JPH01193293A - マクロライドのレチノイン酸エステル、その製造方法及びこれを含有する化粧料組成物 - Google Patents

マクロライドのレチノイン酸エステル、その製造方法及びこれを含有する化粧料組成物

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JPH01193293A
JPH01193293A JP63276360A JP27636088A JPH01193293A JP H01193293 A JPH01193293 A JP H01193293A JP 63276360 A JP63276360 A JP 63276360A JP 27636088 A JP27636088 A JP 27636088A JP H01193293 A JPH01193293 A JP H01193293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマクロライドのレチノイン酸エステル。
その製造方法及び種々の皮膚病とくに■瘡の処置に使用
される、上記エステルを含有する医薬及び化粧料組成物
に関する。
とくに本発明によるレチノイン酸エステルは感染性又は
非感染性皮膚病の処置に適している。
本発明によるレチノイン酸エステルは皮膚炎の原因とな
る主要な細菌 ro ionibacterium a
cnesに効果のあることが明らかにされた程度に応じ
て、座癒処置において満足し得る結果をもたらす。
本発明によるレチノイン酸エステルはその構造からすぐ
れた親油性を有しており、表皮からのより良好な浸透を
容易にする。
本発明によれば、新規の工業製品として、下記一般式(
I): (式中RはエリスロマイシンAを除くマクロライドから
の誘導体基を表わす)で表わされるマクロライドの全ト
ランス及び13−シス−レチノイン酸エステル及びその
混合物及び該エステルの塩が提供される。
本発明においてはマクロうイドはロキシスロマイシン、
オレアンドマイシン、ジョサマイシン及びスピラマイシ
ン(1)、(II)及び(m)であることが望ましい。
八−ロキシスロマイシンのレチノイン酸エステルは式(
■): で表わすことができる;上記の式中、R′は下記のアシ
ル基を表わす; これらロキシスロマイシンのレチノイン酸エステルは2
′の位置のものである。
B−オレアンドマイシンのレチノイン酸エステルは下式
(m)によって表わすことができる。
上記式中のHI1及びHI2は、R′又は水素原子を表
わすが少なくとも一方はR′を表わすものとする。
R′は前記と同一の意義を有する。
これらのオレアンドマイシンのレチノイン酸エステルは
2′及び/又は4′の位置のものであるが混合物の形で
あってもよい。
C−ジョサマイシンのレチノイン酸エステルは下式(T
V)によって表わすことができる:上記式中のR′1又
は、R′2はR′又は水素原子を表わすが、少なくとも
一方がR′を表わしそしてR′は前記と同一の意義を有
する。
これらのジョサマイシンのレチノイン酸エステルは9及
び/又は2′の位置のものであるが混合物の形であって
もよい。
D−スピラマイシンのレチノイン酸エステルは下式(V
)によって表わすことができる:上記式中のB10又は
HI3は、R′又は水素原子を表わすが、少なくとも一
方がR′を表わすものでありR′は前記と同一の意義を
有するものであり、R′は水素原子(スピラマイシンり
、アセチル基(スピラマイシン■)又はプロピオニル基
(スピラマイシン■)を表わす。
これらスピラマイシン(1)、 (II)及び(m)の
エステルは3,2′及び/又は4′の位置のものであり
場合によっては混合物の形であってもよい。
本発明による式(I)のレチノイン酸エステルは望まし
くは下記のものである: 4″−0−(全トランス)レチノイン酸ロキシスロマイ
シン、4″−0−(トランス)レチノイン酸オレアンド
マイシン、9−0−(トランス)レチノイン酸オレアン
ドマイシン、9−0−(全トランス)レチノイン酸ジョ
サマイシン、4″−0−(全トランス)レチノイン酸ジ
ョサマイシン、4″−0−(全トランス)レチノイン酸
スピラマイシン(1)、(II)及び(III)、3−
0−(全トランス)レチノイン酸スピラマイシン(I)
、 (II)及び(■)。
9−0−(全トランス)レチノイン酸スピラマイシン(
1)、(II)及び(III)、 9−O−(全トラン
ス)レチノイン酸ジョサマイシン。
本発明によれば、更に上記式(1)の全トランス又は1
3−シスレチノイン酸エステルの製造方法も提供される
種々のエステル化法を利用できるが、このエステル化は
たとえばクロル蟻酸エチルと全トランス又は13−シス
−レチノイン酸とからその場で調製された全トランス又
は13−シス−レチノイン酸の混合無水物の過剰量と塩
基の形の前記したごときマクロライドとを、無水有機溶
媒、好ましくはテトラヒドロフラン単独又はこれとピリ
ジンのごとき他の有機溶媒との混合物中で、かつピリジ
ン及び/又は炭酸水素ナトリウム及び/又はトリエチル
アミンのごとき有機又は無機塩基の存在下で反応させる
ことによって行うことが好ましい。
本発明によれば、更に、種々の皮膚病とくに■瘡の処置
のために局所、経口、消化管外又は直腸経由で投与でき
る医薬組成物ならびに化粧料組成物も提供される;これ
らの組成物は無水物でありかつ前記で定義したごとき式
(1)のレチノイン酸エステルの少なくとも1種を組成
物の全重量に基づいて0.001乃至10好ましくは0
.01乃至1重量%の濃度で含有している。
有効成分として少なくとも1種の式(1)のレチノイン
酸エステルを含有している本発明による組成物を調製す
るためには、薬学、美容及び関連分野についての文献に
記載の担体及び添加剤を用いることができる。
溶液を調製するためにはたとえば生理学的観点から許容
される有機溶媒の1種又はそれ以上を使用できる。
許容される有機溶媒はとくに、アセトン、イソプロピル
アルコール、脂肪酸トリグリセリド、短鎖の酸の01−
04アルキルエステル、ポリテトラヒドラフランのエー
テル、及びシクロメチコーンなどのシリコーンからなる
群から選ばれる。
本発明による組成物はまたセルロース誘導体のごとき増
粘剤を組成物の全重量に基づいて0.5乃至20重量%
の比率で含有できる。
そのほかに本発明による組成物は本発明によるエステル
の少なくとも1種と組合せて、他の公知の抗■瘡剤の少
なくとも1種を含有できる。
必要ならば、酸化防止剤、防腐剤、香料及び着色料から
なる群から選ばれた通常の添加剤も添加できる。
使用可能な酸化防止剤としては例えばt−ブチルヒドロ
キシキノン、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒド
ロキシトルエン、及びα−トコフェノール及びその誘導
体があげられる。
本発明による化合物の薬理的及びガレヌス製剤形は公知
の方法で行なわれる。
ガレヌス製剤は局所用にはクリーム、乳液、ゲル、大な
り小なり増粘させたローション、綿栓に含ませたローシ
ョン、ポマード、捧又はスプレー又は発泡剤の形をして
いてもよいエーロゾルとすることができる。
経口用組成物は錠剤、カプセル、糖衣錠、シロップ、懸
濁液、乳濁液、粉末、顆粒又は溶液の形とすることがで
きる。
組成物はまた生薬の形とすることができる。
本発明による局所用組成物を用いる■瘡の処置は毎日2
回又は3回、処置すべき皮膚の部分に十分な量を6乃至
30週間、好ましくは12乃至24週間の間過用するこ
とにより行われる。
本発明による組成物はまた予防措置として、すなわち座
癒を生ずる可能性のある皮膚の部分にも使用できる。
以下においては式(I)のレチノイン酸エステルの調製
例ならびに皮膚病とくに$1!癒の処置に使用される医
薬又は化粧料組成物の例を示す。
失庭涯よ り−0−ランスレチノ ン ジョサマ シン不活性雰囲
気下、フラスコ内で(全トランス)レチノイン酸5g(
16,6mmol)を無水テトラヒドロフラン35mQ
に溶解させた;反応混合物をO’Cに冷却し、次にトリ
エチルアミン2.3mfl及びクロル蟻酸エチル1.3
mg(16,6+s+5ol)を注入した。溶液を5分
間撹拌し、無水ピリジン20mQ、次に予めテトラヒド
ロフラン150■Qに溶解させたジョサマイシン5 、
8mg(7■mol)を添加した0次に混合物を撹拌し
ながら10時間放置し、常温に戻した(シリカゲル薄層
クロマトグラフィー;メチレンクロライド(90)/メ
タノール(10))、溶液を水60mQ中へ注ぎ、酢酸
エチルで抽出した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させ、濾過し減圧下で濃縮した。こうして得られた粗生
成物をシリカゲル・カラム上でクロマトグラフィー(H
,P、L、C,)にかけ、溶出液として酢酸エチル(7
)/ヘキサン(3)を用い、9−0−(全トランス)レ
チノイル酸ジョサマイシン4.7g(収率60%)及び
痕跡のその13−シス異性体を単離した。
融  点 110℃(ヘキサン/酢酸エチル)微量分析
 C5z)ltsNOzs15Hzo ;分子量113
7.5計算値(%); C65,46H8,68N 1
.23実測値(%) :   65.26  8,55
  1.19赤外線  ;   173Sao−1に帯
(エステル)”CNMR(CDCI、内部基準T、M、
S、)8(−2,2ppm)及び10(−1,3ppm
)の負のγ効果はエステルが9の位置にあることを示す
不活性雰囲気中、フラスコ内で(全トランス)レチノイ
ン酸5g(16,6a■ol)を無水テトラヒドロフラ
ン35−に溶解させた;反応混合物を0℃に冷却し、次
に無水ピリジン3mu(38m朧o1)とクロル蟻酸エ
チル1.6a+ff1(16,6a■ol)とを注いだ
;溶液を5分間撹拌し、ついで無水ピリジン25■Q、
次に予めテトラヒドロフラン150tQに溶解させたジ
ョサマイシン5.8g(7a■ol)を添加した1次に
反応混合物を撹拌しながら10時間放置し常温に戻した
(シリカゲル薄層クロマトグラフィー:トチシンクロラ
イド/メタノール7.5%)。溶液を水100+sll
中へ注ぎ次に酢酸エチルで抽出した。有機相を硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させ、濾過し、次に減圧下で濃縮した
こうして得られた粗生成物をシリカゲルカラム上で溶出
液;酢酸エチル(7)/ヘキサン(3)を用いてクロマ
トグラフィー(H,P、L、C)にかけて4″−0−(
全トランス)レチノイン酸ジョサマイシン1.5g (
収率%)及び痕跡のその13−シス異性体を単離した。
融  点 130℃(酢酸エチル/ヘキサン)微量分析
 C,、H,、N01s・1.5H,O分子量1137
.5計算値(%);C65,46H8,68N 1.2
3実測値(%) ;   65.76  8,21  
1.2213CNMR(CDC1,、内部基準T、M、
S、)1’(−2,1pp園)及び3’ (−1,62
ppm)の負のγ効果はエステルが2′の位置にあるこ
とを示す。
アン′マ シンの 不活性雰囲気中、フラスコ内で(全トランス)レチノイ
ン酸5g(16,6a■ol)を無水テトラヒドロフラ
ン35++Qに溶解させた0反応混合物を0℃に冷却し
次にトリエチルアミン2.4tj!(16,7m5ol
)及びクロル蟻酸エチル1.6tQ(16,6+mmo
l)を注いだ;溶液を5分間撹拌し無水ピリジン25@
Q、次に予めテトラヒドロフラン200mQに溶解させ
たオレアンドマイシン4.1g(6a■ol)を添加し
た0次に反応混合物を撹拌しながら10時間放置し常温
に戻らせた(シリカゲル薄層クロマトグラフィー;メチ
レンクロライド/メタノール10%)、溶液を水100
mj2中へ注ぎ次に酢酸エチルで抽出した。有機相を硫
酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し
た。
こうして得られた粗生成物°をシリカゲルカラム上で溶
出液として酢酸エチル(7)/ヘキサン(3)を用いて
クロマトグラフィー(H,P、L、C,)にかけて、4
′−〇−(全トランス)レチノイン酸オレアンドマイシ
ン(大部分)及び4″−0−(全トランス)レチノイン
酸オレアンドマイシン(小部分)3.2g(収率55%
)を単離した。
微量分析 ” Cs5Hs−NOxa・1.5H,O分
子量997計算値(%);C66,24H9,09N 
1.4実測値(%) ;   66.23  8.96
  1.50”CNMR(CDC1,、内部基準T、M
、S、)3’(−2,5ppm)及び5’(−1,5p
pm)の負のγ効果が大部分のエステルが4′の位置に
あることを示す。
不活性雰囲気中、フラスコ内で(13−シス)レチノイ
ン酸5g(16,6a■ol)を無水テトラヒドロフラ
ン35mflに溶解させた6反応混合物をO”Cに冷却
し次にトリエチルアミン2,5tQ及びクロル蟻酸エチ
ル1.6tQ(16,6+amol)を注いだ、・溶液
を5分間撹拌し、無水ピリジン25mj2、次に予めテ
トラヒドロフラン150■Qに溶解させたロキシスロマ
イシン5g(6+u+ol)を添加した0次に反応混合
物を撹拌しながら10時間放置し、常温に戻らせた(シ
リカゲル薄層クロマトグラフィー:メチレンクロライド
/メタノール10%)、溶液を水120@Q中へ注ぎ次
に酢酸エチルで抽出した。有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥させ、濾過し、次に減圧下で濃縮した。こうして
得られた粗生成物をシリカゲルカラム上で、溶出液とし
て酢酸エチル(7)/ヘキサン(3)を用いてクロマト
グラフィー(H,P、L、C,)にかけて4″−0−(
全トランス)レチノイン酸ロキシスロマイシン4g(収
率60%)及び痕跡のその全トランス異性体を単離した
融  点 ;117℃(ヘキサン/酢酸エチル)微量分
析 ;C,、H工。2 N2 o、 s・3820分子
量1173.6計算値(%);C62,43H9,28
N 2.39実測値(%) ;  62.39  8,
65  2.21”CNMR(CDCl2、内部基準T
、M、S、)1’(−2,4ppm)及び3’(−2,
IPp■)の負のγ効果はエステルが2′の位置にある
ことを示す。
前記で列挙したその他のエステルは上記実施例1乃至4
に記載のものと同じ方法に従って調製できる。
ヒドロキシプロピルセルロース          1
gブチルヒドロキシトルエン            
0・05g9−0−(全トランス)レチノイン酸ジョサ
マイシン   0.05gインプロパツールを加えて 
          100gこの実施例において有効
成分は4″−0−(全トランス)レチノイン酸ロキシス
ロマイシン同量によって代替できる。
B、   、     ローション ブチルヒドロキシトルエン             
0.05g9−0− (全トランス)レチノイン酸ジョ
サマイシン    1gC@−C1*脂肪酸トリグリセ
リドを加えて       100gこの実施例におい
て有効成分は4″−0−(全トランス)レチノイン酸ジ
ョサマイシン同量により代替できる。
C9良1」1九匁JLI棒 白色ワセリン                   
52gワセリン油                 
  15g精製パラフィン             
   32g9−0−(全トランス)レチノイン酸ジョ
サマイン    1gこの実施例において有効成分は同
量の4″−〇−(全トランス)レチノイン酸ロキシスロ
マイシン又は4″−0−(全トランス)レチノイン酸オ
レアンドマイシンと9−0−(全トランス)レチノイン
酸オレアンドマイシンとの混合物により代替できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中RはエリスロマイシンAを除くマクロライドから
    誘導された基を表わす)で表わされるマクロライドの全
    トランス及び13−シスレチノイン酸エステル、その混
    合物及び該エステルの塩。 2、マクロライド残基はロキシスロマイシン、オレアン
    ドマイシン、ジヨサマイシン及びスピラマイシン( I
    )、(II)及び(III)から選ばれる請求項1記載のエ
    ステル。 3、望ましくは、 2′−O−(全トランス)レチノイン酸オレアンドマイ
    シン、 4″−O−(全トランス)レチノイン酸オレアンドマイ
    シン、 9−O−(全トランス)レチノイン酸ジヨサマイシン、
    2′−O−(全トランス)レチノイン酸ジヨサマイシ2
    ′−O−(13シス)レチノイン酸スピラマイシン(
    I )、(II)及び(III)、 3−O−(全トランス)レチノイン酸スピラマイシン(
    I )、(II)及び(III)、 4″−O−(全トランス)レチノイン酸スピラマイシン
    ( I )、(II)及び(III)、 9−O−(13シス)レチノイ酸ジヨサマイシンからな
    る群から選ばれた請求項1及び2記載のエステル。 4、無水有機溶媒中において、その場で調整された過剰
    の全トランス又は13−シス−レチノイン酸の混合無水
    物と、塩基の形をしているロキシスロマイシン、オレア
    ンドマイシン、ジヨサマイシン又はスピラマイシン(
    I )、(II)及び(III)から選ばれたマクロライドと
    を有機又は無機塩基の存在下で反応させることを特徴と
    する請求項1記載のレチノイン酸エステルの製造方法。 5、無水有機溶媒はテトラヒドロフラン単独又はテトラ
    ヒドロフランとピリジンとの混合物である請求項4記載
    の方法。 6、有機又は無機塩基はピリジン及び/又は炭酸水素ナ
    トリウム及び/又はトリエチルアミンである請求項4記
    載の方法。 7、有効成分として請求項1乃至3記載のレチノイン酸
    エステルの少なくとも1種を無水担体中に含有すること
    を特徴とする種々皮膚病とくに■瘡の処置用の医薬又は
    化粧料組成物。 8、レチノイン酸エステルを0.001乃至10重量%
    好ましくは0.01乃至1重量%含んでいる請求項7記
    載の組成物。 9、担体はアセトン、イソプロピルアルコール、脂肪酸
    トリグリセリド、短鎖の酸とC_1−C_4アルキルと
    のエステル、ポリテトラヒドロフランのエーテル、シリ
    コーン及びそれらの混合物である請求項7又は8記載の
    組成物。 10、セルロース誘導体のごとき増粘剤を組成物の全重
    量に基づいて0.5乃至20重量%の比率で更に含んで
    いる請求項7乃至9の何れかに記載の組成物。 11、酸化防止剤、防腐剤、香料、着色料又は他の抗■
    瘡剤も含んでいる請求項7乃至10の何れかに記載の組
    成物。
JP63276360A 1987-11-04 1988-11-02 マクロライドのレチノイン酸エステル、その製造方法及びこれを含有する化粧料組成物 Expired - Lifetime JP2736258B2 (ja)

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