JPH01206737A - 光空間伝送装置 - Google Patents
光空間伝送装置Info
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- JPH01206737A JPH01206737A JP63031656A JP3165688A JPH01206737A JP H01206737 A JPH01206737 A JP H01206737A JP 63031656 A JP63031656 A JP 63031656A JP 3165688 A JP3165688 A JP 3165688A JP H01206737 A JPH01206737 A JP H01206737A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 97
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 53
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 27
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 abstract description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光空間伝送方式によりデータや制御信号等を
伝送する光空間伝送装置に関するものである。
伝送する光空間伝送装置に関するものである。
光空間伝送方式は、光をデータや制御信号等の伝送担体
とし、空間を伝送媒体とする伝送方式である。この光空
間伝送方式は、設置が容易で自由度が高く高速性を有す
ることから、近年大いに注目されている。そして、現在
では、テレビジョン受信機や各種音響映像機器等の操作
用の光リモコンとして既に実用化され、今後も家庭内や
オフィス等において、さらに高度化されたデータ伝送や
各種機器の制御に用いられることが期待されている。
とし、空間を伝送媒体とする伝送方式である。この光空
間伝送方式は、設置が容易で自由度が高く高速性を有す
ることから、近年大いに注目されている。そして、現在
では、テレビジョン受信機や各種音響映像機器等の操作
用の光リモコンとして既に実用化され、今後も家庭内や
オフィス等において、さらに高度化されたデータ伝送や
各種機器の制御に用いられることが期待されている。
従来の光リモコンは、赤外線発光ダイオードを使用し、
これが発するランダム偏光の赤外線で制御信号を変調す
るようになっていた。
これが発するランダム偏光の赤外線で制御信号を変調す
るようになっていた。
ところが、従来は、同一の空間に複数の光空間伝送装置
が混在した場合に、これらが混信するという問題点が生
じていた。
が混在した場合に、これらが混信するという問題点が生
じていた。
特に、連続的にデータ伝送を行う光空間伝送装置が設置
された空間において、同時に光リモコン等が使用される
と、データを受信する光受信機側で、間欠的に混信する
光リモコンの制御信号を振り分けることができなくなり
、データ誤りを引き起こし重大な障害を発生ずる虞れが
あった。
された空間において、同時に光リモコン等が使用される
と、データを受信する光受信機側で、間欠的に混信する
光リモコンの制御信号を振り分けることができなくなり
、データ誤りを引き起こし重大な障害を発生ずる虞れが
あった。
また、このような障害を回避するために、各光空間伝送
装置ごとに異なる波長の光を用いるようにする方法も従
来から提案されていた。しかしながら、各光送信機が十
分に波長の異なる光を発する発光素子をコストの制約の
中で複数種類使い分けろことは困難なことである。また
、光受信機側においても、確実な波長分離を行うことが
できる光学フィルタが高価なものとなる。このため、波
長による伝送信号の分離は、あまり実用的な方法とはい
えない。
装置ごとに異なる波長の光を用いるようにする方法も従
来から提案されていた。しかしながら、各光送信機が十
分に波長の異なる光を発する発光素子をコストの制約の
中で複数種類使い分けろことは困難なことである。また
、光受信機側においても、確実な波長分離を行うことが
できる光学フィルタが高価なものとなる。このため、波
長による伝送信号の分離は、あまり実用的な方法とはい
えない。
本発明に係る光空間伝送装置は、」二足問題点を解決す
るために、送信信号を所定の偏光面の角度を有するほぼ
直線偏光の光で変調する第1光変調部と、送信信号を反
転させた反転信号を第1光変調部における光とは異なる
所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏光の光で変調す
る第2光変調部とを備えた光送信機、及び、伝送されて
来た光からそれぞれ互いに異なる所定の偏光面の角度を
有するほぼ直線偏光の2方の光を得る検光部と、この2
方の光からそれぞれ信号を復調する2つの光復調部と、
これらの光復調部が復調した信号の差を検出する信号差
検出部とを備えた光受信機を有することを特徴としてい
る。
るために、送信信号を所定の偏光面の角度を有するほぼ
直線偏光の光で変調する第1光変調部と、送信信号を反
転させた反転信号を第1光変調部における光とは異なる
所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏光の光で変調す
る第2光変調部とを備えた光送信機、及び、伝送されて
来た光からそれぞれ互いに異なる所定の偏光面の角度を
有するほぼ直線偏光の2方の光を得る検光部と、この2
方の光からそれぞれ信号を復調する2つの光復調部と、
これらの光復調部が復調した信号の差を検出する信号差
検出部とを備えた光受信機を有することを特徴としてい
る。
光送信機におりる第1光変調部と第2光変調部には、発
光ダイオードを用いることができる。この場合、各発光
ダイオードの発光部には、互いに異なる所定の偏光面の
角度を有する直線偏光の光を得るための偏光子をそれぞ
れ配置する。これらの偏光面の角度は、互いに直交する
ように設定すれば、光受信機側での分離が容易になる。
光ダイオードを用いることができる。この場合、各発光
ダイオードの発光部には、互いに異なる所定の偏光面の
角度を有する直線偏光の光を得るための偏光子をそれぞ
れ配置する。これらの偏光面の角度は、互いに直交する
ように設定すれば、光受信機側での分離が容易になる。
なお、第1光変調部と第2光変調部に、直線偏光のレー
ザ光を発するレーザダイオード等を用いた場合には、偏
光子が不要となる。送信信号がデジタル信号の場合には
、第2光変調部における信号人力部にインバータを挿入
することにより、反転信号を得ることができる。また、
アナログ信号の場合には、波形を反転する回路を挿入す
ればよい。
ザ光を発するレーザダイオード等を用いた場合には、偏
光子が不要となる。送信信号がデジタル信号の場合には
、第2光変調部における信号人力部にインバータを挿入
することにより、反転信号を得ることができる。また、
アナログ信号の場合には、波形を反転する回路を挿入す
ればよい。
光受信機における検光部は、互いに異なる所定の偏光面
の角度を有する直線偏光の光を得るための検光子を用い
ればよい。これらの偏光面の角度は、光送信機における
第1光変調部と第2光変調部の各直線偏光の光の偏光面
の角度にそれぞれ一致するように設定する。検光子とし
て偏光板を用いる場合には、これらを光軸に対して直角
方向に2枚並べて配置する。また、ビームスプリッタを
用いて、光軸を2方に分離することもできる。光復調部
は、通常、光電変換素子が用いられる。また、信号差検
出部は、通常、差動増幅器が用いられる。
の角度を有する直線偏光の光を得るための検光子を用い
ればよい。これらの偏光面の角度は、光送信機における
第1光変調部と第2光変調部の各直線偏光の光の偏光面
の角度にそれぞれ一致するように設定する。検光子とし
て偏光板を用いる場合には、これらを光軸に対して直角
方向に2枚並べて配置する。また、ビームスプリッタを
用いて、光軸を2方に分離することもできる。光復調部
は、通常、光電変換素子が用いられる。また、信号差検
出部は、通常、差動増幅器が用いられる。
なお、上記直線偏光は、必ずしも完全なものである必要
はなく、部分偏光や楕円偏光であっても、送信信号と反
転信号の分離が可能である限り、十分に実用性を有する
。
はなく、部分偏光や楕円偏光であっても、送信信号と反
転信号の分離が可能である限り、十分に実用性を有する
。
上記構成により、光送信機からは、送信信号を変調した
光と、この送信信号を反転させ変調した光とが発せられ
る。また、これらの光は、互いに偏光面の角度が異なる
直線偏光の光である。
光と、この送信信号を反転させ変調した光とが発せられ
る。また、これらの光は、互いに偏光面の角度が異なる
直線偏光の光である。
これらの光は、空間を伝送されて光受信機に達する。光
受信機に達した光は、まず検光部で偏光面の角度によっ
て分離される。そして、分離された光は、それぞれ光復
調部で復調され、送(S信号と反転信号とに対応する信
号を得る。さらに、これらの信号は、信号差検出部に送
られる。ここで、反転信号は、光送信機側において送信
信号を反転させたものである。このため、信号差検出部
でこれらの信号の差をとっても、送信信号の情報は保存
される。従って、この光送信機と光受信機とによって、
信号の光空間伝送を行うことができる。
受信機に達した光は、まず検光部で偏光面の角度によっ
て分離される。そして、分離された光は、それぞれ光復
調部で復調され、送(S信号と反転信号とに対応する信
号を得る。さらに、これらの信号は、信号差検出部に送
られる。ここで、反転信号は、光送信機側において送信
信号を反転させたものである。このため、信号差検出部
でこれらの信号の差をとっても、送信信号の情報は保存
される。従って、この光送信機と光受信機とによって、
信号の光空間伝送を行うことができる。
また、この際、空間伝送系では自然光等によるノイズが
加わる。そして、自然光等はあらゆる偏光方向の成分を
均等に有しているので、伝送される各直線偏光の光に対
してこのノイズは一様に加わる。従って、光受信機の信
号差検出部で送信信号と反転信号とに対応する信号の差
をとれば、このノイズは打ち消し合うことになる。この
ため、本発明の光空間伝送装置は、信号対雑音比の良い
伝送を行うことができる。
加わる。そして、自然光等はあらゆる偏光方向の成分を
均等に有しているので、伝送される各直線偏光の光に対
してこのノイズは一様に加わる。従って、光受信機の信
号差検出部で送信信号と反転信号とに対応する信号の差
をとれば、このノイズは打ち消し合うことになる。この
ため、本発明の光空間伝送装置は、信号対雑音比の良い
伝送を行うことができる。
さらに、この光受信機が他の光リモコン等からのランダ
ム偏光の光を受信した場合には、検光部を介して光復調
部でそれぞれ復調した信号が同じものとなる。従って、
この光リモコン等からの信号がノイズと同様に信号差検
出部で打ち消し合うので、本発明の光空間伝送装置は、
外乱に対して安定な伝送を行うことができる。
ム偏光の光を受信した場合には、検光部を介して光復調
部でそれぞれ復調した信号が同じものとなる。従って、
この光リモコン等からの信号がノイズと同様に信号差検
出部で打ち消し合うので、本発明の光空間伝送装置は、
外乱に対して安定な伝送を行うことができる。
本発明の一実施例を第1図に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
の通りである。
本実施例の光空間伝送装置は、連続的なオーディオ信号
を室内で光空間伝送して音響装置により再生するための
ものであり、光送信機1と光受信機2とで構成されてい
る。
を室内で光空間伝送して音響装置により再生するための
ものであり、光送信機1と光受信機2とで構成されてい
る。
光送信機1は、インバータ3と2組の発光ダイオード4
・5及び偏光子6・7とからなる。この光送信機1に入
力される送信信号へのラインは2方に分岐され、一方は
発光ダイオード4に接続されている。また、分岐された
他方のラインは、インバータ3を介して発光ダイオード
5に接続されている。これらの発光ダイオード4・5ば
、入力信号を光変調し発光する素子であり、発する光は
ランダム偏光となる。偏光子6・7は、発光ダイオード
4・5の前方に配置され、光送信機1の発光部となる。
・5及び偏光子6・7とからなる。この光送信機1に入
力される送信信号へのラインは2方に分岐され、一方は
発光ダイオード4に接続されている。また、分岐された
他方のラインは、インバータ3を介して発光ダイオード
5に接続されている。これらの発光ダイオード4・5ば
、入力信号を光変調し発光する素子であり、発する光は
ランダム偏光となる。偏光子6・7は、発光ダイオード
4・5の前方に配置され、光送信機1の発光部となる。
これらの偏光子6・7は、所定の偏光面の角度を有する
直線偏光の光のみを透過する偏光板である。そして、こ
れらの偏光子6・7が透過する光の偏光面の角度は、偏
光方向p、・p2に示すように、互いに直交するように
設定されている。
直線偏光の光のみを透過する偏光板である。そして、こ
れらの偏光子6・7が透過する光の偏光面の角度は、偏
光方向p、・p2に示すように、互いに直交するように
設定されている。
光受信機2は、2組の検光子8・9及び受光素子10・
11と差動増幅器12とからなる。検光子8・9は、光
受信機2の受光部に、入射光の光軸に対して直角方向に
並べて配置されている。これらの検光子8・9は、所定
の偏光面の角度を有する直線偏光の光のみを透過する偏
光板であり、偏光子6・7と同じものを用いている。検
光子8・9の後方には、受光素子10・11が配置され
ている。これらの受光素子10・11は、受光した光を
電気信号に変換し光復調を行う素子である。そして、受
光素子10・11の出力は、差動増幅器12の十人力及
び−人力にそれぞれ接続されでいる。差動増幅器12は
、両人力の信号の差をとって出力する回路である。
11と差動増幅器12とからなる。検光子8・9は、光
受信機2の受光部に、入射光の光軸に対して直角方向に
並べて配置されている。これらの検光子8・9は、所定
の偏光面の角度を有する直線偏光の光のみを透過する偏
光板であり、偏光子6・7と同じものを用いている。検
光子8・9の後方には、受光素子10・11が配置され
ている。これらの受光素子10・11は、受光した光を
電気信号に変換し光復調を行う素子である。そして、受
光素子10・11の出力は、差動増幅器12の十人力及
び−人力にそれぞれ接続されでいる。差動増幅器12は
、両人力の信号の差をとって出力する回路である。
上記のように構成された光空間伝送装置の動作を説明す
る。
る。
送信信号Aは、オーディオ信号をPCM符号化したパル
ス列である。この送信信号Aは、光送信機1に入力され
て、まず2方に分岐される。一方の送信信号Aは、その
まま発光ダイオード4に送られ、AM変調の光として発
せられる。また、他方の送信信号Aは、インバータ3で
反転されてから発光ダイオード5に送られ、AM変調の
光として発せられる。このため、発光ダイオード5から
発せられる光は、送信信号Aを反転した反転信号を変調
したものとなる。これら発光ダイオード4・5から発し
た光は、それぞれ偏光子6・7を透過してから伝送空間
に送り出される。従って、偏光子6から送り出された光
B1と偏光子7から送り出された光B2とは、互いに直
線偏光の偏光面の角度が直交することになる。
ス列である。この送信信号Aは、光送信機1に入力され
て、まず2方に分岐される。一方の送信信号Aは、その
まま発光ダイオード4に送られ、AM変調の光として発
せられる。また、他方の送信信号Aは、インバータ3で
反転されてから発光ダイオード5に送られ、AM変調の
光として発せられる。このため、発光ダイオード5から
発せられる光は、送信信号Aを反転した反転信号を変調
したものとなる。これら発光ダイオード4・5から発し
た光は、それぞれ偏光子6・7を透過してから伝送空間
に送り出される。従って、偏光子6から送り出された光
B1と偏光子7から送り出された光B2とは、互いに直
線偏光の偏光面の角度が直交することになる。
光送信機1から発せられた光B1 ・B2は、光受信機
2の検光子8・9を透過する。検光子8は、偏光方向p
1の偏光面を有する直線偏光の光B1のみを透過する。
2の検光子8・9を透過する。検光子8は、偏光方向p
1の偏光面を有する直線偏光の光B1のみを透過する。
また、検光子9は、偏光方向p2の偏光面を有する直線
偏光の光B2のみを透過する。なお、図面では、偏光子
6から発した光B。
偏光の光B2のみを透過する。なお、図面では、偏光子
6から発した光B。
のみが検光子8に達し、偏光子7がら発した光B2のみ
が検光子9に達しているように描いている。
が検光子9に達しているように描いている。
しかしながら、検光子8・9は、上記のよ・うに対応す
る偏光面を有する直線偏光の光だけを透過するので、光
B、・B2が交差して検光子8・9に達したとしても、
支障は生じない。各検光子8・9を透過した光は、それ
ぞれ受光素子1o・11に照則し、光復調を受りパルス
列の信号として出力される。これらの受光素子10・1
1から出力される信号は、それぞれ元の送信信号A又は
反転信号に対応した信号となる。そして、これら信号は
、差動増幅器12に送られ、その差をとられる。従って
、ごの差動増幅器12からは、増幅率を1とすれば入力
信号の振幅を倍にした信号Cが出力され、送信信号Aの
情報を得ることかできる。
る偏光面を有する直線偏光の光だけを透過するので、光
B、・B2が交差して検光子8・9に達したとしても、
支障は生じない。各検光子8・9を透過した光は、それ
ぞれ受光素子1o・11に照則し、光復調を受りパルス
列の信号として出力される。これらの受光素子10・1
1から出力される信号は、それぞれ元の送信信号A又は
反転信号に対応した信号となる。そして、これら信号は
、差動増幅器12に送られ、その差をとられる。従って
、ごの差動増幅器12からは、増幅率を1とすれば入力
信号の振幅を倍にした信号Cが出力され、送信信号Aの
情報を得ることかできる。
なお、ここでは、送信信号へのパルス列を反転した状態
の信号Cを差動増幅器12の出力から得ている。
の信号Cを差動増幅器12の出力から得ている。
また、この空間伝送の際には、光B、・B2に自然光等
によるノイズが加わる。しかしながら、このノイズは、
光B+’Bzに一様に加わるので、差動増幅器12で差
をとれば、それぞれに加わったノイズは打ち消し合うこ
とになる。このため、本実施例の光空間伝送装置は、信
号対雑音比の良い伝送を行うことができる。
によるノイズが加わる。しかしながら、このノイズは、
光B+’Bzに一様に加わるので、差動増幅器12で差
をとれば、それぞれに加わったノイズは打ち消し合うこ
とになる。このため、本実施例の光空間伝送装置は、信
号対雑音比の良い伝送を行うことができる。
さらに、光受信機2が光B、・B2と共に、他の光リモ
コン等からのランダム偏光の光を受信した場合にも、こ
の光リモコン等からの信号だけがノイズの場合と同様に
差動増幅器12て打ら消し合うので、送信信号Aの情報
のみを取り出すごとができる。このため、本実施例の光
空間伝送装置は、外乱に対して安定な伝送を行うことも
できる。
コン等からのランダム偏光の光を受信した場合にも、こ
の光リモコン等からの信号だけがノイズの場合と同様に
差動増幅器12て打ら消し合うので、送信信号Aの情報
のみを取り出すごとができる。このため、本実施例の光
空間伝送装置は、外乱に対して安定な伝送を行うことも
できる。
上記のようにして差動増幅器12から出力された信号C
は、図示しないD/八へ換器を経て音響装置に送られ、
音声として再生される。
は、図示しないD/八へ換器を経て音響装置に送られ、
音声として再生される。
なお、光受信機2における検光子8・9の一方への入射
光をしゃ断したとしても、差動増幅器12の出力からは
振幅を半分にした信号Cを得ることができるので、パル
ス列の伝送を行うことは可能である。実際に、例えば検
光子9の前方を塞いでみても、音声は正常に再生された
。しかしながら、このような状態は、従来の光空間伝送
装置となんら変わりないことになる。従って、この状態
で、同時に光リモコンを用いて検光子8に信号を送ると
、それまでの再生音が雑音の中に消えてしまい、実用に
耐え得なかった。
光をしゃ断したとしても、差動増幅器12の出力からは
振幅を半分にした信号Cを得ることができるので、パル
ス列の伝送を行うことは可能である。実際に、例えば検
光子9の前方を塞いでみても、音声は正常に再生された
。しかしながら、このような状態は、従来の光空間伝送
装置となんら変わりないことになる。従って、この状態
で、同時に光リモコンを用いて検光子8に信号を送ると
、それまでの再生音が雑音の中に消えてしまい、実用に
耐え得なかった。
本発明に係る光空間伝送装置は、以上のように、送信信
号を所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏光の光で変
調する第1光変調部と、送信信号を反転させた反転信号
を第1光変調部における光とは異なる所定の偏光面の角
度を有するほぼ直線偏光の光で変調する第2光変調部と
を備えた光送信機、及び、伝送されて来た光からそれぞ
れ互いに異なる所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏
光の2方の光を得る検光部と、この2方の光からそれぞ
れ信号を復調する2つの光復調部と、これらの光復調部
が復調した信号の差を検出する信号差検出部とを備えた
光受信機を有する構成をなしている。
号を所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏光の光で変
調する第1光変調部と、送信信号を反転させた反転信号
を第1光変調部における光とは異なる所定の偏光面の角
度を有するほぼ直線偏光の光で変調する第2光変調部と
を備えた光送信機、及び、伝送されて来た光からそれぞ
れ互いに異なる所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏
光の2方の光を得る検光部と、この2方の光からそれぞ
れ信号を復調する2つの光復調部と、これらの光復調部
が復調した信号の差を検出する信号差検出部とを備えた
光受信機を有する構成をなしている。
これにより、伝送系のノイズや他の光空間伝送装置から
の外乱の影響を排除することができる。
の外乱の影響を排除することができる。
従って、本発明に係る光空間伝送装置は、信頼性の高い
光空間伝送を行うことができるという効果を奏する。
光空間伝送を行うことができるという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、光空間
伝送装置の構成を示す模式図である。 1は光送信機、2ば光受信機、3はインバータ(第2光
変調部)、4は発光ダイオード(第1光変調部)、5は
発光ダイオード(第2光変調部)、6は偏光子(第1光
変調部)、7は偏光子(第2光変調部)、8・9は検光
子(検光部)、10・11は受光素子(光復調部)、1
2は差動増幅器(信号差検出部)である。
伝送装置の構成を示す模式図である。 1は光送信機、2ば光受信機、3はインバータ(第2光
変調部)、4は発光ダイオード(第1光変調部)、5は
発光ダイオード(第2光変調部)、6は偏光子(第1光
変調部)、7は偏光子(第2光変調部)、8・9は検光
子(検光部)、10・11は受光素子(光復調部)、1
2は差動増幅器(信号差検出部)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、送信信号を所定の偏光面の角度を有するほぼ直線偏
光の光で変調する第1光変調部と、送信信号を反転させ
た反転信号を第1光変調部における光とは異なる所定の
偏光面の角度を有するほぼ直線偏光の光で変調する第2
光変調部とを備えた光送信機、及び、 伝送されて来た光からそれぞれ互いに異なる所定の偏光
面の角度を有するほぼ直線偏光の2方の光を得る検光部
と、この2方の光からそれぞれ信号を復調する2つの光
復調部と、これらの光復調部が復調した信号の差を検出
する信号差検出部とを備えた光受信機を有することを特
徴とする光空間伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031656A JPH01206737A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 光空間伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031656A JPH01206737A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 光空間伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206737A true JPH01206737A (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=12337196
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP63031656A Pending JPH01206737A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 光空間伝送装置 |
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---|---|
JP (1) | JPH01206737A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5257126A (en) * | 1991-07-04 | 1993-10-26 | Cselt-Centro Studi E Laboratori Telecommunicazioni S.P.A. | Coherent optical fiber communications system using polarization modulation |
US6421155B1 (en) | 1997-05-28 | 2002-07-16 | Nec Corporation | Optical data transmitting apparatus and method |
JP2006333395A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Kyocera Corp | 無線通信システム、無線発信装置、および無線受信装置 |
JP2015130570A (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 日本電信電話株式会社 | 伝送システムおよび方法、並びに受信器 |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP63031656A patent/JPH01206737A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5257126A (en) * | 1991-07-04 | 1993-10-26 | Cselt-Centro Studi E Laboratori Telecommunicazioni S.P.A. | Coherent optical fiber communications system using polarization modulation |
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JP4722564B2 (ja) * | 2005-05-30 | 2011-07-13 | 京セラ株式会社 | 無線通信システム、無線発信装置、および無線受信装置 |
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