JPH01204929A - 高分子量ポリアルコール - Google Patents

高分子量ポリアルコール

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JPH01204929A
JPH01204929A JP63325670A JP32567088A JPH01204929A JP H01204929 A JPH01204929 A JP H01204929A JP 63325670 A JP63325670 A JP 63325670A JP 32567088 A JP32567088 A JP 32567088A JP H01204929 A JPH01204929 A JP H01204929A
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アブラハム・アドリアーン・スマールデイク
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

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  • Polyamides (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一酸化炭素と1種類以上のオレフィン系不飽
和化合物とのポリマーの還元による高分子量ポリアルコ
ールの製造方法、及びががる方法によって得られる新規
な高分子量ポリアルコール類に係る。
高分子量ポリアルコール類は公知である。例えば、ポリ
酢酸ビニルの加水分解またはけん化によってポリビニル
アルコールを製造する方法は公知であり、得られたポリ
マー鎖はメチレン及びヒドロキシメチレンの交互単位か
ら構成されている。また、例えば米国特許第24952
92号、西独特許公開第2600431号または日本特
許公開第54.100194号より、C2H1単位に対
するCO単位のモル比が概して1以下(ときには0.0
01という小さい値)でありco単位がエチレン単位と
交互に存在しない構造をもっ一酸化炭素とエデンとのコ
ポリマーを還元する方法が公知である。後者の還元によ
って得られる生成物は不規則的間隔にCH011基を含
むポリエチレン分子である。かかる不規則高分子量ポリ
アルコールを本文中で以後「分子的に不純なJと指体す
る。
本文中の分子純度なる用語は、ポリマーが、一般式−C
)I (011) −(、^)−〔式中、^はオレフィ
ン系不飽和によって重合したオレフィン系不飽和化合物
の部分〕で示される反復単位をどの程度含むかを意味す
る。
ポリビニルアルコールは有用な特性を有するがやや高価
で熱安定性がよくないという欠点がある。
熱安定性がよくない理由は、水の除去によって共役二重
結合系(ポリアセチレンとしても知られる)を生成する
というその構造の特殊性にある。
従って、共役二重結合系を形成しないポリアルコール類
が必要である。メチレン基に代替してエチレンまたは置
換エチレン基を導入するとかかる反応を阻止できるかも
しれないという予想に基づいて出願人等は、一酸化炭素
と1種類以上のオレフィン系不飽和化合物とから成りポ
リケトンとしても知られる線状交互ポリマーの水素添加
を研究した。しかしながら研究の初期の段階で、かがる
水素添加によって必ずしも有用な生成物が得られないこ
とが判明した。
一般に、一酸化炭素と低分子純度のエチレンとのコポリ
マーを触媒的または化学量論的に水素添加することによ
って得られるポリオールは好ましくない特性をもち、そ
の理由の1つは結晶化の欠如にあることが判明した。
出願人等はまた、アセトンのごときモノケトン類を第二
アルコール類に定量的に変換する公知の有効な方法と同
様の接触水素添加方法によって一酸化炭素とオレフィン
系不飽和化合物とのコポリマーの水素添加を行なったが
、最初は期待外れの結果しか得られながった。いくつか
の場合には反応が生起せず、また、別の場合には反応は
生起したが出発物質の交互特性が完全に消滅したポリマ
ーの複合混合物が生成した。
研究した触媒組成物の1つは、CO/C211,交互コ
ポリマーを変換しエチレン基と2,5−テトラヒドロフ
ランジイル基とが交互に存在する線状ポリマーを生成し
た。該触媒の存在下に水素添加及び脱水素と閉環とが生
じることは明らかである。
意外にも、前記に定義したポリケトンを希釈剤中で一能
代XYI(、[:式中、Xはリチウム、ナトリウムまた
はカリウム、Yはアルミニウムまたはホウ素〕で示され
る金属水素化物または該水素化物から誘導された触媒組
成物と接触させることによって、該ポリケトンのカルボ
ニル基の少なくとも一部が第二アルコール基に変換され
ることが知見された。
従って本発明は、一酸化炭素と1種類以上のオレフィン
系不飽和化合物とのポリマーの還元によって高分子量ポ
リアルコールを製造する方法において、一酸化炭素と1
種類以上のオレフィン系不飽和化合物との線状交互ポリ
マーとして定義されるポリケトン類イ リチウム、ナトリウムまたはカリウム、Yはアルミニウ
ムまたはホウ素〕で示される金属水素化物または該水素
化物から誘導された触媒組成物と接触させることを特徴
とする方法に係る。
本発明はまた、−最大 〔式中、Rは水素原子または12個以下の炭素原子を含
むヒドロカルビル基〕 で示される反復単位を90%以上含み、該単位が同じで
もよくまたは異なっていてもよいことを特徴予約に純粋
であることを意味する。
本発明の高分子量ポリアルコール類は線状構造をもちヒ
ドロキシメチレン単位がエチレンまたは置換エチレン単
位と交互に存在する。
出発物質たるポリケトン類と同様に、全部の単位におけ
る置換Rが必ずしも同じでなくてもよい。
全部のRが同じの場合にはコポリマーが形成され、同じ
でない場合は三元重合体、四元重合体等が形成される。
好ましくは、オレフィン系不飽和化合物が炭化水素、特
に炭素原子12個以下の炭化水素、特にアルケン例えば
エテノ、プロペン、ブテン、ヘキセン−1、オクテン−
1またはアリール置換アルケン例えばスチレンまたはp
−メチルスチレンである。
従って基Rは好ましくは、水素原子、メチル基またはフ
ェニル基を示す。好ましいターポリマーは、いくつかの
単位においてRが水素原子を示し残りの単位においてR
がフェニルまたはメチル基を示し水素原子含有単位に対
するメチルまたはフェニル基含有単位のモル比が0.5
以下のターポリマーである。分子量的450〜200,
000、特に分子量to、ooo〜50,000のポリ
ケトンポリマー類が特に好ましい。
本発明方法によれば、カルボニル基の変換効率が高く直
線性及び交互特性の保持率が高い。
いくつかの具体例においては、90%以上、ときには9
5〜97%の分子純度が得られる。これは一酸化炭素と
エテノとの同様の非交互性線状コポリマーの公知の水素
添加と対照的である。出発物質は、欧州特許第1219
65号、欧州特許第181014号または欧州特許第2
22454号に記載のごとき従来の方法で得られる。こ
れらの方法では典型的には、一酸化炭素と1種類以上の
オレフィン系不飽和化合物とをやや高い圧力及び温度下
に8族金属例えばパラジウムとpKa6以下の非ハロゲ
ン化水素酸のアニオンと、リン、ヒ素またはアンチモン
の二゛座配位子とをベースとする触媒組成物と接触させ
る。
本発明方法に用いる希釈剤は、好ましくは液体希釈剤、
特に、生成した高分子量ポリアルコール及び/または出
発ポリケトンを溶解させる希釈剤である。出発ポリゲト
ンを溶解させる液体の例は、m−クレゾールまたはへキ
サフルオロイソプロパツールであり、特に後者は例えば
15〜40’C及び大気圧の範囲の常温常圧で反応を高
い収率で進行させる。生成ポリアルコール類の溶媒は好
ましくは、炭素原子6個以下を含む一価または多価アル
コール、エーテルまたはアルコールエーテル類例えばメ
タノール、エタノール、エタンジオール(エチレングリ
コール)、あるいはグリコールエーテル類例えばエチレ
ンゲルコールのモノメチルエーテル、あるいは環状エー
テル類例えばテトラヒドロフランである。メタノールが
特に好ましい、溶媒としてメタノールを使用するときは
、高温高圧条件、即ち100〜200℃及び10〜20
0バール、特に120〜180℃及び40〜100バー
ルの範囲を使用できるという利点がある。還元剤として
例えば水素化ホウ素ナトリウムを使用し、穏やかな温度
及び圧力条件下にメタノール中で反応させると、反応が
十分に進行せず、生成物が還元カルボニル基を約40〜
60%しか含まない。
この場合は、XYH,から誘導された触媒組成物を使用
し水素ガスを添加することによって収率の改良が得られ
ることが知見された。
従゛って本発明方法の好ましい実施態様では、金属水素
化物XYH,とニッケル化合物特に酢酸ニッケルのごと
きニッケル塩を水素ガスの存在下に反応させて得られる
触媒組成物を使用する。その他の適当なニッケル化合物
は、塩化ニッケル、硫化ニッケル、プロピオン酸ニッケ
ル及びアセチルアセl〜ン酸ニッケルである。これらは
ポリケトン1モル当たり少なくとも1モルの割合で使用
されるのが適当である。
一能代XYI+、の好ましい1ヒ合物は、水素化ホウ素
ナトリウム及び水素化アルミニウムリチウムである。ポ
リゲトンポリマーに対する化学量論以上の量の金属水素
化物を使用するのが有利である。重合物が関与する反応
の化学量論の決定はしばしば難しいが、還元すべきポリ
ケトン1g当たり少なくとも1.5g、好ましくは少な
くとも2gの水素化ホウ素ナトリウムを使用すると好結
果が得られる。化学量論的に過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを使用すると、かなりの過剰量であっても還元プロ
セスに悪影響はないが不必要である。反応後に、蒸発ま
たは蒸留のごとき溶媒除去あるいは反応希釈剤と混和性
でポリアルコールには非溶媒の物質例えばアセトンでポ
リアルコールを沈殿させることによって高分子量ポリア
ルコールを回収する。高分子量ポリアルコール生成物を
そのまま使用してもよく、またはメタノールのごときヒ
ドロキシ溶媒にポリアルコールを溶解しアセトンのごと
き非溶媒でポリアルコールを沈殿させる従来手順で精製
してもよい。
ポリアルコール生成物は高い分子純度をもつ。
ポリアルコールはポリビニルアルコールポリマー及びコ
ポリマーの種類に近縁であるが反復重合体鎖単位中のヒ
ドロキシル基当たりの炭素原子の数が異なる。本発明の
ポリアルコールは従来のポリビニルアルコールと同様の
多くの用途に適しているが、共役ジエンの分解不能な構
造をもつためより安定である。ポリアルコール生成物を
流延または押出によってフィルム状に形成し、これを接
着剤または紙のコーティングに使用し得る。これらは、
ある程度の遮断性を示すので空気に暴露されると通常は
酸化性変質を生じる食品、薬品及び化粧品の包装材及び
容器の多層ラミネートとして有用である。
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
支1漣■ (a)酢酸パラジウムとトリフルオロ酢酸のアニオンと
1.3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンとから
形成された触媒組成物を使用して一酸化炭素とエチレン
との線状交互コポリマーを製造した。
ポリマーの融点は257°Cであり…−クレゾール中で
100℃で測定した局限粘度数(LVN)は1.1であ
った。
(b)(a)で得られた10.のポリマー標本を250
111のへキサフルオロイソプロパツールに溶解し、エ
タノール中に溶解した十分な水素化ホウ素ナトリウムを
攪拌しながら添加しポリマー12当たり水素化ホウ素ナ
トリウム2.4.を加えた。混合物を攪拌しないで室温
に1晩維持した。約400xlの水を添加した後、約1
75z1の濃塩酸をゆっくりと添加し更に400+wf
の水を添加した。溶液を蒸発させて余剰の液体を除去し
、不溶高分子量ポリアルコール沈殿物を除去した。次に
アセトンを添加し、高分子量ポリアルコール沈殿物をメ
タノールから反復沈殿させることによって精製した。
NMRによれば重合物は式 %式% の規則的反復単位から成り、それ以外の構造をもつ単位
は約3〜6%以下であった。NMR″C観察された分子
不純物は、おそらくはポリケトンポリマーの内部縮合に
よって生じた置換2.5−テトラヒドロフラン構造をも
つ、ポリアルコール生成物の過ヨウ素酸滴定によれば、
ポリケトン重合反応体中の1.2−ジケトン構造の還元
に起因する1、2−グリコール部分の量は検出不能(0
,5%未満)であった。
ポリアルコール生成物は融点117℃を示した。
生成物はやや結晶買で結晶化速度は遅い。生成物はメタ
ノールに易溶性で高温エチレングリコールにはゆっくり
と溶解する。ポリアルコール生成物は高温及び低温の水
に不溶性であるが空気中で吸湿性である。
実」1舛l− ヘキサフルオロイングロパノールの還流下に還元を生起
する以外は実施例1(b)の全体手順を反復し、非結晶
質のゴム状物質を得た。生成物は多数のヒドロキシメチ
レン基を含有していた。この実施例はあまり好ましくな
い。
実」1蜆」− メタノール中のポリケトンの懸濁液に水素化ホウ素ナト
リウムのエタノール溶液を添加することによって実施例
1(b)の全体手順を反復すると、添加した水素化ホウ
素ナトリウムの過剰量次第で40〜66%のカルボニル
基の変換が生じた。この具体例はあまり好ましくない。
火11」工 (a)一酸化炭素とスチレンとのコポリマーを以下の手
順で製造した。
容量250ynの磁気攪拌オートクレーブに10zjの
メタノールと 0.1mmoNの酢酸パラジウムと 3 Ill III 01の2.2°−ビピリジンと2
n+n+o1のパラ−トルエンスルホン酸と19mn+
oNの1.4−ベンゾキノンとから成る触媒組成物を導
入した。
次に50at’をスチレンをオートクレーブに導入し、
更に、一酸化炭素を圧力40バールになるまで導入した
。最後に内容物を70℃に加熱した。5時間後に室温ま
で放冷し圧力を除去して重合反応を終了させた。ポリマ
ーを炉別しメタノールで洗浄し、室温で真空下に乾燥し
てポリマー24.01?を回収した。
1 ”C−NMR分析によって、コポリマーが線状構造
をもち鎖中に一酸化炭素に由来の単位とスチレンに由来
の単位とが交互に存在することを確認した。
” C−NMR分析によって更に、重合が領域特異的(
regiospecific)及び立体特異的に進行し
たことを確認した。
(b)以下の手順で高分子量ポリアルコールを製造した
30x1のへキサフルオロイソプロパツール中に(a)
で得られたコポリマー5gを含む攪拌溶液に2.8gの
水素化ホウ素ナトリウムを添加した。15時間後、反応
混合物に100z1のメタノールを添加した。沈殿した
高分子量ポリアルコールを戸別し、メタノールで洗浄し
、70℃で乾燥した。l)C−NMR分析によれば、最
初に存在したカルボニル基の70%が高分子量ポリアル
コール中に第二アルコール基として存在することが観察
された。出発物質たる一酸化炭素/スチレンコポリマー
と違って高分子量ポリアルコールはテトラヒドロフラン
に完全に溶解した。
夾1」[1 実施例4(a)と同じ手順で一酸化炭素/エテン/プロ
ペンターポリマーを製造した。該ターポリマーは融点2
24°Cであり、1つの−(CO)−(C,H,)−単
位当たり約18個の−(Co)−(C2H,)−単位を
含有していた。
次に250zNの攪拌オートクレーブに5mmo/!の
ニッケルNa1311−どの混合物を充填した。内容物
を50°Cに加熱し、この温度で1時間維持した。
次に100zNのメタノール中の10gの前記ターポリ
マーの懸濁液を添加した。圧縮水素で容器を60バール
に加圧し、150℃に加熱して5時間維持した。
この時間中に圧力を20バールだけ低下させた。室温に
冷却し圧力を除去して反応を終了させた。重合物を完全
に溶解した。触媒を戸別し、メタノールとテトラヒドロ
フランとを炉液から蒸発させ、9.6gの高分子量ポリ
アルコールを得た。
割1鰻り 以下の違い以外は実施例5と実質的に同じ手順で処理し
て高分子量ポリアルコールを製造した。
(a)反応時間を2.7倍に延長し、比較的多量のエテ
ノの存在下にCO/エテン/プロペンターポリマーを製
造した異なるバッチからは結晶融点225°Cをもらプ
ロペン1単位当たり約19個のエテノ単位をもつポリマ
ーが得られた。
(b)10(lj!のメタノール中に9gのターポリマ
ーを含む懸濁液を使用した。
(c)容器を140℃で5時間加熱した。
(d)圧力を15バール低下させた。
(e)触媒戸別後、P液に水を添加すると9gの高分子
量ポリアルコールが沈殿した。
え1燵り 以下の違い以外は実施例5と実質的に同じ方法で高分子
量ポリアルコールを製造した。
(a)10mmoNの酢酸ニッケルと10mmolのN
aBH4とを使用した。
(b)50z1のメタノール中の実施例6のターポリマ
ーの懸濁液を使用した。
(c)125℃に加熱した。
(d)圧力を20バール低下させた。
(e)触媒のp別後、p液に水を添加すると4.5gの
高分子量ポリアルコールが沈殿した。
実」l外喝− 以下の違い以外は実施例らと実質的に同じ方法で高分子
量ポリアルコールを製造した。
(a)融点257℃の一酸化炭素/エテンコポリマーを
出発材料として使用した。
(b)10011メタノール中に5gの懸濁液を使用し
た。
(c)150℃で5時間でなく140℃で1時間加熱し
た。
(d)圧力を10バール低下させた。
高分子量ポリアルコールの収量は4.8gであった。
実]1殊」− 以下の違い以外は実施例5と実質的に同じ方法で高分子
量ポリアルコールを製造した。
(a)実施例1と同様の方法で製造した一酸化炭素/エ
テンコポリマーを出発材料として使用した。
(b)100z1のメタノール中に5gの懸濁液を使用
した。
(e)圧力を20バールでなく3バール低下さぜな。
高分子量ポリアルコールの収量は4gであった。
1″C−NMR分析によれば、50%のカルボニル基が
変換せず約10%がCII O11基に変換していた。
失1」11 以下の違い以外は実施例5と実質的に同じ方法で高分子
量ポリアルコールを製造した。
(a)10mmolの酢酸ニッケルと1On+mofの
NaBH,とを使用した。
(b)1時間でなく50℃で0.5時間加熱した。
(c)50+1メタノール中の5gの懸濁液を添加した
(d)120℃で5時間加熱した。
(e)圧力を20バールでなく9バール低下させた。
(f)触媒のp別後、P液に水を添加すると2.5gの
高分子量ポリアルコールが沈殿した。l’c−NMR分
析は、第二アルコール基への変換が定量的に生じること
を示した。
以下の表は実施例5.6.7及び8の高分子量ポリアル
コールに対する1 3C−NMR分析の結果を示す。
実施例No、         5  6  7 8非
変換%        13 8.5 1 3.5CI
(OIJの存在%      70 34 73 36
3−メチル置換または未置換の 2.5−テトラヒドロフラン ジイル基の存在%     10 34 19 45.
53−メチル置換または未置換の 2−ヒドロキシ−2,5−テトラヒド ロフランジイル基の存在% 7 23.5 7 152
511のテトラヒドロフラン中の分子量450〜16.
000のプロペン及びCOの交互オリゴマー2gの溶液
を、10xlのテトラヒドロフラン中のIJのL1八N
114の攪拌懸濁液に滴下した。
添加後の混合物を18時間還流した。水を添加し混合物
を涙過した。クロロホルムを添力「し、有機層3分離し
、水で抽出し、Mg5O,で乾燥し、濾過した。溶媒の
蒸発によって最終生成物が得られた。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一酸化炭素と1種類以上のオレフィン系不飽和化
    合物とのポリマーの還元によって高分子量ポリアルコー
    ルを製造する方法において、一酸化炭素と1種類以上の
    オレフィン系不飽和化合物との線状交互ポリマーとして
    定義されるポリケトンを、希釈剤中で一般式XYH_4
    〔式中、Xはリチウム、ナトリウムまたはカリウム、Y
    はアルミニウムまたはホウ素〕で示される金属水素化物
    または該水素化物から誘導された触媒組成物と接触させ
    ることを特徴とする方法。
  2. (2)製造された高分子量ポリアルコール及び/または
    出発ポリケトンを溶解させる液体希釈剤中で反応を生起
    することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. (3)温度15〜40℃にてヘキサフルオロイソプロパ
    ノール中で処理することを特徴とする請求項2に記載の
    方法。
  4. (4)6個以下の炭素原子をもつ一価または多価アルコ
    ール、エーテルまたはアルコールエーテル中で高温高圧
    下に処理することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. (5)温度100〜200℃及び圧力10〜200バー
    ルの範囲でメタノール中で処理することを特徴とする請
    求項4に記載の方法。
  6. (6)金属水素化物XYH_4とニッケル化合物との反
    応によって得られる触媒組成物の存在下にポリケトンを
    水素と接触させることを特徴とする請求項4または5に
    記載の方法。
  7. (7)ニッケル化合物が酢酸ニッケルのごとき塩である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. (8)金属水素化物としてNaBH_4またはLiAl
    H_4を使用することを特徴とする請求項1から7のい
    ずれかに記載の方法。
  9. (9)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは水素原子または12個以下の炭素原子を含
    むヒドロカルビル基〕 で示される反復単位を90%以上含み、該単位が同じで
    もよくまたは異なっていてもよいことを特徴とする新規
    な高分子量ポリアルコール。
  10. (10)Rが水素原子、メチル基またはフェニル基であ
    ることを特徴とする請求項9に記載のポリアルコール。
  11. (11)いくつかの単位においてはRが水素原子であり
    、他の単位においてはRがメチル基またはフェニル基で
    あり、水素原子を含有する単位に対するメチル基または
    フェニル基を含有する単位のモル比が0.5以下である
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のポリアル
    コール。
  12. (12)請求項1から8のいずれかに記載の方法で製造
    されるポリアルコール類。
JP63325670A 1987-12-29 1988-12-23 高分子量ポリアルコール Expired - Lifetime JP2806389B2 (ja)

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US07/138,767 US4868254A (en) 1987-12-29 1987-12-29 Catalytic reduction of carbon monoxide/olefin copolymer to polyalcohol
US138767 1987-12-29
NL138767 1988-07-29
NL8801908 1988-07-29
NL8801908A NL8801908A (nl) 1988-07-29 1988-07-29 Bereiding van polymere polyalcoholen.

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JPH01204929A true JPH01204929A (ja) 1989-08-17
JP2806389B2 JP2806389B2 (ja) 1998-09-30

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