JPH01188888A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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Publication number
JPH01188888A
JPH01188888A JP1210388A JP1210388A JPH01188888A JP H01188888 A JPH01188888 A JP H01188888A JP 1210388 A JP1210388 A JP 1210388A JP 1210388 A JP1210388 A JP 1210388A JP H01188888 A JPH01188888 A JP H01188888A
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JP
Japan
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developer
catalyst
tank
pump
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP1210388A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Sato
佐藤 吉光
Keiichi Yamana
山名 啓一
Akira Yoda
章 依田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH01188888A publication Critical patent/JPH01188888A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真処理装置に係り、詳細には炭化水素を主
成分とする溶剤中に顔料が分散された現像液で現像処理
する写真処理装置に用いられるポンプ構造に関する。
〔従来の技術〕
ハロゲン化銀を用いた画像記録方法以外の画像記録方法
として、磁気的方法(マグネトグラフィー)によるもの
や、電子写真方法等が知られている。
磁気的方法であるマグネトグラフィーは、磁性体記録層
を塗布したドラム上に磁気潜像を形成し、この磁気潜像
へ炭化水素を主成分とする現像液を塗布することにより
、この現像液中に分散された粉末の磁性体を含む樹脂ト
ナーで現像して、顕像化させ画像を記録した後に、転写
紙面へ転写して複写物を得るようになっている。
また電子写真方法によるものとしては、写真処理装置が
知られており、特開昭59−100479号、同59−
162580号等で開示されたプロセスヘッドで、電子
写真フィルムの定められた駒に画像を記録し、記録さ画
像を投影又は複写することができるようになっている。
上記マグネトグラフィーや、電子写真装置(写真処理装
置)では、感光材料を現像する現像部から余剰の現像液
を除去するエアを供給するスクイズ用のポンプや、現像
液を現像部へ供給するためのポンプ等が使用されている
。これらのポンプはいわゆるダイヤフラム式のエアポン
プやベローズを用いたベローズ式のポンプ等が用いられ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、低温始動時には、所定の風量が得られない場
合がある。すなわち、ダイヤフラムやベローズがゴム等
で成形されており、低温始動時に硬化しているので、所
定の風量が得られず、このため低温始動時にはダイヤフ
ラム、ベローズを暖めるためいわゆるウオームアツプす
る時間が必要となる、という問題があった。この問題を
解決するために、これらのダイヤフラムやベローズを予
めヒータ等により暖めておくことが考えらる。しかしな
がら、ダイヤフラムやベローズを予め暖めておく場合に
はヒータ等が必要となり生産費が高くなるという問題が
ある。またヒータ等を常時作動させておく必要があるの
で電力を必要とする。
本発明は上記事実を考慮し、生産費が安価で、低温始動
時にポンプのウオームアツプを必要としない写真処理装
置を得ることが目的である。
本発明では、写真処理に使用されるエアを発生するポン
プを備えかつ炭化水素を主成分とする溶剤中に顔料が分
散された現像液で現像処理する写真処理装置において、
前記現像処理に使用された後の余剰現像液を貯留するタ
ンクと前記タンク内に貯留された余剰現像液を酸化する
触媒とを備えた予熱装置を前記ポンプの近傍に配置した
ことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、写真処理に使用されるエアを発生する
ポンプは、近傍に配置された予熱装置の発生する熱によ
って温められるので、低温始動時にもウオームアツプを
必要としない。すなわち、予熱装置は、現像処理に使用
された後の余剰現像液を触媒によって酸化して処理し、
この酸化の際に発生する熱によってポンプを予熱する。
触媒による余剰現像液の酸化は、酸化により発生する熱
によって、触媒の触媒作用(酸化作用)が維持されるた
め、写真処理装置を停止した後も余剰現像液の酸化は維
持されており、熱が発生し続けてポンプを停止中にも予
熱している。この予熱によってポンプのゴムで成形され
たダイヤフラム、ベローズ等が予熱されるので、低温始
動時にも始動開始と同時に所定の風量及び揚水量を得る
ことができる。
また、ポンプを予め温めておくのに、触媒による酸化作
用で発生する熱を利用しているので、予熱のためのヒー
タ等を特別に設ける必要がなく、生産費が安価となる。
〔実施例〕
第3図には本発明が適用された写真処理装置に組み込ま
れるマイクロフィルム画像形成用プロセスヘッドIOの
実施例が示されている。
第3図に示されるように、プロセスヘッド10は、比較
的偏平とされた略直方体形状の本体部12と、本体部I
2の下部に位置する一対の脚部13とが一体とされて構
成され、取付物を除いて合成樹脂で一体成形されている
プロセスヘッドlOの本体部12には、第3図に示され
るように、幅方向に順次、帯電露光部14、現像部16
、乾燥部18及び定着部20が電子写真フィルム22の
一駒間隔に相当する一定のピッチで形成されている。
帯電露光部14では、この部分に位置した電子写真フィ
ルム22 (−駒に相当する)が、帯電された後原稿の
画像光を照射されて露光される。これにより電子写真フ
ィルム22には原稿の画像パターンに対応した静電荷潜
像が形成される。現像部16では、帯電露光部14で露
光された電子写真フィルム22に液体現像液が塗布され
て静電荷潜像が顕像化される。乾燥部18では、液体現
像液で湿潤された電子写真フィルム22に乾燥空気が吹
き付けられて湿分が除去される。定着部20では、定着
ランプ等によって電子写真フィルム22に画像が定着さ
れる。
現像部16には、第1図及び第3図に示されるように、
マスク24が形成されており、マスク24は、上部枠2
4A及び左右枠24B、24Cが前面壁26に形成され
た凹部28の面から立ち上かっている。マスク24の下
部枠24Dは、下面側が前面壁26から立ち上がってい
る。また、下部枠24Dは両端部が左右枠24B、24
Cとの連結部から、さらに左右方向に延出されている。
マスク24の突出高さは帯電露光部14に形成されたマ
スク30と同一レベルとなる高さとされている。
マスク24の開口幅は前記マスク30の開口幅より極く
僅かに短くされている。また、マスク24の開口高さ、
即ち上部枠24A及び下部枠24Dの内壁間の距離は、
下部枠24Dの内壁が前記マスク30のそれよりも下部
に位置しており、その分だけ長くされている。
マスク24開口内には、第1図に示されるように、背面
壁32に支持されて現像電極34が配設されている。現
像電極34はリレーの接点36を介してバイアス電源3
8に接続されている。このリレーの接点36は常閉状態
とされて現像電極34ヘバイアス電圧を印加しており、
開状態とされるとバイアス電圧を遮断できるようになっ
ている。
このリレーの接点36、バイアス電1138は制御回路
35と接続されている。制御回路35は第1図に示され
るようにCPU41、RAM43、ROM45、入力ポ
ート37、出力ポート39より構成されておりそれらは
データバス47で夫々接続されている。
現像電極34は表面がマスク24の端面から僅かに内側
に位置しており、現像電極34とマスク24の内壁とで
囲まれる空間が現像室40とされている。現像電極34
の上部及び下部は開口されて、それぞれ現像液・スクイ
ズ用空気流入口42及び現像液・スクイズ用空気流出口
44とされている。
現像液・スクイズ用空気流入口42はプロセスヘッドl
Oの内部空間で構成される通路46と連通されている。
通路46はプロセスヘッド10の背面に開口された現像
液供給口48及びスクイズ用空気供給口50と連通され
ている。また、現像液・スクイズ用空気流出口44はプ
ロセスヘッド10の内部空間で構成される通路52と連
通されている。通路52はプロセスヘッドlOの下面に
開口された現像液・スクイズ用空気排出口54と連通さ
れている。
第1図に示されるように、前記現像液供給口48は途中
に電磁弁58を介して管路60.62で現像液タンク6
4と連結されている。現像液タンク64は電磁弁58よ
りも上部に位置されている。
管路62の先端には液性出用針70が取り付けられてお
り、現像液タンク64の側壁下部へ差し込まれて、管路
62と現像液タンク64とを連通している。これらの管
路60.62は直径が0.8〜1.5mmのものが使用
されている。
管路62の途中には、点滴用の管などに設けられている
公知の気泡抜きのための空気留部66が配設されている
。また管路60の現像液タンク64と空気留部66との
間には、第1送液検出器68が配置されている。この第
1送液検出器68は管路62内の現像液75内に含まれ
るトナー粒子の有無を検出することによって現像液タン
ク64内の現像液75の有無が検出されるようになって
いる。この第1送液検出器68は制御回路35の入力ポ
ート37へ接続されている。
管路60は電磁弁58と一端が連結されており鉛直方向
下方へ向って延出され、中間部が略水平に屈曲されて屈
曲部が設けられ、先端が現像液供給口48と連通されて
いる。
管路60の屈曲部と現像液供給口48との間は現像液供
給口48より低い現像液残留部72となっている。
この現像液残留部72と現像液供給口48との間には、
第2送液検出器74が配置されている。
この第2送液検出器74は、管路60内を通る現像液7
5のトナー粒子の流れを検出するようになっている。す
なわち、管路60内を現像液75が流れていることを検
出する。この第2送液検出器74は制御回路35の人力
ポート37へ接続されている。
スクイズ用空気供給口50は管路76で加圧スクイズ用
の後述するエアポンプ78と連結されている。
通路46は、本体部12の上面を貫通する管路80でリ
ンス液ボトル82と連通されている。管路80の途中に
はリンス用電磁弁84が配置されている。このリンス用
電磁弁84は制御回路35の出力ポート39へ接続され
ている。また管路80の先端には液注出用針85が管路
62と同様に取り付けられており、リンス液ボトル82
の側壁へ差し込まれて、リンス液ボトル82と通路46
とを連通している。リンス液ボトル82には、現像液中
の溶媒成分であるアイソパーG(商品名工ヱッソ■)が
リンス液83として収容されている。
現像液・スクイズ用空気排出口54の下方には現像液処
理装置86が配置されている。
この現像液処理装置86には廃液タンク88が備えられ
ている。廃液タンク88の上面には、貫通穴88Aが設
けられており、管路90の一端が挿入されている。管路
90の他端は現像液・スクイズ用空気排出口54と連通
されており、現像後の余剰現像液が管路90内を通って
廃液タンク88内へ排出されるようになっている。
また廃液タンク88は、管路96を介して燃炉タンク9
8と連通されており、廃液タンク88内へ排出された余
剰現像液が燃焼タンク98へ供給されるようになってい
る。この燃焼タンク98はステンレス等の金属で成形さ
れている。
燃焼タンク98の底部外方にはヒータ100が配置され
ている。このヒータ100は、肉厚9.5mm程度のス
テンレス製の容器102内に収容されており、燃焼タン
ク98の底部へ熱を伝え易いように上面が平面状に形成
されている。ヒータ100は途中にリレーの接点104
を介して電源105と接続されている。リレーの接点1
04は制御回路35の出力ポート39へ接続されている
。このヒータ100は、燃焼タンク98に小容量のもの
を用いた場合には40W程度のヒータ容量で、約2分間
作動され、大型の場合には200W程度のヒータ容量で
、約2分間作動されて、燃焼タンク98内の余剰現像液
を加熱し気化させるようになっている。この燃焼タンク
98の大きさは小容量のもので30X30X20mm、
大容量のもので1100X100X50rn程度である
また燃焼タンク98の底部及び側壁には断熱材106が
配置されており、燃焼タンク98の温度が低下しないよ
うになっている。
燃焼タンク98の上面には、触媒(例えば白金族触媒、
ニッケル系、クロム系の触媒)108が、下面を燃焼タ
ンク98内へ、上面を外方へ露出して固定されている。
この触媒108へは、燃焼タンク98内で気化した余剰
現像液中の溶媒が供給されるようになっている。触媒1
08の上部には触媒点火用ヒータ110 (例えば白金
フィラメントで形成されたもの)が配置されており、リ
レーの接点112を介して電源114と接続されている
。このリレーの接点112は制御回路35の出力ポート
39へ接続されている。
触媒108、触媒点火用ヒータ110を被うようにして
、燃焼タンク98の上部にはカバー116が設けられて
ごのカバー116と燃焼タンク98の上面とで囲まれる
空間が排気室118となっている。このカバー116の
側壁には内外を連通する空気取入口116Aが設けられ
ていおり、排気室118内へ空気が取り入れられるよう
になっている。取り入れられた空気は、触媒108の酸
化用に用いられる。
カバー116の上面には複数の排気口116Bが設けら
れており、これらの排気ロ116B間から上方に向けて
、放熱フィン120が5枚立設されている。この放熱フ
ィン120は、触媒108の酸化作用によって生じる発
熱により、高温となったカバー116の温度を低下させ
るようになっている。
また廃液タンク88内へは、底部を貫通して管路92の
一端が開口している。管路92の他端は、貯留タンク9
4の底部を貫通して、貯留タンク94内へ突出して開口
している。これにより廃液タンク88内へ排出された余
剰現像液が管路92を通って貯留タンク94内へ供給さ
れるようになっている。
管路92の貯留タンク94内への開口部は、可動蓋11
8によって開閉可能となっている。この可動蓋118は
、開口部周縁に支持された回転軸117を中心に揺動可
能となっている。可動蓋118は連結棒120を介して
、可動軸122の一端と連結されている。可動軸122
は、中間部で、貯留タンク94の側壁間に支持された支
持軸124へ回転可能に支持されており、他端には浮き
126が取り付けられている。この浮き126は貯留タ
ンク94内の余剰現像液へ浮かんでおり、貯留タンク9
4内の余剰現像液の量が増加すると、浮きは上昇して、
可動軸を支持軸124を中心に第1図時計方向へ回転さ
せて、可動蓋118を移動させて管路92の開口部を閉
止し、余剰現像液の量が少なくなると、浮き126は下
降して、可動軸を支持軸124を中心に第1図反時計方
向へ回転させて、可動蓋118を移動させて管路92の
開口部を開放するようになっている。
また貯留タンク94は、管路128を介して予熱装置1
30の予熱用燃焼タンク1.32と連通されている。こ
れにより貯留タンク94内の余剰現像液が予熱用燃焼タ
ンク132内へ供給されるようになっている。予熱装置
130は、スクイズ用エアポンプ78の下方へ配置され
ている。
予熱装置130の予熱用燃焼タンク132の上面には、
下面を予熱用燃焼タンク132内へ上面をエアポンプ7
8の底部へ向けて触媒134が取り付けられている。触
媒134の上部には触媒点火用ヒータ136が配置され
ている。この触媒点火用ヒータ136はリレーの接点1
35を介して電源137と接続されている。
エアポンプ78には、ポンプ本体138内の中間部にダ
イヤプラム140が配置されている。このダイヤフラム
140の中間部からは、連結棒142が連結されており
、連結棒144を介してモータ146の駆動軸へ連結さ
れている。連結棒144はモータ146の駆動軸と偏心
して連結されており、モータ146の回転によって連結
棒142が上下方向へ往復運動し、これによってダイヤ
フラム140の中心部が端部をポンプ本体138へ固定
された状態で上下動するようになっている。
またポンプ本体138の上部には吸気口148、排気口
150が設けられており、夫々吸気逆止弁152、排気
逆止弁154が設けられている。吸気逆止弁152はダ
イヤフラム140が下方へ移動するときに吸気口148
を開放し外気をポンプ本体138内へ吸入し、上方へ移
動するときにはこの吸気口148を吸気逆止弁152で
閉止すると共に排気逆止弁154を作動させて排気口1
50を開放して、ポンプ本体138内へ吸入した空気を
排気口150から排出するようになっている。
エアポンプ78及び予熱装置130は、断熱材156で
被われており、予熱装置130によって生じる熱が逃げ
ないようになっている。
プロセスヘッド10の前面壁26の手前には、押え板が
配設されており図示しないフィルム押え機構によって作
動され、電子写真フィルム22をプロセスヘッドlOの
前面壁26へ押圧するようになっている。この場合押圧
される電子写真フィルム22の各駒は、帯電露光部14
、現像部■6、乾燥部18、定着部20へ夫々位置して
当接されるようになっている。
次に本実施例の作用について説明する。
プロセスヘッド10に夫々隣接配置された帯電・露光部
14、現像部16、乾燥部18及び定着部20へ、電子
写真フィルム22の各駒が、上記順序で送られて夫々処
理され、電子写真フィルム22へ画像が記録される。
この場合、図示しないフィルム移動モータが駆動されて
、未だ記録されていない駒の中から自由に選択された所
定の一駒が帯電・露光部14のマスク30の前面に位置
される。この操作は、プロセスヘッド10が組込まれた
電子写真装置を操作する図示しないコントロールキーボ
ードで、所定の一駒を指定することでなされる。
ここでこの所定の一駒に着目して、この所定の−駒が上
記帯電・露光部14から現像部16、乾燥部18及び定
着部20へ送られて画像が記録される場合について第4
図を用いて説明する。
未だ記録されていない駒の中から自由に選択された所定
の一駒が帯電・露光部14へ位置され、この所定の一駒
が帯電・露光されて静電荷潜像が形成される。この帯電
・露光が終了・したか否かがステップ200で判断され
る。帯電・露光が終了していなければこの判断がくり返
される。
帯電・露光が終了し、電子写真フィルムへ静電荷潜像が
形成されると、押え板によるフィルム押えが解除され、
図示しないフィルム移動モータが作動される(ステップ
202.204)。これにより、静電荷潜像が形成され
た所定の一駒は、帯電・露光部14から移動する。この
移動によって、所定の一駒が現像部16へ位置したか否
かがステップ206で判断される。この場合電子写真フ
ィルム22に一定間隔で形成された図示しない多数のブ
リップマークを計数することで、電子写真フィルム22
の移動距離が求められ、これによって所定の一駒が現像
部16へ位置したか否かが判断される。また所定の一駒
が現像部16へ位置していなければ、フィルム移動モー
タは作動を続け、所定の一駒が現像部16へ位置すると
、フィルム移動モータが停止される(ステップ208)
押え板の動作に先立って第4図に示されるように、リレ
ーの接点36が常閉状態から開状態となって、現像電極
34へのバイアス電圧の印加を停止する(ステップ21
0)。フィルム移動モータが停止されると押え板が作動
して電子写真フィルム22が現像室40へ押圧当接され
る(ステップ212)。バイアス電圧の印加を停止する
所定時間Hは約30m5ecに設定されており、電子写
真フィルム22が、押え板によってプロセスヘッド10
のマスク24へ押圧されたときに生じる振動が減衰する
時間とされている。これにより電子写真フィルム22が
不用意に現像電極34へ接近しすぎて、現像電極34と
の間で放電が生じることがない。所定時間Hが経過して
いなければ、リレーの接点36は開状態とされ、所定時
間H経過すると、リレーの接点36が閉状態とされる(
ステップ216)。これにより再び現像電極34ヘバイ
アス電圧を印加する。
電子写真フィルム22が現像室40へ押圧当接された後
現像液゛供給用電磁弁58が所定時間T開放される(ス
テップ218.220)。電磁弁58が開放されると現
像液タンク64内の現像液75が管路62.60内を自
然流下してプロセスヘッドlOへ至り、現像部16の現
像液・スクイズ用空気流入口42から現像室40へ流入
する。
第1回目の現像の場合には、管路60、現像液残留部7
2には、現像液75が入っておらず、管路60現像液残
留部72を充満させるのに要する時間分だけ、電磁弁5
8を開状態とするまでの時間を延長する必要がある。現
像液残留部72には、充電式の第2送液検出器74が設
けられ、現像液が管路60内へ満たされているかどうか
を検知するようになっており、第1回目の現像時には、
第2送液検出器74にて現像液を検知してから、所定時
間T経過後、電磁弁58を閉状態とすることにより、遅
れによる現像不足を防ぐようになっている。この現像液
75の供給によって、現像液中に分散されたeに帯電し
ているトナー粒子が、電子写真フィルムのΦに帯電して
いる部分に付着して、静電荷潜像が顕像化される。現像
室40へ供給されて、現像室40を流下した余剰の現像
液75は、現像液・スクイズ用空気流出口44から通路
52を通り、現像液・スクイズ用空気排出口54から管
路90を通って廃液タンク88内へ排出される。
廃液タンク88へ排出された余剰現像液75は管路96
から燃焼タンク98内へ供給される。余剰現像液75の
最初の燃焼タンク98内への供給時には、触媒点火用ヒ
ータ′110が通電されるのと同時にヒータ100も同
時に作動され、燃焼タンク98内の余剰現像液75を加
熱して強制的に気化させ触媒108へ供給する。供給さ
れた余剰現像液75は、触媒点火用ヒータ110によっ
て点火されて酸化を開始する。−度点火された後は、ヒ
ータ100及び触媒点火用ヒータ110は停止され触媒
108の酸化作用による発熱で、触媒108の作用が維
持される。
触媒の酸化作用が進み、連続的に余剰現像液を酸化して
いると、燃焼タンク98、カバー116、排気室118
内の温度は上昇するが、放熱フィン120によって放熱
されるので、高温になることはない。
この触媒108の酸化作用によって、余剰現像液中の炭
化水素を主成分とする溶媒C,H,(アイソパーG(商
品名:エツソ■))が二酸化炭素(ncO2)と水蒸気
(m/2H20)に変化して、排気口116Bから外方
へ排出される。これにより、余剰現像液が処理される。
このように本実施例では、余剰現像液中の溶媒をヒータ
100によって加熱して気化させ、触媒へ供給するので
、余剰現像液中の顔料(トナー粒子)が触媒108へ到
達することがない。
トナー粒子は燃焼タンク98内へ残るが、少量であるの
で処理は容易である。
またこの場合排出される二酸化炭素、水蒸気は無臭・無
害であるので周囲の環境に悪影響を与えることがない。
また燃焼タンク98の底部、すなわち余剰現像液が収容
される部分は、ヒータ100を停止した後は温度が低下
するが、酸化作用による発熱で温められ、断熱材106
によって、保温されるようになっている。
電磁弁58が開放されてから所定時間Tが経過するとス
テップ222で電磁弁58が閉止される。
電磁弁58が閉止された後ステップ224.226でリ
ンス用電磁弁84が所定時間T。開放される。このリン
ス用電磁弁84の開放によってリンス液ボトル82内の
リンス液83が、現像室40内へ供給される。このリン
ス液83によって現像電極34内に付着している余剰現
像液が洗い流され廃液タンク88内へリンス液83と共
に排出される。
廃液タンク88内へ排出されたリンス液83及び余剰現
像液は廃液タンク88へ排出された後、燃焼タンク98
へ送られて気化し、触媒108を通過して二酸化炭素と
水蒸気とに変化し大気中へ排出される。
リンス用電磁弁84が開放されて所定時間T。
経過するとリンス用電磁弁84が閉止される(ステップ
228)。リンス用電磁弁84の閉止と同時に、第1図
に示されるスクイズ用のエアポンプ78が作動されて、
スクイズ用空気供給口50から現像室40へ加圧空気が
供給され(ステップ230.232)、電子写真フィル
ム22に余剰に付着している現像液75が吹き落とされ
て液切れされる。吹き落とされた現像液75は廃液タン
タ88へ排出される。
スクイズ用空気供給口50から加圧空気を現像室40へ
供給するエアポンプ78は、作動開始と同時に所定の風
量を得ることができる。すなわち、低温の始動時にはエ
アポンプ78のダイヤフラム140はかたくなるので、
始動時特に低温の始動時には作動がなめらかでないため
所定の風量を得ることができないが、本実施例では予熱
装置130によって予熱されているので、始動と同時に
所定の風量を得ることができる。
この予熱装置130による予熱は、余剰現像液75を触
媒134で酸化させるときに生じる熱によって、エアポ
ンプ78が温められている。これにより、エアポンプ7
8の予熱用の特別な加熱手段を設ける必要もないので、
生産費が安価となる。
またエアポンプ78を予熱してお(ので、ウオームアツ
プ時間を必要とせず、エアポンプ78始動後直ちに所定
の風量を得ることができる。
この現像室40への加圧空気の供給は、余剰現像液が現
像室40内に十分残っている間は弱風とされ(ステップ
230)、高速な吹き落としによる画像の劣化が防止さ
れる。送風が開始されてから所定時間経過後に強風とさ
れる。このエアポンプ78の作動が停止して(ステップ
234)加圧空気の供給が停止され、押え板のフィルム
の押圧が解除される(ステップ236)。これにより現
像部16での現像が終了する(ステップ238)。
次いでフィルム移動モータの駆動で電子写真フィルム2
2は一駒移動されて、現像部16に位置していた所定の
一駒が乾燥部18に位置する。フィルム移動モータが停
止された後押え板が作動して押圧当接され、所定時間経
過後に温空気が、乾燥部18へ吹き出され、現像液75
が乾燥される。
次いで押え板のフィルム押圧が解除されフィルム移動モ
ータが駆動されて、乾燥部18に位置していた駒は定着
部20に移動される。フィルム移動モータの駆動が停止
された後にフィルム押え機構により押え板が作動して押
圧当接され定着部20に冷風が供給される。
フィルム押え機構の作動から所定時間経過後に図示しな
いキセノンランプが発光されてトナー粒子は電子写真フ
ィルム22の表面に融合して定着され、定着工程が終了
する。
以上の工程を終ることで、電子写真フィルム22への画
像の記録が完了する。
全ての処理が終了した段階で、現像液タンク64から現
像液供給口480間の管路62.60、現像液残留部7
2内には、トナー液が充満している。
トナー液を管路中に入れたまま長期間放置すると、液中
に分散しているトナー粒子が沈降し、管中のトナー濃度
にムラが生じるため、好ましくない。
このため全工程終了後、押え板をプロセスヘッド10前
面へ押圧させ、エアポンプ78を作動させた後、電磁弁
58を2〜3秒間開状態とするという操作を行ない、エ
アポンプ78の空気圧を利用して、現像液供給口48、
管路60.62、現像液残留部72内の現像液を現像液
タンク64中に戻した後、電磁弁58を閉とし、エアポ
ンプ78を停止させ、押え板の押圧を解除する。
現像液タンク64中では、管路中に比べ沈降が少ないこ
とが知られており、また、何らかの攪拌手段(図示せず
)を用いることで沈降を完全に防止することも可能とな
る。
この操作で管路内から抜けきらなかった現像液は、管路
中に残るが、本実施例では、他より低い場所にある現像
液残留部72が設けられており、抜は残りの現像液はこ
の現像液残留部72に溜まる。現像液残留部72は、直
径0.8〜1.5mmの細管部分を介して現像液供給口
48部分に接続しており、現像液の蒸発が殆ど生じない
部分となっているため、液が残っても乾燥・固化して配
管が詰まるといった心配がない。
なお本実施例では、予熱装置130によってスクイズ用
のエアポンプ78を予熱したが、写真処理装置に使用さ
れている他のポンプを予熱することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、余剰現像液を触媒によ
って酸化するときに生じる熱によってポンプを予熱する
ので、生産費が安価で、低温始動時にポンプのウオーム
アツプを必要としないという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたプロセスヘッド現像部と他
の機器との関係を示す断面図、第2図は現像液処理装置
を示す斜視図、第3図はプロセスヘッドを示す斜視図、
第4図は現像部の作用を示すフローチャートである。 IO・・・プロセスヘッド、 78・・・エアポンプ、 130・・・予熱装置、 134・・・触媒、 138・・・ポンプ本体、 140・・・ダイヤフラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真処理に使用されるエアを発生するポンプを備
    えかつ炭化水素を主成分とする溶剤中に顔料が分散され
    た現像液で現像処理する写真処理装置において、前記現
    像処理に使用された後の余剰現像液を貯留するタンクと
    前記タンク内に貯留された余剰現像液を酸化する触媒と
    を備えた予熱装置を前記ポンプの近傍に配置したことを
    特徴とする写真処理装置。
JP1210388A 1988-01-22 1988-01-22 写真処理装置 Pending JPH01188888A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100322564B1 (ko) * 1998-03-20 2002-07-02 윤종용 인쇄기의현상액공급장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100322564B1 (ko) * 1998-03-20 2002-07-02 윤종용 인쇄기의현상액공급장치

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