JPH01218674A - 汚染された物質を浄化する方法及びその装置 - Google Patents

汚染された物質を浄化する方法及びその装置

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JPH01218674A
JPH01218674A JP64000172A JP17289A JPH01218674A JP H01218674 A JPH01218674 A JP H01218674A JP 64000172 A JP64000172 A JP 64000172A JP 17289 A JP17289 A JP 17289A JP H01218674 A JPH01218674 A JP H01218674A
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extractant
water
container
steam
contaminants
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JP64000172A
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Dennis Soegaard
デニス セゴーア
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Phonix Contractors AS
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09CRECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09C1/00Reclamation of contaminated soil
    • B09C1/005Extraction of vapours or gases using vacuum or venting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B09CRECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
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    • B09CRECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09C1/00Reclamation of contaminated soil
    • B09C1/02Extraction using liquids, e.g. washing, leaching, flotation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、土壌、砂、堆積した工場廃棄物などの汚染さ
れた物質を浄化する方法、及びこれを実施するための、
例えば、可搬式の装置に関するものである。
(従来の技術) この数年来、廃棄物の処分に用いられている、あるいは
これまで用いられてきた方法が環境上いかに重要である
かということに対する認識が深まっている。
例えば、河川(特にライン川)、米国の五大湖などの湖
、油汚染問題が繰り返されている海洋などの地表水の汚
濁は、特に注目されている。ごく最近では、土壌汚染も
注目されている。工場廃棄物を入れたドラムがんを埋め
て放置したり、種々の方法で廃棄物を直接自然界に捨て
たりしているなど、数多くの例が知られている。そのた
めに、少なからぬ浄化法が実施されている。
「祖先の罪」による汚染に加えて、非常に複雑な予防措
置にもかかわらず事故は発生しており、環境を破壊する
好ましくない毒物が自然界にまぎれこんでいる。この種
の事故例には、例えば船の衝突や破損による沿岸の油汚
染とか、交通事故によ□ る土地の油汚染などがある。
環境気乗を防止するために種々の試みがなされているが
、いずれも、コストや迅速性の点で十分満足できるもの
ではなく、問題の解決にはなっていない。
例えば、建設用地の堀削中に汚染区域が発見されるとい
った事例が知られている。
このような汚染を除去するために行なわれている方法は
、汚染された土壌すべてを掘り出して、ドラ11かんに
詰めることであり、このドラムかんを、デンマーク国の
コミュネケミ(Kummunekemj、)のような特
殊な焼却施設に送る。ここでは、燃焼温度を高く保って
、汚染された土壌すべてを焼却する。高温で焼却するこ
とが必要である。低温であると、ジオキシンが発生する
。これは非常に毒性のあることが知られている。
この方法は、土壌を堀削し、ドラムかんに詰めて焼却施
設まで運搬する作業に費用がかかり、かつ全く安全とは
いえないので、適当ではない。大量の汚染された物質を
運ぶため、非常にコスト高になり、焼却施設の能力もか
なり大きなものでなけれはならない。
実際問題として、除染された大量の物質をもとの場所に
戻すことは、はとんど不可能である。その理由の一つは
、運搬費が高くつくことであり、その二つは、焼却後の
物質にさらに処理を加火なけれはならないからである。
汚染度が低い場合には、運搬及び焼却の費用を軽減でき
る方法が用いられる。この方法では、汚染土壌を堀削し
て密閉膜上に堆積させる。このような堆積物については
、必要に応じ、雨水を浸透させて試料を採取し、試験し
なければならない。
このように、堆積物は、ときには何年間も常時監視しな
ければならない。
上記の方法は、いずれも、堀り出してから運ぶ汚染物の
量が多いので、費用がかかる。また焼却に関する問題と
して、′/75染物は、iJばしば多種多様の成分を含
むので、焼却施設、例えば回転炉内のれんがなどに著し
い損イ=をもたらすことかある。
他の問題は、しばI、7ば、例えばアスファルト、フェ
ノール化合物、及び多基のポリ芳香族炭化水素など異質
の成分からなる廃棄物の焼却を、どのようにコントロー
ルするかということである。ジオキサンなどの毒性物質
を煙とともに逸散させないためには、定常状態のもとで
焼却しなければならない。しかし、異質成分を含む物質
を定常的に焼却することはむすかしく、費用がかかる。
ヨーロッパ特許公開公報第0.161,698A1号に
よれば、汚濁物質に適合したpl+の水溶液を用い、洗
浄装置中で抽出を行ない、かつ抽出剤及び汚濁物質を分
離して、土壌から石油生成物を除去する方法が開示され
ている。
この方法では、ふるい分は装置により、まず粗大物を土
壌から分離する。この段階では、汚濁物質の一部は、粗
大物質とともに運ばれるため、除去されない。次に、土
壌と液体を混和する。同相と液相は分離するので、液体
は浮」1法によって精製し再使用する。
この方法は、複雑で高価な装置を必要とする。
なぜなら土壌と水を混和するためのでこぼこした装置や
、浮」二分離槽を必要とするからである。この公開公報
によると、汚濁物質の一部しか除去されない。
ヨーロッパ特許公開公報第0.059,02OA1号に
は。
水、アルコール類、または石油エーテルを用いて土壌中
の汚濁物質を抽出除去する方法が記載されている。
この方法は、土壌中に管をさし込んで直接抽出剤を加え
る。必要ならば、まず汚染領域が、表層から透水層に至
るまで仕切られる。仕切りをしても、汚濁物質や抽出剤
は拡散するので、汚染はさらに広がる危険性がある。そ
のため、費用のかかる予防措置を講する8牙かある。さ
らに、汚染の ゛種類や土壌に関する広範な予備調査を
しなければならない。最終的にこの方法は、多量の抽出
剤を必要とすることになる。
国際公開W086103134明細書に記載の方法は、
破壊された路面材から、ビチューメン(アスファル1〜
)k抽出除去するものである。1〜ルエンに用いて数回
抽出し、次に、蒸留を行なってから、凝縮による溶媒回
収を行なう。
この方法は、アスファル1−の再使用を意図しており、
汚染土壌中に通常存在するあらゆる種類の化合物が除去
されるわ(プではない。ビチューメンは、固体として存
在する。したがって、この方法を実施するには、比較的
複雑な装置を必要とし、高圧蒸気を用い、かつ加熱しな
がら減圧しなければならない。
イギリス国特許第2,022,444号明細書には、水
よりも軽い溶媒、例えばケロシンを用い、いくつかの隔
室で向流抽出法により、油で汚染された廃棄物を処理す
る方法が開示されている。回転式コンテナが使用される
。このコンテナは、廃棄物と抽出剤との間の接触を確実
に行なわせるため、各隔室にプレー1くもしくはパケッ
トを設けである。
この明細書に記載の方法は、機械的に複雑であり、除染
物質は、懸濁液として存在していなければならない。こ
の方法は、廃液には適用できるが、汚染された土壌の浄
化には適用することができない。
ヨーロッパ特許公開公報第0.1.72,056A1号
には、含油土砂を洗浄する方法が開示されている。ケロ
シン及び界面活性剤を成分とする溶媒が用いられる。洗
浄後、溶媒と含油物質を分離する。この分離には、湿式
サイクロンとフロキュレーション部からなる複雑な装置
を用いる。この方法は、高濃度の重合体からなる汚濁物
質の除去には不適当である。
国際公開W082104440明細書に記載の方法は、
油やタールを含んだ土砂から、油やビチューメンを分離
するもので、溶媒として、塩化メチレンなどの塩素化炭
化水素を用い、後の処理では、水やアルコールなどの液
体を用いる。砂粒の表面に対する溶媒の効果があるため
、後処理により、砂から油状の溶液を容易に分離するこ
とができる。最初に水を用い、後から抽出剤を用いるこ
ともできるが、後から水を用いる方がよい。砂状物質は
、通常、粉砕され、かつ使用する液体と機械的に混合さ
れなければならないので、水洗の実施には、複雑な装置
が用いられる。さらに、溶媒を回収するために遠心分離
や流動化の操作を行う。
ヨーロッパ特許公開公報第0.070,593A1号に
開示の方法は、加熱媒体、特に蒸気によって土壌を浄化
するものである。この方法は、現場で実施するもので、
土壌中に挿入した筒から蒸気を注入する。土壌から追い
出された揮発性の汚濁物質を、真空クロック(vacu
um clock)で採取する。汚染土壌を高温に加熱
して処理するため、大量のエネルギーを消費する。もう
一つの問題として、真空クロックを使用しても、隣接領
域に汚濁物質が拡散するおそれがある。結局、この方法
では、アスファルト、タールその他の非揮発性または難
揮発性物質、あるいは固体を除去することはできない。
油やタールを含んだ砂土などから、抽出により、油、ビ
チューメン、またはビチューメン油を回収する種々の方
法が知られている。それらは、例えば、米国特許第4,
424,112号、同第4,424,11.3号、同第
4,532,024号、同第2,596,793号、同
第4,387,016号、同第3,475,318号、
及び同第1,514,113号の各明細書に開示されて
いる。
しかし、それらの方法は、所望物質の回収を主眼として
おり、広範囲にわたる汚濁物質の除去には不適当である
。それらの方法は、所望物質や汚濁物質を残らず除去す
ることを目的としておらず、不適当であり、それを実施
しようとすれば、非常に費用がかかることになる。
土・壌を加熱するだけで汚濁物質を除去することも知ら
れている。しかし、その方法では、汚濁物質のすべてが
除去されるわけではない。例えばPCBのような高分子
塩素化化合物や塩素化パラフィン族炭化水素などが含ま
れている場合には、適当な加熱、すなわち、1.200
℃以下に加熱することによって、この種の化合物は部分
分解する。その分解生成物は、毒性が強いので、環境に
はマイナスの影響を及ぼし、その度合いは、もとの汚濁
物質が環境に与える悪影響よりも大きい。
さらに、生物学的方法により、汚濁物質を除去すること
も知られている。しかしこれには、非常に時間がかかる
。生物学的方法は、夕景の油で汚染された物質の場合に
しが適用できない。
生物体内に蓄積する重金屈類などの物質による汚染の場
合は、あとて、これらの物質が生物体から分泌される。
そのため、汚濁物質は、完全に除去されるというよりは
、生物体内に移動するにすぎない。生物学的方法は、相
当のスペースを必要とし、汚染の種類や、温度、湿度な
ど多くの要因に左右される。
(発明が解決しようとする課M) 本発明の目的は、水溶性の化合物、水蒸気蒸留によって
留出する化合物や、疎水性・非水溶性の膨潤化合物を、
簡単な方法により、汚染物質から除去することである。
その場合、簡単な装置を施したコンテナで実施でき、エ
ネルギー消費量も少なく、使用した流体を環境中に出し
てはならない。
(課題を解決するための手段) 上述の課題は、次の特徴を有する本発明による方法によ
って解決しうる。
(1)汚染された物質を、蒸気及び液体の注入・分配用
手段と、流体取り出し用手段とからなるコンテナに充填
する。
(2)蒸気を注入し、ある種の汚濁物質を含む流体を取
り出す。
(3)抽出剤を注入して汚濁物質を抽出し、残存してい
る水、抽出剤及び汚濁物質を取り出す。
(4)蒸気で抽出物をストリッピングする。
(5)乾燥状態かもしくは若干湿潤状態になった除染さ
れた物質をコンテナから取り出す。
本発明による方法は、次のような段階を備えている。
選別したり機械的に粉砕することなく、汚染領域から採
取した汚染物質を直接コンテナに投入する。汚染物質の
採取には、掘削具または掘削機を用い、物質を掘り出し
てトラックまで運ぶか、可搬式アセンブリを用いる場合
には直接コンテナに移す。
本発明の方法によれば、例えば海草、石、れんがのかけ
ら、がれきなどが共存していても妨げとならないので、
物質を選別する必要はない。
コンテナ中で、物質を、まず蒸気で処理するが、その際
、使用する抽出剤の沸点の約10°C下から約20°C
上の温度に加熱する。物質は、上述の沸点より約10°
C高く加熱することが望ましい。同時に、物質から脱気
する。その後の抽出操作にとって、空気を旺除しておく
ことが肝要である。そうしないと、空気と抽出剤の間で
好ましくない反応が起こるおそれがある。
抽出剤として、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素
を用いた場合、アセンブリ中に空気が存在すると、ハロ
ゲン化水素酸(塩酸など)、遊離ハロゲン(塩素など)
、ホスゲン及び類似ハロゲン化合物が生成する可能性が
ある。塩酸などのハロゲン化水素酸が生成すると、腐食
の危険が生じ、アセンブリの材料として高価でも適切な
ものを選択しなければならない。さらに、種々の反応に
よって抽出剤が損失する。結局、反応生成物には著しい
毒性のものもあり、かなりの危険が伴う。
蒸気処理により、汚染された物質は、開かれる。
すなわち、より一層多孔性と受容性が増す。これは、あ
との抽出を改善するための予備処理であり、例えばこれ
によって、抽出剤は確実に分配される。
物質との断熱的熱交換が行われる間、抽出剤は、まず気
体状になり、次に再び凝縮する。その結果、抽出剤は、
物質に深く浸透し、微細な孔やくぼみの内部にまで達す
る。
粘土などの微細な物質は、水との水素結合により懸濁せ
ず、そのため、抽出経過でも同伴抽出されないので、蒸
気処理によって沈殿し、他の物質と同様な処理を受ける
。非水溶性の有機化合物の中には、水蒸気蒸留の過程で
飛沫同伴するものもあるので、最初の蒸気処理によって
除去される。
最初の蒸気処理につづいて、抽出剤を注入する。
最初は、容器中の物質がまだ熱く、フラッシュ蒸発がお
こる。水と抽出剤との共沸混合物を蒸留すると、通常、
水や抽出剤に不溶の重合物などの汚濁物質も飛沫同伴す
る。
抽出剤を注入している間、温度は低下し、抽出可能な物
質が抽出される。抽出は、コンテナ中の物質が所要の純
度になるまで継続する。抽出剤は、容易に水と分離し、
蒸留し精製して再使用する。
本発明の一実施例において、抽出剤は、全抽出過程で連
続的に精製される。別の実施例では、それ以上汚濁物質
が抽出されなくなるまで、同じ抽出剤がコンテナを通過
しながら循環する。このような処理をしてもコンテナ中
の物質が所要の純度にならない場合は、新しい抽出剤を
用いて、この操作を繰り返す。抽出剤が循環していると
、水は分離されるという利点がある。
実際には、数個のコンテナが用いられ、抽出剤は、一つ
のコンテナから次のコンテナに直接移されるか、あるい
は抽出剤の一部を最初、第1のコンテナを循環させ、つ
いで次のコンテナに移送する。
このように、抽出剤は、例えば逐次向流抽出法によって
効率よく利用される。
全浄化過程において、除染対象物質は、同じコンテナ中
にとどまっているので、汚濁物質を完全に除去するため
に必要な回数、即ち十分長い時間抽出を行っても、それ
ほど費用はかからない。例えば、汚濁物質の最後の10
%を除去する場合、既知の方法に比較してずっと経費が
少なくてすむ。
塩化メチレンのような適当な抽出剤を用いると、高分子
重合体も、膨潤または溶解により除去することができる
溶媒抽出に引き続き、再び蒸気で処理し、汚濁物質をス
トリッピングする。ストリッピングの過程で再び共沸蒸
留し、抽出剤、及び抽出中に膨潤するような汚濁物質は
、例えばエーロゾルなどの形で流出する流体とともに除
去される。
後の段階で、除染対象物質は、乾燥状態か、あるいは少
し湿った状態となり、抽出剤は全く含まれていない。こ
のように、物質は、掘り出した場所にそのままもどして
もさしつかえない程度にまで浄化される。
本発明による方法で生じる汚濁物質を含む抽出剤は、蒸
留によって精製されて再利用され、抽出剤の消費量も少
なく、使用済みの抽出剤の処分に伴なう問題を回避しう
るという利点がある。
本発明による方法では、抽出は、一つか、またはいくつ
かの段階で行われ、各段階ごとに、抽出剤の一部が循環
し、水も抽出剤から連続的に分離される。一つの段階が
終ると、抽出剤は、汚染された物質のはいった第2のコ
ンテナに移されるか、あるいは精製して再使用される。
このように、逐次向流抽出が可能であるので、抽出剤の
利用効率はよい。
さらに別の実施例では、抽出は、抽出剤が連続的に精製
され、再使用されるようにして行われるのが利点である
。そのため、本発明の方法は、簡単な装置、すなわち、
安価で操作が容易な装置を用いて実施される。
使用する抽出剤としては、低沸点/揮発性で水に不溶な
溶媒または混合溶媒で、水の比重とけ可成り異なる大き
い比重のものを選ぶことが望ましい。そのような溶媒を
選べば、抽出剤は、水から容易に分離する。また沸点が
低く揮発性なので、例えば蒸留によって、溶解性の汚濁
物質から容易に分離される。
特に好ましい抽出剤は、二硫化炭素や、ハロゲン化炭化
水素(例えば塩化メチレン)である。これらの溶媒は、
上記の性質を備えている。二硫化炭素は、硫黄系の汚濁
物質を抽出するのにとりわけ適している。
塩化メチレン(CH2CQ2)も好適な抽出剤で、沸点
は低く約42℃、比重は高< 1.3(g/ a&)で
あるので、水や有機化合物から容易に分離される。さら
に、蒸発熱が低いので、安く使用でき、重合物に対して
は膨潤剤として作用し、その除去効率を高める。
塩化メチレンは、粘土の微細な粒子の沈殿を促進するの
で、これを抽出してしまうことはない。また、塩化メチ
レンは、蒸気で容易にストリッピングされるので、土壌
中に残存することはない。
コンテナ中で、汚染された物質をまず蒸気処理すると、
物質の温度は、使用した抽出剤の沸点の10 ’C低目
から20°C高くなるが、およそ10°C高くするのが
好ましい。その結果、上述のように、物(6は、適当に
開かれ抽出操作への準備が整う。
蒸気及び抽出剤の注入率は、汚染された物質の物理的構
造、及び汚染の量を考慮して調整する。
抽出剤(塩化メチレンが好ましい)は、例えば重力法に
より、水から分離する。その場合、塩化メチレンと水と
の混合物をセパL/−夕に移し、軽い部分、すなわち水
は上部から、重い部分、すなわち塩化メチレンは底部か
ら取り除く。この分離速度を大きくするには、細いガラ
ス繊維などを軽く充填したものに、抽出剤と水との混合
物を通す。
すると、その表面で乳化した小滴が大きな滴と合体し、
相分離速度が大きくなる。
汚濁物質を含む抽出剤を浄化するには、これを蒸留装置
に移し、直接蒸気を注入する簡単な蒸留を行う。これは
、共排混合物蒸留をすることであり、抽出剤を、汚濁物
質の残渣から分離する。この抽出剤を冷却し、第2のセ
パレータで水と分離し、貯留槽に移して再使用する。
蒸留装置の前にあるセパレータに騙められた汚染水は、
ス1へりソピング操作中に、蒸留装置に移す。第2のセ
パレータに集められた水も蒸留装置に移す。混合された
水は、蒸留装置中で残渣とともに分散する。残留活流物
質は、通常、固体または粘着状態になっている。これに
水を加えることにより、汚濁物質を液状とし、焼却に適
した状態にする。このように、物質の燃焼熱を利用する
その結果、汚濁物質を含む排水の生成が避けられる。さ
もないと、その処分に伴う問題が生ずる。
蒸留装置の利点は、多くの汚濁物質を回収できることで
ある。得られる塩素化炭化水素や油類は、純度が高く使
用可能である。
本発明による方法は、汚染された土壌、砂、砂礫、石、
粘土などの物質を浄化するのに適している。これらは、
例えば、廃棄物堆積場、油で汚染された海岸及び他の汚
染地域、陸」二あるいは沖合の石油採掘場の泥などに存
在する。
本発明の方法によって除去される汚濁物質の例としでは
、ポリ芳香族炭化水素を含む炭化水素、タール類、及び
フェノール類など、特に石油やビチューメンを基礎とす
る生成物があげられる。そのほか、塩素化炭化水素やエ
ステルも含まれる。
重合化合物も、処理過程で膨潤または溶解して除去され
る。
本発明による方法では、蒸気の状態で加えられる少量の
水しか使用しない。この水は、汚濁物質の濃縮残渣と結
合し、残渣は通常固体であるので、処理が困74である
。この残渣に水を加えて、分散状態、通常水分50%に
させる。
汚濁物質の成分によるが、水溶液や流動濃縮物は、焼却
炉に直接投入して焼却するか、あるいは処理して再使用
する。
本発明による方法は、蒸気及び液体を注入・分配するた
めの手段並びに流体を取り出すための手段を有するコン
テナと、水及び抽出剤を分離するための第1セパレータ
と、蒸留装置と、冷却装置と、水及び抽出剤を分離する
ための第2セパレータと、貯留槽とで構成されているこ
とを特徴とする装置により実施しうる。
さらに上記の装置は、流体取り出し手段からの抽出剤が
、液体注入・分配手段へ返されるようになっているサイ
クルを備えている。前記サイクルは、コンテナ及びポン
プを含んでいる。
このようなサイクルがあるので、それ以上汚濁物質を抽
出除去できなくなるまで、抽出剤を循環使用することが
できる。水と抽出剤を分離する第1のセパレータには、
第2のサイクルが含まれているので、コンテナに返送さ
れる前に抽出剤から水が除去される。
水と抽出剤とを分離する装置には、重力式セパレータを
用いるのがよい。この種のセパレータは、水と抽出剤が
混和せず、また両者の比重にかなりの差がある場合の分
離に好適である。
重力式セパレータには、大きな表面積をもつ材料、好ま
しくはガラス繊維などを軽く充填するとよい。このよう
な材料に付着させることによって、エマルジョンを破壊
させる。つまり、小さな滴は大きな滴に合体して、重力
分離が容易になる。
−ン3− 非常に簡易な本発明の装置では、第1のセパレータを省
いてもよい。
本発明による方法は、可搬式の装置によって実施できる
。そのため、不必要な経費や危険を伴う汚染された物質
の運搬が避けられる。浄化後、掘り出した場所に土をも
どし、汚濁物質のみが取り除かれる。したがって、かわ
りの土を埋めたり、復旧したりする作業がなくなる。
本発明の適用範囲は、以下の詳細な説明により明らかと
なろう。しかし、本発明の詳細な説明と、好適実施例は
、単なる例示に過ぎず、当業者であれば、本発明の精神
と範囲を逸脱することなく、種々の変更・変形を思い至
る筈である。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、いくつかの好適実施例に
晶づき、本発明の詳細な説明する。
図から明らかなように、本発明による装置には、蒸気の
注入口(4)と抽出剤注入口(6)とを備えたコンテナ
(2)が含まれる。コンテナ(2)は、あらかしめそれ
に充填された汚染物質中に、注入蒸気及び抽出剤が分配
されるよう、配置される。コンテナ(2)に汚染物質を
充填したのち、流入口(4)から蒸気を注入し、物質を
、使用される抽出剤の沸点よりも約10℃高い温度に加
熱する。蒸気、凝縮液及び汚濁物質の一部は、流出口(
8)より取り出し、第1セパレータ(10)に移して集
める。
次に、貯留槽(24)中の抽出剤を、供給管(16)を
介して流入口(6)から容器(2)へ注入する。注入の
当初、抽出剤は、コンテナ(2)中の物質に加熱されて
フラッシュ蒸発する。注入を続けると、物質は徐々に冷
却され、液体抽出剤による抽出が継続される。抽出剤、
水及び汚濁物質の流動性混合物を流出口(8)から取り
出す。コンテナ(2)中の物質が所要の純度になるまで
、抽出剤を注入して抽出を続ける。
この処理に引き続き、流入口(4)から、蒸気を再びコ
ンテナ(2)に注入して(汚濁物質の)ストリッピング
を行う。汚濁物質を伴った抽出剤を流出口(8)から取
り出す。
ストリッピングが終了してコンテナ(2)から物質を取
り出すと、乾燥状態か、またはやや湿った状態となり、
汚濁物質は含まれていない。この物質は、掘り出した場
所にもどすのに適した状態となっている。
流出口(8)から取り出した抽出剤、水及び汚濁物質の
混合物を、第1セパレータ(8)に移し、抽出剤から水
を分離する。つぎに、抽出剤を蒸留装置(18)に移し
、供給管(26)を通して蒸気を注入し、直接蒸留する
。蒸留装置(18)からの留出液は、共沸混合物の状態
で除去される。この混合物を冷却器(20)で冷やし、
第2セパレータ(22)へ移し、水から抽出剤を分離す
る。
次に、高純度の抽出剤を貯留槽(24)に移し、そこか
ら供給管(16)及び流入口(6)を経由して再使用す
る。
別の実施例において、抽出剤は分割して使用される。ポ
ンプ(12)により、抽出剤の一部を循環させ、適当な
量の汚濁物質を抽出除去する。抽出剤を循環させる場合
、第1セパレータをサイクルに組みこんでいるのが利点
となっている。抽出剤の一部を循環させる場合、上述の
ようにして精製し、貯留槽(24)に移し、必要ならば
、新たに抽出剤を加える。このプロセスを数回繰り返す
ストリッピング中に、セパレータで捕集した水を蒸留装
置へ移す。第2セパレータ(22)で捕集した水も蒸留
装置へ移す。蒸留が終了すると、蒸留装置(18)中の
残渣は、水に汚濁物質が分散した状態になる。この分散
液は、流出管(28)を介して捕集することができ、処
理しやすい。この分散液は、比較的水分が低く、そのた
め、汚濁物質の燃焼エネルギーを利用して焼却炉で焼却
するのに適している。
わかりやすくするため、図には、一つのコンテナにしか
示してない。実際には、このような容器をいくつか直列
または並列に接続して使用する。
本発明による装置は、標準規模の運搬容器を有する可搬
式のものである。
例えば、このような装置2が、蒸留装置、水セパレータ
、貯留槽及び蒸気発生装置からなる運転装置となる。こ
の2つの運転装置は、それぞれが標準規模の運搬容器を
もつ数個のコンテナの役目を果たす。
以上、本発明について説明したが、いろいろ変形して本
発明を実施しうろことは明白であり、かかる変更も、冒
頭に記載の特許請求の範囲に包含されるものである。
実施例として図示した装置は、実験室規模のものである
コンテナ(2)の処理能力は、約12kgである。一つ
の段階での抽出では、抽出剤11Qの一部を使用した。
この公社をポンプ(12)により循環させた。
多段階抽出の場合は、上述のように、抽出剤]、IQを
用いて最初の抽出を行ない、また、続く抽出段階では、
貯留槽(24)から補給した抽出剤約7Qを注入して行
なった。代わりに、使用済抽出剤に相当する量を蒸留装
置(18)に移し、そこでそれを、蒸留により精製して
から、前述の要領で貯留槽に移した。
抽出の前後に、蒸気によるストリッピングを行なうため
、蒸気の温度を約115〜120℃とした。
28一 実施例1 古いアスファルトにより汚染された土壌を実験室規模の
アセンブリで浄化した。土の中の瀝青質含量は、乾燥土
壌1kg当り11..9gであった。
土を蒸気ストリップし、塩化メチレンで1回抽出を行な
い、最後に蒸気ストリッピングを施した。
処理後の瀝青質含量は2.3g/kgであった。これは
、汚濁物質除去率80.7%に相当する。
実施例2 アスファルトで汚染された土壌試料を、実験室規模のア
センブリで浄化した。瀝青質結合剤の含量は、12.3
g/kg乾燥土壌であった。
土壌を蒸気でストリッピングした。ついで4段階にわた
って、塩化メチレンによる抽出を行ない。
最後に、土壌の温度が45〜50℃になるまで7分間、
蒸気ストリッピングを行なった。極く僅かなエネルギー
の供給しか必要としないこの処理後、瀝青質含量は、0
.1 g /kg以下になった。これは、4回目の抽出
段階後に、汚濁物質除去率99.2%以上に相当する。
最後の蒸気ストリッピングを約7分間続けたところ、抽
出剤の残留率は2 ppmになった。これは、約15分
間の蒸気ストリンピンクで、抽出剤が事実上完全に除去
されたことを示す。
このように、僅かなエネルギー消費で、抽出剤の完全な
除去が達成される。
最終の蒸気ストリッピング後の土壌の湿潤度は、およそ
15〜17%であった。結果として、土に浄化されると
ともに、元の場所に戻すのに湿潤度になった・ 去】1」灸 コールタール・ピッチや流動コールタール生成物で汚染
されたガス工場敷地から採取した土壌を、実験室規模の
アセンブリで浄化した。タール含有量は、56〜68g
/にε乾燥土壌で、顕著な汚染を示すものであった。
土壌の蒸気ストリッピングを行ない、ついで段階にわた
って、塩化メチレンによる抽出を行なったのち、最後に
土壌の温度が約55°Cになるまで、蒸気スI・リッピ
ングを行なった。湿潤度は約17%であった。
浄化された土の汚濁物質含有斌は0.18/kgで、こ
れは、5段階にわたる抽出後に、99.8%の汚濁物質
が除去されたことになる。この場合における汚濁物質、
すなわちコールタールは、一般に除去することが非常に
困ガ[である。本例においては、最も問題性の少ない、
低揮発性でかつ不溶性の汚濁物質が僅かに残っただけで
ある。高揮発性で有害な化合物はすべて除去された。
これは、土壌が、例えば古タールなどでひどく汚染され
ている場合でも満足に浄化しうろことを示す。湿潤度が
約17%の土壌は、もどの場所に戻すことができる。
実施例4 ディーゼル油で汚染された土壌を、実験室規模のアセン
ブリで浄化した。
土壌を蒸気ストリッピングしたのち、3段階にわたって
塩化メチレンによる抽出を行ない、最初に、土壌の温度
が約50℃で、湿潤度が約16%になるまで、蒸気スト
リッピングを行なった。
汚染土壌中のディーゼル油含意は11.6%であったが
、浄化後の土壌のそれはO,Ig/kgであった。
これは3段階にわたる抽出後に、99.2%の汚濁物質
が除去されたことになる。
この土壌は、4〜5段階にわたる浄化をすれば、将来そ
の地域が使用されるかどうかに関係なく、もどの場所に
戻すことができる。
実施例1〜4において説明した方法は、低コストで、効
率的な浄化法である。この方法は、汚染された用地また
はその付近で容易に実施できるため、運搬に要する費用
を最低に抑えることができるか、あるいは全くかからな
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による方法を実施するための装置を略示す
るブロック図である。 (2)コンテナ        (4)注入口(6)注
入口         (8)流出口(10)第1セパ
レータ    (12)ポンプ(16)供給管    
    (18〕蒸留装置(20)冷却装置     
  (22)第2セパレータ(24)貯留槽     
   (2G)供給管(28)排出管

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (a)汚染された物質を、蒸気及び液体(抽出剤)の注
    入・分配用手段と流体取り出し用手段とからなるコンテ
    ナに充填する段階と、 (b)蒸気を注入し、汚濁物質を含む流体を取り出す段
    階と、 (c)抽出剤を注入して汚濁物質を抽出し、つぎに残留
    する水、抽出剤及び汚濁物質を取り出す段階と、 (d)抽出した物質を蒸気でストリッピングする段階と
    、 (e)乾燥状態か、または若干湿潤状態になった除染さ
    れた物質をコンテナから取り出す段階とからなることを
    特徴とする汚染された物質を浄化する方法。
  2. (2)抽出を一段階あるいは数段階で行なう際、各段階
    において、好ましくは水が抽出剤から連続的に分離され
    るようになっているサイクル中で、抽出剤の一部を循環
    させ、かつその段階に引き続き抽出剤を、汚染された物
    質が入った第2のコンテナに移すか、あるいは精製して
    再使用することを特徴とする請求項(1)記載の汚染さ
    れた物質を浄化する方法。
  3. (3)抽出を、抽出剤の連続精製及び再使用をもって行
    なうことを特徴とする請求項(1)記載の汚染された物
    質を浄化する方法。
  4. (4)抽出剤を、低沸点または揮発性の水不溶性溶媒、
    もしくは水と相当に異なるか好ましくは水よりも高い比
    重を有する溶媒の混合物から選択することを特徴とする
    請求項(1)乃至(3)のいずれかに記載の汚染された
    物質を浄化する方法。
  5. (5)抽出剤を、二硫化炭素、またはハロゲン化炭化水
    素好ましくは塩化メチレンから選択することを特徴とす
    る請求項(4)記載の汚染された物質を浄化する方法。
  6. (6)蒸気処理後、物質の温度を、使用した抽出剤の沸
    点よりも、10℃低い温度から20℃高い温度好ましく
    は約10℃高くすることを特徴とする請求項(1)乃至
    (5)のいずれかに記載の汚染された物質を浄化する方
    法。
  7. (7)請求項(1)乃至(6)のいずれかに記載の方法
    を実施するために使用する装置であって、前記アセンブ
    リは、蒸気及び液体を注入・分配するための手段(4)
    (6)ならびに流体を取り出すための手段(8)を有す
    るコンテナ(2)と、水及び抽出剤を分離するための第
    1セパレータ(10)と、蒸留装置(18)と、冷却装
    置(20)と、水及び抽出剤を分離するための第2セパ
    レータ(22)と、貯留槽(24)とがこの順序で構成
    されるサイクルからなることを特徴とする装置。
  8. (8)流体取り出し手段(8)からの抽出剤が、液体注
    入・分配手段(8)へ戻されるようになっているサイク
    ルを更に備え、前記サイクルは、コンテナ(2)、ポン
    プ(12)、及び第1の水・抽出剤セパレータ(10)
    を含んでいることを特徴とする請求項(7)記載の装置
  9. (9)水と水・抽出剤セパレータ(10)(22)が、
    動式セパレータであることを特徴とする請求項(7)ま
    たは(8)記載の装置。
  10. (10)アセンブリが、可搬式であることを特徴とする
    請求項(7)乃至(9)のいずれかに記載の装置。
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