JPH0736632A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0736632A
JPH0736632A JP5176959A JP17695993A JPH0736632A JP H0736632 A JPH0736632 A JP H0736632A JP 5176959 A JP5176959 A JP 5176959A JP 17695993 A JP17695993 A JP 17695993A JP H0736632 A JPH0736632 A JP H0736632A
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JP
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drive
disk
data
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JP5176959A
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Inventor
Akira Saito
明 斉藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、複数のドライブに装填される光デ
ィスク間で冗長性のある記憶方式の管理下で、ドライブ
自体の故障の際には、新たな空白の光ディスクへの復旧
動作が行われず、長時間の無駄な処理が行われることを
回避することができ、ドライブ自体の故障の際の復旧時
間を短縮することができる。 【構成】この発明は、複数のドライブに装填される光デ
ィスク8a、…間で冗長性のある記憶方式の管理下で、
所定のドライブでエラーが生じた場合に、光ディスクを
バックアップ用のドライブRに移動し、そのドライブR
で装填された光ディスクのデータを確認し、光ディスク
の正当性が確認された場合に、運用を再開するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば光ディスク
がそれぞれ装填される複数のドライブを有し、各ドライ
ブに装填されている光ディスクにデータを記憶したり、
あるいは光ディスクからデータを読出すディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高速なデータ転送と耐故障性とい
う課題に対して、この課題を解決するものとして、ディ
スク・アレイ(ディスク装置)が製品化されている。こ
のようなディスク・アレイとして、1ビットあるいは複
数ビットのパリティを用いた、RAID(Redundant Ar
rays of Inexpensive Disks )(日経コンピュータ199
2.3.9,pp87-99参考)が製品化されている。
【0003】このようなディスク・アレイは、ディスク
装置としてのドライブを数台から数十台並べ、これらに
分散してデータを記録し、並列にアクセスする装置であ
る。このディスクの並列化により高速なデータ転送速度
が得られるようになっている。ディスク・アレイにはデ
ータ用のディスクの他にエラー訂正コード用のディスク
が付加されているため、耐故障性を低コストで実現して
いる。ドライブのうち1台が故障してもデータを復元し
て正常に動作できるようになっている。
【0004】上記ディスクとしては、磁気ディスク(H
D)あるいは光ディスク(OD)などが用いられるよう
になっている。しかし、このような装置では、空白ディ
スクを入れたバックアップ用ドライブが待機しており、
1つのドライブでエラーが生じた場合、そのドライブに
装填されているディスクと冗長を持たせた他のディスク
が他のドライブに装填されている状態で、エラーとなっ
たドライブ以外のドライブに装填されているディスクの
データを元に、データを生成し、その生成したデータを
バックアップ用ドライブRに装填されているディスクに
記憶し、上記エラーが生じたドライブに装填されている
ディスクのデータを復旧するようになっている。この復
旧後は、バックアップ用ドライブを上記エラーが生じた
ドライブの代りとして再開する。
【0005】しかし、このような装置では、ドライブ自
体の故障か、ディスクの異常かにかかわらず、上記復旧
動作を行っていた。このため、ディスクのデータとして
は異常がなかったり、あるいは最後に記憶したデータに
だけ異常がある場合でも、新たな空白ディスクに復旧動
作を行っているので、無駄が生じていた。
【0006】すなわち、ドライブ自体の故障の場合には
ディスクの交換で対処できるのに、新たな空白ディスク
への復旧動作が行われてしまっていた。特に、12イン
チの光ディスクの場合、記憶容量が8.5ギガバイト
(GB)もあり、この光ディスクの復旧動作を行った場
合、最大「4枚×8.5ギガバイト」のデータのリード
と「8.5ギガバイト」のデータのライトとが必要とな
り、長時間の処理となっており、上記問題が大きなもの
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ドライブ自体
の故障の際にも新たな空白ディスクへの復旧動作が行わ
れてしまっていたため、長時間の無駄な処理が行われて
いたという問題があった。
【0008】そこで、この発明は、ドライブ自体の故障
の際には、新たな空白ディスクへの復旧動作が行われ
ず、長時間の無駄な処理が行われることを回避すること
ができ、ドライブ自体の故障の際の復旧時間を短縮する
ことができるディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のディスク装置
は、ディスクに対してデータの再生あるいはデータの記
憶を行う複数台の第1のディスクドライブを用いて冗長
性のあるディスク管理を行うものにおいて、バックアッ
プ用の第2のディスクドライブを備え、上記第1のディ
スクドライブにそれぞれ設けられ、データの再生あるい
はデータ記憶時のエラーの発生を検知する検知手段、こ
の検知手段によりエラーが検知された際に、上記第1の
ディスクドライブに装填されているディスクを上記第2
のディスクドライブに装填する装填手段、上記第2のデ
ィスクドライブに設けられ、上記装填手段により上記第
2のディスクドライブにディスクが装填された際に、装
填されるディスクのデータが正しく再生できるか否かを
判定する判定手段、およびこの判定手段によりディスク
のデータが正しく再生できると判定された際に、上記第
2のディスクドライブを上記エラーが生じたディスクド
ライブの代替として処理する処理手段から構成されてい
る。
【0010】この発明のディスク装置は、複数台のドラ
イブに装填されるディスクに対して、データとエラー訂
正データとを冗長性を持たせて記憶するものにおいて、
復旧用のドライブを設け、上記複数台のドライブで発生
するエラーを検知する検知手段、この検知手段によりエ
ラーが検知された際に、エラーが検知されたドライブに
装填されているディスクを復旧用のドライブに装填する
装填手段、この装填手段により復旧用のドライブに装填
されたディスクが異常か否かを判定する判定手段、この
判定手段によりディスクの異常でないと判定された場合
に、上記エラーが生じたドライブの代りに復旧用のドラ
イブを用いる第1の処理手段、および上記判定手段によ
りディスクの異常であると判定された場合に、上記復旧
用のドライブにディスクを装填し、上記エラーが生じた
ドライブ以外の他のドライブに装填されているディスク
に記憶されたデータを用い、これらのデータの排他的論
理和によりデータを生成して復旧用のドライブに装填さ
れたディスクに記憶する第2の処理手段から構成されて
いる。
【0011】
【作用】この発明は、複数台のドライブに装填されるデ
ィスクに対して、データとエラー訂正データとを冗長性
を持たせて記憶するものにおいて、復旧用のドライブを
用意し、上記5台のドライブの1つのドライブでエラー
が生じた際に、そのドライブに装填されているディスク
を復旧用のドライブに装填し、ディスクが異常か否かを
判定し、ディスクが異常でなかった場合に、上記エラー
が生じたドライブの代りに復旧用のドライブを用いるよ
うにし、ディスクが異常であった場合は、上記復旧用の
ドライブに空白ディスクを装填し、上記エラーが生じた
ドライブ以外の他のドライブに装填されているディスク
からのデータの排他的論理和によりデータを生成し、こ
のデータを復旧用のドライブにより空白ディスクに記憶
することにより、復旧するようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、1ビットパリティを用いた、
RAIDであり、光ディスクのドライブを5台用いたR
AIDシステムとしてのディスク装置の全体を示すブロ
ック図である。
【0013】このディスク装置は、ホストコンピュータ
1、ドライブ制御装置2、5枚以上の光ディスク8a、
…を扱うドライブ3〜7、復旧(バックアップ)用のド
ライブR、および装填機構10によって構成されてい
る。
【0014】ホストコンピュータ1は、種々のファイル
情報を扱うものである。ドライブ制御装置2は、各ドラ
イブ3、〜7、Rの動作制御、光ディスク8a、…の管
理、RAID管理を行うものである。光ディスク8a、
…は、順に光ディスク番号として0、1、2、…が付与
されている。
【0015】ホストコンピュータ1とドライブ制御装置
2はバス9によって接続され、光ディスク8a、…へフ
ァイルデータのリードおよびライトをドライブ制御装置
2を介して行える。ドライブ制御装置2とドライブ3、
〜7、Rはそれぞれ独立に接続されており、ドライブ
3、〜7、Rは並列に動作可能である。また、光ディス
ク8a、…は、装填機構10によりドライブ3、〜7、
Rのいずれにも自由に装填、取り外しが可能である。ド
ライブ制御装置2は、ホストコンピュータ1からは単一
ドライブとして見え、RAID管理下の光ディスク8
a、…へのファイルデータのリード、ライトを、単一ド
ライブへのリード、ライトと同様に行える。
【0016】上記復旧用のドライブRは、光ディスクが
装填されていない状態で待機しているものであり、上記
ドライブ3、〜7のいずれか1つのドライブでエラーが
生じた際に、そのドライブに装填されていた光ディスク
が装填され、この装填された光ディスクのデータの正当
性(妥当性)が判定され、正当性が確認された場合に、
上記エラーの生じたドライブの代替として作動するもの
である。
【0017】上記ドライブ3、〜7、Rには、それぞれ
エラー判定部3a〜7a、Raが設けられている。エラ
ー判定部3a〜7aは、データのライト時、ライトした
データをリードして不一致の場合にエラーと判定し、デ
ータのリード時、リードしたデータの妥当性つまりリー
ドしたデータが正しいか否かによりエラーを判定するも
のである。
【0018】エラー判定部Raは、装填された光ディス
ク8aにデータがどこまで書かれているか、それぞれの
データの妥当性つまり書かれているデータが正しいか否
かを確認する。たとえば、最後のデータだけが正しく書
かれていない場合は、光ディスク8aが正常と判定す
る。それ以外のデータが正しく書かれていなかった場合
は、光ディスク8aが異常と判定する。
【0019】図2はドライブ制御装置2のブロック構成
図を示している。ドライブ制御装置2は、ライトデータ
生成部11、リードデータ生成部12、選択回路13、
および中央管理部14により構成されている。
【0020】ライトデータ生成部11は、ホストコンピ
ュータ1から供給されるセクタ単位(1Kバイト、51
2バイト)のライトデータを受入れ、4セクタ分受入れ
た際に選択回路13を介して各ドライブ3〜6にセクタ
単位で分配するとともに、その4セクタのライトデータ
に対するパリティデータを選択回路13を介してドライ
ブ7へ出力するものである。
【0021】リードデータ生成部12は、中央管理部1
4から供給されるコントロールデータcdに応じて、ド
ライブ3、〜7、Rから選択回路13を介して供給され
る読出しデータをそのままリードデータとしてホストコ
ンピュータ1へ出力したり、ドライブ3、〜7、Rの中
の4つのドライブから選択回路13を介して供給される
読出しデータからリードデータを生成してホストコンピ
ュータ1へ出力するものである。
【0022】選択回路13は、ドライブ3、〜7にエラ
ーが生じていない場合、ライトデータ生成部11やリー
ドデータ生成部12とドライブ3、〜7との間でのデー
タ転送がRAIDの管理下で行われているものである。
選択回路13は、ドライブ3、〜7の1つのドライブで
エラーが生じている場合に、そのエラーが生じたドライ
ブの代替としてドライブRが選択されるようになってい
る。
【0023】中央管理部14は、上記各部を制御するこ
とにより、ドライブ制御装置2の全体を制御するもので
ある。中央管理部14は、ホストコンピュータ1から供
給されるリードの指示、つまりリードする光ディスクと
記憶アドレスの指示データに応じて、リードデータ生成
部12にリードの指示としてのコントロールデータcd
を出力するとともに、ドライブ3〜7に記憶アドレスを
出力し、上記ドライブ3〜7にリードする光ディスクが
装填されていない際に、装填機構10を用いてドライブ
3〜7に所望の光ディスクを装填したり、あるいはリー
ドデータ生成部12で生成させるものである。
【0024】中央管理部14は、装填機構10による装
填や取出し動作を制御するものである。次に、上記装填
機構10を、図3を用いて説明する。
【0025】上記装填機構10は、前面にディスクカセ
ット50を前後方向に水平状態で出入し得る出入口51
が設けられている。また、内部には、上記出入口51を
介してディスクカセット50の搬入及び搬出を行う搬入
搬出装置52、この搬入搬出装置52により搬入された
ディスクカセット50を複数個収納し得る収納部53、
上記搬入したディスクカセット50内の光ディスク8
a、…に対して情報の記憶および読出しを行う5台のド
ライブ3〜7と復旧用ドライブR、およびこれらドライ
ブ3〜7、Rと搬入搬出装置52と上記収納部53との
相互間でディスクカセット50を搬送する搬送装置54
が設けられている。そして、上記収納部53および5台
のドライブ3〜7と復旧用ドライブRは上下方向すなわ
ち縦方向に配置されている。
【0026】上記収納部53は、多数のディスクカセッ
ト50…を水平状態かつ後部を突出した状態で上下方向
に所定間隙を存在して積層収納し得るようになってい
る。そして、背面側からディスクカセット50を収納し
たり、取り出したりすることができるようになってい
る。
【0027】上記搬入搬出装置52は、たとえば収納部
53の中央部に配置され、ディスクカセット50を、出
入口51から収納部53の右端部に、収納部53に既に
収納された他のディスクカセット50…と同一状態にな
る位置まで搬送するとともに、収納部53の右端部から
出入口51まで搬送する構成となっている。
【0028】次に上記搬送装置54を詳述する。上記図
中55はフレームであり、このフレーム55には一対の
ガイドシャフト56、56が平行に配置されている。そ
して、これらのガイドシャフト56、56は、キャリッ
ジ57、57が架設され、移動自在となっている。ま
た、上記フレーム55には、各ガイドシャフト56、5
6の上端部および下端側にローラ58…が軸支され、上
下のローラ58…間には、各ガイドシャフト56、56
に沿って無端走行するようにベルト59、59が掛け渡
されている。また、下端側のローラ58、58はシャフ
ト60により一体に回転するようになっており、このシ
ャフト60にはサーボモータ61の駆動力がプーリ6
2、ベルト63およびベルト64等を介して伝達される
ようになっている。そして、上記ベルト59、59の一
部がキャリッジ57、57に連結されていて、サーボモ
ータ61が正逆回転することによりキャリッジ57、5
7が上下方向に移動するようになっている。また、シャ
フト60の他端には、絶対値エンコーダ65が取付けら
れており、サーボモータ61の正逆回転が、プーリ6
2、ベルト63およびベルト64等を介してシャフト6
0に取付けられたローラ58、58に伝えられ、上下の
ローラ58、58…間に掛け渡されているベルト59、
59によりキャリッジ57、57が上下動しても、シャ
フト60の回転を絶対値エンコーダ65にて検出するこ
とにより、常にキャリッジ57、57の絶対位置が検出
されるようになっている。
【0029】また、上記収納部53には、ディスクカセ
ット50…が傾いた状態で収納され、この収納部53と
同角度に上記2連搬送枠67の回転中心シャフト(図示
しない)が傾斜され、これにより2連搬送枠67も傾斜
されている。また、この傾きに合わせて、上記ドライブ
3、〜7、Rのディスク挿入口3b、〜7b、Rbよ
り、ディスクカセット50の挿入取り外しが行われるよ
うになっている。
【0030】次に、上記のような構成において、図4に
示すフローチャートを参照しつつ動作を説明する。たと
えば今、光ディスク8a、…8eがドライブ3、…7に
装填されている状態において、データのライト時に、ド
ライブ3のエラー判定部3aによりエラーが判定された
場合、ドライブ3は光ディスク8aの代替領域に上記ラ
イトデータを記憶し、エラー判定部3aによりエラーか
否かを判定し、エラーでなかった場合、その代替領域を
メモリ(図示しない)で管理し、以後の処理を続行す
る。
【0031】代替領域でのライト時もエラーだった場
合、ドライブ制御装置2はその光ディスク8aを装填機
構10を駆動してドライブ3から取外し、バックアップ
用のドライブRに装填する。
【0032】このバックアップ用のドライブRのエラー
判定部Raにより、装填された光ディスク8aにデータ
がどこまで書かれているか、それぞれのデータの妥当性
つまり書かれているデータが正しいか否かを確認する。
たとえば、最後のデータだけが正しく書かれていない場
合は、光ディスク8aが正常と判定する。それ以外のデ
ータが正しく書かれていなかった場合は、光ディスク8
aが異常と判定する。
【0033】ここで、光ディスク8aの異常が判定され
た際、ドライブ制御装置2は従来の処理を行う。たとえ
ば、まず、ドライブRにデータの記憶されていない光デ
ィスクを装填し(上記光ディスク8aは取外してリジェ
クトされる)、ドライブ4、〜7に装填されている光デ
ィスク8b、〜8eのブロック単位のデータを順次読出
し、リードデータ生成部12でそれらの排他的論理和を
演算することにより得られるデータを、ドライブRの光
ディスクに記憶する。
【0034】上記確認で光ディスク8aの正当性が確認
された場合、ドライブ制御装置2は上記エラーを検知し
たドライブ3のエラーと判定し、そのバックアップ用の
ドライブRを上記エラーを検知したドライブ3の代わり
(代替)に用いるようにする。
【0035】また、この際、つまりデータのライト時に
エラーが発生した場合、最後のデータが壊れている場合
が多い、そのデータのみを他の4つのドライブの対応ア
ドレスからの読取データの排他的論理和演算により、対
応するデータを生成し、この生成したデータをバックア
ップ用のドライブR内の光ディスク8aの同一アドレス
に記憶する。
【0036】また、ドライブRでライトするデータは、
光ディスクに正しく書かれるまで、ライトデータ生成部
11内のバッファ(図示しない)に保持し、ライトエラ
ーに備えるようにしても良い。
【0037】また、データのリード時にドライブ3、…
7のいずれかでエラーが生じた場合も上記同様に動作す
るようになっている。したがって、ライト時、リード時
ともドライブエラーであれば以上のような方法で運用再
開までの時間を短縮できる。この際、光ディスクのエラ
ーのときは従来どおりの方法で再構築を行う。
【0038】上記したように、所定のドライブでエラー
が生じた場合に、光ディスクをバックアップ用のドライ
ブに移動し、そのドライブで装填された光ディスクのデ
ータを確認し、光ディスクの正当性が確認された場合
に、運用を再開することで、データ復旧時間を短縮する
ことができる。
【0039】また、復旧時にデータを一から再構築する
のでなく、ディスクをバックアップ用ドライブに移して
そのデータを検証して用いるので、運用再開までの時間
が大幅に短縮される。
【0040】また、光ディスクが故障していなければデ
ータチェックだけで良いので、従来例に比べて運用再開
までの時間が大幅に短縮される。これにより、ドライブ
エラーの復旧時にデータを最初からすべて再構築するの
でなく、ディスクをバックアップ用のドライブに移して
そのデータを検証して用いるので、運用再開までの時間
が大幅に短縮される。
【0041】また、エラーの生じたドライブのディスク
を復旧用のドライブへ装填する手段として、装填機構が
用いられたが、オペレータによる交換操作であっても良
い。この場合でも、空白ディスクへの復旧作業として再
構築方法は数時間から1日のオーダーになるので、装填
機構あるいはオペレータのマニュアル操作による数秒か
ら数分の操作時間の違いは問題にならない。
【0042】また、上記光ディスク装置としては、RA
ID5として運用しているものであっても、RAID
1、3、4で運用しているものであっても同様に実施で
きる。たとえば、RAID1(ミラーリング)で運用す
る場合には、従来、1ドライブ分のデータを転送してバ
ックアップを構築する必要があるのに対して、ディスク
を移動して検証してから使用するようにできるので、運
用再開までの時間が短縮される。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ドライブ自体の故障の際には、新たな空白ディスクへの
復旧動作が行われず、長時間の無駄な処理が行われるこ
とを回避することができ、ドライブ自体の故障の際の復
旧時間を短縮することができるディスク装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における情報処理装置の概
略構成を示すブロック図。
【図2】ドライブ制御装置の概略構成を示すブロック
図。
【図3】装填機構の内部構成を示す斜視図。
【図4】動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 2…ドライブ制御装置 3〜7…ドライブ R…復旧用のドライブ 8a、〜…光ディスク 10…装填機構 11…ライトデータ生成部 12…リードデータ生成部 13…選択回路 14…中央管理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに対してデータの再生あるいは
    データの記憶を行う複数台の第1のディスクドライブを
    用いて冗長性のあるディスク管理を行うディスク装置に
    おいて、 バックアップ用の第2のディスクドライブを備え、 上記第1のディスクドライブにそれぞれ設けられ、デー
    タの再生あるいはデータ記憶時のエラーの発生を検知す
    る検知手段と、 この検知手段によりエラーが検知された際に、上記第1
    のディスクドライブに装填されているディスクを上記第
    2のディスクドライブに装填する装填手段と、 上記第2のディスクドライブに設けられ、上記装填手段
    により上記第2のディスクドライブにディスクが装填さ
    れた際に、装填されるディスクのデータが正しく再生で
    きるか否かを判定する判定手段と、 この判定手段によりディスクのデータが正しく再生でき
    ると判定された際に、上記第2のディスクドライブを上
    記エラーが生じたディスクドライブの代替として処理す
    る処理手段と、 を具備したことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 複数台のドライブに装填されるディスク
    に対して、データとエラー訂正データとを冗長性を持た
    せて記憶するディスク装置において、 復旧用のドライブを設け、 上記複数台のドライブで発生するエラーを検知する検知
    手段と、 この検知手段によりエラーが検知された際に、エラーが
    検知されたドライブに装填されているディスクを復旧用
    のドライブに装填する装填手段と、 この装填手段により復旧用のドライブに装填されたディ
    スクが異常か否かを判定する判定手段と、 この判定手段によりディスクの異常でないと判定された
    場合に、上記エラーが生じたドライブの代りに復旧用の
    ドライブを用いる第1の処理手段と、 上記判定手段によりディスクの異常であると判定された
    場合に、上記復旧用のドライブにディスクを装填し、上
    記エラーが生じたドライブ以外の他のドライブに装填さ
    れているディスクに記憶されたデータを用い、これらの
    データの排他的論理和によりデータを生成して復旧用の
    ドライブに装填されたディスクに記憶する第2の処理手
    段と、 を具備したことを特徴とするディスク装置。
JP5176959A 1993-07-16 1993-07-16 ディスク装置 Pending JPH0736632A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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