JPH01188887A - 現像液処理装置 - Google Patents
現像液処理装置Info
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- JPH01188887A JPH01188887A JP63012102A JP1210288A JPH01188887A JP H01188887 A JPH01188887 A JP H01188887A JP 63012102 A JP63012102 A JP 63012102A JP 1210288 A JP1210288 A JP 1210288A JP H01188887 A JPH01188887 A JP H01188887A
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Links
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Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は炭化水素を主成分とする溶剤中に顔料が分散さ
れかつ現像部から排出された余剰現像液を処理する現像
液処理装置に関する。
れかつ現像部から排出された余剰現像液を処理する現像
液処理装置に関する。
ハロゲン化銀を用いた画像記録方法以外の画像記録方法
として、磁気的方法(マグネトグラフィー)によるもの
や、電子写真方法等が知られている。
として、磁気的方法(マグネトグラフィー)によるもの
や、電子写真方法等が知られている。
磁気的方法であるマグネトグラフィーは、磁性体記録層
を塗布したドラム上に磁気潜像を形成し、この磁気潜像
へ炭化水素を主成分とする現像液を塗布することにより
、この現像液中に分散された粉末の磁性体を含む樹脂ト
ナーで現像して、顕像化させ画像を記録した後に、転写
紙面へ転写して複写物を得るようになっている。
を塗布したドラム上に磁気潜像を形成し、この磁気潜像
へ炭化水素を主成分とする現像液を塗布することにより
、この現像液中に分散された粉末の磁性体を含む樹脂ト
ナーで現像して、顕像化させ画像を記録した後に、転写
紙面へ転写して複写物を得るようになっている。
また電子写真方法によるものとしては、電子写真フィル
ムの定められた駒に画像を記録し、記録された画像を投
影又は複写することができる電子写真装置が知られてい
る。
ムの定められた駒に画像を記録し、記録された画像を投
影又は複写することができる電子写真装置が知られてい
る。
この電子写真装置に配設されて、電子写真フイムに帯電
・露光や現像処理等を施すプロセスヘッドが、特開昭5
9−100479号、同59−162580号等で知ら
れている。
・露光や現像処理等を施すプロセスヘッドが、特開昭5
9−100479号、同59−162580号等で知ら
れている。
上記公報で開示されたプロセスヘッドでは、帯電・露光
部、現像部、乾燥部及び定着部韓が備えられている。こ
れらの各部は、電子写真フィルムの送り方向に沿って前
記順序で隣接配置されており、各部の配置ピッチは電子
写真フィルムの駒ピッチに等しい一定のピッチとされて
いる。
部、現像部、乾燥部及び定着部韓が備えられている。こ
れらの各部は、電子写真フィルムの送り方向に沿って前
記順序で隣接配置されており、各部の配置ピッチは電子
写真フィルムの駒ピッチに等しい一定のピッチとされて
いる。
上記現像部へは、現像液タンクに貯留された、炭化水素
を主成分とする現像液が供給され、電子写真フィルム上
へ塗布される。これにより、現像液中に含まれるeに帯
電されたトナー粒子が電子写真フィルムに形成された静
電荷潜像へ付着して、顕像化され、画像が電子写真フィ
ルムへ記録される。
を主成分とする現像液が供給され、電子写真フィルム上
へ塗布される。これにより、現像液中に含まれるeに帯
電されたトナー粒子が電子写真フィルムに形成された静
電荷潜像へ付着して、顕像化され、画像が電子写真フィ
ルムへ記録される。
ところが、上記マグネトグラフィーや電子写真方法では
、現像した後の余剰の現像液(トナー粒子が分散された
炭化水素を主成分とする溶剤)が、現像液タンク等に戻
されて再び現像液して使用するため、リターン管路を必
要とし、配管が複雑になるという問題がある。
、現像した後の余剰の現像液(トナー粒子が分散された
炭化水素を主成分とする溶剤)が、現像液タンク等に戻
されて再び現像液して使用するため、リターン管路を必
要とし、配管が複雑になるという問題がある。
また、数回使用された後の上記現像液は、疲労するので
、新規な現像液を補充するか、あるいは、疲労した現像
液を廃液として処理し新規な現像液に置き換える必要が
あり、いずれも手間がかかるという問題がある。
、新規な現像液を補充するか、あるいは、疲労した現像
液を廃液として処理し新規な現像液に置き換える必要が
あり、いずれも手間がかかるという問題がある。
そこで本出願人は、余剰現像液中の溶剤を気化した状態
で触媒を用いて酸化させ、二酸化炭素と水蒸気に変化さ
せて大気中へ排出して処理する現像液処理装置を提案し
ている。
で触媒を用いて酸化させ、二酸化炭素と水蒸気に変化さ
せて大気中へ排出して処理する現像液処理装置を提案し
ている。
これによれば、余剰現像液は廃液タンク内へ排出された
後に、溶媒成分である溶剤が気化し、この気化した溶剤
が触媒内で酸化されて、二酸化炭素と水蒸気とに変化し
て大気中へ排出され処理されるようになっている。
後に、溶媒成分である溶剤が気化し、この気化した溶剤
が触媒内で酸化されて、二酸化炭素と水蒸気とに変化し
て大気中へ排出され処理されるようになっている。
しかしながら、上記現像液処理装置では、気化する溶剤
の量が多いと触媒内へ供給される量も多くなるので、触
媒の酸化によって生ずる発熱量も多くなり、余剰現像液
の量が比較的少ない場合であっても、装置全体が高温に
なるという問題がある。すなわち、廃液タンク内に排出
される余剰現像液の液面の表面積が大きいと気化する溶
剤の量も多くなり、この気化した溶剤が触媒全体に一度
に供給されることとなるので上記問題が生じる。
の量が多いと触媒内へ供給される量も多くなるので、触
媒の酸化によって生ずる発熱量も多くなり、余剰現像液
の量が比較的少ない場合であっても、装置全体が高温に
なるという問題がある。すなわち、廃液タンク内に排出
される余剰現像液の液面の表面積が大きいと気化する溶
剤の量も多くなり、この気化した溶剤が触媒全体に一度
に供給されることとなるので上記問題が生じる。
本発明は、上記事実を考慮し、触媒の酸化作用による発
熱量を低くして余剰現像液を処理することができる現像
液処理装置を得ることが目的である。
熱量を低くして余剰現像液を処理することができる現像
液処理装置を得ることが目的である。
本発明では、炭化水素を主成分とする溶剤中にトナー粒
子が分散されかつ現像部から排出された余剰現像液を貯
留する燃焼容器と、前記燃焼容器に貯留された前記余剰
現像液中の前記溶剤を酸化させて処理する触媒と、を備
えた現像液処理装置において、前記燃焼容器内へ貯留さ
れる前記余剰現像液の液量に応じて前記触媒の酸化反応
領域を変化させる調節手段を設けたことを特徴としてい
る。
子が分散されかつ現像部から排出された余剰現像液を貯
留する燃焼容器と、前記燃焼容器に貯留された前記余剰
現像液中の前記溶剤を酸化させて処理する触媒と、を備
えた現像液処理装置において、前記燃焼容器内へ貯留さ
れる前記余剰現像液の液量に応じて前記触媒の酸化反応
領域を変化させる調節手段を設けたことを特徴としてい
る。
本発明によれば、燃焼容器へ貯留された余剰現像液中の
溶剤は、気化した後に触媒によって酸化されて処理され
る。この場合気化した溶剤を酸化させる触媒の酸化反応
領域が、調節手段によって燃焼容器内へ貯留される余剰
現像液の液量に応じて調節される。
溶剤は、気化した後に触媒によって酸化されて処理され
る。この場合気化した溶剤を酸化させる触媒の酸化反応
領域が、調節手段によって燃焼容器内へ貯留される余剰
現像液の液量に応じて調節される。
すなわち、例えば燃焼容器内の仕切板によって分けられ
た複数の領域の一つへ余剰現像液が貯留された場合には
、この燃焼容器内の領域に対応した触媒の酸化反応領域
で、余剰現像液中の溶剤の気化蒸気が酸化されて処理さ
れる。最初に貯留された燃焼容器内の領域へ余剰現像液
がさらに貯留されると貫通穴から次の領域へ余剰現像液
がオーバーフローして流れ込む。次の領域に貯留される
余剰現像液中の溶剤の気化蒸気は燃焼容器内の領域に対
応した触媒の酸化反応領域で酸化されて処理される。
た複数の領域の一つへ余剰現像液が貯留された場合には
、この燃焼容器内の領域に対応した触媒の酸化反応領域
で、余剰現像液中の溶剤の気化蒸気が酸化されて処理さ
れる。最初に貯留された燃焼容器内の領域へ余剰現像液
がさらに貯留されると貫通穴から次の領域へ余剰現像液
がオーバーフローして流れ込む。次の領域に貯留される
余剰現像液中の溶剤の気化蒸気は燃焼容器内の領域に対
応した触媒の酸化反応領域で酸化されて処理される。
このように本発明で、燃焼タンク内へ貯留される余剰現
像液の液量に応じて触媒の酸化反応領域を変化させるの
で、酸化による発熱量を少なくすることができる。すな
わち、燃焼タンク内へ貯留される余剰現像液の液量が少
ない場合には、触媒の酸化反応領域を小さくすることに
より溶剤の酸化による発熱量を少なくすることができる
。
像液の液量に応じて触媒の酸化反応領域を変化させるの
で、酸化による発熱量を少なくすることができる。すな
わち、燃焼タンク内へ貯留される余剰現像液の液量が少
ない場合には、触媒の酸化反応領域を小さくすることに
より溶剤の酸化による発熱量を少なくすることができる
。
ところが、余剰現像液の液量が少ない場合でも、触媒の
反応領域を大きくすると溶剤が酸化される量が増えて、
触媒全体で酸化反応するので発熱量が多くなり装置全体
が高温になるが本発明では余剰現像液の液量に応じて、
触媒の酸化反応領域を変化させるので酸化による発熱量
を低くすることができる。
反応領域を大きくすると溶剤が酸化される量が増えて、
触媒全体で酸化反応するので発熱量が多くなり装置全体
が高温になるが本発明では余剰現像液の液量に応じて、
触媒の酸化反応領域を変化させるので酸化による発熱量
を低くすることができる。
第3図には本発明が適用されたマイクロフィルム画像形
成用プロセスヘッド10の実施例が示されている。
成用プロセスヘッド10の実施例が示されている。
第3図に示されるように、プロセスヘッド10は、比較
的偏平とされた略直方体形状の本体部12と、本体部1
2の下部に位置する一対の脚部13とが一体とされて構
成され、取付物を除いて合成樹脂で一体成形されている
。
的偏平とされた略直方体形状の本体部12と、本体部1
2の下部に位置する一対の脚部13とが一体とされて構
成され、取付物を除いて合成樹脂で一体成形されている
。
プロセスヘッド10の本体部12には、第3図に示され
るように、幅方向に順次、帯電露光部14、現像部16
、乾燥部18及び定着部20が電子写真フィルム22の
一駒間隔に相当する一定のピッチで形成されている。
るように、幅方向に順次、帯電露光部14、現像部16
、乾燥部18及び定着部20が電子写真フィルム22の
一駒間隔に相当する一定のピッチで形成されている。
帯電露光部14では、この部分に位置した電子写真フィ
ルム22 (−駒に相当する)が、帯電された後原稿の
画像光を照射されて露光される。これにより電子写真フ
ィルム22には原稿の画像パターンに対応した静電荷潜
像が形成される。現像部16では、帯電露光部14で露
光された電子写真フィルム22に液体現像液が塗布され
て静電荷潜像が顕像化される。乾燥部18では、液体現
像液で湿潤された電子写真フィルム22に乾燥空気が吹
き付けられて湿分が除去される。定着部20では、定着
ランプ等によって電子写真フィルム22に画像が定着さ
れる。
ルム22 (−駒に相当する)が、帯電された後原稿の
画像光を照射されて露光される。これにより電子写真フ
ィルム22には原稿の画像パターンに対応した静電荷潜
像が形成される。現像部16では、帯電露光部14で露
光された電子写真フィルム22に液体現像液が塗布され
て静電荷潜像が顕像化される。乾燥部18では、液体現
像液で湿潤された電子写真フィルム22に乾燥空気が吹
き付けられて湿分が除去される。定着部20では、定着
ランプ等によって電子写真フィルム22に画像が定着さ
れる。
現像部16には、第1図及び第3図に示されるように、
マスク24が形成されており、マスク24は、上部枠2
4Δ及び左右枠24B、24Cが前面壁26に形成され
た凹部28の面から立ち上がっている。マスク24の下
部枠24Dは、下面側が前面壁26から立ち上がってい
る。また、下部枠24Dは両端部が左右枠24B、24
Cとの連結部から、さらに左右方向に延出されている。
マスク24が形成されており、マスク24は、上部枠2
4Δ及び左右枠24B、24Cが前面壁26に形成され
た凹部28の面から立ち上がっている。マスク24の下
部枠24Dは、下面側が前面壁26から立ち上がってい
る。また、下部枠24Dは両端部が左右枠24B、24
Cとの連結部から、さらに左右方向に延出されている。
マスク24の突出高さは帯電露光部14に形成されたマ
スク30と同一レベルとなる高さとされている。
スク30と同一レベルとなる高さとされている。
マスク24の開口幅は前記マスク30の開口幅より極く
僅かに短くされている。また、マスク24の開口高さ、
即ち上部枠24A及び下部枠24Dの内壁間の距離は、
下部枠24Dの内壁が前記マスク30のそれよりも下部
に位置しており、その分だけ長くされている。
僅かに短くされている。また、マスク24の開口高さ、
即ち上部枠24A及び下部枠24Dの内壁間の距離は、
下部枠24Dの内壁が前記マスク30のそれよりも下部
に位置しており、その分だけ長くされている。
マスク24開口内には、第1図に示されるように、背面
壁32に支持されて現像電極34が配設されている。現
像電極34はリレーの接点36を介してバイアス電源3
8に接続されている。このリレーの接点36は常閉状態
とされて現像重臣34ヘバイアス電圧を印加しており、
開状態とされるとバイアス電圧を遮断できるようになっ
ている。
壁32に支持されて現像電極34が配設されている。現
像電極34はリレーの接点36を介してバイアス電源3
8に接続されている。このリレーの接点36は常閉状態
とされて現像重臣34ヘバイアス電圧を印加しており、
開状態とされるとバイアス電圧を遮断できるようになっ
ている。
このリレーの接点36、バイアス電源38は制御回路3
5と接続されている。制御回路35は第1図に示される
ようにCPU41、RAM43、ROM45、人力ポー
ト37、出力ボート39より構成されておりそれらはデ
ータバス47で夫々接続されている。
5と接続されている。制御回路35は第1図に示される
ようにCPU41、RAM43、ROM45、人力ポー
ト37、出力ボート39より構成されておりそれらはデ
ータバス47で夫々接続されている。
現像電極34は表面がマスク24の端面から僅かに内側
に位置しており、現像電極34とマスク24の内壁とで
囲まれる空間が現像室40とされている。現像電極34
の上部及び下部は開口されて、それぞれ現像液・スクイ
ズ用空気流入口42及び現像液・スクイズ用空気流出口
44とされている。
に位置しており、現像電極34とマスク24の内壁とで
囲まれる空間が現像室40とされている。現像電極34
の上部及び下部は開口されて、それぞれ現像液・スクイ
ズ用空気流入口42及び現像液・スクイズ用空気流出口
44とされている。
現像液・スクイズ用空気流入口42はプロセスヘッド1
0の内部空間で構成される通路46と連通されている。
0の内部空間で構成される通路46と連通されている。
通路46はプロセスヘッド10の背面に開口された現像
液供給口48及びスクイズ用空気供給口50と連通され
ている。また、現像液・スクイズ用空気流出口44はプ
ロセスヘッド10の内部空間で構成される通路52と連
通されている。通路52はプロセスヘッド10の下面に
開口された現像液・スクイズ用空気排出口54と連通さ
れている。
液供給口48及びスクイズ用空気供給口50と連通され
ている。また、現像液・スクイズ用空気流出口44はプ
ロセスヘッド10の内部空間で構成される通路52と連
通されている。通路52はプロセスヘッド10の下面に
開口された現像液・スクイズ用空気排出口54と連通さ
れている。
第1図に示されるように、前記現像液供給口48は途中
に電磁弁58を介して管路60.62で現像液タンク6
4と連結されている。現像液タンク64は電磁弁58よ
りも上部に位置されている。
に電磁弁58を介して管路60.62で現像液タンク6
4と連結されている。現像液タンク64は電磁弁58よ
りも上部に位置されている。
管路62の先端には液性出用針70が取り付けられてお
り、現像液タンク64の側壁下部へ差し込まれて、管路
62と現像液タンク64とを連通している。これらの管
路60.62は直径が0.8〜1.5mmのものが使用
されている。
り、現像液タンク64の側壁下部へ差し込まれて、管路
62と現像液タンク64とを連通している。これらの管
路60.62は直径が0.8〜1.5mmのものが使用
されている。
管路62の途中には、点滴用の管などに設けられている
公知の気泡抜きのための空気留部66が配設されている
。また管路60の現像液タンク64と空気留部66との
間には、第1送液検出器68が配置されている。この第
1送液検出器68は管路62内の現像液75内に含まれ
るトナー粒子の有無を検出することによって現像液クン
クロ4内の現像液75の有無が検出されるようになって
いる。この第1送液検出器68は制御回路35の人力ポ
ート37へ接続されている。
公知の気泡抜きのための空気留部66が配設されている
。また管路60の現像液タンク64と空気留部66との
間には、第1送液検出器68が配置されている。この第
1送液検出器68は管路62内の現像液75内に含まれ
るトナー粒子の有無を検出することによって現像液クン
クロ4内の現像液75の有無が検出されるようになって
いる。この第1送液検出器68は制御回路35の人力ポ
ート37へ接続されている。
管路60は電磁弁58と一端が連結されており鉛直方向
下方−\向って延出され、中間部が略水平に屈曲されて
屈曲部が設けられ、先端が現像液供給口48と連通され
ている。
下方−\向って延出され、中間部が略水平に屈曲されて
屈曲部が設けられ、先端が現像液供給口48と連通され
ている。
管路60の屈曲部と現像液供給口48との間は現像液供
給口48より低い現像液残留部72となっている。
給口48より低い現像液残留部72となっている。
この現像液残留部72と現像液供給口48との間には、
第2送液検出器74が配置されている。
第2送液検出器74が配置されている。
この第2送液検出器74は、管路60内を通る現像液7
5のトナー粒子の流れを検出するようになっている。す
なわち、管路60内を現像液75が流れていることを検
出する。この第2送液検出器74は制御回路35の人力
ポート37へ接続されている。
5のトナー粒子の流れを検出するようになっている。す
なわち、管路60内を現像液75が流れていることを検
出する。この第2送液検出器74は制御回路35の人力
ポート37へ接続されている。
スクイズ用空気供給口50は管路76で加圧スクイズ用
のエアポンプ78と連結されている。
のエアポンプ78と連結されている。
通路46は、本体部12の上面を貫通する管路80でリ
ンス液ボトル82と連通されている。管路80の途中に
はリンス用電磁弁84が配置されている。このリンス用
電磁弁84は制御回路35の出力ポート39へ接続され
ている。また管路80の先端には液性出用針85が管路
62と同様に取り付けられており、リンス液ボトル82
の側壁へ差し込まれて、リンス液ボトル82と通路46
とを連通している。リンス液ボトル82には、現像液中
の溶媒成分であるアイソパーG(商品名:エッソ@)が
リンス液83として収容されている。
ンス液ボトル82と連通されている。管路80の途中に
はリンス用電磁弁84が配置されている。このリンス用
電磁弁84は制御回路35の出力ポート39へ接続され
ている。また管路80の先端には液性出用針85が管路
62と同様に取り付けられており、リンス液ボトル82
の側壁へ差し込まれて、リンス液ボトル82と通路46
とを連通している。リンス液ボトル82には、現像液中
の溶媒成分であるアイソパーG(商品名:エッソ@)が
リンス液83として収容されている。
現像液・スクイズ用空気排出口54の下方には現像液処
理装置86が配置されている。
理装置86が配置されている。
この現像液処理装置86には廃液タンク88が備えられ
ている。廃液タンク88の上面には、貫通穴88Aが設
けられており、管路90の一端が挿入されている。管路
90の他端は現像液・スクイズ用空気排出口54と連通
されており、現像後の余剰現像液が管路90内を通って
廃液タンク88内、へ排出されるようになっている。
ている。廃液タンク88の上面には、貫通穴88Aが設
けられており、管路90の一端が挿入されている。管路
90の他端は現像液・スクイズ用空気排出口54と連通
されており、現像後の余剰現像液が管路90内を通って
廃液タンク88内、へ排出されるようになっている。
廃液タンク88の側壁上部からは管路92の一端が連通
されている。この管路92は中間部が下方へ向けて略直
角に屈曲されており、他端はオーバーフロー液回収タン
ク94内へ開口している。
されている。この管路92は中間部が下方へ向けて略直
角に屈曲されており、他端はオーバーフロー液回収タン
ク94内へ開口している。
このオーバーフロー液回収タンク94内へは廃液タンク
88内へ排出された余剰現像液がオーバーフローして排
出されるようになっている。このオーバーフローは通常
使用時には、行われないが、現像処理が連続的に大量に
行われると、余剰現像液が廃液タンク88内へ収容しき
れなくなるので、所定量を越えるとオーバーフローして
オーバーフロー液回収タンク94へ回収されるようにな
っている。
88内へ排出された余剰現像液がオーバーフローして排
出されるようになっている。このオーバーフローは通常
使用時には、行われないが、現像処理が連続的に大量に
行われると、余剰現像液が廃液タンク88内へ収容しき
れなくなるので、所定量を越えるとオーバーフローして
オーバーフロー液回収タンク94へ回収されるようにな
っている。
また廃液タンク88は、管路92が連通された側壁の反
対側の側壁下部で管路96を介して燃焼タンク98と連
通されており、廃液タンク88内へ排出された余剰現像
液が燃焼タンク98へ供給されるようになっている。こ
の燃焼タンク98はステンレス等の金属で成形されてい
る。
対側の側壁下部で管路96を介して燃焼タンク98と連
通されており、廃液タンク88内へ排出された余剰現像
液が燃焼タンク98へ供給されるようになっている。こ
の燃焼タンク98はステンレス等の金属で成形されてい
る。
燃焼タンク98の底部外方にはヒータ100が配置され
ている。このヒータ100は、肉厚0゜5mm程度のス
テンレス製の容器102内に収容されており、燃焼タン
ク98の底部へ熱を伝え易いように上面が平面状に形成
されている。ヒータ100は途中にリレーの接点104
を介して電源105と接続されている。リレーの接点1
04は制御回路35の出力ポート39へ接続されている
。
ている。このヒータ100は、肉厚0゜5mm程度のス
テンレス製の容器102内に収容されており、燃焼タン
ク98の底部へ熱を伝え易いように上面が平面状に形成
されている。ヒータ100は途中にリレーの接点104
を介して電源105と接続されている。リレーの接点1
04は制御回路35の出力ポート39へ接続されている
。
このヒータ100は、燃焼タンクに小容量のものを用い
た場合には40W程度のヒータ容量で、約2分間作動さ
れ、大型の場合には200W程度のヒータ容量で、約2
分間作動されて、燃焼タンク98内の余剰現像液を加熱
して気化させるようになっている。この燃焼タンク98
の大きさは小容量のもので30X30X20mm、大容
量のものでloOX100X50mm程度である。
た場合には40W程度のヒータ容量で、約2分間作動さ
れ、大型の場合には200W程度のヒータ容量で、約2
分間作動されて、燃焼タンク98内の余剰現像液を加熱
して気化させるようになっている。この燃焼タンク98
の大きさは小容量のもので30X30X20mm、大容
量のものでloOX100X50mm程度である。
また燃焼タンク98の底部及び側壁には断熱材106が
配置されており、燃焼タンク98の温度が低下しないよ
うになっている。
配置されており、燃焼タンク98の温度が低下しないよ
うになっている。
燃焼タンク98の上面には、触媒(例えば白金族触媒、
ニッケル系、クロム系の触媒)108が、下面を燃焼タ
ンク98内へ、上面を外方へ露出させて固定されている
。この触媒108へは、燃焼タンク98内で気化した余
剰現像液が供給されるようになっている。触媒108の
上部には触媒点火用ヒータ110 (例えば白金フィラ
メントで形成されたもの)が配置されており、リレーの
接点112を介して電源114と接続されている。この
リレーの接点112は制御回路35の出力ポート39へ
接続されている。
ニッケル系、クロム系の触媒)108が、下面を燃焼タ
ンク98内へ、上面を外方へ露出させて固定されている
。この触媒108へは、燃焼タンク98内で気化した余
剰現像液が供給されるようになっている。触媒108の
上部には触媒点火用ヒータ110 (例えば白金フィラ
メントで形成されたもの)が配置されており、リレーの
接点112を介して電源114と接続されている。この
リレーの接点112は制御回路35の出力ポート39へ
接続されている。
燃焼タンク98内には底部から3枚の仕切板116.1
18.120が立設されている。これらの仕切板116
.118.120は燃焼タンク98内を4つの蒸発室1
22.124.126.128に仕切っており、先端部
は触媒108の下面近傍まで延出されている。
18.120が立設されている。これらの仕切板116
.118.120は燃焼タンク98内を4つの蒸発室1
22.124.126.128に仕切っており、先端部
は触媒108の下面近傍まで延出されている。
仕切板116には蒸発室122.124間を連通ずる貫
通穴116Aが設けられている。また仕切板118には
蒸発室124.126間を連通ずる貫通穴118Aが設
けられており、この貫通穴118Aは貫通穴116Aよ
り底部からの高さが高い位置に貫通穴120Aが設けら
れている。さらに仕切板120にも、貫通穴118Aよ
り高い位置に貫通穴120Aが設けられている。このた
め、廃液タンク88内へ排出された余剰現像液が管路9
6内を通って燃焼タンク98内へ供給されると、最初に
蒸発室122内へ貯留され、余剰現像液の量が増加して
液面が貫通穴116Aを越えると、この貫通穴116A
から蒸発室124へ供給される。さらに余剰現像液の量
が増加して液面が貫通穴118Aを越えると、この貫通
穴118Aから余剰現像液が蒸発室126へ供給される
。
通穴116Aが設けられている。また仕切板118には
蒸発室124.126間を連通ずる貫通穴118Aが設
けられており、この貫通穴118Aは貫通穴116Aよ
り底部からの高さが高い位置に貫通穴120Aが設けら
れている。さらに仕切板120にも、貫通穴118Aよ
り高い位置に貫通穴120Aが設けられている。このた
め、廃液タンク88内へ排出された余剰現像液が管路9
6内を通って燃焼タンク98内へ供給されると、最初に
蒸発室122内へ貯留され、余剰現像液の量が増加して
液面が貫通穴116Aを越えると、この貫通穴116A
から蒸発室124へ供給される。さらに余剰現像液の量
が増加して液面が貫通穴118Aを越えると、この貫通
穴118Aから余剰現像液が蒸発室126へ供給される
。
また蒸発室126内の余剰現像液の液面が貫通穴120
Aを越えると、貫通穴120Aから蒸発室128へ流れ
込むようになっている。
Aを越えると、貫通穴120Aから蒸発室128へ流れ
込むようになっている。
この状態では、各蒸発室122.124.126.12
8の液面は、仕切板116.118.120によって、
触媒108の特定の領域と夫々対向するようになってい
る。すなわち、蒸発室122内の余剰現像液から気化し
た溶媒は、仕切板116と燃焼タンク98の側壁とで案
内されて触媒108のほぼ1/4の領域へ供給されるよ
うになっている。また蒸発室124.126.128内
の余剰現像液から気化した溶媒も同様に触媒108の夫
々特定の領域へ供給されるようになっている。
8の液面は、仕切板116.118.120によって、
触媒108の特定の領域と夫々対向するようになってい
る。すなわち、蒸発室122内の余剰現像液から気化し
た溶媒は、仕切板116と燃焼タンク98の側壁とで案
内されて触媒108のほぼ1/4の領域へ供給されるよ
うになっている。また蒸発室124.126.128内
の余剰現像液から気化した溶媒も同様に触媒108の夫
々特定の領域へ供給されるようになっている。
触媒108、触媒点火用ヒータ110を被うようにして
、燃焼タンク98の上部にはカバー130が設けられて
このカバー130と燃焼タンク98の上面とで囲まれる
空間が排気室132となっている。このカバー130の
側壁には内外を貫通する空気取入口130Aが設けられ
ていおり、排気室132内へ空気が取り入れられるよう
になっている。取り入れられた空気は、触媒108の酸
化用に用いられる。
、燃焼タンク98の上部にはカバー130が設けられて
このカバー130と燃焼タンク98の上面とで囲まれる
空間が排気室132となっている。このカバー130の
側壁には内外を貫通する空気取入口130Aが設けられ
ていおり、排気室132内へ空気が取り入れられるよう
になっている。取り入れられた空気は、触媒108の酸
化用に用いられる。
カバー130の上面には排気口130Bが設けられてお
り、この排気口130B間から上方に向けて、放熱フィ
ン134が5枚立設されている。
り、この排気口130B間から上方に向けて、放熱フィ
ン134が5枚立設されている。
この放熱フィン134は、触媒108の酸化作用によっ
て生じる発熱により、高温となったカバー130の温度
を放熱して低下させるようになっている。
て生じる発熱により、高温となったカバー130の温度
を放熱して低下させるようになっている。
プロセスヘッド10の前面壁26の手前には、押え板が
配設されており図示しないフィルム押え機構によって作
動され、電子写真フィルム22をプロセスヘッド10の
前面壁26へ押圧するようになっている。この場合押圧
される電子写真フィルム22の各駒は、帯電露光部14
、現像部16、乾燥部18、定着部20へ夫々位置して
当接されるようになっている。
配設されており図示しないフィルム押え機構によって作
動され、電子写真フィルム22をプロセスヘッド10の
前面壁26へ押圧するようになっている。この場合押圧
される電子写真フィルム22の各駒は、帯電露光部14
、現像部16、乾燥部18、定着部20へ夫々位置して
当接されるようになっている。
次に本実施例の作用について説明する。
プロセスヘッド10に夫々隣接配置された帯電・露光部
14、現像部16、乾燥部18及び定着部20へ、電子
写真フィルム22の各駒が、上記順序で送られて夫々処
理され、電子写真フィルム22へ画像が記録される。
14、現像部16、乾燥部18及び定着部20へ、電子
写真フィルム22の各駒が、上記順序で送られて夫々処
理され、電子写真フィルム22へ画像が記録される。
この場合、図示しないフィルム移動モータが駆動されて
、未だ記録されていない駒の中から自由に選択された所
定の一駒が帯電・露光部14のマスク30の前面に位置
される。この操作は、プロセスヘッド10が組込まれた
電子写真装置を操作する図示しないコントロールキーボ
ードで、所定の一駒を指定することでなされる。
、未だ記録されていない駒の中から自由に選択された所
定の一駒が帯電・露光部14のマスク30の前面に位置
される。この操作は、プロセスヘッド10が組込まれた
電子写真装置を操作する図示しないコントロールキーボ
ードで、所定の一駒を指定することでなされる。
ここでこの所定の一駒に着目して、この所定の一駒が上
記帯電・露光部14から現像部16、乾燥部18及び定
着部20へ送られて画像が記録される場合について第4
図を用いて説明する。
記帯電・露光部14から現像部16、乾燥部18及び定
着部20へ送られて画像が記録される場合について第4
図を用いて説明する。
未だ記録されていない駒の中から自由に選択された所定
の一駒が帯電・露光部14へ位置され、この所定の一駒
が帯電・露光されて静電荷潜像が形成される。この帯電
・露光が終了したか否かがステップ200で判断される
。帯電・露光が終了していなければこの判断がくり返さ
れる。
の一駒が帯電・露光部14へ位置され、この所定の一駒
が帯電・露光されて静電荷潜像が形成される。この帯電
・露光が終了したか否かがステップ200で判断される
。帯電・露光が終了していなければこの判断がくり返さ
れる。
帯電・露光が終了し、電子写真フィルムへ静電荷潜像が
形成されると、押え板によるフィルム押えが解除され、
図示しないフィルム移動モータが作動される(ステップ
202.204)。これにより、静電荷潜像が形成され
た所定の一駒は、帯電・露光部14から移動する。この
移動によって、所定の一駒が現像部16へ位置したか否
かがステップ206で判断される。この場合電子写真フ
ィルム22に一定間隔で形成された図示しない多数のブ
リップマークを計数することで、電子写真フィルム22
の移動距離が求められ、これによって所定の一駒が現像
部16へ位置したか否かが判断される。また所定の一駒
が現像部16へ位置していなければ、フィルム移動モー
タは作動を続け、所定の一駒が現像部16へ位置すると
、フィルム移動モータが停止される(ステップ208)
。
形成されると、押え板によるフィルム押えが解除され、
図示しないフィルム移動モータが作動される(ステップ
202.204)。これにより、静電荷潜像が形成され
た所定の一駒は、帯電・露光部14から移動する。この
移動によって、所定の一駒が現像部16へ位置したか否
かがステップ206で判断される。この場合電子写真フ
ィルム22に一定間隔で形成された図示しない多数のブ
リップマークを計数することで、電子写真フィルム22
の移動距離が求められ、これによって所定の一駒が現像
部16へ位置したか否かが判断される。また所定の一駒
が現像部16へ位置していなければ、フィルム移動モー
タは作動を続け、所定の一駒が現像部16へ位置すると
、フィルム移動モータが停止される(ステップ208)
。
押え板の動作に先立って第4図に示されるように、リレ
ーの接点36が常閉状態から開状態となって、現像電極
34へのバイアス電圧の印加を停止する(ステップ21
0)。フィルム移動モータが停止されると押え板が作動
して電子写真フィルム22が現像室40へ押圧当接され
る(ステップ212)。バイアス電圧の印加を停止する
所定時間Hは約3 Qmsecに設定されており、電子
写真フィルム22が、押え板によってプロセスヘッド1
Oのマスク24へ押圧されたときに生じる振動が減衰す
る時間とされている。これにより電子写真フィルム22
が不用意に現像電極34へ接近しすぎて、現像電極34
との間で放電が生じることがない。所定時間Hが経過し
ていなければ、リレーの接点36は開状態とされ、所定
時間H経過すると、リレーの接点36が閉状態とされる
(ステップ216)。これにより再び現像電極34ヘバ
イアス電圧を印加する。
ーの接点36が常閉状態から開状態となって、現像電極
34へのバイアス電圧の印加を停止する(ステップ21
0)。フィルム移動モータが停止されると押え板が作動
して電子写真フィルム22が現像室40へ押圧当接され
る(ステップ212)。バイアス電圧の印加を停止する
所定時間Hは約3 Qmsecに設定されており、電子
写真フィルム22が、押え板によってプロセスヘッド1
Oのマスク24へ押圧されたときに生じる振動が減衰す
る時間とされている。これにより電子写真フィルム22
が不用意に現像電極34へ接近しすぎて、現像電極34
との間で放電が生じることがない。所定時間Hが経過し
ていなければ、リレーの接点36は開状態とされ、所定
時間H経過すると、リレーの接点36が閉状態とされる
(ステップ216)。これにより再び現像電極34ヘバ
イアス電圧を印加する。
電子写真フィルム22が現像室40へ押圧当接された後
現像液供給用電磁弁58が所定時間T開放される(ステ
ップ218.220)。電磁弁58が開放されると現像
液タンク64内の現像液75が管路62.60内を自然
流下してプロセスへラド10へ至り、現像部16の現像
液・スクイズ用空気流入口42から現像室40へ流入す
る。
現像液供給用電磁弁58が所定時間T開放される(ステ
ップ218.220)。電磁弁58が開放されると現像
液タンク64内の現像液75が管路62.60内を自然
流下してプロセスへラド10へ至り、現像部16の現像
液・スクイズ用空気流入口42から現像室40へ流入す
る。
第1回目の現像の場合には、管路60、現像液残留部7
2には、現像液が入っておらず、管路60現像液残留部
72を充満させるのに要する時間分だけ、電磁弁58を
開状態とするまでの時間を延長する必要がある。現像液
残留部72には、充電式の第2送液検出器74が設けら
れ、現像液が管路60内へ満たされているかどうかを検
知するようになっており、第1回目の現像時には、第2
送液検出器74にて現像液を検知してから、所定時間T
経過後、電磁弁58を閉状態とすることにより、遅れに
よる現像不足を防ぐようになっている。この現像液75
の供給によって、現像液中に分散されたeに帯電してい
るトナー粒子が、電子写真フィルムの■に帯電している
部分に付着して、静電荷潜像が顕像化される。現像室4
0へ供給されて、現像室40を流下した余剰の現像液7
5は、現像液・スクイズ用空気流出口44から通路52
を通り、現像液・スクイズ用空気排出口54から管路9
0を通って廃液タンク88内へ排出される。
2には、現像液が入っておらず、管路60現像液残留部
72を充満させるのに要する時間分だけ、電磁弁58を
開状態とするまでの時間を延長する必要がある。現像液
残留部72には、充電式の第2送液検出器74が設けら
れ、現像液が管路60内へ満たされているかどうかを検
知するようになっており、第1回目の現像時には、第2
送液検出器74にて現像液を検知してから、所定時間T
経過後、電磁弁58を閉状態とすることにより、遅れに
よる現像不足を防ぐようになっている。この現像液75
の供給によって、現像液中に分散されたeに帯電してい
るトナー粒子が、電子写真フィルムの■に帯電している
部分に付着して、静電荷潜像が顕像化される。現像室4
0へ供給されて、現像室40を流下した余剰の現像液7
5は、現像液・スクイズ用空気流出口44から通路52
を通り、現像液・スクイズ用空気排出口54から管路9
0を通って廃液タンク88内へ排出される。
廃液タンク88へ排出された余剰現像液75は管路96
から燃焼タンク98内の蒸発室122へ供給される。余
剰現像液75の最初の燃焼タンク9“8内への供給時に
は、触媒点火用ヒータ110が通電されるのと同時にヒ
ータ100も同時に作動され、燃焼タンク98内の余剰
現像液75を加熱して強制的に気化させ触媒108へ供
給する。
から燃焼タンク98内の蒸発室122へ供給される。余
剰現像液75の最初の燃焼タンク9“8内への供給時に
は、触媒点火用ヒータ110が通電されるのと同時にヒ
ータ100も同時に作動され、燃焼タンク98内の余剰
現像液75を加熱して強制的に気化させ触媒108へ供
給する。
供給された余剰現像液75は、触媒点火用ヒータ110
によって点火されて酸化を開始する。−度点火された後
は、ヒータ100及び触媒点火用ヒータ110は停止さ
れ触媒108の酸化作用による発熱で、触媒108の作
用が維持される。
によって点火されて酸化を開始する。−度点火された後
は、ヒータ100及び触媒点火用ヒータ110は停止さ
れ触媒108の酸化作用による発熱で、触媒108の作
用が維持される。
触媒の酸化作用が進み、連続的に酸化していると、燃焼
タンク98、カバー130、排気室132内の温度は上
昇するが、放熱フィン120によって放熱されるので、
高温になることはない。
タンク98、カバー130、排気室132内の温度は上
昇するが、放熱フィン120によって放熱されるので、
高温になることはない。
この触媒108の酸化作用によって、余剰現像液中の炭
化水素を主成分とする溶媒C,,H,(アイソパーG(
商品名:エッソ@))が二酸化炭素(nC○2)と水蒸
気(m/2t−r20)に変化して、排気口130Bか
ら外方へ排出される。これにより、余剰現像液が処理さ
れる。
化水素を主成分とする溶媒C,,H,(アイソパーG(
商品名:エッソ@))が二酸化炭素(nC○2)と水蒸
気(m/2t−r20)に変化して、排気口130Bか
ら外方へ排出される。これにより、余剰現像液が処理さ
れる。
廃液タンク88内へ排出される余剰現像液の量が少なく
、蒸発室122内のみ貯留されている場合には、気化し
た溶媒は仕切板116と燃焼タンク98の側壁とで案内
されて触媒108の約1/4の領域へ供給されて酸化さ
れる。このため、燃焼時間は長くなるが触媒108の酸
化作用によって生じる発熱量を少なくすることができる
。すなわち、気化した溶媒が触媒108の全領域へ供給
されると、余剰現像液の量が少なくても触媒108の発
熱量は多くなるが、本実施例では仕切板116によって
使用する触媒108の領域を制限して少ない領域で酸化
作用を行っているので発熱量を低くすることができる。
、蒸発室122内のみ貯留されている場合には、気化し
た溶媒は仕切板116と燃焼タンク98の側壁とで案内
されて触媒108の約1/4の領域へ供給されて酸化さ
れる。このため、燃焼時間は長くなるが触媒108の酸
化作用によって生じる発熱量を少なくすることができる
。すなわち、気化した溶媒が触媒108の全領域へ供給
されると、余剰現像液の量が少なくても触媒108の発
熱量は多くなるが、本実施例では仕切板116によって
使用する触媒108の領域を制限して少ない領域で酸化
作用を行っているので発熱量を低くすることができる。
また、余剰現像液の量が増加し、蒸発室124.126
.128へと余剰現像液が供給されて貯留された場合に
は使用する触媒108の領域が、余剰現像液の量に応じ
て変化し、−度に触媒108の全領域を使用することが
ないので発熱量を低くすることができる。
.128へと余剰現像液が供給されて貯留された場合に
は使用する触媒108の領域が、余剰現像液の量に応じ
て変化し、−度に触媒108の全領域を使用することが
ないので発熱量を低くすることができる。
このように本実施例では、余剰現像液の量に応じて触媒
108の酸化反応領域を変化させているので、触媒10
8の酸化反応によって生ずる発熱を低くすることができ
る。
108の酸化反応領域を変化させているので、触媒10
8の酸化反応によって生ずる発熱を低くすることができ
る。
トナー粒子は燃焼タンク98内へ残るが、少量であるの
で処理は容易である。
で処理は容易である。
またこの場合排出される二酸化炭素、水蒸気は無臭・無
害であるので周囲の環境に悪影響を与えることがない。
害であるので周囲の環境に悪影響を与えることがない。
また燃焼タンク98の底部、すなわち余剰現像液が収容
される部分は、ヒータ100を停止した後は温度が低下
するが、断熱材106によって、保温されるようになっ
ている。
される部分は、ヒータ100を停止した後は温度が低下
するが、断熱材106によって、保温されるようになっ
ている。
また廃液タンク88中へ余剰現像液が収容しきれない場
合には、管路92からオーバーフローしてオーバーフロ
ー液回収タンク94へ回収される。
合には、管路92からオーバーフローしてオーバーフロ
ー液回収タンク94へ回収される。
ただし通常使用時にはオーバーフローすることはなく、
連続して大量に現像処理が行われ、大量の余剰現像液が
排出された場合にオーバーフローする。
連続して大量に現像処理が行われ、大量の余剰現像液が
排出された場合にオーバーフローする。
電磁弁58が開放されてから所定時間Tが経過するとス
テップ222で電磁弁58が閉止される。
テップ222で電磁弁58が閉止される。
電磁弁58が閉止された後ステップ224.226でリ
ンス用電磁弁84が所定時間T。開放される。このリン
ス用電磁弁84の開放によってリンス液ボトル82内の
リンス液83が、現像室40内へ供給される。このリン
ス液83によっテ現像電極34内に付着している余剰現
像液が洗い流され廃液タンク88内へリンス液83と共
に排出される。
ンス用電磁弁84が所定時間T。開放される。このリン
ス用電磁弁84の開放によってリンス液ボトル82内の
リンス液83が、現像室40内へ供給される。このリン
ス液83によっテ現像電極34内に付着している余剰現
像液が洗い流され廃液タンク88内へリンス液83と共
に排出される。
廃液タンク88内へ排出されたリンス液83及び余剰現
像液は燃焼タンク98へ貯留され、気化した後に触媒1
00内を通過して、二酸化炭素と水蒸気に変化し、大気
中へ排出される。
像液は燃焼タンク98へ貯留され、気化した後に触媒1
00内を通過して、二酸化炭素と水蒸気に変化し、大気
中へ排出される。
リンス用電磁弁84が開放されて所定時間T。
経過するとリンス用電磁弁84が閉止される(ステップ
228)。リンス用電磁弁84の閉止と同時に、第1図
に示されるスクイズ用のエアポンプ78が作動されて、
スクイズ用空気供給口50から現像室40へ加圧空気が
供給され(ステップ230.232)、電子写真フィル
ム22に余剰に付着している現像液75が吹き落とされ
て液切れされる。吹き落とされた現像液75は廃液タン
ク88へ排出される。
228)。リンス用電磁弁84の閉止と同時に、第1図
に示されるスクイズ用のエアポンプ78が作動されて、
スクイズ用空気供給口50から現像室40へ加圧空気が
供給され(ステップ230.232)、電子写真フィル
ム22に余剰に付着している現像液75が吹き落とされ
て液切れされる。吹き落とされた現像液75は廃液タン
ク88へ排出される。
この現像室40への加圧空気の供給は、余剰現像液が現
像室40内に十分残っている間は弱風とされ(ステップ
230)、高速な吹き落としによる画像の劣化が防止さ
れる。送風が開始されてから所定時間経過後に強風とさ
れる。このエアポンプ78の作動が停止して(ステップ
234)加圧空気の供給が停止され、押え板のフィルム
の抑圧が解除される(ステップ236)。これにより現
像部16での現像が終了する(ステップ238)。
像室40内に十分残っている間は弱風とされ(ステップ
230)、高速な吹き落としによる画像の劣化が防止さ
れる。送風が開始されてから所定時間経過後に強風とさ
れる。このエアポンプ78の作動が停止して(ステップ
234)加圧空気の供給が停止され、押え板のフィルム
の抑圧が解除される(ステップ236)。これにより現
像部16での現像が終了する(ステップ238)。
次いでフィルム移動モータの駆動で電子写真フィルム2
2は一駒移動されて、現像部16に位置していた所定の
一駒が乾燥818に位置する。フィルム移動モータが停
止された後押え板が作動して押圧当接され、所定時間経
過後に温空気が、乾燥部18へ吹き出され、現像液75
が乾燥される。
2は一駒移動されて、現像部16に位置していた所定の
一駒が乾燥818に位置する。フィルム移動モータが停
止された後押え板が作動して押圧当接され、所定時間経
過後に温空気が、乾燥部18へ吹き出され、現像液75
が乾燥される。
次いで押え板のフィルム抑圧が解除されフィルム移動モ
ータが駆動されて、乾燥部18に位置していた駒は定着
部20に移動される。フィルム移動モータの駆動が停止
された後にフィルム押え機構により押え板が作動して押
圧当接され定着部20に冷風が供給される。
ータが駆動されて、乾燥部18に位置していた駒は定着
部20に移動される。フィルム移動モータの駆動が停止
された後にフィルム押え機構により押え板が作動して押
圧当接され定着部20に冷風が供給される。
フィルム押え機構の作動から所定時間経過後に図示しな
いキセノンランプが発光されてトナー粒子は電子写真フ
ィルム22の表面に融合して定着され、定着工程が終了
する。
いキセノンランプが発光されてトナー粒子は電子写真フ
ィルム22の表面に融合して定着され、定着工程が終了
する。
以上の工程を終ることで、電子写真フィルム22への画
像の記録が完了する。
像の記録が完了する。
全ての処理が終了した段階で、現像液タンク64から現
像液供給口48の間の管路62.60、現像液残留部7
2内には、トナー液が充満している。
像液供給口48の間の管路62.60、現像液残留部7
2内には、トナー液が充満している。
トナー液を管路中に入れたまま長期間放置すると、液中
に分散しているトナー粒子が沈降し、管中のトナー濃度
にムラが生じるため、好ましくない。
に分散しているトナー粒子が沈降し、管中のトナー濃度
にムラが生じるため、好ましくない。
このため全工程終了後、押え板をプロセスヘラ)’IO
前面へ押圧させ、エアポンプ78を作動させた後、電磁
弁58を2〜3秒間開状態とするという操作を行ない、
エアポンプ78の空気圧を利用して、現像液供給口48
、管路60.62、現像液残留部72内の現像液を現像
液タンク64中に戻した後、電磁弁58を閉とし、エア
ポンプ78を停止させ、押え板の押圧を解除する。
前面へ押圧させ、エアポンプ78を作動させた後、電磁
弁58を2〜3秒間開状態とするという操作を行ない、
エアポンプ78の空気圧を利用して、現像液供給口48
、管路60.62、現像液残留部72内の現像液を現像
液タンク64中に戻した後、電磁弁58を閉とし、エア
ポンプ78を停止させ、押え板の押圧を解除する。
現像液タンク64中では、管路中に比べ沈降が少ないこ
とが知られており、また、何らかの攪拌手段(図示せず
)を用いることで沈降を完全に防止することも可鮨とな
る。
とが知られており、また、何らかの攪拌手段(図示せず
)を用いることで沈降を完全に防止することも可鮨とな
る。
この操作で管路内から抜けきらなかった現像液は、管路
中に残るが、本実施例では、他より低い場所にある現像
液残留部72が設けられており、抜は残りの現像液はこ
の現像液残留部72に溜まる。現像液残留部72は、直
径0.8〜1.5mmの細管部分を介して現像液供給口
48部分に接続しており、現像液の蒸発が殆ど生じない
部分となっているため、液が残っても乾燥・固化して配
管が詰まるといった心配がない。
中に残るが、本実施例では、他より低い場所にある現像
液残留部72が設けられており、抜は残りの現像液はこ
の現像液残留部72に溜まる。現像液残留部72は、直
径0.8〜1.5mmの細管部分を介して現像液供給口
48部分に接続しており、現像液の蒸発が殆ど生じない
部分となっているため、液が残っても乾燥・固化して配
管が詰まるといった心配がない。
以上説明したように、炭化水素を主成分とする溶剤中に
トナー粒子が分散されかつ現像部から排出された余剰現
像液を貯留する燃焼容器と、前記燃焼容器に貯留された
前記余剰現像液中の前記溶剤を酸化させて処理する触媒
と、を備えた現像液処理装置において、前記燃焼容器内
へ貯留される前記余剰現像液の液量に応じて前記触媒の
酸化反応領域を変化させる調節手段を設けているので、
触媒の酸化作用による発熱量を低くして、余剰現像液を
処理することができるという優れた効果が得られる。
トナー粒子が分散されかつ現像部から排出された余剰現
像液を貯留する燃焼容器と、前記燃焼容器に貯留された
前記余剰現像液中の前記溶剤を酸化させて処理する触媒
と、を備えた現像液処理装置において、前記燃焼容器内
へ貯留される前記余剰現像液の液量に応じて前記触媒の
酸化反応領域を変化させる調節手段を設けているので、
触媒の酸化作用による発熱量を低くして、余剰現像液を
処理することができるという優れた効果が得られる。
第1図は本発明が適用されたプロセスヘッド現像部と他
の機器との関係を示す断面図、第2図は現像液処理装置
を示す斜視図、第3図はプロセスヘッドを示す斜視図、
第4図は現像部の作用を示すフローチャートである。 10・・・プロセスヘッド、 75・・・現像液、 86・・・現像液処理装置、 88・・・廃液タンク、 98・・・燃焼タンク、 108・・・触媒、 116.118.120・・・仕切板、116Δ、11
8A、12OA・・・貫通穴、122.124.126
.128・・・蒸発室。
の機器との関係を示す断面図、第2図は現像液処理装置
を示す斜視図、第3図はプロセスヘッドを示す斜視図、
第4図は現像部の作用を示すフローチャートである。 10・・・プロセスヘッド、 75・・・現像液、 86・・・現像液処理装置、 88・・・廃液タンク、 98・・・燃焼タンク、 108・・・触媒、 116.118.120・・・仕切板、116Δ、11
8A、12OA・・・貫通穴、122.124.126
.128・・・蒸発室。
Claims (2)
- (1)炭化水素を主成分とする溶剤中にトナー粒子が分
散されかつ現像部から排出された余剰現像液を貯留する
燃焼容器と、前記燃焼容器に貯留された前記余剰現像液
中の前記溶剤を酸化させて処理する触媒と、を備えた現
像液処理装置において、前記燃焼容器内へ貯留される前
記余剰現像液の液量に応じて前記触媒の酸化反応領域を
変化させる調節手段を設けたことを特徴とする現像液処
理装置。 - (2)前記調節手段は、前記燃焼容器内を複数の領域に
分割すると共に前記触媒の酸化反応領域を前記複数の領
域の各々に対応した複数の領域に分割する複数の仕切板
と、前記仕切板の各々の高さが異なる位置に穿設され前
記燃焼容器内の領域間を各々連通する貫通穴と、で構成
される特許請求の範囲第(1)項記載の現像液処理装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012102A JPH01188887A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 現像液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012102A JPH01188887A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 現像液処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01188887A true JPH01188887A (ja) | 1989-07-28 |
Family
ID=11796206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63012102A Pending JPH01188887A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 現像液処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01188887A (ja) |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP63012102A patent/JPH01188887A/ja active Pending
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