JPH01196767A - 集合型光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、集合型光ディスク装置に関するものであり
、特に、その中に格納されている記録済みの全部の光デ
ィスクの記録内容について、定期的に順次再生させなが
ら所要のチエツクを行い、ある所定の基準を超えたエラ
ーが検出されたものに対して、その記録動作を再実行す
ることにより、当該光ディスクに記録されているデータ
が経年劣化することを確実に防止できるようにされた集
合型光ディスク装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来の光ディスク制御装置としては、例えば、特開昭６
０〜２２６０２６号公報に開示されたものを挙げること
ができる。これに開示されているものによれば下記のよ
うな動作がなされる。いま、記録動作を施している光デ
ィスクを構成する媒体に何等かの欠陥があり、その結果
として不良セクタが発生してしまったものとする。この
ときに、当該不良セクタを含むトララフにおける交代用
セクタが未使用状態であるものとすれば、この交代用セ
クタに対する記録動作の再実行をする。これに対して、
ある１個の不良セクタのために前記交代用セクタが既に
使用済みであって、別異の不良セクタが残存していたり
、または、この交代用セクタに対する記録動作自体に不
具合があったりしたときには、前記トラックとは別異の
交代用トラックへの記録動作の再実行をする。

第４図は、この種の光ディスク制御装置で使用される一
般的な光ディスクにおけるトラック、セクタの構成図で
ある。この第４図において、トラックはスパイラル状に
された溝からなるものであり、例えば、外周の第ｎトラ
ックについてみると、始点ｎ０から終点（ｎ＋１）。ま
での溝で構成されることになる。この第ｎトラックはＭ
等分されていて、Ｍ個のセクタを含むようにされている
。このＭ個のセクタの中で、第０〜第（Ｍ−１）セクタ
は通常の記録用セクタであり、また、第Ｍセクタは交代
用セクタであって、前記通常の記録用セクタのいずれか
に何等かの不具合があったときに交代して使用されるも
のである。また、ここでは図示されていないけれども、
第ｎトラックの更に外周に設けた第（ｎ＋１＞トラック
以降の何本かのトラックが交代用トラックとして使用さ
れる。

第５図は、従来例における記録動作のシーケンスを例示
するフローチャート図である。まず、適当な電源投入等
の起動動作に基づいて、装置の動作が開始される（Ｓ５
１）。次いで、ある所定のトラック（例えば、第ｎトラ
ック）に対する記録動作が行われる（Ｓ５２）。しかる
後に、先頭のセクタからのベリファイ処理が施される（
Ｓ５３）。即ち、第Ｏセクタから第（Ｍ−１）セクタま
でのベリファイ処理が、セクタ毎に順次に行われる。そ
して、次のステップ（Ｓ５４）において、このベリファ
イ処理が施されたセクタ中での不良セクタの存否が判定
される。

この存否の判定は、ある所定のセクタ内でのエラー・シ
ンボル数が、別に用意された基準値と比較されて、両者
の大小関係のいかんに基づいてなされることになる。

ステップ（Ｓ５４）でＮｏと判定されたとき、即ち、不
良セクタの不存在が確認されたときには、ステップ（Ｓ
５８）に移行して、次に続く記録動作の実行がなされる
ことになる。これに対して、このステップ（Ｓ５４）で
の判定の結果がＹｅｓであったとき、即ち、不良セクタ
の存在が確認されたときには、ステップ（Ｓ５５）に移
行して、交代用セクタ（即ち、第Ｍセクタ）が未使用で
あるか否かの判定がなされる。

ステップ（Ｓ５５）での判定の結果がＹｅｓであったと
きには、ステップ（Ｓ５６）に移行して、交代用セクタ
に対する所要の処理がなされる。即ち、不良セクタに記
録すべきであったデータが交代用セクタに記録されると
ともに、当該交代用セクタに対するベリファイ処理が施
される。これに対して、前記ステップ（Ｓ５５）での判
定の結果がＮｏであったときには、交代用セクタが使用
済みであることがら、図示されない交代用トラックに対
する所要の処理（Ｓ５７）がなされることになる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の集合型光ディスク装置は以上のように、光ディス
クへの記録動作がなされるときにだけ、その再生動作を
保証するための交代処理が行われて、再生動作が実際に
行われるときには前記のような交代処理は全く行われな
かった。このために、光ディスクが長期にわたる保存用
ファイルとして使用されるようなときには、当該光ディ
スクに及ぼされる経年変化に基づく、蓄積データの読み
取りの不具合を防止することが極めて困難であるという
問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、記録済みの全ての光ディスクを対象として、
順次に再生動作を実行しながら所定の交代処理を施すこ
とにより、経年変化にともなう光ディスク内の蓄積デー
タの読み取りの不具合を確実に防止できるようにされた
集合型光ディスク装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る集合型光ディスク装置は、光ディスク駆
動装置と、複数枚の光ディスクを格納しておく光ディス
ク格納棚およびエラー・カウント／訂正手段含金む集合
型光ディスク制御装置と、前配光ディスク駆動装置と前
記光ディスク格納棚との間で指定の光ディスクを搬送す
る光ディスク搬送装置を含む光ディスク制御装置とから
なるものである。

［作用］ この発明においては、光ディスク格納棚に格納されてい
る全部の光ディスクを対象とし、これらの光ディスクを
順次光ディスク駆動装置に装着して、その記録済み領域
における内容の再生を行いながら、所定の区域毎のエラ
ー・シンボル数をカウントしていき、前記所定の区域毎
のエラー・シンボル数のカウント値と別に用意された閾
値との比較の結果に依存して、該当の区域に対する交代
用区域での記録動作が再実行される。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は、この発明の一実施例である集合型光ディスク制御
装置を示すブロック図である。この第１図において、光
ディスク制御装置ｆ！　（１１）には、光ディスクの装
着や除去作業もできる光ディスク搬送手段が含まれてお
り、この光ディスク制御装着（１１）に接続されている
ものは、光ディスクを駆動するための適数個の光ディス
ク駆動装ｆｆ（１２）、および、複数枚の光ディスクを
格納しておく光ディスク格納棚とエラー・カウント／訂
正手段とを含む集合型光ディスク制御装置（１３）であ
って、これらにより、この発明の一実施例である集合型
光ディスク装置（１０）が構成されている。ここで、光
ディスク制御装置（１１）は、ＳＣＳＩ（Ｓｍａｌｌ　
Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　ＳｙＳ−ｔｅｍ　Ｉｎｔｅｒｆａｃ
ｅ）のようなインタフェースを介して、適当なホスト・
コンピュータ（図示されない）に接続されている。また
、光ディスク制御装置（１１）と光ディスク駆動装置（
１２）とは、ＥＳＤＩ（ＥｎｈａｎｃｅｄＳｍａｌｌ　
Ｄｅｖｉｃｅ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ＞のようなインタフ
ェースを介して相互に接続されている。更に、光ディス
ク制御装置（１１）と集合型光ディスク制御装置（１３
）とは、適当な制御用マイクロコンピュータにおけるシ
リアル・ボートを介して相互に接続されている。

第２図は、上記実施例の再生動作のシーケンスを例示す
るフローチャート図である。この第２図においては、前
記第４図に例示した光ディスクについて、その再生動作
がトラック単位でなされるものとする。まず、適当な電
源投入等の起動動作に基づいて、装置の動作が開始され
る（Ｓ２０１）。次いで、ある所定のトラック（例えば
、第ｎトラック）に対する再生動作および当該トラック
に含まれるセクタ毎のエラー・シンボル数のチエツクが
行われる（Ｓ２０２）、Ｌかる後に、対象のセクタ毎に
、前記エラー・シンボル数が所定の基準値を下回ってい
るか否かの判定がなされる（Ｓ２０３）。その判定の結
果がＹｅｓであったとき、即ち、全ての再生結果が正常
であったときには、ステップ（Ｓ２１３）に移行して、
次に続く再生動作が実行される。これに対して、前記ス
テップ（Ｓ２０３）の判定の結果がＮｏであったときに
は、再生結果に不具合があったことを示すことから、次
のステップ（Ｓ２０４）に移行して、光ディスク内の交
代用セクタおよび／または交代用トラックのチエツクを
行って、当該光トラックに記録動作を施されたときに何
等かの交代用処理が施されたか否かの判定をする。その
判定の結果がＹｅｓであったとき、即ち、交代用処理が
施されて、交代用セクタおよび／または交代用トラック
に対する交代の記録がなされていることが確認されたと
きには、交代用セクタまたは交代用トラックの内容の読
み取り（Ｓ２０５）、および、それに含まれるエラー・
シンボル数のチエツク（Ｓ２０Ｂ）がなされて、それら
が所定の基準値を下回っているか否かの判定がなされる
（Ｓ２０７）。このステップ（Ｓ２０７）での判定の結
果がＹｅｓであったときには、対象のトラックにおける
記録が正常になされていたものとしてステップ（Ｓ２１
３）に移行し、次に続く再生動作が実行される。これに
対して、ステップ（Ｓ２０４）またはステップ（Ｓ２０
７）での判定の結果がＮｏであったときには、ステップ
（Ｓ２０８）に移行して、ある所定の不具合の訂正が、
この実施例装置内のエラー訂正手段だけでは１能である
か否かの判定がなされる。その判定の結果がＹｅｓであ
ったとき、即ち、前記の不具合が訂正不能であると確認
されたときには、ステップ（５２１２）に移行して、例
えば、メンテナンス要員による点検を含む本格的なエラ
ー回復処理が施されることになる。これに対して、前記
ステップ（Ｓ２０８）での判定の結果がＮｏであったと
き、即ち、不具合の訂正が実施例装置内で可能であるも
のと判定されたときには、所要の交代処理（Ｓ２０９）
およびエラー・シンボル数のチエツク（Ｓ２１０）がな
されてから、当該エラー・シンボル数が所定の基準値を
下回っているか否かの判定がなされる（Ｓ２１１）。そ
の判定の結果がＹｅｓであったときには、対象のトラッ
クにおける記録が正常になされていたものとして、ステ
ップ（Ｓ２１３）に移行して、次に続く再生−動作が実
行される。これに対して、前記ステップ（Ｓ２１１）で
の判定の結果がＮｏであったときには、ステップ（Ｓ２
０９）に戻って、それ以降の動作が繰り返される。

第３図は、上記実施例において、複数枚の光ディスクが
順次に格納棚から取り出されて再生時チエツクを受ける
ときの動作シーケンスを例示するフローチャート図であ
る。まず、適当な電源投入等の起動動作に基づいて、装
置の動作が開始される（Ｓ３１）。次いで、対象とされ
る光ディスクの番号の初期値Ｎが設定される（Ｓ３２）
、次のステップ（Ｓ３３）においては、光ディスクの格
納棚のサーチがなされて、第Ｎ光ディスクの取り出し、
搬送および装着がなされる。次に、前記第２図で例示さ
れたと同様な態様で、装着された第Ｎ光ディスクに対す
る所要のベリファイ／交代処理が施される（Ｓ３４）。

しかる後に、前記第Ｎ光ディスクの排出、搬送および格
納がなされる（Ｓ３５）。次のステップ（Ｓ３８）にお
いて、最終ディスクであるか否かの判定がなされる。

その判定の結果がＹｅｓであったときには、ステップ（
Ｓ３７）に移行して作業が停止される。これに対して、
前記判定の結果がＮｏであったときには、ステップ（Ｓ
３８）で＋１操作がなされてから、即ち、Ｎ←（Ｎ＋Ｉ
）なる操作がなされてからステップ（Ｓ３３）に戻り、
次に続く光ディスクに対する所要の操作が施されること
になる。

［発明の効果］ 以上説明されたように、この発明に係る集合型光ディス
ク装置は、光ディスク駆動装置と、複数枚の光ディスク
を格納しておく光ディスク格納棚およびエラー・カウン
ト／訂正手段を含む集合型光ディスク制御装置と、前記
光ディスク駆動装置と前記光ディスク格納棚との間で指
定の光ディスクを搬送する光ディスク搬送装置を含む光
ディスク制御装置とから構成されており、前記光ディス
ク格納棚に格納されている全部の光ディスクを対象とし
、これらの光ディスクを順次光ディスク駆動装置に装着
して、その記録済み領域における内容の再生を行いなが
ら、所定の区域毎のエラー・シンボル数をカウントして
いき、前記所定の区域毎のエラー・シンボル数のカウン
ト値と別に用意された閾値との比較の結果に依存して、
該当の区域に対する交代用区域での記録動作が再実行さ
れるものであることから、例えば、アクセス頻度の低い
データが蓄積された光ディスクでも強制的に内容チエツ
クがなされることになり、その結果として、光ディスク
内でのデータについて、いわゆるアップツーデートがな
されて、経年変化にともなう品質の劣化をともなうこと
なくＮ積しておくことができるという効果が奏せられる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例である集合型光ディスク
装置を示すブロック図、第２図は、上記実施例における
光ディスクの再生動作時の説明をするためのフローチャ
ート図、第３図は、上記実施例における光ディスクの取
り出し、搬送等の説明をするためのフローチャート図、
第４図は、−鍛的な光ディスクのトラック、セクタ構成
の説明をするための構成図、第５図は、従来例における
光ディスクの記録動作時の説明をするためのフローチャ
ート図である。 （１０）は集合型光ディスク装置、（１１）は光ディス
ク制御装置、（１２）は光ディスク駆動装置、（１３）
はｆ′：埋入　　　　１戎　　迎只貝　　　二、ｊＰＩ
Ｆ）５図 手続補正書 昭和６３年７　月２９日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ディスク駆動装置と、複数枚の光ディスクを格
   納しておく光ディスク格納棚およびエラー・カウント／
   訂正手段を含む集合型光ディスク制御装置と、前記光デ
   ィスク駆動装置と前記光ディスク格納棚との間で指定の
   光ディスクを搬送する光ディスク搬送装置を含む光ディ
   スク制御装置とからなる集合型光ディスク装置であつて
   、前記光ディスク格納棚に格納されている全部の光ディ
   スクを対象とし、これらの光ディスクを順次光ディスク
   駆動装置に装着して、その記録済み領域における内容の
   再生を行いながら、所定の区域毎のエラー・シンボル数
   をカウントしていき、前記所定の区域毎のエラー・シン
   ボル数のカウント値と別に用意された閾値との比較の結
   果に依存して、該当の区域に対する交代用区域での記録
   動作が再実行されることを特徴とする集合型光ディスク
   装置。