JPH01204373A - 多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子 - Google Patents

多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子

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JPH01204373A
JPH01204373A JP63307675A JP30767588A JPH01204373A JP H01204373 A JPH01204373 A JP H01204373A JP 63307675 A JP63307675 A JP 63307675A JP 30767588 A JP30767588 A JP 30767588A JP H01204373 A JPH01204373 A JP H01204373A
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/2445Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
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    • H01R4/2454Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives the additional means having two or more slotted flat portions forming a U-shape with slotted branches

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多素線(マルチストランド)ワイヤのための
絶縁被覆食い込み型の端子に係る。
従来の技術 絶縁被覆食い込み型の端子は、典型的に、絶縁されたワ
イヤをその軸に対して横方向に押し込むためのスロット
を含む少なくとも1つの絶縁被覆接触部分を備えている
。この絶縁被覆接触部分のスロットは、ワイヤをスロッ
トに向かって横方向に移動したときにワイヤの絶縁被覆
に食い込むような形状及び大きさにされた部分を含んで
いる。
絶縁被覆のこの食い込みにより、食い込み部分の下にあ
るスロットのエツジによってワイヤの導線と電気的接触
をなすことができる。従って、絶縁被覆食い込み端子は
、絶縁被覆を導線から最初に剥がす必要をなくすと共に
、その後に導線を端子に半田付けしたり圧着したりする
必要もなくすことができる。
絶縁被覆食い込み端子の有効性は、接触部分の片持梁ア
ームが導線に対して良好な接触圧力を維持できるかどう
かによって左右される。これは、単素線の導線の場合に
は、片持梁アーム間のスロットの大きさを単素線の導線
の断面直径より小さな選択された長さにするだけで比較
的容易に達成することができる。従って、ワイヤを絶縁
被覆食い込み接触部分に挿入するときには、この接触部
分の片持梁アームが導線によって外方にそらされる。金
属端子は弾力性があり、この外方へのそりに弾力的に応
答する。その結果、ワイヤの挿入時の片持梁アームの外
方へのそりにより、端子から導線に対して内方を向いた
弾力性の接触力が発生されて導電性の把持係合がなされ
る。これらの同じ設計理論は、多素線の導線より成るワ
イヤにも適用され、特に、素線の数が約20以下であっ
て絶縁被覆を被せる前にそれらがしっかりとねじられる
ようなワイヤに適用される。
最近、電子及び電気装置、例えば、家庭用の機器や通信
装置やコンピュータ等では、導線の所与の断面積光たり
相当に多数の素線を有する多素線導線より成るワイヤを
使用することが指定されている。個々の素線は、比例的
に小さな断面寸法を有している。例えば、成る大電流装
置の規定では、全断面積が1.25平方園であるような
40素線のワイヤが必要とされる。従って、各素線は、
約0.2画もしくはo、o o sインチの直径を定め
る。更に別の用途では、個々の素線が人間の髪の厚みに
近いような100素線のワイヤを用いることが予想され
る。
公知の絶縁被覆食い込み端子は、素線の数が多く且っ各
素線か細い上記のごとき多素線ワイヤに使用するときに
はあまり有効ではないことが分かった。特に、絶縁被覆
食い込み端子のスロットにワイヤを挿入する際には素線
が実質的に再配置される傾向があると分かった。その理
由の少なくとも一部としてはおそらく非常に多数の隙間
が存在するためである。この素線の再配置は、公知の絶
縁被覆食い込み端子では、その片持梁アームによって導
線に対する所望の内方を向いた弾力性の接触力も所望レ
ベルの外方へのそりも発生することなく生じる。このよ
うな実質的なそりの低下、ひいては、再配置された導線
に対する片持梁アームの弾性接触力又は圧力の低下は、
非常に質の悪い電気的接続を招く。スペースの制約によ
って片持梁アームの長さが実際上短縮され、それにより
片持梁アームのモーメントが低下するときには、許容で
きる高い弾性接触力を発生することが益々困難なものと
なる。
発明が解決しようとする課題 公知技術では、比較的少数の素線しかもたないワイヤに
対しては素線の再配置の問題が考慮されている。これら
公知構造体の多くは、比較的少数の素線に対しては充分
な接触力を得ることができるが、多素線ワイヤの素線数
が増加するにつれてあまり効果的でなくなる。例えば、
1982年3月2日付けのデチェレッテ氏の米国特許第
4゜317,608号には、ワイヤをコネクタに押し込
むときに素線が互いに再配置するという問題に対処した
絶縁被覆食い込み端子が開示されている6特に、この米
国特許には、素線の数が12ないし18であり且つ全断
面積が0.6ないし2.0平方ミリメータであるような
ワイヤに使用する絶縁被覆食い込み端子が開示されてい
る。該特許に示された端子のスロットは、一対の対向す
る凸状の収斂する切断エツジを含んでおり、これらのエ
ツジは狭い切断のど部へと通じていて且つその後外方へ
と広がる形状になっている。上記の狭いのど部に隣接し
たこれらの外方に広がる切断エツジは、対向する一対の
凸状の非切断側縁で終わり、そしてこれらの側縁は、ス
ロットの底部を定める一般的に円形の孔で終わる。米国
特許第4,317゜608号の端子は、収斂する切断エ
ツジによって画成された狭いのど部の付近にワイヤの素
線を一般的に配置するように設計されている。特に、導
線の素線によって形成されたコアは、スロットの軸に対
して長手方向に再配置され、素線の第1部分が収斂する
切断エツジ間に配置されそして素線の第2部分が端子の
収斂する切断エツジに隣接して配置されるようになって
いる。素線に対する接触圧力は収斂する切断エツジによ
って与えられる。
米国特許第4,317,608号に開示された端子は、
上記した非常に細い素線の再配置を防止するのに充分な
ほど有効なものではなく、従って、大電流の用途に要求
される導線に対する充分な接触圧力を与えるものではな
い。更に、収斂する切断エツジによって与えられる接触
圧力は、現在使用されている非常に細い素線にダメージ
をもたらすことがある。
更に別の若干関連性のある絶縁被覆食い込み端子が19
77年1月11日付けのダン氏等の米国特許第4.’0
02,391号に開示されている。
該米国特許に開示された端子は、一対の片持梁式のアー
ムを備えており、それらの間にスロットが画成される。
このスロットは、細いワイヤ係合上部と、拡大された底
部とを備えている。端子の片持梁アームの1つには、ス
ロットの狭い上部の長手方向に沿って互いに軸方向に離
間された一対の垂下部が設けられている。これら垂下部
は、端子に取り付けられた単素線のワイヤがスロットか
ら離れるように振動したり又はスロットの拡大された底
部に向かって振動したりするのを防止するように構成さ
れている。端子の一方のアームに設けられた2つの垂下
部は、導線に及ぼされる接触圧力の程度に影響を与えな
い。挿入の程度を制御するための垂下部を有した同様の
端子が米国特許第4.682,835号に開示されてい
る。
又、公知技術には、所要の接触圧力を得るために接触ア
ームを圧着することに実質的に依存するような多数の絶
縁被覆食い込み端子が含まれている。このような端子は
、例えば、米国特許第4゜159.156号及び米国特
許第4,288,918号に開示されている。
公知の有用な絶縁被覆食い込み端子が本発明の譲受人に
譲渡された1985年7月9日付けのデチェレット氏の
米国特許第4,257,852号に開示されている。該
特許に開示された端子は、絶縁被覆を含むワイヤを一対
の対向する絶縁被覆食い込みとげに向かって案内するた
めのガイド手段を備えており、上記のとげは、スロット
の狭い切断部分へ導かれる。狭い切断部分は、端子が形
成された金属材料の平面から外方へと延びた突起をスロ
ットの各側に含んでいる。これらの突起は、絶縁被覆を
スロットから離れるように効果的に押しやって電気接続
の質を更に向上させる。米国特許第4,527,852
号に開示された端子は、多数の構造的及び機能的な利点
を有しているが、非常に細い素線を多数有するワイヤに
おける素線の再配置を確実に防止すると共に、端子の片
持梁アームによって導線に及ぼされる弾性接触力を更に
増大するような端子を提供することが要望されている。
そこで、本発明の目的は、非常に多数の細い素線を有す
るワイヤに効果的に使用できる絶縁被覆食い込み型の端
子を提供することである。
本発明の別の目的は、片持梁アームにより導線に対して
大きな接触圧力を与えるような絶縁被覆食い込み型の端
子を提供することである。
本発明の更に別の目的は、ワイヤの導線に対してそらさ
れた接触アームの蓄積エネルギに依存する絶縁被覆食い
込み型の端子を提供することである。
本発明の更に別の目的は、ワイヤの細い導電性素線に対
して充分な圧力を与えて素線を変形すると共に端子に対
する素線の過剰な再配置を防止するような絶縁被覆食い
込み型の端子を提供することである。
本発明の更に別の目的は、挿入中にスロット内に生じる
ワイヤ素線の下方移動を効果的に制限して、ワイヤが端
子に及ぼす挿入力を蓄積し、片持梁アームのそりを改善
すると共に、アームとワイヤ素線との間の弾性接触力を
増加するような接触スロット形状を有した絶縁被覆食い
込み型の端子を提供することである。
本発明の更に別の目的は、接触アームの蓄積エネルギに
依存すると共に、接触アームをワイヤに対して圧着して
素線を位置保持できるような絶縁被覆食い込み型の端子
を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、基部からそれと一体的に延びていてスロット
が間に画成された一対の離間したアームを備えた絶縁被
覆食い込み端子に関する。上記のアームは、基部から離
れた対向する側部エツジを備え、これらのエツジは、絶
縁被覆を有するワイヤの巾に等しいか又はそれより若干
小さい距離だけ離間されていて、導入チャンネルを画成
する。
上記スロットの導入チャンネルは、一対の絶縁被覆食い
込みとげで終わり、これらのとげはチャンネルの開放端
に向かって延びている。絶縁被覆食い込みとげは、端子
のアームに各々配置されるが、導入チャンネルの側壁か
ら内方に離間されている。各絶縁被覆食い込みとげと、
導入チャンネルのそれに対応する側壁との間の距離は、
ワイヤの絶縁被覆の半径方向の厚みに等しいか又はそれ
より小さい。絶縁被覆食い込みとげは、長手方向に延び
るスロットによって端子の対応するアームから分離され
る。これらのスロットは、以下で詳細に述べるように、
端子に捕えられたワイヤに対して絶縁被覆食い込みとげ
を折り曲げられるようにし、確実な保持作用を確保する
と共に、ワイヤの導電性素線に対する接触圧力を増大さ
せる。
本発明の絶縁被覆食い込み端子のスロットは、各々のと
げの間に非切断素線保持ゾーンを含んでいる。この素線
保持ゾーンの巾は、ワイヤ内の導電性素線のコアの巾よ
りも小さい。従って、素線保持ゾーンに素線を挿入する
には、端子アームを外方へそらすと共に素線を再配置す
ることが必要である。素線保持ゾーンの長さは、その巾
に対し、全ての素線が素線保持ゾーン内に嵌合するよう
に確保するために、素線保持面積が素線の全断面積に等
しいか又はそれより大きくなるように選択される。
上記の素線保持ゾーンは、拘束部を画成するようにスロ
ットへと延びる一対の非切断凸状張出し部で終わる。こ
れらの張出し部は、当接接触してもよいし、或いは互い
に若干離間されてもよい。
これらの張出し部は、端子アームの金属材料をスロット
に向かって押し出すように型押し又は型抜き操作によっ
て形成されてもよい。更に、これらの張出し部は、スロ
ットの徐々に収斂するエツジによって画成される。
スロットは、アームの2つの張出し部を越えて軸方向に
成る距離だけ延びている。この距離は、端子に対して与
えられた物理的な制約内でできるだけ大きなものであり
、各アームに対する曲げモーメントを最大にすると共に
、好ましくは、スロットの中以上の距離にわたって張出
し部を越えて延びている。
操作の再に、ワイヤは導入チャンネルに挿入され、この
導入チャンネルの平行な側壁によって絶縁被覆食い込み
とげに向かって案内される。絶縁被覆食い込みとげは、
導電性素線の周りの絶縁被覆に切り込み且つ食い込む。
然し乍ら、相対的な寸法は、全ての素線が2つの絶縁被
覆食い込みとげの中間に配置されるように確保するもの
である。ワイヤがスロットに向かって連続的に移動する
と、素線が再配置されると共に、端子アームが外方にそ
れる。ワイヤが端子に充分に挿入されると、素線がスロ
ットの内方に向いた一般的に凸状の非切断張出し部と接
触状態にされる。これらの張出し部は、ワイヤの素線が
それ以上下方に移動するのを防止するためのスロットの
拘束部を効果的に形成し、絶縁ワイヤが片持梁アームに
及ぼす挿入力を増加させる。又、張出し部は、スロット
の底から相当の距離前れた位置においてワイヤをブツシ
ュするためのカムも画成する。これら張出し部のテーパ
付けされた収斂形状により、張出し部にかへる素線の大
きな挿入力が横方向のカに効果的に変換され、この力に
より、片持梁アームが外方に変位又はそらされると共に
、その蓄積エネルギを用いて端子アームが素線に対して
内方に押しつけられる。張出し部に対するワイヤの大き
な挿入力と、それに対応して生じる端子アームの内方の
弾性接触力により、素線を変形して素線に平坦部を形成
するに充分な力がワイヤにがNるようにされる。スロッ
トの底から張出し部までの上記の最大の距離により、ア
ームのそりが増大し、ひいては、端子の片持梁アームの
内方への弾性応答が増大し、ワイヤにかぎる内方を向い
た接触力が最大となる。ワイヤの下方移動は、素線が張
出し部を越えて著しく移動するのを阻止する程度のもの
である。
ワイヤを絶縁被覆食い込み端子に適切に安住した後に、
絶縁被覆食い込みとげがそれらの各々の端子アームから
離れるように回転され、ワイヤ素線の上部に対して曲げ
られて、ワイヤをそこに確実に保持し、ワイヤ素線がス
ロット内を上に移動しないようにし、接触面積を増大し
、そして素線に対する弾性接触力を更に増大し維持する
片持梁アームの張出し部は、アームの長さを限定するよ
うな環境においても、受は入れられる高い横方向の弾性
接触力を発生できるようにする。
従って、本発明の端子は、これまで絶縁被覆食い込み端
子が実際上除外されていた物理的に制約のある環境でも
使用することができる。
実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
本発明の絶縁被覆食い込み端子が第1図ないし第4図に
参照番号10で一般的に示されている。
この端子10は、キャリアストリップ12に各々取り付
けられた複数の端子10を画成するように金属シート又
はストリップをダイで型抜きすることにより形成される
。各端子10は、一般に、絶縁被覆食い込み接触部分を
その一端に含むと共に、別の電気部品に嵌合するための
嵌合可能な接触部分を反対端に含んでいる。第1図及び
第2図に示されたように、端子10は、一般に、雄ピン
部分(図示せず)に嵌合するための雌ピン受入接触部分
14と、一対の実質的に同じ直結式の一般的に平行な絶
縁被覆食い込み接点16及び18とを備えている。絶縁
被覆食い込み接点16及び18は、接続パネル19によ
って約0.1インチだけ離間された関係に維持される。
絶縁被覆食い込み接点16及び18は、第3図及び第4
図に最も明確に示されたように、非常に多数の細い素線
を有する多素線ワイヤに対するものであり、更に、大電
流の用途に対して設計されていると共に、ワイヤの導電
性素線に所望の高い圧力を与えられるように設計されて
いる。特に、絶縁被覆食い込み接点16及び18は、ワ
イヤに典型的に厚い絶縁被覆が設けられていてこれらの
接点によって被覆に切り込み且つ食い込まねばならない
ような例えば電源ケーブルのような大電流の用途に用い
られる。
絶縁被覆食い込み接点16は、一対の離間された実質的
に平行な片持梁式の接触アームを備えており、これらは
、参照番号20及び22で一般的に示されており、共通
の基部24において接合されている。片持梁接触アーム
20及び22の離間された形状により、それらの間に接
触スロット26が画成される。更に、片持梁式の接触ア
ーム20及び22は、以下に述べるようにスロット26
の長さに沿った特定の位置に種々の巾を定めるように一
般的に段付きの形状にされている。
片持梁接触アーム20及び22の自由端30及び32は
、絶縁被覆を有するワイヤをスロット26へ案内するよ
うに働く内方を向いた凸状の弧状面を各々画成する。片
持梁式の接触アーム2゜及び22は、更に、一般にまっ
すぐな平行エツジ34及び36を備え、これらのエツジ
は、絶縁被覆を有するワイヤの直径にはゾ等しいが又は
それより若干小さい距離raJだけ離間されている。
弧状面30.32及び平行面34.36は、スロット2
6に対する導入チャンネルを効果的に画成し、この導入
チャンネルは、接点16と共に用いるワイヤの外径には
ゾ等しい長手方向距離rbJだけ延びている。
片持梁式の接触アーム20及び22は、更に、絶縁被覆
食い込みとげ4o及び42を各々備えており、これらの
とげは、スロット26に押し込まれるべきワイヤの絶縁
被覆に食い込むための鋭い尖端を画成する。より詳細に
は、絶縁被覆食い込みとげ40の尖端は、外方に向いた
面44に交差する内方に向いた面43によって画成され
る。同様に、絶縁被覆食い込みとげ42の尖端は、外方
に向いた面46に交差する内方に向いた面45によって
画成される。絶縁被覆食い込みとげ40及び42の面4
3−46は、スロットの軸に対して成る角度で整列され
る。以下で詳細に述べるように、成る角度に整列された
内方を向いた面43及び45は、スロット26の適当な
位置に導線の素線を案内するように作用し、一方、成る
角度に整列された外方を向いた面44及び46は、ワイ
ヤの導電性素線をその完全に安住した位置にしっかりと
落とし込むための工具を容易に使用できるようにする。
絶縁被覆食い込みとげ40及び42の尖端間の距離は、
第4図に寸法rQJで示されたように、接点16に挿入
されるべきワイヤの導電性素線の束の直径にはゾ等しい
か又はそれより若干大きい。従って、絶縁被覆食い込み
とげ40及び42の各尖端と、それに関連した平行な側
壁34及び36との間の距離rdJは、ワイヤの絶縁被
覆の半径方向厚みにはゾ等しいか又はそれより若干小さ
い。絶縁被覆食い込みとげ40及び42は、更に、長手
方向に延びるスリット47及び4−路一 8によフて更に画成される。これらのスリットは、一般
に、片持梁式の接触アーム20及び22の各々のエツジ
34及び36と同一直線上にある。スリット47及び4
8は、絶縁被覆食い込みとげ40及び42が互いに向か
って押しやられてワイヤの導電性素線を以下で詳細に述
べるようにスロットに落とし込むことができるに充分な
直線距離にわたって延びる。
片持梁式の接触アーム20及び22は、対向する平行な
非切断導線係合面50及び52を各々含んでいる。より
詳細には、これらの導線係合面50及び52は、ワイヤ
の導電性素線の束の直径よりも実質的に小さい距離re
Jだけ離間される。
又、これらの導線係合面50及び52は、成る角度で整
列された内方を向いた面43及び45から、片持梁式の
接触アーム20及び22上の各内方を向いた一般的に凸
状の非切断張出し部54及び56まで延びている。これ
らの張出し部54及び56は、次いで、スロット26の
底部58から離間されている。寸法「f」で示された各
々の導線係−24= 台面50及び52の長さは、巾reJに対し、接点16
に係合されるべき導電性素線の束の断面積を上回るよう
なスロットの導線係合部分の断面積を定めるように選択
される。更に、面50及び52の長さrfJは、各々の
片持梁式の接触アーム20及び22におけるスリット4
7及び48の長さを越えるのが好ましい。
張出し部54及び56は、平行な導線係合面50及び5
2から延びる内方に収斂する非切断面60及び62を備
えている。面60及び62のこの収斂する形状により、
以下で詳細に述べるように、スロット26に押し込まれ
たワイヤの長手方向挿入力を片持梁接触アーム20及び
22に働く横方向の力に変換する傾斜カム作用が形成さ
れる。
張出し部54及び56は、スロット26の巾を著しく狭
めるような寸法にされる。特に、張出し部54と56と
の間の距離rgJは、0.0ないし0.2mmであるの
が好ましい。従って、対向する張出し部54及び56は
、実際には互いに接触してもよいし又は若干離間されて
もよい。張出し部54及び56は、全絶縁被覆食い込み
端子組立体10の逐次ダイ型抜きにより少なくとも部分
的に形成される。然し乍ら、このような型抜き操作にお
いては、張出し部54と56との間にO,Ownの間隔
を得ることは困難である。それ故、好ましい実施例では
、張出し部54及び56は、若干丸みの付けられた鈍角
の器具又は若干丸のとがった器具で片持梁接触アーム2
0及び22の適当な位置を型押しして第6図に示すよう
に片持梁接触アーム20及び22の局部的な位置を変形
させ、張出し部54及び56を形成するか又は張出し部
54及び56を互いにより接近させることにより、少な
くとも部分的に形成される。
前記したように、張出し部54及び56は、互いに協働
してスロット26に拘束部を形成し、終端接続器具によ
ってワイヤをスロット26に押し込むときにワイヤ素線
の下方移動を防止する。
張出し部54及び56の収斂する面60及び62は、カ
ム傾斜部として効果的に機能し、スロット26に押し込
まれる導線の長手方向の力を、片持梁接触アーム20と
22を互いに外方に遠ざける横方向の力に変換するよう
に働く。従って、以下で詳細に説明するように、張出し
部54及び56は、片持梁接触アーム20及び22を広
げて、導線を構成する素線の束に対して蓄積エネルギを
維持することができる。
張出し部54及び56とスロットの底58との間に配置
されたスロット26の部分は、導線係合面50と52と
の間の距離に実質的に等しい巾reJを画成する。更に
、張出し部54及び56は、スロットの底58から長手
方向距離rhJだけ離間される。絶縁被覆食い込み接点
16は、スロットの底58と張出し部54及び56との
間の距離「h」を最大にし、片持梁接触アーム20及び
22のそりを最大にして、導線に対する弾性接触力を増
大するように設計されるのが好ましい。
又、図示されたように、寸法rhJは、寸法reJで示
されたスロットの巾よりも数倍程度大きいことが好まし
い。端子を設計する際には、寸@[f」及びreJが端
子と共に使用されるワイヤのサイ−27= ズに基づいて選択される。然し乍ら、寸法rhJは、典
型的に、端子に利用できるスペースによって決定され、
利用スペース内で最大になるようにされる。
第5図ないし第8図は、多素線ワイヤ70を絶縁被覆食
い込み端子16にいかに使用するかを明確に示している
。特に、ワイヤ70は、弧状面30及び32によってス
ロット26の導入チャンネルに案内され、そして平行な
導入チャンネル面34と36との間に押し込まれ、接触
アーム20及び22が外方へ弾力でそらされ始める。ワ
イヤ70をスロット26へ更に進ませると、絶縁被覆食
い込みとげ40及び42が絶縁被覆70に食い込むと共
に、導電性素線74を平行な非切断導線係合面50と5
2との間のスロット26の狭い部分へと押し込む。上記
したように、ワイヤ70の細い素線74は、平行な導線
係合面50と52との間のスロット26の部分に入ると
きに若干再配置される。然し乍ら、終端接続器具に組み
合わされた終端接続ブレードによってワイヤ70をスロ
ット26に向かって下方に移動し続けると、素線74が
張出し部54及び56の傾斜面60及び62に押しやら
れる。この傾斜したカム面60及び62に対する素線7
4の下方の挿入力により、片持梁式の接触アーム20及
び22が互いに離れるように外方にそれ、これにより、
導線性素線74に対する弾力性の片持梁接触アーム20
及び22によって内方を向いた力の形態の蓄積エネルギ
が発生されて維持される。挿入器具によって与えられる
挿入力に関連した導電性素線74に対するこれらの力は
、第7図に最も良く示すように、最初丸い導電性素線7
4を平坦にするに充分なものである。片持梁接触アーム
による内方を向いた力により、素線74が再配置する傾
向が実質的に減少される。更に、片持梁接触アーム20
及び22の蓄積エネルギによって個々の素線74に平坦
部が形成されることにより、素線を再配置し難くするよ
うな素線の断面形状が効果的に形成される。
片持梁式の接触アーム2o及び22の張出し部54及び
56は゛、導電性の素線74が張出し部54.56と底
部58との間のスロット26の部分へ移動するのを実質
的に阻止する。導電性の素線74をスロット26へ更に
進ませようとしても、片持梁式の接触アーム20及び2
2によって与えられる弾力性の横方向の力が増加するだ
けで、ワイヤ70のそれ以上の移動がされに困難になる
片持梁式の接触アーム20及び22によって与えられる
これらの横方向の力は、一般に、導線係合面50及び5
2と張出し部54及び56とに対して適切な位置にワイ
ヤ70を保持するに充分なものである。然し乍ら、強い
振動が生じるような成る場合には、ワイヤ70を絶縁被
覆食い込み接点16の最適な位置に捕えることが更に所
望される。
これは、第8図に示すように絶縁被覆食い込みとげ40
及び42を互いに向かって押しやることにより達成でき
る。例えば、寸法raJにはゾ等しいか又はそれより小
さい最大寸法を有する一般的に7字型の器具をスロット
26に押し込んで、該器具の7字型部分を絶縁被覆食い
込みとげ40及び42の傾斜面44及び46に係合させ
ることができる。7字型の器具と絶縁被覆食い込みとげ
40及び42との間のカム作用により、絶縁被覆食い込
みとげ40及び42は、長手方向スリット47及び48
において片持梁式の接触アーム20及び22の他部分か
ら離れるように回転させられる。
従って、第8図に最も良く示されたように、導電性の素
線74は、変形された絶縁被覆食い込みとげ40及び4
2と張出し部54及び56との間のスロット26内に確
実に保持される。
要約すれば、絶縁被覆食い込み端子には、共通の基部に
接合された一対の一般的に平行な片持梁式の接触アーム
と、それらの間に画成されたスロットとが設けられる。
スロットを画成する片持梁式の接触アームの表面は、ス
ロットの長さに沿って巾の変化する部分を画成するよう
に実際上段々が形成される。特に、スロットへの導入部
は、ワイヤの直径にはゾ等しい巾を有するスロットのチ
ャンネルへワイヤを案内するように弧状面によって画成
される。絶縁被覆食い込みとげは、スロットの導入チャ
ンネル部分の基部において各々の片持梁接触アームに画
成される。絶縁被覆食い込みとげは、導入チャンネルに
向いた点で終わり、これらの点は、ワイヤの導電性素線
の束の直径にはゾ等しい距離だけ離間されている。絶縁
被覆食い込みとげは、スロットの狭い素線係合部分に案
内される。スロットの素線係合部分の長さ及び巾は、導
電性素線の束全体を受は入れることができるように選択
される。片持梁式の接触アームの各々は、スロットへと
延びて素線係合部分の基部を画成する張出し部を備えて
いる。これらの張出し部は、互いに実質的に接触する大
きさにされ、ワイヤの素線を押しつけるための傾斜カム
面を備えている。又、張出し部は、型鍛造又は端子の初
期の型抜きによって形成することができる。張出し部と
スロットの底部との間の距離は、大きな曲げモーメント
と、スロットに押し込まれた導電性素線に対する大きな
内方の蓄積エネルギとを得るように最大にされる。絶縁
被覆食い込みとげは、完全に安住されたワイヤに押しつ
けられて、導電性の素線をそれらの完全に安住された位
置に保持する。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明により、非常に
多数の細い素線を有するワイヤに効果的に使用できる絶
縁被覆食い込み型の端子が提供され、片持梁アームによ
り導線に対して大きな接触圧力を与えるような絶縁被覆
食い込み型の端子が提供され、ワイヤの導線に対してそ
らされた接触アームの蓄積エネルギに依存する絶縁被覆
食い込み型の端子が提供され、ワイヤの細い導電性素線
に対して充分な圧力を与えて素線を変形すると共に端子
に対する素線の過剰な再配置を防止するような絶縁被覆
食い込み型の端子が提供され、挿入中にスロット内に生
じるワイヤ素線の下方移動を効果的に制限して、ワイヤ
が端子に及ぼす挿入力を蓄積し、片持梁アームのそりを
改善すると共に、アームとワイヤ素線との間の弾性接触
力を増加するような接触スロット形状を有した絶縁被覆
食い込み型の端子が提供され、接触アームの蓄積エネル
ギに依存すると共に、接触アームをワイヤに対して圧着
して素線を位置保持できるような絶縁被覆食い込み型の
端子が提供された。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の実施例を示す図で、第1図は、本
発明により構成された絶縁被覆食い込み端子を示す断面
図、 第2図は、第1図に示された端子の側面図、第3図は、
第1図の3−3線に沿った断面図、第4図は、第1図の
4−4線に沿った断面図、第5図は、第4図と同様であ
るが端子に入るワイヤを示した断面図、 第6図は、第5図の6−6線に沿った断面図、第7図は
、第5図と同様であるが、端子に完全に取り付けられた
ワイヤを示す拡大断面図、そして 第8図は、ワイヤと係合するように曲げられたとげを示
す断面図である。 10・・・絶縁被覆食い込み端子 12・・・キャリアストリップ 16.18・・・絶縁被覆食い込み接点19・・・接続
パネル 20.22・・・片持梁式の接触アーム24・・・共通
の基部 26・・、・接触スロット 30.32・・・自由端 34.36・・・平行なエツジ 40.42・・・絶縁被覆食い込みとげ43−46・・
・面 47.48・・・長手方向に延びるスリット50.52
・・・導線係合面 54.56・・・張出し部 70・・・多素線ワイヤ 72・・・絶縁被覆  74・・・素線匡

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子に
    おいて、少なくとも1つの絶縁被覆食い込み接点を具備
    し、該接点は、共通の基部に接続された一対の一般的に
    平行離間された片持梁式の接触アームを備えており、該
    アーム間にはスロットが画成され、上記片持梁式の接触
    アームは、上記基部から最も離れた該接触アームの各端
    に上記スロットの導入チャンネル部分を画成するように
    一般的に段々形状の対向する表面を有しており、上記導
    入チャンネル部分と上記基部との中間には絶縁被覆食い
    込み部があり、該絶縁被覆食い込み部と上記基部との中
    間には非切断導線係合部があり、上記スロットの上記導
    線係合部分の巾は、上記導入チャンネル部分の巾よりも
    小さく、そしてその長さは、導線の選択された断面積を
    保持するに充分な長さであり、上記片持梁式の接触アー
    ムは、上記スロットの導線係合部分と上記基部との中間
    に一対の収斂する傾斜部を備えていて、これらの傾斜部
    は、上記スロットの導線係合部分に実質的に隣接し且つ
    上記基部から離間されるようになっており、これにより
    、上記片持梁接触アームに平行に上記収斂する傾斜部に
    向かう導線の移動により上記片持梁接触アームが互いに
    離れるように偏位されて上記導線に対する蓄積エネルギ
    が発生されることを特徴とする多素線ワイヤのための絶
    縁被覆食い込み型端子。
  2. (2)上記傾斜部は、上記スロットに対し、約0.0な
    いし0.2mmの最小巾を画成する請求項1に記載の多
    素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  3. (3)上記傾斜部は、各々の片持梁接触アームから互い
    に向かって延びる張出し部を備えている請求項2に記載
    の多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  4. (4)上記傾斜部と上記端子の上記基部との中間にある
    上記スロットの部分は、上記傾斜部によって定められた
    上記スロットの最小巾部分よりも広い請求項3に記載の
    多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  5. (5)上記傾斜部は、各々の上記接触アームの部分を多
    の接触アームに向かって変位するように上記片持梁接触
    アームを型押しすることにより形成される請求項1に記
    載の多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  6. (6)上記傾斜部と端子の基部との間の距離は、傾斜部
    と基部との中間のスロットの巾よりも大きい請求項5に
    記載の多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  7. (7)各々の上記片持梁接触アームの絶縁被覆食い込み
    部分は、少なくとも2つの交差面によって画成された絶
    縁被覆食い込みとげを含む請求項1に記載の多素線ワイ
    ヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  8. (8)各々の上記絶縁被覆食い込みとげは、それに関連
    した片持梁接触アームから部分的に分離可能であり、他
    方の片持梁接触アームの絶縁被覆食い込みとげに向かっ
    て回転することができる請求項7に記載の多素線ワイヤ
    のための絶縁被覆食い込み型端子。
  9. (9)多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子に
    おいて、少なくとも1つの絶縁被覆食い込み接点を具備
    し、該接点は、基部に一体的に接続された一対の一般的
    に平行離間された片持梁式の接触アームを備えており、
    該アーム間にはスロットが画成され、上記片持梁式の接
    触アームは、一般的に段々形状の対向する表面を有して
    いて、各々の接触アームは上記基部から離れた該アーム
    の端に導入チャンネル部分を備えており、該導入チャン
    ネル部分は上記ワイヤの断面寸法に一般的に対応する距
    離だけ離間されており、上記導入チャンネル部分と上記
    基部との中間には絶縁被覆食い込みとげがあり、各々の
    上記絶縁被覆食い込みとげは一般的に上記基部から離れ
    るように対向し、更に、導線係合部分が上記絶縁被覆食
    い込みとげに一般的に隣接して該絶縁被覆食い込みとげ
    と上記基部との中間に配置されており、上記アームの上
    記導線係合部分は上記導線の断面寸法より小さい距離だ
    け離間され、更に、カム傾斜部が上記導線係合部分と上
    記基部との中間にあって、上記導線係合部分に実質的に
    隣接するように配置され、上記カム傾斜部は、互いに向
    かって収斂して上記スロットに拘束部を画成するように
    上記片持梁接触アームに配置され、これにより、上記片
    持梁接触アーム間のスロットにワイヤを挿入すると、そ
    の導線が上記カム傾斜部に接触されて、上記片持梁接触
    アームが互いに離れるように偏位されると共に、上記ス
    ロットの導線係合部分の中間位置に上記導線をしっかり
    と保持するための蓄積エネルギが発生されることを特徴
    とする多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  10. (10)上記カム傾斜部は、上記スロットに対し、約0
    .0ないし0.2mmの最小巾の拘束部を画成する請求
    項9に記載の多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型
    端子。
  11. (11)上記カム傾斜部は、ワイヤを上記端子に挿入す
    る前に実質的に当接関係にされる請求項9に記載の多素
    線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  12. (12)上記傾斜部は、上記片持梁接触アームの型押し
    部分によって画成される請求項9に記載の多素線ワイヤ
    のための絶縁被覆食い込み型端子。
  13. (13)上記絶縁被覆食い込みとげは、上記基部から一
    般的に離れた方を向いた尖端を画成するように交差する
    切断エッジの対によって画成される請求項9に記載の多
    素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子。
  14. (14)各々の上記絶縁被覆食い込みとげは、その一部
    が、上記アームへと一般的に平行に延びるスリットによ
    って画成され、上記絶縁被覆食い込みとげは各々の片持
    梁接触アームの他部分から部分的に分離可能でありそし
    て互いに向かって回転して上記カム傾斜部と絶縁被覆食
    い込みとげとの中間に多素線の導線を係合できるように
    する請求項13に記載の多素線ワイヤのための絶縁被覆
    食い込み型端子。
  15. (15)上記カム傾斜部は、上記片持梁接触アームの上
    記導線係合部分間の距離よりも実質的に大きな距離だけ
    上記基部から離間される請求項9に記載の多素線ワイヤ
    のための絶縁被覆食い込み型端子。
JP63307675A 1987-12-11 1988-12-05 多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子 Granted JPH01204373A (ja)

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US07/131,870 US4813884A (en) 1987-12-11 1987-12-11 High contact pressure insulation displacement terminal for multi-strand wire
US131870 1987-12-11

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Publication Number Publication Date
JPH01204373A true JPH01204373A (ja) 1989-08-16
JPH0520875B2 JPH0520875B2 (ja) 1993-03-22

Family

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JP63307675A Granted JPH01204373A (ja) 1987-12-11 1988-12-05 多素線ワイヤのための絶縁被覆食い込み型端子

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EP (1) EP0320310B1 (ja)
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