JPH01211193A - 暗証入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば銀行の現金自動類は入れ払い機等のよ
うに暗証入力を必要とするカードシステムにおいて暗証
データをシステムに入力するために用いる暗証入力装置
に関するものである。

〈従来の技術〉 従来、ＩＣカードシステムにおいては、暗証データの入
力を行なう場合、第７図に示すようなＩＣカードリーダ
ライタ１０１に設けられているテンキー１０２あるいは
ＩＣカードリーダライタ１０１に接続されているキーバ
ンド１０３を操作して行われていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 上述のＩＣカードシステムにおいては、暗証データを入
力する場合、利用者はシステムの端末の設置場所へ行っ
てキーを操作することになるが、その際、利用者の横や
後から暗証入力の状況を容易に見ることができ、暗証番
号を他人に知られるとハそ危険性があった。また、これ
を五方正する′二カ、二、テンキーやキーバフ・′７．
ニカハーを取（、パ寸、ブて本人以外には見えないよう
にしたものがあるが、操作性が悪くなるという欠点があ
った。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、暗証
番号を他人に知られる危険性が少なくしかも操作性の良
い暗証入力装置の提供を目的とする。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明の暗証入力装置は、
暗証入力を必要とするシステムの端末に対して着脱自在
である筺体の内部に、暗証データの入出力手段、暗証デ
ータの記憶手段並びに暗証データの記憶手段への書き込
みと記憶手段からの読み出しを行なうデータ処理手段と
を有する携帯可能な構造である。

〈作用〉 上記のように構成された暗証入力装置においては、使用
者はシステムの端末の設置場所以外の場所で暗証データ
を暗証入力装置に入力することができ、この暗証データ
が入力された暗証入力装置を携帯してシステムの端末の
設置場所へ行き、暗証入力装置を端末へ接続することに
より、暗証データをシステムに入力する。

〈実施例〉 第１図ないし第３図は本実施例の暗証入力装置の構造を
示しており、第１図は表面、第２図は側面、第３図は裏
面の各構造を示している。図において、２は筺体、３は
キー群、４．５はＬＥＤ。

６は端子ビンである。

この暗証入力装置１は、カード状の筺体２の表面に暗証
データを入力するためのキー群３、入力されたデータを
表示する４桁のＬＥＤ４、入力完了を表示するＬＥＤ５
が配設されている。筺体２の裏面の端部には、端子ビン
６が配設されている。

この暗証入力装置１は、筺体２がカード状であり、携帯
が可能である。暗証データを入力するときには、キー群
３を操作すると、キー群３の１桁の入力毎にＬＥＤ４が
１個づつ順番に点灯し、４桁の暗証データを全て入力し
終わると、ＬＥＤ５が点灯し、暗証データの入力済みを
示す。このとき、ＬＥＤ４は全て消灯する。入力された
暗証データは、筺体２の内部に配設されたメモリ（後述
する）に記憶される。

第４図はこの暗証入力装置１のブロック構成を示してい
る。図において、７は入力部、８は制御部、９はメモリ
、１０は出力部である。

入力部７、制御部８、メモリ９並びに出力部１０は、上
述のカード状の筺体２の内部に配設されている。入力部
７は、暗証データが入力されたキー群３の入カキ−をコ
ード信号に変換して制御部８へ送る。制御部８は、送ら
れてきた暗証データを暗号化してメモリ９へ書き込むと
ともに、メモリ９が保持する暗号化された暗証データを
読み出して出力部１０へ送る。出力部１０は、この暗証
入力装置１が暗証入力を必要とするシステムの端末１１
に接続されたとき、暗証データを端末１１へ出力する。

この暗証入力装置１においては、入力部７に入力された
暗証データは制御部８において暗号化され、この暗号化
された暗証データはメモリ９に記憶される。その後、こ
の暗証入力装置１をシステムの専用端末１１に挿入する
と、暗証入力装置１の端子ビン６が専用端末１１の端子
に接続される。

そして、専用端末１１において所定の操作を行うと、制
御部８によってメモリ９から暗号化された暗証データが
読み出され、この暗証データは出力部１０から専用端末
１１へ転送される。

第５図は本発明を適用したＩＣカードシステムの構成を
示している。図において、１は暗証入力装置、１２はＩ
Ｃカードシステムの専用端末であるＩＣカードリーダラ
イタ、１３は暗証入力装置挿入口、１４はキー群、１５
はＩＣカード挿入口である。

第６図はこのＩＣカードシステムにおける暗証入力と照
合の動作手順を示している。使用者は、まず、暗証入力
装置１に暗証データを入力する（ステップＳｌ）。暗証
入力装置１において、暗証データが暗号化され（Ｓ２）
、メモリ９へ格納される（Ｓ３）。その後、ＩＣカード
をＩＣカードリーダライタ１２のＩＣカード挿入口１５
へ挿入し、さらに暗証データが入力済みの暗証入力装置
１を暗証入力装置挿入口１３へ挿入すると、メモリ９か
ら暗証データが読み出され（Ｓ４）、ＩＣカードリーダ
ライタ１２へ暗証データが転送される（Ｓ５）。

ＩＣカードリーダライタ１２では、暗号化された暗証デ
ータが復号化され（Ｓ６）、暗証データの照合が行なわ
れる（Ｓ７）。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明においては、暗証入力装置
がシステムの端末に着脱自在で且つ携帯可能であるよう
にしたので、以下のような効果をもつ。

使用者は端末の設置場所以外の場所で暗証データを入力
することができ、入力時に暗証データを他人に知られる
という危険性がなくなる。

この暗証入力装置を複数個用いることにより、それらが
システムの端末より離れているので、現在システムを利
用中でないときにも前もって暗証データを入力しておく
ことにより、システムの１人当たりの利用時間を短縮す
ることができ、システムの利用効率が高められる。

暗証を入力すべきシステムの利用者本人がシステムの端
末の設置場所へ行かなくても、予め暗証を入力済みの暗
証入力装置を第三者に渡し、この第三者が本人の代わり
にシステムを利用するといった便利性をも有する。

入力された暗証データを暗号化して記憶しシステム端末
へ転送するようにすると、この暗証入力装置から暗証デ
ータが他人に知られる危険性が少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図は本発明実施例の外形構造を示
す図、 第４図は本発明実施例のブロック構成を示す図、第５図
は本発明実施例のＩＣカードシステムの構成を示す図、 第６図は本発明実施例の動作を説明する図、第７図は従
来例の構成を示す図である。 １・・・暗証入力装置 ２・・・筺体 ３・・・キー群 ４．５・・・ＬＥＤ ６・・・端子ピン ７・・・入力部 ８・・・制御部 ９・・・メモリ １０・・・出力部 １１・・・専用端末 特許出願人　　　　シャープ株式会社 代　理　人　　　　弁理士　西１）新 ］ｂ 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　暗証入力を必要とするシステムに対して暗証データを
   入力するための暗証入力装置において、上記システムの
   端末に対して着脱自在である筺体の内部に、暗証データ
   の入力手段と、暗証データの記憶手段と、暗証データの
   出力手段と、入力手段により入力された暗証データを記
   憶手段へ書き込むと共に記憶手段から暗証データを読み
   出して出力手段へ転送するデータ処理手段とを有する携
   帯可能な暗証入力装置。