また、水平な軸9によって全体が揺動自在
に支持されている。前記軸9は、粉体供給フィーダ3に
固定されたブラケット12に、回動可能に軸着され、軸9
の一端にはアーム9aが設けられている。
そして、このアーム9aはロッド9bを介して揺動手段5
に接続されている。この揺動手段5はエアシリンダが内
装され、ロッド9bを前後動させてアーム9aを介して軸9
を回動させシュータ4を連続的に傾斜させることができ
るようになっている。
前記シュータ4の下方には載置台10が設置されてお
り、この載置台10の上部には収容部11aを有するコンパ
クト容器の中皿容器11が載置されるようになっている。
前記粉体供給フィーダ3には制御装置20が接続されてお
り、図示しない設定手段と粉体の総供給量と1秒あたり
の供給量とを設定できるようになっており、設定値は表
示されるようになっている。
前記実施例における各部の寸法について簡単に説明す
ると、第2図第3図に示すように、軸9からシュータ4
の上端までの垂直距離Aが33mm、軸9からシュータ4の
下端までの垂直距離Bが70mm、両フラップ6、7の下端
間の幅Cが50mm、両フラップ6、7の上端間の幅Dが70
mm、シュータ4の下端から中皿容器11までの距離Eが8m
m、粉体供給樋2からシュータ4の上端までの距離Fが5
mm、そして、両フラップ6、7の高さGが10mmに夫々設
定されている。
以下、動作例を説明する。
まず粉体供給樋2から所定量の化粧料を落下させつ
つ、シュータ4の傾斜角を軸9を中心とした回動により
連続的に変え、第2図における破線位置から実線位置に
まで移動することで、シュータ4の先端を中皿容器11の
開口部に沿って移動させる。すると化粧料は収容部11a
の端から徐々に充填される。これにより化粧料は平坦に
充填される。
このような工程で、見かけ比重0.33g/cm3の粉体を、
充填条件を変えて実験した結果を第1表に示す。なお、
シュータ4の移動時間は2.7秒に設定した。また、表
中、中皿欄における記号Lは収容部11aの開口寸法57×5
2.3mmで深さ7.7mmのコンパクト容器用中皿容器、記号S
は52.3×41.1mmで深さ7mmのコンパクト容器用中皿容器
を夫々示す。
さらに、充填速度の欄は1秒当たりの充填量、シュー
タ先端の移動量の欄は、第3図中シュータ先端を容器開
口部の縁を原点0とし、この原点に向かって移動する水
平方向の移動量Lである。そして、硬度の欄は、プレス
径60φ、プレス時間3.5秒、圧力25kg/cmでプレスした場
合の硬度(オルゼン硬度計1ポンド用使用)を示す。
上表のように化粧料の硬度は中心部分と周辺部分とで
は殆ど変わらず、均一な品質が得られる。なお、充填の
連続処理工程においてシュータ4の表面に化粧料が残存
して、計量が不正確になることを防止するため、工程毎
にシュータ4に衝撃を与え、化粧料を落下させるノッカ
を設けるのが望ましい。
そして、基板4a上に所定間隔を以て設けた2つのフラ
ップ6、7を軸止部(6a、7a)を中心に回動自在とした
フラップ6、7は、第3図に示すように軸6a、7aを中心
に矢示方向に揺動するようになっており、前記軸6a、7a
には夫々アーム6b、7bが取り付けられている。このアー
ム6b、7bの先端にはロッド6c、7cが取り付けられ、この
ロッド6c、7cはフラップ角度制御手段8たるエアアクチ
ュエータの作動アーム8aに接続されている。このエアア
クチュエータを作動させることによって、両フラップ
6、7の下端間の幅Cを連続的に可変して粉体の通過幅
を可変的に規制できるようになっている。
そして、開口部の幅が変化するタイプの容器に粉体を
充填する場合、シュータの傾斜角の可変とともに、開口
部の幅に合わせてフラップ間の間隔を可変する。
これにより、開口部の幅が変化するタイプの容器にも
粉体を平坦に充填できる。
〈その他〉 本考案の装置を用いて容器に粉体を充填する場合、容
器開口部の周囲を取り囲み、かつ、一定の高さを有する
リング状周壁を容器上に載置しておくとよい。
また、実施例では、揺動手段5のエアシリンダでロッ
ド9bを前後動させてアーム9aを介して軸9を回動させる
ことで、シュータ4の傾斜角を可変としているが、シュ
ータ4を枢止し、アクチュエータ5で直接シュータ4を
押し、あるいは引いてシュータ4の傾斜角度を変えるよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、前記構成としたことで、容器の収容
部分全体に粉体を平坦に分散することができ、充填の均
一を図ることができる。
そして、容器の開口部に幅が変化するタイプの容器に
も粉体を平坦に充填できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
全体の斜視図、第2図は要部の側面図、第3図は他の実
施例のシュータの底面図、第4図は他の実施例のシュー
タの側面図、第5図は一般的な粉体供給フィーダを示す
側面図である。 1…粉体、2…粉体供給樋、3…粉体供給フィーダ、4
…シュータ、5…揺動手段、6、7…フラップ、8…フ
ラップ角度制御手段、4a…基板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体1を微振動させて所定量の粉体を計量
    し、粉体供給樋2から粉体を落下させる粉体供給フィー
    ダ3と、この粉体供給樋2の下方に揺動自在に軸止さ
    れ、粉体供給樋2から落下した粉体1を受けて、これを
    容器に落下させるためのシュータ4と、このシュータ4
    の傾斜角を連続的に可変する揺動手段5とを有し、前記
    シュータ4は、基板4a上に所定間隔を以て2つのフラッ
    プ6、7を回動自在に軸止するとともに、これらフラッ
    プ6、7の角度を制御するフラップ角度制御手段8を備
    えてなり、このフラップ角度制御手段8によって両フラ
    ップ6、7の下端間の幅を連続的に可変して粉体の通過
    幅を可変的に規制するように構成したことを特徴とする
    粉体供給装置。
JP1990021325U 1990-03-02 1990-03-02 粉体供給装置 Expired - Lifetime JP2534253Y2 (ja)

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