JPH01196493A - 溶融金属漏出検知器 - Google Patents

溶融金属漏出検知器

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Publication number
JPH01196493A
JPH01196493A JP63021494A JP2149488A JPH01196493A JP H01196493 A JPH01196493 A JP H01196493A JP 63021494 A JP63021494 A JP 63021494A JP 2149488 A JP2149488 A JP 2149488A JP H01196493 A JPH01196493 A JP H01196493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
detective
molten metal
metal wire
melting furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63021494A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Morita
森田 道雄
Takashige Toyonaga
豊永 孝成
Tetsuya Mizushima
哲也 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HONTESU KOGYO KK
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
HONTESU KOGYO KK
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by HONTESU KOGYO KK, Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical HONTESU KOGYO KK
Priority to JP63021494A priority Critical patent/JPH01196493A/ja
Publication of JPH01196493A publication Critical patent/JPH01196493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属溶解炉の損傷発生を検知するために使用
される溶融金属漏出検知器に関する。
〔従来の技術〕
一般に製鉄所等においては金属溶解炉の一部にクランク
等の損傷が発生する不具合があり、その損傷箇所から溶
解された溶融金属が漏出して大事故につながるという危
険性が存在していた。そのため上記溶解炉における損傷
の発生を逸早く発見して事故を未然に防ぐための各種検
知器が知られている。
従来の検知器は損傷した溶解炉部分から漏出する溶解金
属を検知することにより、溶解炉における損傷の発生を
知らせるものであり、例えば、アスベストクロスやガラ
スクロス等の表面に電源部に接続された2本の金属線を
所定間隔をおいて相互に非接触の状態で配した検知板を
金属溶解炉の外側に設置し、溶解炉の損傷箇所から漏出
した溶融金属が検知板に接触して上記2本の金属線の一
部を接続するように覆うことにより、該金属線部分が溶
融金属を介して接続されるため電流が流れ、その結果、
電気的作用により警告ランプやブザー等が作動して溶融
金属の漏出を知らせるという構成からなるものであった
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の検知器は特に@量の溶融金属
の漏出に対する検知感度が鈍く、また検知板がアスベス
トクロスやガラスクロスを基材として形成したものであ
るため強度等が弱く、経時変化に対する耐久性に劣るも
のであった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、金属漏出前の
段階である金属溶解炉における微小なりラックの発生に
対しても検知することができ、しかも充分な強度及び耐
熱性を有する検知シートを備えた優れた溶融金属漏出検
知器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段〕 即ち、本発明の溶融金属漏出検知器は金属線を芯材とし
た耐熱性人造無機質繊維糸にて形成したクロスからなり
且つ該クロス一端面から金属線を突出させて結線してな
る検知シートと、電源部を有する警告装置とから構成さ
れ、上記検知シートを金属溶解炉の外側の所定箇所に設
置し、電源部の一方の電極を検知シートの金属線に接続
するとともに他方の電極を上記溶解炉内の溶融金属に通
電するように接続して回路を形成し、金属溶解炉の損傷
発生により生じた電気抵抗の減少を検知し、一定値を超
えたとき警告装置が作動するようにしたことを特徴とす
るものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の溶融金属漏出検知器は、第1図に示すように基
本的に検知シート1と電源部2を有する警告装置3から
構成されている0図中、15は電源部2からのリード線
を示す。
上記検知シート1は、第2図に示す如く金属線4を芯材
とし、該金属線4の周囲に耐熱性人造無機質繊維5を被
覆してなる耐熱性人造無機質繊維糸6を用いて形成した
クロス7にて構成されるものである。上記金属線として
はステンレス、ニクロム、鉄クロム、真鍮、鉄、亜鉛、
耐熱耐食性ニンケル合金、銅等の線が挙げられる。また
、上記人造無機質繊維は非導電性を有し且つ500°C
以上の耐熱性を有する繊維であり、その具体例としては
セラミックファイバー(シリカ−アルミナファイバー、
シリカファイバー、アルミナファイバー)、ロックウー
ル、ガラス繊維、ジルコニアファイバー等が挙げられが
、セラミックファイバーが好ましい。クロス7は金属線
4が非導電性の無機質繊維5にて被覆された糸6を縦糸
及び横糸の一部又は全部として用いて織ったものである
ため、そのクロス7の表面は非導電性の状態にある。ま
た検知シート1は後述する電源部と接続するため、糸6
からむき出した金属線4をクロス7の所定−端面より突
出させて結線してなる。
検知シート1は上記構成からなるクロス7を用いて各種
形状に形成されるものであり、その形状は金属溶解炉の
外側に設置する際の条件に応じて適宜設定される。また
本発明におけるクロス7は、金属線4を芯材とした糸6
により形成しているため従来のアスベストクロスやガラ
スクロスに比べて高い強度を有する。
警告装置3は、電源部2、電流計等の検知機構および警
告ランプ、ブザー等の警告機構を有するものである。電
源部2は例えば、数十ボルトの直流安定化電源として構
成されており、検知機構は本発明検知器における回路の
電気抵抗の変化を検出するように構成されており、警告
機構は電気抵抗の変化又はこれに基づく電流等の変化が
一定値  。
を超えたとき作動するように構成されている。
次に、上記の如き構成からなる本発明検知器の使用方法
について説明する。
第3図は本発明検知器を設置した状態を示すものである
。まず、同図に示す如く検知シート1を金属溶解炉8の
外側の所定箇所に設置する。ここで金属溶解炉8の外側
の所定箇所とは、金属を溶解する構成部材(例えば、溶
解槽等)より外方で、該構成部材の一部から漏出する溶
融金属を検知し50位11ffiをいい、本実施例にお
いてはモルタル等からなる断熱材(スタンプ材)9を中
間に介してレンガ等からなる溶解槽10の周囲に検知シ
ート1を設置した態様を示す0図中、11は高周波誘導
コイル、12は8亥コイル11を設置するためのコイル
セメントである。尚、本発明検知器を通用する金属溶解
炉8はいかなる加熱方式のものであってもよく、本実施
例の如く高周波誘導コイルによる高周波加熱方式であっ
ても、或いは直火加熱、キュポラ等の加熱方式でも可能
である。
本発明の検知器は電源部2の一方の電極を上記検知板1
の突出して結線された金属線4に接続し、また他方の電
極を溶解炉8内の溶融金属13に通電するように接続(
具体的には、溶解槽10の一部にリード線の端子14が
溶解金属13と常に接触するように設ける)して、第3
図に示されるような回路を形成する。但し、この段階に
おける上記回路は溶解槽IO等の電気抵抗が充分高いた
め、電流は殆ど流れない状態となっている。例えば、平
常時は1mA以下、好ましくはμA単位の電流が流れる
状態となっている。  − 〔作用〕 以上のようにして設置された本発明検知器は下記の如き
原理に基づいて溶融金属の漏出を検知することができる
と考えられる。
即ち、溶解炉8の一部にクラック等が生じると、その損
傷箇所に溶融金属13が入り込み、その部分における電
気抵抗が減少し、その結果、上述の回路に電流が流れて
又はより多く流れることになる。
電流計等の検知機構はこれを検知し、予め定めた一定値
(例えば、平常時より高い値であって、誤動作を生じな
い範囲で可及的低い値)を超えたとき、警告機構である
警告ランプが点滅したり、警告ブザー音が発生して警告
装置3が作動して溶解炉8に損傷部分が発生したことを
知らせる。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明検知器はクロスを形成する
糸に芯材として金属線を組み込んだ耐熱性人造無機質繊
維糸からなるクロスにて構成された検知シートを用いる
ので、強度、耐熱性が良好であって耐久性が優れている
。更に、クロスには密に金属線が配されているので、検
知感度が高く、溶解炉のいかなる部位にクランク等の損
傷が発生したとしても、これを直ちに検出することがで
きる。従って、本発明の検知器を使用すれば、実際に溶
融金属が漏出する前のクランクが発生した段階で損傷を
検出することができるので、重大事故の防止に寄与する
ところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明検知器の一実施例を示す斜視図、第2図
は本発明における耐熱性人造無機質繊維糸の縦断面図、
第3図は本発明検知器を設置して使用する状態を示す説
明図である。 l・・検知シート   2・・電源部 3・・警告装置    4・・金属線 6・・耐熱性人造無機質繊維系 7・・クロス     8・・金属溶解炉13・・溶融
金属 特許出願人  ホンテス工業株式会社 第1図 1・・検知板 2−・・電源部 3 警告装置 4・・・金属線 7・・クロス 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属線を芯材とした耐熱性人造無機質繊維糸にて形成し
    たクロスからなり且つ該クロス一端面から金属線を突出
    させて結線してなる検知シートと、電源部を有する警告
    装置とから構成され、上記検知シートを金属溶解炉の外
    側の所定箇所に設置し、電源部の一方の電極を検知シー
    トの金属線に接続するとともに他方の電極を上記溶解炉
    内の溶融金属に通電するように接続して回路を形成し、
    金属溶解炉の損傷発生により生じた電気抵抗の減少を検
    知し、一定値を超えたとき警告装置が作動するようにし
    たことを特徴とする溶融金属漏出検知器。
JP63021494A 1988-02-01 1988-02-01 溶融金属漏出検知器 Pending JPH01196493A (ja)

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JP63021494A JPH01196493A (ja) 1988-02-01 1988-02-01 溶融金属漏出検知器

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JP63021494A JPH01196493A (ja) 1988-02-01 1988-02-01 溶融金属漏出検知器

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JPH01196493A true JPH01196493A (ja) 1989-08-08

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Family Applications (1)

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JP63021494A Pending JPH01196493A (ja) 1988-02-01 1988-02-01 溶融金属漏出検知器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008200681A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 溶融金属滴下検知器および溶融金属滴下検知方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140159U (ja) * 1986-02-26 1987-09-04

Patent Citations (1)

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JPS62140159U (ja) * 1986-02-26 1987-09-04

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