JPH01212032A - 無線装置用シェルターの防雨カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 無線装置用シェルタ−の防雨カバーに関し、操作性良く
シェルタ−に取付けることのできる無線装置用シェルタ
−の防雨カバーを提供することを目的とし、 無線装置を収容したシェルタ−の上部に収納ケースを設
け、非使用時にはこの収納ケース内に収納され、使用時
には収納ケースから引き出されて開かれたシェルタ−の
扉の上部にのせられてシェルタ−前面の上部をカバーす
る無１！ｌｉＷ用シェルタ−の防雨カバーであって、防
雨カバーを天井部と該天井部前端に回動自在に取付けら
れた前面部とから構成し、該天井部の両側を折曲げてレ
ール部を形成し、各々のレール部の後端部近傍にストッ
パーを形成し、前記収納ケースの側面の前端部近傍に前
記レール部を摺動自在に支持する支持部材を内側方向に
突出して設け、前記収納ケースから防雨カバーを引き出
してレール部の前記ストッパーが前記支持部材に係合し
たとき、前記天井部が前側方向に傾斜するように構成す
る。

産業上の利用分野 本発明は無線装置用シェルタ−の防雨カバーに関する。

例えば衛星通信用の地上局装置等の無線装置においては
、−船釣に送受信装置等の通信機器が扉を有するシェル
タ−内に収容されており、降雨時に通信機器の保守点検
を行なう場合には、シェルタ−の扉を開は防雨カバーを
シェルタ−前面に取付けて、作業員が雨に濡れずに又通
信機器を雨に濡らさずに通信機器の保守点検ができるよ
うにする必要がある。このため、操作性良く簡単に無線
装置用シェルタ−に取付けることのできる防雨カバーが
要望されている。

従来の技術 第７図は従来構造展開斜視図を示しており、内部に送受
信装置等の通信機器を収容したシェルタ−１は箱形状の
シェルタ−本体２にＲ３が観音開きに取付けられて構成
されている。４はビニールシート状カバーであり、非使
用時には折畳まれて扉３の内側あるいはシェルタ−本体
２の内側に収容されており、使用時に引き出されて第７
図に示すように展開される。ビニールシート状カバー４
は上側シート５と前側シート６とから構成され、上側シ
ート５に複数本のパイプ７が取付けられている。

一方、シェルタ−本体２の上面には挿入穴８ａを有する
複数個のブラケット８が固着されており、ビニールシー
ト状カバー４のパイプ７をブラケット８の挿入穴８ａ中
に挿入することにより、ビニールシート状カバー４がシ
ェルタ−１に取付けられ、作業者が降雨時にも濡れるこ
となく保守点検等の作業が行なえるようになっている。

発明が解決しようとする課題 しかし、上述したような構造の従来の防雨カバーはビニ
ールシート状であるため、透明度は良い−が柔かいため
にひらひらして風のあるときに使用しにくいという問題
があった。また、ビニールシート状カバーをシェルタ−
に取付けるときは、カバーの上側シート５に取付けられ
たパイプ７をブラケット８の挿入穴８ａ中に挿入して取
付゛けているため、カバーが取付けにくく作業者が二人
必要であった。さらに非使用時、カバーを筒状に畳んで
シェルタ−内に収容していたが、体積が大きいため収容
部に困るという問題があると共に、取付時にカバーが傾
斜していないのでカバー上面に水が溜りやすいという問
題があった。

本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、操作性良くシェルタ−に取付ける
ことのできる無線装置用シェルタ−の防雨カバーを提供
することである。

課題を解　するための手段 防雨カバーを天井部と天井部前端に回動自在に取付けら
れた前面部とから構成する。天井部の両側を折曲げてレ
ール部を形成し、各々のレール部の後端部近傍にストッ
パーを設ける。又、無線装置を収容したシェルタ−の上
部に収納ケースを設け、この収納ケースの側面の前端部
近傍にレール部を摺動自在に支持する支持部材を内側方
向に突出して設ける。

非使用時には、防雨カバーは収納ケース内に収納されて
おり、使用時に引き出して使用されるが、防雨カバーを
収納ケースから引き出してレール部のストッパーが支持
部材に係合したとき、天井部が前側方向に傾斜するよう
に構成する。

非使用時には、防雨カバーの前面部を天井部の上に折畳
んでから、レール部を支持部材上を滑らせて防雨カバー
を収納ケース内に収納する。降雨時に送受信装置等の通
信機器の保守点検を行なう場合には、まずシェルタ−の
扉を聞け、防雨カバーのレール部に形成されたストッパ
ーが支持部材に係合するまで防雨カバーを前面に引き出
し、防雨カバーの天井部をシェルタ−の扉の上部にのせ
てから、天井部上に折畳まれている前面部を展開して扉
に固定する。これによりシェルタ−前面の上部は防雨カ
バーによりカバーされたことになり、作業者は降雨に煩
わされることなく保守点検等の作業を行なうことができ
る。

友−豊−１ 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

第１図はカバーを引き出した状態の実施例斜視図を示し
ており、送受信装置等の通信機器を収容したシェルタ−
１０は箱型のシ壬ルター本体１２と、このシェルタ−本
体１２の前面に蝶番で観音開きに取付けられた扉１４と
、シェルタ−本体１２の上部に形成された防雨カバーの
収納ケース１６とから構成される。１８は本発明に係る
防雨カバーであり、例えばアルミ板金から形成された天
井部２０にアクリル樹脂板等から形成された前面部２２
を蝶番２４で連結して構成されている。天井部２０の両
側には一旦上方に折曲げて再度横方向に折曲げたレール
部２６が形成されており（第４図参照）、レール部２６
の後端部近傍にはストッパー２８が形成されている（第
３図参照）。又、レール部２６の前面は上方に折曲げら
れて固定部２６ａが形成されており、この固定部２６ａ
にネジ２７が螺合されるようになっている。

一方、収納ケース１６の側面の前端部近傍にはレール部
２６を摺動自在に支持する支持部材３０が内側方向に突
出して設けられている。支持部材３０はテフロン樹脂片
３２にゴム等の弾性部材３４を貼付して構成されている
。この実施例においては、支持部材３０は固定式である
が、例えば回転自在なローラ等を採用するようにしても
良い。

又、第４図の引き出し状態正面図に示されるように、防
雨カバー１８の天井部２０の下面には２個のコの字状金
具３６が取付けられている。

しかして、第５図及び第６図に示す防雨カバーの収納状
態においては、ネジ２７を収納ケース１６のネジ穴に螺
合することにより、防雨カバー１８が収納ケース１６内
に収納保持されている。この状態から防雨カバー１８を
セットするのには、まずネジ２７を外し扉１４を開いて
から、レール部２６を支持部材３０上を滑らせてストッ
パー２８が支持部材３０に係合するまで防雨カバー１８
を収納ケース１６から引き出す。この状態で第２図に示
すように、天井部２０が扉１４の上部にのり、天井部２
０が前側方向に傾斜するようになる。

このとぎ第４図に示すように、コの字状金具３６中にｌ
！１４の上端部を入れることにより、扉の横ぶれを防止
するようにする。

さらに、第２図の矢印Ａに示すように前面部２２を時計
方向に回動し、ネジ２３で前面部２２を１５！１４に固
定する。このように防雨カバー１８を引き出して固定し
た状態の斜視図が第１図に示されており、作業者がこの
防雨カバー１８の中に入って、降雨時にも濡れることな
く通信機器の保守点検作業を行なうことができる。

第１図に示す展開状態から防雨カバー１８を収納ケース
１６内に収納するには、まずネジ２３を外し前面部２２
を第２図で矢印Ａと反対方向、すなわち反時計方向に回
動して前面部２２を点線に示す如く天井部２０上に載置
する。次いで、このように折畳まれた防雨カバー１８を
、レール部２６を支持部材３０上を滑らせて、収納ケー
ス１６内に十分に押し入れ、ネジ２７で固定することに
より第５図及び第６図に示す収納状態が得られる。

１且立夏１ 本発明の無線装置用のシェルタ−の防雨カバーは以上詳
述したように構成したので、非常に操作性の良い防雨カ
バーを提供できるという効果を奏する。さらに、引き出
し展開状態での固定がしっかりしているため、風のある
ときでも防雨カバーががたがたすること、なく、保守作
業を煩わすことがない。また、引き出し展開状態でカバ
ーが前側方向に傾斜しているため、カバーの天井部分に
水溜りができることが防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図はカバーを引き出した状態の実施例斜視図、 第２図はカバーを引き出した状態の実施例断面図、 第３図はカバーの一部破断斜視図、 第４図はカバーを引き出した状態の一部破断正面図、 第５図はカバーを収納した状態の断面図、第６図はカバ
ーを収納した状態の斜視図、第７図は従来構造のＪｌ開
斜視図である。 １０・・・シェルタ−１１４・・・扉、１６・・・収納
ケース、　　１８・・・防雨カバー、２０・・・天井部
、　　　　２２・・・前面部、２６・・・レール部、　
　　２８・・・ストッパー、３０・・・支持部材、　　
　３６・・・コの字状金具。 １０　：　シェルタ− １４：卑 １６　：　松ネ内γ−ス 旧　　下３ｒ局力Ｉ＼゛− ２０：　天井音下 ２２二前ｆ］飾 ２６　ニ　し−ル會下 カバ゛−を５１セムし２４木′１懇の欠ツ乞イ列斜キ見
ｄ囚第１図 １４：ｈ ２６　；　　レー」しや′下 ２８　：　ストーｙベー ３０：友拷（Ｐネオ 釦＼゛−引セ出し４に息、古ケ面圀 第２図 ０　ψ 」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 無線装置を収容したシェルター（１０）の上部に収納ケ
   ース（１６）を設け、非使用時にはこの収納ケース（１
   ６）内に収納され、使用時には収納ケース（１６）から
   引き出されて開かれたシェルターの扉（１４）の上部に
   のせられてシェルター前面の上部をカバーする無線装置
   用シェルターの防雨カバーであって、防雨カバー（１８
   ）を天井部（２０）と該天井部前端に回動自在に取付け
   られた前面部（２２）とから構成し、該天井部（２０）
   の両側を折曲げてレール部（２６）を形成し、 各々のレール部（２６）の後端部近傍にストッパー（２
   ８）を形成し、 前記収納ケース（１６）の側面の前端部近傍に前記レー
   ル部（２６）を摺動自在に支持する支持部材（３０）を
   内側方向に突出して設け、 前記収納ケース（１６）から防雨カバー（１８）を引き
   出してレール部（２６）の前記ストッパー（２８）が前
   記支持部材（３０）に係合したとき、前記天井部（２０
   ）が前側方向に傾斜するようにしたことを特徴とする無
   線装置用シエルターの防雨カバー。