JPH0119068Y2 - - Google Patents

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JPH0119068Y2
JPH0119068Y2 JP788983U JP788983U JPH0119068Y2 JP H0119068 Y2 JPH0119068 Y2 JP H0119068Y2 JP 788983 U JP788983 U JP 788983U JP 788983 U JP788983 U JP 788983U JP H0119068 Y2 JPH0119068 Y2 JP H0119068Y2
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exhaust gas
paper
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solenoid valve
way solenoid
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JP788983U
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機関又は車両の排気ガスの排煙濃度
を測定するスモークメータの改良に関する。
近年、工場の煙突からの排気ガスや自動車の排
気管からの排気ガス等による大気汚染が公害の一
つとして問題になつており、これにともなつて排
気ガスの測定装置が開発されてきた。
現状のボツシユ型自動スモークメータを第1図
に示すと、これは排気ガス検出と紙送りを一体
にした駆動部と、操作と濃度指示を一体とした操
作、指示部とから成る。そして上記駆動部と操
作、指示部は互いにコントロールケーブル021
0で接続された構造となつている。
各部の構成は下記の通りである。即ち、第1図
において、010は圧縮空気入口で、圧縮空気導
管020の一端に開口している。030は押込側
三方電磁弁、031は吸入側三方電磁弁で、空気
シリンダ040の出入口である押込側および吸入
側にそれぞれ接続されている。041はミニシリ
ンダで、そのピストンに後記するスモークデイテ
クター押え部070とフオトデイテクター080
とがそれぞれ結合されている。050はクリーン
用二方電磁弁で、後記する排ガス吸入導管061
と前記した導管020とを短絡する管路に設けら
れている。051は排気ガス採取用二方電磁弁、
052はミニミリンダ041の駆動制御用二方電
磁弁である。060は排気ガス入口で、排気ガス
吸入導管061の先端に形成されている。062
は排気ガス吸引管である。070はスモークデイ
テクター押え部で後記する紙0100を挾んで
スモークデイテクター受け部071と対設し、そ
の端面が一致している。080はフオトデイテク
ターで、紙を挾んで対設している反射板081
と共に排煙濃度を適宜の光学系を用いて測定す
る。090はスモークデイテクター押えリンクで
ミニシリンダ041とスモークデイテクター押え
部070、フオトデイテクター部080とを連結
している。0100は紙で、上記スモークデイ
テクター押え部070と同受け部071との間及
びフオトデイテクター080と反射板081との
間に挿入されている。0101は紙装填用リー
ル、0102は紙巻取リールである。
また、0201は電源スイツチ、0202は
紙送りボタン、0203は測定ボタン、0204
はクリーンボタン、0205はメータ調整ツマ
ミ、0206は煙濃度指示計、0207は紙送
りパイロツトランプ、0208は測定パイロツト
ランプ、0210はコントロールケーブルであ
る。
次に上記従来のスモークメータの操作を説明す
る。
排気ガス中の煙濃度を計測する場合、排気ガス
入口060を排気管(図示せず)内に挿入する。
ついで、圧縮空気(空気圧5Kg/cm2)を圧縮空気
入口010に送る。次に紙0100を紙装填
用リール0101からスモークデイテクター押え
部070を通して紙巻取リール0102に取付
ける。それから電源スイツチ0201を入れる。
これまでの準備を終了すると、圧縮空気は圧縮空
気導管020から三方電磁弁030を通じて、空
気シリンダ040を押し込む。一方、二方電磁弁
052を通じてミニシリンダ041を押し、これ
に連結しているスモークデイテクター押えリンク
090を押し、これにより紙0100をスモー
クデイテクター押え部070とスモークデイテク
ター受け部071との間に気密に保つように押し
つける。次にメータ調整ツマミ0205で煙濃度
指示計0206の振れをゼロに設定する。以上で
測定準備を完了する。
次に、測定ボタン0203を押すと、排気ガス
は排気ガス入口060から、二方電磁弁051排
気ガス吸引管061、スモークデイテクター押え
部070、紙0100、スモークデイテクター
受け部071をそれぞれ通り、排気ガス吸引管0
62から三方電磁弁031を通つて空気シリンダ
040内に吸引される。
次に、排気ガスの付着した紙0100は、自
動的に紙巻取リール0102が作動して検出部
に送られ、フオトデイテクター080と反射板0
81の間に気密を保つように押えられ、煙濃度指
示計0206にその濃度が指示され、1回の計測
が終了し、駆動部は次の計測待機状態となる。
又、上記計測にともなう次のような機能も上記
メータにある。即ち、紙送りボタン0202を
押すことにより、紙送りパイロツトランプ02
07が点灯して、排気ガスが付着しない白い紙
0100を自動的に検出部に送り、煙濃度指示計
0206の振れをゼロ較正を行う機能と、排気ガ
ス入口060管内の汚れを清掃するために、クリ
ーンボタン0204を押すことにより、二方電磁
弁050が開き、圧縮空気が排気ガス入口060
に流れ、汚れ等を除去する機能を持つている。
ところで、スモークメータの生命は空気シリン
ダ040にJISD−8004で規定されている吸引量
330c.c.±15c.c.の量が排気ガス入口から確かに吸引
されているかどうかである。ところが、紙をス
モークデイテクター押え部070と同受け部07
1との間に気密を保つように、ミニシリンダ04
1とスモークデイテクター押えリンク090で押
えているが、時に不調になり、気密が保たれなく
なり空気を吸引することが多い。また、排気ガス
のミストやすすが電磁弁の絞り部につまり、吸引
量不足となつていた。しかるに、従来のスモーク
メータにこれらをチエツクする機能がないため、
永らくこれを放置したままで計測し、再試験等が
必要であつた。
本考案は、このような従来の欠点を改良するた
めになされたものであつて、スモークメータにお
いて、排気ガス入口からの吸引量がチエツクでき
る機能を有するスモークメータを提供することを
目的とする。
上記目的は、従来のスモークメータに排気ガス
採取用電磁弁を三方電磁弁として、排気ガスと吸
引量検出用メスシリンダとを並列して設置し、計
測終了後、ただちに吸引量の検定をして正常であ
ればパイロツトランプを点灯する。ま必要に応じ
て検定用押しボタンを配備し、ボタンを押すと吸
引量の検定を行なう機能を備えたスモークメータ
を構成することにより達成される。
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
本考案のスモークメータは、第2図に示すよう
に、排ガス検出と紙送りおよび検量部を一体に
した駆動部と、操作と濃度指示および検量表示を
一体にした操作、指示部とからなり、これらは互
いにコントロールケーブルで接続された構造とな
つている。各部の構成は下記のとおりである。
即ち、第2図において、10は圧縮空気入口、
20は圧縮空気導管、30は押込側三方電磁弁、
31は吸込側三方電磁弁、40は空気シリンダ、
41はミニシリンダ、50はクリーン用二方電磁
弁で、これらは、第1図に示したものと同様であ
る。
51は排気ガス採取および検量用三方電磁弁
で、この部材は本考案において新規であり、その
操作、作用は後記する。
52はミニシリンダ41用二方電磁弁、60は
排気ガス入口、61は排気ガス吸入導管、62は
排気ガス吸引導管、70はスモークデイテクター
押え部、71はスモークデイテクター受け部、8
0はフオトデイテクター、81は反射板、90は
スモークデイテクター押えリンク、100は
紙、101は紙装填用リール、102は紙巻
取リールでこれらの部材も第1図に示したものと
同様である。
301はメスシリンダで、タンク302に垂直
に立設された透明円筒管であり、表面に目盛が付
せられ、上下端は共に開口している。303はフ
オトデイテクターで、メスシリンダ301を挾ん
でランプ304と対設されており、メスシリンダ
301内の水位を検知する。
305は上記メスシリンダ301と上記三方電
磁弁51とを接続している導管である。以上符号
301から305は本考案の新規な部材であり、
これらの作用は後記する。
また、201は電源スイツチ、202は紙送
りボタン、203は測定ボタン、204はクリー
ンボタン、205はメータ調整ツマミ、206は
煙濃度指示計、207は紙送りパイロツトラン
プ、208は測定パイロツトランプ、210はコ
ントロールケーブルであり、これらも第2図に示
したものと同様である。
400は検量ボタン、401は検量合格パイロ
ツトランプで、排気ガス採取および検量用三方電
磁弁51、メスシリンダ301、タンク302、
フオトデイテクター303、ランプ304、導管
305に対応した操作、指示部であり、本考案の
新規な部材である。
上記本考案のスモークメータの操作、計量作用
および効果について説明する。
排ガス中の煙濃度を計測する場合、排ガス入口
60を排気管(図示せず)内に挿入する。ついで
圧縮空気(空気圧5Kg/cm2)を圧縮空気入口10
に送る。それから、紙100を紙装填用リー
ル101からスモークデイテクター押え部70を
通して、紙巻取リール102に取付ける。そし
て電源スイツチ201を入れる。
これまでの準備をすると、圧縮空気は圧縮空気
導管20から三方電磁弁30を通じて空気シリン
ダ40を押し込む。一方、二方電磁弁52に通じ
てミニシリンダ41を押し、これに連結するスモ
ークデイテクター押えリンク90を押し、紙1
00をスモークデイテクター押え部70とスモー
クデイテクター受け部71との間に気密を保つよ
うに押しつける。次にメータ調整ツマミ205で
煙濃度指示計206の振れをゼロに設定する。つ
いで検量用タンク302にゼロレベルまで水を注
入する。これまで行うと計測準備が完了する。
これで、測定ボタン203を押すと、排気ガス
は排気ガス入口60から三方電磁弁51、排気ガ
ス吸入導管61、スモークデイテクター押え部7
0、紙100、スモークデイテクター受け部7
1をそれぞれ通り、排気ガス吸引導管62から三
方電磁弁31を通つて空気シリンダ40内に吸引
される。
次に、排気ガスの付着した紙100は、自動
的に紙巻取りリール102が作動して検出部で
あるフオトデイテクター80と反射板81の間に
送られ、これら両者の間に気密を保つように押え
られて、煙濃度指示計206にその濃度が指示さ
れ、1回の計測が終了する。これまでの操作は第
1図に示した従来のものと同様である。
それから本考案の新規な操作である検量行程を
行なう。この行程は自動的に行なつてもよい。検
量行程は下記のとおりである。すなわち、三方電
磁弁51が排気ガス入口60側を遮断し、検量側
に切り変え、あらかじめタンク302にゼロレベ
ルまで入れておいた水をメスシリンダ301内に
導管305を通じて、上記した排気ガスと同じ管
路で吸入する。
吸入されたメスシリンダ301内を上昇して規
定レベルまで達すると、ランプ304の光が散乱
してこれによりフオトデイテクター303が作動
し、検量合格パイロツトランプ401が点灯す
る。このように点灯すれば計測は異常がなく、
紙100がスモークデイテクター押え部70と同
受け部71との間に気密に保たれ、駆動部は次の
計測待機状態となる。もし、検量合格パイロツト
ランプ401が点灯しない場合は、計測不良で、
吸入された水がメスシリンダ301内を規定レベ
ルまで上昇しないので、再計測するか、もしくは
スモークメータの上記スモークデイテクター押え
部70と同受け部71との気密が保たれていない
ため、点検をすることになる。
又、本考案のスモークメータには次のような機
能を有する。つまり、紙送りボタン202を押
すことにより、紙送りパイロツトランプ207
が点灯し、排気ガスが付着しない白い紙100
を自動的に検出部に送り、煙濃度指示計206の
振れをゼロ較正にする機能と、排気ガス入口60
管内の汚れを清掃するために、クリーンボタン2
04を押すことにより、二方電磁弁50が開き、
圧縮空気が排気ガス入口60の部分に流れ、上記
汚れを除去する機能を有している。
又、任意の時にも、検量が検定出来るように検
量ボタン400を押すことにより、検量出来るよ
うになつている。
以上のように、本考案は紙の汚染度から排気
ガスの排煙濃度を測定すると共に、計測毎の排気
ガスの吸引量の検量および任意の時の排気ガスの
検量も併せ有することができるので、計測データ
の精度が向上し、信頼性のあるスモークメータを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスモークメータの駆動部および
操作指示部の概略正面図、第2図は本考案のスモ
ークメータの駆動部および操作指示部の概略正面
図である。 10……圧縮空気入口、30……押込側三方電
磁弁、40……空気シリンダ、50……クリーン
用二方電磁弁、51……排気ガス採取および検量
用三方電磁弁、60……排気ガス入口、61,6
2……排気ガス吸入導管及び吸引導管、70……
スモークデイテクター押え部、71……同受け
部、80……フオトデイテクター、81……反射
板、100……紙、206……煙濃度指示計、
301……メスシリンダ、302……水タンク、
303……フオトデイテクター、304……ラン
プ、305……導管、400……検量ボタン、4
01……検量合格パイロツトランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気ガスを導入する管路と、同管路の端部に配
    設される紙と、同紙の裏面より排気ガスを吸
    引する手段とからなり、前記紙の汚染度から煙
    濃度を測定するようにしたスモークメータにおい
    て前記管路に介装される三方弁と、同三方弁に接
    続され、垂直に立設された下端に開口を有する透
    明管と、同透明管の下端が挿入された水タンク
    と、同水タンク内に張られる水とを具備したこと
    を特徴とするスモークメータ。
JP788983U 1983-01-25 1983-01-25 スモ−クメ−タ Granted JPS59115338U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP788983U JPS59115338U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 スモ−クメ−タ

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JP788983U JPS59115338U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 スモ−クメ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS59115338U JPS59115338U (ja) 1984-08-03
JPH0119068Y2 true JPH0119068Y2 (ja) 1989-06-02

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ID=30139402

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JP788983U Granted JPS59115338U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 スモ−クメ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146442U (ja) * 1984-08-29 1986-03-28 工業技術院長 ダストサンプラ−
JPS6146443U (ja) * 1984-08-29 1986-03-28 工業技術院長 ダストサンプラ−

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JPS59115338U (ja) 1984-08-03

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