JPH01213119A - 包装装置における袋つまみ移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は包装装置において、製袋器で製袋化した袋の開
口部をつかみ、袋の向きを変えながら袋を搬送する包装
装置における袋つまみ移動装置に関するものである。

従来の技術 従来食パン等の食品の包装は、三方シール包装装置を用
いて行っていた。三方シール包装装置は、第１０図に示
す如く包装材１を捲回したる原反２はスプール３にセッ
トされ、原反２から繰り出しローラ４により繰り出され
た包装材１はガイドローラ５を経て製袋器６に送られる
。

一方被包装体７は入口コンベヤ９のチェーンブレード１
０で搬送されて製袋器６内に押し込まれる。被包装体７
は製袋器６の中で包装材１と共に矢印の方向へ搬送され
る。包装材１は被包装体７を内蔵したまま引張りローラ
１１及びタテシーラ１２により製袋器６で製袋化され耳
部を包装材１の長手方向に連続的に縦シールすることで
縦シール部１３を形成してリードコンベヤ１４で搬送さ
れる。１５はエンドシーラであり、包装材１の幅方向に
横シールすることにより横シール部１６を形成すると共
に内蔵されてカッター１７で包装材１を切断すると、第
１１図の如き三方シール包装体１８が得られ、出口コン
ベヤ１９で次工程へ搬送される。

また、専業の袋メーカから袋を購入し、被包装体７を袋
に投入し、袋の開口部を束ねて包装する方法も採用され
ている。

発明が解決しようとする課題 三方シール包装装置を用い三方シール包装体１８を製作
する場合は、製袋器６内に被包装体７を送り込み、被包
装体７の形状も利用して包装材１を包み込んで製袋化す
るため、被包装体７を形状及び被包装体７がパン等の食
品の場合には、被包装体７の屑の為包装体の「しわ」や
屑によるシール不良が発生し易く、従って、溶断シール
「シールカット」による美麗なる製品が要求される場合
には問題があった。

また、袋の専業メーカーが製造した袋（被包装体を投入
するための開口部を有する）を購入して、被包装体７を
袋詰めするときには、袋の寸法は精度よく均一でかつ美
麗なものが得られるが、袋が積重ねられた状態になって
いるので、袋を開口しながら袋詰めの作業を行うために
作業能率が低い問題があった。

課題を解決するための手段 本発明は上記の如き点に鑑み包装装置における袋つかみ
移動装置は、三方シール包装装置のように被包装体の形
態を利用して袋を製作する方式ではなく、またあらかじ
め袋を製作しておいて積重ねられた袋の中に被包装体を
投入するための方式でもなく、これら両方式の中間方式
を採用した装置であり、包装材を製袋器で製袋化し所定
箇所をシールした開口部を有する袋を製作するが、該袋
が完成したら、袋の開口部をクリップ装置でつかみ、袋
をつかんだまま半回転させて、被包装体が搬送装置で搬
送され、袋詰めが容易に行える位置に移動する装置を提
供するものである。即ち袋の開口部の端部をつかむクリ
ップ装置と、該クリップ装置を所定位置に移動する袋つ
まみ移動装置とよりなり、袋つまみ移動装置はスプロケ
ット間に張設されたチェーンにチェーンブロックが配設
されていて、該チェーンブロック間に取着されたチェー
ンブロック軸の端部にはクリップ本体が螺着されて、チ
ェーンブロック軸にはスライダーを装着し、該スライダ
ーにカムレバー及びカムフオローが設けられ、クリップ
本体の端部にはクリップホルダーがホルダービンを介し
て揺動自在に取着され、クリップ装置はクリップホルダ
ーに一方の固定クリップが、またクリップホルダーで保
持されるクリップビンドに他方の固定クリップが取り付
けられそれぞれの固定クリップには可動クリップがクリ
ップビンを介して取り付けられ、クリップホルダーには
レバーを介してレバ−リングが接続梵袋のつかみ移送装
置である。

作用 包装装置の前工程で製作された袋を該袋が製作直後に袋
の開口部をクリップ装置でつかんだまま、袋つかみ移動
装置により半回転しながら袋の開口部の向きを方向転換
させ、袋開口案内板に袋を供給するとクリップ装置は袋
のつまみ操作を離すことを繰返し行うもので、袋開口案
内板で保持された袋は、被包装体の供給装置で移送され
る搬送経路と一致するので袋に対しての被包装体の供給
を確実に行うことができる。

実施例 包装材１の原反２から繰り出された包装材１は案内ロー
ラ２０で案内され繰り出しローラ４で引張られて製袋器
６に送られる。製袋器６で包装材１は２つ折り部２１で
２つ折りされて折り送板２２で一部分がさらに４つ折り
部２３で折り込まれて４つ折りにされる。４つ折り部２
３が作られることにより袋を拡げるときに簡単に開くこ
とができる。４つ折りにされた包装材１は引張りローラ
１１で引張られて側面をシールするためのサイドシーラ
２４に送られる。該のサイドシーラ２４で包装材１は両
側面部２５がサイドシールされてサイドシール部２６が
形成され、底部２７を有した袋２８が完成する。

袋つまみ移動装置２９はサイドシーラ２４により包装材
１の両側部がシールされて出来上った袋２８開口部３０
をつまみ、つまんだまま袋２８の開口部３０の方向を被
包装体７の進行方向へ合わせ袋詰めを確実に行わせるた
めの袋開口案内板３１へ搬送する装置である。袋つまみ
移動装置２９は、スプロケット３２．３２′間にチェー
ン３３が張設されており、該チェーン３３には所定間隔
を設けてチェーンブロック３４．３４′が取着されてい
る。

チェーンブロック３４．３４′間には２本のチェーンブ
ロック軸３５．３５′が固着され、チェーンブロック軸
３５．３５′の端部には、クリップ本体３６が螺着され
ている。また、チェーンブロック軸３５．３５′の中間
部にはスライダー３７が軸方向に自在にスライドするよ
う軸着されている。該スライダー３７にはカムレバー３
８が取着され、カムフォロワ３９が設けられている。カ
ムレバー３８にはクリップレバーリンク４０がカムレバ
ーピン４１で接続されている。カムフォロワ３９はカム
４２に設けられたカム溝４３に案内されながらチェーン
３３の移動に伴い回動する間に、チェーンブロック軸３
５．３５′をスライダー３７が矢印の方向に移動する。

袋２８の開口部３０をくわえる洗濯ばさみ状のクリップ
装置４４は、クリップ本体３６のクリップピン４５に回
転自在に軸着されたクリップホルダー４６の端部に設け
られたリニアボールベアリング４７にスライド自在に取
り付けられたクリップロッド４８に軸着されている。ク
リップホルダー４６はクリップ本体３６にクリップピン
４５を介して回動自在に装着され、一方の端部にはリニ
アボールベアリング４７を介してクリップロッド４８が
軸方向に自在に移動可能に取り付けられ、他方の端部に
はクリップレバーリング４０とレバーピン４９を介して
取り付けられている。カムフォロワ３９がカム４２によ
って移動すると、スライダー３７がチェーンブロック軸
３５．３５′上をスライドし、カムレバー３８を介して
クリップレバーリンク４０が作動して、クリップホルダ
ー４６はクリップピン４５を支点として回動する。クリ
ップホルダー４６の回動によりクリップ装置４４の向き
が第９図における一点鋭線で示す如（変わる。

クリップホルダー４６には、第１固定クリツプ５０が、
クリップロッド４８には第２固定クリツプ５０′が軸固
着されている。第１固定クリツプ５０には、可動クリッ
プピン５１を介して第１可動クリツプ５２が装着され、
該第１可動クリツプ５２には、ストッパ５３が取り付け
られ、第１固定クリツプ５０に設けられた透孔５４を通
して突出している。５５は圧縮バネで、第１固定クリツ
プ５０及び可動クリップピン５１のバネ圧５６に収まり
、圧縮バネ５５のバネ圧で第１固定クリツプ５０、第１
可動クリツプ５２は閉止している。第２の固定クリップ
５０′には可動クリップピン５１を介して第２可動クリ
ツプ５２′が装備され、該第２可動クリツプ５２′には
ストッパー５３が取り付けられ、第２固定クリツプ５０
′に設けられた透孔５４を通して先端部が突出し、第１
可動クリツプ５２のストッパー５３と接触している。第
２固定クリツプ５０′及び可動クリップピン５１の夫々
のバネ圧５６に収クリ・、、７＋１ まる圧縮バネ５５のバネ圧で、固定←←予悼５０　’、
可動クリップ５２′は閉止している。第１固定クリツプ
５０、第２固定クリツプ５０′及び第１可動クリツプ５
２、第２可動クリツプ５２′　のくわえ部５７はワニロ
状になっていることが好ましい。

クリップロッド４８の他端部には、カムフォロワ５８が
取着され、クリップロッド用のカム５９によってクリッ
プロッド４８がリニアボールベアリング４７で案内され
ながら上下に移動する。第１固定クリツプ５０は、クリ
ップホルダー４６に固着さ一１〇− れていて、第２固定クリツプ５０′がクリップロッド４
８に軸着されているので、第８図において、クリップロ
ッド４８が下方へ移動すると、ストッパー５３の作用に
より、第１固定クリツプ５０、第２固定クリツプ５６に
装着された第１可動クリツプ５２、第２可動クリツプ５
２′　は、圧縮バネ５５を押圧してくわえ部５７を開口
して袋２８をクリップ装置４４から離脱させ、また最初
に第１可動クリツプ５２、第２可動クリツプ５２′が開
口状態の開口部３０に接近し、所定関係位置になったと
きくわえ部５７を閉止して袋２８をくわえることになる
。

袋つまみ移動装置６０はチェーン３３でチェーンブロッ
ク３４．３４′が廻動するようになっており、該チェー
ンブロック３４．３４′間に橋設されたチェーンブロッ
ク軸３５．３５′に固着されたカムレバー３８に設けら
れたカムフォロワ３９がカム４２のカム溝４３で案内さ
れて、一回転する。カム溝４３の軌跡は第７図に示す如
く、上側部６１は一直線状であり、下側部６２は第６図
の破線で示す如く、両側のスプロケット３２．３２′に
近い位置では曲線で、中央部６３は直線が形成されてい
る、カム４２のカム溝４３により、カムフォロワ３９が
案内されて、スライダー３７がチェーンブロック軸３５
．３５′上を移動し、これに伴ってカムレバー３８を作
動し、クリップホルダー４６を回動し、クリップ装置４
４のクリップ６４の方向をチェーン３３の進行方向と平
行に、また直角に向きを変えることができる、６５はク
リップの端部の軌跡を示す。

第４図において、カム４２によりクリップ６４の向きが
変わる様子を示している。６６が包装材１の端部で、袋
２８の端部と同一である。クリップ６４はり、の位置で
くわえ部５７が水平方向になっており、カム４２の第１
曲線部ＡＩを移動し直線部Ｂ＋に達すると、クリップ６
４のくわえ部５７は垂直に向きを変える、このときクリ
ップ６４のくわえ部５７は解放されているので包装材１
の端部６６に非くわえ状態で接近する。包装材１サイド
はシール部２６が形成されて袋２８となるが、シールが
完了した直後クリップ６４が閉じて袋２８の開口部３０
をくわえる。クリップ６４で袋２８をくわえたまま、カ
ム４２の第２曲線部Ａ２を経て上側部６１へ移動しＬ２
の位置に達するとクリップ６４は水平方向に向きを変え
、袋２８の開口部３０の向きが変わる。カム溝４３は上
側部６１においては直線であり、その途中のＬ３の位置
でクリップ装置４４は第８図の破線で示す如く、カム４
２のカム溝４３の上昇に従ってクリップ装置４４の第２
固定クリツプ５０′のみが上昇し袋２８の開口部３０が
開口され袋開口案内板６７へ袋２８は供給される。袋開
口案内板３１は２本の支柱６８．６８′に三角形状の板
６９．６９′が固着され、クリップ６４でくわえられて
きた袋２８が板６９．６９′に挿入されさらにクリップ
装置４４が進行すると袋２８は板６９．６９′の抵抗で
くわえ部５７より離脱されるＬ４の位置から半回転して
上側部６１から下側部６２のＬ＋の位置に戻り一回転す
る。このような作動により以下これを繰返す。

包装材１はサイドシール２４でサイドシール部２６を形
成するようにサイドシールに切断されて袋２８を完成す
るが、該袋２８をクリップ６４でくわえながら包装材１
と同期して移動する間にカム４２によってクリップ６４
の方向を転換し、袋２８の開口部３０を袋開口案内板３
１へ供給し被包装体７の袋詰めを容易に行えるようにす
る。

７０は入口コンベヤで、スプロケット３２．３２′間に
張設されたチェーン３３に取着されたチェーンブレード
７１で被包装体７を搬送する。入口コンベヤ７０で搬送
された被包装体７は、被包装体７のパドル装置７２によ
って袋開口案内板３１で保持された袋２８内に送られる
。被包装体７のパドル装置７２はスプロケット３２．３
２′間に張設されたチェーン３３に取着されたパドルロ
ッド７３の先端部に湾曲部材７４を介してパドル板７５
が設けられた構造で入口コンベヤ７０のチェーンプレー
ト７１とパドル板７５の移送速度タイミングで同期運転
されている。パドル装置７２で被包装体７は搬送され、
袋開口案内板３１で保持されている袋２８内に供給され
袋詰めされる。さらにパドル装置７２で袋詰めされた被
包装体７は製品８として出口コンベヤ７６へ搬送される
。

発明の効果 上述のように本発明三方シール包装装置で袋詰めする場
合のように被包装体の形状に影響をうけて製品にしわが
できたり、製袋化された袋内で被包装体がずれて所定の
包装体が得られなかったり、あらかじめ作製された袋を
購入してきて袋詰めする際においては、袋を開口する作
業が必要になり、静電気現象等で困難なことがある等の
問題を解決できるもので確実かつ稼動率を高めることが
できる袋つまみ移動装置である等工業的価値共だ大なる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明において包装体を形成する工程を示しａ
は包装材の斜視図、ｂは二つ折りにした包装材の斜視図
、Ｃは４つ折りにした包装材の斜視図、ｄはシールした
包装袋を示す斜視図、ｅは袋をクリップでつかみ袋の開
口部の向きを転換した状態を示す斜視図、ｆは袋の開口
部を拡げ被包装体が供給された斜視図、第２図は本発明
包装装置における袋つまみ移動装置の正面図、第３図は
同斜視図、第４図は同平面図、第５図は同側面図、第６
図はカムによりクリップ装置のクリップの移動を示し、
カム溝の下側部の軌跡を摘いた平面図、第７図はカム溝
の上側部の軌跡を示す平面図、第８図は本発明包装装置
における袋つまみ移動装置の主要部を示す側面図、第９
図は同平面図、第１０図は従来の三方シール包装装置の
正面図、第１１図は三方シール包装体の斜視図である。 ２８は袋、３０は開口部、３２．３２′はスプロケット
、３３はチェーン、３４．３４′　はチェーンブロック
、３５．３５′　はチェーンブロック軸、３６はクリッ
プ本体、３７はスライダー、３８はカムレバー、３９は
カムフォロワ、４０はクリップレバーリング、４４はク
リップ装置、４５はクリップピン、４６はクリップホル
ダー、４７はリニアボールベアリング、４８はクリップ
ピンド、４９はレバービン、５０は第１固定クリツプ、
５０′は第２固定クリツプ、５２は第１可動クリツプ、
５２′　は第２可動クリツプ、５３はストッパー、６０
は袋つまみ移動装置、６４はクリップ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 袋の開口部をつかむクリップを有したクリップ装置と袋
   をつかんだままのクリップを移動する袋つまみ移動装置
   とよりなり、袋つまみ移動装置はスプロケット間に張設
   されたチェーンにチェーンブロックが固着されて、チェ
   ーンブロック間に取着されたチェーンブロック軸の端部
   にはクリップ本体が螺着され、チェーンブロック軸の中
   間部で軸方向に移動自在に軸着されたスライダーにはカ
   ムレバー及びカムフォロワが装備されて該カムレバーに
   はレバーピンを介してクリップレバーリングが接続され
   、該クリップレバーリングの端部にはレバーピンとクリ
   ップ本体のクリップピンとに軸着されたクリップホルダ
   ーが取着されてクリップホルダーに設けられたリニアボ
   ールベアリングにクリップロッドが取付けられ、該クリ
   ップロッドに第２固定クリップが軸着され、クリップホ
   ルダーには第１固定クリップが装着されて第１固定クリ
   ップ及び第２固定クリップにはクリップピンを介して第
   １可動クリップ及び第２可動クリップが取付けられ、第
   １可動クリップ及び第２可動クリップにはストッパーが
   設けられたクリップ装置を有することを特徴とする包装
   装置における袋つまみ移動装置。