JPH01185139A - 配電線自動監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野］ 本発ＢＡＩｆｉ配電線自動監視制御装置九関する。

（従来の技術） 従来、配電線監視において配電線し中断器がトリップす
ると、高圧配電線側が停電し、子局の電源も消滅して機
能停止となる。この時、親局では子局から伝送される柱
上開閉器の入／切状態などの監視ができなくなりその子
局に対しては無応答として判定する。更に、親局では配
電線し中断器の状態と当該配電線しゃ断器に接がる子局
の状態から無応答子局の状態把握を、その子局よりも上
位の子局の開閉器又は配電線し中断器などの開放による
ものかを判断し、無応答子局の開閉器の入／切状態を想
定して配電線系統を認識している。

この場合、子局の電源は高圧線からの電源回路が一般的
である。なお、親局と子局間の伝送方式には電力線のル
ートを用いる電力線搬送方式と通信ルートを布設する通
信線方式とがある。電力線搬送方式と通信線方式の選択
は、遠方制御する親局と子局間の距離を考慮し九経済的
理由により選択している。特徴として電力線搬送方式で
は需要家の使用電力等によシ、ノイズが乗シ易いため、
低速であシー膜内には、高速であってかつ信頼性の高い
通信線方式が採用されている。

（発明が解決しようとする課題） 上記通信線方式において、電力線搬送方式の子局は、高
圧配線側の電源が消滅すると、当然のことながら無応答
となシ、開閉器の入／切状態が不明となる欠点があっｆ
ｌ：、、又、停電個所の極小化のため、保修具が現場に
て開閉器を操作し、入→切、切→入を行なっていくこと
がある。電源の復電後、事故前系統と変更がある個所に
ついて状態が充分認識されないことにより、誤判断、誤
操作の展開となることがあった。そのため常時系統状態
を認識できる手段が望まれている。例えば電源側充電状
態での無応答発生時では、当該開閉器の負荷側区間全て
が不明区間となる九め原因調査に時間がかかりた。

又、電池を内蔵する方法では配電線自動監視対象子局が
数千含以上となり、電池の経年管理、各子局の定期的な
電池交換などのメンテナンス作業が必要となる欠点があ
った。

本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、１！源消滅時においても、子局の状態を親局に伝送
することを可能な配電線自動監視制御装置を提供するこ
とを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明では各子局には高圧線からの電源回路と。

親局及び子局間の通信線の搬送波から取入れられた電源
回路とを備え、高圧配電線停止時には子局の使用電源を
通信線側のみの電源回路に切替えるようにし、停電中と
いえども各子局の状態を親局に伝送できる状態とした。

（作用） したがって高圧配電線が正常であれは前記配電ｍを介し
て子局は電源を得ることができる。しかし高圧配電線に
異常が発生して停電状態になったときには１通信線９側
からの電源を得ることができ、依然として子局の状態を
親局に伝送できる。

（実施例） 以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は本発明による配電線自動監視制御装置の一実施
例の構成図であシ、配電用変電所１から高圧配電線２を
介して各柱上開閉器が連らなる様子が示されている。３
は電柱であって各開閉器４が設けられ、子局５には開閉
器４の両端電圧が変圧器６−１．６−２及び電源ケーブ
ル７を介して供給されている。そして親局８からは通信
線９を介して各子局が接続される。

以上が親局、子局からなる全体構成であシ第２図は子局
装置の具体例図である。

第２図は子局の構成例を示す図であシ１図中の符号は第
１図に対応している。

子局５は高圧配電線側から変圧器を介して供給される第
１の電源５−１と、親局８からの通信線９を介して得ら
れる第２の電源５−２と、子局情報ｆ親局に伝送する伝
送部５−５と、開閉器の監視制御部５−４及び第１電源
と第２を源の逆流防止をする逆流防止回路５−３から構
成されている。

そして通常は、第１電源５−１．第２を源５−２より電
源が供給されておシ、親局８から子局５に対してポーリ
ング等を行ない子局の開閉器を監視制御している。ここ
で配電線し中断器のトリップ等で第１電源５−１が消滅
したときは、第２電源５−２から供給され、伝送部５−
５にて停電中の開閉器状態を親局８に伝送する。

なお第１電源５−１は、開閉器監視制御機能部５−４と
伝送部５−５へ電源を供給し、第２電源５−２は伝送部
５−５に電源を供給する。伝送部は第１電源５−１と第
２電源５−２の両室源よシミ源が供給され、第１電源５
−１の電源が供給不能となると第２電源５−２からのみ
電源が供給される。

次、に作用説明をする。子局では１通信線側にバックア
ップ第２電源を持たせることによシ、通常は両室源によ
シミ源を供給しているが１例えば配電線しゃ断器がトリ
ップした時には高圧配置１ｍ側の電源が消滅する。しか
し１通信線側の電源回路には、開閉器状態を伝送するた
めの電気が供給されているため停電中の開閉器状態を親
局に伝送することができる。

なお、当該開閉器は電源の消滅によシ開閉状態が「切」
状態等に切換る。又子局では開閉器の制御が電源消滅の
ため不可となシ、開閉器制御を停止させる。

更に停電中の開閉器の実状態を認識するために開閉器の
状態監視及び親局間の伝送部を稼動状態としておく。こ
の時、高圧配電線側の停電が復旧すれば、高圧配電線側
から電源が供給され、開閉器の制御が再び稼動される。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば親局では高圧配電線側
の電源消滅時における子局無応答がなぐなシ、停電中の
開閉器状態を認識することができる。

これによシ、現場における停電原因を調査する上で、停
電範囲が絞られることによシ、停電復旧時間の短縮を図
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による配電線自動監視制御装置ｔ”説明
するための配置図、第２図は本発明の配電線監視の子局
構成例を示すブロック図である。 １・・・配電用変電所　　２・・・高圧配電線３・・・
電柱　　　　　　４・・・開閉器５・・・子局　　　　
　　５−３・・・逆流防止回路５−４・・・監視制御機
能部 ５−５・・・伝送部　　　６−１．６−２・・・変圧器
７・・・電源ケーブル　　８・・・親局９・・・通信線 代理人　弁理士　　則　近　憲　佑 代理人　弁理士　　第子丸　　　　健

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の開閉器遠制子局装置（以下子局）と配電線監視制
   御親局装置（以下親局）とを備えた配電線自動監視制御
   装置において、前記子局には高圧線からの電源回路と親
   局及び子局間の通信線の搬送波から取入れた電源回路を
   備え、配電線故障などによる高圧線停電時には子局の使
   用電源を通信線側のみの電源回路に切替えることにより
   、停電中の開閉器状態を親局に伝送する機能を備えたこ
   とを特徴とする配電線自動監視制御装置。