JPH01212411A - 磁気共鳴映像装置用磁石装置 - Google Patents
磁気共鳴映像装置用磁石装置Info
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- JPH01212411A JPH01212411A JP63036890A JP3689088A JPH01212411A JP H01212411 A JPH01212411 A JP H01212411A JP 63036890 A JP63036890 A JP 63036890A JP 3689088 A JP3689088 A JP 3689088A JP H01212411 A JPH01212411 A JP H01212411A
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- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 claims description 4
- 238000001362 electron spin resonance spectrum Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 12
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 238000004435 EPR spectroscopy Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気共鳴映像装置(MRI装置)用磁石装置に
関し、特に電子スピン共鳴を利用した映像装置に用いて
好適な磁石装置に関する。
関し、特に電子スピン共鳴を利用した映像装置に用いて
好適な磁石装置に関する。
[従来の技術]
MHI装置では、測定対象に静磁場と勾配磁場を印加す
る必要があり、鉄芯磁石あるいは空芯磁石で発生した静
磁場中に磁場勾配用コイルを配置している。
る必要があり、鉄芯磁石あるいは空芯磁石で発生した静
磁場中に磁場勾配用コイルを配置している。
[発明が解決しようとする問題点]
このような勾配用コイルが静磁場中に配置されると、測
定対象が配置される空間が制限されてしまい、大きな測
定対象を入れることが困難になってしまう。
定対象が配置される空間が制限されてしまい、大きな測
定対象を入れることが困難になってしまう。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、小型
のコイルで大きな測定空間を確保することのできる磁石
装置を提供することを目的としている。
のコイルで大きな測定空間を確保することのできる磁石
装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するため、本発明の磁石装置は、測定対
象が配置される空間を挟んで配置される第1のヘルムホ
ルツコイルと、同じ空間を挟み該第1のヘルムホルツコ
イルと直交配置される第2のヘルムホルツコイルと、該
第1及び第2のヘルムホルツコイルを構成する4つのコ
イルに独立した電流を供給す・るための4つの電源とか
ら構成されることを特徴としている。
象が配置される空間を挟んで配置される第1のヘルムホ
ルツコイルと、同じ空間を挟み該第1のヘルムホルツコ
イルと直交配置される第2のヘルムホルツコイルと、該
第1及び第2のヘルムホルツコイルを構成する4つのコ
イルに独立した電流を供給す・るための4つの電源とか
ら構成されることを特徴としている。
[作用]
本発明においては、直交配置される第1及び第2のヘル
ムホルツコイルを構成する4つのコイルに供給する電流
を独立に設定することにより、静磁場と勾配磁場を同時
に発生させるため、小型のコイルで大きな測定空間を確
保することが可能となる。
ムホルツコイルを構成する4つのコイルに供給する電流
を独立に設定することにより、静磁場と勾配磁場を同時
に発生させるため、小型のコイルで大きな測定空間を確
保することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳説する。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例を示す構成図であり、図にお
いて1は測定対象が配置される測定空間である。2a、
2bは測定空間1を挟んで対向配置されるヘルムホルツ
コイルで、2軸方向の磁場を発生する。3a、3bは測
定空間1を挟みヘルムホルツコイル2a、2bと直交配
置されるヘルムホルツコイルで、y軸方向の磁場を発生
する。4〜7は各コイル2a、2b、3a、3bへ電流
を供給する電源である。8は測定空間内に配置されるマ
イクロ波共振器で、その内部に測定対象を収容し、測定
対象にマイクロ波磁界を照射し電子スピン共鳴を起こさ
せると共に、電子スピン共鳴に伴う共鳴信号を図示しな
い分光計を介して取出すためのものである。
いて1は測定対象が配置される測定空間である。2a、
2bは測定空間1を挟んで対向配置されるヘルムホルツ
コイルで、2軸方向の磁場を発生する。3a、3bは測
定空間1を挟みヘルムホルツコイル2a、2bと直交配
置されるヘルムホルツコイルで、y軸方向の磁場を発生
する。4〜7は各コイル2a、2b、3a、3bへ電流
を供給する電源である。8は測定空間内に配置されるマ
イクロ波共振器で、その内部に測定対象を収容し、測定
対象にマイクロ波磁界を照射し電子スピン共鳴を起こさ
せると共に、電子スピン共鳴に伴う共鳴信号を図示しな
い分光計を介して取出すためのものである。
上記構成において、コイル2a、2bに同一電流Ilを
同一方向に流すと、空間1内にはz軸方向の一様磁場が
形成される。第2図(a)はこの磁場の2軸に沿った強
度分布を示す。
同一方向に流すと、空間1内にはz軸方向の一様磁場が
形成される。第2図(a)はこの磁場の2軸に沿った強
度分布を示す。
この状態からコイル2aの励磁電流をわずかに減少させ
!l−Δaとし、コイル2bの励磁電流をわずかに増加
させIf+Δaとすれば、2軸に沿った強度分布は第2
図(b)に示すようになり、空間1の中心0を中心とし
た2軸方向の勾配磁場が形成される。
!l−Δaとし、コイル2bの励磁電流をわずかに増加
させIf+Δaとすれば、2軸に沿った強度分布は第2
図(b)に示すようになり、空間1の中心0を中心とし
た2軸方向の勾配磁場が形成される。
一方、コイル3aに励磁電流(−Δb)、コイル3bに
励磁電流(+Δb)を夫々流すと、y軸に沿った強度分
布は第2図(c)に示すようになり、空間1の中心0を
中心としたy軸方向の勾配磁場が形成される。実際に発
生する勾配磁場は、2軸方向の勾配磁場とy軸方向の勾
配磁場をベクトル合成した勾配磁場となるため、Δa、
Δbの大きさ及び極性を変化させることにより、yz面
内の任意の方向に磁場勾配を発生させることができる。
励磁電流(+Δb)を夫々流すと、y軸に沿った強度分
布は第2図(c)に示すようになり、空間1の中心0を
中心としたy軸方向の勾配磁場が形成される。実際に発
生する勾配磁場は、2軸方向の勾配磁場とy軸方向の勾
配磁場をベクトル合成した勾配磁場となるため、Δa、
Δbの大きさ及び極性を変化させることにより、yz面
内の任意の方向に磁場勾配を発生させることができる。
このようにyz面内の所望の方向に磁場勾配を発生させ
た状態で、Ifを掃引することによりその勾配を保って
磁場強度を掃引すれば、その勾配に対し垂直方向への投
影ESRスペクトルが分光計より得られる。そして、磁
場勾配の方向を系統的に変化させて(例えば所定角度ず
つ回転させて)測定を繰返せば、多方向の投影スペクト
ルが得られ、得られた多数の投影スペクトルについて、
X線CTと同様のアルゴリズムを用いて逆投影を行い、
像を再構成すれば二次元像を得ることができる。
た状態で、Ifを掃引することによりその勾配を保って
磁場強度を掃引すれば、その勾配に対し垂直方向への投
影ESRスペクトルが分光計より得られる。そして、磁
場勾配の方向を系統的に変化させて(例えば所定角度ず
つ回転させて)測定を繰返せば、多方向の投影スペクト
ルが得られ、得られた多数の投影スペクトルについて、
X線CTと同様のアルゴリズムを用いて逆投影を行い、
像を再構成すれば二次元像を得ることができる。
尚、測定対象に対する磁場勾配の方向を系統的に変化さ
せるには、測定対象をX軸の回りに所定角度ずつ回転さ
せるようにしても良く、この場合、磁場勾配は一方向に
固定しておけば良い。
せるには、測定対象をX軸の回りに所定角度ずつ回転さ
せるようにしても良く、この場合、磁場勾配は一方向に
固定しておけば良い。
X軸方向の磁場勾配を発生させるため、測定空間1を挟
んでヘルムホルツコイル2a、2b及び3 a *
3 bと夫々と直交配置されるヘルムホルツコイルを設
ければ、3軸方向に磁場勾配を発生させることができ、
3次元のイメージングが可能となる。
んでヘルムホルツコイル2a、2b及び3 a *
3 bと夫々と直交配置されるヘルムホルツコイルを設
ければ、3軸方向に磁場勾配を発生させることができ、
3次元のイメージングが可能となる。
ところで、上述した説明では静磁場の方向が2軸方向に
固定されていた・が、第1図の構成により静磁場の方向
をX軸を中心として回転させることができる。即ち、コ
イル2a、2bだけでなく、コイル3a、3bにも励磁
電流■2を同一方向に流せば、y方向にも静磁場が発生
し、その結果、コイル2a、2bによる2方向静磁場と
の合成により、あらゆる方向に合成静磁場を発生させる
ことができる。勾配磁場用の励磁電流は、静磁場用の励
磁電流に重畳させれば良い。
固定されていた・が、第1図の構成により静磁場の方向
をX軸を中心として回転させることができる。即ち、コ
イル2a、2bだけでなく、コイル3a、3bにも励磁
電流■2を同一方向に流せば、y方向にも静磁場が発生
し、その結果、コイル2a、2bによる2方向静磁場と
の合成により、あらゆる方向に合成静磁場を発生させる
ことができる。勾配磁場用の励磁電流は、静磁場用の励
磁電流に重畳させれば良い。
尚、上記実施例では2コイル構成のヘルムホルツコイル
を使用したが、4コイル構成のヘルムホルツコイルを使
用しても良いことは言うまでもない。
を使用したが、4コイル構成のヘルムホルツコイルを使
用しても良いことは言うまでもない。
[効果]
以上詳述した如く、本発明によれば、ヘルムホルツコイ
ルにより静磁場と勾配磁場を発生させるようにしたため
、専用の勾配発生用コイルを静磁場内に配置していた従
来に比べ大きな測定空間を確保することが可能となる。
ルにより静磁場と勾配磁場を発生させるようにしたため
、専用の勾配発生用コイルを静磁場内に配置していた従
来に比べ大きな測定空間を確保することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例の構成を締ず図、第2図は磁
場強度分布を示す図である。 1:測定空間
場強度分布を示す図である。 1:測定空間
Claims (2)
- (1)測定対象が配置される空間を挟んで配置される第
1のヘルムホルツコイルと、同じ空間を挟み該第1のヘ
ルムホルツコイルと直交配置される第2のヘルムホルツ
コイルと、該第1及び第2のヘルムホルツコイルを構成
する4つのコイルに独立した電流を供給するための4つ
の電源とから構成されることを特徴とする磁気共鳴映像
装置用磁石装置。 - (2)前記第1及び第2のヘルムホルツコイルに夫々直
交する第3のヘルムホルツコイルを設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の磁気共鳴映像装置用磁
石装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63036890A JPH067528B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 磁気共鳴映像装置用磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63036890A JPH067528B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 磁気共鳴映像装置用磁石装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212411A true JPH01212411A (ja) | 1989-08-25 |
JPH067528B2 JPH067528B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=12482372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63036890A Expired - Lifetime JPH067528B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 磁気共鳴映像装置用磁石装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067528B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2813672A1 (fr) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | Council Scient Ind Res | Dispositif perfectionne d'imagerie par resonnance paramagnetique electronique |
CN109030568A (zh) * | 2018-09-07 | 2018-12-18 | 西南交通大学 | 一种高温超导膜临界电流无损检测装置及其检测方法 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP63036890A patent/JPH067528B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2813672A1 (fr) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | Council Scient Ind Res | Dispositif perfectionne d'imagerie par resonnance paramagnetique electronique |
CN109030568A (zh) * | 2018-09-07 | 2018-12-18 | 西南交通大学 | 一种高温超导膜临界电流无损检测装置及其检测方法 |
CN109030568B (zh) * | 2018-09-07 | 2023-09-19 | 西南交通大学 | 一种高温超导膜临界电流无损检测装置及其检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067528B2 (ja) | 1994-01-26 |
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