JPH01201616A - ファイバスコープの焦点調整装置 - Google Patents
ファイバスコープの焦点調整装置Info
- Publication number
- JPH01201616A JPH01201616A JP2629188A JP2629188A JPH01201616A JP H01201616 A JPH01201616 A JP H01201616A JP 2629188 A JP2629188 A JP 2629188A JP 2629188 A JP2629188 A JP 2629188A JP H01201616 A JPH01201616 A JP H01201616A
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- Japan
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- driving force
- objective
- connecting lever
- connecting rod
- rotation driving
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- Pending
Links
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 2
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、ファイバスコープの改良された焦点調整装置
に関する。
に関する。
[従来の技術]
肉眼で目視できない箇所、例えば細管内を検査する手段
として、光ファイバを束ねてイメージガイドを形成し、
これにより画像を伝送するファイバスコープの需要は近
年高まりつつある。この種ファイバスコープの焦点調整
装置の断面を第4図に示す。対物部の本体1には保護ガ
ラス2が取付けられており、対物レンズ4が装着された
レンズホルダ5は本体1に遊合されて、イメージガイド
3の光軸方向に沿って前後に進退移動可能に保持されて
いる。レンズホルダ5には突設部5aが設けられ、ここ
に単心のワイヤ7の一端が接続されており、ワイヤ7は
可撓性の導管6により接眼部まで導かれて、ネジ機構9
に連結される。ネジ機(1が9に調整ノブ8が嵌合され
ており、ピント調整はこの調整ノブ8を回転せしめるこ
とによりネジ機構を進退移動させ、この進退駆動力をワ
イヤ7でレンズホルダ5に伝達せしめることにより行う
。
として、光ファイバを束ねてイメージガイドを形成し、
これにより画像を伝送するファイバスコープの需要は近
年高まりつつある。この種ファイバスコープの焦点調整
装置の断面を第4図に示す。対物部の本体1には保護ガ
ラス2が取付けられており、対物レンズ4が装着された
レンズホルダ5は本体1に遊合されて、イメージガイド
3の光軸方向に沿って前後に進退移動可能に保持されて
いる。レンズホルダ5には突設部5aが設けられ、ここ
に単心のワイヤ7の一端が接続されており、ワイヤ7は
可撓性の導管6により接眼部まで導かれて、ネジ機構9
に連結される。ネジ機(1が9に調整ノブ8が嵌合され
ており、ピント調整はこの調整ノブ8を回転せしめるこ
とによりネジ機構を進退移動させ、この進退駆動力をワ
イヤ7でレンズホルダ5に伝達せしめることにより行う
。
この場合、ワイヤ7は導管6内を進退移動せしめられる
ので、両者の摩擦を極力少なくして円滑な操作ができる
よう、導管6の材質の選定やワイヤ7と導管6との間の
ギャップ等の最適な設計が必要である。また、ワイヤ7
押込時にレンズホルダ5の移動を補助すべく、本体1と
レンズホルダ5との間に圧縮バネを介挿する場合もある
。
ので、両者の摩擦を極力少なくして円滑な操作ができる
よう、導管6の材質の選定やワイヤ7と導管6との間の
ギャップ等の最適な設計が必要である。また、ワイヤ7
押込時にレンズホルダ5の移動を補助すべく、本体1と
レンズホルダ5との間に圧縮バネを介挿する場合もある
。
[発明か解決しようとする問題点]
上記のように構成せられてなる焦点調整装置では、その
使用状態により以下のように使用者の意に添う調整がで
きない事態が発生しうる。
使用状態により以下のように使用者の意に添う調整がで
きない事態が発生しうる。
(1) ファイバスコープが極端に彎曲せしめられ途
中に転回部を持ったような場合、ワイヤ7と導管6との
摩擦力が局部的に増大し、ワイヤ7の進退が思うように
いかなくなってレンズホルダ5が駆動不能になる。
中に転回部を持ったような場合、ワイヤ7と導管6との
摩擦力が局部的に増大し、ワイヤ7の進退が思うように
いかなくなってレンズホルダ5が駆動不能になる。
(2) レンズホルダ5の所定位置にてピント調整が
完了した後、ファイバスコープを彎曲動作せしめると、
導管6内部でのワイヤ7の遊びによってワイヤ7の進退
のストロークが変化してレンズホルダ5が移動してしま
い、焦点かずれる。
完了した後、ファイバスコープを彎曲動作せしめると、
導管6内部でのワイヤ7の遊びによってワイヤ7の進退
のストロークが変化してレンズホルダ5が移動してしま
い、焦点かずれる。
本発明は、上記の実情に鑑みなされたものであって、い
かなる使用状態においても確実に焦点調整を行い得、か
つその状態を保持可能な焦点調整装置を提供せんとする
ものである。
かなる使用状態においても確実に焦点調整を行い得、か
つその状態を保持可能な焦点調整装置を提供せんとする
ものである。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明の要旨は、先ファイバを束ねて形成し
たイメージガイドの対物部に対し光の光軸方向に沿って
前後に進退移動可能に保持された対物レンズと前記イメ
ージガイドの接眼部から前記対物レンズへ進退駆動力を
伝達せしめる手段とを具備してなる焦点調整装置におい
て、前記伝達手段は、接眼部における回転駆動力を対物
部まで伝達する彎曲自在な連結杆と、対物部に設けられ
連結杆の回転駆動力を進退駆動力へ変換するネジ機構と
を有することを特徴とする。
たイメージガイドの対物部に対し光の光軸方向に沿って
前後に進退移動可能に保持された対物レンズと前記イメ
ージガイドの接眼部から前記対物レンズへ進退駆動力を
伝達せしめる手段とを具備してなる焦点調整装置におい
て、前記伝達手段は、接眼部における回転駆動力を対物
部まで伝達する彎曲自在な連結杆と、対物部に設けられ
連結杆の回転駆動力を進退駆動力へ変換するネジ機構と
を有することを特徴とする。
[実施例]
以下本発明の一実施例を図面に基づき詳述する。
第1図は、その焦点調整装置の例を示す縦断面図であり
、第4図と同一部分には同一符号を付しである。図中1
1は本体1内に設けられたメネジ部19に嵌挿せられた
駆動用オネジ、13は彎曲自在な連結杆である。
、第4図と同一部分には同一符号を付しである。図中1
1は本体1内に設けられたメネジ部19に嵌挿せられた
駆動用オネジ、13は彎曲自在な連結杆である。
連結杆13は第2図に示す如く、ピアノ線又はSUS材
等よりなる高弾性の素線を、心線131の回りに撚り方
向か交互反対方向になるよう複数層(例えば4層)巻回
して構成される。このような連結杆13は彎曲自在であ
ると同時にねじれ剛性か高く、回転駆動力に対する追随
性が良好である。
等よりなる高弾性の素線を、心線131の回りに撚り方
向か交互反対方向になるよう複数層(例えば4層)巻回
して構成される。このような連結杆13は彎曲自在であ
ると同時にねじれ剛性か高く、回転駆動力に対する追随
性が良好である。
連結杆13は、対物部において駆動用オネジ11に直接
された支杆12とスリーブ14を介し連結されると共に
、ここから導管6により接眼部まで導かれ、接眼部に設
けられた回転ギヤ機構16゜17を介し回転ノブ18へ
連結せられている。
された支杆12とスリーブ14を介し連結されると共に
、ここから導管6により接眼部まで導かれ、接眼部に設
けられた回転ギヤ機構16゜17を介し回転ノブ18へ
連結せられている。
一方、駆動用オネジ11からはレンズホルダ5に当接し
て設けられた駆動杆10が伸びている。
て設けられた駆動杆10が伸びている。
15はレンズホルダ5をイメージガイドへ近接する方向
へ付勢する圧縮バネである。
へ付勢する圧縮バネである。
しかして、接眼部にある回転ノブ18を回動すると、駆
動力は連結杆13により、対物部まで、回転運動のまま
伝達される。対物部では、駆動用オネジ11とメネジ1
9との組合せにより、回転駆動力か進退駆動力へと変換
され、これによりレンズホルダ5が進退移動して、対物
レンズ5の焦点調整が行われる。
動力は連結杆13により、対物部まで、回転運動のまま
伝達される。対物部では、駆動用オネジ11とメネジ1
9との組合せにより、回転駆動力か進退駆動力へと変換
され、これによりレンズホルダ5が進退移動して、対物
レンズ5の焦点調整が行われる。
尚、連結杆13は通常可撓性を有する導管6に導かれる
が、ファイバスコープの彎曲時と伸延時では導管6が伸
縮するのに対し、連結杆3は不変であるため両者に長さ
が生じ、いわゆる連結杆13の突出ないし潜り込みが起
こり得る。これを防止するには、第3図にあるように回
転駆動力は伝達するが、軸方向の変位はこれを吸収して
しまう余長吸収機構13a、13bを連結杆13の対物
部あるい接眼一部端末に付加するとよい。このようにす
れば、連結杆13の導管6に対する軸方向の変位は最適
状態に矯正され、不具合が発生することなく回転駆動力
を対物部へ伝達可能である。
が、ファイバスコープの彎曲時と伸延時では導管6が伸
縮するのに対し、連結杆3は不変であるため両者に長さ
が生じ、いわゆる連結杆13の突出ないし潜り込みが起
こり得る。これを防止するには、第3図にあるように回
転駆動力は伝達するが、軸方向の変位はこれを吸収して
しまう余長吸収機構13a、13bを連結杆13の対物
部あるい接眼一部端末に付加するとよい。このようにす
れば、連結杆13の導管6に対する軸方向の変位は最適
状態に矯正され、不具合が発生することなく回転駆動力
を対物部へ伝達可能である。
本実施例によれば、彎曲自在な連結杆13により、対物
部まで回転駆動力のまま伝達せしめているから、ファイ
バスコープが大きく彎曲されて、導管6との間に生ずる
局部的な摩擦力が生じても、連結杆の回転運動までは拘
束されないので、円滑な焦点調整が可能である。また、
回転駆動力は、対物部に設けられたネジ機構で初めて進
退駆動力に変換せしめられるため、ファイバスコープの
彎曲操作によって対物レンズが進退移動することがない
。従っていかなる使用状態においても、正確かつ安定し
た焦点調整を行うことができる。
部まで回転駆動力のまま伝達せしめているから、ファイ
バスコープが大きく彎曲されて、導管6との間に生ずる
局部的な摩擦力が生じても、連結杆の回転運動までは拘
束されないので、円滑な焦点調整が可能である。また、
回転駆動力は、対物部に設けられたネジ機構で初めて進
退駆動力に変換せしめられるため、ファイバスコープの
彎曲操作によって対物レンズが進退移動することがない
。従っていかなる使用状態においても、正確かつ安定し
た焦点調整を行うことができる。
[発明の効果]
以上詳述したさおり、本発明に係る焦点調整装置によれ
ば、いかなる使用状況においても確実に焦点調整を行い
得かつ調整後の焦点ずれも生じないので、ファイバスコ
ープの取扱性向上に大いに寄与するものである。
ば、いかなる使用状況においても確実に焦点調整を行い
得かつ調整後の焦点ずれも生じないので、ファイバスコ
ープの取扱性向上に大いに寄与するものである。
第1図は本発明に係る焦点調整装置の一実施例を示す縦
断面図、第2図は連結杆の一構成例を示す模式図、第3
図は余長収納機構を示す斜視図、第4図は従来の焦点調
整装置を示す縦断面図である。 1:対物部本体、 3:イメージガイド、 4コ対物レンズ、 5:レンズホルダ、 6:導管、 11:駆動用オネジ、 13:連結杆、 13a、13b:余長吸収機構、 18:回転ノブ、 19:メネジ部。 晃 1 目 目 見 2 口 第 3 図 第 4 口
断面図、第2図は連結杆の一構成例を示す模式図、第3
図は余長収納機構を示す斜視図、第4図は従来の焦点調
整装置を示す縦断面図である。 1:対物部本体、 3:イメージガイド、 4コ対物レンズ、 5:レンズホルダ、 6:導管、 11:駆動用オネジ、 13:連結杆、 13a、13b:余長吸収機構、 18:回転ノブ、 19:メネジ部。 晃 1 目 目 見 2 口 第 3 図 第 4 口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光ファイバを束ねて形成したイメージガイドの対物
部に対し光の光軸方向に沿って前後に進退移動可能に保
持された対物レンズと前記イメージガイドの接眼部から
前記対物レンズへ進退駆動力を伝達せしめる手段とを具
備してなる焦点調整装置において、前記伝達手段は、接
眼部における回転駆動力を対物部まで伝達する彎曲自在
な連結杆と、対物部に設けられ連結杆の回転駆動力を進
退駆動力へ変換するネジ機構とを有することを特徴とす
るファイバスコープの焦点調整装置。 2、前記連結杆は、軸方向の変位に対しそれを吸収する
余長吸収機構を具備することを特徴とする請求項第1項
記載のファイバスコープの焦点調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2629188A JPH01201616A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | ファイバスコープの焦点調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2629188A JPH01201616A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | ファイバスコープの焦点調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01201616A true JPH01201616A (ja) | 1989-08-14 |
Family
ID=12189203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2629188A Pending JPH01201616A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | ファイバスコープの焦点調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01201616A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000010023A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-14 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
EP1106137A3 (en) * | 1999-12-03 | 2002-03-20 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Linear transmission member driving unit for endoscope |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP2629188A patent/JPH01201616A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000010023A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-14 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
EP1106137A3 (en) * | 1999-12-03 | 2002-03-20 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Linear transmission member driving unit for endoscope |
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