JPH0120537Y2 - - Google Patents

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JPH0120537Y2
JPH0120537Y2 JP13930284U JP13930284U JPH0120537Y2 JP H0120537 Y2 JPH0120537 Y2 JP H0120537Y2 JP 13930284 U JP13930284 U JP 13930284U JP 13930284 U JP13930284 U JP 13930284U JP H0120537 Y2 JPH0120537 Y2 JP H0120537Y2
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curved
gutter
fins
tube
heat exchanger
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JP13930284U
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空調用熱交換器の冷媒管の如く、熱交
換媒体が流通する管が適宜ピツチで曲折蛇行され
た熱交換器に関し、その湾曲部分の放熱効果を向
上させるためのフイン付きエレメントに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
冷媒管を所定ピツチで蛇行形成してその湾曲部
にフインを配設したものとしては実開昭48−
62646号その他の提案がなされている。この従来
技術は、夫々異なつた長孔を有するプレートフイ
ンを冷媒管の湾曲位置に合わせて一枚づつ装着し
湾曲部の放熱面積を増大させるものである。従つ
て、湾曲部のフイン取付けが極めて面倒である欠
点を有していた。
〔考案の概要〕
そこで、本考案は湾曲部に取付けるべき複数の
フインを予め、合成樹脂材料によりインサート成
形し、該合成樹脂材料の弾性を利用してほとんど
ワンタツチで管の湾曲部に複数のフインを同時に
取付けることができるフイン付きエレメントを提
供することを目的とし、その要旨とするところは
次のとおりである。
即ち、熱交換媒体が流通する管を曲折蛇行して
適宜ピツチの互いに平行な直線部4と、それらが
連結される湾曲部5とを構成し、その直線部分に
多数のフイン6を配設して熱交換器を構成する。
そして、本エレメントはこのような熱交換器に取
付けられるものであつて、夫々長孔1が穿設され
た複数のプレートフイン2を有し、各プレートフ
インは長孔1の長径lが漸次小となるように配設
され、且つその長径方向両端部の孔縁が夫々前記
管の湾曲部5外面に接触するように位置される。
さらに、弾性を有する合成樹脂材により樋状嵌着
体3を構成し、その嵌着体3に複数の前記プレー
トフイン2を一体的にインサート形成する。そし
て、管の湾曲部外周を被嵌抱持するように樋状嵌
着体3の横断面をほぼ円弧状に形成すると共に、
全体を湾曲した樋状に構成したことを特徴とす
る。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の熱交換器エレメントの縦断面
図を示すと共に、その取付け方法を示すものであ
る。又、第2図は第1図の部拡大図である。そ
して、第3図は第1図の−矢視断面図、第4
図は本エレメントを構成す一枚のプレートフイン
の斜視図である。
本実施例では第4図に示すようなプレートフイ
ン2を複数積層し、それらをインサート成形によ
り一体化して第1図のように構成するものであ
る。このプレートフイン2は第4図の如くその中
央部に長孔1が穿設されると共に、その長軸方向
両端部に鍔状の立ち上げ縁7が夫々形成されてい
る。この立ち上げ縁7は第2図の如くわずかに先
下がりに形成され、管の湾曲部5の外面に整合す
るように構成されている。又、長孔1の長径lは
第1図において右方に位置するプレートフインほ
ど順次短く形成される。そして、それらを積層し
たとき、各長孔1の孔縁が湾曲部2の外面に整合
するようになつている。而して、第1図の如く各
プレートフイン2が積層された状態でその孔縁部
近傍には湾曲した樋状嵌着体3が各プレートフイ
ン2と一体的にインサート成形されている。この
樋状嵌着体3の横断面は第3図の如く半円よりわ
ずかに長い弧状に形成され、その内面にプレート
フイン2の立ち上げ縁7が露出するように形成さ
れている。又、この実施例ではプレートフイン2
の長さは、管の蛇行ピツチの2倍よりわずか小さ
く形成されている。そして、管の各湾曲部5毎に
夫々本エレメントが嵌着される。即ち、各エレメ
ントを第1図矢印の如く移動し、湾曲部5を樋状
嵌着体3で被嵌(鎖線位置)する。このとき、樋
状嵌着体3は弾性を有するため、その開口部がわ
ずか拡開しつつ湾曲部5外周を被嵌し、再びその
樋状開口縁が弾性的に収縮して湾曲部外周を締結
する。それにより、樋状嵌着体3内面に露出した
プレートフイン2の立ち上げ縁7が湾曲部外面に
押圧して接触する。それにより、管の湾曲部5と
プレートフイン2との伝熱が可能となる。
なお、本考案では各湾曲部毎にエレメントを構
成したが、各エレメントを縦に複数連結したよう
な形状とし、それにより複数の湾曲部を同時に被
嵌するように構成してもよい。又、本エレメント
は管の湾曲部に着脱自在に構成することができる
が、それに限ることなく湾曲部と本エレメントの
一部とを接着固定しておいてもよい。又、この実
施例では樋状嵌着体3の縁部に第3図のような凸
部8を設けて締結効果を向上させているが、凸部
8の代わりに樋状嵌着体3の形状を適宜変更して
締結効果を持たせてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の熱交
換器のフイン付きエレメントは次の構成からな
る。
即ち、熱交換媒体が流通する管を曲折蛇行して
適宜ピツチの互いに平行な直線部4と、それらが
連結される湾曲部5とを構成し、その直線部分に
多数のフイン6を接触して熱交換器を構成する。
そして、本エレメントはこのような熱交換器に取
付けられるものであつて、夫々長孔1が穿設され
た複数のプレートフイン2を有し、各プレートフ
インは長孔1の長径lが漸次小となるように配設
され、且つその長径方向両端部の孔縁が夫々前記
管の湾曲部5の外面に接触するように位置され
る。さらに、弾性を有する合成樹脂材により樋状
嵌着体3を構成し、その嵌着体3に複数のプレー
トフイン2を一体的にインサート成形する。そし
て、管の湾曲部外周を被嵌抱持するように樋状嵌
着体3の横断面をほぼ円弧状に形成すると共に、
全体を湾曲した樋状に構成したことを特徴とす
る。
本考案のフイン付きエレメントは以上のような
構成からなり、次の効果を有する。
本考案のフイン付きエレメントは、弾性を有す
る樋状嵌着体3を管の湾曲部5に被嵌抱持するの
みでその湾曲部5の放熱効果を著しく向上させる
ことができる。即ち、樋状嵌着体3にインサート
成形された複数のプレートフイン2の各孔縁が管
の湾曲部5に同時に接触し、管の湾曲部5から複
数のプレートフイン2に熱伝達が可能となる。そ
れにより、ほとんどワンタツチで放熱面積が著し
く増大し、極めて容易に熱交換器の放熱効果を向
上させるとができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフイン付きエレメントの縦断
面立面図を示すと共に、その取り付け方法を示す
説明図である。第2図は第1図の部拡大図、第
3図は第1図の−矢視断面図、第4図は本エ
レメントの構成部品の一つであるプレートフイン
2の斜視図。 1……長孔、2……プレートフイン、3……樋
状嵌着体、4……直線部、5……湾曲部、6……
フイン、7……立ち上げ縁、8……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換媒体が流通する管を曲折蛇行して適宜ピ
    ツチの互いに平行な直線部4と、それらが連結さ
    れる湾曲部5とを形成し、前記直線部分に多数の
    フイン6を配設してなる熱交換器に取付るエレメ
    ントにおいて、長孔1の長径lが漸次小となると
    共に、その長径方向の両端孔縁が夫々前記管の湾
    曲部5外面に接触するように互いに適宜間隔で積
    層された複数のプレートフイン2と、弾性を有す
    る合成樹脂材よりなり前記孔縁部近傍で複数の前
    記プレートフイン2間を一体的にインサート成形
    すると共に、前記湾曲部外周を被嵌抱持するよう
    に横断面がほぼ円弧状に形成され且つ、全体が湾
    曲した樋状に形成された樋状嵌着体3と、を具備
    することを特徴とする熱交換器のフイン付きエレ
    メント。
JP13930284U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH0120537Y2 (ja)

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JP13930284U JPH0120537Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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Publication Number Publication Date
JPS6153681U JPS6153681U (ja) 1986-04-11
JPH0120537Y2 true JPH0120537Y2 (ja) 1989-06-20

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