JPH01213532A - ロードセル用荷重検出体及びその製造方法 - Google Patents

ロードセル用荷重検出体及びその製造方法

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JPH01213532A
JPH01213532A JP3910588A JP3910588A JPH01213532A JP H01213532 A JPH01213532 A JP H01213532A JP 3910588 A JP3910588 A JP 3910588A JP 3910588 A JP3910588 A JP 3910588A JP H01213532 A JPH01213532 A JP H01213532A
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JP
Japan
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load
burnishing
broaching
flexible portion
hollow
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Pending
Application number
JP3910588A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kawai
河合 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Shimpo Corp
Original Assignee
Shimpo Industrial Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、力や重量を電気信号に変換するロードセルに
用いられる中空四辺形状の荷重検出体及びその製造方法
に関する。さらに詳細には、本発明は、荷重によフてひ
ずみを生じる可撓部を有する中空四辺形状のロードセル
用荷重検出体及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 可撓部を有する中空四辺形状のロードセル用荷重検出体
の製造方法として、特公昭68−57694号公報に、
中空押出し成形により形成された中空素材を所定の幅に
切断した後、可撓部その他を機械加工により所定の寸法
形状に形成する方法が開示されている。
また、特開昭60−216233号公報には、前記方法
を改良するものとして、可撓部についても中空押出し成
形により完成品の略基本形状に予め形成しておき、所定
幅の切断後における機械加工量を低減させる方法が開示
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ロードセルは、荷重によって荷重検出体の可撓部に生じ
たひすみや変位をひずみゲージや光電変換素子等で電気
信号に変換し、出力するものであり、従って荷重検出体
の特に可撓部の加工には高い寸法精度のみならず良好な
表面あらさ(高い平滑性)が要求される。例えば、可撓
部の加工表面が平滑でない場合は、応力集中が生じると
共に検出特性が不安定となる。しかし、上記従来の製造
方法では、可撓部を高い寸法精度及び良好な表面あらさ
に仕上げるために多大の工数が必要であった。
一方、ロードセルにおいて優れた検出精度及び検出特性
を得るためには、荷重検出体の可撓部におけるばね定数
(単位の変形を与えるに要する力)を小さくすること、
換言すれば単位の荷重に対する変形量を大きくすること
が必要である。しかし、上記従来の製造方法では、可撓
部が原素材そのままの材質であり、強度保持上から可撓
部の肉厚を相当の厚さに保持する必要があり、従って可
撓部におけるばね定数を現状以上に低減させることは不
可能であった。
本発明の目的は、良好な表面あらさ、及び小さいばね定
数を備えた可撓部を有する中空四辺形状のロードセル用
荷重検出体及びその製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための技術手段) 上記の目的は本発明によって達成することができる。
本発明に係る中空四辺形状のロードセル用荷重検出体は
、可撓部を有する中空四辺形状のロードセル用荷重検出
体において、可撓部がバニシング仕上げによって形成さ
れたことを特徴とするものである。上記可撓部は、ブロ
ーチ加工その他の手段によって加工された後、最終的に
バニシング仕上げによって形成されたものである。上記
荷重検出体はその型式に制限がなく、例えば既述の特公
昭58−57694号公報に開示された荷重受体、特開
昭60−216233号公報に開示された起歪体、さら
には特公昭5B−57695号公報に記載されたスリッ
ト状中空部を有するロードセル等の各型式であってもよ
い。
また、本発明に係る中空四辺形状のロードセル用荷重検
出体の製造方法は、可撓部を有するロードセル用荷重検
出体の製造方法において、高力アルミニウムや特殊合金
鋼等からなる中空四辺形素°材を形成する工程、中空四
辺形素材にブローチ加工及びバニシング仕上げによって
可撓部を形成する工程、及び可撓部の形成された中空四
辺形素材を所定の幅に切断する工程を含むことを特徴と
するものである。上記中空四辺形素材の形成は、公知の
方法J例えば中空押出し成形や切削加工等によって行な
うことができる。なお、荷重検出体における可視部以外
の部分の形成にも、必要に応じてブローチ加工を採用す
ることができる。
上記製造方法におけるバニシング仕上げは、例えばバニ
シ刃やバニシングローラ等によって行なうことができる
。上記バニシ刃を使用する場合は、バニシ刃として、ブ
ローチ加工用のブローチ上に設けられたものであること
が好ましいが、−方、ブローチ加工用のブローチと別体
のバニシングブローチートに設けられたものであっても
よい。
(作 用) 荷車検出体の可撓部は、特にブローチ加工の採用によっ
て高い寸法精度が効率的に得られる。
また、荷重検出体の可撓部は、ブローチ加工等に続くバ
ニシング仕上げによって加工表面が鏡面状態になると共
に表面あらさ(平滑性)が向上し、大きな圧縮残留応力
の生成によって疲労限度が上昇し、さらに加工硬化によ
って表面硬度が増加する。
ブローチ加工を採用した場合において、それに続くバニ
シング仕上げをバニシ刃によって行なうと、ブローチ加
工のために設置されたブローチ盤をそのまま利用できる
。その場合に、ブローチ加−L用のブローチ上に設けら
れたバニシ刃を用いると、−条のブローチを通過操作す
るのみでブローチ加工及びバニシング仕上げを連続的に
行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図は本発明に係るロードセル用荷重検出体の−・例
の正面図であり、同図において、荷重検出体(1)は、
固定辺部(2)、それと対向して配置された自由辺部(
3)、固定辺部(2)と自由辺部(3)とに上下に架設
された架橋辺部(4)、各架橋辺部(4)の両端に各内
面から穿設されて肉薄状に形成された可撓部(5)、及
び固定辺部(2)、自由辺部(3)、架橋辺部(4)で
囲まれた中空部(6)からなる中空四辺形状を呈する。
各可撓部(5)は、ブローチ加工等に続くバニシング仕
上げによって良好な表面あらさ、高い圧縮残留応力状態
及び高い表面硬度に形成されている。
ロードセルの構成に際して、荷重検出体(1)の固定辺
部(2)は支持部材(7)に固定され、自由辺部(3)
は被荷重部材(8)と連結され、さらに各架橋辺部(4
)の両端表面における各可撓部(5)にひずみゲージ(
9)が貼着される。
被検出荷重が被荷重部材(8)に負荷されると、荷重検
出体(1)の自由辺部(3)が固定辺部(2)に対して
変位すると同時に各可撓部(5)表面に被検用荷重に応
じたひずみが生じ、生じたひずみが各ひずみゲージ(9
)で検出されると同時にブリッジ回路(図示を省略する
)を介して電気18号に変換される。
第2(a)〜(e)図は、本発明に係るロードセル用荷
重検出体の製造方法の一例を順次説明する斜視図である
。同図において、先ず第2(a)図に示すように中空四
辺形素材(10)を中空押出し成形等によって形成し、
次いで第2(b)図に示すように中空四辺形素材(10
)にブローチ(11)を用いたブローチ加工及びバニシ
ング仕上げを施すことによって各可撓部(5)を形成し
、最後に第2(C)図に示すように可撓部(5)の形成
された中空四辺形素材(10)を所定の幅に切断しく切
断線を一点鎖線で示す)、第1図に示すような荷重検出
体(1)とする。
第3図は第2(b)図に示す工程に用いたブローチにお
ける一可撓部に対応する部分の要部正面図であり、ブロ
ーチ(11)は切削刃(12)のみならずバニシ刃(1
3)を備えている(その他の構成部分について図示を省
略する)。
(発明の効果) 荷重検出体の可撓部は、ブローチ加工によって形成され
ることにより、従来のように複雑な仕上げ加工工程を要
することなしに高い寸法精度が得られる。
さらに、荷重検出体の可撓部は、ブローチ加工等に続い
てバニシング仕上げによって処理されることにより、表
面あらさ(平滑性)の向上、疲れ強さの増大、表面硬度
の増加を招き、可撓部におけるばね定数の低減化、長寿
命化が可能となる。
従って、可撓部を仮に従来と同じ強度に保持した場合は
、肉厚がより小さくなるので、ばね定数を従来より小さ
くすることができると共に検出精度を向上させることが
できる。また、可撓部を仮に従来と同じ肉厚に保持した
場合は、強度が従来より増大するので、寿命を従来より
延ばすことができる。
バニシング仕上げをバニシ刃によって行ない、またその
場合にブローチ加工用のブローチ上に設けられたバニシ
刃を用いると、ブローチ加工と連続してバニシング什−
ヒげを行なうことができるので、工程の簡素化、作業能
率及び生産性の向上、加工精度の向上環に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロードセル用荷重検出体の一例の
正面図、第2(a)〜(C)図は、本発明に係るロード
セル用荷重検出体の製造方法の一例を順次説明する斜視
図、′:JJ3図は第2(b)図に示す工程に用いたブ
ローチにおける−・可撓部に対応する部分の要部正面図
である。 く主要符号の説明) 1・・・荷車検出体、  S−・・可撓部、  10−
・・中空四近影素材、11−・・ブローチ、  12切
削刃。 13−・・バニシ刃 以上 特許出願人  シンポ工業株式会社 代理人 弁理士  安 藤 惇 逸 第1図 第2図 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓部を有する中空四辺形状のロードセル用荷重
    検出体において、可撓部がバニシング仕上げによって形
    成されたことを特徴とするロードセル用荷重検出体。
  2. (2)可撓部を有する中空四辺形状のロードセル用荷重
    検出体の製造方法において、中空四辺形素材を形成する
    工程、中空四辺形素材にブローチ加工及びバニシング仕
    上げによって可撓部を形成する工程、及び可撓部の形成
    された中空四辺形素材を所定の幅に切断する工程を含む
    ことを特徴とするロードセル用荷重検出体の製造方法。
  3. (3)バニシング仕上げがバニシ刃によって行なわれる
    、請求項2記載のロードセル用荷重検出体の製造方法。
  4. (4)バニシ刃がブローチ加工用のブローチ上に設けら
    れた、請求項3記載のロードセル用荷重検出体の製造方
    法。
JP3910588A 1988-02-22 1988-02-22 ロードセル用荷重検出体及びその製造方法 Pending JPH01213532A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103537767A (zh) * 2013-10-30 2014-01-29 无锡华洋滚动轴承有限公司 逆向止动轴承内齿面拉挤成形刀具
WO2019239938A1 (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 新東工業株式会社 起歪体、起歪体の製造方法、及び物理量測定センサ

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