JPH01219496A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH01219496A
JPH01219496A JP4466388A JP4466388A JPH01219496A JP H01219496 A JPH01219496 A JP H01219496A JP 4466388 A JP4466388 A JP 4466388A JP 4466388 A JP4466388 A JP 4466388A JP H01219496 A JPH01219496 A JP H01219496A
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JP
Japan
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tank
module
manifold
tube
inlet
Prior art date
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Pending
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JP4466388A
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English (en)
Inventor
D Morse James
ジェイムズ・ディー・モース
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Modine Manufacturing Co
Original Assignee
Modine Manufacturing Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11上座■ユ玉1 本発明は、熱交換器に関し、特に、モジュール(単位体
)型冷却コア(熱交換器の中核体)をラジェータのフレ
ームに密封状態に取付けるための構造体に関する。
従迷]え貨 内燃エンジンに使用されるラジェータ(放熱器)のよう
な熱交換器を、流体導入マニホールドタンク(ここでは
、単に「導入マニホールドタンク」と称する)と流体排
出マニホールドタンク(ここでは、単に「排出マニホー
ルドタンク」と称する)との間に流体連通(流体の通流
が可能な連通状態)を設定する複数個のモジュール型冷
却コアを組立てることによって構成することは既に知ら
れている。このようなモジュール構造は、特に高い応力
を受けるような使用環境においては単一コア型のラジェ
ータより高い耐久性を有するので好ましく、コア部に物
理的な損傷を受は易い環境においても単一コア型のラジ
ェータより好ましい。
モジュール型構造の主要な利点は、損傷したコアモジュ
ールだけを取出して修理すればよく、他のモジュールは
そのままの位置に残したままにしておくことができるこ
とである0個々のモジュールコアは、容易に取外すこと
ができ、比較的安価な費用で交換することができる。こ
れに対して、単一コア型構造の場合はその一部分に損傷
が生じてもコア部全体を取外して交換しなければならな
い、従って、多くの時間と費用がかかる。
又、1つのコアモジュールが損傷し、その交換用コアモ
ジュールが即座に入手できないような場合、損傷した欠
陥モジュールを一旦取外してそのポート(流体の出入口
)に栓をして閉塞し、そのモジュールを元に戻せば、交
換用のモジュールが調達されるまでの間(周囲温度にも
よるが)負荷を下げてエンジンの作動を継続することが
できる。
モジュール型構造の更に他の利点は、コアモジュールは
ラジェータフレームに対する結合部に若干の固有の融通
性(柔軟性)を有し、単一コア型構造よりも衝撃を吸収
し、ねじれや熱膨張に順応する能力が高いことである。
ある種の従来のコア部は、突出管を介して導入マニホー
ルドタンク及び排出マニホールドタンクにそれぞれ連結
する上側流体収集タンク(ここでは、単に「収集タンク
」と称する)と下側流体収集タンク(ここでは、単に「
収集タンク」と称する)を有しており、それらの突出管
が対応するマニホールドタンクのポートに密封状態に受
容されるようになされている。従来は、このようなコア
モジュールをラジェータフレームに取付けるのに比較的
複雑な構造体が用いられていた。
従来技術の構造体の一例は、米国特許第第1.354.
41号に開示されている。同特許においては、コアモジ
ュールの上部と下部に後方に突出したニップルが設けら
れており、それらのニップルを上側導入マニホールドタ
ンク及び下側排出マニホールドタンクのポートに突入さ
せるようになされている0組立てに当っては、対応する
ニップルとポートを整列させて、各モジュールを導入及
び排出マニホールドタンクに向けて押込み、ニップルを
ポートに圧入させる。ニップルがそれぞれのポートから
抜は出るのを防止するために、各コアモジュールの下部
と上部をストラップ(帯金)を用いて固定する。
又、米国特許第第4.236,577号に開示されてい
るように、コアモジュールに互いに軸線方向に整列する
導入管と排出管を設けることも周知である。同特許では
、各モジュールは細長い円筒形であって、その上下端は
、ラジェータフレームに取付けられた上下のマニホール
ドタンクのポートに軸線方向に整列して受容されるよう
に減径されている。一方の減径端即ち上側減径端は、モ
ジュールを僅かに傾けて上側マニホールドタンクのポー
トに垂直に通し、下側減径端を下側マニホールドタンク
のポートの上に整列させることができるように十分な長
さとされている0次いでモジュールを下方にずらせてそ
の下端を下側マニホールドタンクのポートに密封係合さ
せる。しかしながら、この構成では、モジュールの上側
端部な上側マニホールドタンクのポートに所要の長さだ
け突入させるのに該ポートの上方に相当大きなスペース
が必要とされる。さらに、一方のポートに通すことがで
きるようにコアの相当な長さ部分を減径しなければなら
ず、そのために流体の流量及び熱交換表面が制限される
上記特許におけるようにコアモジュールを軸線方向に整
列した導入管と排出管を用いて組立てる方法に代わる方
法として、コアモジュールを最初に下側排出マニホール
ドタンクに組み付けておき、そのコアモジュールの上部
に上側導入マニホールドタンクを組み付けることもでき
る。しかしながら、この方法は、コアモジュールの組立
て及び分解修業を複雑にし、そのために、モジュール型
コア構造の利点の一部を実現することができない。
日 が  ゛   よ  と  る 。   。
本発明は、上述した従来技術のいろいろな問題点を新規
な、簡単な態様で克服することを企図したものである。
。 、  ゛ るための この目的のために、本発明、は、損傷したコアモジュー
ルを交換又は修理するために設置場所から取外したり、
分解したりする必要のないラジェータを提供する。更に
、本発明は、コアモジュールの組立て時の応力及び熱応
力を回避し、それによって耐久性を高める特徴を有する
基本的に言えば、本発明は、ラジェータフレーム上に隔
置された導入マニホールドタンクと、排出マニホールド
タンクとの間に流体連通を設定するために、コアモジエ
ールをラジェータフレームに連結するための構造体を提
供する。その目的のために、モジュールと前記2つのマ
ニホールドタンクの内の一方のマニホールドタンクを第
1の方向に相対的に移動させて両者を互いに当接させた
とき、一方のマニホールドタンクとモジュールとの間に
流体連通を設定するための互いに協同する第1雄部材及
び第1雌部材をモジュール及び一方のマニホールドタン
クにそれぞれ設ける。モジュールと前記2つのマニホー
ルドタンクの内の他方のマニホールドタンクを前記第1
の方向に対して横断方向の第2の方向に相対的に移動さ
せて両者を互いに当接させたとき、該他方のマニホール
ドタンクとモジュールとの間に流体連通を設定するため
の互いに協同する第2雄部材及び第2雌部材を該モジュ
ール及び他方のマニホールドタンクにそれぞれ設ける。
好ましい実施形態では、排出マニホールドタンクに、コ
アモジュールを該排出マニホールドに向って下方に移動
させたとき、コアモジュールの下方部分に設けられた第
1管即ち下方管を密封状態に受容するためのポートを設
ける。モジュールの上方部分には、導入マニホールドタ
ンクに設けられたポートに密封状態に嵌合し得る水平方
向に突出する第2管即ち上方管を設け、コアモジュール
の下方部分の下方管を排出マニホールドタンクのポート
に座着させた後、上方管を水平方向後方に向けて導入マ
ニホールドタンクのポートに挿入することができるよう
にする。
モジエールの上方管と下方管とは、互いに協同してコア
をラジェータフレームの所定位置に保持する働きをする
。上方管が対応するポートに嵌合している限り、下方管
は、排出マニホールドタンクから離脱することはできな
い、上方管が所定位置に保持されるのをより確実にする
ために、モジエールに取付けたストラップ(9金)を導
入マニホールドタンクに固定し、上方管を導入マニホー
ルドタンクのポートに接続した状態でモジュールの上方
部分がラジェータフレームから離れる方向に枢動するの
を防止する。
■ 従って、本発明の構造によれば、モジュール型コア構造
のすべての利点が実現され、しかも、コアモジュールの
組立作業が、上述した従来技術の構造に比べて簡略化さ
れる0個々のコアモジュールを組立てるには、単に、モ
ジエールの上方部分をラジェータフレームから離れる方
向に前方へ僅かに傾けて下方管を排出マニホールドタン
クのポート内に挿入して下方管をポート内に完全に座着
させた後、モジュールの上方部分をその垂直位置へと後
方へ押し戻し、上方管を導入マニホールドタンクのポー
トに座着させればよい、コアモジュールを分解するには
、上記手順を逆に行えばよい。
本発明の好ましい実施例においては、上方管及び下方管
の周りを密封するために導入及び排出マニホールドタン
クのポートにゴム製グロメットを設ける。かくして、モ
ジュールは、ラジェータフレームからゴムを介して支持
されることになり、確実に密封状態に接続され、しかも
、フレームに対して僅かに変位させることができる。
衷鳳1 本発明による半ば完成されたラジェータ(放熱器)即ち
冷却装置は、第1及び2図に示されている。このラジェ
ータは、上側導入マニホールドタンク(単に、「導入タ
ンク」又は「タンク」とも称する)12と、下側排出マ
ニホールドタンク(単に、「排出タンク」又は「タンク
」とも称する)14と、互いに間隔をおいて配置された
直立側部フレーム部材16.18を有する剛性のラジェ
ータフレーム10を備えている。タンク12.14は、
スチールで形成することが好ましく、両端を側部フレー
ム部材16.18によって密封され、それぞれ内部に流
体保持室即ち導入タンク室及び排出タンク室20.22
を画定する。
導入マニホールドタンク12は、断面でみて逆り字形を
有し、下向き表面24と、後方に引っ込められた前向き
壁26を有する。導入マニホールドタンク12の壁26
には複数のポート28が等間隔に穿設されている。
排出マニホールドタンク14は、断面でみてほぼ長方形
を有し、上向き壁29を有する。この壁29には、導入
マニホールドタンクのポート28と同数の、そしてそれ
ぞれ対応するポート28と垂直方向に整列するポート3
0が穿設されている。上向き壁29には、又、側部フレ
ーム部材16と18の間に跨がる空気反らせ板31が取
付けられている0図示の実施例では、幅11.43cm
程度の8つのコアモジュール32を取付けるために各タ
ンク12.14に8つのポットが設けられている。
各コアモジュール(単に、「モジュール」又は「コア」
とも称する)32は、上部流体収集タンク(単に、「収
集タンク」又は「タンク」とも称する)34と、下部流
体収集タンク(単に、[収集タンク」又はrタンク」と
も称する)36と、それらのタンクの間に流体連通を設
定するために1列又は2列以上に配列され、互いに隔置
された複数の楕円管38とから成っている。以下に説明
する構造体によって、上部収集タンク34は、上側マニ
ホールドタンク室20に連通させるためにフレームlO
に連結され、下部収集タンク36は、下側マニホールド
タンク室22に連通させるためにフレーム10に連結さ
れる。
略述すれば、この冷却系の作動は、以下の通りである。
冷却材(例えば水)は、導入マニホールドタンク12の
充填口40から系内へ導入される。冷却材は、エンジン
41を含む系内なポンプ42(第2図)によって循環せ
しめられる。ポンプ42は、高温となった冷却材をタン
ク12の導入ポート44を通して導入タンク室20へ送
給する。冷却材は、コアモジュール32の各管38を通
って排出タンク室22内へ流入し、そこから下側タンク
14の排出ポート46を通って流出しエンジン41へ送
られて熱交換によりエンジンを冷却する。
コアモジュール32は、その管38内を通して循環され
る冷却材から熱を放散させる0図示の実施例では、各モ
ジュールは、その収集タンク34と36の間に流体連通
を設定するための複数列の垂直管38を有している。2
列又はそれ以上の列の管38を設けることができる。熱
放散のための表面積を大きくするために各管にはフィン
47の蛇行配列体を付設することができる。コアの側部
部材48.50が各コアモジュール32の管38及びフ
ィン47の組立てを結合状態に維持し、剛性の一体的コ
アを形成する。
管38は、黄銅で形成するのが好ましく、上部収集タン
ク34の底壁52及び下部収集タンク36の頂壁54も
同様に黄銅で形成するのが好ましい、各タンク34.3
6の残部はスチールで形成するのが好ましい。
コアモジュール32とフレーム10との間の結合部の詳
細は、第1〜5図に示されている。各モジュールの上部
収集タンク34は、同人館58を受容する開口56(第
3図)を有している。管58も、黄銅で形成するのが好
ましい、管58は、開口56内に完全に座着させたとき
タンク34の後向き表面64に衝接する半径方向に拡大
された(拡径)環状肩部62を有する。管58を固定す
るために、鎖管の、収集タンク34内に挿入された一部
分66が半径方向外方に折り曲げられて、タンク34の
内側面68にはんだ付けなどによって流体密状態に固着
されている。
下部収集タンク36は、導入管58と実質的に同じ形態
の排出管70を有しており、該排出管70は、導入管の
場合と同様の態様でタンク36の底壁72に固定されて
いる。
各モジュール32の組立ては、先ずモジュールを傾けて
排出管70をマニホールドタンク14のポート30に装
着されたゴム製グロメット74(第5図)の開口の上に
位置づけすることによって始められる0次いで、モジュ
ール32を第6図に示されるように下降させて管70を
グロメット74に座着させる。この状態が得られたなら
ば、コアモジュール32の上方部分を排出管70を中心
として後方(第6.7図でみて時計周り方向)へ枢動さ
せて、排出管70をグロメット内に完全に座着させると
共に、導入管58をマニホールドタンク12の壁26に
穿設されたポート28のグロメット74に整列させる。
コア32の組立て及び分解作業を容易にするために、タ
ンク34の上向き表面69(第2.3図)とタンク12
の下向き表面24との間、及びタンク36の下向き表面
72とタンク14の上向き表面29との間に僅かなりリ
アランスが維持される。
壁26と導入館58との間、及び排出管70と壁30と
の間の結合部を密封するために、各ポット28.30に
ゴム製グロメット74が装着されている。各グロメット
は、肩部80を画定する拡大ヘッド78を備えた円筒形
本体76から成る。
肩部80は、グロメットをタンク12.14のボット2
8.30に装着する際タンクの表面26.29に衝接さ
せる。グロメット74は、導入管58及び排出管70を
挿通するための通路を画定する軸線方向の孔82を有す
る。孔82は、グロメットの本体76の、ヘッド7oの
ある側とは反対側の端部では半径方向内方に向けられた
切頭円錐形表面84によって狭められている。
コアモジュール32を組立てる前に、グロメット74を
ポート28.30に装着する0次いで、管58.70を
グロメットと74に挿入する。管58.70は、グロメ
ット74の孔82を画定する内周面86より僅かに大き
い外径を有し、グロメットがポート内で圧縮されるよう
になされている。管58.70がグロメットの切頭円錐
形表面84に当接すると、表面84が半径方向外方へ変
形される。その結果、第3.4図にみられるように、グ
ロメット74の半径はタンクの壁26の後面88のとこ
ろで拡大されて、半径方向外方に向けられた突部9oを
形成し、突部90が、ヘッド78と協同して壁26を把
持しグロメット74を所定位置に保持する。グロメット
74とタンク14の壁29との間にも同様の結合が設定
される。
モジュールを所定位置に固定するために、第3図又は4
図に示される構造体を用いる。第3図の実施例では、下
端を収集タンク34の前向き表面102に溶接したスト
ラップ(帯金)92をタンク12の上方部分の前向き表
面94に取付けられる。即ち、ナツト96がタンク12
の内側面98に溶接されており、ストラップ92及びタ
ンク12の壁を貫通して挿通されたボルト100をナツ
ト96に螺合させることによってストラップを所定位置
に固定するようになされている。
第4図の実施例では、第3図のストラップ92に代えて
、屈曲部分108及び取付は脚部110を有するストラ
ップ104を収集タンク34の後向き壁106に溶接し
、取付は脚部110をマニホールドタンク12の壁26
に平坦に座着させ、ボルト100とナツト96によって
タンク12の壁26に固定する。
ストラップ92.104は、管58が開口即ちポート2
8から抜は出るのを防止する。管58がポート28内に
挿入されている限り、コアモジュールの上方への変位は
、管558によって阻止される。
コアモジュール32を分解するには、先ず、ストラップ
92又は104を解放し、モジュール32の上方部分を
第6図に矢印112で示される方向に傾けて導入管58
をポート28のグロメット74から脱係合させ、タンク
12から若干離隔させる0次に、モジュールを第7図に
矢印116で示される方向に上方へ持上げて排出管70
をポート30のグロメット74から引き抜き、モジュー
ルをフレーム10から分離する。第3図に示される構成
の場合、タンク12の下向き表面24とタンク34の上
向き表面69の間にクリアランス114が設定されてい
るので、管70をポート30のグロメット74から脱係
合させるのに十分な距離モジュール32を引き上げるこ
とができる。
コアモジュール32とラジェータフレーム10との空間
的関係は、第6.7図では説明の便宜上誇張されている
コアモジュールの横方向の振動を制御するために、L字
形スペーサ(118)が、コアモジュールの組立て及び
分解に必要な密なりリアランスを各モジュール間に設定
するようにして各モジュールに取付けられている。各ス
ペーサ118は、第1脚部120と第2脚部122を有
し、第2脚部122は、互いに隣接するコアモジュール
の側部部材48と50の間に挿入され、隣接するコアモ
ジュールの間に第2脚部の厚みに相当する僅かな間隙(
クリアランス)を維持する。スペーサの脚部120には
、側部部材48.50への取付けを容易にするために開
口124が設けられている。
以上、本発明を蛇行フィンを備えたコアモジュールに関
連して説明したが、本発明は、第8.9図に示されるよ
うなプレート状フィン付コアモジュールにも適用するこ
とができる。
第9図には、単一のコアモジュールの詳細が示されてい
る。コアモジュール126は、上部収集タンク128と
、下部収集タンク130と、両タンクの間に流体連通を
設定する複数の垂直楕円管131とから成る。第9図の
モジュールの構成では、各列9本から成る5列の管が設
けられている。パンチ加工により穴を開けられた薄い、
平坦な、水平配置の金属製プレート状フィン132の積
重体が摩擦係合により管131に嵌挿されている。各管
131からの熱は、大きな表面積を有するプレート状フ
ィン132を通して伝導され、効果的に放散される。プ
レート状フィン132は、タンク128と130の間で
モジュール126の前項に亙って互いに上下方向に密な
間隔を置いて配置されている。第9図には3つのプレー
ト状フィンだけが示されており、それらの間隔は図示を
分かり易くするために誇張されている。
各コアモジュールは、その上部収集タンク128に連通
しそこから突出した水平導入管134と、下部収集タン
ク130(第8図)に連通しそこから突出した垂直排出
管136を有する。各モジュール126は、第1図に示
された蛇行フィン付コアモジュール32と実質的に同じ
態様で第1図に示されるようなフレームlOに組み付け
られる0組立てられた各コアモジュール126は第8図
に示されるように並置関係に配置される。
各隣接するモジュール126間に所定の間隔を維持し、
モジュールの側方の振動を制御するために、スペーサ1
38が設けられている。各スペーサ138は、ブラケッ
ト140と、それに結合するためのクリップ142とか
ら成る。ブラケット140は、はぼU字形であり、本体
144と、本体に対して直角に曲げられた、上下に間隔
を置いて整列した脚部146.148とから成る0脚部
146と148との間の間隔は、上側脚部148の下面
150が対応するプレート状フィン132の上向き表面
152に平坦に面接触し、下側脚部146の上面154
が対応する下方のプレート状フィン132の下向き表面
158に平坦に面接触するように定められている。クリ
ップ142は、L字形であり、その一方の脚部160は
ブラケット140の本体144の上に重ねられて該本体
にねじ162によって固定され、クリップの他方の脚部
164は互いに隣接するモジュール126プレート状フ
イン132の間に挿入され、隣接するモジュールの間に
脚部164の厚みに相当する間隔を維持する。
本発明は、その他のいろいろな形態のコアモジエールに
も適用することができる0例えば、第10〜12図に示
されるように、モジュール168と170の対をマニホ
ールドタンク12と14の間で上下に重ねた形とするこ
とができる。第10〜12図の実施例ではプレート状フ
ィン付モジュールとされているが、蛇行フィン付モジュ
ールとすることもできる。
第10図では、2つの上下に重ねられたモジュール16
8.170が、側部フレーム部材16.18と、導入マ
ニホールドタンク12、排出マニホールドタンク14と
から成る、第1図のフレームと同様のラジェータフレー
ムlOに結合された状態が示されている。タンク12と
14の間の中間に水平な山形鉄製控え部材又はブラケッ
ト184が設けられ、その両端において側部フレーム部
材16.18に固定されている。
上側モジュール168は、上部収集タンク186と下部
収集タンク188と、該両タンクの間に流体連通を設定
するための複数の管194を有し、同様に下側モジュー
ル170も、上部収集タンク190と下部収集タンク1
92と、該両タンクの間に流体連通を設定するための複
数の管196を有する。
先ず、下側モジュール170をフレーム17に結合する
。下側モジュール170は、その下部収集タンク192
から下方へ垂下した垂直排出管198を有する。この管
192をマニホールドタンク14の壁29に設けられた
ポート30に挿入し、タンク14の室22とタンク19
2との間に流体連通を設定する。管192とポート30
との結合部はグロメット(第10図には示されていない
)によって密封される。上部タンク190の後壁には、
平坦なストラップ214が固定されている。ストラップ
214は、例えばボルト218によってブラケット18
4の垂直脚部220に固定する1組立てを容易にするた
めに脚部220には溶接ナツト222が付設されている
。ブラケット184の脚部220とストラップ214の
間に反らせ板224を介設する。ボルト218を締めれ
ば、モジュール170と反らせ板224がフレーム17
2に確実に固定される。
第12図に示されるように、下側モジュール170の上
部収集タンク190の頂面には、上側モジュール168
の下部収集タンク188から突出した垂直管230を密
嵌合状態に受容する垂直貫通孔を有する支持ブロック2
26が設けられている。先に述べたグロメット74の場
合と同様の態様で管230とブロック226との間に密
封結合を設定するためにブロック226の孔228にゴ
ム製グロメット232が装着されている。
上側モジュール168は、第6.7図に示される、モジ
ュール32をフレーム10に組み付けるのと同様の態様
で、下側モジュール170とマニホールドタンク12と
の間に組み付ける。即ち、モジュール168を傾けて下
部収集タンク188の垂直管230を支持ブロック22
6の孔228に挿入した後、モジュール168の上方部
分をタンク12の方に向けて枢動させ、上部収集タンク
186の水平突出管234(第10図)をタンク12の
ポート28内に座着させる。モジュール168をフレー
ム172に確実に固定するために第1.3図のストラッ
プ92と同様のストラップ236をタンク12とタンク
186に取付ける。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく、いろいろな変型及び改変が可能であること
は当業者には明らかであろう0例えば、ラジェータフレ
ームの前後方向に2列以上のコアモジュールを設けるこ
とも可能である。
短1しと仇釆 以上の説明から明らかなように、本発明のコアモジュー
ルは、ラジェータフレームに容易に組立て、分解するこ
とができ、ラジェータフレームに確実に、かつ、密封状
態に固定することができる。更に、本発明のコアモジュ
ールは、組立て時の応力、破壊的な衝撃及び熱応力から
隔離され、ラジェータフレームに及ぼされる捩り力から
も隔離される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による蛇行フィン付コアモジュールの
幾つかを組み付けたラジェータフレームの正面図、第2
図は、第1図のラジェータの倒立面図、第3図は、各コ
アモジュールの上方部分をラジェータフレームに保持す
るための構造体の拡大部分図、第4図は、各コアモジュ
ールの上方部分をラジェータフレームに保持するための
構造体の別の実施例の拡大部分図、第5図は、モジュー
ルの導入管及び排出管toラジェータフレームとの間の
結合部を密封するための弾性グロメットの断面図、第6
図は、フレームと本発明のコアモジュールの概略図であ
り、コアモジュールを分解するためにコアモジュールの
上方部分をフレームから離れる方向に枢動させたところ
を示す、第7図は、第6図と同様の図であるがコアモジ
ュールをフレームから分離したところを示す、第8図は
、並置関係に配列された本発明による複数個のプレート
状フィン付コアモジュールの正面図、第9図は、半ば組
立てられた本発明による複数個のプレート状フィン付コ
アモジュールの透視図、第10図は、第11図は、積重
された第10図のコアモジュールの間の結合部の拡大部
分正面図、第12図は、第11図のコアモジュール結合
部の拡大部分側面図である。 10:ラジェータフレーム 12:導入マニホールドタンク 14:排出マニホールドタンク 26:前向き壁 28.30:ポート 32:個モジュール 34:上部収集タンク 36:下部収集タンク 38:垂直楕円管 58:導入管 70:排出管 74:グロメット 92ニストラツプ 第6図       第7図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)導入マニホールドタンクと、排出マニホールドタン
    クと、該両マニホールドタンクの間に流体連通を設定す
    るための導管を備えた少なくとも1つのモジュールを有
    する型式の冷却装置であって、 前記モジュールと前記2つのマニホールドタンクの内の
    一方のマニホールドタンクを第1の方向に相対的に移動
    させて両者を互いに当接させたとき、該一方のマニホー
    ルドタンクと前記導管との間に流体連通を設定するため
    に該モジュール及び一方のマニホールドタンクにそれぞ
    れ設けられた、互いに協同する第1雄部材及び第1雌部
    材と、 前記モジュールと前記2つのマニホールドタンクの内の
    他方のマニホールドタンクを前記第1の方向に対して横
    断方向の第2の方向に相対的に移動させて両者を互いに
    当接させたとき、該他方のマニホールドタンクと前記導
    管との間に流体連通を設定するために該モジュール及び
    他方のマニホールドタンクにそれぞれ設けられた、互い
    に協同する第2雄部材及び第2雌部材と、から成り、前
    記第1雄部材と第1雌部材及び第2雄部材と第2雌部材
    を接続することによって前記モジュールを介して前記2
    つのマニホールドタンクの間に流体連通が設定されるよ
    うにしたことを特徴とする冷却装置。 2)前記第1方向と第2方向とは互いにほぼ90゜をな
    すようになされている特許請求の範囲第1項記載の冷却
    装置。 3)前記第1及び第2雄部材及び雌部材の少なくとも一
    方の雄部材と雌部材とは、一方のマニホールドタンクに
    設けられたポートと、他方のマニホールドタンク及びモ
    ジュールに設けられたポート内に嵌合するチューブとか
    ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷
    却装置。 4)前記2つのマニホールドタンクの内の一方のマニホ
    ールドタンクに、前記モジュールの移動を防止子、それ
    によって前記第1及び第2雄部材及び雌部材の少なくと
    も一方の雄部材と雌部材をするための手段が設けられて
    おり、該一方の雄部材と雌部材が結合された状態では、
    他方の雄部材と雌部材の脱係合が阻止されるようになさ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    冷却装置。 5)前記ポートは、それに嵌合する前記チューブを囲繞
    し密封するための弾性のグロメットを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の冷却装置。 6)導入マニホールドタンクと、排出マニホールドタン
    クと、該両マニホールドタンクの間に流体連通を設定す
    るための導管を備え、前面、後面、頂面及び底面を備え
    た少なくとも1つのモジュールを有する型式の冷却装置
    であって、 前記導管に連通し、前記モジュールの底面から下方に突
    出した第1管と、 前記導管に連通し、前記モジュールから後方に突出した
    第2管と、 前記排出マニホールドタンクと前記導管との間に流体連
    通を設定するために前記第1管を下方に向けて移動させ
    たときそれを受容するように該排出マニホールドタンク
    に設けられた第1ポートと、 前記導入マニホールドタンクと前記導管との間に流体連
    通を設定するために前記第2管を後方に向けて移動させ
    たとき第2管を受容するように該導入マニホールドタン
    クに設けられた第2ポートと、から成り、前記第1及び
    第2管をそれぞれ第1ポート及び第2ポートに嵌合させ
    ることによって前記2つのマニホールドタンクの間に流
    体連通が設定されるようにしたことを特徴とする冷却装
    置。 7)前記第2管を第2ポートに嵌合させた状態において
    前記モジュールの前方への移動を防止し、それによって
    該モジュールが前記導入及び排出マニホールドタンクか
    ら離脱するのを防止するための防止手段が導入マニホー
    ルドタンクに設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の冷却装置。 8)前記導入マニホールドタンクは、前記モジュールの
    頂面に対面する表面を有しており、前記排出マニホール
    ドタンクは、該モジュールの底面に対面する表面を有し
    、前記第1及び第2管をそれぞれ第1及び第2ポートに
    嵌合させれば、モジュールの頂面がそれと対面する導入
    マニホールドタンクの前記表面から離隔され、モジュー
    ルの底面がそれと対面する排出マニホールドタンクの前
    記表面から離隔されてモジュールの組立て及び分解を容
    易にするようになされていることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の冷却装置。 9)前記導入マニホールドタンク及び排出マニホールド
    タンクに少なくとも第1モジュールと第2モジュールが
    連結されており、該第1及び第2モジュールと直接協同
    してそれらのモジュールを該導入マニホールドタンクと
    排出マニホールドタンクの間に固定関係に維持するため
    の手段が該導入マニホールドタンクと排出マニホールド
    タンクの間に設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載の冷却装置。 10)前記防止手段は、前記モジュールに取付けられた
    ストラップと、該ストラップを前記挿入マニホールドタ
    ンクに固定するための固定手段とから成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の冷却装置。 11)ラジエータフレームに間隔をおいて取付けられた
    導入タンクと排出タンクとの間に流体連通を設定するた
    めのコアモジュールであって、第1収集タンクと、 該第1収集タンクから離隔して配置された第2収集タン
    クと、 該第1収集タンクと第2収集タンクとを連通させる連通
    手段と、 該第1及び第2収集タンクの内の一方に設けられ、該一
    方の収集タンクから第1の方向に突出して前記導入タン
    クと排出タンクの内の一方との間に流体連通を設定する
    ための第1チューブと、該第1及び第2収集タンクの内
    の他方に設けられ、該他方の収集タンクから前記第1の
    方向に対し横断方向の第2の方向に突出して前記導入タ
    ンクと排出タンクの内の他方との間に流体連通を設定す
    るための第2チューブと、から成るコアモジュール。 12)該コアモジュールは頂部と底部を有しており、前
    記第1チューブは前記導入タンクに連通させるために水
    平に向けられており、前記第2チューブは前記排出タン
    クに連通させるために垂直に向けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第11項記載のコアモジュール。
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