JPH01192623A

JPH01192623A - ショット分配装置

Info

Publication number: JPH01192623A
Application number: JP1359188A
Authority: JP
Inventors: Hisashige Murahara; 村原　久茂
Original assignee: Gadelius KK
Current assignee: Gadelius KK
Priority date: 1988-01-26
Filing date: 1988-01-26
Publication date: 1989-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野］本発明は、熱交換器ボイラ等の伝熱管群に付着したダス
トを除去するために、ショットを伝熱管に衝突させて、
その衝撃力により該ダストを脱落除去させるシ曹ットク
リーニング装置において、伝熱管群上面にショットを広
範囲にかつ均等に分配するための装置に関する。

【従来の技術１第３図は従来型のショットクリーニング装置の分配装置
の概念図である。

シ層ット貯藤タンク１に貯蔵されで゛いるシ１７トは、
■止弁の解放によってエゼクタ−３内に落下する。送風
機４より送風された高速の空気流に吸引されて、シーッ
トは空気に搬送され、上昇管を矢印５の如く上昇し、搬
送解除板６に衝突する。

ショットは入口管７から自由落下し、搬送空気は矢印８
の如く上昇後、熱交換器のハウジング９内に返される。

分配箱１０の上部に装備された上部ホッパ１１内に落下
したシ１フトの一部は、通常の場合には分配箱１０の下
部に接続している分配管１２の入口を中心として摺鉢状
（アリ地獄状）に堆積し、シ薯ットの残部は摺鉢面を虻
が９落ち、各分配管１２内を落下して、ハウジング９内
に装備されたハン〃−１３に支持された半球形の分散頭
１４に衝突し、反発されて略均等に散布され、伝熱管１
５゜１５′の伝熱面に衝突し、伝熱面に付着していたダ
ストを除去しながら伝熱面間を落下し、下部ホッパ１６
によってホッパ底部に集められ、再び貯蔵タンク１に返
される。

ン１ットは前述の如き循環を間歇約１、又必要に応じて
連続的に繰返す。

Ｅ発明が解決しようとする課題１ショットは分配箱内で一度堆積された後、分配管に落下
することになるので、ショットによって除去されたダス
トが湿分、粘着性等を有している場合には、ダストが接
着剤の働きをして多数個のショットが相互に付着させら
れて塊状となり、又、ダスト又は熱交換流体が腐蝕性を
有する場合には、発錆性のあるショットは着しく発錆す
ることになり、その錆を媒体として、多数個のショット
が相互に付着させられて塊状となる。

この塊状体は、クリーニング装置の運転中にショットの
循環路の死空間に堆積して、ショットの正常な流動を妨
げ、特に分配箱内において分配管の入口を中心とした正
常な摺鉢形状の穴を形成することができなくなり、複数
の分配管の入口を中心として形成されていたそれぞれの
摺鉢形状が運転初期の形状とは異なったものとなって、
各分配管への分配が均等に行なわれな（なり、それに応
じて、各区画の伝熱面ダストの除去が均等に行なわれな
くなり、更にショットの塊状化が進むと、分配管の入口
を完全に閉塞してクリーニング装置の機能を麻痺させる
。

又、均等な分配を行うための正常な摺鉢形状を１個の分
配箱の中に作り出す場合に、摺鉢形状の数は多くても４
個までが実際上の限度であるため、広大な伝熱管群上面
の面積を有する大型熱交換器又はボイラにおいては、分
配管の下部に第２の分配箱を装備し、第２の分配管に接
続された分配管の下部に第３の分配管をｉ備するといっ
たように多段階の積層によるいわゆるねずみ講式の多岐
分配管を装備してショットの分配数の増加を計らざるを
得す、分配機構が複雑となってクリーニング装置全体の
設備費が割高となる。

本発明はこれ等の問題を解決するためになされたもので
、その目的とする所は、分配箱内でショットを一時的に
堆積させることなく常に流動させることによって、分配
箱の通路を構成する分配管の入口をシシット塊が閉塞す
ることを避けると共に、１台で４個を越える複数の均等
な流れにシｍ　−／　）を分配することによって、分配
箱で分配するよりもより広範囲の伝熱管群上面にショッ
トを分配させ得る比較的簡単な機構で経済的なショット
分配装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段と作用１シヨツトは搬送管の端部から自由落下し、ケーシングの
上部に装置１されたシ信ットの入口管を通過しで骸骨の
下部に位置するケーシングの内部に装備された偏心漏斗
内に供給される。偏心漏斗は駆動装置によって低速で回
転され、回転の中心から偏心した位置に出口を！！備し
ている。

偏心漏斗内に供給されたショットは、該漏斗の出口より
下部に装備された集合ホッパに向って漏斗の回転に伴な
い円周状に流れ出る。集合ホッパは、伝熱管群上面へシ
１７トを誘導する分配管をその下端に接続し、偏心漏斗
の出口より流れ出たショットを均等に分配する複数個の
分配ホッパを円周状に配列している。

［実施例１以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は搬送管を矢印５の如く上昇してきたショットが
流れ込む入口管７及び上部ホッパ１１を装備するケーシ
ング１７と、ケーシング１７の内部に装備された偏心漏
斗１８と、ケーシング１７の下部に装置ｉＩされ、分配
管１２を接続する集合ホッパ１９を示す図である。

熱交換器の伝熱管群の下部で収集されたショットは空気
流に搬送されて搬送管を矢印５の如く上昇してきて、搬
送管の終端にある搬送解除板６に衝突して搬送速度を消
失し、自由落下して入口管７、上部ホッパ１１を通過し
て偏心漏斗１８に供給される。一方、ショットの搬送に
使用された空気の大部分は排気管２０を上昇してハウジ
ング内に放出される。

偏心漏斗１８は電動８！２１と減速Ｐ１１２２によりて
駆動される輸２３に固定されていて輪２３と共に矢印２
４の方向に、低速（好ましくは０．５〜１゜５　ｒ、ｐ
））で、ケーシング１７内を回転する。

軸２３の上部は増力軸受２５で支持され、下部は案内軸
受２６で支持されている。偏心漏斗１８の上端は上部ホ
ッパ１１からのショットを受け入れるための大きな開口
を有し、下端は回転の中るから偏心した位置にショット
を落下流出するための出口管２７を有している。

ケーシング１７の下部に接続された集合ホッパ１９は８
個の分配ホッパ２８が円周状に配列された集合体である
１分配ホッパ２８は、その上部の断面形状が扇形を成し
、下部のそれが円形を成し、該ホッパ２８の側面材によ
って上部の扇形と下部の円形とを＃！絖したホッパ構造
になっている０分配ホッパ２８の下部には、該ホッパ２
Ｂから伝熱管群上面に設置された図示されでいない分散
類までの闇をン履ットを誘導するための分配管１２が接
続されている。

第２図は分配管１２を上部から見た図を示す。

集合ホッパ１９の分割数はシ履ット分配装置の直径、シ
ッットの循環量、偏心漏斗１８の回転数等の設定を適当
に選択することにより１０敗個までにも分割することが
可能である。

偏心漏斗１８より略一定の流量で落下したシ１フトは分
配ホッパ２８に供給され、該漏斗１８の回転に従って、
順次隣接の分配ホッパ２８’、２８”、２８″′・・・
・・・へと供給されて行（、偏心漏斗１８の出口管２７
は一定の速度で回転しているので、各分配ホッパ２８の
上部の開口面に対面している時間は等しく、各分配ホッ
パ２８に供給されるショットの量は略均等となる。従っ
て、各分配ホッパ２８より各分散類に供給されるシ５ッ
トの量は略均等となり、伝熱管群上面に略均等にシ１ッ
トを散布することができる。しかも、各分配ホッパ２８
の個数は１０数個の範囲まで増すことが可能であるため
、伝熱管群上面のシ層ット欽布面積が相当に広い大型熱
交換器に対しても、従来型よりも少ない個数のショット
分配装置によってショットを均等に分散供給することが
可能である。

【発明の効果］搬送管より供給されるシ１ットの流れを従来型より均等
に、かつより多数の流れに分配することができるように
なると共に、ショットの分配経路にショットが一時的に
堆積する箇所をなくすことによって、分配経路のシ１ッ
ト団塊による閉塞を防止することができるようになった
。

従って、従来型のシ磨ット分配装置が伝熱管群上面にシ
ョットを散布する分散面積よりはるかに広い面積に、本
発明のシ鱈ット分配装置はショットを散布することを可
能とし、熱交換器、ボイラ等の伝熱管面ダスト除去装置
として設置されるシ謄ットクリーニング装置の設備費を
低減し、更に、閉塞のない信頼性の高い運松を可能とす
ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のショット分配Ｉ装置の縦断面図を、第
２図は＄１図Ａ−Ａ矢視の片側半分の横断面図、第３図
は従来型のショットクリーニング装置を示す。１・・・ン鰭ット貯蔦タンク、２・−ｍ止弁、３・・・
エゼクタ−１４・・・送風機、５・・・矢印、６・・・
搬送解除板、７・・・入口管、８・・・矢印、９・・・
ハウジング、ｌＯ・・・分配箱、１１・・・上部ホッパ
、１２・・・分配管、１３・・・ハン〃−１１４・・・
分散類、１５．１５’・・・伝熱管、１６・・・下部ホ
ッパ、１７・・・ケーシング、１８・・・偏心漏斗、１
９・・・集合ホッパ、２０・・・排気管、２１・・・電
動機、２２・・・減速機、２３・・・柚、２４・・・矢
印、２５・・・増力軸受、２６・・・案内軸受、２７・
・・出口管、２８．２８’　、２８”　、２８“′・・
・分配ホッパ。特許出願人　〃プリウス株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

搬送されたショットを受け入れる入口管を上部に装備す
るケーシングと、該ケーシングの内部に装備されて駆動
装置によって低速で回転され回転の中心から偏心した位
置にショットの出口を有する偏心漏斗と、該漏斗の出口
から円周状に流れ出るショットを均等に分配する複数個
の分配ホッパを円周状に配列した集合ホッパとから構成
されることを特徴とするショット分配装置。