JPH01216127A - ビスカスカップリング - Google Patents
ビスカスカップリングInfo
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- JPH01216127A JPH01216127A JP3908888A JP3908888A JPH01216127A JP H01216127 A JPH01216127 A JP H01216127A JP 3908888 A JP3908888 A JP 3908888A JP 3908888 A JP3908888 A JP 3908888A JP H01216127 A JPH01216127 A JP H01216127A
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- Japan
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 title claims description 21
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title claims description 21
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title claims description 21
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 9
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 15
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
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- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両用動力伝達装置等に使用されるビスカス
カップリングに関する。
カップリングに関する。
ビスカスカップリングは一般に、入、出力軸の一方の軸
に動力伝達可能に連結されるインナハブと、前記両軸の
他方の軸に動力伝達可能に連結され前記インナハブの外
周に液密的かつ回転可能に位置して同インナハブととも
に環状の作動油室を形成するアウタケースと、前記イン
ナハブの外周に組付けられて前記作動油室内に位置する
複数のインナプレートと、前記アウタケースの内周に組
付けられ前記作動油室内にて前記各インナプレートと交
互に位置する複数のアウタプレートを備えTいて、前記
作動油室内にはシリコンオイル等ノ粘性流体が封入され
ている。しかして、かかるビスカスカップリングにおい
ては、入力軸から伝達される動力によりアウタケースま
たはインナハブ、およびこれと一体のプレートが回転し
、この回転力が粘性流体を介して他方のプレートからイ
ンナハブまたはアウタケースに伝達されて出力軸へ出力
される。
に動力伝達可能に連結されるインナハブと、前記両軸の
他方の軸に動力伝達可能に連結され前記インナハブの外
周に液密的かつ回転可能に位置して同インナハブととも
に環状の作動油室を形成するアウタケースと、前記イン
ナハブの外周に組付けられて前記作動油室内に位置する
複数のインナプレートと、前記アウタケースの内周に組
付けられ前記作動油室内にて前記各インナプレートと交
互に位置する複数のアウタプレートを備えTいて、前記
作動油室内にはシリコンオイル等ノ粘性流体が封入され
ている。しかして、かかるビスカスカップリングにおい
ては、入力軸から伝達される動力によりアウタケースま
たはインナハブ、およびこれと一体のプレートが回転し
、この回転力が粘性流体を介して他方のプレートからイ
ンナハブまたはアウタケースに伝達されて出力軸へ出力
される。
ところで、従来の一般のビスカスカップリングにおいて
は、いずれか一方の各プレートが軸方向にそれぞれ所定
間隔を保って同方向への移動を規制して組付けられ、か
つ他方の各プレートが一方の各プレート間にて自由に移
動可能に組付けられている。
は、いずれか一方の各プレートが軸方向にそれぞれ所定
間隔を保って同方向への移動を規制して組付けられ、か
つ他方の各プレートが一方の各プレート間にて自由に移
動可能に組付けられている。
一方、この種のビスカスカップリングの動力伝達特性は
両プレート間の距離に大きく関係し、かかる特性の変動
を防止するために一方の各プレートのみならず他方の各
プレートも軸方向への移動を規制して所定間隔に保持し
たビスカスカップリングが英国特許第1357106号
明細書に示されている。また、ビスカスカップリングの
動力伝達特性は粘性流体の粘度にも大きく関係し、粘性
流体の高温時の粘性低下に起因する動力伝達゛特性の低
下を防止すべく、両プレートの一方に粘性流体の温度変
化により変形してプレート間隔を変化させるプレートを
採用したビスカスカップリングが特開昭61−2786
25号公報等に示される。
両プレート間の距離に大きく関係し、かかる特性の変動
を防止するために一方の各プレートのみならず他方の各
プレートも軸方向への移動を規制して所定間隔に保持し
たビスカスカップリングが英国特許第1357106号
明細書に示されている。また、ビスカスカップリングの
動力伝達特性は粘性流体の粘度にも大きく関係し、粘性
流体の高温時の粘性低下に起因する動力伝達゛特性の低
下を防止すべく、両プレートの一方に粘性流体の温度変
化により変形してプレート間隔を変化させるプレートを
採用したビスカスカップリングが特開昭61−2786
25号公報等に示される。
ところで、この種のビスカスカップリングにおいては上
記したごとく、一方の各プレートを回転してこれらの回
転力を粘性流体に伝達して他方の各プレートを回転させ
るものであるから両プレート間には相対回転が生じ、こ
の相対回転が大きい状態すなわち両プレートに高差動の
状態が続くと粘性流体が発熱して高温となり、粘性流体
および同流体の漏洩を防ぐシール部材の熱劣化を早める
ことになる。
記したごとく、一方の各プレートを回転してこれらの回
転力を粘性流体に伝達して他方の各プレートを回転させ
るものであるから両プレート間には相対回転が生じ、こ
の相対回転が大きい状態すなわち両プレートに高差動の
状態が続くと粘性流体が発熱して高温となり、粘性流体
および同流体の漏洩を防ぐシール部材の熱劣化を早める
ことになる。
従って、本発明の目的は、粘性流体が所定の高温に達し
たとき両プレートを互に接触させて結合またはこれに近
い状態にして両プレートの高差動状態を解消し、粘性流
体の過大な温度上昇を防止することにある。
たとき両プレートを互に接触させて結合またはこれに近
い状態にして両プレートの高差動状態を解消し、粘性流
体の過大な温度上昇を防止することにある。
本発明は上記したこの種のビスカスカップリングにおい
て、前記両プレートの一方の各プレートを軸方向にそれ
ぞれ所定間隔を保って同方向への移動を規制して組付け
るとともに、他方の各プレートを前記一方の各プレート
間にて軸方向に互に連動して移動可能に組付け、かつ前
記他方の各プレート列を軸方向の両側にて一対のバネ部
材にて弾撥的に支承するとともに、これらバネ部材の一
方に所定温度にて形状を変化させてバネ定数が変化する
バネ部材を採用したことを特徴とするものである。
て、前記両プレートの一方の各プレートを軸方向にそれ
ぞれ所定間隔を保って同方向への移動を規制して組付け
るとともに、他方の各プレートを前記一方の各プレート
間にて軸方向に互に連動して移動可能に組付け、かつ前
記他方の各プレート列を軸方向の両側にて一対のバネ部
材にて弾撥的に支承するとともに、これらバネ部材の一
方に所定温度にて形状を変化させてバネ定数が変化する
バネ部材を採用したことを特徴とするものである。
かかる構成においては、粘性流体が所定の高温に達する
までは他方の各プレートは両バネ部材の作用により一方
の各プレート間にて設定された間隔を保って位置し、設
定された動力伝達特性を発揮する。
までは他方の各プレートは両バネ部材の作用により一方
の各プレート間にて設定された間隔を保って位置し、設
定された動力伝達特性を発揮する。
また、粘性流体が所定の高温に達すると一方のバネ部材
が形状を変化させてバネ定数を変えるため、他方の各プ
レートは軸方向に互に連動して移動して一方の各プレー
トに弾撥的に接触して、同プレートと結合またはこれに
近い状態を形成する。
が形状を変化させてバネ定数を変えるため、他方の各プ
レートは軸方向に互に連動して移動して一方の各プレー
トに弾撥的に接触して、同プレートと結合またはこれに
近い状態を形成する。
このため、両プレート間の高差動状態が解消されて粘性
流体の過大な温度上昇が防止され、粘性流体およびシー
ル部材の早期の熱劣化が防止される。
流体の過大な温度上昇が防止され、粘性流体およびシー
ル部材の早期の熱劣化が防止される。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明するに、第
1図〜第3図には本発明に係るビスカスカップリングが
示されている。当該ビスカスカップリングはインナハブ
11.アウタケース12、インナプレート13、アウタ
プレート14および一対の圧縮スプリング15.16を
主要構成部材とするもので、インナハブ11にはアウト
プットシャフト21が動力伝達可能に連結され、かつア
ウタケース12にはインプットシャフト22が動力伝達
可能に連結される。
1図〜第3図には本発明に係るビスカスカップリングが
示されている。当該ビスカスカップリングはインナハブ
11.アウタケース12、インナプレート13、アウタ
プレート14および一対の圧縮スプリング15.16を
主要構成部材とするもので、インナハブ11にはアウト
プットシャフト21が動力伝達可能に連結され、かつア
ウタケース12にはインプットシャフト22が動力伝達
可能に連結される。
インナハブ11は筒状を呈していて、その内周中央部に
はアウトプットシャフト21が連結される内スプライン
llaを備えるとともに、その外周中央部にはインチプ
レート13が組付けられる外スプラインllbを備えて
いる。アウタケース12は中央大径部12a、両側中径
部12b、12Cおよび一側小径部12dからなる段付
筒状のもので、インナハブ11の外周に回転可能に組付
けられていて、雨中径部12b、12Cの内周に設けた
環状凹所に嵌着したシール部材23a、23bにて密閉
された環状の作動油室を形成している。作動油室はアウ
タケース12の中央大径部12aに位置する中央油室r
1 と、各中径部12b。
はアウトプットシャフト21が連結される内スプライン
llaを備えるとともに、その外周中央部にはインチプ
レート13が組付けられる外スプラインllbを備えて
いる。アウタケース12は中央大径部12a、両側中径
部12b、12Cおよび一側小径部12dからなる段付
筒状のもので、インナハブ11の外周に回転可能に組付
けられていて、雨中径部12b、12Cの内周に設けた
環状凹所に嵌着したシール部材23a、23bにて密閉
された環状の作動油室を形成している。作動油室はアウ
タケース12の中央大径部12aに位置する中央油室r
1 と、各中径部12b。
12cに位置する両側油室rユ、 r3 とからなる
。
。
アウタケース12の中央大径部12aの内周には内スプ
ライン12eを備えていて、同スプライン12eに多数
のアウタプレー)14が組付けられている。
ライン12eを備えていて、同スプライン12eに多数
のアウタプレー)14が組付けられている。
しかして、各アウタプレート14はそれらの外周にてア
ウタケース12の内スプライン12eに組付けられてい
て中央油室r1 内に位置し、各スペーサリング24
により軸方向にそれぞれ所定間隔に保持され、かつ同方
向への移動を規制されている。一方、各インチプレート
13は内周側に切起された突起13aを円周方向に複数
備え、それらの内周にてインナハブ11の外スプライン
11bに軸方向へ移動可能に組付けられて中央油室r。
ウタケース12の内スプライン12eに組付けられてい
て中央油室r1 内に位置し、各スペーサリング24
により軸方向にそれぞれ所定間隔に保持され、かつ同方
向への移動を規制されている。一方、各インチプレート
13は内周側に切起された突起13aを円周方向に複数
備え、それらの内周にてインナハブ11の外スプライン
11bに軸方向へ移動可能に組付けられて中央油室r。
内にて各アウタプレート14と交互に位置し、各突起1
3aの先端を隣合うインチプレート13の背部に当接さ
せている。第1スプリング15は左側油室rユに介装さ
れてインナハブ11の外周に移動可能に組付けた第1ワ
ツシヤ25aを押圧し、同ワッシャ25aの内周突起部
を最左端のインナプレート13の背部に当接させている
。第1ワツシヤ25aはインナハブ11の外周に嵌着し
たスナップリング25bと同ハブ11の段部11cとに
より、軸方向への移動を所定量に規制されている。第2
スプリング16は右側油室r、に介装されてインナハブ
11の外周に移動可能に組付けた第2ワツシヤ26を押
圧し、同ワッシャ26の内周を最右端のインナプレート
13の突起13aに当接させている。第1スプリング1
5は所定温度にて形状を回復してバネ定数が大きくなる
形状記憶合金からなるもので、所定温度未満でのバネ定
数は第2スプリング16のバネ定数より小さくかつ所定
温度以上になると第2スプリング16のバネ定数より太
き(なる、なお、上記3つの油室r1〜rs は互に
連通していて、これら油室r、〜r。
3aの先端を隣合うインチプレート13の背部に当接さ
せている。第1スプリング15は左側油室rユに介装さ
れてインナハブ11の外周に移動可能に組付けた第1ワ
ツシヤ25aを押圧し、同ワッシャ25aの内周突起部
を最左端のインナプレート13の背部に当接させている
。第1ワツシヤ25aはインナハブ11の外周に嵌着し
たスナップリング25bと同ハブ11の段部11cとに
より、軸方向への移動を所定量に規制されている。第2
スプリング16は右側油室r、に介装されてインナハブ
11の外周に移動可能に組付けた第2ワツシヤ26を押
圧し、同ワッシャ26の内周を最右端のインナプレート
13の突起13aに当接させている。第1スプリング1
5は所定温度にて形状を回復してバネ定数が大きくなる
形状記憶合金からなるもので、所定温度未満でのバネ定
数は第2スプリング16のバネ定数より小さくかつ所定
温度以上になると第2スプリング16のバネ定数より太
き(なる、なお、上記3つの油室r1〜rs は互に
連通していて、これら油室r、〜r。
内にはシリコンオイルが封入されている。
かかる構成のビスカスカップリングにおいては、シリコ
ンオイルが所定の高温に達するまでは第2スプリング1
6の作用に各インチプレート13列を図示左方へ押動し
、第1スプリング15を圧縮しかつ第1ワツシヤ25a
をスナップリング25bに当接させ、各インナプレート
13を各アウタプレート14間の略中央部に位置させて
いる。従って、かかる状態においてビスカスカップリン
グは設定された動力伝達特性を発揮し、インブ7)シャ
フト22から伝達される動力によりアウタケース12お
よびこれと一体の各アウタプレート14が回転し、この
回転力がシリコンオイルを介して各インチプレート13
およびこれと一体のインナハブ11に伝達されてアウト
プットシャフト21へ出力される。
ンオイルが所定の高温に達するまでは第2スプリング1
6の作用に各インチプレート13列を図示左方へ押動し
、第1スプリング15を圧縮しかつ第1ワツシヤ25a
をスナップリング25bに当接させ、各インナプレート
13を各アウタプレート14間の略中央部に位置させて
いる。従って、かかる状態においてビスカスカップリン
グは設定された動力伝達特性を発揮し、インブ7)シャ
フト22から伝達される動力によりアウタケース12お
よびこれと一体の各アウタプレート14が回転し、この
回転力がシリコンオイルを介して各インチプレート13
およびこれと一体のインナハブ11に伝達されてアウト
プットシャフト21へ出力される。
一方、両プレー)13.14間に高差動が続きシリコン
オイルの発熱により同オイルが所定の高温に達すると、
第1スプリング15の形状が回復してそのバネ定数が第
2スプリング16のバネ定数より大きくなる。このため
、第1スプリング15の押圧力が第2スプリング16の
押圧力に打ち勝ち、第1スプリング15は第1ワ7シヤ
25aを介して各インナプレート13を軸方向に互に連
動して押動する。このため、各インナプレート13は各
アウタプレート14の略全面に圧接して同アウタプレー
)14と結合またはこれに近い状態を形成する。この結
果、両プレー)13.14間での高差動状態が解消され
てシリコンオイルのそれ以上の過大な温度上昇が防止さ
れ、シリコンオイルおよびシール部材23a、23bの
早期の熱劣化が防止される。なお、この間両プレート1
3゜14はシリコンオイルを介することなく略一体的に
回転して動力伝達を行い、シリコンオイルが所定の高温
度よりも低下すると、第1スプリング15は形状を元の
状態に変形してバネ定数が小さくなり、ビスカスカップ
リングは第1図に示す状態に復帰する。
オイルの発熱により同オイルが所定の高温に達すると、
第1スプリング15の形状が回復してそのバネ定数が第
2スプリング16のバネ定数より大きくなる。このため
、第1スプリング15の押圧力が第2スプリング16の
押圧力に打ち勝ち、第1スプリング15は第1ワ7シヤ
25aを介して各インナプレート13を軸方向に互に連
動して押動する。このため、各インナプレート13は各
アウタプレート14の略全面に圧接して同アウタプレー
)14と結合またはこれに近い状態を形成する。この結
果、両プレー)13.14間での高差動状態が解消され
てシリコンオイルのそれ以上の過大な温度上昇が防止さ
れ、シリコンオイルおよびシール部材23a、23bの
早期の熱劣化が防止される。なお、この間両プレート1
3゜14はシリコンオイルを介することなく略一体的に
回転して動力伝達を行い、シリコンオイルが所定の高温
度よりも低下すると、第1スプリング15は形状を元の
状態に変形してバネ定数が小さくなり、ビスカスカップ
リングは第1図に示す状態に復帰する。
なお、上記実施例においては、形状を回復してバネ定数
が大きくなり、または小さくなる形状記憶合金からなる
各種形状のバネ部材を採用することができ、後者のバネ
部材を採用する場合には第2スプリング16aIIJに
採用しなければならない。
が大きくなり、または小さくなる形状記憶合金からなる
各種形状のバネ部材を採用することができ、後者のバネ
部材を採用する場合には第2スプリング16aIIJに
採用しなければならない。
第1図は本発明の一実施例に係るビスカスカップリング
の断面図、第2図は同、カンプリングの拡大部分断面図
、第3図は同カップリングの他の拡大部分断面図である
。 持寄の説明 11・・・インナハブ、12・・・アウタケース、13
・・・インナプレート、14・・・アウタプレート、1
5.16・−−スプリング、23a。 23b・・・シール部材、rl 〜r3 ・・・油
室。
の断面図、第2図は同、カンプリングの拡大部分断面図
、第3図は同カップリングの他の拡大部分断面図である
。 持寄の説明 11・・・インナハブ、12・・・アウタケース、13
・・・インナプレート、14・・・アウタプレート、1
5.16・−−スプリング、23a。 23b・・・シール部材、rl 〜r3 ・・・油
室。
Claims (1)
- 入、出力軸の一方の軸に動力伝達可能に連結されるイン
ナハブと、前記両軸の他方の軸に動力伝達可能に連結さ
れ前記インナハブの外周に液密的かつ回転可能に位置し
て同インナハブとともに環状の作動油室を形成するアウ
タケースと、前記インナハブの外周に組付けられて前記
作動油室内に位置する複数のインナプレートと、前記ア
ウタケースの内周に組付けられ前記作動油室内にて前記
各インナプレートと交互に位置する複数のアウタプレー
トを備えてなるビスカスカップリングにおいて、前記両
プレートの一方の各プレートを軸方向にそれぞれ所定間
隔を保って同方向への移動を規制して組付けるとともに
、他方の各プレートを前記一方の各プレート間にて軸方
向に互に連動して移動可能に組付け、かつ前記他方の各
プレート列を軸方向の両側にて一対のバネ部材にて弾撥
的に支承するとともに、これらバネ部材の一方に所定温
度にて形状を変化させてバネ定数が変化するバネ部材を
採用したことを特徴とするビスカスカップリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3908888A JPH01216127A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | ビスカスカップリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3908888A JPH01216127A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | ビスカスカップリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01216127A true JPH01216127A (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=12543327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3908888A Pending JPH01216127A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | ビスカスカップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01216127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5127503A (en) * | 1990-07-05 | 1992-07-07 | Steyr-Daimler-Puch Ag | Liquid friction coupling |
JP2008157317A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Viscodrive Japan Ltd | ビスカスカップリング |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP3908888A patent/JPH01216127A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5127503A (en) * | 1990-07-05 | 1992-07-07 | Steyr-Daimler-Puch Ag | Liquid friction coupling |
JP2008157317A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Viscodrive Japan Ltd | ビスカスカップリング |
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