JPH01219524A - 地震感知器 - Google Patents
地震感知器Info
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- JPH01219524A JPH01219524A JP63044828A JP4482888A JPH01219524A JP H01219524 A JPH01219524 A JP H01219524A JP 63044828 A JP63044828 A JP 63044828A JP 4482888 A JP4482888 A JP 4482888A JP H01219524 A JPH01219524 A JP H01219524A
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、地震等による振動を感知する地震感知器の改
良に関するものである。
良に関するものである。
まず、地震の周波数について説明する。
一般に、地震波の主成分の周波数は1〜10Hzにある
と言われているが、そのうち特に1〜5Hzの成分が顕
著である。又、電車、ダンプカー、建築工事及び回転機
械等積々の原因による地盤、及び建物の微小振動は地震
感知器に対して外乱となり、この外乱振動の周波数は2
0Hz以上のものが多いが、10Hz近傍のものも含ま
れるので誤動作防止の点より、日本エレベータ協会の耐
震設計、施工指針の技術基準においては、感知器の周波
数特性として「普通縁は1〜5Hzの範囲でフラット特
性、精密級では0.1〜5Hzの範囲でフラット特性、
5Hzを越える範囲では感度は下降特性とすること」と
なっている。
と言われているが、そのうち特に1〜5Hzの成分が顕
著である。又、電車、ダンプカー、建築工事及び回転機
械等積々の原因による地盤、及び建物の微小振動は地震
感知器に対して外乱となり、この外乱振動の周波数は2
0Hz以上のものが多いが、10Hz近傍のものも含ま
れるので誤動作防止の点より、日本エレベータ協会の耐
震設計、施工指針の技術基準においては、感知器の周波
数特性として「普通縁は1〜5Hzの範囲でフラット特
性、精密級では0.1〜5Hzの範囲でフラット特性、
5Hzを越える範囲では感度は下降特性とすること」と
なっている。
しかし、従来の地震感知器としては電気式の動電型やス
トレーンゲージ型、圧電型、或いは機械式の重錘落下型
などが一触に用いられているが、これらはいずれも前述
の地震感知器として望ましい周波数特性を得ることが困
難なこと、精度調整が困難であることなどの欠点がある
ため、出願人は最近新しいタイプの地震感知器(例えば
特開昭61−137024号公報、特開昭61−142
425号公報、特開昭61−164125号公報。
トレーンゲージ型、圧電型、或いは機械式の重錘落下型
などが一触に用いられているが、これらはいずれも前述
の地震感知器として望ましい周波数特性を得ることが困
難なこと、精度調整が困難であることなどの欠点がある
ため、出願人は最近新しいタイプの地震感知器(例えば
特開昭61−137024号公報、特開昭61−142
425号公報、特開昭61−164125号公報。
特開昭61−207931号公報など)を提案した。
それは、例えば第2図及び第3図に示すように、容器4
0内の円錐形状に構成された底部40aに比重が大きく
低粘度でかつ表面反射率の高い1例えば水銀のような液
体41と比重が小さく高粘度でかつ表面反射率の低い9
例えば航空機の作動油のような液体42からなる二重層
液体43を入れ、この容器40の中心線上二重層液体4
3の上方には発光ダイオードなどの光源44と光を受光
する光電変換素子46を設けて、地震波により容器40
内の液体43が揺動すると、この液体表面の形状が変わ
ることによって変化する容器40内の輝度分布を光電変
換素子46により電気信号に変換出力したものを信号処
理部21 (前置増幅器とコンパレータと出力回路から
なる)がこの出力信号10aの大きさに応じて各電動レ
ベルを識別する機能をもった新しいタイプの地震感知器
である。
0内の円錐形状に構成された底部40aに比重が大きく
低粘度でかつ表面反射率の高い1例えば水銀のような液
体41と比重が小さく高粘度でかつ表面反射率の低い9
例えば航空機の作動油のような液体42からなる二重層
液体43を入れ、この容器40の中心線上二重層液体4
3の上方には発光ダイオードなどの光源44と光を受光
する光電変換素子46を設けて、地震波により容器40
内の液体43が揺動すると、この液体表面の形状が変わ
ることによって変化する容器40内の輝度分布を光電変
換素子46により電気信号に変換出力したものを信号処
理部21 (前置増幅器とコンパレータと出力回路から
なる)がこの出力信号10aの大きさに応じて各電動レ
ベルを識別する機能をもった新しいタイプの地震感知器
である。
即ち、この地震感知器は感知部lOの光電変換素子46
から出力された容器40内の輝度分布に応じた信号10
aを前置増幅器22(交流増幅器)により増幅し、コン
パレータ23,25等により複数のレベルの地震を識別
感知するものである。
から出力された容器40内の輝度分布に応じた信号10
aを前置増幅器22(交流増幅器)により増幅し、コン
パレータ23,25等により複数のレベルの地震を識別
感知するものである。
しかし、このような新しいタイプの地震感知器にも次の
ような欠点があることがその後の実験結果から明らかと
なった。
ような欠点があることがその後の実験結果から明らかと
なった。
■容器内の液体を二重層の液体にしなければ、所望の周
波数特性を得ることが難しく、一方の液体に油を選択す
れば、温度変化の影響を受けて油の粘度が変わるため、
感知器の出力レベルが変動し、かつ周波数特性も変化し
てしまう。
波数特性を得ることが難しく、一方の液体に油を選択す
れば、温度変化の影響を受けて油の粘度が変わるため、
感知器の出力レベルが変動し、かつ周波数特性も変化し
てしまう。
■感知部は第4図に示すように、二重層の液体が入って
いるシリンダ40に透明板45.リング49、透明板4
8を介して光電変換素子46及び光源44を積み重ねて
ゆく構成となるため、部品の製作誤差だけでなく、組立
誤差も加わることになり、光軸の芯出しが困難で、震動
する方向によって感知器の出力レベルが均一にならず、
誤動作を起こす恐れがある。
いるシリンダ40に透明板45.リング49、透明板4
8を介して光電変換素子46及び光源44を積み重ねて
ゆく構成となるため、部品の製作誤差だけでなく、組立
誤差も加わることになり、光軸の芯出しが困難で、震動
する方向によって感知器の出力レベルが均一にならず、
誤動作を起こす恐れがある。
■基本的に液体からの反射光を捉える反射型の地震感知
部であるため、検出感度が低いという難点がある。
部であるため、検出感度が低いという難点がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、検出感度が高
く、周波数特性の安定した地震感知器を提供することを
目的とする。
く、周波数特性の安定した地震感知器を提供することを
目的とする。
本発明は、逆ドーム状の透明な容器の底に光をほとんど
透過しない液体を入れ、この容器の下方には該液体に向
かって光を照射する光源を設け、前記容器の上方には前
記光源からの光を受光し電気信号に変換する光電変換素
子を備えて、該光電変換素子の出力信号が所定値よりも
大きいとき信号処理部により出力を発するようにするも
のである。
透過しない液体を入れ、この容器の下方には該液体に向
かって光を照射する光源を設け、前記容器の上方には前
記光源からの光を受光し電気信号に変換する光電変換素
子を備えて、該光電変換素子の出力信号が所定値よりも
大きいとき信号処理部により出力を発するようにするも
のである。
上述の如(構成すれば、光源からの直接光の変化を捉え
ることになり、震度の強さに応じた感度の高い電気信号
を得ることができる。
ることになり、震度の強さに応じた感度の高い電気信号
を得ることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
。
。
第1図は本発明による感知部50の構造の一例を示す断
面図、第5図は本発明による地震感知器の構成を示すブ
ロック図の一例で、図中、51は逆ドーム状をした透明
容器、52は透明容器51の内に入れられた比重が大き
く低粘度でかつ光をほとんど透過しない2例えば水銀の
ような液体、53は同じく透明容器51内に封入された
、例えば窒素ガスのような不活性ガス、54は透明容器
51の光を透過する材質からなる上蓋、55は上部に透
明容器51が嵌入された光を透過しない材質からなる中
空の円筒ケース、56は円筒ケース55の下部に中空の
突起部56aが嵌入されボルト56Cにより円筒ケース
55に固定された光を透過しない材質からなる支持部材
で、この突起部56aの中空部分56bには、例えば発
光ダイオードのような光源57が嵌入されている。58
は円筒ケース55及び透明容器51の上M54を覆うよ
うに円筒ケース55の上部に被せる光を透過しない材質
からなるケースカバーで、上IE54と対向する中央部
に光の通路用の穴58aとこの穴58aの周囲に取付は
用の穴58bが設けられている。59はケースカバー5
8の穴58aと対向するケースカバー58の上部に配置
される光電変換素子で、光源57からの光を受光して電
気信号に変換する2例えばフォトダイオードのような光
電変換素子、60は中央部に光電変換素子59の電線コ
ード59aを通す穴60aを有し、この周囲にはボルト
取付用の穴60bを備えた押さえ部材で、この押さえ部
材60を光電変換素子59の上に載せて、ボルト61を
押さえ部材60のボルト取付用の穴60b及びケースカ
バー58の穴58bを貫通させて円筒ケース55に設け
られたタップ穴55aに挿入することによりケースカバ
ー58.光電変換素子59及び押さえ部材60を円筒ケ
ース55に固定する。
面図、第5図は本発明による地震感知器の構成を示すブ
ロック図の一例で、図中、51は逆ドーム状をした透明
容器、52は透明容器51の内に入れられた比重が大き
く低粘度でかつ光をほとんど透過しない2例えば水銀の
ような液体、53は同じく透明容器51内に封入された
、例えば窒素ガスのような不活性ガス、54は透明容器
51の光を透過する材質からなる上蓋、55は上部に透
明容器51が嵌入された光を透過しない材質からなる中
空の円筒ケース、56は円筒ケース55の下部に中空の
突起部56aが嵌入されボルト56Cにより円筒ケース
55に固定された光を透過しない材質からなる支持部材
で、この突起部56aの中空部分56bには、例えば発
光ダイオードのような光源57が嵌入されている。58
は円筒ケース55及び透明容器51の上M54を覆うよ
うに円筒ケース55の上部に被せる光を透過しない材質
からなるケースカバーで、上IE54と対向する中央部
に光の通路用の穴58aとこの穴58aの周囲に取付は
用の穴58bが設けられている。59はケースカバー5
8の穴58aと対向するケースカバー58の上部に配置
される光電変換素子で、光源57からの光を受光して電
気信号に変換する2例えばフォトダイオードのような光
電変換素子、60は中央部に光電変換素子59の電線コ
ード59aを通す穴60aを有し、この周囲にはボルト
取付用の穴60bを備えた押さえ部材で、この押さえ部
材60を光電変換素子59の上に載せて、ボルト61を
押さえ部材60のボルト取付用の穴60b及びケースカ
バー58の穴58bを貫通させて円筒ケース55に設け
られたタップ穴55aに挿入することによりケースカバ
ー58.光電変換素子59及び押さえ部材60を円筒ケ
ース55に固定する。
次に第5図中、71は感知部50の光電変換素子59の
出力信号50aを増幅する直流増幅器、72は直流増幅
器71から出力される直流信号成分により光源57に流
れる電流を制御して発光輝度を自動的に調整する光源5
7の電流制御装置、73は直流増幅器71の出力信号7
1aの交流信号成分のみを通過させ、地震動の周波数成
分以外の周波数成分を減衰させるローパスフィルタを備
えた交流増幅器、73aはその出力、74Aは感知部5
0が所定値〔例えば初期微動(以下P波という)10g
al程度〕以上のレベルの出力信号を発すると、出力装
置75に信号74Aaを入力するコンパレータ、74B
、74C,・・・は感知部50が所定値〔例えば本震(
以下S波という)80gal、 120gal程度〕以
上のレベルの出力信号を順次光すると、それぞれに対応
する信号74Ba。
出力信号50aを増幅する直流増幅器、72は直流増幅
器71から出力される直流信号成分により光源57に流
れる電流を制御して発光輝度を自動的に調整する光源5
7の電流制御装置、73は直流増幅器71の出力信号7
1aの交流信号成分のみを通過させ、地震動の周波数成
分以外の周波数成分を減衰させるローパスフィルタを備
えた交流増幅器、73aはその出力、74Aは感知部5
0が所定値〔例えば初期微動(以下P波という)10g
al程度〕以上のレベルの出力信号を発すると、出力装
置75に信号74Aaを入力するコンパレータ、74B
、74C,・・・は感知部50が所定値〔例えば本震(
以下S波という)80gal、 120gal程度〕以
上のレベルの出力信号を順次光すると、それぞれに対応
する信号74Ba。
74Ca、 ・・・を出力装置75に入力するコンパ
レータ、出力装置75はコンパレータ74A。
レータ、出力装置75はコンパレータ74A。
74B、74C,・・・からの信号が入力されると、例
えばエレベータの最寄階停止動作や、非常停止動作など
の周知の措置を適宜溝じる。
えばエレベータの最寄階停止動作や、非常停止動作など
の周知の措置を適宜溝じる。
次に、本発明による感知部50の動作及び特性について
上下振動(P波の主成分)と水平振動(S波の主成分)
の場合に分けて説明する。
上下振動(P波の主成分)と水平振動(S波の主成分)
の場合に分けて説明する。
まず、感知部50を上下方向に加振した場合には、透明
容器51内の液体52は、第6図(a)のように、静止
時の実線で示す状態に対して、−点鎖線(第6図(b)
の平面直径41部分)から破線(第6図(b)の平面直
径48部分)で示す状態に周期的に変化し、交流増幅器
73の化カフ3aは第7図に示すように加振周期Tと同
じ周期の交流信号を出力する。そして、この感知部50
の上下振動に対する加速度−出力特性及び周波数特性(
交流増幅器73の周波数73a)は実験結果により第8
図及び第9図に示すような特性であることがわかった。
容器51内の液体52は、第6図(a)のように、静止
時の実線で示す状態に対して、−点鎖線(第6図(b)
の平面直径41部分)から破線(第6図(b)の平面直
径48部分)で示す状態に周期的に変化し、交流増幅器
73の化カフ3aは第7図に示すように加振周期Tと同
じ周期の交流信号を出力する。そして、この感知部50
の上下振動に対する加速度−出力特性及び周波数特性(
交流増幅器73の周波数73a)は実験結果により第8
図及び第9図に示すような特性であることがわかった。
この第8図かられかるとおり、この感知部50は加振力
の加速度に略比例する電気出力信号が得られるとともに
、第9図かられかるとおり共振点(後述の水平振動の場
合はど鮮明には表われない)が約10Hz近辺であるた
め、交流増幅器73内のローパスフィルタ回路により第
9図の二点鎖線で示す特性に簡単に電気処理することが
でき、地震感知器に必要な周波数特性が容易に得られる
。
の加速度に略比例する電気出力信号が得られるとともに
、第9図かられかるとおり共振点(後述の水平振動の場
合はど鮮明には表われない)が約10Hz近辺であるた
め、交流増幅器73内のローパスフィルタ回路により第
9図の二点鎖線で示す特性に簡単に電気処理することが
でき、地震感知器に必要な周波数特性が容易に得られる
。
又、感知部50を水平方向に加振した場合は、第10図
(a) (blのように、実線で示す静止時の状態に対
して、−点鎖線と破線で示す状態に変化し、交流増幅器
73の化カフ3aは第11図に示すように加振周期Tの
〃の周期の交流信号を出力する。
(a) (blのように、実線で示す静止時の状態に対
して、−点鎖線と破線で示す状態に変化し、交流増幅器
73の化カフ3aは第11図に示すように加振周期Tの
〃の周期の交流信号を出力する。
そして、この感知部50の水平振動に対する加速度−出
力特性及び周波数特性(交流増幅器73の化カフ3a)
は実験結果により、第12図及び第13図に示すような
特性であることがわかった。
力特性及び周波数特性(交流増幅器73の化カフ3a)
は実験結果により、第12図及び第13図に示すような
特性であることがわかった。
この第12図かられかるように、この感知部50は略8
0ga1以上の加振加速度に対して略比例する電気出力
信号が得られ、第13図に示すように共振点は上下動の
場合よりもはっきり現れ(透明容器51の底面の曲率半
径と液体52の量で共振点の位置が決まるが、上下動の
場合と同様)約10Hz付近であるため、交流増幅器7
3内のローパスフィルタ回路を介することにより、第1
3図の二点鎖線で示す特性に簡単に電気処理して、地震
感知器に必要な周波数特性が極めて容易に得られる。
0ga1以上の加振加速度に対して略比例する電気出力
信号が得られ、第13図に示すように共振点は上下動の
場合よりもはっきり現れ(透明容器51の底面の曲率半
径と液体52の量で共振点の位置が決まるが、上下動の
場合と同様)約10Hz付近であるため、交流増幅器7
3内のローパスフィルタ回路を介することにより、第1
3図の二点鎖線で示す特性に簡単に電気処理して、地震
感知器に必要な周波数特性が極めて容易に得られる。
第14図は、この感知部50における上下振動時と水平
振動時の加振加速度に対する出カフ3aの比率を示すが
、図から明らかなように、低加速度域では上下振動に対
する感度が高く、高加速度域では水平振動に対する感度
が高い。このような特性をもっていれば、地震時のP波
検出設定値(例えば2.5gal〜10 gal)の範
囲では、上下振動を感度よく検出し、S液検出設定値(
例えば60gal〜150gal)の範囲では水平振動
を感度よく検出することができる。
振動時の加振加速度に対する出カフ3aの比率を示すが
、図から明らかなように、低加速度域では上下振動に対
する感度が高く、高加速度域では水平振動に対する感度
が高い。このような特性をもっていれば、地震時のP波
検出設定値(例えば2.5gal〜10 gal)の範
囲では、上下振動を感度よく検出し、S液検出設定値(
例えば60gal〜150gal)の範囲では水平振動
を感度よく検出することができる。
そして、温度に対する地震検出感度も、温度による粘度
変化のない水銀のような液体を使用すると、第15図に
示すようにほとんど一定にでき、周囲温度が変化しても
安定した地震検出感度が得られることがわかる。
変化のない水銀のような液体を使用すると、第15図に
示すようにほとんど一定にでき、周囲温度が変化しても
安定した地震検出感度が得られることがわかる。
又、第16図は同一の加振力で感知部50を任意の水平
方向に加振したときの交流増幅器73の出カフ3aを3
60’にわたってプロットした図であるが、この第16
図かられかるとおり、本発明にかかる感知部50は各方
向にわたって路間−の感度が得られている。
方向に加振したときの交流増幅器73の出カフ3aを3
60’にわたってプロットした図であるが、この第16
図かられかるとおり、本発明にかかる感知部50は各方
向にわたって路間−の感度が得られている。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、周囲温度に対して粘
度が大幅に変化する油のような液体を使用せずに、水銀
のような一種類の液体で十分理想的な周波数特性が得ら
れるため、反射型の地震感知器と比べ非常に安定した検
出性能を発揮する。
度が大幅に変化する油のような液体を使用せずに、水銀
のような一種類の液体で十分理想的な周波数特性が得ら
れるため、反射型の地震感知器と比べ非常に安定した検
出性能を発揮する。
さらに、円筒ケースを共通の基準にして光源と液体入り
容易を組み立てるため、組み立て誤差がほとんどなく光
軸の芯出しが極めて容易で、全ての加振方向に対して検
出感度が均一で良好な感知器を得ることができる。
容易を組み立てるため、組み立て誤差がほとんどなく光
軸の芯出しが極めて容易で、全ての加振方向に対して検
出感度が均一で良好な感知器を得ることができる。
第1図は本発明による感知部の構造の一例を示す断面図
、第2図は従来の地震感知部の構造を示す断面図、第3
図は従来の地震感知器の構成を示すブロック図、第4図
は従来の反射型地震感知部の具体的構造を示す分解構造
図、第5図は本発明による地震感知器の構成の一例を示
すブロック図、第6図は上下振動時の本発明にかかる液
体の状態を示す説明図で第6図(alは正面図、第6図
中)は平面図、第7図は上下振動時の本発明にかかる感
知部の出力信号波形図、第8図は上下振動時の本発明に
かかる感知部の加速度−出力特性図、第9図は上下振動
時の本発明にかかる感知部の周波数特性図、第10図は
水平振動時の本発明にかかる液体の状態を示す説明図で
第10図+a)は正面図、第10図山)は平面図、第1
1図は水平振動時の本発明にかかる感知部の出力信号波
形図、第12図は水平振動時の本発明にかかる感知部の
加速度−出力特性図、第13図は水平振動時の本発明に
かかる感知部の周波数特性図、第14図は本発明にかか
る感知部の上下振動に対する感度と水平振動に対する感
度の関係を示す特性図、第15図は本発明にかかる感知
部の周囲温度に対する感度を示す特性図、第16図は本
発明にかかる感知部の加振方向に対する感度を示す特性
図である。 51、、、、透明容器 41,42.52.、、、液体
44.57.、、、光源 46.59.、、、光電変換
素子21、 70.、、、信号処理部 特許出願人 フジチック株式会社 ■(48 窮4 回 名 9 頗 易14 圓 老to 7図 萎12国 挑 b 口 5 10 1+l 第13圓
、第2図は従来の地震感知部の構造を示す断面図、第3
図は従来の地震感知器の構成を示すブロック図、第4図
は従来の反射型地震感知部の具体的構造を示す分解構造
図、第5図は本発明による地震感知器の構成の一例を示
すブロック図、第6図は上下振動時の本発明にかかる液
体の状態を示す説明図で第6図(alは正面図、第6図
中)は平面図、第7図は上下振動時の本発明にかかる感
知部の出力信号波形図、第8図は上下振動時の本発明に
かかる感知部の加速度−出力特性図、第9図は上下振動
時の本発明にかかる感知部の周波数特性図、第10図は
水平振動時の本発明にかかる液体の状態を示す説明図で
第10図+a)は正面図、第10図山)は平面図、第1
1図は水平振動時の本発明にかかる感知部の出力信号波
形図、第12図は水平振動時の本発明にかかる感知部の
加速度−出力特性図、第13図は水平振動時の本発明に
かかる感知部の周波数特性図、第14図は本発明にかか
る感知部の上下振動に対する感度と水平振動に対する感
度の関係を示す特性図、第15図は本発明にかかる感知
部の周囲温度に対する感度を示す特性図、第16図は本
発明にかかる感知部の加振方向に対する感度を示す特性
図である。 51、、、、透明容器 41,42.52.、、、液体
44.57.、、、光源 46.59.、、、光電変換
素子21、 70.、、、信号処理部 特許出願人 フジチック株式会社 ■(48 窮4 回 名 9 頗 易14 圓 老to 7図 萎12国 挑 b 口 5 10 1+l 第13圓
Claims (1)
- 逆ドーム状の底には光をほとんど透過しない液体が入っ
ている透明な容器の下方に、前記液体に向かって光を照
射する光源を設け、前記容器の上方には前記光源からの
光を受光し電気信号に変換する光電変換素子を備え、該
光電変換素子の出力信号が所定値よりも大きいとき出力
を発する信号処理部を有することを特徴とする地震感知
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63044828A JPH01219524A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 地震感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63044828A JPH01219524A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 地震感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01219524A true JPH01219524A (ja) | 1989-09-01 |
JPH0512649B2 JPH0512649B2 (ja) | 1993-02-18 |
Family
ID=12702317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63044828A Granted JPH01219524A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 地震感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01219524A (ja) |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63044828A patent/JPH01219524A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0512649B2 (ja) | 1993-02-18 |
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