JPH01197166A - 車両のブレーキエネルギ回収方法 - Google Patents
車両のブレーキエネルギ回収方法Info
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- JPH01197166A JPH01197166A JP1857388A JP1857388A JPH01197166A JP H01197166 A JPH01197166 A JP H01197166A JP 1857388 A JP1857388 A JP 1857388A JP 1857388 A JP1857388 A JP 1857388A JP H01197166 A JPH01197166 A JP H01197166A
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 20
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract 1
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車両のブレーキエネルギ回収方法に関する。
[従来の技術]
従来、車両を減速させるときは車両の走行エネルギによ
って油圧ポンプモータを駆動し、その駆動された油圧ポ
ンプモータからの圧油をアキュームレータに蓄積するエ
ネルギ回収方法がある。
って油圧ポンプモータを駆動し、その駆動された油圧ポ
ンプモータからの圧油をアキュームレータに蓄積するエ
ネルギ回収方法がある。
その走行エネルギをアキュームレータにJ7jIする際
の上記油圧ポンプモータの制御は、ブレーキペダルを踏
み込んでゆく際、その踏み込みの遊び範囲の途中に所定
の位置を設け、その所定の位置にブレーキペダルが踏み
込まれると。
の上記油圧ポンプモータの制御は、ブレーキペダルを踏
み込んでゆく際、その踏み込みの遊び範囲の途中に所定
の位置を設け、その所定の位置にブレーキペダルが踏み
込まれると。
油圧ポンプモータにおける押しのけ容積が最大に設定さ
れて、油圧ポンプモータの有する最大能力をもって、該
油圧ポンプモータが走行エネルギを回収するようになっ
ている。
れて、油圧ポンプモータの有する最大能力をもって、該
油圧ポンプモータが走行エネルギを回収するようになっ
ている。
[発明が解決しようとする問題点]
上記のように自動車の走行エネルギを7キユームレータ
に蓄積してゆく場合、そのアキュームレータにおける油
圧は一定の圧力になっているものではなく、その蓄積さ
れたエネルギの量、温度等によって異なった値になる。
に蓄積してゆく場合、そのアキュームレータにおける油
圧は一定の圧力になっているものではなく、その蓄積さ
れたエネルギの量、温度等によって異なった値になる。
また、その油圧ポンプモータが吸収する吸収トルクは、
そのアキュームレータにおける油圧と、油圧ポンプモー
タにおける押しのけ容積との積に比例している。
そのアキュームレータにおける油圧と、油圧ポンプモー
タにおける押しのけ容積との積に比例している。
したがって、上記のように7キユームレータにおける油
圧に関係なく、ブレーキペダルの踏み込み量が所定の位
置にきたとき、瞬時に押しのけ容積を最大なる一定値に
設定すると、ブレーキペダルの踏み込みが同じ踏み込み
量であっても、アキュームレータにおける油圧の程度の
差によって、油圧ポンプモータにおける吸収トルクが変
化してしまう。
圧に関係なく、ブレーキペダルの踏み込み量が所定の位
置にきたとき、瞬時に押しのけ容積を最大なる一定値に
設定すると、ブレーキペダルの踏み込みが同じ踏み込み
量であっても、アキュームレータにおける油圧の程度の
差によって、油圧ポンプモータにおける吸収トルクが変
化してしまう。
このことは、運転者がブレーキペダルを踏み込むごとに
その車両のブレーキ感覚が異なり、運転する者にとって
その車両を運転することにおいてフィーリング上、およ
び保安上、問題を有していることになる。
その車両のブレーキ感覚が異なり、運転する者にとって
その車両を運転することにおいてフィーリング上、およ
び保安上、問題を有していることになる。
本発明の目的は、L記のような問題点を解消した車両の
ブレーキエネルギ回収方法を提供することにある。
ブレーキエネルギ回収方法を提供することにある。
[問題点を解決するための方法と作用]車両の走行中に
おいてその車両を減速させるときは、駆動輪に連動した
駆動軸によって油圧ポンプモータを駆動し、且つその駆
動によって生じた油圧ポンプモータからの圧油をアキュ
ームレータに蓄積している。
おいてその車両を減速させるときは、駆動輪に連動した
駆動軸によって油圧ポンプモータを駆動し、且つその駆
動によって生じた油圧ポンプモータからの圧油をアキュ
ームレータに蓄積している。
その走行エネルギを上記のように油圧ボジブモータのみ
によって吸収可能なとき、その駆動における油圧ポンプ
゛モータの制御は、下記のようになっている。
によって吸収可能なとき、その駆動における油圧ポンプ
゛モータの制御は、下記のようになっている。
aニブレーキペダルの踏み込み量に相当して、駆動輪に
おけるブレーキ装置のみによって駆動輪にブレーキがか
けられていると仮定した場合の該駆動輪におけるブレー
キトルクを算出しb:該算出されたブレーキトルクの値
とアキュームレータにおける作動圧力値から、その作動
圧力時において該算出されたブレーキトルクを吸収する
に相当した油圧ポンプモータの押しのけ容積を算出し、 C:該油圧ポンプモータにおける押しのけ容積をその算
出した押しのけ容積に制御してゆくようになっている。
おけるブレーキ装置のみによって駆動輪にブレーキがか
けられていると仮定した場合の該駆動輪におけるブレー
キトルクを算出しb:該算出されたブレーキトルクの値
とアキュームレータにおける作動圧力値から、その作動
圧力時において該算出されたブレーキトルクを吸収する
に相当した油圧ポンプモータの押しのけ容積を算出し、 C:該油圧ポンプモータにおける押しのけ容積をその算
出した押しのけ容積に制御してゆくようになっている。
すなわち、同じブレーキペダルの踏み込みであるならば
、油圧ポンプモータのみが車両の走行エネルギを吸収す
る場合であっても、従来のように駆動輪におけるブレー
キ装置のみがそのブレーキペダルの踏み込み量に相当し
て車両にブレーキをかけてゆくと同じブレーキ力をもっ
て、車両を減速させてゆくことになる。
、油圧ポンプモータのみが車両の走行エネルギを吸収す
る場合であっても、従来のように駆動輪におけるブレー
キ装置のみがそのブレーキペダルの踏み込み量に相当し
て車両にブレーキをかけてゆくと同じブレーキ力をもっ
て、車両を減速させてゆくことになる。
また、第2の発明においては、駆動輪におけるブレーキ
装置と油圧ポンプモータとの両者の走行エネルギ吸収源
を交互に、あるいは同時に利用する場合において、 a:最初、油圧ポンプモータによって走行エネルギを吸
収してゆき、その吸収は、上記第1の発明と同じに、ブ
レーキペダルの踏み込み量に相当して駆動輪におけるブ
レーキ装置が走行エネルギを吸収すると同じブレーキ力
で油圧ポンプモータが走行エネルギを吸収し、 b=アキュームレータにおける作動油圧が未だ低く、そ
のことによって油圧ポンプモータにおけるエネルギ吸収
能力が不足しているとき、駆動輪におけるブレーキ装置
がそのブレーキ吸収能力の不足分を補ってゆき、またそ
の不足分の補充は、該ブレーキ装置と油圧ポンプモータ
が同時に走行エネルギを吸収している状態であっても、
ブレーキペダルの踏み込み量に相当して駆動輪における
ブレーキ装置のみが走行エネルギを吸収する場合と同じ
レベルのブレーキ力をもって駆動輪にブレーキをかけて
ゆくようになっている。
装置と油圧ポンプモータとの両者の走行エネルギ吸収源
を交互に、あるいは同時に利用する場合において、 a:最初、油圧ポンプモータによって走行エネルギを吸
収してゆき、その吸収は、上記第1の発明と同じに、ブ
レーキペダルの踏み込み量に相当して駆動輪におけるブ
レーキ装置が走行エネルギを吸収すると同じブレーキ力
で油圧ポンプモータが走行エネルギを吸収し、 b=アキュームレータにおける作動油圧が未だ低く、そ
のことによって油圧ポンプモータにおけるエネルギ吸収
能力が不足しているとき、駆動輪におけるブレーキ装置
がそのブレーキ吸収能力の不足分を補ってゆき、またそ
の不足分の補充は、該ブレーキ装置と油圧ポンプモータ
が同時に走行エネルギを吸収している状態であっても、
ブレーキペダルの踏み込み量に相当して駆動輪における
ブレーキ装置のみが走行エネルギを吸収する場合と同じ
レベルのブレーキ力をもって駆動輪にブレーキをかけて
ゆくようになっている。
[実施例]
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明における車両のブレーキエネルギ回収
方法の実施をするために使用する、自動車の駆動系とそ
の制御装置をシステム図によって示したものである。
方法の実施をするために使用する、自動車の駆動系とそ
の制御装置をシステム図によって示したものである。
第1図において、エンジンlからの出力は、変速機1a
および駆動軸1bを介して駆動輪1eに連動する構成に
なっており、歯車列ifおよびクラッチ2aを介して油
圧ポンプモータ2が駆動軸1bに連動し、油圧ポンプモ
ータ2においてアクチュエータ2bは油圧ポンプモータ
2の押しのけ容積を操作する構成になっており、油圧ポ
ンプモータ2とアキュームレータ3との間には、パイロ
ットチエツク弁3aを介設し、アクセルペダル1dは駆
動輪1eの駆動力の程度を指示し、ブレーキペダル1h
は駆動輪1eにおけるブレーキ力の程度を指示する構成
となっている。
および駆動軸1bを介して駆動輪1eに連動する構成に
なっており、歯車列ifおよびクラッチ2aを介して油
圧ポンプモータ2が駆動軸1bに連動し、油圧ポンプモ
ータ2においてアクチュエータ2bは油圧ポンプモータ
2の押しのけ容積を操作する構成になっており、油圧ポ
ンプモータ2とアキュームレータ3との間には、パイロ
ットチエツク弁3aを介設し、アクセルペダル1dは駆
動輪1eの駆動力の程度を指示し、ブレーキペダル1h
は駆動輪1eにおけるブレーキ力の程度を指示する構成
となっている。
油圧ポンプモータ2における押しのけ容積を検出する検
出器5a、アキュームレータ3における油圧を検出する
検出器5b、アクセルペダルldの踏み込み量を検出す
る検出器5C1駆動軸1bの回転速度を検出する検出器
5d、およびブレーキペダルlhの踏み込み量を検出す
る検出器5eからの各信号はコントローラ5にそれぞれ
入力している。
出器5a、アキュームレータ3における油圧を検出する
検出器5b、アクセルペダルldの踏み込み量を検出す
る検出器5C1駆動軸1bの回転速度を検出する検出器
5d、およびブレーキペダルlhの踏み込み量を検出す
る検出器5eからの各信号はコントローラ5にそれぞれ
入力している。
エンジン1におけるキャブレタIg、アクチュエータ?
bおよびパイロットチエツク弁3aは、それぞれコント
ローラ5からの信号によって制榊される構成となってい
る。
bおよびパイロットチエツク弁3aは、それぞれコント
ローラ5からの信号によって制榊される構成となってい
る。
以上の第1図の構成において、以下その作用を説明する
。
。
最初、アキュームレータ3内において油圧が未だ満たさ
れていない状態であって、且つその市内が駆動状態にあ
るときは、通常の自動車と同じに、エンジン1からの動
力がアクセルベダル1dの踏み込みに相当して、変速機
1aおよび駆動軸1bを介して駆動輪1eを駆動してい
る状態となっている。
れていない状態であって、且つその市内が駆動状態にあ
るときは、通常の自動車と同じに、エンジン1からの動
力がアクセルベダル1dの踏み込みに相当して、変速機
1aおよび駆動軸1bを介して駆動輪1eを駆動してい
る状態となっている。
なお、この状態においては、クラッチ2aが切り離され
ており、油圧ポンプモータ2の押しのけ容積も零となっ
ている。
ており、油圧ポンプモータ2の押しのけ容積も零となっ
ている。
この状態において、この車両にブレーキをかけて重両の
速度を減速させるときは、下記の第2図および第3図の
フローチャートに基づいて、コントローラ5が油圧ポン
プモータ2および駆動輪1eのブレーキ装置の制御を行
う。
速度を減速させるときは、下記の第2図および第3図の
フローチャートに基づいて、コントローラ5が油圧ポン
プモータ2および駆動輪1eのブレーキ装置の制御を行
う。
演算El:エンジンlの始動スイッチを入れたことによ
って、あるいは車両が発進したことによって車両減速用
の演算を開始する。
って、あるいは車両が発進したことによって車両減速用
の演算を開始する。
演算E2:検出器5eによってブレーキペダル1hの踏
み込み駿γを検出する。
み込み駿γを検出する。
演算E3:踏み込み量γが零であるか否かを判定する。
その判定がyesであったとき、すなわち未だブレーキ
ペダル1hが踏み込まれていないときは、演算E2に戻
ってブレーキペダル1hが踏み込まれるときを監視する
。
ペダル1hが踏み込まれていないときは、演算E2に戻
ってブレーキペダル1hが踏み込まれるときを監視する
。
また、その判定がnoであったとき、すなわちブレーキ
ペダルlhが踏み込まれて、運転者がその車両にブレー
キをかけようとする意志表示をしたとき、演算を演算E
4に進める。
ペダルlhが踏み込まれて、運転者がその車両にブレー
キをかけようとする意志表示をしたとき、演算を演算E
4に進める。
演算E4ニブレーキペダル1hの踏み込み量γに相当し
て、駆動輪1eにおけるブレーキ装置に直接ブレーキが
かけられていると仮定した場合の、駆動輪1eにおける
ブレーキトルクTbを算出する。
て、駆動輪1eにおけるブレーキ装置に直接ブレーキが
かけられていると仮定した場合の、駆動輪1eにおける
ブレーキトルクTbを算出する。
ここでブレーキトルクTbの算出は下記のように行われ
る。
る。
ブレーキペダル1hの踏み込み量γがブレーキ油圧に変
換され、そのブレーキ油圧がブレーキ装置における油圧
アクチュエータに作用して駆動輪1eにブレーキ力を生
じさせ・る。すなわち、その駆動輪1eにおけるブレー
キトルクTbは、踏み込み量γに比例したものとなって
いる。
換され、そのブレーキ油圧がブレーキ装置における油圧
アクチュエータに作用して駆動輪1eにブレーキ力を生
じさせ・る。すなわち、その駆動輪1eにおけるブレー
キトルクTbは、踏み込み量γに比例したものとなって
いる。
演算E5:7キュームレータ3における作動油圧Pを検
出器5bによって検出する。
出器5bによって検出する。
演算E6:作動油圧pと上記算出した駆動輪leに要求
されるブレーキトルクTbによって、油圧ポンプモータ
2における押しのけ容積Diを算出する。
されるブレーキトルクTbによって、油圧ポンプモータ
2における押しのけ容積Diを算出する。
このことは下記のことを意味している。
油圧ポンプモータ2がポンプ作用をする場合であり、こ
の吸収トルクTpはクラッチ2a、歯車列1fおよび駆
動軸ibを介して駆動輪1eにブレーキトルクを与える
。
の吸収トルクTpはクラッチ2a、歯車列1fおよび駆
動軸ibを介して駆動輪1eにブレーキトルクを与える
。
ここで、上記算出された駆動輪1eに要求されているブ
レーキトルクTbがこの油圧ポンプモータ2の吸収トル
クによって吸収されたとすると、上記(1)式から、 K2ΦT b = T p = D i X P /
2πあるいはこれを整理して、 Di=2π・ K2 ΦT b / p (
2)となる。
レーキトルクTbがこの油圧ポンプモータ2の吸収トル
クによって吸収されたとすると、上記(1)式から、 K2ΦT b = T p = D i X P /
2πあるいはこれを整理して、 Di=2π・ K2 ΦT b / p (
2)となる。
なお、K2は駆動輪1eと油圧ポンプモータ2との間に
介設している各歯車の歯車比によって定まる常数であり
、押しのけ容積Diは、油圧ポンプモータ2がポンプ作
用をする側に制御された押しのけ容積である。
介設している各歯車の歯車比によって定まる常数であり
、押しのけ容積Diは、油圧ポンプモータ2がポンプ作
用をする側に制御された押しのけ容積である。
すなわち、上記の押しのけ容JJIDiの算出は、現時
点における作動油圧pにおいて、油圧ポ得る、油圧ポン
プモータ2の押しのけ容積を算出していることになる。
点における作動油圧pにおいて、油圧ポ得る、油圧ポン
プモータ2の押しのけ容積を算出していることになる。
演算E7:押しのけ容$1Diが油圧ポンプモータ2に
おける最大押しのけ容積Dmaxより小さいかあるいは
等しいか否かを判定する。
おける最大押しのけ容積Dmaxより小さいかあるいは
等しいか否かを判定する。
その判定がnoであったとき、後述する第2図のサブル
ーチ・プログラムによる演算E9に進み、その判定がy
esであったときは、その演算を演算E8に進める。
ーチ・プログラムによる演算E9に進み、その判定がy
esであったときは、その演算を演算E8に進める。
なお、この演算において、その判定がnoとなった場合
とは、未だアキュームレータ3における作動油圧pが低
く、そのことによって油圧ポンプモータ2における押し
のけ容積を最大押しのけ容積Dmaxにしても、なお油
圧ポンプモータ2の吸収し得る吸収トルクが小さく、そ
の押しのけ容積を最大押しのけ容J]Dmax以−ヒに
しなければブレーキトルクTbに相当する吸収トルクを
発生できないことを意味している@算E8:クラッチ2
aを係合させてゆきながら、油圧ポンプモータ2におけ
る押しのけ容積をDiに設定する。すなわち、油圧ポン
プモータ2によって駆動輪1eに要求ブレーキトルクT
bをかけてゆく。
とは、未だアキュームレータ3における作動油圧pが低
く、そのことによって油圧ポンプモータ2における押し
のけ容積を最大押しのけ容積Dmaxにしても、なお油
圧ポンプモータ2の吸収し得る吸収トルクが小さく、そ
の押しのけ容積を最大押しのけ容J]Dmax以−ヒに
しなければブレーキトルクTbに相当する吸収トルクを
発生できないことを意味している@算E8:クラッチ2
aを係合させてゆきながら、油圧ポンプモータ2におけ
る押しのけ容積をDiに設定する。すなわち、油圧ポン
プモータ2によって駆動輪1eに要求ブレーキトルクT
bをかけてゆく。
この演算の後、再び演算は演算E2に戻る。
演算E9:第、3図におけるサブルーチン会プログラム
を呼んで下記の演算を行う。
を呼んで下記の演算を行う。
演算F1:サブルーチンφプログラムの演算を開始する
。
。
演ffJF2:油圧ポンプモータ2における押しのけ容
積を最大押しのけ容aDmaxに設定したとき、油圧ポ
ンプモータ2のみによって駆動輪1eにかけ得る最大の
ブレーキトルクTmaxt−算出する。
積を最大押しのけ容aDmaxに設定したとき、油圧ポ
ンプモータ2のみによって駆動輪1eにかけ得る最大の
ブレーキトルクTmaxt−算出する。
このTmaxの算出は、上記(1)式においてDiに替
って最大押しのけ容積Dmaxを代入し、その(1)式
から求められた吸収トルクを駆動輪1eにおける値に換
算すればよい。
って最大押しのけ容積Dmaxを代入し、その(1)式
から求められた吸収トルクを駆動輪1eにおける値に換
算すればよい。
p3gF3:クラッチ2aを係合してゆきながら、油圧
ポンプモータ2の押しのけ容積を最大押しのけ容積Dm
axに設定する。すなわち、駆動輪1eに油圧ポンプモ
ータ2がかけ得る最大のブレーキトルクをかける。
ポンプモータ2の押しのけ容積を最大押しのけ容積Dm
axに設定する。すなわち、駆動輪1eに油圧ポンプモ
ータ2がかけ得る最大のブレーキトルクをかける。
演算F4:駆動輪1eに要求されているブレーキトルク
Tbと油圧ポンプモータ2が吸収し得る最大吸収トルク
Tmaxとの差を算出する演算F5:駆動輪1eにおけ
るブレーキ装置のみによって、演gF4において算出し
た差分のブレーキトルクを生じさせるに相当した。該ブ
レーキ装置におけるブレーキ油圧Pbを算出する。
Tbと油圧ポンプモータ2が吸収し得る最大吸収トルク
Tmaxとの差を算出する演算F5:駆動輪1eにおけ
るブレーキ装置のみによって、演gF4において算出し
た差分のブレーキトルクを生じさせるに相当した。該ブ
レーキ装置におけるブレーキ油圧Pbを算出する。
演算F6:駆動輪1eにおけるブレーキ装置のブレーキ
油圧をpbに設定する。
油圧をpbに設定する。
演算F7:第2図のメインプログラムに戻り、その演算
は演lE9から再び第2図の演3EE2に戻る。
は演lE9から再び第2図の演3EE2に戻る。
このように第3図におけるサブルーチン拳プログラムは
、アキュームレータ3における作動油圧pが未だ低く、
そのことによって油圧ポンプモータ2におけるエネルギ
吸収能力に不足が生じているとき、駆動輪におけるブレ
ーキ装置がそのブレーキ吸収能力の不足分を補ってゆき
、その不足分の補充も、該ブレーキ装置と油圧ポンプモ
ータが同時に走行エネルギを吸収している状態であって
も、ブレーキペダルの踏み込み量に相当して駆動輪にお
けるブレーキ装置のみが走行エネルギを吸収する場合と
同じレベルのブレーキ力をもって駆動輪にブレーキをか
けてゆくようになっている。
、アキュームレータ3における作動油圧pが未だ低く、
そのことによって油圧ポンプモータ2におけるエネルギ
吸収能力に不足が生じているとき、駆動輪におけるブレ
ーキ装置がそのブレーキ吸収能力の不足分を補ってゆき
、その不足分の補充も、該ブレーキ装置と油圧ポンプモ
ータが同時に走行エネルギを吸収している状態であって
も、ブレーキペダルの踏み込み量に相当して駆動輪にお
けるブレーキ装置のみが走行エネルギを吸収する場合と
同じレベルのブレーキ力をもって駆動輪にブレーキをか
けてゆくようになっている。
なお、−上記の場合において、第3図のサブルーチンプ
コグラムは必ずしも必要ではない。
コグラムは必ずしも必要ではない。
それは、油圧ポンプモータ2が十分に大きな容量を有し
た構成となっているときは、特別の緊急制動時等を除い
て、第2図における演算E7を設けず且つ演算E9を割
愛し、油圧ポンプモータ2のみによって車両にブレーキ
をかけることが可能となるからである。
た構成となっているときは、特別の緊急制動時等を除い
て、第2図における演算E7を設けず且つ演算E9を割
愛し、油圧ポンプモータ2のみによって車両にブレーキ
をかけることが可能となるからである。
また、そのように油圧ポンプモータ2のみによって車両
に十分にブレーキをかけ得る構成とし、且つ駆動輪1e
におけるブレーキ装置を従来どおりに併設しておくこと
は、保安部品として、いずれか−・方のブレーキ機構が
故障した場合であっても、他方のブレーキ機構が車両の
ブレーキに対して補償できることになる。
に十分にブレーキをかけ得る構成とし、且つ駆動輪1e
におけるブレーキ装置を従来どおりに併設しておくこと
は、保安部品として、いずれか−・方のブレーキ機構が
故障した場合であっても、他方のブレーキ機構が車両の
ブレーキに対して補償できることになる。
上記のように油圧ポンプモータ2によって車両の走行エ
ネルギを油圧エネルギに変換して吸収し、その変換した
油圧エネルギはパイロットチエツク弁3aを押し開いて
アキュームレータ3に蓄積されてゆく。
ネルギを油圧エネルギに変換して吸収し、その変換した
油圧エネルギはパイロットチエツク弁3aを押し開いて
アキュームレータ3に蓄積されてゆく。
このような状態において、その車両を再度駆動する場合
は、下記の第4図および第5図のフローチャートに従っ
てコントローラ5の制御が行われる。
は、下記の第4図および第5図のフローチャートに従っ
てコントローラ5の制御が行われる。
演3ffA1:エンジンの始動とともに、あるいはエン
ジンが始動されたことによって、車両駆動用の本演算が
開始する。
ジンが始動されたことによって、車両駆動用の本演算が
開始する。
11iA2:検出器5Cによってアクセルペダル1dの
踏み込み量θを検出する。
踏み込み量θを検出する。
演算A3:踏み込み量θが零であるか否かを判定し、そ
の判定がyesである場合は演算A2に戻る演算を繰り
返してアクセルペダル1dが踏み込まれるときを監視し
続け、演算A3における判定がnoであったとき演算を
演算A4に進行させる。
の判定がyesである場合は演算A2に戻る演算を繰り
返してアクセルペダル1dが踏み込まれるときを監視し
続け、演算A3における判定がnoであったとき演算を
演算A4に進行させる。
演算A4:検出器5dによって駆動軸1bの回転速度n
を検出する。
を検出する。
演算A5:踏み込み量θと回転速度nから。
今、仮にエンジン1が変速機1aを介して駆動軸1bと
連動状y島にあったとした場合であって、 11つその
踏み込み量θに比例してエンジン1における午ヤブレタ
1gのスロットル開度αが操作されていたと仮定した場
合の、エンジン1から駆動軸1bに出力されうる出力ト
ルクを算出する。
連動状y島にあったとした場合であって、 11つその
踏み込み量θに比例してエンジン1における午ヤブレタ
1gのスロットル開度αが操作されていたと仮定した場
合の、エンジン1から駆動軸1bに出力されうる出力ト
ルクを算出する。
この算出を更に詳細に説明すると、第6図を使用したド
記のような算出となっている。
記のような算出となっている。
第6図において、縦軸はエンジン1における出力トルク
Teを示し、横軸はエンジン1の回転速度neを示して
おり、パラメータαはキャブレタIgにおける任意のス
ロットル開度を示している。
Teを示し、横軸はエンジン1の回転速度neを示して
おり、パラメータαはキャブレタIgにおける任意のス
ロットル開度を示している。
この第6図は、ガソリンエンジンの一般的な特性を示し
ており、この場合のエンジン回転速度neは駆動軸1b
の回転速度nと変速機1aの変速比から求めることが可
能であり、現時点においてその回転速度neがn e
= n 、iであり、且つ現時点の踏み込み量θがスロ
ットル開度α=αiに相当しているとすると、第6図の
特性から、その時点において踏み込み量θに相当してエ
ンジン1が出力するであろうエンジン出力トルクTiを
求めることが可能となり、そのエンジン出力トルクTi
と変速機1aの変速比から駆動軸1bに出力され得る駆
動トルクTtが算出される。
ており、この場合のエンジン回転速度neは駆動軸1b
の回転速度nと変速機1aの変速比から求めることが可
能であり、現時点においてその回転速度neがn e
= n 、iであり、且つ現時点の踏み込み量θがスロ
ットル開度α=αiに相当しているとすると、第6図の
特性から、その時点において踏み込み量θに相当してエ
ンジン1が出力するであろうエンジン出力トルクTiを
求めることが可能となり、そのエンジン出力トルクTi
と変速機1aの変速比から駆動軸1bに出力され得る駆
動トルクTtが算出される。
すなわち、アクセルペダル1dによって直接キャブレタ
1gを操作してエンジン1が駆動軸1bに出力したと仮
定した状態の駆動軸1bにおける要求駆動トルクTtは
、踏み込み−IitOと回転速度nの関数となっている
。
1gを操作してエンジン1が駆動軸1bに出力したと仮
定した状態の駆動軸1bにおける要求駆動トルクTtは
、踏み込み−IitOと回転速度nの関数となっている
。
演算A6:検出器5bによってアキュームレータ3の作
動油圧pを検出する。
動油圧pを検出する。
演算A7:作動油圧Pと駆動トルクTtから油圧ポンプ
モータ2に必要な押しのけ容lDiを算出する。
モータ2に必要な押しのけ容lDiを算出する。
ここで、この演算は下記のことを意味している。
油圧ポンプモータ2がモータ作用をすることによって油
圧ポンプモータ2の出力軸に出力するトルクTmは、と
述の(1)式と同様に且つ公知のように、 Tm=pXDi/2w であり、このトルクTmが歯車列1fを介して駆動軸1
bに生ずるトルクTbは、歯車列1fの歯車比を考慮し
て、 T b= k 1 (pXD i/2π) (
3)となる、なお、klは歯車列1fの歯車比から決定
される常数で・あり、押しのけ容積Diは油圧ポンプモ
ータ2においてモータ作用をする側に設定された値であ
る。
圧ポンプモータ2の出力軸に出力するトルクTmは、と
述の(1)式と同様に且つ公知のように、 Tm=pXDi/2w であり、このトルクTmが歯車列1fを介して駆動軸1
bに生ずるトルクTbは、歯車列1fの歯車比を考慮し
て、 T b= k 1 (pXD i/2π) (
3)となる、なお、klは歯車列1fの歯車比から決定
される常数で・あり、押しのけ容積Diは油圧ポンプモ
ータ2においてモータ作用をする側に設定された値であ
る。
駆動軸1bにおける上記の要求駆動トルクTtと等しく
するように、駆動トルクTt、作動油圧pおよび押しの
け容積Diの関係を求めると、(3)式から、 Tb=Tt=kL (pXDt/2π)あるいはこれを
整理して、 Di=2π拳TL/(kl・p) (4)となる
。
するように、駆動トルクTt、作動油圧pおよび押しの
け容積Diの関係を求めると、(3)式から、 Tb=Tt=kL (pXDt/2π)あるいはこれを
整理して、 Di=2π拳TL/(kl・p) (4)となる
。
すなわち、上述のように作動油圧pおよび要求駆動トル
クTtから求めた押しのけ容JADEは、油圧ポンプモ
ータ2のみが駆動軸1bを要求駆動トルクTtで駆動す
るに必要となる油圧ポンプモータ2の押しのけ容積を算
出したことになる。
クTtから求めた押しのけ容JADEは、油圧ポンプモ
ータ2のみが駆動軸1bを要求駆動トルクTtで駆動す
るに必要となる油圧ポンプモータ2の押しのけ容積を算
出したことになる。
演算A8:上記算出した押しのけ容積Diが油圧ポンプ
モータ2において設定し得る最大の押しのけ容積Dma
xより小さな値、あるいは等しい値となっているか否か
の判定をする。
モータ2において設定し得る最大の押しのけ容積Dma
xより小さな値、あるいは等しい値となっているか否か
の判定をする。
その判定がnoであった場合、後述のサブルーチンプロ
グラムとなっている演算AIOに進み、その判定がye
Sであったとき、演算を演算A9に進める。
グラムとなっている演算AIOに進み、その判定がye
Sであったとき、演算を演算A9に進める。
演算A9:油圧ポンプモータ2における押しのけ容積を
Diに設定する。
Diに設定する。
すなわち、(3)式に基づいて、現時点におけるアキュ
ームレータ3の作動油圧がpとなっているとき、油圧ポ
ンプモータ2のみによって駆動軸1bにおけるトルクを
要求駆動トルクTLに駆動制御していることになる。
ームレータ3の作動油圧がpとなっているとき、油圧ポ
ンプモータ2のみによって駆動軸1bにおけるトルクを
要求駆動トルクTLに駆動制御していることになる。
なお、油圧ポンプモータ2の41j Lのけ容積をDi
に設定しているときは、パイロットチエツクjP3 a
が間かれている。
に設定しているときは、パイロットチエツクjP3 a
が間かれている。
又このことは、油圧ポンプモータ2のみによる駆動軸1
bの駆動が、上述のようにアクセルベグル1dの直接操
作によってエンジンlのみが駆動軸ibを駆動している
場合に相当していることになる。
bの駆動が、上述のようにアクセルベグル1dの直接操
作によってエンジンlのみが駆動軸ibを駆動している
場合に相当していることになる。
なお、この状態においてエンジン1はアイドリング状態
に設定され、エンジン1から駆動軸ibには動力を出力
していない。
に設定され、エンジン1から駆動軸ibには動力を出力
していない。
この演算の後、@算は再び演算A2に戻って、上記演算
ルーチンを繰り返す。
ルーチンを繰り返す。
演IA I O:演算A8における判定がnoであった
とき、すなわち、アキュ−ムレータ3における油圧が減
少していて、油圧ポンプモータ2だけで駆動軸1bへ要
求駆動トルクTtを出力し得ないとき、下記の第5図の
演算を行う。
とき、すなわち、アキュ−ムレータ3における油圧が減
少していて、油圧ポンプモータ2だけで駆動軸1bへ要
求駆動トルクTtを出力し得ないとき、下記の第5図の
演算を行う。
演算B1:サブルーチン・プログラムの演算を開始する
。
。
演算B2:上述の(3)式におけると同様、現時点の作
動油圧pと最大押しのけ容積DmaXから、油圧ポンプ
モータ2の駆動軸1bに出力し得る最大出力トルクTm
axを算出する。
動油圧pと最大押しのけ容積DmaXから、油圧ポンプ
モータ2の駆動軸1bに出力し得る最大出力トルクTm
axを算出する。
演算B3:油圧ポンプモータ2における押しのけ容積を
最大押しのけ容積Dmaxに設定する。
最大押しのけ容積Dmaxに設定する。
演算B4:駆動トルクTtと最大出力トルクTmaxと
のトルク差dTを算出する。
のトルク差dTを算出する。
演算B5:現時点においてエンジン1が駆動軸1bに連
動状態にあると仮定した場合のエンジン1における回転
速度njを、変速機1aの変速比および駆動軸1bの回
転速度nから算出し、第6図の特性からその算出した回
転速度njにおいて、上記算出したトルク差dT分を出
力しうる1点のスロットル開度αjを求める。
動状態にあると仮定した場合のエンジン1における回転
速度njを、変速機1aの変速比および駆動軸1bの回
転速度nから算出し、第6図の特性からその算出した回
転速度njにおいて、上記算出したトルク差dT分を出
力しうる1点のスロットル開度αjを求める。
なお、第6図におけるに3ΦdTにおけるに3は、駆動
軸1bにおけるトルク差dTをエンジン1における出力
トルクに換算するため、トルク差dTに変速機1aにお
ける変速比を考慮した値となっているものである。
軸1bにおけるトルク差dTをエンジン1における出力
トルクに換算するため、トルク差dTに変速機1aにお
ける変速比を考慮した値となっているものである。
rA算B6:変速機1aにおけるクラッチを係合させて
ゆきながら、キャブレタ1gをそのアイドリング状態か
らスロットル開度αがα=αjへ向けて増大させられて
ゆ〈。
ゆきながら、キャブレタ1gをそのアイドリング状態か
らスロットル開度αがα=αjへ向けて増大させられて
ゆ〈。
すなわち、駆動軸1bに要求されている駆動トルクTt
に対して、油圧ポンプモータ2は出力し得る最大のTm
axを出力し、その不足分dTをエンジン1から出力す
ることになる。
に対して、油圧ポンプモータ2は出力し得る最大のTm
axを出力し、その不足分dTをエンジン1から出力す
ることになる。
演算B7:演算を第4図のメインプログラムに戻し、迂
つ第4図において演算は演算A2に戻す。
つ第4図において演算は演算A2に戻す。
以ヒの実施例において、エンジン1はガソリンエンジン
を例にしているが、エンジン1はディーゼルエンジンあ
るいはガスタービン等であってもよい、このようにエン
ジン1を他のエンジンに置換した場合は、キャブレタI
gがそのエンジンにおける出力動力の増減調節装置とな
る。
を例にしているが、エンジン1はディーゼルエンジンあ
るいはガスタービン等であってもよい、このようにエン
ジン1を他のエンジンに置換した場合は、キャブレタI
gがそのエンジンにおける出力動力の増減調節装置とな
る。
なお、上記第1図の実施例における検出器5bは、油圧
ポンプモータ2がモータ作用する場合の油圧管路入口に
おいて、その作動油圧pを検出するものであってもよい
。
ポンプモータ2がモータ作用する場合の油圧管路入口に
おいて、その作動油圧pを検出するものであってもよい
。
また、上記実施例においては、要求駆動トルクTtに対
して油圧ポンプモータ2からの最大出力トルクTmax
が不足しているとき、その不足分をエンジン1から追加
してゆく方法となっているが、この方法は下記のような
方法であってもよい。
して油圧ポンプモータ2からの最大出力トルクTmax
が不足しているとき、その不足分をエンジン1から追加
してゆく方法となっているが、この方法は下記のような
方法であってもよい。
例えば、公害問題を重視したバス等の車両において、通
常のルート走行においてはバッテリーによって走行し、
そのバッテリーの電力が不足した場合、あるいはそのバ
スが特に長距離の走行を必要とする場合にディーゼルエ
ンジンを使用するようなハイブリッド駆動となっている
構成において、第1図の油圧ポンプモータ2のブレーキ
エネルギ再利用機構が付設している場合である。
常のルート走行においてはバッテリーによって走行し、
そのバッテリーの電力が不足した場合、あるいはそのバ
スが特に長距離の走行を必要とする場合にディーゼルエ
ンジンを使用するようなハイブリッド駆動となっている
構成において、第1図の油圧ポンプモータ2のブレーキ
エネルギ再利用機構が付設している場合である。
このような場合、通常のルート走行時にはバッテリーの
電力とアキュームレータ3の油圧エネルギによって走行
しており、上記のように油圧ポンプモータ2からの最大
出力トルクTmaXが要求駆動トルクTtに達しないと
き、その不足分を上記のように、バッテリーからの電力
によって補うことになる。
電力とアキュームレータ3の油圧エネルギによって走行
しており、上記のように油圧ポンプモータ2からの最大
出力トルクTmaXが要求駆動トルクTtに達しないと
き、その不足分を上記のように、バッテリーからの電力
によって補うことになる。
また、上記のようにそのバッテリーを使用せずに、エン
ジン1に切り換えて走行する場合は、運転手がバッテリ
ーの使用からエンジン1への使用に切り換えて使用する
ことになる。
ジン1に切り換えて走行する場合は、運転手がバッテリ
ーの使用からエンジン1への使用に切り換えて使用する
ことになる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明における効果は
下記のとおりである。
下記のとおりである。
1)単一のブレーキペダル1hの操作によって、油圧ポ
ンプモータ2あるいは駆動輪1eにおけるブレーキ装置
による車両の走行エネルギを吸収することにおいて、ブ
レーキペダル1hの操作感覚は、常に従来における車両
と同様。
ンプモータ2あるいは駆動輪1eにおけるブレーキ装置
による車両の走行エネルギを吸収することにおいて、ブ
レーキペダル1hの操作感覚は、常に従来における車両
と同様。
駆動輪1eにおけるブレーキ装置の側のみによって車両
の走行エネルギを吸収する場合と同様の操作感覚となっ
て、同じブレーキペダル1hの踏み込み量であれば、そ
の車両の減速度は常に同じ値となっていることが可能と
なるものである。
の走行エネルギを吸収する場合と同様の操作感覚となっ
て、同じブレーキペダル1hの踏み込み量であれば、そ
の車両の減速度は常に同じ値となっていることが可能と
なるものである。
また、このように油圧ポンプモータ2と駆動輪1eにお
けるブレーキ装置のいずれかによってブレーキをかけ得
ることは、いずれか一方の側が故障しても、他方の側が
その故障を補償することができ、且つその補償する場合
であっても、上記のようにそのブレーキ感覚は同一とな
り、保安部品として、車両の走行を更に安全にすること
が可能となるものである。
けるブレーキ装置のいずれかによってブレーキをかけ得
ることは、いずれか一方の側が故障しても、他方の側が
その故障を補償することができ、且つその補償する場合
であっても、上記のようにそのブレーキ感覚は同一とな
り、保安部品として、車両の走行を更に安全にすること
が可能となるものである。
2)第2の発明においては、車両の走行エネルギを吸収
する方法として、駆動輪1eにおけるブレーキ装置と油
圧ポンプモータ2の一方あるいは両者によって、その走
行エネルギを吸収する場合、アキュームレータ3におけ
る作動油圧Pが未だ低く、そのことによって油圧ポンプ
モータ2におけるエネルギ吸収能力に不足が生じて゛い
るとき、駆動輪におけるブレーキ装置がそのブレーキ吸
収能力の不足分を補ってゆき、その不足分の補充も、ブ
レーキペダル1hの踏み込み量に相当して駆動輪におけ
るブレーキ装置のみが走行エネルギを吸収する場合と同
じレベルのブレーキ力をもって駆動輪にブレーキをかけ
てゆくようになっている。
する方法として、駆動輪1eにおけるブレーキ装置と油
圧ポンプモータ2の一方あるいは両者によって、その走
行エネルギを吸収する場合、アキュームレータ3におけ
る作動油圧Pが未だ低く、そのことによって油圧ポンプ
モータ2におけるエネルギ吸収能力に不足が生じて゛い
るとき、駆動輪におけるブレーキ装置がそのブレーキ吸
収能力の不足分を補ってゆき、その不足分の補充も、ブ
レーキペダル1hの踏み込み量に相当して駆動輪におけ
るブレーキ装置のみが走行エネルギを吸収する場合と同
じレベルのブレーキ力をもって駆動輪にブレーキをかけ
てゆくようになっている。
したがって、油圧ポンプモータ2の併用によって車両に
ブレーキをかけてゆく方法であっても、従来の駆動輪1
eにおけるブレーキ装置のみによって車両にブレーキを
かける場合と同じブレーキペダル1hの操作感覚をもっ
て車両を運転することが可能となるものである。
ブレーキをかけてゆく方法であっても、従来の駆動輪1
eにおけるブレーキ装置のみによって車両にブレーキを
かける場合と同じブレーキペダル1hの操作感覚をもっ
て車両を運転することが可能となるものである。
第1図は、本発明における車両のブレーキエネルギ回収
方法を実施するために使用する、自動車の駆動およびブ
レーキ系とその制御装置をシステム図によって示したも
のであり、第2図および第3図のそれぞれは、本発明に
おける車両のブレーキエネルギ回収方法を実施するため
に使用するフローチャートを示し、第4図および第5図
のそれぞれは、車両を油圧ボンブモ−タ2によって駆動
する場合に使用する演算のフローチャートを示し、第6
図は、エンジンlをガソリンエンジンとした場合の一般
的なエンジン特性を示したものである。 実施例に使用した主な符号は下記のとおりである。 ■=エンジン、 1b:、駆動軸、 1d:アクセ
ルペダル、 1e:駆動輪、 1g:キャブレタ、
1hニブレーキペダル、 2:油圧ポンプモータ
、 3:アキュームレータ、3a:パイロットチエツク
弁、 5:コントローラ、 5b、5c、5dおよび
5e:検出器特許出願人 三輪精機株式会社 代表者 西海悦史 第2図 第3図 第4図 第 5 図
方法を実施するために使用する、自動車の駆動およびブ
レーキ系とその制御装置をシステム図によって示したも
のであり、第2図および第3図のそれぞれは、本発明に
おける車両のブレーキエネルギ回収方法を実施するため
に使用するフローチャートを示し、第4図および第5図
のそれぞれは、車両を油圧ボンブモ−タ2によって駆動
する場合に使用する演算のフローチャートを示し、第6
図は、エンジンlをガソリンエンジンとした場合の一般
的なエンジン特性を示したものである。 実施例に使用した主な符号は下記のとおりである。 ■=エンジン、 1b:、駆動軸、 1d:アクセ
ルペダル、 1e:駆動輪、 1g:キャブレタ、
1hニブレーキペダル、 2:油圧ポンプモータ
、 3:アキュームレータ、3a:パイロットチエツク
弁、 5:コントローラ、 5b、5c、5dおよび
5e:検出器特許出願人 三輪精機株式会社 代表者 西海悦史 第2図 第3図 第4図 第 5 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、車両の走行中においてその車両を減速させるときは
、駆動輪に連動した駆動軸によって油圧ポンプモータを
駆動し、且つその駆動によって生じた該油圧ポンプモー
タからの圧油をアキュームレータに蓄積し、 その走行エネルギを上記のように油圧ポン プモータのみによって吸収可能なとき、その駆動におけ
る油圧ポンプモータの制御は、 a:ブレーキペダルの踏み込み量に相当し て、前記駆動輪におけるブレーキ装置のみによって該駆
動輪にブレーキがかけられていると仮定した場合の該駆
動輪におけるブレーキトルクを算出し、 b:該算出されたブレーキトルクの値と、 前記アキュームレータにおける作動圧力値から、その作
動圧力時において該算出されたブレーキトルクを吸収す
るに相当した前記油圧ポンプモータの押しのけ容積を算
出し、 c:該油圧ポンプモータにおける押しのけ 容積をその算出した押しのけ容積に制御してゆくように
している、 以上の作動を有している車両のブレーキエ ネルギ回収方法。 2、車両の走行中においてその車両を減速させるときは
、駆動輪に連動した駆動軸によって油圧ポンプモータを
駆動し、且つその駆動によって生じた該油圧ポンプモー
タからの圧油をアキュームレータに蓄積し、 その駆動における油圧ポンプモータの制御 は、 a:ブレーキペダルの踏み込み量に相当し て、前記駆動輪におけるブレーキ装置のみによって該駆
動輪にブレーキがかけられていると仮定した場合の該駆
動輪におけるブレーキトルクを算出し、 b:該算出されたブレーキトルクの値と、 前記アキュームレータにおける作動圧力値から、その作
動圧力時において該算出されたブレーキトルクを吸収す
るに相当した前記油圧ポンプモータの押しのけ容積を算
出し、 c:その算出した押しのけ容積が該油圧ポ ンプモータにおける押しのけ容積の最大値より小さいと
きは、該油圧ポンプモータにおける押しのけ容積をその
算出した押しのけ容積に制御してゆき、 d:その算出した押しのけ容積が該油圧ポ ンプモータにおける押しのけ容積の最大値より大きいと
きは、その押しのけ容積の最大値と該アキュームレータ
にわける現時点の作動油圧から出力し得る該油圧ポンプ
モータからの最大吸収トルクを算出し、且つ押しのけ容
積をその最大値に設定し、 e:該駆動輪に必要な前記算出されたブレ ーキトルクとその最大押しのけ容積における油圧ポンプ
モータの最大吸収トルクとの差分を求め、 f:前記駆動軸におけるブレーキ装置のブ レーキ油圧を、該ブレーキ装置が該トルクの差分のブレ
ーキ力を発揮するに相当したブレーキ油圧に設定する、 以上の作動からなる車両のブレーキエネル ギ回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1857388A JP2517344B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 車両のブレ―キエネルギ回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1857388A JP2517344B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 車両のブレ―キエネルギ回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197166A true JPH01197166A (ja) | 1989-08-08 |
JP2517344B2 JP2517344B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=11975361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1857388A Expired - Lifetime JP2517344B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 車両のブレ―キエネルギ回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517344B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020172973A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 株式会社豊田自動織機 | 制動力回生システム |
JP2021031290A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社豊田自動織機 | エンジン式フォークリフト |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP1857388A patent/JP2517344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020172973A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 株式会社豊田自動織機 | 制動力回生システム |
JP2021031290A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社豊田自動織機 | エンジン式フォークリフト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2517344B2 (ja) | 1996-07-24 |
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