JPH01196542A - ガリソン・アルコールなどの流体混合比検出装置 - Google Patents

ガリソン・アルコールなどの流体混合比検出装置

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JPH01196542A
JPH01196542A JP63021472A JP2147288A JPH01196542A JP H01196542 A JPH01196542 A JP H01196542A JP 63021472 A JP63021472 A JP 63021472A JP 2147288 A JP2147288 A JP 2147288A JP H01196542 A JPH01196542 A JP H01196542A
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emitting element
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JP63021472A
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English (en)
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Shigeru Miyata
繁 宮田
Kiyotaka Ono
大野 清隆
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、外周側面を流体が流動する透光体からの光
を入射させ、全反射する光量により透光体の流体に対す
る屈折率が判定できることを適用したガソリン・アルコ
ールなどの流体混合比検出装置。
[従来の技術とその課題] 例えば、自動車の内燃機関にあっては、近年では燃料に
ガソリンとアルコールとの混合燃料を用いることが考え
られてい番。この混合燃料で良好な機関の出力を得るに
は、混合比を連続的に検知して、この情報を自動燃焼制
御装置にフィードバックして最適の燃料流量を確保する
必要がある。
このため燃料の混合比検出装置が必要になっており、こ
の検出装置には、例えば実開昭62−121547号公
報や特開昭62−180244号公報に見られるものが
あるが、−ffiには両端に発光素子および受光素子を
配置した円柱状の透光体を備え、この透光体の外周面に
混合燃料を流動させるように構成している。この態様に
て、発光素子により透光体との境界部で全反射して長手
方向に通過させ、透光体を通過した光を受光素子が受は
発生する出力を検知している。この出力の如何により透
光体の流体に対する屈折率を測定できることから、この
屈折率に基づいて燃料の混合比を算出している。
しかしながら、発光素子および受光素子を透光体の両端
にそれぞれ配置しているため、これらの素子を収納する
ケースが個別に要求され、構造の複雑化を招きコスト的
に不利になるとともに、組立て工数が増加し生産性の低
下に繋がる虞がある。
[発明の目的] この発明は上記の期待に応えるべくなされたもので、そ
の目的は特に厚み方向寸法を小さくでき薄型化が図られ
構造のコンパクト化が図られ、コスト的に有利になると
ともに、別々のケースが要らず組立て工数を削減でき生
産性の向」−につながるなどといった効果を有するガソ
リン・アルコールなどの流体混合比検出装置を提供する
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、筒状のケース内に配置され、外周面が異種類
から成る混合流体と接触するように位置する平坦状の透
光体と、前記ケース内に該混合流体とは反対側で前記透
光体と平行状態となるように配置された基板と、この基
板」−に前記透光体にそれぞれ対向するとともに、互い
に所定の間隔を余すように配置された発光素子および受
光素子と、この発光素子からの光を前記透光体内を透過
して、該透光体と前記混合流体との境界部に臨界角より
も小なる角度で入射した光を全て屈折させて、臨界角よ
りも大なる角度で入射した光を全反射して、前記透光体
を透過して前記受光素子に入射するようにしたことと、
前記多″−ス内で前記透光体と前記基板との間に密封状
態に充填された透光性の樹脂部材と、この樹脂部材の充
填時に生ずる気泡を外部に逃がすように形成されたガス
抜き通路とを備えている。
また、前記樹脂部材は、エポキシ樹脂から形成している
また、前記ガス抜き通路は、前記基板と前記ケースとの
間に前記基板の寸法を小さく設定することにより形成し
ている。
さらに、前記ガス抜き通路は、前記基板に形成され前記
ケース内に連通する貫通孔としている。
加えて、前記受光素子の前記発光素子から離れた側に隣
接状態に位置するように温度補償用の受光素子が設置さ
れ、この補償用の受光素子の出力を一定とすべく前記発
光素子の発光量を維持するように該発光素子に対する給
電量を制御する補償回路を具備している。
[作用および効果] 上記の如く構成した本発明によれば、発光素子および受
光素子の双方が透光体の同一側に存するので、厚み方向
の寸法が小さくなり、薄型化が可能となり、しかも発光
素子および受光素子を収容するには単一のケースで済み
コストの有利性とともに組立て工数が減り、良好な生産
性が得られる。
また、透光体とケースの基板との間には、樹脂部材を充
填して、空気層が生ずることを排除しているが、ガス抜
き通路を設けたので、充填時には適宜の吸引装置を用い
ることにより空気などがガス抜き通路から外部に排出さ
れ、樹脂部材内に気泡が残留することがなくなり、光の
透光が妨げられず高精度の測定が可能となる。
また、樹脂部材としてはエポキシ樹脂が用いられ、ガス
抜き通路としては、基板を径小に形成し、てケースとの
間に生ずる隙間を利用したり、基板に明けた貫通孔を利
用している。
さらに、補償用受光素子を設け、受光素子と発光量を一
定に維持する補償回路を設けたので、周囲温度により臨
界角と発光素子と受光素子の特性の変化を補償できて、
高精度の測定が可能となる。
[実施例コ 以下この発明を自動車の内燃機関に適用した各実施例を
図面を参照して説明する。
先ず、第1図および第4図に示す第1実施例において、
1は屈折率検出用のセンサで、これは後述する第9図に
示すように、電子式燃料噴射装置において、ガソリンと
アルコールとの混合燃料液Lqを収容した燃料タンク2
0とプレッシャレギュレータ23とを連結するパイプ2
3a付けられている。このパイプ23aの壁には、取付
口2が内外を貫通する状態に形成されている。
Kは段付円筒状に形成した偏平なケース、これの径小部
に、は取付口2内にシール用のO−リングRoを介して
液密に嵌合され、フランジ状の径大部KLはパイプ23
aの外周面に接触状態に位置している。3は、例えばフ
リントガラスから成る透光体で、これは平坦な円板状に
形成され径小部に3の開口部を開基する状態に嵌め込ま
れている。4は円形の基板で、これは径大部KLに嵌合
状態に取付けられている。かかる基板4の円弧部のうち
互いに対向する二位置部分は、第3図および第4図に示
す如く切削などにより直線状に除去され、これによりケ
ースにの内部と外部とを連通させるガス抜き通路P、を
形成している。
さらに、基板4」−には、ともにチップ状を成す発光素
子5および受光素子6が所定の距離を隔てるとともに、
互いに同一面」−となるように設けられている。PDc
は補償用の受光素子で、これは基板4に発光素子5とは
反対側になる位置関係で受光素子6と隣接状態に設けら
れている0Mはエポキシ樹脂などの透光性の樹脂部材で
、これは、基板4の取付けに先だってケース内に充填さ
れ、透光体3と基板4との間の空間を充たすように配さ
れ、発光素子5と受光素子6および補償用の受光素子P
Dcを一体的にモールドしている。
しかして、発光素子5から発せられた光は、樹脂部材M
および透光体3を通過して、透光体3と混合燃料液Lq
との境界部BOに至るが、この境界部Boに臨界角より
小の角度で入射した光は全て混合燃料液Lq側に屈折し
、臨界角より大で入射した光は全反射し、透光体3およ
び樹脂部材Mを通って受光素子6および補償用の受光素
子PDOに到達する。このとき、補償用の受光素子PD
Cは、混合燃料液の混合比に関係なく常に一定量の光を
受けるように設定されている。
ところで、エポキシ樹脂の如き樹脂部材Mは被測定流体
と比べて光の屈折率が大きく、光が境界部BOで反射し
て透光体3から出る際に樹脂部材Mとの境界で反射して
しまうことを防いでいるが、樹脂部材Mの充填に伴い不
可避的に内部に気泡が生じ、光の通過を妨げ、ひいては
受光素子6の受ける光量が正規の量から変動して不正確
になり、後述する混合比の測定精度が低下する原因とな
る。
これに対して上記の構成では、基板4とケースにとの間
にガス抜き通路Paを形成したので、エポキシ樹脂の充
填に伴い、真空室などを利用してガス抜き3i1回路P
cを介して吸引することによりケースに内や樹脂部材M
に生ずる気体が外部に排除され、気体が気泡などとなっ
て樹脂部材M内に残留することがない。これにより透光
体3を通過する光量に変動が生ぜず正規の光量に維持さ
れ、後述する混合比の測定に高い精度が得られる。
また、発光素子5および受光素子6を透光体3に対して
同一面側に設置したので、厚み方向の寸法を小さく設定
でき構造のコンパクト化に寄与する。しかも、発光素子
5および受光素子6を収容するためのケースは単一のも
のでよく組立て工数が減り、生産性の向上につながる。
つぎに、第5図は、このセンサ1を適用した電子式燃料
噴射装置が組込まれた自動車用エンジンの作動制御シス
テム図である。この第5図において、37はエンジンシ
リンダ、50はエンジンのキースイッチ、51は制御回
路、55は電源としての蓄電池、20は燃料タンクであ
る。21は燃料ポンプ、23は燃料タンク20からパイ
プ23aを介して接続されたプレッシャレギュレータで
、パイプ23a内には、本発明に関わるセンサ1が設け
られている。24はインジェクタ、25はイグニション
コイル、26はコールドスタートインジェクタ、30は
エアクリーナ、31はエアバルブ、32はエアフローメ
ータ、33はスロットルバルブ、34はスロットルバル
ブポジションセンサ、35は吸気管、36は排気管であ
る。また、52は酸素センサ、53はエンジン冷却水温
センサである。
また、第6図は発光素子5と受光素子6と補償用の受光
素子PDcが組込まれた電子回路図を示す。この第6図
において、補償用の受光素子PDCは第1の演算増幅器
70の正負の両端子70a、70b間に接続され、負端
子70bと補償用の受光素子PDcとの共通点は抵抗r
1を介して第1の演算増幅器70の出力端子70cに接
続されている。この出力端子70cは抵抗r2を介して
第2の演算増幅器71における正端子71aと負端子7
1bのうち負端子71bに接続され、この負端子71b
と出力端子71cとの間にはハンチング防止用のコンデ
ンサ72を接続している。このコンデンサ72と出力端
子71cとの共通点は発光素子5を介して接地されてい
る。この出力端子71cと発光素子5との共通点は抵抗
r3を介して第3の演算増幅器73の負端子73bに接
続され、該演算増幅器73の負端子73bは抵抗r4を
介して出力端子73cに接続されている。演算増幅器7
3の正端子73aには抵抗r5を介して一定電圧■を抵
抗r7と抵抗r8で分圧した電圧が入力されている。こ
こで抵抗r3と抵抗r4の比と抵抗r5と抵抗r6の比
は等しく設定される。
そして、この抵抗r4と出力端子73cとの共通点は抵
抗r9を介して第4の演算増幅器74の負端子74bに
接続されている。第4の演算増幅器74は演算器であり
、第6図と同様に受光素子6が接続された演算増幅器1
2の出力から演算増幅器73の出力とを正端子74aお
よび負端子74bから入力し、演算増幅器12の出力か
ら演算増幅器73の出力を引いた値を出力する。
つぎに、上記の構成をセンサ1の作動とともに説明する
キースイッチ50の操作に伴いエンジンが起動し、制御
回路51に給電される。これに伴い燃料タンク20内の
ガソリンとアルコールとの混合燃料が燃料ポンプ21に
より燃料配管22を介してインジェクタ24に供給され
る。インジェクタ24は、制御回路51によりエンジン
の運転条件などに最適となるように計算された量で吸気
管35内に噴射する。
一方、センサ1においては、制御回路51から電圧が印
加され、電圧が発光素子5に与えられて発光素子5が光
を発する。このような発光素子5からの光は、第1図に
示すように樹脂部材Mを経て透光体3に入り、この透光
体3と混合燃料液Lqとの境界部Boで反射し透光体3
および樹脂部材Mを逆方向に戻って受光素子6に入射す
る。
このとき、透光体3の外周面にはガソリンとアルコール
との混合燃料液Lqが接触状態に流動しており、その混
合比が変動する毎に、光に対する混合燃料液t、qの屈
折率が変化するため透光体3に対する発光素子5から光
の臨界角が変わる。そして、屈折率の変化からガソリン
とアルコールとの混合比と受光素子6に入射する光量と
の関係があらかじめ用意されて、これらのデータが制御
回路51に入力されている。
しかして、受光素子6に入射した光は電流に変換されて
入力部51aを介して制御回路51に供給される。この
出力の大きさにより制御回路51がインジェクタ24に
対する最適の噴射量を計算してエンジンの出力を良好に
維持するものである。
さて、運転時などに周囲温度の変化に伴い受光素子6か
らの出力は、演算増幅器71の動作として補償用の受光
素子PDcの出力が一定になるように発光素子5の給電
量を制御するので、この時ガソリンとアルコールといっ
な混合燃料液り、qの屈折率が一定であれば受光素子6
の出力は一定となるが、周囲温度の変化により混合燃料
液t、qの屈折率は変化するので、第7図において縦軸
を出力電圧、横軸を温度とする座標に実線で示すように
変化する。
また、発光素子5は、第8図に縦軸を電圧降下、横軸を
温度とする座標に示すように、両端に加わる電圧を周囲
温度の上昇に伴い漸次降下させる。
しかして、第8図の態様で変化する発光素子5の両端間
の電圧は、第3の演算増幅器73で一定電圧から引算さ
れ、抵抗r3と抵抗r4で決まる比率にされ、出力端子
73cから電圧が第9図に示すように出力される。この
第9図には縦軸を電圧、横軸を周囲温度としており、周
囲温度の」−昇に伴い出力される電圧が次第に増加する
様子を示している。
この結果、上昇温度に伴い増加する電圧を上昇温度に伴
い増加する演算増幅器12の出力から引算することによ
り、第7図に破線に示す如く周囲゛ 温度に関係なく略
一定の出力電圧が得られる状態となる。
ところで、発光素子は一般に、長期使用に伴い経年変化
により発光強度が例えば1千時間の運転で数パーセント
、1万時間の運転で10パーセントないし20パーセン
ト程低下するが、この場合には補償用の受光素子PDc
の受ける光量が減少し、その出力が低下することから第
1の演算増幅器70からの出力電圧が低・下する。この
ように低下した出力電圧は、第2の演算増幅器71の負
端子71bに入力され、増幅を受けて出力端71cから
出力されるため発光素子5には、」−昇した出力電圧が
印加され、発光素子5の発光量が増加し光強度の低下が
補償される。
この場合、透光体3の表面に長期使用につれてデイポジ
ットなどが付着して発光素子5の光がデイポジットに吸
収され反射量が減少し、補償用の受光素子PDcが受け
る光量が減っても上記と同様にして第2の演算増幅器7
1により」−昇を受けた出力電圧が発光素子5に印加さ
れる。このためデイポジットなどの付着による光量の減
少が補償される。
つぎに、第10図および第11図は本発明の第2実施例
を示す。この第2実施例では、ケースにの径大部KLの
一部を薄型化して径大部KLと基板4との間にケースに
の内部に連通ずる隙間を形成し、これをガス抜き通路P
。とじている。
第12図および第13図は本発明の第3実施例を示す。
この第3実施例では円形の基板4を径大部に5内に強嵌
し、この状態の基板4に厚み方向に貫通する透孔(貫通
孔)を形成し、この透孔をガス抜き通路PCとしている
この第2実施例および第3実施例の如く構成しても、第
1実施例と同様の効果が得られる。これら第2実施例お
よび第3実施例の場合も第1実施例と同一部材には同一
符号を付して課明した。
つぎに、本発明の第4実施例を第14図ないし第16図
に基づき説明する。
この第4実施例では、第1実施例における第1図ないし
第4図の状態から第14図および第15図に示す如く補
償用の受光素子PDcを省略したもので、代わりに第1
6図に示す電子回路を用いている。
この第16図の電子回路において、7は演算増幅器で、
これの負端子7bは入力端子7Cに接続されるとともに
、温度補償用に抵抗8および発光素子5を順に介して共
通線9に接続されている。
一方、演算増幅器7の正端子7aは抵抗10およびツェ
ナーダイオード11を順に介して共通線9に接続されて
いる。12は演算増幅器で、これの正端子12aと負端
子12bとの間には受光素子6が接続され、正端子12
aは共通線9に接続され、負端子12bは抵抗13を介
して出力端子12Cに接続されている。そして、この演
算増幅器12における出力端子12cと共通線9との間
には、第5図の入力部51aを介して制御回路51に接
続されている。
しかして、演算増幅器7の正端子7aにおける入力電圧
(El)はツェナーダイオード11によって所定の大き
さに維持され、出力電圧(EO)も所定の大きさに維持
されるが、出力電流(10)は、発光素子5の電圧降下
の大小によってへ変化する9すなわち周囲温度が高くな
って発光素子5の電圧降下が小さくなると、出力電流(
10)が大きくなる。また、周囲温度が低くなって発光
素子5の電圧降下が大きくなると、出力電流(10)が
低くなる。このようにして、発光素子5には周囲温度の
変化によって発光効率の変化を補う大きさの電流が流れ
るようになり温度補償作用が得られる。
この第4実施例でも第2実施例ないし第3実施例に示し
たガス抜き通路PGと同様な通路を設け、樹脂部材M内
に生ずる気泡を外部に排出させることができる。
なお、上記各実施例において、ガス抜き通路P。はケー
スに側に形成してもよく、要は樹脂部材Mの充填時に生
ずる気泡などを外部に排除できる手段であればよい。
また、上記実施例では、透光体3をフリントガラスから
形成したが、強化ガラスや耐腐蝕性材料の透明なプラス
チックでもよく、要は透光性材料で成っていればよい。
上記実施例では、ガソリンとアルコ・−ルといった自動
車における内燃機関の燃料混合比の検出に適用したが、
これのみに限定されず、食品工業界において、製造工程
における食塩や砂糖の濃度変位を検出し、所定の濃度を
維持するように監視する装置としても適用できるもので
ある。
その他、具体的な実施にあたっては、混合燃料液はガソ
リンとアルコールに限定されないなど本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパイプとともに示すセンサの断面図、第、2図
は第1図のA−A ’線に沿う横断面図、第3図は本発
明の第1実施例を示す断面図、第4図は第3図の底面図
、第5図は自動車エンジンの作動制御システム図、第6
図は温度補償用の電子回路図、第7図は受光素子におけ
る周囲温度と出力電圧との関係を示すグラフ、第8図は
周囲温度につれて発光素子の両端に加わる電圧との関係
を示すグラフ、第9図は周囲温度により第2の演算増幅
器71に印加される電圧との関係を示すグラフ、第10
図は第2実施例を示す断面図、第11図は第10図の底
面図、第12図は第3実施例を示す断面図、第13図は
第12図の底面図、第14図は第4実施例における第1
図に相当する断面図、第15図は第4実施例における第
2図に相当する断面図、第16図は電子回路の結線図で
ある。 図中 1・・・センサ K・・・ケース 3・・・フリ
ントガラス(透光体) 4・・・基板 5・・・発光素
子 6・・・受光素子 PDc・・・補償用の受光素子
 Po・・・ガス抜き通路 Lq・・・混合燃料液(ガ
ソリンとアルコールの混合液、混合流体)  Bo・・
・境界部第3図 第4図 、PDc 第7図 周囲温度(℃) 第8図 周囲温償(”C) 第9図 周囲温度(’C) 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)筒状のケース内に配置され、外周面が異種類から成
    る混合流体と接触するように位置する平坦状の透光体と
    、 前記ケース内に該混合流体とは反対側で前記透光体と平
    行状態となるように配置された基板と、この基板上に前
    記透光体にそれぞれ対向するとともに、互いに所定の間
    隔を余すように配置された発光素子および受光素子と、 この発光素子からの光を前記透光体内を透過させ、該透
    光体と前記混合流体との境界部に臨界角よりも小なる角
    度で入射した光を全て前記混合流体側に屈折させて、臨
    界角よりも大なる角度で入射した光を全反射させて、前
    記透光体を透過して前記受光素子に入射させるようにし
    たことと、前記ケース内で前記透光体と前記基板との間
    に密封状態に充填された透光性の樹脂部材と、この樹脂
    部材の充填時に生ずる気泡を外部に逃がすように形成さ
    れたガス抜き通路とを備えて成るガソリン・アルコール
    などの流体混合比検出装置。 2)前記樹脂部材は、エポキシ樹脂から成ることを特徴
    とする請求項1記載のガソリン・アルコールなどの流体
    混合比検出装置。 3)前記ガス抜き通路は、前記基板と前記ケースとの間
    に前記基板の寸法を小さく設定することにより形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のガソリン・アルコール
    などの流体混合比検出装置。 4)前記ガス抜き通路は、前記基板に形成され前記ケー
    ス内に連通する貫通孔であることを特徴とする請求項1
    記載のガソリン・アルコールなどの流体混合比検出装置
    。 5)前記受光素子の前記発光素子から離れた側に隣接状
    態に位置するように温度補償用の受光素子が設置され、
    この補償用の受光素子の出力を一定とすべく前記発光素
    子の発光量を維持するように該発光素子に対する給電量
    を制御する補償回路を具備することを特徴とする請求項
    1記載のガソリン・アルコールなどの流体混合比検出装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09133628A (ja) * 1995-11-12 1997-05-20 Terametsukusu Kk 複合素子を内蔵した光源を持つ分析装置
JP2007256294A (ja) * 1996-04-30 2007-10-04 Metrika Inc 反射光線の測定方法及びその装置

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