JPH01217128A - ガス炉の主バーナー点火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は陶器、磁器、燻し瓦、金属等の加熱炉の主バー
ナー着火装置に係り、耐火性にすぐれ主バーナーの燃焼
中でも発熱を継続させることができる炭化珪素等のセラ
ミックヒータからなることをｖｆ艮とし、そのセラミッ
クヒータの断線が着火のときは勿論、主バーナー燃焼中
にでも起こると該主バーナーの燃焼中断を生じさせて警
報するようにするものである。

（従来の技術） 従来ガス炉ａに使用する主バーナ−ｄの着火装置Ｅ＋！
第４ＵＡに示すように主バーナ−ｄを臨ませるｍ焼目す
に、炉外に通ずるサイトホールＣを連通させて設け、そ
のサイトホールＣ中に、炉外に点火トランスｅをもつス
パークプラグｆを備えるパイロットバーナー９を挿入し
、該パイロットバーナー９に混合燃料を送ってスパーク
プラグｆにより着火し、その後にパイロット焔発生の有
無を紫外線検出のフレーム検知器りにより検出し、その
検出信号により、主バーナ−ｄにガス燃料を供給する燃
料パイプに介装した弁装置ムを開いて該主バーナ−ｄに
着火しているものが主流であって、点火トランスｅ、ス
パークプラグを等の電気装置は多数個の主バーナー毎に
設置し構造も複雑であるからその保守、管理が容易でな
い、又、燻し窯に使用する場合、炉内に発生する黒鉛、
炭素等がパイロットバーナーに付着して焔の噴出口を狭
めるから、燻しを終わった後で、パイロットガスバーナ
ー点火が不可能になる。その他色々の欠点があってガス
炉の使用Ｉ！囲を燻しにまで拡大することができがたい
。

（本発明が解決しようとする問題点） ガス炉が備える多数個の主バーナーの一個毎の着火装置
の故障があり、特にパイロット燃料の燃焼焔の大きさ不
良により主バーナーに着火できないことを操業開始の時
に発見したのではその処置に追われることになる０本発
明はガス炉を主バーナー着火を行わないで燻しに使用し
て黒鉛が付着しても通電による発熱に全く支障を生じな
い耐火性の強いセラミックヒータを使用し、該ヒータに
断線があれば着火の時でも、成るいは主バーナー燃焼中
でも警報装置により警報し同時に燃料供給を中断し、セ
ラミックヒータの早期取り替えを行ってガス炉使用を円
滑にできるようにしようとするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記に述べた問題点を解決することを目的とす
るもので、ガス炉１の主バーナ−４を臨ませる燃焼口２
に、該バーナーの燃焼中発熱を継続するセラミックヒー
タ５を内装したサイトホール３を連通し、セラミックヒ
ータ発熱制御回路１２に電流量検知装置１３と、切換接
点Ｒ−，を介して接続したセラミックヒータ回路１４と
を設け、そのヒータ回路に、タイマーの設定時間後に該
タイマー接点Ｔ−，を閉ごて主バーナーに連通ｔ　ｙＩ
Ｍス燃料供給管７に介挿した弁ＭＶを解放するマグネッ
トパルプ回路１６を並列に接続すると共に、前記タイマ
ーＴの設定時間Ｒ遇のときセラミックヒータ５に対する
供給電流量不足を感知することにより作動を開始する出
力回路２３を電流量検知装置１３に関連させて設け、そ
の出力回路２３の作動と共にセラミックヒータ回路１４
を警報回路２６に切り替えることを特徴とするものであ
る。

（作用） 本発明は、発熱制御回路１２にセラミックヒータの発熱
と比例的に電流量が増加するのを電流量検知装置１３に
より監視し、かつ発熱制御回路１２に切換接点Ｒ−，を
介して接続したセラミックヒータ回路１４を設け、その
ヒータ回路１４にタイマーＴｆ）設定時ｒｒＡａに接点
Ｔ−，を閉じてマグネットＭＶを駆動して燃料を主バー
ナ−４に供給するマグネットパルプ回路を並列に設け、
さらに前記のタイマーＴの設定時間経過後に、セラミッ
クヒータ５に対する供給電流量不足を電流量検知装置１
３の関連によって感知して作動する出力回路２３により
セラミックヒータ回路１４の前記切換接点Ｒ−。

の切換作動を伴わせて警報回路２Ｇに切換える構成をも
ち、セラミックヒータ５が操業当初に断線を生じていれ
ば、タイマーＴのみが作動し、設定時間の後に接点Ｔ−
，が瞬間的に閉じてマグネットＭＶを開くが、そのとき
には出力回路２３が作動して警報回路２６に切換え、マ
グネツ）ＭＶを閉じるため、主バーナ−２１に燃料供給
を行わない。

また主バーナ−４の燃料中にセラミックヒータ５が断線
する電流供給量が零になり、出力回路２３の駆動を生じ
て、マグネットパルプ回路１６の開路及び警報回路２６
の閉路を行い、当該主ノざ−ナー４が燃焼不能にして、
そのことをブザーＢＺにより報知し、セラミックヒータ
５の変換を督促する。

（実施例） 本発明の実施例を第１〜４図によって説明する。

ガス炉１の主バーナ−４を臨ませる燃焼口２に、該主バ
ーナーの燃焼中発熱を持続するセラミックヒータ５を内
蔵したサイトホール３を連通させて設ける。セラミック
ヒータ５は第３図のように炭化珪素酸るいは窒化珪素等
の耐火物を型抜きして焼成し、両極をプラグ６に挿入し
たものであって、本実施例の場合断面を３．５−一口、
電源圧１００ｖ、常流電流１．７Ａ　、６０秒通電によ
り１１１０℃の着火温度に発熱する。

第３図は本発明のコントローラ１１を示し、セラミック
ヒータ５の発熱制御回路１２を備え、その回路１２にカ
ーレン））ランス等からなる電流量検知装置１３を設け
、さらにリレーＲの常閉接点Ｒ−，を切換接点として介
挿したヒータ回路１４を設け、そのヒータ回路１４には
タイマーＴの回路１５と、タイマー接点Ｔ−，を介装し
たマグネットパルプ（Ｍ　Ｖ　）回路１６を並列に接続
する。マグネットパルプＭＶは主バーナ−４に連通する
燃料供給管７に第１図の通りに介装される。その他、第
１図において８は主バーナーに燃焼空気を圧送する空気
供給管であって、炉内温度により空気燃料供給量が加減
される。

コントローラ１１には、電源回路１７と基準電圧発生回
路１８及び電流量検知装置１３による検出電流の電圧変
換回路１９、平滑回路２０、整定回路２１を接続し、基
準電圧発生回路１８と整定回路２１の、各電圧を比較回
路２２により比較し、整定回路２１の電圧が規準電圧発
生回路１８の電圧より低ければ出力回路２３を駆動する
回路構成にしているもので、本実施例は発熱制御回路１
２により、タイマー（Ｔ）回路のタイマーＴの設定時間
である１分間経過後のセラミックヒータ５への電流が電
流量検知装置１３によりヒータ５の最終通電量である１
、７Ａ以下、例えば１．５Ａが検出されたとき整定回路
２１から比較回路２２に出力し、基準電圧発生回路１８
によりセラミックヒータの最終電流量から換算した該発
生回路の基準電圧と比較し、そのとき当然に低い整定回
路２１の電圧によって出力回路２３を駆動し、該出力に
よりダミー接点に接触する可動接点をリレーＲの回路２
５の接点に接続変えしてリレーＲを駆動すると同時に表
示ランプ２４を点灯し、リレーＲの駆動により＃記した
常閉接点１に、を閏き、同時に発熱制御口Ｍ１２の常Ｗ
Ｒ接、ａＲ−，を閉じ、７ザーＢＺを介挿した警報回路
２６を作動しで、ブザーＢＺを駆動する。

（効果） 本発明は前記の説明により明らかにしたように炉内温度
に酎える物理的強度をもつセラミックヒータを主バルブ
の着゛火装置にしでいるものであって、主バーナー燃焼
中に生ずることがある該ヒータの断線を検出して、当該
主バーナーの燃焼を、燃料供給中断の手段により中断さ
せる特異な作用をもも、またガス炉を瓦などの燻しに使
用するときにも、黒鉛類がバーナー表面に付着しても再
発熱に支障なく使用できるから、従来の高圧火花により
パイロット燃料を着火する方式の着火装置のような脆弱
性、黒鉛の付着、によるパイロット燃料の噴射不能、不
足を生じさせることがなく、前記したセラミックヒータ
断線の早期発見の作用と招待って主バーナーの着火制御
を容易にできる効果をもつ。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図は本発明の実施例を示し、第１図は一部切欠
側面図、第２図はセラミックヒータの側面図、第３図は
コントローラ１１の結＃１図である。 第４図は従来の着火装置の一例を示した一部切欠側面図
である。 １→ガス炉　２→燃焼口　３→サイトホール４→主バー
ナー　５→セラミツクヒータ７→燃料供給管　１１→コ
ントロ一ラ １２→発熱制御回路　１３→電流量検知装置１４→ヒ一
タ回路　１５→タイマーＴの回路１６→マグネットパル
プ回路　２３→出力回路２５→リレーＲの回路２６→ｔ
ｍ回路 Ｒ→リレー　Ｒ−、→常閉＃ｉＬ点 Ｒ−２→常間接点 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガス炉の主バーナーを臨ませる燃焼口に、該バーナーの
   燃焼中発熱も継続するセラミックヒータを内装したサイ
   トホールを連通し、セラミックヒータ発熱制御回路に電
   流量検知装置と、切換接点を介して接続したセラミック
   ヒータ回路とを設け、そのヒータ回路に、タイマーの設
   定時間後に該タイマー接点を閉じて主バーナーに連通す
   るガス燃料供給管に介挿した弁を解放するマグネツトバ
   ルブ回路を並列に接続すると共に、前記タイマーの設定
   時間経過のときセラミックヒータに対する供給電流量不
   足を感知することにより作動を開始する出力回路を電流
   量検知装置に関連させて設け、その出力回路の作動と共
   にセラミックヒータ回路を警報回路に切り替えることを
   特徴とするガス炉の主バーナー点火装置。