JPH01195778A - カラー画像処理システム - Google Patents

カラー画像処理システム

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Publication number
JPH01195778A
JPH01195778A JP63020390A JP2039088A JPH01195778A JP H01195778 A JPH01195778 A JP H01195778A JP 63020390 A JP63020390 A JP 63020390A JP 2039088 A JP2039088 A JP 2039088A JP H01195778 A JPH01195778 A JP H01195778A
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JP
Japan
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color
image
signal
correction
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP63020390A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Hiratsuka
平塚 誠一郎
Koji Washio
宏司 鷲尾
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー画像処理システムに関し、更に詳しくは
、解像度補正9色修正、カラーゴースト補正などの画像
処理機能を備え、電子カラー複写機に適したカラー画像
処理システムに関する。
(発明の背景) 原稿等のカラー画像情報を光学的に読み取り、これをイ
エロー、マゼンタ、シアン等の記録色に変換し、これに
基づいて電子写真式カラー複写機等の出力装置を用いて
記録紙上に記録するようにしたカラー画像処理装置があ
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなカラー画像をコピーできるカラー
画像処理装置において、光′R変換された画像信号に対
して、解像度補正、拡大・縮小処理等の各種の画像処理
を実行しようとする場合には、色修正前の読み取りアナ
ログ画像データ群に対して行う場合と、2値化された画
像データ群に対して行う場合の2種類が考えられる。
しかし、前者の手段では、色分離された複数の色信号の
それぞれに対して画像処理手段を設けて、画像処理を実
行する必要があるために、回路規模が大きくなる欠点の
他、処理対象がアナログ信号であるために各種画像処理
が困難になるという問題がある。
後者の処理手段を採用する場合は、対象となる信号が2
値化されたディジタル信号であるために、前者の処理よ
りも信号の取り扱いが容易である反面、処理対象が2値
化信号であるため、今度は画像処理が拡大・縮小処理等
限定されてしまう。従って、例えば解像度補正等は情報
量が少ないために、逆にその処理が限定されてしまうと
いう欠点がある。
又、従来は各記録毎に同じ閾値パターンであったので、
色再現が不安定になったり、色モアレが発生しやすいと
いう不具合があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、簡単な回路構成で、画像処理を正確に
実行して画質劣化のない画像のハードコピーを得ること
゛のできるカラー画像処理システムを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、カラー画像情報を複数の
色分解像に分解して読取り、複数の色信号を形成する色
信号形成手段と、これら複数の色信号にディジタル変換
処理を施し、ディジタル色信号を得る信号変換手段と、
前記ディジタル色信号に対し色修正を行い、カラー画像
形成用の色の修正色信号に変換する色修正手段と、前記
修正色信号に対しカラーゴースト補正を行うカラーゴー
スト補正手段と、カラーゴースト補正が行われた修正色
信号をそれぞれの色毎に異なる閾値パターンに従い多値
化する多値化手段と、この多値化手段により多値化され
た信号に基づいてカラー画像を形成するカラー画像形成
手段とを有することを特徴とするものである。
(作用) 画像を色分離し、カラーコードデータとその濃度データ
とからなる色信号とし、色修正を行ってから、カラーコ
ードデータ若しくは濃度データについてカラーゴースト
補正等のカラー画像処理を行う。このカラー画像処理終
了後、各記録色毎に異なる閾値パターンに従い、多値化
処理を行い、ハードコピーを作成する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
原稿1のカラー画像情報(光学像)は2つのダイクロイ
ックミラー2.3において3つの色分解像に分解される
。この例では、赤Rの色分解像と緑Gの色分解像と青B
の色分解像とに分離される。
そのため、ダイクロイックミラー2のカットオフ波長は
450〜520 nllil度のものが、又、ダイクロ
イックミラー3のカットオフ波長は550〜620nl
のものが使用される。これによって、緑成分が透過光と
なり、青成分が第1の反射光となり、赤成分が第2の反
射光となる。
赤R9緑G及び青Bの各色分解像は画像読み取り手段例
えばCODセンサー4,5.6に供給されて、それぞれ
から赤成分R緑成分G及び青成分Bのみの画像信号が出
力される。
画像信号R,G、BはA/D変換器7.8.9に供給さ
れることにより、所定ビット数、この例では8ビツトの
°デジタル信号に変換される。A/D変換と同時にシエ
ーデング補正される。10゜11.12はシエーデング
補正回路を示す。シェーデング補正の詳細は後述する。
シエーデング補正されたデジタル画像信号はゲート回路
13.14.15において最大原稿サイズ幅の信号分の
み抽出されて、次段の色修正回路17に供給される。取
り扱う最大原稿幅がA3版である時にはゲート信号とし
てはシステムのタイミング信号形成手段(図示せず)で
生成されたサイズ信号A3が利用される。
ここで、シエーデング補正されたデジタル画像信号をそ
れぞれVR,VG、VBとすれば、これら画像信号VR
,VG、VBが色修正回路17に供給されて画像出力装
置用の単色信号に変換される。
この例では、画像出力装置の色が、Y(イエロ−)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)であるよ
うに構成された場合を例示づる。
変換された各色信号は、それぞれその色情報を示すカラ
ーコードデータ(2ビツトデータ)とその濃度データ(
6ビツトデータ)とで構成される。
これらの各色信号のデータは、例えばROM構成の色修
正マツプに格納されたものが使用される。
色修正された画像データはカラー画像処理工程に移る。
先ず、カラーコードデータは次段のカラーゴースト補正
回路18に供給されて、主走査方向(水平走査方向)に
7×1画素で、副走査方向(ドラム回転方向)にIX7
画素でカラーゴーストが補正される。
このような補正を行なうのは、色分離時、特に黒の文字
の周辺で不要な色ゴースト(カラーゴースト)が発生す
るからである。色修正マツプの構成によっては、黒文字
の周辺に赤又は青の色がそのエツジ部で現れる。カラー
ゴーストを除去することによって画質が改善される。カ
ラーゴースト処理はカラーコードデータのみ対象となる
画像処理としてはカラーゴースト補正の他に、解m度補
正、多値化のための閾値補正を例示する。
画像処理としては、この他に拡大・縮小処理等があるが
、説明の都合上上述した2種類の画像処理についてその
具体例を示すことにする。
19は解像度補正を行うためのMTF補正回路である。
解像度補正は輪郭補正であるので、対象となる処理用の
画像データは濃度データである。
MTF補正回路から出力された画像データ(11度デー
タ)は多値化手段21によって多値化される。この例で
は、6ビツトのa1度データが、O〜1の1ビツトデー
タ(2値データ)に変換される。
2値化のための基準となる閾値データ(6ビツト)は手
動若しくは自動設定される。
閾値選択回路22は、外部信号等により指定された閾値
が出力され、この同値をもって画像データが多値化され
る。
多値化回路25によって2値化された画像データはイン
ターフェース回路26を介して画像出力装置27に供給
される。インターフェース回路26は、第1及び第2の
インターフェースを有し、その一方はトナー濃度コント
ロールを行うために使用するパッチ画像データ等を受入
れるためのものである。
画像出力装置27としては、レーザ記録装置等を使用す
ることができ、レーザ記録装置を使用する場合には、2
値化された画像が所定の光信号に変換されると共に、こ
れが2値データに基づいて変調される。
現像は、カラー乾式現像方式が使用される。この例では
、2成分非接触現像で且つ反転現像が採用される。つま
り、従来のカラー画像形成で使°用される転写ドラムは
使用されず、画像を形成する電子写真感光体ドラム上で
重ね合わせを行う。実施例では、装置の小型化を図るた
め、画像形成用のOPC感光体くドラム)上に、イエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色像をドラ64
回転で現像し、現像後転写を1回行って、普通紙等の記
録紙に転写するようにしている。
以下、本発明におけるカラー画像処理装置の各部の構成
を詳細に説明する。
先ず、フルカラーのカラー複写機について第2図以下を
参照して説明する。
フルカラーのカラー複写機はイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色情報を作成してカラー画像を記録し
ようとするものである。
装置のコピー釦をオンすることによって原稿読み取り部
Aが駆動される。
先ず、原稿台28の原稿1が光学系により光走査される
この光学系は、ハロゲンランプ等の光源29゜30及び
反射ミラー31が設けられたキャリッジ32、■ミラー
33及び33′が設りられた可動ミラーユニット34で
構成される。
主11リツジ32及び可動ユニット34はステッピング
モーター35により、スライドレール36−Lをそれぞ
れ所定の速度及び方向に走行せしめられる。
光源29.30により原稿1を照射して得られた光学情
報(画像情報)が反射ミラー31.ミラー33.33’
を介して、光学情報変換ユニット37に導かれる。
プラテンガラス28の左端部裏面側には標準白色板38
が設けられている。これは、標準白色板38を光走査す
ることにより画像信号を白色信号に正規化するためであ
る。
光学情報変換ユニット37はレンズ39、プリズム40
12つのダイクロイックミラー2.3及び赤の色分解像
がl1il像されるCCD4と、緑色の色分解像が撮像
されるCCD5と、青色の色分解像が搬像されるCCD
6とにより溝成される。
光学系により得られる光信号はレンズ39により集約さ
れ、上述したプリズム40内に設けられたダイクロイッ
クミラー2により青色光学情報と、黄色光学情報に色分
解される。更に、ダイクロイックミラー3により黄色光
学情報が赤色光学情報と緑色光学情報に色分解される。
このようにしてカラー光学像はプリズム40により赤R
0緑G。
青Bの3色光学情報に分解される。
それぞれの色分解像は各CODの受光面で結像されるこ
とにより、電気信号に変換された画像信号が得られる。
画像信号は信号処理系で信号処理された後、各色信号が
占き込み部Bへと出力される。
信号処理系は第1図に示したように、A/D変換手段の
他、色分離手段、多値化手段などの信号処理回路を含む
書き込み部Bは偏向器41を有する。偏向器41として
は、ガルバノミラ−や回転多面鏡等の伯、水晶等を使用
した光偏向子からなる偏向器を使用してもよい。色信号
により変調されたレーザビームはこの偏向器41によっ
て偏向走査される。
偏向走査が開始されると、レーザビームインデックスセ
ンサー(図示せず)によりビーム走査が検出されて、第
1の色信号(例えばイエロー信号)によるビーム変調が
開始される。変調されたビームは帯′R器140によっ
て、−様な帯電が付与された像形成体(感光体ドラム)
42上を走査するようになされる。
ここで、レーザビームによる主走査と、像形成体42の
回転による副走査とにより、像形成体42上には第1の
色信号に対応する静電像が形成されることになる。− この静電像は、イエロートナーを収容する現像器43に
よって現像される。現像器には高電圧源からの所帯の現
像バイアス電圧が印加されている。
現像によりイエロートナー像が形成される。
尚、現像器のトナー補給はシステムコントロール用のc
pu <図示せず)からの指令信号に基づいて、トナー
補給手段(図示せず)が制御されることにより、必要時
トナーが補給されることになる。イエロートナー像はク
リーニングブレード47の圧着が解除された状態で回転
され、第1の色信号の場合と同様にして第2の色信@(
例えばマゼンタ信号に基づき、静電像が形成されマゼン
タトナーを収容する現像器44を使用することによって
、これが現像されてマゼンタトナー像が形成される。
現像器44には高圧電源から所定の現像バイアス電圧が
印加されるは言うまでもない。
同様にして、第3の色信号(黒信号)に塁づき静電像が
形成され、黒トナーを収容する現像器45により黒トナ
ー像が形成される。又、第4の色信号(シアン信@)に
基づき静電像が形成され、シアントナーが充填された現
像器46により、前回と同様にして現像される。
従って、像形成体42上には多色トナー像が書き込まれ
たことになる。
尚、ここでは4色の多色トナー像の形成について説明し
たが、2色又は単色トナー像を形成することができるは
言うまでもない。
現像処理としては、上述したように、高圧電源からの交
流及び直流バイアス電圧が印加された状態において、像
形成体42に向けて各トナーを飛翔させて現像するよう
にした、所謂非接触2成分ジャンピング現像の例を示し
た。
現像器43,44,45.46へのトナー補給は、上述
と同様にCPUからの指令信号に基づき、所定量のトナ
ー聞が補給される。
一方、給紙装置48から送り出しロール49及びタイミ
ングロール50を介して送給された記録紙Pは像形成体
42の回転とタイミングを合わせられた状態で、像形成
体42の表面上に搬送される。そして、高圧電源から高
圧電圧が印加された転写極51により、多色トナー像が
記録紙P上に転写され、且つ分離極52により分離され
る。
分離された記録紙Pは定着装置53へと搬送されること
により定着処理がなされてカラー画像が得られる。
転写終了した像形成体42はクリーニング装置47によ
り清掃され、次の像形成プロセスに備えられる。
クリーニング装置47においては、クリーニングブレー
ド47aにより清掃されたトナーへの回収をしやすくす
るため、金属ロール47bに所定の直流電圧が印加され
る。この金属ロール47bが像形成体42の表面に非接
触状態に配置される。
クリーニングブレード47aはクリーニング終了後、圧
着を解除されるが、解除時、取り残される不要トナーを
解除するため、更に補助ローラ47Cが設けられ、この
補助ローラ47cを像形成体42と反対方向に回転、圧
着することにより、不要トナーが十分に清掃、除去され
る。
尚、給紙装置48にはセンサ48aが設けられ、その検
出出力がCPUに送出される。
上述した2つのダイクロイックミラーの透過率特性を第
3図に、光源としてハロゲンランプを使用した時の発光
スペクトルを第4図に、そして、CODの分光感度特性
を第5図にそれぞれ示す。
光源としては、ハロゲンランプ或いは昼光色(D)や温
白色(WW)系の螢光灯等を用いることができる。ハロ
ゲンランプを使用する時は、適当な赤外線カットフィル
タを用いて可視領域に発光スペクトルをもつように(第
3図に示したように)工夫されている。
シエーデング補正は赤、青及び緑の各ヂャンネルに対し
て独立に行われる。これは、例えば赤銅の白信号を用い
て縁側の信号を補正しようとした場合には、赤銅のCC
DのPRNUと縁側のそれとが相違するために、補正後
の縁側の白信号出力のバラツキが大きくなるという問題
が生ずるおそれがあるからである。
以上のようにシェーデング補正された赤、緑。
冑の読取信号をそれぞれ81度変換を行う。濃度変換を
行う目的は、この後に行う色修正処理の際に情報口を人
間の視覚特性を考慮して低下させることである。ここで
は、赤の読取信号をQ bitとして、6b1【に濃度
変換(データ圧縮)する例について説明する。読取信号
8bitのレベルはシェーデング補正の際に用いられた
A/D変換器の特性により完全に黒のレベルから、白地
の基準信号を2.56等分したものでありレベル0は0
から1/256まで、レベル1は1/256〜2/25
6となる。一方、濃度信号5 bitは一応反射濃度が
1.5以上のものは殆どないため、濃度Oから濃度1.
5のレベルを64等分したものである。従って、レベル
Oは濃度O〜1.5/64となり、レベル1は1.5/
64〜3.0/64となる。
読取信号は反射強度■であり、濃度信号は反射強度りで
あるため、2つの関係は次式のようになる。
D=−log 10 (1/ fo )ここで、Ioは
基準白色信号の反射強度である。
この変換式と、上述した信号の量子レベルの関係を考慮
してROMテーブルにより、読取信号を濃度信号に変換
する。
ここでは、赤の読取信号の11度変換について8bit
から6bitにして行うが、緑の読取信号の濃度変換に
ついても同様に8bitから5 bitにするが、青の
読取信号は人間の色覚の特性から赤や緑より濃度信号の
レベルの数が少なくてもよいため、8 bitから5 
bitとする。
次に、色彩を忠実に再現するための色修正処理について
説明する。色修正処理をしないままカラー記録を行うと
色彩の彩度が低下したり、色相が変わったりする。
この原因は主として次の2つである。
(1)読取装置の総合的な分光感度が人間の色覚と異な
っている。
(2)記録のカラートナーの色が理想的なものとはほど
遠く、彩度が低下している。
この色修正処理として従来線形マスキング法がよく用い
られてきた。即ち、読取装置からのカラー濃度信号Or
 、Do 、Dbを記録トナーレベルY、M、Cで下の
線形マトリックスにより変換する方法である。
しかしながら、線形マトリックスによる方法は多項式に
よる(Or 、 Do 、 Db )→(Y、M。
C)変換の近似であるため、どうしても誤差が生じる。
この問題を解決する方法として、色差等の判別量から(
Dr 、 Do 、 Db )と(Y、M、C)の最適
な組合わせを全ての場合の中から見付けて行く方法が考
えられる。この方法は色修正を行うには最も優れた方法
である。これは、(Dr 。
DO、Db )→(Y、M、C)の最適な組合わせを示
す対応表(ルックアップテーブル)をリード・オンリー
・メモリー(ROM)としてもち、(Qr 、 DQ 
、 Db )の情報をアドレスして参照することにより
、(Y、M、C”)を得る方法である。
以上の例は(Y、M、C)の3色記録を例として説明し
てきたが、本発明においては(Y、M。
C,K)の4色記録を行う。そこで、(Y、M。
C)を下色除去と呼ばれる処理により、(Y、M。
C,K)の信号が得られる、本発明においては、色修正
と下色除去を同時に行う対応表を作成し、(Dr 、D
Q 、Db )→(Y、M、C,K)を−度に行う。
この回路構成を第6図に示す。半導体メモリの大きさは
512KB(キロバイト〉であり、入力アドレスはAO
〜A18の19本、出力は1B=8bitの8本である
。このうち入力アドレスとして、Dr倍信号6木、Dg
信号に6本、[)b信号に5本、そして、YMCK (
Y:OO,M:01゜C:10.に:11)に2本割当
てる。出力信号は、上位2 bitに後述するカラーコ
ード、下位6bitにYMCKの濃度レベルを出力する
。つまり、(1画素情報) =(カラーコード)+(濃度情報) である。
例えば、YMCK信号が00.10進数表示でイエo 
−(Y) 11度値が30レベル(011110)の画
素は有彩色(コード01)なので、上式%式% 尚、ここでは、00・・・白、01・・・有彩色、10
・・・空き、11・・・黒と定めである。
又、配録色M、C,にの時も同様である。ここではM、
C,にのカラーフードはYと同じ内容を入れる。
次に、カラーゴースト補正について説明する。
読み取られた画像のうち、黒文字等のエツジでカラーゴ
ーストと呼ばれる色誤りが生じる。このカラーゴースト
発生原因は多種あるが、主なものとしては、 (1)3つのCODの画素ズレ(取り付は精度。
経時変化) (2)赤、緑、肖像の倍率不一致 (3)レンズ色収差に起因する赤、緑、青出力レベル差 (4)CCDセンサ、ドライバ回路のノイズがある。
カラーゴーストの出現例を第7図に示す。同図は黒文字
の「性]という漢字を搬像し色分離後に出現しているカ
ラーゴーストを示したものである。
又、第8図は第7図の一部を拡大したものである。
この例をみても分るように、カラーゴーストとしては、
第8図に示すように、黒の線のエツジ部ではイエローと
シアンが出現している。
他の色の組合わせではカラーゴーストの出現の仕方が異
なっているのは明らかである。
このような現象を発生する原因を上記(1)〜(3)の
場合について詳細に説明する。
(1)3つのCODの画素ズレ CODの位置合わせが厳密に行われていないと、色分離
時に、黒のエツジでは赤と青、赤のエツジで黒、青のエ
ツジで黒のゴーストが出現することとなる。
従って、これを防ぐためには3つのCODの位置合わせ
を厳密に行う必要がある。通常は1画素以内、好ましく
は1/4画素以内で位置合わせを行う必要がある。本例
では、これを実現するために3つのCODを治具上で一
致させ、次に接着剤で固定する方式を採用して実現して
いる。
(2)赤、緑、肖像倍率不一致 色原稿を対象とする場合、レンズの色収差時等の影響が
ある。これは、緑と赤に光の波長域を2つに分けた場合
、例えば第9図に示すように、縁側の結像位置Fと赤銅
の結像位1tEが異なるために、特に像高の高い所で顕
著に現れる現象である。
レンズによっては1画素程度のズレ量を発生する場合が
ある。
(3)赤、緑、青山力のレベル差 レンズ色収差改善への設計を行わないと、レンズの色収
差のためのMTF値が赤、緑、青で大きく異なることが
ある。これはCODの出力としてはレベルの差として現
われてくる。
黒線をWAI!シた時に、赤、緑、青の出力信号を8ビ
ツトA/D変換器で量子化したとして、赤。
緑、青の出力信号レベル差が互いに4以下となるように
COD取り付は時に配慮することが好ましい。
以上のような対応により、カラーゴーストはある程度軽
減することが可能であるが、量産時のレンズ性能バラツ
キ、COD取り付は精度のバラツキを考えると、実用上
は完全に除去することは困難である。
このような理由により、色分離後のカラーフードを用い
て電気的にもカラーゴースト補正を行うようにしている
カラーゴースト除去はカラーパターン法による。
これは、 オリジナル黒→有彩色ゐゴースト のように、オリジナルの色に対して、出現するカラーゴ
ースト色が決まっているからである。カラーパターン方
による場合、着目画素の色を決めるのに着目画素と、そ
の周辺の画素の色の出方(パターン)を調べれば、原画
の色を識別できる。
例として、第10図に着目画素と周囲のカラーパターン
と、その時に決定される着目画素の色についての決定を
示す。
第1の例では、着目画素の両側は白と黒であるので着目
画素の有彩色は黒のエツジで出現したカラーゴーストと
判断される。従って、第1の例は、着目画素は黒色に変
更される。
これに対して、第2の例ではカラーゴーストが出現して
いるとは判断されず、着目画素の色がそのまま出力され
る。
このような処理はなかなか演算回路では実現し難く、本
例ではROM化してLUT (ルックアップテーブル)
形式で利用している。カラーパターンとしては、1次元
、2次元の方式が考えられているが、色数をN、W目画
素を含む周辺画素をMとするとカラーパターン数は NM個 となる。従って、2次元のパターンを用いるとMの数が
急に増え、実用に耐えなくなってしまう。
つまり、2次元パータンでは各次元方向の(主走査方向
/副走査方向)周辺画素数が多く取れない割にパターン
数のみ多くなるのである。
第11図にサイズとカラーパターン数の関係を示す。
本例では、1次元で1×7の大きさのサイズ(つまりN
−4,M=7)のカラーパターンを用いており、主走査
方向、副走査方向独立にカラーゴースト除去を行ってい
る。この時、主走査方向と副走査方向では画像中のカラ
ーゴーストの出方に差がないために、本例では主走査方
向、副走査方向で同一のカラーパターンを用いている。
カラーパターンサイズとしては、1×7の大きさを選定
しているが、カラーゴースト出現の程度が少なければ1
×5のように、より小さいサイズのカラーパターンを用
いることも可能である。1×5のサイズのカラーパター
ンでは1画素の、1×7のカラーパターンでは2画素ま
でのカラーゴーストをそれぞれ除去できる。
1×7のサイズのカラーパターンを用いた場合、カラー
フードがROMのアドレスとして入力される。例えば、
カラーコードを白二〇〇、有彩色:01、変換色=10
.黒若しくは灰=11とすると、下記のカラーパターン
では 白  自  白        有        黒
  黒  黒く周辺画素   (着目画素   (周辺
画素カラー)    カラー)    カラー)カラー
フードのパターンとしては 白: 白: 白: 有: 黒: 黒: 黒00:00:
00:01 :11 :1”l :11となりアドレス
は、 07F 又、このアドレス先には、第10図に示すように変換色
のコード が格納されている。以上の方式によりLLITを実行す
る。
実際には1x7のパターンでは、14ビツトのアドレス
線が必要であり、バイポーラROMとしては、アドレス
14ビツト入力、カラーフード2ビツト出力のものがあ
ればよいが、これだけの容量の高速ROMは余り市場に
出回っておらず、且つ高価である。
実施例では、先頭の1画素によりROMを選択し、残り
の6画素のコードでしUTを行うようにしている。
このカラーゴースト補正は、読み取り画像の主走査方向
、副走査方向の順に行い、注目画素の最終出力コードが
変換色10の場合は以下の濃度レベル変換を行う。
記録色がY、M、Cの時、81度レベルをOとする。
記録色がKの時、濃度レベルを加算(例えば+16)と
する。
もし、高速のROM(大容量)があればカラーパターン
を同−ROMに格納できる。ROMを4個用いて先頭画
素のカラーによりROMを切り変えてLUTを行っても
よい。
大容量高速のバイポーラROMとしては、例えば富士油
製MB7143/7144等がある。
低速、大容量のEPROMを使用する場合、動作前に複
数のSRAM等にデータを転送し、このSRAMを用い
てカラーゴースト補正を行うこともできる。
第12図はカラーゴースト補正回路18の一例を示すブ
ロック図である。カラーゴースト処理は、主走査方向(
水平走査方向)と副走査方向(垂直走査方向)に対して
行われる。
この例では、水平方向に7画素、垂直方向に7ライン分
の画像データを利用して水平及び垂直方向のゴーストを
除去するようにした場合である。
カラーゴースト処理は画像データのうち、カラーコード
のみが対象となる。
そのため、色修正ROMから読み出されたカラーフード
は、先ず、主走査方向ゴースト補正回路18Aに供給さ
れる。そのため、カラーコードデータは順次7ビツト構
成のシフトレジスタ57に供給されて並列化される。こ
の7画素分の並列カラーコードデータは水平方向のゴー
スト除去用のROM58に供給されて各画素ごとにゴー
スト除去処理がなされる。ROM58の使用例は上述し
た通りである。ゴースト処理が終了するとラッチ回路5
9でラッチされる。
これに対して、色修正ROMから出力された濃度データ
はタイミング調整用のシフトレジスタ60(7ビツト構
成)を介してラッチ回路61に供給されて、カラーコー
ドデータに続いて濃度データがシリアル転送されるよう
にデータの転送条件が定められた。
シリアル処理されたカラーコードデータと濃度データと
がカラーゴースト補正回路18Bに設けられたラインメ
モリ部62に供給される。
ラインメモリ部62は7ラインの画像データを使用して
垂直方向のカラーゴーストを除去するために設けられた
ものである。尚、ラインメモリは合計8ライン分使用さ
れているが、これはリアルタイム処理の一手段を示すも
ので、勿論7ライン分でもリアルタイム処理は可能であ
る。
8ライン分のカラーコードデータと濃度データは後段の
ゲート回路群63においてそれぞれ分離される。ゲート
群63はそれぞれのラインメモリ62a〜6ghに対応
してそれぞれゲート回路638〜63hが設けられてい
る。
ラインメモリ部62において同時化された8ラインメモ
リの出力データはゲート回路群63において、カラーコ
ードデータと濃度データとに分離され、分離されたカラ
ーコードデータは選択回路64に供給されて合計8本の
ラインメモリのうち、カラーゴースト処理に必要な7本
のラインモメリノカラーコードデータが選択される。こ
の場合、ラインメモリ62a〜62gが選択された時に
は、次の処理タイミングでは、ラインメモリ62b〜6
2hが選択される如く、選択されてラインメモリが順次
シフトする。
選択され、aつ同時化された7ラインメモリ分のカラー
コードデータは、次段の垂直方向のゴースト除去ROM
 65に供給されて垂直方向のカラーゴーストが除去さ
れる。
その後、ラッチ回路66でラッチされる。
これに対して、ゲート回路群63で分離された濃度デー
タは直接ラッチ回路67に供給されて、カラーコードデ
ータとタイミング調整された上で出力されることになる
さて、一般に画像を記録再生するまでのMTF劣化の要
因としては、以下に示すように、(1)光学系 (2)光学走行系 (3)処理回路 (4)記録系 の問題がある。
(1)については、レンズのMTF(波長域別、像高に
対する変化、結像位置の許容幅、加工精度)、プリズム
面の精度、CODの取り付は精度、CODチップのそり
、光源のスペクトル変動等によって、光学系の性能が変
動するからである。
(2)の光学走行系では、光学ミラー等の振動や移動速
度の変動が挙げられる。
(3)の処理回路に関しては、アナログ回路での容量成
分による信号波形の歪み、特に伝送線等通過することに
よって生ずる信号歪みがある。
(4)の記録系の問題としては、以下のような点を列挙
できる。
・レーザビームのビーム径、ビーム形状・感光体ドラム
へのトナーの現像特性(トナー付着量、トナー濃度、ト
ナー粒径、トナー色等)・転写特性(転写率、転写紙へ
の転写特性等)・定着特性(トナーの定着前後のトナー
径の変動等) このような要因の中で、解像度の劣化に直接影響を及ぼ
すのは、光学系とその走行系である。
第13図に光学系を駆動した時の主走査方向と副走査方
向のMTF値(補正前)を示す。この特性は2〜16d
ots/111mまでの空間周波数をもつ白黒のパター
ンを走査した時の計測値である。
この場合のMTFは MTF−(W−BK)/ (W+BK)(%)として定
義して使用した。ここに、Wは白信号、BKは黒信号で
ある。
第13図からも明らかなように、MTFの劣化は副走査
方向の方が著しい。同程度に補正するには、主走査方向
に対して副走査方向の補正量を2〜4倍に設定すればよ
い。
画像の細線部の再現性を向上させるには、MTF ji
ffとして、30%以上必要であると言われている。
そこで、着目画素とその周辺画素の重み付【ノ加惇処理
によって解像度補正手段を構成した場合において、上述
した主及び副走査方向を同程度に補遺し、しかも細線部
の再現性を劣化させないようにするには、解像度補正手
段としては、3×3の画素の画像データを使用するコン
ポリュウションフィルタを採用すればよい。
フィルタの要素、その時の対応する画素位置(i 、 
j >の順に書くと、下記のようになる。
(i 、 j )の画素の濃度■ijに対してその周り
の8個の画素に着目する。この時、<i−1、j−1)
〜(1口、 、、itl )に対して新しい濃度値を■
jjLとすると、 I ij’ = ■1jxCij ここに、C1jはフィルタ係数であって、ci、+=a
、b、c、・・・、にである。
上述した補正内容を実現するためのフィルタ係数の一例
を以下に示す。
補正量を強くしたい時は、それに応じてフィルタ係数を
適宜膜2すればよい。
上式の補正係数を使用したコンポリュウションフィルタ
による補正結果を第14図に示す。
第15図はこのコンポリュウションフィルタを使用した
MTF補正回路19の一例を示す回路構成図である。
3×3のマトリックスを使用する関係上、2個のライン
メモリ19a、19bと、9個のラッチ回路19c〜1
9kが使用され、第1の加算器191と乗算器(ビット
シフト回路)19Illとで1行2列と3行3列の畳み
込み処理が行われ、第2の加算器190によって2行1
列と2行2列の畳込み処理が行われる。3ビツトシフト
回路で構成された乗算器19nで2行2列の処理が実行
される。そして、これらの演輝出力を更に第3及び第4
の加算器19E1.19Qを使用して加算処理した侵、
正規化回路19「で正規化することにより、畳込み処理
された新たなm麿値1 ij’が得られることになる。
解像度補正回路19は上述の例以外にも、乗算や加減算
処理の代りにROM等を使用してもよい。
又、カラーゴースト処理後に解像度補正を実行している
が、色修正処理後多値化処理の前であれば、その処理位
置は問わない。
更に、ラインメモリはカラーゴースト補正用に使用され
るラインメモリを共通に使用するように構成することも
可能である。
閾値ROM78は第16図に示ずように各色毎に独立し
てその閾値データを格納したROM788〜78dを用
意し、それらをYMCK信号で選択するように構成する
。この場合、YMCK信号をエンコードするエンコーダ
81が必要となる。
ここで、YMCKの閾値の具体例について説明する。Y
MCKの4色刷りを行う場合に注意しなければならない
のはデイザマトリクスの網点角度である。
第17図は通常のデイザマトリクスのYMCKのコンタ
クトスクリーンの角度を示す説明図である。人間の視覚
の解像力はOoと90”方向に高く、45′″方向に低
いという性質を利用したものである。そこで、最もコン
トラストの強いKを45°方向に選び、最もコントラス
トの低いYを0°方向に設定して、見掛は上の画質向上
を図っている。又、MとCをそれぞれ15°と75°に
設定しているのは、Oa〜45°、45′″〜90°の
中間の22.5°と67.5°では網点どおしのモアレ
が生じるからである 本実施例では、YMCK共通の大きさのデイザマトリク
ス(12X12)で実現するために、YMCKをそれぞ
れO”、18.4°、45°。
71.6°としている。
第18図はこのような角度に設定したデイザマトリクス
のコンタクトスクリーンの模式図、又、第19図はYM
CKそれぞれのデイザマトリクスの一例を示すパターン
図である。このように各記録毎に異なる閾値パターンを
有することにより、色モアレを生ずることなく、安定し
た色再現を行うことができる。
操作・表示部からは閾値選択信号が多値化回路25に供
給され、自動モード時の闇値若しくは手動モード時の閾
値のいづれかが選択される。通常は自動モードとし、操
作スイッチによってこの自動モードが解除された時、Y
MCK信号と操作・表示部で指定されたレベル指定信号
により、自動閾値決定回路24を構成する閾値ROMの
アドレスが指定されて多値化用の所定の閾値が出力され
る。
4値化された画像信号はインターフェース回路26を介
して出力装置に供給される。
続いて、このインターフェース回路26の構成及び動作
を第20図を参照して説明する。
インターフェース回路26は多値データを受ける第1の
インターフェース26aと、これより送出された多値デ
ータを受ける第2のインターフェース26bとで構成さ
れる。
第1のインターフェース26aには、タイミング回路2
6cから水平及び垂直有効域信号H−VAL ID、V
−VAL IDが供給サレルと共に、カウンタクロック
回路26dから所定周波数(この例では、12MHz 
)のクロックが供給される。
これによって、水平及び垂直有効域信号が生成された期
間のみ、COD駆動クロックに同期して多値データが第
2のインターフェース26bの送出されることになる。
カウンタクロック回路26dは光学インデックス信号に
同期した主走査側のタイミングロックを生成している。
第2のインターフェース26bは第1のインターフェー
ス26aより送出された多値データと、その他の画像デ
ータとを選択して画像出力装置27側に送出づるように
するためのインターフェースである。
その他の画像データとは次のような画像データをいう。
第1に、テストパターン発生回路26fから得られるテ
ストパターン画像データであり、第2にバッチ回路26
qから得られるバッチ画像データであり、第3に、プリ
ンタコントロール回路26eから得られるコントロール
データである。
テストパターン画像データは画像処理の点検時に使用す
るものであり、トナー17m検出用のバッチ画像データ
はバッチ処理時に使用するものである。
テストパターン発生回路26f及びバッチ回路26gは
いづれもカウンタクロック回路44のクロックに基づい
て駆動され、これによって第1のインターフェース26
aから送出された4値データとのタイミング合わせを行
うようにしている。
第2のインターフェース26bから出力された4値デー
タは画像出力装置27に対し、レーザビームの変調信号
として使用されることになる。
第21図は画像出力装置27の詳細を示すブロック図で
ある。半導体レーザ発撮器にはその駆動回路96が設け
られ、このレーザ駆動回路96に上述した2値データが
変調信号として供給されて、この変調信号によりレーザ
ビームが内部変調される。又、駆動回路96は水平及び
垂直有効域区間のみ駆動状態となるように、タイミング
回路97からの制御信号で制御される。又、このレーザ
駆動回路96にはレーザビームの光aを示す信号が帰還
され、ビームの光量が一定となるようにレーザの駆動が
制御される。
八面体のポリゴンで構成された偏向器41によって偏向
されたレーザビームはその操作開始点がインデックスセ
ンサ99によって検出され、これがI/Vアンプ100
によって、インデックス信号が電圧信号に変換された後
、このインデックス信号がカウンタクロック回路26d
等に供給されて、ライン信号SHが形成されると共に、
光学主走査のタイミングが調節される。
尚、98はポリゴンモータの駆動回路であり、そのオン
、オフ信号はタイミング回路97から供給される。
第22図は、現像器の構成の一例を示す構成図である。
図において、43aはハウジングを示し、このハウジン
グ43a内には円筒状のスリーブ43bが回転自在に収
納される。スリーブ43b内にはN、88極を有する磁
気ロール43Cが設けられる。スリーブ43bの外周面
には層規制片43dが圧接され、スリーブ43bに付着
した現像剤の層厚が所定の厚みになるように規制される
。所定の厚みとは、10〜500μmのうち、予め規定
された値をいう。
ハウジング43a内には更に第1及び第2の撹拌部材4
3e、43fが設けられる。現像剤溜り43iにある現
像剤は、反時計方向に回転する第1の撹拌部材43eと
、第1の撹拌部材43eとは逆方向に、しかも互いに重
畳するように回転する第2の撹拌部材43fとによって
十分撹拌混合される。撹拌混合された現像剤は、互いに
逆方向に回転するスリーブ43bと磁気ロール43cと
の回転搬送力により、スリーブ43bの表面に付着搬送
される。
像形成体42上に付着した現像剤によって、この保形成
体42に形成された静電潜像が非接触状態で現象される
尚、現像時には、電源43jから供給される現像バイア
ス信号がスリーブ43bに印加される。
現像バイアス信号は電源43jから供給されるが、この
現像バイアス信号は像形成体42の非露光部の電位と略
同電位に選定された直流成分と、これに重畳された交流
成分によりなる。
その結果、スリーブ43b上の現像剤のトナーのみが、
選択的に潜像化された像形成体42の表面に移行するこ
とによってその表面上に付着されて、現像処理が行われ
ることになる。
尚、43gは補給トナー容器、43hはトナー補給ロー
ラである。
現像剤としては、2成分現像剤が用いられ、現像バイア
スを印加していない状態では、像形成体42と現像剤と
が接触しない状態で、しかも交流バイアス印加による振
動電界の下で、トナーを飛翔させ、像形成体42の静電
像に選択的に付着させて現像するようにしている。
このような非接触での現像方法を用いる場合には、像形
成体42上にイエロートナー像、シアントナー像、マゼ
ンタトナー像、黒トナー像等からなる多色トナー像を順
次現像する時、先のトナー像を後の現像で損傷すること
がなく、しかも薄層現像を実現できる等の利点を有する
第23図は帯電、露光、現像の様子を示ず説明図である
この図は像形成体42の表面電位の変化を示したもので
あり、帯電の極性が正の場合を例にとっている。PI−
1は像形成体の露光部、DAは像形成体の非露光部、D
LJPは露光部PHに第1の現像で正帯電トナーT+が
付着したため生じた電位の上昇分を示す。
像形成体42は帯電器により一様な電位で帯電が施され
て、一定の正の表面電位Eとなる(ステップ■)。
レーザを露光源とする第1像露光が与えられ、露光部P
Hの電位はその光」に応じて低下する(ステップ■)。
このようにして形成された静電潜像を、未露光部の表面
電位Eに略等しい正のバイアスを印加された現像装置が
現像する(ステップ■)。その結果、正帯電トナーT+
が相対的に電位の低い露光部PHに付着し、第1のトナ
ー像が形成される。
このトナー像が形成された領域は、正帯電トナーT!が
付着したことにより電位がDLJPだ【プ上昇するが、
通常の未露光部DAと同電位にはならない。
次に、第1トナー像が形成された像形成体表面は帯電器
により2回目の帯電が施され、その結果、トナーT!の
有無に拘らず、均一な表面電位Eとなる(ステップ■)
この像形成体42に表面に第2の像露光が施されて静電
潜像が形成される(ステップ■)。
上記と同様にしてトナーT1とは異なる色の静電体トナ
ーT2がの現像が行われた第2トナー像が得られる(ス
テップ■)。
以下同様のプロセスを行って、像形成体上に多色トノ゛
−像が得られる。これを転写紙Pに転写し、更にこれを
加熱又は加圧して定着することにより多色記録画像デー
タが得られる。この場合には像形成体の表面に残留する
トナー及び電荷をクリーニングして次の多色像形成体に
用いられる。
現像工程は現像剤層が像形成体表面に接触しないように
して行う。
多色像形成体のための潜像の形成方法としては、電子写
真法の他に多針電極等により直接像形成体lに電荷を注
入して静電潜像を形成する方法や、磁気ヘッドにより磁
気潜像を形成する方法等を用いることもできる。
本装置において、トナーの摩擦帯電の制御が容易で現像
性が優れ、且つトナーに任意の色を付与できるという特
徴があることから、非磁性トナーと磁性キャリヤとから
なる2成分現像剤が好ましく用いられている。
尚、像形成体42には次のような態様が考えられる。
一つの潜像を1種類のトナーで現像し、現像の度にトナ
ーを換えて多色トナー像を得る。
一つの潜像を、複数種のトナーで連続して現像する。こ
の結果2色以上の色が重ね合わされたトナー像を1qる
二つ以上の潜像を同種のトナー(一種類或いは複数種類
)で現像する。この結果、画像の合成ができる。
第24図は第1及び第2の制御部を示すブロック図であ
る。上述した各種の装置或いは回路は、この図に示すよ
うに、第1及び第2制御部107゜108によって全て
コントロールされる。第2の制御部108から説明する
第2の制御部108は主として画像読み取り系の制御及
びその周辺I¥1器の制御を司るものであって、109
は光学駆動制御用のマイクロコンピュータ(第2のマイ
クロコンピュータ)であり、本体制御用の第1制御部1
07との間の各種情報信号の授受はシリアル通信である
。又、第1制御部107から送出された光学走査開始信
号は第2のマイクロコンピュータ109の割込端子に直
接供給される。
第2のマイクロコンピュータ109は、基準クロック発
生器116から得られる所定周波’tll<例えば12
MH1>のクロックに同期して各種の指令番号が生成さ
れる。
第2のマイクロコンピュータ109からは、閾値選択信
号や、カラー記録に際してのYMCK信号(色選択信号
)等が出力される。
第2のマイクロコンピュータ109からは、更に次のよ
うな制御信号が出力される。
第1に、CCDセンサ4,5.6の駆動回路をオン、オ
フする制御信号がその電源制御回路(図示せず〉に供給
される。第2に、原稿1に必要な光を照射するための光
源113に対する点灯制御回路112に対し、所定の制
御信号が供給される。
第3に、画像読み取り部A側に設けられた可動ミ7−、
11ニット(34等)を移動さるためのモータ111を
駆動する駆動回路110にも制御信号が供給される。第
4に、ヒーター115への制御回路114にも制御信号
が供給される。
第2のマイクロコンピュータ109には、光源の光m情
報やホームポジションを示すデータが入力される。
次に第1制陣部107について説明する。第25図はカ
ラー複写機からの入力系及び出力系の一例を示すブロッ
ク図である。第1のマイクロコンピュータ117はカラ
ー画像処理システム本体を制御するためのものである。
操作・表示部118は、倍率指定、記録位置の指定、記
録色の指定等の各種の入力データがインプットされたり
、その内容等が表示される。表示手段はLED等の表示
素子が使用される。
紙サイズ検知回路119は、トレーに装填されたカセッ
ト用紙のサイズを検知して、これを表示したり、原稿の
サイズに応じて自動的に紙サイズを選択するような場合
に使用される。
ドラムインーデツクスセンサ127によって像形成体4
2の回転位置が検出され、そのインデックス信号で静電
処理工程のタイミングが制御される。
カセットゼロ枚検知セン’J−128では、カセット内
の用紙が零かどうかが検知される。手差しゼロ枚検知セ
ンサ130は同様に手差しモードにおける手差し用の用
紙の有無が検出される。
トナー濃度検知センサ129では、ドラム42上或いは
定着後のトナーの濃度が検出される。
又、4個のトナー残m検知はンサ131〜135によっ
て、各現像器43〜46のトナー残mがそれぞれ個別に
検出され、トナー補給が必要な時には操作部上に設けら
れたトナー補給用の表示素子が点灯するように制御され
る。
一時停止センサ135はカラー複写機の使用中において
カセットより第2給紙ローラ(図示せず)側に用紙が正
しく給紙されたかどうかを検出するだめのものである。
排紙センサ136は、上述とは逆に定着模の用紙が正し
く外部に排紙されたか否かを知るためのものである。
手差しセンサ137は手差し皿がセットされたかどうか
の検出に使用される。セットされていれば自動的に手差
しモードとなる。
以上のような各センサから得られるセンサ出力は第1の
マイクロコンピュータ117に取り込まれて、操作・表
示部118上に必要なデータが表示されたり、カラー複
写機の駆動状態が所望の如く制御される。
カラー複写の場合、イエロー、マゼンタ及びシアンの現
像用のモータ118の他に、黒専用のモータ13・9が
設けられ、これらは何れも第1のマイクロコンピュータ
117からの指令信号によって制御される。同様に、主
モータ(ドラムモータ)120はPLL構成の駆動回路
121でその駆動状態が制御されるが、この駆動回路1
21も父祖1のマイクロコンピュータ117からの制御
信号によってその駆動状態が制御されることになる。
カラー現像時には現像中の現像器等に対し、所定の高圧
電圧を印加する必要がある。そのため、帯電用の高1モ
電源140、現像用の高圧電源141、転写及び分離用
の高圧電源142、更にはトナー受り用の高圧電源14
3がそれぞれ設けられ、必要時にそれらに対して、所定
の高圧電圧が印加されることになる。
尚、145はクリーニングローラ駆動部、146は第1
給紙用ローラの駆動部、147は第2給紙用ローラの駆
動部であり、又、144はクリーニング圧着解除用のモ
ータである。更に、148は分離爪の駆動部である。
第2給紙ローラは、第1給紙ローラより搬送された用紙
を像形成体42上に形成された静電潜像のもとへ搬送す
るために使用される。
定着ヒータ124は定着ヒータオン、オフ回路123に
より第1のマイクロコンピュータ117の制御信号に従
ってコントロールされる。
定(!温度はサーミスタ125によって読み取られ、通
常時は適正温度になるように第1のマイクロコンピュー
タ117により制御される。
122はクロック回路(12MHz程度)である。
第1のマイクロコンピュータ117に付随して設けられ
た不揮発性のメモリ126は電源を切っても保存してお
きたいデータを格納しておくのに用いられる。例えば、
トータルカウンタのデータや初期設定値等である。
このように、第1及び第2のマイクロコンピュータ11
7.109では、カラー画像処理に必要な各種のコント
ロールが所定のシーケンスに則って実行される。
続いて、カラー記録における一連の処理を第26図〜第
27図を参照して詳細に説明する。この実施例では、フ
ルカラー(イエロー、マゼンタ。
シアン及び黒の4色)の記録の他に、外部よりの指定で
単色で記録できるようになされているので、先ず、フル
カラーの記録を第26図及び第27図を参照して詳細に
説明することにする。
第26図及び第27図において、区間F1は装置の主電
源がオンされてからコピーボタンが操作されるまでの区
間を示す。区間F2は像形成体(以下ドラムという)の
面回転処理の区間である。
露光プロセス区間工はイエロー現像(記録)区間であり
、露光プロセス区間■はマゼンタ現像区間であり、露光
プロセス区間■は熱現像区間であり、露光プロセス区間
!■はシアン現像区間である。
そして、区間Vは後回転処理の区間である。
又、図中に示した数字はドラムカウンタのカウント値或
いは後述する前回転カウンタ等の他のカウンタのカウン
ト値を示す。
主電源がオンすると、主モータ120が所定の期間だけ
回転し、コピーボタンが操作されると主モータが回転す
る(第26図(1)〉。第28図に示すように、インデ
ックスセンサ154が像形成体42に取り付けられたV
字状のインデックス素子153を検出すると、ドラムカ
ウンタがクリA7−される(第26図(イ)、(つ))
。以後の処理動作はこのドラムカウンタのカウント値を
基準にして実行される。露光プロセス区間工〜Vの長さ
(時間)は等しく、この例では、カウント値が778で
像形成体42が1回転するようになされている。
前回転区間F2は、その略中間の時点から前転写ランプ
が一定の期f!l(イエロー現像区間工の中間の時点ま
で)点灯し、カラー現像の前処理が実行される。
イエロー乃至シアンまでの現像区間に入ると、それぞれ
対応する区間に現像器43〜46に設けられた磁気ロー
ル43c及び現像スリーブ43bが回転されると共に、
これらの回転タイミングに同期して現象バイアスも立ち
上げられる(第26図(力)〜(セ))。
クリーニングブレード47aは、前回転区間F2のドラ
ムインデックス信号の立ち上がりに同期して圧着されて
、像形成体42に付着したトナーが除去され(第26図
(ソ))、その解除は圧着後1回転した時点に実施され
るが(第26図(夕))、このトナー除去によっても多
少トナーが残ることがあったり、ブレード解除時にトナ
ーが飛敗りることもあるので、ブレード解除開始から若
干遅れたタイミングにクリーニングローラが作動を開始
して、このような残量トナーの除去作業が行われる(第
26図(チ))。
イエロー現像区間Iの直前には第1給紙ローラが回転し
て記録用紙が第2給紙ローラ側に搬送される(第26図
(ツ))。第1給紙ローラはカット内にある用紙を搬送
するために設けられたもので、第1の給紙ローラで搬送
された用紙は第2の給紙ローラを駆動することにより像
形成体42側に搬送される。その搬送タイミングは最終
露光プロセス区間(図では、露光プロセスIV )であ
る(第27図(テ))。
第1の給紙ローラによる給紙動作は第2の給紙ローラ直
前に設けられた一時停止センサに記録用紙が達すると停
止し、第2給紙ローラが駆動され、記録用紙が通過する
と、そのセンサ出力が零となる(第27図(ニ))。
第1の給紙ローラの駆動により若干遅れて転写処理が実
行されると共に、これに同期して転写時における像形成
体42への用紙の巻き付けを防止するため、用紙分m電
極に所定の交流電圧が印加される(第27図(ト))。
一時停止センサ135が零に立ち下がった後、現像及び
定着処理が終了することによって、排紙センサ136が
定着後の用紙の排紙状態を検出することになる(第27
図(ヌ))。
カラー記録の場合、トナーの濃度検出は各現像処理毎に
実現される。濃度検出タイミングはイエロー、マゼンタ
、黒、シアンの各検出カウンタのカウント値により定め
られる(第26.27図U2〜U5)。これらカウンタ
は何れも、濃度検出用パッチを書き始めるタイミングを
基準としてリットされ、イエローカウンタはドラムカウ
ンタのカウント値が706の時リセットされ、リセット
後のカウント値が602の時点でトナー1m度が検出さ
れる。
同様に、マゼンタカウンタは707の時リセットされ、
又、黒カウンタ、シアンカウンタも707の時にリセッ
トされる。
ここで、トナー濃度はある特定の画像領域を参照して検
出される。そのため、第26図(へ)に示すように検出
用のパッチ信@(例えば、8×b用され、これが1qら
れてから所定の期間経過後にトナー濃度検出用の信号(
第26図(す))が出力されて、その特定領域の画像濃
度が検出されるものである。
前回転カウンタはコピーオン後最初のドラムインデック
ス信号の入ったタイミングの時点でクリヤーされ、その
方つンタ値が1266となった時に、前回転処理が終了
する(第26図U1)。
主電源がオンされると、偏向器41のポリゴンを駆動す
るモータも同時に駆動され、これによってポリゴンは常
時一定速度で回転駆動されることになる(第26図(〕
))。
画像記録に必要な画像データは次のようなタイミングで
送出される。つまり、イエローカウンタと同期してビデ
オゲートが“1°′となり、シアンレーザ書き込み終了
と同時にO”となるように設定され(第27図(ハ))
、ビデオゲートがII 1 IIの期間のみ画像データ
が画像出力装置27側に送出される。
垂直有効信号V−■八LIDは各現像処理ステップにお
いて、一定の期間(記録用紙がA4判の場合、カウント
値が528となるまでの期間)だけ有効となるように送
出される〈第26図())。
尚、画像処理出力装置27側の制御回路によりコピー信
号が送出されると共に(第26図(ホ))、光学走査の
ためのスタート信号が出力される。
この光学走査信号は1°′から°0°′への立ち下がり
エツジの時スタート状態となる(第26図(マ))。
又、画像読み取り部Bにおいて、画像読み取り手段の一
部である光源を取り付けた可動ミラーユニットを移動さ
れるように構成する場合には、この光学系のホームポジ
ションを示すホームポジション信号が各現像処理ステッ
プ毎に、画像出力装′rPi27の制御回路に送出され
る(第26図(ミ))このホームポジション信号を受け
、次の露光プロセスを行いたい時は、コピーR信号(第
26図(ホ))が送出される(第26図(ム)〉。
以上が、マルチカラーを記録する時の概略を示すタイミ
ングチャートである。
外部で指定した色(1色のみ)で元の画像を記録する場
合には、指定された色に関する画像処理が実行され、そ
の他の色の画像処理ステップは何れも実行されない。
そのため、この単色の画像処理ステップの各動作説明に
ついては、その詳細な説明は割愛する。
次に本装置の装置・表示部118について第29図を参
照して説明する。
イはコピースイッチであり、このスイッチを押下するこ
とにより上述したシーケンスで複写動作が行われる。又
、このスイッチの下にはLEDがあり、赤LEDが点灯
中にはウオーミングアツプ時を示し、緑LEDの点灯に
よって初めてレディー状態となる。
口は複写枚数や自己診断モードの表示又は異常状態やそ
の部位を示づ表示部である。7セグメントのLEDから
構成されており、数字でその内容が表示される。
ハはコピー枚数等の設定、自己診断モード動作指示、複
写動作の中断、枚数セットのクリヤー等を行うキー群で
ある。例えば、数字キーの4と7を押して電源スィッチ
をオンすると自己診断モートに入ることが可能であり、
且つこの時特定の数字をインプットすることにより、例
えば赤現像器のモータ等を独立して回転することが可能
である。
このモードからは特定の数字のインプット、又は電源オ
フ箋キーを押さないで電源オンとすることで通常モード
に復帰することが可能となる。
通常モードでは通常の複写動作が可能であるが、数字キ
ーとPボタンを組合せることにより、データのプリント
アウト、テストパターンのプリントアウト等の動作が可
能となっている。例えば、第2のインターフェースにプ
リンタコントローラを結線して“’ 52 P ”と入
力し、コピーボタンをオンすれば、プリンタコントロー
ラのデータが出力される。
同様にして、53 P ”とすることによりテストパタ
ーンのプリントアウトが可能となる。又、コピー動作中
、例えば4色1枚複写でイエロー現像中にストップ/ク
リヤーキーが押されると、イエロー現像終了後に後回転
プロセス動作に移り、この動作終了後初期状態に復帰す
る。多数枚複写時でも同様である。
二はEEモードの解除キーである。このキーを押してE
Eモードを解除した状態で、ホ又はり一のキーを操作す
ることによって、閾値を手動調整できる。
ホは画像全体の閾値レベルを決定するキーである。左側
のキーを押すと低閾値が選択される。1回押すことによ
りノーマル閾値から次のIal 1mに離散的に変化す
る。右側のキーはこの逆の動作を行う。原稿のうちのイ
エロー、マビンタ、シアン。
黒色は濃度的には色毎に異なっているのが普通であるか
ら、閾値を色毎に決定する場合には、りのキー群を利用
する。
りは色毎に独立して閾値を決定するキー群である。例え
ば、イエローの閾値を変える時にもイエローのスイッチ
を押す。この時このキー中のLEDが点灯し、レベルメ
ータ中の真中のLEDが点滅する。次に希望の閾値にす
るために、ホのキーの左又は右側を押して1段階毎に設
定レベルを変える。希望のレベルにしたい時には再度イ
エロースイッチを押すことにより点滅中のレベルにセッ
トされる。この段階でレベルメータ中のLEDの点滅は
終了し、LEDは点灯状態になる。赤と黒についても同
様である。
カラーコピーモードとしては、1色モード、2色モード
、3色モード、フルカラーモードがある。
これを指定するのがへとトのキー群である。以下説明す
る。
1色で記録する場合、最初にモノキーを押し、次にイエ
ローで記録する時には、へとイエローキーを、黒で記録
する時には黒キーを押せばよい。
マゼンタ若しくはシアン1色記録の時にも同様である。
次に、4色で記録する時にはトのフルカラーキーを押す
。この操作のみで4色モードとなり、コピーキーを押す
ことにより、イエロー→マゼンタ→黒→シアンの順に複
写が行われる。
ヌは、透明フィルムを用いてOHPシートを作成する時
に用いられるキーである。この時の定着温度は200℃
前後である。これは、定着温度を上げてフィルム上のト
ナーを溶融させ、トナー表面層の平滑性を高め、透明性
を上げることを目的としたものである。
ルは細線モード用のキーであり、レーザのパワーを通常
使用の5mWより下げ1〜b 使用可能とし、特に文字再現性を向上するようにしたも
のである。このモードは特に上記したMTF補正をかな
り強くした後に用いると効果的である。
オは複写機の動作状態の表示〈ジャム、紙補給。
紙の移動位置)とトナー補給を指示するLED表示素子
である。
尚、上記実施例では、赤、青、緑の3色で画(粂読み取
りを行い、イエロー、マゼンタ、黒、シアンの4色で画
像処理及び画像出力を行うものとして説明してきたが、
これらに限定されるものではなく、他の色を使用したり
、異なる色数によっても同様の効果が得られることはい
うまでもない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、色修正後
であって多値化処理する以前の段階で画像処理を実行す
るようにし、多値化手段として各記録色毎に異なる閾値
パターンを配置したので、多値化する以前の画像データ
に対してカラーゴースト補正、解像度補正を行うことが
でき、各記録色毎に異なる閾値パターンにより多値化さ
れ、簡単な回路構成で、画質を劣化させることな(安定
した色再現により画像のハードコピーを得ることのでき
るカラー画像処理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー画像処理装置の構成の一例を示
すブロック図、第2図は本発明に適用できるカラー複写
機の一例を示す要部の構成図、第3図はダイクロイック
ミラーの透過率の特性図、第4図は光源の相対スペクト
ル図、第5図はCODの分光特性図、第6図はルックア
ップテーブルの構成図、第7図及び第8図はそれぞれカ
ラーゴーストの説明図、第9図はカラーゴースト発生の
説明図、第10図及び第11図はカラーゴースト補正の
説明図、第12図はカラーゴースト補正回路のブロック
図、第13図及び第14図は解像度補正の説明に供する
特性図、第15図はWl像度補正回路のブロック図、第
16図は自動閾値決定回路のブロック図、第17図乃至
第19図はデイザマトリクスの説明図、第20図はイン
ターフェース回路のブロック図、第21図は画像出力装
置の構成図、第22図は現像器の要部断面図、第23図
は現像プロセスの説明図、第24図は第2制御部のブロ
ック図、第25図は第1制御部のブロック図、第26図
及び第27図はその動作説明に供するタイジングチ1フ
ート、第28図はインデックスセンサの説明図、第29
図は操作・表示部のキ−配列状態を示す説明図である。 1・・・原稿 2.3・・・ダイクロイックミラー 4.5.6・・・CCDセンサ 7.8.9・・・A/D変換器 io、ii、12・・・シェーディング補正回路13.
14.15・・・ゲート 16・・・濃度変換回路   17・・・色修正回路1
8・・・カラーゴースト補正回路 19・・・MTF補正回路  21・・・多値化手段2
2・・・閾値選択回路   25・・・多値化回路26
・・・インターフェース回路 27・・・画像出力装置 特許出願人   コ  ニ  カ  株  式  会 
 礼式  理  人   弁理士     井  島 
 藤  治外1名 第3図 第4 図 第5図 篇6図 アドレス             出力尾7図 篇8図 イエロー 黒  シアン 尾9図 萬10図 有;有彩色 第11図 く            国 く             ω 第16図 22閾値選択回路 、、、78□°°1 第22図 但現像器 第17図 荊18図 勇臣19( ヌく

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カラー画像情報を複数の色分解像に分解して読取り、複
    数の色信号を形成する色信号形成手段と、これら複数の
    色信号にディジタル変換処理を施し、ディジタル色信号
    を得る信号変換手段と、前記ディジタル色信号に対し色
    修正を行い、カラー画像形成用の色の修正色信号に変換
    する色修正手段と、前記修正色信号に対しカラーゴース
    ト補正を行うカラーゴースト補正手段と、カラーゴース
    ト補正が行われた修正色信号をそれぞれの色毎に異なる
    閾値パターンに従い多値化する多値化手段と、この多値
    化手段により多値化された信号に基づいてカラー画像を
    形成するカラー画像形成手段とを有することを特徴とす
    るカラー画像処理システム。
JP63020390A 1988-01-30 1988-01-30 カラー画像処理システム Pending JPH01195778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180055147A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 호서대학교 산학협력단 저장성이 향상된 버드나무 잎 추출물을 함유하는 두부 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180055147A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 호서대학교 산학협력단 저장성이 향상된 버드나무 잎 추출물을 함유하는 두부 및 그 제조방법

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