JPH01214369A - 拍動流ポンプ - Google Patents

拍動流ポンプ

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JPH01214369A
JPH01214369A JP63040481A JP4048188A JPH01214369A JP H01214369 A JPH01214369 A JP H01214369A JP 63040481 A JP63040481 A JP 63040481A JP 4048188 A JP4048188 A JP 4048188A JP H01214369 A JPH01214369 A JP H01214369A
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pump
flow
pulsatile
tube
blood
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Tatatomi Miyamoto
宮本 忠臣
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MEDEISU KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/12Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action
    • F04B43/1253Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action by using two or more rollers as squeezing elements, the rollers moving on an arc of a circle during squeezing
    • F04B43/1292Pumps specially adapted for several tubular flexible members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、人工心肺装置または補助循環用ポンプとし
て使用されるローラポンプを改良して生体に近い動脈波
形を生じさせるようにした拍動流ポンプに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、拍動血流を発生させるローラポンプは、第7図に
示すように、その一部が馬蹄形のレースウェイ1の内面
に沿って湾曲され内部に血液が流通されるチューブ2と
、このチューブ2の湾曲部を両端部に設けたローラ3a
、 3aにより扱いてチューブ2内の血液を送り出す回
転ローラ3とを具備してなるものである。このポンプに
おいては、予め回転ローラ3の回転数を必要とする血流
量が得られるように設定、固定しておき、この回転ロー
ラ3の回転を回転機により連続して行なわせ、この一連
の回転動作を間欠的に行なわせることにより拍動流を得
るようにしている。
ところで、上記従来の拍動流ポンプには、次のような問
題点があった。
すなわち、前記したように、−拍動を回転ローラの複数
回の回転により構成しているので、第8図に示すように
、発生する脈圧波形かのこ歯状になり、生体に近い波形
とはなり得ていないという問題点と、2つのローラを持
つ回転ローラの連続した複数回の回転により吐出流量を
重ね合わせて一拍動を発生させているので、立ち上がり
の遅い、充分な脈圧が得られていないという問題点であ
る。
これに対し、本願発明者は、本願発明に先立って、生体
に近い動脈圧波形を容易に得ることのできる拍動流ポン
プを提供した(特願昭61−288363号および実願
昭62−7742号)。以下、これら先願を説明する。
第9図、第10図、第11図および第12図は、特願昭
61−288363号を説明するためのもので、第9図
において、符号10はレースウェイを示すものである。
このレースウェイlOは120°〜160°までの円弧
状内周面を有する馬蹄形の部材であり、この内周面に沿
って軟質チューブ11が配設されている。
この軟質チューブ11はゴム硬度70°以下のゴム状材
料から構成されており、それによって比較的高内圧にも
変形によって耐えることができ、押圧力が変化しても内
圧はほぼ一定となるようになっている。この軟質チュー
ブ11には回転アーム12の一端に取り付けられている
回転ローラ12aがこのチューブ11を閉塞するように
当接している。また、この軟質チューブ11の出口側に
はブツシュ口、ド13aと、これに対向してソレノイド
13bによって上下動するオフルーダ13cとからなる
流路開閉機構13が設けられ、この軟質チューブ11の
流路を任意に開閉できるようになっている。
前記回転ローラ12aは回転アーム12からの突出距離
をつまみ12bによって調節できるようになっている。
この回転アーム12上にはそれぞれ高さ位置が異なる反
射板14.15が取り付けられている。
一方の反射板14は、回転アーム12の回転軸を中心に
して回転ローラ12aから反時計回りに角度θまたけず
れた位置に取り付けられ、他方の反射板15は同じ(時
計回りに角度θ、だけずれた位置に取り付けられている
これに対し、前記レースウェイ10の入口近傍には、光
を発射し、その反射光を感知するセンサ16が設けられ
、同様にレースウェイIOの出口近傍にも同構造のセン
サ17が設けられている。前記センサ16は前記反射板
14に対応する高さ位置に取り付けられ、前記センサ1
7は前記反射板15に対応する位置に取り付けられてい
る。なお、これらセンサ16.17のように反射光を感
知するセンサ以外にも接近を感知する機能を持ったセン
サであれば同様に使用可能である。前記センサ16はそ
の反射光を感知すると、前記流路開閉機構13のソレノ
イド13bに信号を送り、流路を開くように構成され、
前記センサ17はその反射光を感知すると、前記流路開
閉機構13のソレノイド13bに信号を送り、流路を閉
じるように構成されている。
なお、前記構成において、反射板14.15およびセン
サ16.17は、開閉指令手段18を構成している。
前記構成によれば、まず、回転ローラ12aがレースウ
ェイ10にかかる前の段階では、軟質チューブ11は流
路開閉機構13によって閉状態にある。この閉状態のま
ま、回転ローラ12aはレースウェイ10上に乗り、軟
質チューブ11を扱き始める。回転ローラ12aの回転
に伴ってチューブ11の内圧が上昇する。このようにし
て回転ローラ12aが所定の角度01回動すると、回転
アーム12上の反射板14がレースウェイ10人口近傍
のセンサ16の正面に位置し、センサ16に反射光を当
てる。反射光を感知したセンサ16は信号を流路開閉機
構13のソレノイド13bに送り、チューブ11の流路
を開放する。その結果、チューブ11内の所定量、所定
圧力の血液が拍動的に血液循環系に送り出される。続い
て、回転ローラ12aが回動して、回転アーム12上の
反射板15がレースウェイ10の出口近傍のセンサ17
の正面に位置し、センサ17に反射光を当てると、セン
サ17は信号を流路開閉機構13のソレノイド13bに
送り、チューブ11の流路を閉じる。この閉じるタイミ
ングは回転ローラ12aがレースウェイ10を外れる直
前に設定されているので、この流路の閉鎖によってチュ
ーブ11内に送り出された血液は逆流することはない。
さらに、回転ローラ12aが回動してレースウェイ10
上に乗るまではチューブll内に圧力(陽圧または陽圧
)が残留することはない。
このようにして、第10図に示すように、生体に大変近
い動脈圧波形が血液循環系に発生させることができる。
なお、この第10図に示した波形は、θ1が50°の時
のものである。また、この構成において、θ1を例えば
80°と、さらに太き(すれば、第12図に示すように
、発生させる動脈圧波形の立ち上がりを一層早くするこ
とができる。これは、前記したように、軟質チューブ1
1はゴム硬度70゜内圧にも変形によって耐えることが
でき、押圧力が変化しても内圧はほぼ一定となるように
構成されているためである。この図示の例では、θ1が
50°の時も、80°の時も、ピークの脈圧は、約15
0、wzH9であった。
第12図は、特願昭61−288363号における他の
構成例を示すもので、第9図と共通する部分には同一符
号を付して説明を簡略化しである。図中符号20はその
一端に回転ローラ20aを有する回転アームを示すもの
で、この回転アーム20の中心には同軸かつ一体的にカ
ム(開閉指令手段)21が取り付けられている。このカ
ム21の図中右方にはブツシュロッド22aが水平方向
移動自在に取り付けられており、通常は図示しない付勢
部材により左方向に付勢されている。このブツシュロッ
ド22aの右方には軟質チューブ11を介してオフルー
ダ22bか水平方向位置調節可能に取り付けられている
。前記カム21の形状および回転アーム20に対する固
定位置は、図中−点鎖線で示すように、回転ローラ2C
aがレースウェイ10上に乗ってから角度θ1だけ回動
したあとカム21とブツシュロッド22aとの当接が解
除され(チューブ11の流路が開かれ)、また、図中点
線で示すように、回転ローラ20aがレースウェイ10
から外れる直前にカム21とブツシュロッド22aとが
当接し、ブツシュロッド22aが右方に移動され(チュ
ーブ11の流路が閉じられ)るように構成されている。
なお、前記構成において、ブツシュロッド22aおよび
オフルーダ22bは、流路開閉機構22を構成している
前記カム21として様々の形状のものを用意しておき、
回動アーム20に対して着脱自在に取り付けられるよう
に構成すれば、前記角度θ、を様々に設定することが可
能となり、発生させる動脈圧波形の立ち上がりを適切に
設定できるようになる。
第13図および第14図は、先願の実願昭62−774
2号に記載の拍動流ポンプを説明するものである。
第13図において、符号30はレースウェイを示すもの
である。このレースウェイ30は円弧状内周面を有する
馬蹄形の部材であり、この内周面に沿って軟質チューブ
31が配設されている。
この軟質チューブ31はゴム硬度70°以下のゴム状材
料から構成されており、それによって比較的高内圧にも
変形によって耐えることができ、チューブ内への流入量
が変化しても内圧はほぼ一定となるようになっている。
この軟質チューブ31には回転ローラ32の2つのロー
ラ32a、 32aがこのチューブ31を閉塞するよう
に当接している。また、この軟質チューブ31の出口側
の前記レースウェイ30から所定寸法離れた位置には、
ブツシュロッド33aと、これに対向してソレノイド3
3bによって上下動するオフルーダ33cとからなる流
路開閉装置33が設けられ、この軟質チューブ31の流
路を任意に開閉できるようになっている。
前記流路開閉装置33には開閉指令装置34が電気的に
接続されており、この開閉指令装置34には心電計、心
拍ペースメーカー等の心電機器35が同じく電気的に接
続されている。開閉指令装置34は、心電機器35の出
力信号を検知し、この信号に基づき適当な間隔をもって
前記流路開閉機構33のソレ/イド33bに信号を送り
、流路を開閉するように構成されている。
なお、図中、符号36はレースウェイ30と流路開閉装
置33との間の軟質チューブ31の内圧を測定、表示す
る圧感計、符号37は流路開閉装置33から生体間の血
液流路の内圧を測定、表示する圧感計、符号38は流路
開閉装置33から生体間の血液流路内を流れる血液の流
量を測定、表示する電磁流量計をそれぞれ示すものであ
る。これら圧感計36.37および流量計38は、それ
ぞれ生体への供給血圧および流量が安全、適切な範囲に
あるように監視するためのものである。
前記構成によれば、まず、生体の心拍に同調して開閉指
令装置34から閉信号がソレノイド33bに供給され、
流路が閉じられると、ローラ32a、32aは連続的に
回転しており、血液は連続して流れ出ているので、流路
開閉装置33とレースウェイ30間の軟質チューブ31
内には血液が圧入され、内容量、内圧が上昇する。生体
の心拍に基づいて所定時間が過ぎたところで、前記流路
が開かれる。すると、前記軟質チューブ31内の所定量
、所定圧力の血液が、拍動的に生体の血液循環系に送り
出される。
この後もローラ32は回転を続け、血液は連続して流れ
ており、続いて、前記工程が生体の心拍に基づいて繰り
返されることにより、生体に大変近い動脈圧波形を血液
循環系に発生させることができる。
第14図は、前記構成の拍動流ポンプを運転したときに
得られた圧力波形および流量波形を前記従来の拍動流ポ
ンプの波形と比較して示したものである。左側の(a)
図が従来の拍動流ポンプの波形であり、右側の(b)図
が先願の拍動流ポンプの波形である。また、図中、A曲
線は圧感計36で測定した流路開閉装置33とレースウ
ェイ30間の軟質チューブ31内の圧力波形であり、8
曲線は圧感計37で測定した流路開閉装置33から生体
間の血液流路内の圧力波形、C曲線は電磁流量計38で
測定した流量波形、0曲線は平均流量波形、E曲線は前
記8曲線で示された圧力波形の微分値、すなわち、拍動
流の1秒当たりの圧力変化量を示す曲線である。
この第14図から明らかなように、左の(a)図の従来
の拍動流ポンプの波形がのこ歯状の小さな波からなる持
続波形となっているのに比較して、先願した拍動流ポン
プの波形は滑らかで、生体の動脈圧波形にたいへん近い
波形となっている。
[発明が解決しようとする課題] 前記したように、本願に先立って提供した拍動流ポンプ
は、生体に近い動脈圧波形を容易に得ることのできる、
という優れた利点を有するものである。本発明者は、こ
の拍動流ポンプをさらに有用とするためには、以下のよ
うな2つの解決すべき課題があることを知るに至った。
周知のように、心臓外科の分野において不可欠な体外循
環回路は、血液ポンプと人工肺とによって構成されてい
るが、この内の一方の血液ポンプには、既に前記拍動流
ポンプが使用されている。
ところが、体外循環回路を構成する他方の人工肺の現在
市販のものは、拍動流ポンプではなく、すべて連続流ポ
ンプ用に(連結構造が)設計されており、また、血液流
量が6 f2/minを要するものだけである。このよ
うな市販の人工肺の導出口に用いられる連結管において
要求されることは、得られる動脈内流速が少な(とも9
 am/sinとなることであり、接続使用される拍動
流ポンプの流量が6Q/l1linを下回る場合にはこ
れを満たすことができない。
したがって、これまでのところ、前記先願の拍動流ポン
プを使用するにあたって、2機のローラポンプを使用す
ることとし、これらを接続可能なように現在提供されて
いる人工肺の一部に構造上無理に様々な工夫を凝らして
いるのが、実情である。このような構造にあっては、2
つのポンプを同時に制御するのが難しく、また、血液を
患者に安全に戻す配慮が必要となる。
以上が第1の解決すべき課題である。続いて、第2の課
題を説明する。
拍動流による潅流は、心臓の補助や、心室の補助手段と
して生理的に最もふされしいものであると考えられてい
る。心室補助手段のような目的においては、10−ラ型
の拍動流ポンプが宵する簡易性と、費用のかかる心弁補
綴術における同拍動流ポンプが持つ経済的寄与とが、太
いに注目される。患者には拍動流ポンプのような形式の
メカニカルな心室補助が必要となり、それも、しばしば
心臓の両側、すなわち、左心室および右心室両方の補助
が必要となる。このような場合、2機のポンプが使用に
供せられることになるが、通常右心室と左心室とはそれ
ぞれ別の流出口が必要であり、それぞれ同期しながらも
流速を変える必要があり、これらの制御が難しい。これ
が第2の解決すべき課題である。
[課題を解決するための手段] 前記第1の課題に対し、本願発明においては、従来の2
つまたは3つのローラを有する血液ポンプ(ローラポン
プ)に前記先願した10一ラ型拍動流ポンプを同軸一体
化して解決を図っている(第1の発明)。この場合、そ
れぞれの回転アームの長さおよび対応するレースウェイ
の長さ(径寸法)とを調節することによって、それぞれ
の吐出流量を変えることができる。また、それぞれのチ
ューブ径によっても調整される。
また、前記第2の課題に対し、本願発明においテハ、前
記先願した2機の10一ラ型拍動流ポンプを同軸一体化
して解決を図っている(第2の発明)。この場合、それ
ぞれの回転アームの長さおよび対応するレースウェイの
長さ(径寸法)とを調節することによって、それぞれの
吐出流量を変えることができる。ただし、レースウェイ
の開環角度は同一としている。また、それぞれの流路開
閉機構は別々に制御されるように構成される。
[作用] 前記第1の発明によれば、従来のローラポンプ(lf[
1i(tポンプ)によって、接続使用される人工肺に必
要となる流量を充分に供給することができ、しかも、こ
のローラポンプに同期駆動する10一ラ型拍動流ポンプ
によって生理的に有効な拍動流状態の層流を患者に与え
ることが可能となる。その結果、市販の人工肺に組み合
わせて体外循環回路を構成する場合にも特別な無理のあ
る連結を行わずに目的を達することが可能となる。
また、前記第2の発明によれば、心臓の補助に有効な拍
動流を供給することのできる10−ラ型拍動流ポンプが
一体化により同期可能となるとともに、それぞれの流量
が容易に調節可能となっているので、心臓の両方の心室
の補助を行わなければならない場合に大変有効な拍動流
ポンプを提供することができる。
以下、この発明の詳細な説明する。
[実施例1] 第1図および第2図は、本願の第1の発明の実施例を示
すもので、この拍動流ポンプは、従来の20−ラ型血液
ポンプ40にlローラ型拍動流ポンプ41を軸42を同
一として一体化した構造を特徴としている。10一ラ型
拍動流ポンプ41は、20−ラ型血液ポンプ40の上部
に設けられている。
前記20−ラ型ポンプ40は、図に示すように、その一
部が馬蹄形のレースウェイ43の内面に沿って湾曲され
内部に血液が流通されるチューブ44と、このチューブ
44の湾曲部を、回転アーム45aの両端部に設けたロ
ーラ45b、 45bにより扱いてチューブ44内の血
液を送り出す回転ローラ45とを具備してなるものであ
る。前記回転ローラ45は、そのローラ45b、 45
bの回転アーム45aからの突出距離をつまみ45c、
 45cによって調節できるようになっている。
一方、前記拍動流ポンプ41においては、前記レースウ
ェイ43より径寸法の大きなレースウェイ46を有して
いる。このレースウェイ46の内周面に沿って軟質チュ
ーブ47が配設されている。この軟質チューブ47は前
記同様ゴム硬度70°以下のゴム状材料から構成されて
おり、それによって比較的高内圧にも変形によって耐え
ることができ、押圧力が変化しても内圧はほぼ一定とな
るようになっている。
この軟質チューブ47には回転アーム48aの一端に取
り付けられている回転ローラ48bがこのチューブ47
を閉塞するように当接している。また、この軟質チュー
ブ47の出口側にはブツシュロッド49aと、これに対
向してソレノイド49bによって上下動するオフルーダ
49cとからなる流路開閉機構49が設けられ、この軟
質チューブ49の流路を任意に開閉できるようになって
いる。
前記回転ローラ48bは回転アーム48aからの突出距
離をつまみ48cによって調節できるようになっている
。第2図に示すように、前記回転軸42の下部にはそれ
ぞれ高さ位置が異なる反射板50.51が取り付けられ
ている。これらの反射板50.51の役目および作用は
前記先願のものく第9図)と同様である。
前記構成によれば、従来の20−ラ型ポンプ40によっ
て、血液ポンプに接続使用される人工肺に必要となる流
量を充分に供給することができ、しかも、このローラポ
ンプ4Gに同期駆動する10一ラ型拍動流ポンプ41に
よって生理的に有効な拍動流状態の潅流を患者に与える
ことが可能となる。
その結果、市販の人工肺に組み合わせて体外循環回路を
構成する場合にも特別な無理のある連結を行わずに目的
を達することが可能となる。
[実施例2コ 第3図および第4図は、本願の第2の発明の第1の実施
例を示すもので、この拍動流ポンプは、2機の先願の1
0一ラ型拍動流ポンプ50.51を軸52を同一として
一体化した構造を特徴としている。
一方の10一ラ型拍動流ポンプ51は、他方の10−ラ
型血液ポンプ50の上部に設けられている。
一方の拍動流ポンプ50においては、その出口側におい
て長さ調整ができるように構成されているレースウェイ
53を有しており、このレースウェイ53の内周面に沿
って軟質チューブ54が配設されている。この軟質チュ
ーブ54は、前記同様コム硬度70°以下のゴム状材料
から構成されており、それによって比較的高内圧にも変
形によって耐えることができ、押圧力が変化しても内圧
はほぼ一定となるようになっている。この軟質チューブ
54には回転アーム55aの一端に取り付けられている
回転ローラ55bがこのチューブ54を閉塞するように
当接している。また、この軟質チューブ54の出口側に
はブツシュロッド56aと、これに対向してソレノイド
56bによって上下動するオフルーダ56cとからなる
流路開閉機構56が設けられ、この軟質チューブ54の
流路を任意に開閉できるようになっている。
前記回転ローラ55bは回転アーム55aからの突出距
離をつまみ55cによって調節できるようになっている
他方の拍動流ポンプ51は、そのレースウェイ57が前
記拍動流ポンプ50のレースウェイ53より径寸法が大
きく形成されていることと、その回転アーム58aが前
記拍動流ポンプ50の回転アーム55aより長(形成さ
れていること以外は、前記拍動流ポンプ50と同構造に
構成されている。すなわち、レースウェイ57はその出
口側において長さ調整が可能に構成されており、その軟
質チューブ59の出口側にはプノシュロ/ドロ0aと、
これに対向してソレノイド60bによって上下動するオ
フルーダ60cとからなる流路開閉機構60が設けられ
、この軟質チューブ59の流路を任意に開閉できるよう
になっている。なお、前記回転ローラ58bは回転アー
ム58aからの突出距離をつまみ58cによって調節で
きるようになっている◇ また、第4図に示すように、前記回転軸52の下部には
それぞれ高さ位置が異なる反射1i61,62および反
射板63.64が取り付けられている。これらの反射板
61,62および反射板63.64の役目および作用は
それぞれ前記先願のもの(第9図)と同様である。
[実施例3コ 第5図および第6図は、本願の第2の発明の第2の実施
例を示すもので、この拍動流ポンプは、先に第12図に
おいて示した先願の10一ラ型拍動流ポンプを軸70を
同一として一体化した構造を特徴としている。下方の拍
動流ポンプ71と、上方の拍動流ポンプ72との主な違
いは、前記実施例同様各々のレースウェイ73.74の
径寸法が異なること、各々の回転アーム75a、76a
の長さ寸法が異なることである。また、これら拍動流ポ
ンプ71.72を上下に同軸一体化するための構造とし
て、第6図に示すように、同形同寸法のカム77.78
が軸70の上下位置に固定されており、これらカム77
.78に対向してこれらの図中右方には水平方向に移動
自在なコ字状のブツシュ部材79の両端部の回転口−ラ
79a、79aが当接している。前記ブツシュ部材79
は、通常は図示しない付勢部材により図の左方向に付勢
されている。前記ブツシュ部材79の右方上下位置には
それぞれの軟質チューブ80.81を介してオそれぞれ
ソレノイド82.83によって駆動されるオフルーダ8
2a、83aが設置されている。このオフルーダ82a
、83aの先端部分は水平方向に位置調節可能に構成さ
れている。
なお、前記構成において、ブツシュ部材79およびオフ
ルーダ82a、 83aは、流路開閉機構84を構成し
ている。
また、図に示すように、前記回転軸70の下部にはそれ
ぞれ高さ位置が異なる反射板85.86および反射板8
7.88が取り付けられている。これらの反射板85.
86および反射板87.88の役目および作用はそれぞ
れ前記先願のもの(第9図)と同様である。
前記実施例2.3の構成によれば、心臓の補助に有効な
拍動流を供給することのできる10一ラ型拍動流ポンプ
50.51(71,72)が一体化により同期可能とな
るとともに、それぞれの流量が容易に補助を行わなけれ
ばならない場合に大変有効な拍動流ポンプを提供するこ
とが可能となる。
[発明の効果] 本願の第1の発明の拍動流ポンプは、 内部に血液を流通させるチューブの全部または一部をゴ
ム硬度70°以下の軟質チューブから構成するとともに
、この軟質チューブの出口側に流路開閉装置を設け、こ
のチューブを馬蹄形のレースウェイと回転ローラとによ
り圧閉状態で扱いて生体に拍動血流を供給する拍動流ポ
ンプと、内部に血液を流通させるチューブを馬蹄形のレ
ースウェイと回転ローラとにより圧閉状態で扱いて生体
に連続した血流を供給するローラポンプとを同軸一体化
するとともに、 それぞれのレースウェイの長さ寸法とそれぞれの回転ロ
ーラのアーム長さとを調節してそれぞれ送血流量を調整
してなることを特徴とするものである。
また、本願の第2の発明の拍動流ポンプは、内部に血液
を流通させるチューブの全部または一部をゴム硬度70
°以下の軟質チューブから構成するとともに、この軟質
チューブの出口側に流路開閉装置を設け、このチューブ
を馬蹄形のレースウェイと回転ローラとにより圧閉状態
で扱いて生体に拍動血流を供給する拍動流ポンプと、前
記拍動流ポンプと同構成の別の拍動流ポンプとを同軸一
体化するとともに、 それぞれのレースウェイの長さ寸法とそれぞれの回転ロ
ーラのアーム長さとを調節してそれぞれの送血流量を調
整してなることを特徴とするものである。
前記第1の発明によれば、従来のローラポンプ(血液ポ
ンプ)によって、接続使用される人工肺に必要となる流
量を充分に供給することができ、しかも、このローラポ
ンプに同期駆動する10一ラ型拍動流ポンプによって生
理的に有効な拍動流状態の満流を患者に与えることが可
能となる。その結果、市販の人工肺に組み合わせて体外
循環回路を構成する場合にも特別な無理のある連結を行
わずに目的を達することが可能となる。
また、前記第2の発明によれば、心臓の補助に有効な拍
動流を供給することのできる10一ラ型拍動流ポンプが
一体化により同期可能となるとともに、それぞれの流量
が容易に調節可能となっているので、心臓の両方の心室
の補助を行わなければならない場合に大変有効な拍動流
ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本願発明の第1の発明の一実施例
を説明するためのもので、第1図は本発明に係る拍動流
ポンプの平面構成図、第2図は同ポンプの側面構成図、
第3図および第4図は本願発明の第2の発明の第1の実
施例を説明するためのもので、第3図は本発明に係る拍
動流ポンプの平面構成図、第4図は同ポンプの側面構成
図、第5図および第6図は本願発明の第2の発明の第2
の実施例を説明するためのもので、第5図は本発明に係
る拍動流ポンプの平面構成図、第6図は同ポンプの側面
構成図、第7図は従来の拍動流ポンブの概略構成図、第
8図は従来の拍動流ポンプにより発生させた動脈圧波形
を示すグラフ、第9図は本願に先立って出願した拍動流
ポンプの一例を示す平面構成図、第10図は前記先願の
拍動流ポンプで開角度θ、=50’の条件下で発生させ
た動脈圧波形を示すグラフ、第11図は同ポンプで開角
度θ1=80°の条件下で発生させた動脈圧波形を示す
グラフ、第12図は、前記先願の他の一例の概略構成図
、第13図は前記本願に先立って出願した池の発明に係
る拍動流ポンプの一例の平面構成図、第14図は同拍動
流ポンプにより得られた圧力波形および流量波形と従来
の拍動流ポンプでの波形を示すグラフである。 40・・・・・20−ラ型血液ポンプ、41.50.5
1,71.72・・・・・10一ラ型拍動流ポンプ、4
2.52.70・・・・・軸、 43.46.53.57.73.74・・・・・レース
ウェイ、44.47.54.59・・自・チューブ、4
5a、48a、55a、58a、75a・・・・・回転
アーム、45b、48b、55b・・・・・ローラ、4
9.5B、60.84・・・・・流路開閉機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に血液を流通させるチューブの全部または一
    部をゴム硬度70°以下の軟質チューブから構成すると
    ともに、この軟質チューブの出口側に流路開閉装置を設
    け、このチューブを馬蹄形のレースウェイと回転ローラ
    とにより圧閉状態で扱いて生体に拍動血流を供給する拍
    動流ポンプと、内部に血液を流通させるチューブを馬蹄
    形のレースウェイと回転ローラとにより圧閉状態で扱い
    て生体に連続した血流を供給するローラポンプとを同軸
    一体化するとともに、 それぞれのレースウェイの長さ寸法とそれぞれの回転ロ
    ーラのアーム長さとを調節してそれぞれ送血流量を調整
    してなる拍動流ポンプ。
  2. (2)内部に血液を流通させるチューブの全部または一
    部をゴム硬度70°以下の軟質チューブから構成すると
    ともに、この軟質チューブの出口側に流路開閉装置を設
    け、このチューブを馬蹄形のレースウェイと回転ローラ
    とにより圧閉状態で扱いて生体に拍動血流を供給する拍
    動流ポンプと、前記拍動流ポンプと同構成の別の拍動流
    ポンプとを同軸一体化するとともに、 それぞれのレースウェイの長さ寸法とそれぞれの回転ロ
    ーラのアーム長さとを調節してそれぞれの送血流量を調
    整してなる拍動流ポンプ。
JP63040481A 1988-02-23 1988-02-23 拍動流ポンプ Granted JPH01214369A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009108835A1 (en) * 2008-02-27 2009-09-03 Smith & Nephew, Inc. Peristaltic pumping apparatus and method

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257620U (ja) * 1975-10-23 1977-04-26
JPS5528269U (ja) * 1978-08-16 1980-02-23

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