JPH01184313A - 廃棄物溶融炉 - Google Patents
廃棄物溶融炉Info
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- JPH01184313A JPH01184313A JP669388A JP669388A JPH01184313A JP H01184313 A JPH01184313 A JP H01184313A JP 669388 A JP669388 A JP 669388A JP 669388 A JP669388 A JP 669388A JP H01184313 A JPH01184313 A JP H01184313A
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、都市ゴミ、下水汚泥、各種産業廃棄物、又は
それらを乾燥・焼却や破砕処理して得られた中間処理物
を溶融処理する廃棄物溶融炉に関する。
それらを乾燥・焼却や破砕処理して得られた中間処理物
を溶融処理する廃棄物溶融炉に関する。
有機物及び無機物が混在する都市ゴミ、下水汚泥、それ
らの焼却灰等の廃棄物を埋立て地に投棄すると、有害重
金属が溶出したり、灰の占める容積が大きいために埋立
て地の枯渇や利用効率を低下させる等の問題が生じる。
らの焼却灰等の廃棄物を埋立て地に投棄すると、有害重
金属が溶出したり、灰の占める容積が大きいために埋立
て地の枯渇や利用効率を低下させる等の問題が生じる。
そこで、廃棄物を溶融炉で処理する方法が、特公昭52
−24790号公報。
−24790号公報。
特公昭53−16633号公報、特開昭54−6807
7号公報。
7号公報。
特開昭54−[078号公報等で提案されている。
溶融炉に投入された廃棄物は、炉内の乾燥帯。
乾留ガス化帯及び燃焼溶融帯を順次降下する。廃棄物は
、この降下の過程で、炉底部に設けた羽口から吹き込ま
れた酸素含有ガスにより、燃焼・加熱反応を受ける。ま
た、熱源としての塊状炭素系物質、例えばコークス及び
塩基度調整剤として珪石又は石灰石が廃棄物と共に炉頂
から装入されている。廃棄物に含まれている有機物等の
可燃分は、乾留・ガス化され、燃焼熱として回収される
。他方、廃棄物に含まれているガラス、瀬戸物、金属類
等の無機系不燃分は、加熱・溶融され、溶融スラグとし
て取り出される。凝固して得た固形スラグは、建設資材
等に利用できる可能性をもっている。
、この降下の過程で、炉底部に設けた羽口から吹き込ま
れた酸素含有ガスにより、燃焼・加熱反応を受ける。ま
た、熱源としての塊状炭素系物質、例えばコークス及び
塩基度調整剤として珪石又は石灰石が廃棄物と共に炉頂
から装入されている。廃棄物に含まれている有機物等の
可燃分は、乾留・ガス化され、燃焼熱として回収される
。他方、廃棄物に含まれているガラス、瀬戸物、金属類
等の無機系不燃分は、加熱・溶融され、溶融スラグとし
て取り出される。凝固して得た固形スラグは、建設資材
等に利用できる可能性をもっている。
溶融炉としては、縦型のシャフト炉が通常使用されてい
る。装入された廃棄物は、このシーヤフト炉の内部で燃
焼ガスの上昇対向流との熱交換によって、乾燥、予熱、
乾留ガス化等の処理を受ける。
る。装入された廃棄物は、このシーヤフト炉の内部で燃
焼ガスの上昇対向流との熱交換によって、乾燥、予熱、
乾留ガス化等の処理を受ける。
この熱交換性を高めるためには、炉内の廃棄物充填層を
高くすることが必要になる。
高くすることが必要になる。
ところが、廃棄物充填層を高くすると、炉内に吹き込む
酸素含有ガスの吹込み圧を1000〜2000m+n水
柱に増加させることが要求され、出湯口からガスを連続
的に噴出させて無人化、操業安定化を狙った条件下で溶
融スラグを連続流出させることが困難になる。また、廃
棄物に含まれている灰分。
酸素含有ガスの吹込み圧を1000〜2000m+n水
柱に増加させることが要求され、出湯口からガスを連続
的に噴出させて無人化、操業安定化を狙った条件下で溶
融スラグを連続流出させることが困難になる。また、廃
棄物に含まれている灰分。
不燃分が炉内を下降する過程で加熱され、軟化状態にな
る。軟化した灰分、不燃分は、充填層の空隙を占有し、
充填層の通気性を不均一にする。その結果、炉内を上昇
するガスが一部に集中して流れるようになり、吹抜け、
棚吊り等の現象が多発し、炉況を不安定にする。
る。軟化した灰分、不燃分は、充填層の空隙を占有し、
充填層の通気性を不均一にする。その結果、炉内を上昇
するガスが一部に集中して流れるようになり、吹抜け、
棚吊り等の現象が多発し、炉況を不安定にする。
逆に、廃棄物充填層を薄くすると熱交換性が悪くなって
、排ガスの温度が上昇する。また、炉内を上昇するガス
の風圧によって、充填層の粉粒状廃棄物が吹き上げられ
、後流側設備、例えば燃焼室、廃熱ボイラ、集塵機等の
飛散ダストの負荷が高くなったり、炉内でタリン力−と
なって炉壁に付着する。このような欠点を補うためには
、燃料比を高めたり、酸素富化率を上げたりした操業が
不可欠であった。
、排ガスの温度が上昇する。また、炉内を上昇するガス
の風圧によって、充填層の粉粒状廃棄物が吹き上げられ
、後流側設備、例えば燃焼室、廃熱ボイラ、集塵機等の
飛散ダストの負荷が高くなったり、炉内でタリン力−と
なって炉壁に付着する。このような欠点を補うためには
、燃料比を高めたり、酸素富化率を上げたりした操業が
不可欠であった。
そこで、本□発明は、分岐管を介して塊状炭素系物質を
炉底部に装入するとともに廃棄物をシャフト部の上部よ
り連続的に装入することにより、燃料比を高めることな
く、安定した条件下で廃棄物を溶融処理することを目的
とする。
炉底部に装入するとともに廃棄物をシャフト部の上部よ
り連続的に装入することにより、燃料比を高めることな
く、安定した条件下で廃棄物を溶融処理することを目的
とする。
本発明の廃棄物溶融炉は、その目的を達成するために、
下部に酸素含有ガス吹込み羽口及び出湯口を設けたシャ
フト部と、該シャフト部に設けられ酸素含有ガス吹込み
羽口部が下位になるように傾斜した複数の分岐管と、前
記シャフト部の上部から廃棄物を連続的に装入する廃棄
物装入口と、前記分岐管に開口する塊状炭素系物質装入
用の副資材装入口を備えていることを特徴とする。
下部に酸素含有ガス吹込み羽口及び出湯口を設けたシャ
フト部と、該シャフト部に設けられ酸素含有ガス吹込み
羽口部が下位になるように傾斜した複数の分岐管と、前
記シャフト部の上部から廃棄物を連続的に装入する廃棄
物装入口と、前記分岐管に開口する塊状炭素系物質装入
用の副資材装入口を備えていることを特徴とする。
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
第1図は、本発明の第1実施例で使用した灰分。
不燃分の比較的多い場合、例えば都市ごみ、下水汚泥の
焼却灰に適合した廃棄物溶融炉の要部を示す。
焼却灰に適合した廃棄物溶融炉の要部を示す。
この廃棄物溶融炉は、シャフト部1の周囲に複数の分岐
管2を対称的に取り付けている。この分岐管2は、後述
する塊状炭素系物質がシャフト部1内に流下するように
、シャフト部1側を低くしている。シャフト部lは、垂
直方向上方に延びて廃棄物装入口15をもち、廃棄物1
1を収容したホッパー3がフィーダ4を介して配置され
ている。また、シャフト部lの下部には、炉内の塊状炭
素系物質を燃焼させて高温雰囲気の火格子を形成するよ
うに、酸素°含有ガスを吹き込む複数の酸素含有ガス吹
込み羽口5が設けられている。
管2を対称的に取り付けている。この分岐管2は、後述
する塊状炭素系物質がシャフト部1内に流下するように
、シャフト部1側を低くしている。シャフト部lは、垂
直方向上方に延びて廃棄物装入口15をもち、廃棄物1
1を収容したホッパー3がフィーダ4を介して配置され
ている。また、シャフト部lの下部には、炉内の塊状炭
素系物質を燃焼させて高温雰囲気の火格子を形成するよ
うに、酸素°含有ガスを吹き込む複数の酸素含有ガス吹
込み羽口5が設けられている。
分岐管2の途中には、ホッパー6に収容されている塊状
炭素系物質をフィーダ7及びシュート8を経て送り込む
ように、シュート8の先端が開口された副資材装入口1
6が設けられている。この分岐管2は、炉内のガスを外
部に排出する配管としても使用される。図中、符番9は
、このときのガス流を示す。分岐管2のガス通過総面積
は、分岐前のシャフト部1断面の上昇ガス通過面接と同
じか、それよりも大きくすることが好ましい。これによ
って、炉内の上昇ガスは、シャフト部1に沿って上昇す
ることなく、分岐管2内で流速を下げ優先的に流入する
。このガスは、分岐管2から流出した後で燃焼させ、排
熱ボイラー、空気予熱器等で熱回収される。
炭素系物質をフィーダ7及びシュート8を経て送り込む
ように、シュート8の先端が開口された副資材装入口1
6が設けられている。この分岐管2は、炉内のガスを外
部に排出する配管としても使用される。図中、符番9は
、このときのガス流を示す。分岐管2のガス通過総面積
は、分岐前のシャフト部1断面の上昇ガス通過面接と同
じか、それよりも大きくすることが好ましい。これによ
って、炉内の上昇ガスは、シャフト部1に沿って上昇す
ることなく、分岐管2内で流速を下げ優先的に流入する
。このガスは、分岐管2から流出した後で燃焼させ、排
熱ボイラー、空気予熱器等で熱回収される。
ホッパー6には、珪石や石灰石等の塩基度調整剤をコー
クス等の塊状炭素系物質に添加しておくことが好ましい
。この塩基度調整剤により、シャフト部1で生成した溶
融スラグの塩基度(CaO/SiO2)をたとえば0.
8〜1.2の範囲に調整する。
クス等の塊状炭素系物質に添加しておくことが好ましい
。この塩基度調整剤により、シャフト部1で生成した溶
融スラグの塩基度(CaO/SiO2)をたとえば0.
8〜1.2の範囲に調整する。
ホッパー6から゛フィーダ7及びシュート8を経由して
シャフト部1の下部に装入された塊状炭素系物質、例え
ばコークスは、酸素含有ガス吹込み羽口5から吹き込ま
れた酸素含有ガスにより燃焼し、高温のコークスベツド
10を形成する。このとき、酸素含有ガスを予熱してお
くことにより、コークスの燃焼により生成した雰囲気の
温度を一層高く維持することができる。或いは、少量の
酸素を加えた酸素富化空気を使用することによっても、
同様の効果が得ら・れる。
シャフト部1の下部に装入された塊状炭素系物質、例え
ばコークスは、酸素含有ガス吹込み羽口5から吹き込ま
れた酸素含有ガスにより燃焼し、高温のコークスベツド
10を形成する。このとき、酸素含有ガスを予熱してお
くことにより、コークスの燃焼により生成した雰囲気の
温度を一層高く維持することができる。或いは、少量の
酸素を加えた酸素富化空気を使用することによっても、
同様の効果が得ら・れる。
他方、有機物及び無機物が混在した都市ゴミ。
下水汚泥等の焼却灰としての廃棄物11は、ホッパー3
からフィーダ4を経てシャフト部l内に投入される。廃
棄物11は、シャフト部1内を降下する過程で、高温コ
ークスベツド10内の輻射熱を主体に加熱される。
からフィーダ4を経てシャフト部l内に投入される。廃
棄物11は、シャフト部1内を降下する過程で、高温コ
ークスベツド10内の輻射熱を主体に加熱される。
詳しくは、廃棄物11は、分岐管2から送られてくる予
熱された塊状炭素系物質に随伴されて、コークスベツド
10にさらに潜り込む。この部位では、特に上昇ガス流
の影響が小さく、廃棄物11中のダスト状灰分は上昇ガ
ス流に随伴され難い状態で高温に加熱され、急速に軟化
・溶融状態に到達する。
熱された塊状炭素系物質に随伴されて、コークスベツド
10にさらに潜り込む。この部位では、特に上昇ガス流
の影響が小さく、廃棄物11中のダスト状灰分は上昇ガ
ス流に随伴され難い状態で高温に加熱され、急速に軟化
・溶融状態に到達する。
このようにしてガラス、瀬戸物、金属類等の不燃物も、
溶融スラグ12となってコークスベツド100間隙を滴
下し、出湯口13から炉内ガス14と共に流出する。
溶融スラグ12となってコークスベツド100間隙を滴
下し、出湯口13から炉内ガス14と共に流出する。
他方、未溶融でガス流に随伴されたダスト状灰分は、上
昇ガス流が分岐管2内で流速を減じているので、分岐管
2をガス流9が通過するとき加熱され、塊状炭素系物質
及び塩基度調整剤の塊表面に軟化付着しやすくなり、下
流側への飛散が防止される。そのため、約1100〜1
200℃で灰分の軟化溶融現象によってコークスベツド
10が目詰りする割合も、従来のものに比較して大幅に
軽減される。
昇ガス流が分岐管2内で流速を減じているので、分岐管
2をガス流9が通過するとき加熱され、塊状炭素系物質
及び塩基度調整剤の塊表面に軟化付着しやすくなり、下
流側への飛散が防止される。そのため、約1100〜1
200℃で灰分の軟化溶融現象によってコークスベツド
10が目詰りする割合も、従来のものに比較して大幅に
軽減される。
また、分岐管2内のコークスベツド10を通過する燃焼
排ガスも例えば、400〜600℃の低い出口温度で安
定状態に達し、コークスベツド1oの通気圧損も低く抑
えられる。その結果、ガス吹込み羽口5からシャフト部
1に吹き込まれる酸素含有ガスの吹込み圧をたとえば3
00〜600+nm水柱と低く維持することができ、炉
内における粉粒状の廃棄物11の吹抜は現象による飛散
や塊状炭素系物質、スラグの出湯口からの飛散が抑制さ
れる。また、吹込み圧の低下に伴い、炉内ガス14と共
に出湯口13から流出する溶融スラグ12の流動状態も
安定化する。
排ガスも例えば、400〜600℃の低い出口温度で安
定状態に達し、コークスベツド1oの通気圧損も低く抑
えられる。その結果、ガス吹込み羽口5からシャフト部
1に吹き込まれる酸素含有ガスの吹込み圧をたとえば3
00〜600+nm水柱と低く維持することができ、炉
内における粉粒状の廃棄物11の吹抜は現象による飛散
や塊状炭素系物質、スラグの出湯口からの飛散が抑制さ
れる。また、吹込み圧の低下に伴い、炉内ガス14と共
に出湯口13から流出する溶融スラグ12の流動状態も
安定化する。
第2図は、第2実施例を説明するための図である。本実
施例は、粉粒状の可燃成分の比較的多い場合、例えば都
市ごみを乾留ガス化した残渣でガラス、瀬戸物、金属類
を含むチャー分が多いときに適合するもので、二次吹込
み用へラダー管21から二次吹込み羽口22を介し、酸
素含有ガスを高温コークスベツド10の上面に吹き付け
ている。
施例は、粉粒状の可燃成分の比較的多い場合、例えば都
市ごみを乾留ガス化した残渣でガラス、瀬戸物、金属類
を含むチャー分が多いときに適合するもので、二次吹込
み用へラダー管21から二次吹込み羽口22を介し、酸
素含有ガスを高温コークスベツド10の上面に吹き付け
ている。
この場合、ガス吹込み羽口5から吹き込む酸素含有ガス
の流量は、炉底部が高温雰囲気を維持するのに必要な量
で充分で、灰分、不燃分が軟化溶融している状態からコ
ークスベツド10を溶融滴下するまでに灰分の含熱量を
上昇させ、出湯口13から噴出する炉内ガス14の顕熱
、炉体からの放熱及び羽口水冷部の冷却水の奪熱を補う
程度の熱量が発生する量で良い。
の流量は、炉底部が高温雰囲気を維持するのに必要な量
で充分で、灰分、不燃分が軟化溶融している状態からコ
ークスベツド10を溶融滴下するまでに灰分の含熱量を
上昇させ、出湯口13から噴出する炉内ガス14の顕熱
、炉体からの放熱及び羽口水冷部の冷却水の奪熱を補う
程度の熱量が発生する量で良い。
この昇温したコークスベツド10の上層部に対して、二
次吹込み羽口22から更に酸素含有ガスを吹き付ける。
次吹込み羽口22から更に酸素含有ガスを吹き付ける。
この酸素含有ガス吹込みにより、コークスベツド10表
面にある粉粒状の可燃成分及びコークスが燃焼し、コー
クスベツド10、が1400〜1500℃に昇温する。
面にある粉粒状の可燃成分及びコークスが燃焼し、コー
クスベツド10、が1400〜1500℃に昇温する。
この場合、高温になる熱量は、粉粒状の可燃成分が優先
的に燃焼することでコークスベツドに転化され、コーク
スの燃焼は抑制され、全体として燃料比の低減が図れる
。これにより、灰分、不燃分がコークスベツド10を降
下するとき急激な軟化・溶融が生じ、溶融した流れとな
ってコークスベツド100間隙を滴下する。このとき発
生した燃焼ガスは、反転してコークスベツド10に進入
し、分岐管2に導入されて、酸素含有ガス吹込み羽口5
からの酸素含有ガス吹込みによって生じた燃焼ガスと共
に分岐管2内の充填層を予熱する。その後、この燃焼ガ
スは、排ガスとして分岐管2から取り出される。
的に燃焼することでコークスベツドに転化され、コーク
スの燃焼は抑制され、全体として燃料比の低減が図れる
。これにより、灰分、不燃分がコークスベツド10を降
下するとき急激な軟化・溶融が生じ、溶融した流れとな
ってコークスベツド100間隙を滴下する。このとき発
生した燃焼ガスは、反転してコークスベツド10に進入
し、分岐管2に導入されて、酸素含有ガス吹込み羽口5
からの酸素含有ガス吹込みによって生じた燃焼ガスと共
に分岐管2内の充填層を予熱する。その後、この燃焼ガ
スは、排ガスとして分岐管2から取り出される。
二次吹込み羽口22から吹き込まれる酸素含有ガスを予
熱又は酸素富化するとき、コークスベツド10の表層部
分はさらに高温の雰囲気を維持することができる。この
高温雰囲気は、可燃成分の燃焼を促進し、灰分の予熱を
充分に行うと共に、燃焼ガスの温度を高めることになる
。その結果、コークスベツド10を1400〜1500
℃に維持するのに必要な炭素系可燃物質の消費量を軽減
することが可能となる。
熱又は酸素富化するとき、コークスベツド10の表層部
分はさらに高温の雰囲気を維持することができる。この
高温雰囲気は、可燃成分の燃焼を促進し、灰分の予熱を
充分に行うと共に、燃焼ガスの温度を高めることになる
。その結果、コークスベツド10を1400〜1500
℃に維持するのに必要な炭素系可燃物質の消費量を軽減
することが可能となる。
その他は第1実施例の場合と同様であるので、説明を省
略する。
略する。
第3図は、第3実施例を説明するための図である。本実
施例は、可燃分を含む微粉を処理する場合、例えば下水
汚泥を脱水乾燥し解砕したものに適用される。微粉31
は、圧縮空気で同気流として旋回バーナ32に送られて
燃焼し、旋回流33としてコークスベツド10に進入す
る。このときの燃焼ガスは、例えば灰分が軟化・溶融し
ない1000〜1100℃の温度範囲に維持される。ま
た、旋回バーナ32及び/又は二次吹込み羽口34から
過剰の空気を吹き込み、コークスベツド10を1400
〜1500℃に燃焼・加熱することもできる。
施例は、可燃分を含む微粉を処理する場合、例えば下水
汚泥を脱水乾燥し解砕したものに適用される。微粉31
は、圧縮空気で同気流として旋回バーナ32に送られて
燃焼し、旋回流33としてコークスベツド10に進入す
る。このときの燃焼ガスは、例えば灰分が軟化・溶融し
ない1000〜1100℃の温度範囲に維持される。ま
た、旋回バーナ32及び/又は二次吹込み羽口34から
過剰の空気を吹き込み、コークスベツド10を1400
〜1500℃に燃焼・加熱することもできる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、シャフト部
の下部に形成したコークスベツドに対して側方から塊状
炭素系物質を装入し、上昇ガス流と対向流を形成させ、
充填層内の通気性を良好に維持した状態で熱交換を行わ
せ、上方から被処理材料である廃棄物を装入している。
の下部に形成したコークスベツドに対して側方から塊状
炭素系物質を装入し、上昇ガス流と対向流を形成させ、
充填層内の通気性を良好に維持した状態で熱交換を行わ
せ、上方から被処理材料である廃棄物を装入している。
これによって、廃棄物が高温コークスベツド内に到達す
る過程で灰分、不燃分は急激に加熱され、溶融滴下して
スラグ化したり、可燃分をもつ廃棄物は二次吹込みの酸
素含有ガスにより充填層内に入り込む状態で可燃分の燃
焼が優先的に行われ、塊状炭素系物質の燃焼を抑制した
状態で灰分化したものが急激に加熱され、溶融滴下して
スラグ化することが可能となる。また、コークスベツド
では通気性が確保されているため、廃棄物に含まれてい
るガラス。
る過程で灰分、不燃分は急激に加熱され、溶融滴下して
スラグ化したり、可燃分をもつ廃棄物は二次吹込みの酸
素含有ガスにより充填層内に入り込む状態で可燃分の燃
焼が優先的に行われ、塊状炭素系物質の燃焼を抑制した
状態で灰分化したものが急激に加熱され、溶融滴下して
スラグ化することが可能となる。また、コークスベツド
では通気性が確保されているため、廃棄物に含まれてい
るガラス。
瀬戸物、金属類等の不燃分は軟化・溶融して、コークス
ベツドの空隙を円滑に滴下し、出湯口から流出する。こ
のように、本発明によるとき、廃棄物に含まれている有
機物及び無機物が効率良く処理され、それぞれ燃焼熱及
び溶融スラグとして回収される。
ベツドの空隙を円滑に滴下し、出湯口から流出する。こ
のように、本発明によるとき、廃棄物に含まれている有
機物及び無機物が効率良く処理され、それぞれ燃焼熱及
び溶融スラグとして回収される。
第1図は本発明の第1実施例で使用した廃棄物溶融炉を
示し、第2図及び第3図はそれぞれ第2実施例及び第3
実施例の廃棄物溶融炉を示す。 特許出願人 新日本製鐵 株式會社代理人 小
堀 益(ほか2名) 第1図 16:副′R材辰人口 第2図 ■
示し、第2図及び第3図はそれぞれ第2実施例及び第3
実施例の廃棄物溶融炉を示す。 特許出願人 新日本製鐵 株式會社代理人 小
堀 益(ほか2名) 第1図 16:副′R材辰人口 第2図 ■
Claims (1)
- 1、下部に酸素含有ガス吹込み羽口及び出湯口を設けた
シャフト部と、該シャフト部に設けられ酸素含有ガス吹
込み羽口部が下位になるように傾斜した複数の分岐管と
、前記シャフト部の上部から廃棄物を連続的に装入する
廃棄物装入口と、前記分岐管に開口する塊状炭素系物質
装入用の副資材装入口を備えていることを特徴とする廃
棄物溶融炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP669388A JPH01184313A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 廃棄物溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP669388A JPH01184313A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 廃棄物溶融炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184313A true JPH01184313A (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=11645423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP669388A Pending JPH01184313A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 廃棄物溶融炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01184313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05288317A (ja) * | 1992-04-09 | 1993-11-02 | Nippon Steel Corp | 廃棄物溶融炉装入装置 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP669388A patent/JPH01184313A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05288317A (ja) * | 1992-04-09 | 1993-11-02 | Nippon Steel Corp | 廃棄物溶融炉装入装置 |
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