JPH01202332A - 高耐摩アプセッターポンチ - Google Patents
高耐摩アプセッターポンチInfo
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- JPH01202332A JPH01202332A JP2715688A JP2715688A JPH01202332A JP H01202332 A JPH01202332 A JP H01202332A JP 2715688 A JP2715688 A JP 2715688A JP 2715688 A JP2715688 A JP 2715688A JP H01202332 A JPH01202332 A JP H01202332A
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- JP
- Japan
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- punch
- upsetter
- build
- powder
- alloy
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば鋼鉄製の管端継手部を増肉する際に用
いられる耐摩耗性、耐焼付性に優れた温熱間鍛造成形用
等のアプセツターポンチに関するものである。
いられる耐摩耗性、耐焼付性に優れた温熱間鍛造成形用
等のアプセツターポンチに関するものである。
従来のアプセツターポンチは主として、熱間ダイスｔｌ
ｌＩｖ１に窒化処理を施したものが多用されていたが、
高温下で連続的に使用されるため硬度低下が激しく、焼
付現象が生じて摩耗が促進され、短時間で寿命に至って
いた。このため最近では、高硬度の冷間工具鋼製や、さ
らに冷間工具鋼製に窒化処理を施したアプセツターポン
チが使用されるようになり、熱間ダイス鋼製に窒化処理
を施したものに比べ１．５倍程度の寿命向上が可能とな
った。
ｌＩｖ１に窒化処理を施したものが多用されていたが、
高温下で連続的に使用されるため硬度低下が激しく、焼
付現象が生じて摩耗が促進され、短時間で寿命に至って
いた。このため最近では、高硬度の冷間工具鋼製や、さ
らに冷間工具鋼製に窒化処理を施したアプセツターポン
チが使用されるようになり、熱間ダイス鋼製に窒化処理
を施したものに比べ１．５倍程度の寿命向上が可能とな
った。
しかしながら、冷間工具鋼製の場合、前記熱間工具鋼製
に比べ耐摩耗性は優れる反面、靭性が劣るため、成形時
の機械的衝撃や熱衝撃によりポンチ頭部に割れ、欠けの
発生頻度が高く満足すべきものではない。
に比べ耐摩耗性は優れる反面、靭性が劣るため、成形時
の機械的衝撃や熱衝撃によりポンチ頭部に割れ、欠けの
発生頻度が高く満足すべきものではない。
従来のアプセツターポンチは、母材として熱間工具鋼を
使用し、硬さをＨＲＣ４０〜４５程度として割れ、欠け
の防止を計り、かつ表面に窒化処理を施すことにより、
耐摩耗性を向上させたポンチは、母材の硬さが低いため
、被成形材との接触部が、成形時に強圧すべりを生じ、
母材自体が摩滅してしまい、短時間で寿命に至ってしま
うという問題点があり、耐摩耗性を重視した冷間工具鋼
製のアプセツターポンチは、頭部に早期に割れ、欠けが
生じ実用的ではない。
使用し、硬さをＨＲＣ４０〜４５程度として割れ、欠け
の防止を計り、かつ表面に窒化処理を施すことにより、
耐摩耗性を向上させたポンチは、母材の硬さが低いため
、被成形材との接触部が、成形時に強圧すべりを生じ、
母材自体が摩滅してしまい、短時間で寿命に至ってしま
うという問題点があり、耐摩耗性を重視した冷間工具鋼
製のアプセツターポンチは、頭部に早期に割れ、欠けが
生じ実用的ではない。
本発明は、耐摩耗性、耐焼付性、耐熱衝撃性に優れ、か
つ靭性が高く、強度の大きいアプセツターポンチを提供
することを目的としている。
つ靭性が高く、強度の大きいアプセツターポンチを提供
することを目的としている。
本発明は、温熱間鍛造成形用のアプセツターポンチに粉
体肉盛溶接法により、Ｆｅ基合金、Ｎｉ基合金、または
Ｃｏ基合金を肉盛したことを特徴とする高耐摩アプセツ
ターポンチである。
体肉盛溶接法により、Ｆｅ基合金、Ｎｉ基合金、または
Ｃｏ基合金を肉盛したことを特徴とする高耐摩アプセツ
ターポンチである。
本発明のアプセツターポンチは、主として被成形材との
接触部に粉体肉盛を施すものであるが、肉盛に用いる粉
末合金は普通溶製材に比べ、合金の粒子が微細であるこ
と、肉盛層は粉末を再度溶融したものであることによっ
て組成成分が均一に分散しており、耐摩耗性、耐焼付性
に優れている。
接触部に粉体肉盛を施すものであるが、肉盛に用いる粉
末合金は普通溶製材に比べ、合金の粒子が微細であるこ
と、肉盛層は粉末を再度溶融したものであることによっ
て組成成分が均一に分散しており、耐摩耗性、耐焼付性
に優れている。
また１本発明のアプセツターポンチの肉盛層は、材質的
に本用途の成形温度である、７００〜８００℃程度に昇
温されても硬さ等の性質の変化が生じないから、高温下
では特にその優秀性を発揮することができる。
に本用途の成形温度である、７００〜８００℃程度に昇
温されても硬さ等の性質の変化が生じないから、高温下
では特にその優秀性を発揮することができる。
本発明者等が種々実験を重ねた結果、本発明のアプセツ
ターポンチの母材にマルエージング鋼を用いると、５Ｋ
Ｄ６１や５ＫＤ１．１を母材としたポンチに比べ、素材
は高価ではあるが、製作工数が低減できることが判明し
た。
ターポンチの母材にマルエージング鋼を用いると、５Ｋ
Ｄ６１や５ＫＤ１．１を母材としたポンチに比べ、素材
は高価ではあるが、製作工数が低減できることが判明し
た。
さらに本発明者等は被成形材との接触部には、機械加工
仕上げの後、微小な凹凸を付けることにより、被成形材
とアプセツターポンチとの相互の親和性を低減し、使用
時の耐焼付性を向上し得ることを知見した。−例として
サンドブラスト処理等を併用すればより効果的である。
仕上げの後、微小な凹凸を付けることにより、被成形材
とアプセツターポンチとの相互の親和性を低減し、使用
時の耐焼付性を向上し得ることを知見した。−例として
サンドブラスト処理等を併用すればより効果的である。
次に一実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明する
。
。
まず第１図に示す形状のポンチを製作した。第１表に母
材の組成を、第２表には肉盛層の組成を重量比で示す。
材の組成を、第２表には肉盛層の組成を重量比で示す。
第１表に示す母材のうちマルエージング鋼に第２表に示
す肉盛層材質を粉体肉盛し、機械加工仕上げを施したも
の、および機械加工仕上げの後さらにサンドブラスト処
理したアプセツターポンチと、従来品である５ＫＤＩＩ
および５ＫＤ６１製に窒化処理したアプセツターポンチ
を製作し成形機に組み込んで成形テストを行なった。
す肉盛層材質を粉体肉盛し、機械加工仕上げを施したも
の、および機械加工仕上げの後さらにサンドブラスト処
理したアプセツターポンチと、従来品である５ＫＤＩＩ
および５ＫＤ６１製に窒化処理したアプセツターポンチ
を製作し成形機に組み込んで成形テストを行なった。
被加工材を３４５Ｃ１加熱温度１０００℃とし、外径６
０＋ｎφ、内径５０ｍφ、肉厚５圃の素材を外径７０■
φ、内径５４ｍｍφ、肉厚８ｎｍに成形し、パンチ表面
が摩耗や焼付きにより損傷して使用できなくなった時点
を寿命とし、５ＫＤ６１に窒化したパンチの寿命指数を
１００として各々のパンチの寿命指数を求めた。
０＋ｎφ、内径５０ｍφ、肉厚５圃の素材を外径７０■
φ、内径５４ｍｍφ、肉厚８ｎｍに成形し、パンチ表面
が摩耗や焼付きにより損傷して使用できなくなった時点
を寿命とし、５ＫＤ６１に窒化したパンチの寿命指数を
１００として各々のパンチの寿命指数を求めた。
第３表に母材材質、肉盛層材質および表面層の処理方法
の組合せ等と、テスト結果の寿命指数を併記して示す。
の組合せ等と、テスト結果の寿命指数を併記して示す。
木表によれば本発明のアプセツターポンチは、従来の５
ＫＤ６１や５ＫＤＬ１の窒化品に比べ、２〜５倍程度の
高寿命が得られており、機械加工仕上げの後、サンドブ
ラスト処理を施したものは、機械加工仕上げのままのも
のに比べ長寿命を示していることが明瞭である。
ＫＤ６１や５ＫＤＬ１の窒化品に比べ、２〜５倍程度の
高寿命が得られており、機械加工仕上げの後、サンドブ
ラスト処理を施したものは、機械加工仕上げのままのも
のに比べ長寿命を示していることが明瞭である。
本実ル恒例では、本発明のアプセツターポンチの母材に
マルエージング鋼を用いて本発明を説明したが、従来品
の５ＫＤ６１や５ＫＤＩＩを母材としてこれに肉盛を施
しても、本発明の実施ができ、同程度の寿命向上が可能
である。
マルエージング鋼を用いて本発明を説明したが、従来品
の５ＫＤ６１や５ＫＤＩＩを母材としてこれに肉盛を施
しても、本発明の実施ができ、同程度の寿命向上が可能
である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、アプセツターポン
チの耐摩耗性を格段に高めて、従来不十 ５分であ
ったポンチの寿命の向上が達成できるため、温熱間鍛造
成形時の作業効率向上に寄与し、その工業的価値は極め
て大きい。
チの耐摩耗性を格段に高めて、従来不十 ５分であ
ったポンチの寿命の向上が達成できるため、温熱間鍛造
成形時の作業効率向上に寄与し、その工業的価値は極め
て大きい。
第１図は、本発明に係るアプセツターポンチの一実施例
を示す断面図である。 １：アプセツターポンチの母材、２：粉体肉盛層、３：
サンドブラスト処理部
を示す断面図である。 １：アプセツターポンチの母材、２：粉体肉盛層、３：
サンドブラスト処理部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 温熱間鍛造成形用のアプセッターポンチに粉体肉盛
溶接法により、Ｆｅ基合金、Ｎｉ基合金、またはＣｏ基
合金を肉盛したことを特徴とする高耐摩アプセッターポ
ンチ。 ２ 温熱間鍛造成形用のアプセッターポンチに粉体肉盛
溶接法により、Ｆｅ基合金、Ｎｉ基合金、またはＣｏ基
合金を肉盛し、さらに表面に凹凸を付ける処理を施すこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の高耐摩アプ
セッターポンチ。 ３ 表面に凹凸を付ける処理がサンドブラスト処理であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項
記載の高耐摩アプセッターポンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2715688A JPH01202332A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 高耐摩アプセッターポンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2715688A JPH01202332A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 高耐摩アプセッターポンチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01202332A true JPH01202332A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12213192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2715688A Pending JPH01202332A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 高耐摩アプセッターポンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01202332A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0417336U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-13 | ||
| WO2016079813A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 株式会社小松製作所 | 機械部品およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP2715688A patent/JPH01202332A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0417336U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-13 | ||
| WO2016079813A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 株式会社小松製作所 | 機械部品およびその製造方法 |
| CN106715024A (zh) * | 2014-11-18 | 2017-05-24 | 株式会社小松制作所 | 机械部件及其制造方法 |
| CN106715024B (zh) * | 2014-11-18 | 2019-10-25 | 株式会社小松制作所 | 机械部件及其制造方法 |
| US10730129B2 (en) | 2014-11-18 | 2020-08-04 | Komatsu Ltd. | Machine component and method for producing the same |
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