JPH0119849Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119849Y2 JPH0119849Y2 JP16724384U JP16724384U JPH0119849Y2 JP H0119849 Y2 JPH0119849 Y2 JP H0119849Y2 JP 16724384 U JP16724384 U JP 16724384U JP 16724384 U JP16724384 U JP 16724384U JP H0119849 Y2 JPH0119849 Y2 JP H0119849Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- decoration
- fitting
- metal fitting
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- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005034 decoration Methods 0.000 claims description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 210000000624 ear auricle Anatomy 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 本考案の技術分野
本案は、イヤリングの構造、とくに、Ｕ字状金
具を備え、該金具開口端の一方に接触金具が、そ
の他方に内壁に雌ネジの形成された螺管が、夫々
固定され、前記螺管に、その先端に他方の接触金
具が、その後端に把手が、夫々固定されたネジＳ
が螺入され、前記Ｕ字状金具の近傍に飾りの配設
される型式の、該飾りの固定部位の構造に関す
る。
具を備え、該金具開口端の一方に接触金具が、そ
の他方に内壁に雌ネジの形成された螺管が、夫々
固定され、前記螺管に、その先端に他方の接触金
具が、その後端に把手が、夫々固定されたネジＳ
が螺入され、前記Ｕ字状金具の近傍に飾りの配設
される型式の、該飾りの固定部位の構造に関す
る。
ロ 従来の技術
この種型式の既に提案されているイヤリングの
構造につき、第２図を以つて述べると、同図イに
みられるように、Ｕ字状金具Ｒの開口端の一方に
接触金具ｍが、その他方に螺管Ｔが、夫々固定さ
れ、前記接触金具ｍに対抗するよう先端に他方の
接触金具m′が、その後端に把手Ｋが、夫々固定
されたネジＳが前記螺管Ｔに螺着され、更に、前
記Ｕ字状金具Ｒの下方には少くとも二つの輪管
ｒ，r′を介して適宜の飾りＤが吊下されたもの、
又は同図ロにみられるように、飾りＤが、Ｕ字状
金具Ｒの両側に輪管ｒ，r′を介して取付られてい
るもの、等がある。
構造につき、第２図を以つて述べると、同図イに
みられるように、Ｕ字状金具Ｒの開口端の一方に
接触金具ｍが、その他方に螺管Ｔが、夫々固定さ
れ、前記接触金具ｍに対抗するよう先端に他方の
接触金具m′が、その後端に把手Ｋが、夫々固定
されたネジＳが前記螺管Ｔに螺着され、更に、前
記Ｕ字状金具Ｒの下方には少くとも二つの輪管
ｒ，r′を介して適宜の飾りＤが吊下されたもの、
又は同図ロにみられるように、飾りＤが、Ｕ字状
金具Ｒの両側に輪管ｒ，r′を介して取付られてい
るもの、等がある。
ハ 従来技術の問題点
然るに、叙上の構成のものでは、先ず第２図イ
に示すものは、飾りＤが二つの輪管ｒ，r′を介し
てＵ字状金具Ｒの下方に吊下されているので、飾
りＤが、耳朶の下方で前後左右に360度絶えず揺
動し、誠に燦然と輝き、使用者に調和して一層の
美観を付与するものと一見考えられるものの、実
際には、耳朶の面側（図面では左右）方向の揺動
は、毛髪や顔面側部に拘束を受け、無意味であ
る、のみならず、鎖状に繋がれた２個の輪管ｒ，
r′の採用は、イヤリングの着脱時や装着中など、
時折毛髪が絡んで不快感を与え、しかも収納時に
は、各輪管ｒ，r′が無理な力で破損せぬよう、そ
の結合方向を配慮せねばならない煩わしさを伴な
う、等の難点を備える。
に示すものは、飾りＤが二つの輪管ｒ，r′を介し
てＵ字状金具Ｒの下方に吊下されているので、飾
りＤが、耳朶の下方で前後左右に360度絶えず揺
動し、誠に燦然と輝き、使用者に調和して一層の
美観を付与するものと一見考えられるものの、実
際には、耳朶の面側（図面では左右）方向の揺動
は、毛髪や顔面側部に拘束を受け、無意味であ
る、のみならず、鎖状に繋がれた２個の輪管ｒ，
r′の採用は、イヤリングの着脱時や装着中など、
時折毛髪が絡んで不快感を与え、しかも収納時に
は、各輪管ｒ，r′が無理な力で破損せぬよう、そ
の結合方向を配慮せねばならない煩わしさを伴な
う、等の難点を備える。
一方、同図ロに示すものも、飾りＤが、Ｕ字状
金具の両側に取付けられているので、既述の揺動
方向の改善と云う意味では利点を有するものの、
２個の輪管ｒ，r′の採用は、前記同様の不都合は
回避できない、のみならず、同図イ，ロに示すも
のは構造上、共に飾りＤが、必要以上に耳朶の下
方に吊されるため、当該部位の美的調和が懈弛さ
れ、更に、イヤリングなるものは、飾りＤの美観
を強調するもので、Ｕ字状金具Ｒは、単に飾りＤ
を耳朶の近傍に配設するための固定手段にすぎな
いので、耳朶を挾着するに必要にして最小の機械
的強度を保つよう、可及的に細径とされ、目立た
ない存在に形成されているに拘らず、該金具Ｒに
飾りＤの荷重をも負荷させているため、長期の使
用に対し、機械的強度において、未だなお不充分
と云う嫌いがある、等々の難点を有する。
金具の両側に取付けられているので、既述の揺動
方向の改善と云う意味では利点を有するものの、
２個の輪管ｒ，r′の採用は、前記同様の不都合は
回避できない、のみならず、同図イ，ロに示すも
のは構造上、共に飾りＤが、必要以上に耳朶の下
方に吊されるため、当該部位の美的調和が懈弛さ
れ、更に、イヤリングなるものは、飾りＤの美観
を強調するもので、Ｕ字状金具Ｒは、単に飾りＤ
を耳朶の近傍に配設するための固定手段にすぎな
いので、耳朶を挾着するに必要にして最小の機械
的強度を保つよう、可及的に細径とされ、目立た
ない存在に形成されているに拘らず、該金具Ｒに
飾りＤの荷重をも負荷させているため、長期の使
用に対し、機械的強度において、未だなお不充分
と云う嫌いがある、等々の難点を有する。
ニ 本案の目的
本案は、叙上の欠点を可及的に解消せんとする
もので、その目的とするところは、美的鑑賞に有
効な方向にのみ飾りＤを揺動させると共に、充分
な機械的強度を備える製品を提供せんとすること
にある。
もので、その目的とするところは、美的鑑賞に有
効な方向にのみ飾りＤを揺動させると共に、充分
な機械的強度を備える製品を提供せんとすること
にある。
ホ 本案の要点
本案は、中空管Ｐを軸S′に挿通した飾り釘Ｎの
該軸S′を一方の接触金具ｍに固定し、該中空管Ｐ
の外周に、適宜形状の飾りＤの一部を固定した点
に特徴を有する。
該軸S′を一方の接触金具ｍに固定し、該中空管Ｐ
の外周に、適宜形状の飾りＤの一部を固定した点
に特徴を有する。
ヘ 本案の実施例
第１図は、本案の一実施例を示すもので、従来
型式のものと同一個所には同一符号を付け、本案
の異なる点のみにつき詳述すると、図中、Ｐは、
中空管、Ｎは、軸S′を有する飾り釘で、中空管Ｐ
に挿通され、その先端は、Ｕ字状金具Ｒの開口端
の一方に固定された一方の接触金具ｍの外側に固
定されており、Ｄは、適宜形状の、例えば一部を
開口する円弧状を呈する飾りで、該開口部の一方
が前記中空管に固定されている。
型式のものと同一個所には同一符号を付け、本案
の異なる点のみにつき詳述すると、図中、Ｐは、
中空管、Ｎは、軸S′を有する飾り釘で、中空管Ｐ
に挿通され、その先端は、Ｕ字状金具Ｒの開口端
の一方に固定された一方の接触金具ｍの外側に固
定されており、Ｄは、適宜形状の、例えば一部を
開口する円弧状を呈する飾りで、該開口部の一方
が前記中空管に固定されている。
ト 本案の効果
本案は、叙上の構成よりなり、次いで、使用の
態様と共に作用効果について述べると、従来型式
のもの同様、把手ＫによりネジＳを回動させて双
方の接触金具ｍ，m′の間隔を最大に開かせ、そ
の中に耳朶を挿入した後、該各金具ｍ，m′の間
隔を狭めて挾着するとよく、然るに本案によれ
ば、一方の接触金具ｍに飾り釘Ｎの軸S′の先端が
固定され、該軸S′に回動自在に中空管Ｐが遊嵌さ
れ、更に該中空管Ｐに比較的重量の嵩む飾りＤの
一部が固定されているので、充分な機械的に安定
した強度が得られ、しかも、飾りＤが、中空管Ｐ
を介して軸S′に何等の機械的抵抗を受けず、且
つ、耳朶の前後方向にのみ揺動するよう構成され
ているため、飾りＤが美的観賞を受けるに相応し
い有効方向のみの動作をし、加えて耳朶の真下で
軽快に揺動するので、美的調和を損なわない、の
みならず、輪管を全く用いていないので、着脱の
際や装着中、毛髪の絡みも無く、収納も便利とな
る等、本案所期の目的を充分達成し得る優れた効
果を奏する。
態様と共に作用効果について述べると、従来型式
のもの同様、把手ＫによりネジＳを回動させて双
方の接触金具ｍ，m′の間隔を最大に開かせ、そ
の中に耳朶を挿入した後、該各金具ｍ，m′の間
隔を狭めて挾着するとよく、然るに本案によれ
ば、一方の接触金具ｍに飾り釘Ｎの軸S′の先端が
固定され、該軸S′に回動自在に中空管Ｐが遊嵌さ
れ、更に該中空管Ｐに比較的重量の嵩む飾りＤの
一部が固定されているので、充分な機械的に安定
した強度が得られ、しかも、飾りＤが、中空管Ｐ
を介して軸S′に何等の機械的抵抗を受けず、且
つ、耳朶の前後方向にのみ揺動するよう構成され
ているため、飾りＤが美的観賞を受けるに相応し
い有効方向のみの動作をし、加えて耳朶の真下で
軽快に揺動するので、美的調和を損なわない、の
みならず、輪管を全く用いていないので、着脱の
際や装着中、毛髪の絡みも無く、収納も便利とな
る等、本案所期の目的を充分達成し得る優れた効
果を奏する。
なお、軸S′の断面形状は、円形に限らず、３角
形、４角形、など多角形としてもよい。
形、４角形、など多角形としてもよい。
第１図は、本案実施例を示す正面図、第２図は
従来型式のものを模式的に示した正面図で、同図
イは一例を、同図ロは異なる例を、夫々示す。 Ｄ……飾り、Ｋ……把手、ｍ，m′……接触金
具、Ｎ……釘、Ｐ……中空管、Ｒ……Ｕ字状金
具、ｒ，r′……輪管、Ｓ……ネジ、S′……軸、Ｔ
……螺管。
従来型式のものを模式的に示した正面図で、同図
イは一例を、同図ロは異なる例を、夫々示す。 Ｄ……飾り、Ｋ……把手、ｍ，m′……接触金
具、Ｎ……釘、Ｐ……中空管、Ｒ……Ｕ字状金
具、ｒ，r′……輪管、Ｓ……ネジ、S′……軸、Ｔ
……螺管。
Claims (1)
- Ｕ字状金具Ｒを備え、該金具開口端の一方に接
触金具ｍが、その他方に内壁に雌ネジの形成され
た螺管Ｔが、夫々固定され、該螺管Ｔには、その
先端に他方の接触金具m′が、その後端に把手Ｋ
が、夫々固定されたネジＳが螺入され、前記金具
Ｒの近傍に飾りＤの配設されるものにおいて、前
記一方の接触金具ｍの外側には、中空管Ｐの挿通
された軸S′を有する飾り釘Ｎが固定され、該中空
管Ｐに飾りＤの一部が固定されていることを特徴
とするイヤリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16724384U JPH0119849Y2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16724384U JPH0119849Y2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6182413U JPS6182413U (ja) | 1986-05-31 |
| JPH0119849Y2 true JPH0119849Y2 (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=30725045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16724384U Expired JPH0119849Y2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0119849Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0414020Y2 (ja) * | 1987-07-28 | 1992-03-31 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP16724384U patent/JPH0119849Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6182413U (ja) | 1986-05-31 |
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