JPH0121365B2 - - Google Patents

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JPH0121365B2
JPH0121365B2 JP59249801A JP24980184A JPH0121365B2 JP H0121365 B2 JPH0121365 B2 JP H0121365B2 JP 59249801 A JP59249801 A JP 59249801A JP 24980184 A JP24980184 A JP 24980184A JP H0121365 B2 JPH0121365 B2 JP H0121365B2
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JP
Japan
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tapered
ring
flanged
flange
conical surface
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JPS60157505A (ja
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Miirenberuku Rarufu
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Publication of JPH0121365B2 publication Critical patent/JPH0121365B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
    • F16D1/08Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
    • F16D1/09Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces
    • F16D1/093Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces using one or more elastic segmented conical rings forming at least one of the conical surfaces, the rings being expanded or contracted to effect clamping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はクランプ装置特に軸に外側部材を固
定するためのクランプ装置に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
この種クランプ装置として、ドイツ公開公報第
2017149に示されている所謂クランプセツトが知
られている。比較的薄肉のフランジ付テーパリン
グがその内周面を、内側部材である軸に接触させ
て設けられている。テーパリングであるテーパ部
材が、その内側円錐面を、フランジ付テーパリン
グの外円錐面に係合させ、またハブに設けられた
フランジ外周面を有している。
使用状態で、軸に沿つた応力分布即ちフランジ
付テーパリングが軸に押圧される単位面積当りの
圧力が均一でないことが知られている。そしてフ
ランジ付テーパリングの薄肉端部で応力が大きく
なる。特に、クランプ状態でテーパリングが、フ
ランジ付テーパリングの薄肉端部より軸方向に突
出している場合に大きくなる。トルク、場合によ
つては曲げ応力によつて軸に高い表面応力が生
じ、これによりフランジ付テーパリングの端部に
過大な応力が生ずる。そして、これが塑性変形を
生じさせ、極端な場合には、軸を破損させる原因
となる。
〔発明の目的〕
この発明は、軸に沿つた応力分布を均一にし、
又フランジ付テーパリングの端部での過大な応力
が生じないクランプ装置を提供することを目的と
するものである。
〔発明の概要〕
テーパ部材がフランジ付テーパリングの端部よ
り突出している場合に生じる過度の応力の増加を
除いて、所定の範囲内に納めることが基本的な考
え方である。これはテーパ部材をいくつかに部材
に分けることによつてなされる。この場合フラン
ジに近いテーパ部材は所定のトルクを伝達できる
程度に締付け、一方フランジ付テーパリングの端
部に配されるテーパ部材は、前のものとは独立
に、許容できる表面圧が得られる程度に締付け
る。こうして、所定のトルクを伝達させる際、並
んでいるテーパ部材に好ましくない高い端部応力
を生じさせることなく、所定の範囲内に納めるこ
とができる。
上述の円錐クランプ装置で、2種の型式が知ら
れている。外側部材は、フランジ付テーパリング
の外側円錐面に係合する円錐面を有している。こ
の発明の一実施例では、フランジ付テーパリング
は外側円錐面を有しており、ここに内側円錐面を
直接接触させて2つの外側部材が配されている。
“テーパ部材”と“外側部材”とは同じものであ
る。
次のような理由によつて、この種クランプ装置
は、しばしば所謂クランプセツトとして作られて
いる。現実にはクランプ装置用の部材は、クラン
プされるべき部材のメーカと違つたメーカで作ら
れており、通常はクランプされるでき部材のメー
カがクランプ装置用の部材をユニツトの形で買つ
ていること。そして、更に円錐面の表面性状及び
傾斜角を所要の精度にするには多額の費用が掛る
こと等による。そして、このクランプセツトに
は、フランジ付テーパリングと係合するテーパリ
ングが含まれている。この場合他の部材はフラン
ジ付テーパリングの円錐面と直接係合することは
なく、単に“クランプセツト”が挿入される円筒
孔を備えておればよい。円筒孔は芯合せの面では
何の問題もない。外側部材の配列には次の2通り
がある。1つは円筒孔を有する1体構造の部材
と、フランジ付テーパリング上に配された2つの
テーパリングとからなるものであり、他の1つ
は、例えば2つの部材が軸方向に続いて設けら
れ、その中の少なくとも1つがテーパリング上に
あるものである。
このような構成によつて、多くの場合重要な付
加的効果を得ることができる。例えば、ドイツ公
開公報第2017149号の第1図で、2つの同じスラ
イド部材が、ハブ孔(多くの場合鋼製)の中で、
軸上に設けられているとすると、伝達すべきトル
クが増えた場合曲率が小さい軸上でまずスリツプ
が生じる。そして、所定のトルクのもとで、摩擦
により保持されるべき周方向力が大きくなる。し
かし、軸上でのスリツプは、多くの場合極めて望
ましくない。何故なら軸が傷つけられ、またクラ
ンプ装置の取外しが難かしくなる。
上述の構成により、軸上でスリツプを生ずるこ
となく、過負荷に対する安全性が得られる。そし
て、テーパリング上に位置する外側部材がテーパ
リングの円筒面上でスリツプする。これはフラン
ジ付テーパリングの軸への締付が、問題の外側部
材による半径方向力だけでなく、フランジ付テー
パリングと隣接する外側部材との間の半径方向力
とによつてなされるからである。こうしてフラン
ジ付テーパリングはある程度人為的手段によつて
付加的に締付けられる。従つて、外側部材に作用
するトルクによつてはスリツプは生ぜず、スリツ
プはまず外側部材と係合するテーパリングの円筒
面即ち軸以外の所で生ずる。
軸上に、部材を隣接させて配することは通常行
なわれている。例えば隣接して配された歯車、鎖
車があり、またクランクに隣接させて駆動車を設
けたクランク機構がある。
クランプ装置は、フランジ付テーパリングのフ
ランジを貫通して設けられた複数の軸方向締付ね
じによつてクランプされる。そして、同じフラン
ジ付テーパリングに配された2つのテーパリング
を締付けるには、2組の締付けねじが必要とな
る。フランジの周囲に設けられる締付けねじの数
は制限されるので、各テーパリング用の締付けね
じは全体の本数のほぼ半分になる。軸方向の最大
引張力、対応する半径方向締付け力及び伝達され
るトルクも制限される。
この発明の他の実施例では、各テーパ部材につ
いて多数の締付ねじが使用できるようにしてあ
る。
フランジに隣接したテーパ部材が、必要な締付
力に応じて設けられた複数の大径締付ねじによつ
て始めに締付けられる。その後これらの締付ねじ
を外すが、傾斜角のセルフロツク作用によりその
まま締付けられている。ついで、補助リングをフ
ランジ面に配する。そして小径の締付ねじをフラ
ンジの孔及びフランジに隣接したテーパ部材のね
じ孔を貫通させ、第2のテーパ部材のねじに螺合
させて締付ける。こうして各テーパ部材は、組に
なつている締付ねじのすべてを利用して、フラン
ジ付テーパリングの周面に締付けられる。
小径の第2の組の締付ねじの締付けを容易にす
るために、フランジ付テーパリングのフランジか
ら離れた部分及びそこに係合するテーパ部材の傾
斜角を小さくする。これにより同じ軸方向力によ
り、大きな半径方向力を得ることができる。
更に、外側部材の機械的強度が制限され、充分
な締付け力を得ることが難かしい場合に用いられ
る他の実施例も示されている。これは、例えばハ
ブが鋳物又はアルミニウミ製の場合である。この
例では、当該部材が、付属するテーパ部材によつ
て詳される半径方向応力内で荷重がかけられ、ま
た続いて設けられたテーパ部材によつて相当の付
加摩擦ロツク力が生ずるようになつている。そし
てこのテーパ部材は第1のテーパ部材に回り止め
結合されている。
〔発明の実施例〕
第1図において、100は装置全体を示す。フ
ランジ付テーパリング1が、図示しない軸上に、
その内周面2でのつている。またフランジ付テー
パリング1は外側円錐面3を有している。その頂
点は第1図上で右側になつており、従つて肉厚部
は左側になつている。そして左側に半径方向フラ
ンジ4が円錐面3側即ち外向きに設けられてい
る。フランジ4には、複数の孔5が円周上にあけ
られている。複数の締付けねじ6,6′、場合に
よつては押しねじがこれらの孔を通る。フランジ
付テーパリング1には、1つの長手方向スリツト
7が形成されている。従つて、半径方向に容易に
変形でき、ねじ6,6′の締付け力は専らフラン
ジ付テーパリングを変形させるだけに用いられ
る。
フランジ付テーパリング1には、フランジ4に
隣接して、円錐面3に係合する内円錐面9を有す
る第1のテーパリング8が設けられている。この
テーパリング8は外側円周面10を有している。
またテーパリング8には、締付けねじ6用の複数
の孔11と、締付けねじ6′が螺合する複数のね
じ孔11′が設けられている。締付けねじ6′は、
テーパリング8を第1図上で左側に引張る。この
場合円錐面9,3は相互に滑り、テーパリング8
は半径方向に拡げられる。この変形を容易にする
ためにテーパリング8にも長手方向スリツト(図
示せず)が形成されている。
フランジ付テーパリング1上に、テーパリング
8に軸方向に隣接して、第2のスリツト付テーパ
リング12が設けられている。このテーパリング
は円錐内周面13と、外周面14を有している。
テーパリング12には締付けねじ6が螺合する複
数のねじ孔15が設けられている。締付けねじ6
は、テーパリング8を貫通して、テーパリング1
2にねじ込まれ、テーパリング12を第1図上で
左側に引張る。この引張り力は、締付けねじ6′
とは無関係に調節できる。
テーパリング8,12の外周面10,14は、
内周面21に接している。この内周面21は、第
1図に例示されている、1体構造の外側部材20
の円筒凹部と同じ直径になつている。締付けねじ
6,6′を締付けることにより、軸(図示せず)
は凹部21内で、摩擦ロツクによつて回り止め固
定される。
フランジに近いテーパリング8は、締付けねじ
6′によつて、所望の力で締付けられる。テーパ
リング12の締付け力は、上記の締付けと独立し
て、締付けねじ6′によつて調節できる。従つて、
この方式によれば、フランジ付テーパリングの第
1図上の右端で生じやすい有害なピーク応力の発
生を防止できる。
第1図の下半分に示す如く、円周面10,14
の直径が、破線14′で示すように異つてもよい。
この場合凹部21は段付きになつている。また第
1図の上半分に示すものでは、外側部材は1体構
造部材20となつているが、1組の外側部材2
0′,20″としてもよい。そしてこれは相互に半
径方向面22で当接してもよく、破線で示すよう
に軸方向に離れていてもよい。各部材20′,2
0″は、それぞれテーパリング8,12と組合さ
れている。しかし2つの部材20′,20″は共通
のフランジ付テーパリング1上に位置している。
上記構成により、過負荷に対し安全な構造とな
つている。即ち過負荷になつたとき、軸上でない
ところで、スリツプが生ずるようになつている。
若し、部材20′,20″の1つにトルクが作用
し、例えば部材20″が、所定の締付け状態では、
摩擦ロツクによつて力を伝達できないようになる
と、部材20″は、軸上でなく、外周面14でス
リツプする。何故ならば、フランジ付テーパリン
グ1は、テーパリング12による半径方向力に加
えて、テーパリング8による半径方向力によつて
軸に締付けられているので、スリツプが生じる限
界が大きくなつている。
第2図に示す装置200では、円錐面31がフ
ランジ状部材30に直接形成されている。従つて
部材30を収容する凹部内に設けられるであろ
う、他のテーパリングは存在しない。この結果、
部材はクランプ部から分離することができない。
従つてクランプ装置200は、第1図に示す分離
可能なクランプユニツト16にはなり得ない。ま
たクランプ装置200は、軸方向に隣接した2つ
の部材20″,30を備えている。そして過負荷
に対する安全は、第1図においてテーパリング1
2の外周面14でスリツプが生じるように、部材
20″でなされる。
更に、クランプ装置200では、第1図で部材
20′について矢印17で示すのと異なり、部材
30はフランジ4に接していない。この結果、締
付けねじ6,6′を締めた場合、部材30,2
0″は、図示しない軸に対して、左側にわずかの
距離を存して配されることになる。しかしこれは
多くの場合、問題にならないことである。この場
合にも、スリツプは円錐面3上でのみ生ずるとい
う効果が得られ、この場所で摩擦力は征服され
る。
第1図に示す例では、ねじ6,6′を締付ける
と、円錐面3と、外側部材20の内周面21との
両方でスリツプが生ずる。外側部材20が、17
の位置で当接して、その位置に保たれても、締付
力の大部分は摩擦によつて失われる。
第3図に示すクランプ装置300では、部材2
0′はまたテーパリング8に接して設けられてい
る。締付けねじ6は、部材32に直接螺合してお
り、部材32は回らないようになつている。しか
しフランジ付テーパリング1は、図示しない軸を
クランプしているので、スリツプは円筒面10上
においてのみ生じる。部材32の内側円錐面は、
比較的薄肉の、テーパしたスリツトインサート3
3によつて構成されている。このインサート33
は、部材32の円筒凹部34に挿入され、ねじ6
を締付けたときのスリツプはカラー35により止
められる。
第1図〜第3図においては、フランジ付テーパ
リング1は、その内周面が軸(図示せず)に接し
ているが、第4図ではテーパリング41は外側部
材20の内周面21に接する外周面42を有して
いる。フランジ付テーパリングの円錐面39は、
内側円錐面であり、テーパリング45,46の外
側円錐面と係合している。これらテーパリング
は、内周面47,49で軸(図示せず)に接して
いる。半径方向フランジ40は内側に向いてい
る。
クランプ装置400は、1体構造の外側部材2
0に対してのみ使用可能である。そしてフランジ
付テーパリング41の、第4図で右端におけるピ
ーク応力は、第1図について述べた方法で、低減
することができるが、過負荷に対しては安全では
ない。ハブ側の端部におけるピーク応力の問題、
即ち比較的薄肉のフランジ付テーパリングが軸に
直接接してない場合の問題は、大きな問題でない
とはいえ、このクランプ装置400は、本発明の
概念に含まれるものではあるが、余り重要のもの
ではない。
上記のクランプ装置を外すには、長い押しねじ
を短かい締付けねじ6′用のねじ孔にねじ込んで、
右側テーパリングのねじのない所を押す。こうし
て右側テーパリングを取外す。左側のテーパリン
グを取外すには、フランジ40にねじ孔を設けて
おき、押しねじをねじ込み、左側テーパリングの
ねじのない所を押して取外す。
第5図に示すクランプ装置500は、第1図に
示す装置100と似ているが、径の異なる2種類
の締付けねじを用いる点が違つている。テーパリ
ング8′には、小径のねじを挿通できる複数のね
じ孔11′が設けられている。またフランジ付テ
ーパリング1のフランジ4には、大径用の透孔
5′があけられている。テーパリング12のねじ
孔15は小径用のものである。例えば大径ねじの
径は14mm、小径ねじの径は10mmである。
クランプ装置500、この場合また分離できる
クランプセツト16が示されている、を締付ける
には、まずフランジ4に当接している補助リング
50を取外す。そして、テーパリング8′を、大
径の締付けねじにより左側に引張つて、フランジ
付テーパリング1を所望の締付力で締付ける。大
径の締付けねじを取外しても、テーパリング8′
は、円錐面3の傾斜角がセルフロツクの範囲内に
あるので、そのまま残る。ついで、補助リング5
0をフランジ4に当接させ、長い締付ねじ6を、
孔52,5′及びテーパリング8′のねじ孔11′
を通して、右側のテーパリング12のねじ孔15
にねじ込んで、テーパリングを締付ける。この例
のよい点は、締付けねじ用のピツチサークルが、
2つのテーパリング8′及び12の両者に対して
完全に利用できることである。これに対し第1図
〜第4図に示す例では、締付けねじ6′は、締付
けねじ6の間に配されるので、各テーパリングに
対し締付けねじの半分しか利用できない。勿論両
者の場合、数本の押しねじ51用のスペースは必
要である。
第6図に示すクランプ装置600は、クランプ
装置500と似ているが、フランジ付テーパリン
グ1の円錐面3が軸方向の2つの部分3′,3″に
分けられている点が異なつている。両者の傾斜角
はセルフロツクの範囲内にあるが、フランジから
遠い右側のテーパリング12が位置する3部の
傾斜角は、3′部のそれよりわずかに小さくなつ
ている。勿論テーパリング8′,12の円錐面の
傾斜角は、これらに適合するようになつている。
3″部の傾斜角が小さいことにより、締付けに小
径のねじを用いているに拘らず大きな半径方向力
を得ることができる。
第5図、第6図において、外側部材が示されて
いないが、これは第1図に示すものと同じものが
適用できる。2つのテーパリングに係合する1体
構造の部材を用いた場合、応力分布の効果、端部
応力の減少の効果は明らかである。2つの部材を
隣接して配した場合は、過負荷に対する安全が問
題である。若し、1つの部材だけがテーパリング
の1つの上にあり、スリツトされてない他方が部
材の外側にある場合にだけ、過負荷に対する安全
が得られる。他のテーパリングは、フランジ付テ
ーパリングを軸に締付ける付加力を与えるにすぎ
ない。
第7図に示すクランプ装置700は、部材2
0″例えばローププリー、歯車等を、トルク伝達
のため軸Wに固定するためのものである。部材2
0″は、例えばねずみ鋳鉄、アルミニウム等の半
径方向応力に弱いものである。この装置は、第1
図の下側に示したものに似ているが、両部材2
0′,20″が、軸方向ボルト54によつて一緒に
回転するようになつている点が異なつている。部
材20″はスリツトテーパリング12及び締付け
ねじ6によつて、フランジ付テーパリング1に締
付けられている。この程度のことは部材20″の
材料も耐えられる。軸方向に隣接してあるスリツ
トなしの鋼製の部材20′は、相当の半径方向力
を加えられるものである。締付けねじ6′によつ
て、テーパリング8を締付けることにより、相当
のクランプ力が得られる。
リング8,20′が伝達するトルクは、ボルト
54によつて接続されている部材20″にも伝え
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は、本発明のそれぞれ異なる実
施例の縦断面図で、第1図〜第6図では内側部材
である軸が省略され、第7図だけに示してある。 1,41…フランジ付テーパリング、2…内周
面、3,3′,3″…円錐面、4,40…フラン
ジ、5,5′…孔、6,6′…締付けねじ、8,
8′…第1テーパリング(テーパ部材)、11…
孔、11′…ねじ孔、12…第2テーパリング
(テーパ部材)、15…ねじ孔、16…クランプセ
ツト、20,20′,20″…外側部材、21…円
筒状凹部、39…円錐面、45,46…テーパリ
ング、50…補助リング、W…軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側部材を、外周面を有する内側部材例えば
    軸に固定するクランプ装置で、 a フランジ付テーパリングで、円周面と、これ
    に対向する円錐面と、この円錐面から半径方向
    に延出するフランジとを有するものと、 b 上記フランジ付テーパリングの円錐面に係合
    する円錐面を有する第1テーパ部材と、 c 上記フランジを貫通して、上記第1テーパ部
    材に螺合する複数の軸方向締付けねじと、 d 上記フランジ付テーパリングの円錐面に係合
    する円錐面を有する少なくとも1つの第2テー
    パ部材とを備え、 e 上記第2テーパ部材は、上記第1テーパ部材
    と独立して上記フランジを貫通する他の複数の
    ねじによつて上記フランジ付テーパリングに締
    付けられるようになつているクランプ装置。 2 外側部材は、少なくとも一部に円筒状凹部を
    備え、且つテーパ部材の少なくとも1つは対応す
    る円周面を有するテーパリングである特許請求の
    範囲第1項に記載のクランプ装置。 3 外側部材は軸方向に配された2つの部材から
    なり、これら部材の少なくとも1つはテーパリン
    グに接して設けられている特許請求の範囲第1項
    に記載のクランプ装置。 4 テーパ部材の端面を押圧して該テーパ部材を
    フランジ付テーパリングから外すねじを備えてい
    る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記
    載のクランプ装置。 5 フランジ付テーパリングのテーパ面にセルフ
    ロツクする傾斜面が形成されていること、フラン
    ジに複数の孔があけられていること、フランジに
    近いテーパ部材に第1の径の締付けねじ用の複数
    のねじ孔が設けられていること、第2のテーパ部
    材に上記第1の締付ねじ孔に挿通される第2の小
    径の締付ねじ用の複数のねじ孔が設けられている
    こと及び補助リングを備え、この補助リングには
    フランジの孔位置に対応して、第2の小径の締付
    けねじが挿通される複数の孔があけられている特
    許請求の範囲第1項に記載のクランプ装置。 6 フランジ付テーパリングのテーパ面のフラン
    ジから離れた所に第2テーパ部材が係合するテー
    パ面が形成され、このテーパ部材の傾斜角は第1
    テーパ部材が係合するフランジに近いテーパ面の
    傾斜角より小さくなつている特許請求の範囲第5
    項に記載のクランプ装置。 7 2つの外側部材は、相互に接続されて回転可
    能になつている特許請求の範囲第3項に記載のク
    ランプ装置。
JP59249801A 1983-12-01 1984-11-28 クランプ装置 Granted JPS60157505A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3343446.8 1983-12-01
DE3343446A DE3343446C1 (de) 1983-12-01 1983-12-01 Spannanordnung
DE3434690.2 1984-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157505A JPS60157505A (ja) 1985-08-17
JPH0121365B2 true JPH0121365B2 (ja) 1989-04-20

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ID=6215742

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59249801A Granted JPS60157505A (ja) 1983-12-01 1984-11-28 クランプ装置

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JP (1) JPS60157505A (ja)
DE (1) DE3343446C1 (ja)
ZA (1) ZA848260B (ja)

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ZA848260B (en) 1985-06-26
JPS60157505A (ja) 1985-08-17
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