JPH01213997A - 樹木の寄生虫駆除器兼用避電針 - Google Patents

樹木の寄生虫駆除器兼用避電針

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Publication number
JPH01213997A
JPH01213997A JP3909288A JP3909288A JPH01213997A JP H01213997 A JPH01213997 A JP H01213997A JP 3909288 A JP3909288 A JP 3909288A JP 3909288 A JP3909288 A JP 3909288A JP H01213997 A JPH01213997 A JP H01213997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tree
electrode
conductor
lightning
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP3909288A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichiro Kato
加藤 儀一郎
Kazuo Inoue
井上 一男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUO BOURAI KK
Original Assignee
CHUO BOURAI KK
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Publication date
Application filed by CHUO BOURAI KK filed Critical CHUO BOURAI KK
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Publication of JPH01213997A publication Critical patent/JPH01213997A/ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 観光地、ゴルフ場のコースなどにある樹木の中には、長
い年月を経た大きいものがあり、その場所の景観を保つ
ために重要な役割を演じているものも多い。それらの樹
木が雪害や寄生虫により帖れる場合が、近年目立って多
くなってきた。
本発明の装置は上記の樹木を保護するためのもので、と
くに自然環境保護の面から重要な役割を演じると思われ
る。
〔従来の技術〕
従来、樹木に設置する避雷針はあったけれど、寄生虫ま
で駆除できるものは無かったので、避雷針を設置したた
め樹木を落雷から保護できても、その後寄生虫が繁殖し
たため枯れるという事件もあり、せっかく樹木に避雷針
を設置する計画を建てたのにかかわらず、途中で断念す
る管理者もあった。
〔解決しようとする問題点〕
樹木の成長を妨げることなく、しかも長年風雨にさらさ
れ、時には激しい風をうけて揺さぶれることがあっても
、破損する心配のない避雷針で、なおかつ電気的に寄生
虫を駆除する装置を兼ねていることが重要な点である。
従って避雷針の設備と、寄生虫駆除の目的で樹木に量も
効果的に電流を印加することの出来る装置とを兼ねさせ
る必要があるから、寄生虫駆除に効果がある電橋配置を
適宜構成できろこと、電源に直流、交流の何れを使用し
ても、電流の流れを妨げない電極でなければならない。
〔問題を解決するための手段〕
まず、樹木の成長を妨げることのない樹木用a1針の構
成を考えなければならない。樹木は日夜成長しているの
で、気づかない間に幹が太くなり、枝を張り、背も高く
なる。従って軽量の避雷突針を樹木の先端部に近い場所
に複数の木ねじなどで締め付けるのがよい(必要があれ
ば枝にも)。引下げ導線は必要最小限度の太さで、突針
部−点支持で吊しても、そこに負担がかからない位のも
のかよい。樹木の寄生虫駆除の目的で樹木内へ通電する
場合は、樹木に打込んだ電極針と接地電極の間の樹木内
部における電流分布が、寄生虫駆除効果に関係があるか
ら、電線の種類はビニール被覆N線を使用し、幹、ある
いは幹と枝の任意の場所に打込んだ電極針についてだけ
電圧印加ができることが好ましい。
幹の引下げ線の長さにも十分余裕をみて、途中に弛みを
作り又は根元付近に余長部を埋めて置く。引下げ導線支
持具は、木釘あるいは竹釘の頭部に電線の径より太めの
丸穴をあけたものがよく、上方から吊された引下げ電線
の横振れを止めるだけで、やむを得ない場合を除き特に
電線を固定しないほうがよい。次に寄生虫駆除のため印
加する電圧は、直流、交流いずれも使用出来ることが望
ましいので、直流を用いた場合のことを考え、特に電流
密度の高くなると考えられる電極針については、白金又
は金メツキしたもの、あるいは熱溶融型接着材と黒鉛粉
末を混和して形成した導電性被覆材で被覆した金属針又
は炭素繊維をプラスチックで強化した部材(近時ゴルフ
クラブのシャフト又は釣竿、ブラケットなどに使われて
いるもの)などの、非分極性電極がよい。同様に接地電
極も電極の周囲を黒鉛を主体とした導電性混和物で被覆
することが最適である。
〔作 用〕
本発明の樹木の寄生虫駆除器兼用避雷針は、前記した理
由により、樹木の成長を妨げることなく、しかも、長期
に亙り厳しい屋外で風雨に露されても破損することがな
く、樹木を落雷による災害より保護できる他、樹木の任
意の点から接地電極までの間に、直流または交流のいず
れの電源からも電圧を印加できる。
樹木の種類、形状、高さにかかわらず、樹木内部に交流
、直流にかかわらず必要な電流を流すことが出来るので
、樹木の湿潤な部分に寄生している害虫を電気的に駆除
出来る。
第1図は、樹木の内部を示したもので、(1)樹皮(2
)形成層(3)辺材(4)心材で、形成層(2)は皮(
1)のすぐ後ろにある膜状の部分、辺材(3)は色の薄
い部分で、(2)と(3)の部分は水分が最も多く含水
率150%、心材(3)は色の濃い部分で、含水率は3
0%であるといわれる。従って水分の多いところは導電
性である。
樹木が落雷をうけと、ある場合は樹皮が傷になる程度で
すむ場合かあり、ある場合には幹が爆発して粉々になる
場合とある。前者は雨で皮の部分がぬれていて、雷電流
か外側を通過した場合であり、後者は皮の部分か乾燥し
ており、雷電流は樹木の内部の湿潤した部分が導電性の
ため、主として(1)と(2)の部分を伝わり、そのと
きのジュール熱で、樹木の内部の水分が膨張し、その体
積の急な増大で爆発したものである。
枯れた松でも落雷をうけると生きかえる場合があるとい
われるが、樹木の内側に適当量電流が流れ、熱作用やそ
の他の作用により、殺虫効果があったものと思われる。
寄生虫の場合、例えば赤松を枯らすというマツノセンザ
イ虫は、体長1ミリ程度の線虫であるが、木の中に入り
込むとlケ月位で木を枯らすといわれる。そして、おも
に(1)および(2)の部分に住み着いていることが判
明した。
樹木に、直流の電気を流すと、マツノセンザイチュウは
電極付近に引き寄せられ、体の一部が破壊される結果、
全滅できるという研究報告もある。
樹木へ落雷して、以前にくらべ樹の勢いが回復するとい
う事実から教わるごとく、樹木に寄生する害虫の電気的
な駆除方法は電気の種類と大きさを、樹木や寄生虫の種
類に合わせて変えることで、他の寄生虫にも適用可能で
あると推定できる。
〔実 施 例〕
第2図は本発明の樹木の寄生虫駆除器兼用避雷針の一実
施例を示す、(1)樹木(2)軽量の避雷針(3)引下
げ導線(4)引下げ導線支持体(5)電極針(6)接続
線(7)引下げ導体を分離し得る構造の接続端子(8)
地面(9)樹木の根(10)接地電極接続線(11)接
地電極(12)黒鉛を主とした電極被覆材である。
第3図は避雷針の部分の拡大図で、(31)は突針部分
、軽量のものがよいから炭素繊維をプラスチックで強化
した部材等が用いられる。
(32)は引下げ電線の接続箇所。第4図は引下げ導線
の支持体で、木または竹製の釘で、(41)はへらの形
をした本体、(42)は引下げ導体を貫通するための丸
穴である。第5図は電極針の部分の拡大図である、(5
1)は樹木の内側までとどく針の部分、(52)はリー
ド線の接続端子、電極針は非分極性の電極とするため白
金、若しくは金メツキ、又は伝導性の黒鉛樹脂で覆われ
た金属、炭素繊維をプラスチックで強化したものが使わ
れる。樹木に通電する際には、引ドげ線の一部に設けた
接続端子を解放して、その両端から通電出来る。
〔効 果〕
今日でも観光地や神社仏閣などには、名木と歌われる大
木が数多くあり、ゴルフ場のコースにも景観を保持する
ため、かけがいのない樹木が数多くある。それらの樹木
は落雷の危険もあり、つねに寄生虫による被害に脅かさ
れているのが事実である。本発明の樹木の害虫駆除4兼
用避雷針をそれらに設置することにより前述したごとく
雷と置皿の両方の被害を防ぎ、樹木の天寿を全うさせる
ことができる。
このことは、大切な観光資源を保護するという立場から
も、国家的な重要なことであると思う。加えて、樹木の
付近にいる大勢の人を雷の側撃からも保護できるなど、
甚だ有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹木の内部の状態を示したもので、第2図は、
本発明の装置を樹木に設置する一実施例で、第3図は樹
木用突針、第4図は引下げ導線の支持体、第5図に電極
針など、それぞれの詳細図を示した。 l・・・・・・・・・樹木 2・・・・・・・・・避雷針 5・・・・・・・・・電極針 8・・・・・・・・・地面 11・・・・・・・・・接地電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幹の内側にまで到達する複数本の非分極性電極針
    と、樹木の先端部あるいはおもな枝の先に固定した避雷
    突針とを電気的に接続し、避雷導線引下げ線の一部に導
    体回路を分離可能とする接続端子を設置して、避雷針と
    接地電極、および樹木の任意の点と接地電極の間に電圧
    を印加し、その結果発生する電流が樹木内部を還流する
    ことを可能としたことを特徴とせる樹木の寄生虫駆除器
    兼用避雷針。
  2. (2)接地電極が黒鉛を主体とした導電性被覆材で覆わ
    れている特許請求の範囲第1項記載の樹木の寄生虫駆除
    器兼用避雷針
JP3909288A 1988-02-22 1988-02-22 樹木の寄生虫駆除器兼用避電針 Pending JPH01213997A (ja)

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JP3909288A JPH01213997A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 樹木の寄生虫駆除器兼用避電針

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JP3909288A JPH01213997A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 樹木の寄生虫駆除器兼用避電針

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JPH01213997A true JPH01213997A (ja) 1989-08-28

Family

ID=12543435

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JP3909288A Pending JPH01213997A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 樹木の寄生虫駆除器兼用避電針

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JP (1) JPH01213997A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814000A1 (fr) * 2000-09-14 2002-03-15 Lahcene Ramdani L'antifoudre
ES2404255R1 (es) * 2011-10-26 2013-06-21 Univ La Rioja Dispositivo de puesta a tierra mediante el empleo de un arbol

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814000A1 (fr) * 2000-09-14 2002-03-15 Lahcene Ramdani L'antifoudre
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