JPH0121009Y2 - - Google Patents

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JPH0121009Y2
JPH0121009Y2 JP13271585U JP13271585U JPH0121009Y2 JP H0121009 Y2 JPH0121009 Y2 JP H0121009Y2 JP 13271585 U JP13271585 U JP 13271585U JP 13271585 U JP13271585 U JP 13271585U JP H0121009 Y2 JPH0121009 Y2 JP H0121009Y2
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container
electrode
filter
liquid
outlet
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Priority to CN86104025.2A priority patent/CN1005391B/zh
Priority to US06/875,089 priority patent/US4778584A/en
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば真空ポンプの潤滑油のろ過
等に用いられる液体ろ過装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 第4図は従来の液体ろ過装置を示し、図におい
て、容器1は、送入口2を有し導電体からなる容
器部1aと、容器部1aの開口1bを覆い送出口
3を有するふた部1cとを備えている。フイルタ
4はふた部1cに取り付けられ、送入口2から容
器1内に送入された液体をろ過して後、送出口3
から容器1外に送出する。電極5は絶縁501を
介してふた部1cに取り付けられ、フイルタ4を
内部に貫通挿入するように筒状に構成されてい
る。電圧印加手段6は容器部1aの外周部と電極
5とによつて構成され、容器1内の液体に電圧を
印加するものである。
次に動作について説明する。送入口2より矢印
イのように容器1内に送入された液体は、電圧印
加手段6によつて電圧が印加される。このため液
体中の不純物は、イオン化され、または電気二重
層が破壊され、もしくは電気二重層のゼータ電位
が中和されて、不純物同士が静電凝集して大きく
なり、フイルタ4でろ過されて後、送出口3から
矢印ロのように容器1外に送出される。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のようなろ過装置では、液体が例えば真空
ポンプの潤滑油の場合には、液体中の不純物がミ
クロオーダのように細かく、フイルタ4でろ過さ
れるまで不純物が静電凝集して大きくなるのに、
長時間を要する問題があつた。
この考案はかかる問題点を除去するためになさ
れたもので、液体中の不純物を短時間でろ過し、
かつ、ろ過後の廃棄物処理を容易にしたものであ
る。
[問題点を解決するための手段] この考案にかかる液体ろ過装置は、導電体のパ
イプからなる送出口を貫通挿入して取り付けた容
器のふた部と、ふた部に取り付けられ、容器内の
送出口を収納した絶縁物の誘電体からなるフイル
タと、ふた部に取り付けられフイルタを内部に貫
通挿入する筒状の電極と、ふた部に取り付けられ
フイルタと電極とを収納する絶縁物からなる網目
状のかごと、容器部と電極間もしくは電極とフイ
ルタ間の少なくとも何れか一方に設置され、かご
に収納された吸着剤もしくは絶縁物からなる誘電
体とを備えたものである。
[作用] この考案においては、容器部の外周と電極と送
出口とからなる電圧印加手段によつて、液体中の
不純物をイオン化し、または電気二重層を破壊
し、もしくは電気二重層のゼータ電位を中和し
て、不純物同士を静電凝集させると共に、吸着剤
にガスもしくは低分子の不純物を吸着させ、また
誘電体並びにフイルタに不純物を静電吸着させ、
容器からふた部を取り外すことにより、吸着剤ま
たは誘電体の廃棄物処理を一括して行う。
[実施例] 第1図はこの考案に係る液体ろ過装置の一実施
例を示し、図において、送出口3Aはふた部1c
に貫通して取り付けられ、容器部1a内の部分に
貫通孔3aを有する導電体のパイプから構成され
ている。フイルタ4Aは絶縁物の誘電体から構成
され、ふた部1cに取り付けられて、送出口3A
の容器部1a内の部分を収納している。電圧印加
手段6Aは、容器部1aの外周と電極5と送出口
3aとからなつている。かご7は絶縁物によつて
網目状に構成されており、フイルタ4Aと電極5
を収納してふた部1cに取り付けられている。吸
着剤8は、例えばガス、水分等を吸着するゼオハ
ーブ、シルビート、または低分子の不純物を吸着
する活性白土等であり、容器部1aと電極5間に
設置されて、かご7内に収納されている。
次に動作について説明する。送入口2より矢印
イのように容器1内に送入された液体は、電圧印
加手段6Aによつて、電圧が印加される。このた
め、液体中の不純物はイオン化され、または電気
二重層が破壊され、もしくは電気二重層のゼータ
電位が中和されて、不純物同士が静電凝集して大
きくなると共に、送出口3Aと電極5とで電圧が
印加され、誘電電荷が帯電したフイルタ4Aで静
電吸着される。また、これと同時に液体中のガス
は、ガス、水分等を吸着するゼオハーブ、シルビ
ート等の吸着剤8に吸着される。その後、静電凝
集して大きくなつた不純物は、フイルタ4Aでろ
過された後、送出口3Aから容器1外に送出され
る。
なお、この場合、吸着剤9として、ガス、水分
を吸着するゼオハーブ、シルビートと、低分子の
不純物を吸着する活性白土とを、混合して、もし
くは二層に分離して設置すれば、ガス、水分並び
に低分子の不純物を、それぞれ吸着除去すること
ができる。
第2図はこの考案に係る液体ろ過装置の他の実
施例を示し、図において、誘電体9は例えばガラ
ス繊維等の絶縁物からなり、電極5とフイルタ4
A間に設置されて、かご7内に収納されている。
第2図の実施例の場合においても、第1図の実
施例と同様に、電圧印加手段6Aによつて電圧が
印加されて、液体中の不純物がイオン化され、ま
たは電気二重層が破壊され、もしくは電気二重層
のゼータ電位が中和されて、不純物同士が静電凝
集して大きくなる。これと同時に、液体中の不純
物は、電圧印加手段6Aによつて誘電電荷が帯電
された誘電体9並びにフイルタ4Aに静電吸着さ
れる。従つて、液体が真空ポンプの潤滑油のよう
に、不純物がミクロオーダのように細かい場合に
も、効果的に短時間でろ過することができる。ま
た、液体が例えば切削機の切削油のように、不純
物が大きい場合には、誘電体9がフイルタの役目
をするために、フイルタ4Aの目詰まりを減少で
きる。
第3図はこの考案に係る液体ろ過装置の他の実
施例を示し、図において、第1、第2の誘電体9
a,9bは、それぞれ例えばガラス繊維等の絶縁
物からなり、容器部1aと電極5間、電極5とフ
イルタ4A間に設置されて、かご7内に収納され
ており、第1の誘電体9aの目は粗に、第2の誘
電体9bの目は細に構成されている。
この場合においても、第1、第2の誘電体9
a,9bは、電圧印加手段6Aによつて電圧が印
加され、誘電電荷が帯電して、不純物を静電吸着
する。また、第1の誘電体9aの目を粗に、第2
の誘電体9bの目を細にすることにより、フイル
タ4Aの目詰まりを、より改善することができ
る。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、容器内に吸
着剤もしくは誘電体を収納して、イオン化され、
もしくは電気二重層が破壊され、または電気二重
層のゼータ電位が中和された液体中の不純物を、
吸着剤または誘電体もしくはフイルタで静電吸着
しているため、液体中のミクロオーダの不純物を
効率的に吸着でき、ろ過時間を短縮でき、フイル
タの目詰まりを減少できる。またふた部にかごを
取り付けかご内に吸着剤もしくは誘電体を収納し
ているため、吸着剤もしくは誘電体の廃棄物処理
を一括して容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る液体ろ過装置の一実施
例を示す断面図、第2図はこの考案に係る液体ろ
過装置の他の実施例を示す断面図、第3図はこの
考案に係る液体ろ過装置のその他の実施例を示す
断面図、第4図は従来の液体ろ過装置を示す断面
図である。 図において、1は容器、1aは容器部、1bは
開口、1cはふた部、2は送入口、3Aは送出
口、3aは貫通孔、4Aはフイルタ、5は電極、
6Aは電圧印加手段、7はかご、8は吸着剤、
9,9a,9bは誘電体である。なお、各図中同
一符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 送入口を有し導電体からなる容器部と前記容
    器部内に貫通挿入された導電体のパイプからな
    る送出口を有し前記容器部の開口を覆うふた部
    とからなる容器、前記容器内の前記送出口を収
    納して前記ふた部に取り付けられ前記送入口か
    ら前記容器内に送入された液体をろ過し前記送
    出口から前記液体を送出する絶縁物の誘電体か
    らなるフイルタ、前記ふた部に取り付けられ前
    記フイルタを内部に貫通挿入する筒状の電極と
    前記容器部と前記送出口とからなり前記液体に
    電圧を印加する電圧印加手段、前記ふた部に取
    り付けられ前記電極と前記フイルタとを収納す
    る絶縁物からなる網目状のかご、及び前記容器
    部と前記電極間もしくは前記電極と前記フイル
    タ間の少なくとも何れか一方に設置され前記か
    ご内に収納された吸着剤または絶縁物からなる
    誘電体を備えた液体ろ過装置。 (2) 吸着剤は、容器部と電極間に設置され、誘電
    体は、前記電極とフイルタ間に設置された実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の液体ろ過装
    置。 (3) 誘電体は網目状体であり、粗網目状の誘電体
    は容器部と電極間に設置され、細網目状の誘電
    体は電極とフイルタ間に設置された実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の液体ろ過装置。 (4) 送出口の容器内部分には、貫通孔が穿設され
    ている実用新案登録請求の範囲第(1)項ないし第
    (3)項の何れか一に記載の液体ろ過装置。
JP13271585U 1985-08-28 1985-08-28 Expired JPH0121009Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13271585U JPH0121009Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28
KR1019860004717A KR890005261B1 (ko) 1985-08-28 1986-06-13 액체여과장치
CN86104025.2A CN1005391B (zh) 1985-08-28 1986-06-17 流体过滤装置
US06/875,089 US4778584A (en) 1985-08-28 1986-06-17 Liquid filter device
DE19863629102 DE3629102A1 (de) 1985-08-28 1986-08-27 Fluessigkeitsfiltereinrichtung

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JPS6239848U JPS6239848U (ja) 1987-03-10
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