JPH01206196A

JPH01206196A - ワンタッチ継手

Info

Publication number: JPH01206196A
Application number: JP63030793A
Authority: JP
Inventors: Jun Taga; 潤多賀
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-02-15
Filing date: 1988-02-15
Publication date: 1989-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、金属、プラスチック、等のパイプの継手に
関する。

従来技術とその問題点従来のパイプ継手には極めて多くの種類があり、金属、
プラスチック用等それぞれの用途に使用されているが、
特にプラスチックパイプは、熱膨張率が大きいので熱サ
イクルの頻繁な分野では、伸縮機能を有する継手が必要
であり、本発明者による日特開昭６２−２３７１９２号
はこれを満足するものであるが、本発明は、更に簡単な
構造で、伸縮可能な安価なワンタッチ式継手を実現した
ものである。

実施例以下図面により説明する。第一図の上半図において、１
）は、プラスチック又は、金属パイプを示し、２）は、
継手本体、３）は、−例として本発明者による日特開昭
６２−２３７１９２号に示されるシール機構、４）は、
３）を２）に固定する為の、例えばステンレス製の結合
リングで、４ａ）は、２）の上部外周にかしめるように
食い込んで３）が抜けないように強固に結合する。

５）は、第二図に示されるような強い弾性と剛性を有す
る、例えばステンレス鋼、硬質プラスチック等の材質で
作られた上詰リングで、２）の上部内室２ａ）に収納さ
れ、上下スライド可能で上面は６）、下部は、テーパー
状の１）の外径より小さい内径の７）に示される形状で
ある。

８）は７）を１）が貫通する時拡径し易くなるように設
けられた複数の切れ目である。

今、パイプｌ）を上方より２）内に挿入する時パイプ先
端は、先ず３）のテーパー状リップシール部を貫通進行
し、２）の上部底２ｂ）上にある５）に遭遇し、これの
７）を拡径しつつ貫通しｌ）の外径とほぼ等しい２の下
部筒２ｃ）に進行し、下部底２ｃ）で停止する。猶、こ
の時７）に対応する位置にあらかじめｌ）の外周には、
下部パイプＩａ）で示すように、円環状の小溝１ｂ）が
穿たれており７）は、これに陥入し、１）と結合する。

これは、■）を上方に引き抜く時５）はＩ）と結合した
まま６）が３）の下面３ａ）に至るまで上昇ストップし
、引き抜き防止機能を持つことを意味する。

この５）の移動区間が、即ち、伸縮継手としての伸縮可
能スパンである。これは、シール部材が異なっているが
第五図上半図は、この関係を示しているので理解される
であろう。

第一図の下半は上半図と同じシール部材であるが、５）
の上詰リングが第三図５ａ）に示されるような形状をし
ており、又、７）の先端は、鋭利な刃状にしであるため
、例えばパイプが柔らかいプラスチック材料であるとき
等、パイプに前記１ｂ）の環状小浅溝をあらかじめ設け
なくても７）の刃先は、パイプ面に食い込み十分に土納
、及びストッパーの機能を果たすものである。

又、この下半は、伸縮機能を持たずパイプは移動しない
ように固定するため上半図２ａ）の空間は設けていない
。

第四図は、上詰リングの別の形の、穴空き円盤形状を示
す、前記５）、５ａ）と同様の機能をもっており、安価
に゛製作出来る利点を有している。

第五図は、第一図の３）のシール部材がエラストマー例
えばシリコンゴムの円筒状のシール３ｂ＞としてあり、
これの抜は防止に就いては第一図の４）の結合具でなく
、２）と同質材料で作られた４ｂ）を２）に溶着一体化
しである。猶、３ｂ）は、３）と異なり、２）に固定化
せず、２ａ）内を５）、５ａ）、又は、５ｂ）等の選択
された上詰リングと、共に移動可能である。

下半図は、第−図下半固と同じくパイプ固定式としてあ
り、シール部材は、エラストマー製の０リング３ｃ）及
び硬い材質よりなるスペーサー３ｄ）で構成され、又、
これらの固定には、４ｄ）と２）間で４ｅ）のネジ結合
による。

上述の各図面におけるシール材３）、３ｂ）、３ｃ）、
これらの抜は防止機構４）、４ｂ）、４ｄ）等は、適当
に互いに組み合わせ使用することが出来ることは勿論、
その他公知の土詰機構を採用することちり詣である。

以上、本発明に就いて詳細に述べたごとく、この発明の
ワンタッヂ式継手は簡単な機構故に、これを構成する部
品点数は極めて少なく、安価に製造出来、又、実施時に
おいてもパイプを単に継手内に差し込むだけで簡単確実
にこれらの結合とシールが得られ、更に、パイプの伸縮
と回転が自由である機能をも併せ持つ優れた新しい継手
を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第一図は本発明の実施時に於ける縦断面図。第二、第三、第四図は、パイプ土詰リングの、二分割の
一半部の実態図。第五図は、本発明の他の一例の実施時に於ける縦断面図
である。

Claims

【特許請求の範囲】

流体を移送する環状導管を収納するための開口を有し、
他端に流体経路を有する継手内室に設けられた環状シー
ル体の前方に、弾性と、剛性を有する素材で作られた薄
肉の、円盤状、テーパー状、又は、円筒状で、外径は、
継手内室にほぼ等しく、内径は、前期導管の外径より小
で、外径に向かって複数の切れ目を持ち、導管がこれを
貫通するとき内径が拡大し、導管の外周に穿たれた環状
溝に、前期内径の縁部が陥合するか、又は導管の外周面
に食い込んでこれと結合し、前期シール体下面と組み合
わせて導管の抜止め機構を構成することを特長とするワ
ンタッチ継手の構造。