JPH01219659A - 溶液成分センサー - Google Patents

溶液成分センサー

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Publication number
JPH01219659A
JPH01219659A JP4681388A JP4681388A JPH01219659A JP H01219659 A JPH01219659 A JP H01219659A JP 4681388 A JP4681388 A JP 4681388A JP 4681388 A JP4681388 A JP 4681388A JP H01219659 A JPH01219659 A JP H01219659A
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JP
Japan
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solution
electrode
solution component
channel
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP4681388A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Koyama
小山 昌夫
Tadashi Sakai
忠司 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4681388A priority Critical patent/JPH01219659A/ja
Publication of JPH01219659A publication Critical patent/JPH01219659A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は電界効果型素子を応用した溶液成分センサーの
改良に関する。
(従来の技術) 溶液成分検出用センサーのうち電界効果型の素子を用い
たものは、従来の電極型の素子を用いたものと比較して
、小型化、低インピーダンスなどの点で優れた特性を有
しており、イオンセンサー、酵素センサーなど種々のセ
ンサーへの応用が提案されている。
この電界効果型の素子の応用の一形態として、素子を流
通型のセルの内壁に実装して使用する例が挙げられる。
こうした流通型のセル構造を採用することにより、試料
溶液の量がわずかですむ、溶液を静止状態に保ってセン
サー信号を計測できるためプローブ型素子を応用したセ
ンサーを試料溶液中に浸漬する場合より高精度に成分分
析ができる、試料溶液の交換洗浄が容易に行えるなどの
利点があり、計測系を自動化するのに適している。
特に、例えば特開昭62−123348号公報で提案さ
れているような、感応部と入出力電極部とが互いに素子
を構成するチップの反対側に設けられた素子を用いると
、溶液の流通する流路の側ではワイヤーボンディングな
どの配線をなくすことができ、感応部と入出力電極部と
が素子を構成するチップの同一側に設けられた素子を用
いた場合と比較して信頼性の高いセンサーを構成するこ
とができる。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように感応部と入出力電極部とが互いにチップ
の反対側に設けられた素子を用いた流通型のセルで構成
されるセンサーは様々な利点を有する。しかし、従来は
参照電位を与えるために、例えば流通型のセルの出口に
容器を設けるなど、流通型のセルとは別に参照電極と浸
漬させる部分を設けるのが通常であった。このため、計
測系全体のサイズが参照電極部分のサイズによって規制
され、それ以上小さくできないという聞届があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、信頼性が高く、しかも小型で取扱いが容易な溶液成分
センサーを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の溶液成分センサーは、電界効果型の溶液成分検
出素子を被検溶液が流通する流路の内壁の一部に実装し
た流通型の溶液成分センサーにおいて、上記電界効果型
の溶液成分検出素子として成分に対する感応部と入出力
電極部とが互いに素子を構成するチップの反対側に設け
られたものを用い、被検溶液の流路に入出力電極部が面
しない構成とし、か、つ流路の内壁の一部に参照電極を
設けたことを特徴とするものである。
本発明において、参照電極としては、金、白金、銀、銀
/塩化銀のうち少なくとも1種からなるものを挙げるこ
とができる。
(作用) 本発明の溶液成分センサーによれば、流通型のセルの被
検溶液流路内に参照電位を与えるための電極が設けられ
ているので、小型化を達成することができる。また、感
応部が外部に露出していないため、接触による損傷、乾
燥による感応部の劣化などを防止できる。一方、入出力
電極は流通型セルの壁材内又は空気に接する外側に向け
られ被検溶液と接触しないので、絶縁不良による損傷が
起きにくい。したがって、長期間にわたって高い信頼性
を維持でき、しかも小型で取扱いが容易な溶液成分セン
サーを提供することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る溶液成分センサーの断
面図である。第1図において、フローセル壁材1の内部
には被検溶液流路2が形成されている。70−セル壁材
1の一部には電界効果型素子3が接着されて実装されて
いる。この素子3の感応部は被検溶液流路2の壁面とほ
ぼ同一面をなして被検溶液と接するように配置され、入
出力電極部は感応面と反対側の面に配置され、導線との
結合部はフローセル壁材又はこれと類似の材料、例えば
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などの絶縁材料で封止
されている。また、フローセル壁材1の一部には参照電
極として金電極4が接着され、その−面が被検溶液流路
2の壁面とほぼ同一面をなして被検溶液と接するように
配置されている。
これら電界効果型素子3及び金電極4は、金電極4に対
して索子3の入出力電極の電位を制御できる回路に接続
されている。
上記電界効果型素子3としては例えば第2図に示すもの
を用いた。第2図において、第1のp型シリコン基板1
1と第2のp型シリコン基板12とは酸化膜13を介し
て直接接合されている。第1のシリコン基板11には互
いに分離されてn+ソース、ドレイン領域14.15が
形成され、両者に挟まれて第2のシリコン基板12側に
位置する領域がチャネル領域16となっており、チャネ
ル領域I6と反対側の面にはチャネルストッパー領域1
7が形成されている。一方、第2のシリコン基板12に
は第1のシリコン基板11のゲート部に達する溝が形成
されている。更に、全面には酸化膜18及び窒化シリコ
ン膜19が順次形成されている。そして、第1のシリコ
ン基板11側にはソース、ドレイン領域14.15に接
続するコンタクトパッド21.22が形成され、それぞ
れ導線22.23が接続されている。これらによってp
I(感応部が形成されている。なお、図示しないが電界
効果型素子3には第2図図示の領域以外に、第2図と同
様の構成を有し、更に第2のシリコン基板12の溝部に
グルコースオキシダーゼ膜を固定化したグルコース感応
部が形成されている。
第1図及び第2図図示の溶液成分センサーを用い被検溶
液(グルコース溶液)の測定を行ったところ、pH感応
部とグルコース感応部との差動出力からグルコース濃度
に対応した信号が高精度に再現性よく得られた。
第3図〜第6図は本発明の他の実施例に係る溶液成分セ
ンサーの断面図である。
第3図の溶液成分センサーは、第1図の金電極4の代わ
りに、フローセル壁材1に被検溶液流路を構成する白金
バイブ5を挿入したものである。
第4図の溶液成分センサーは、第1図の金電極4の代わ
りに、フローセル壁材↓を貫通するように被検溶液流路
を構成する金バイブロを挿入したものである。これらの
実施例では参照電極を簡単に形成することができる。
第5図の溶液成分センサーは、フローセル壁材1に参照
電極用溶液式ロア、参照電極用溶液出口8及び被検溶液
流路2に連通する液絡部9を形成し、これらの間の空間
部に銀/塩化銀電極10を挿入したものである。この場
合、外部の溶液はポンプでわずかに加圧されて参照電極
へ送給される。
第6図の溶液成分センサーは、電界効果型素子3の一部
に貫通孔を設け、銀/塩化銀電極10を挿入したもので
ある。
これらの実施例では参照電極の大きさは微小であり、し
かも金、白金などと比較して被検溶液の性状に対して常
に安定な電位を示すため、例えばpHを高精度に測定す
ることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、長期間にわたって
信頼性を維持することができ、しかも小型で取扱いの容
易な溶液成分センサーを提供でき、その工業的価値は大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における溶液成分センサーの断
面図、第2図は同溶液成分センサーに用いられる電界効
果型素子の断面図、第3図〜第6図はそれぞれ本発明の
他の実施例における溶液成分センサーの断面図である。 1・・・フローセル壁材、2・・・被検溶液流路、3・
・・電界効果型素子、4・・・金電極、5・・・白金パ
イプ、6・・・金バイブ、7・・・参照電極用溶液入口
、8・・・参照電極用溶液出口、9・・・液絡部、10
・・・銀/塩化銀電極、11・・・第1のシリコン基板
、12・・・第2のシリコン基板、13・・・酸化膜、
14.15・・・n4型ソース、ドレイン領域、16・
・・チャネル領域、17・・・チャネルストッパー領域
、18・・・酸化膜、19・・・窒化シリコン膜、20
.21・・・コンタクトパッド、22.23・・・導線
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電界効果型の溶液成分検出素子を被検溶液が流通する
    流路の内壁の一部に実装した流通型の溶液成分センサー
    において、上記電界効果型の溶液成分検出素子として成
    分に対する感応部と入出力電極部とが互いに素子を構成
    するチップの反対側に設けられたものを用い、被検溶液
    の流路に入出力電極部が面しない構成とし、かつ流路の
    内壁の一部に参照電極を設けたことを特徴とする溶液成
    分センサー。
JP4681388A 1988-02-29 1988-02-29 溶液成分センサー Pending JPH01219659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4681388A JPH01219659A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 溶液成分センサー

Applications Claiming Priority (1)

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JP4681388A JPH01219659A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 溶液成分センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01219659A true JPH01219659A (ja) 1989-09-01

Family

ID=12757772

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JP4681388A Pending JPH01219659A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 溶液成分センサー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100727533B1 (ko) * 2006-04-19 2007-06-14 (재)대구경북과학기술연구원 전계효과 트랜지스터형 센서시스템을 위한 판상 덮개구조체와 그 구조체가 구현된 전계효과 트랜지스터형센서시스템
CN102265147A (zh) * 2008-12-22 2011-11-30 恩德莱斯和豪瑟尔测量及调节技术分析仪表两合公司 参考电极

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