JPH01180908A - 急冷凝固金属粉末の押出成形方法 - Google Patents
急冷凝固金属粉末の押出成形方法Info
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- JPH01180908A JPH01180908A JP299288A JP299288A JPH01180908A JP H01180908 A JPH01180908 A JP H01180908A JP 299288 A JP299288 A JP 299288A JP 299288 A JP299288 A JP 299288A JP H01180908 A JPH01180908 A JP H01180908A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は急、冷凝固金属粉末の経済性に優れた成形方法
に関する。
に関する。
(従来の技術)
象、冷凝固金属粉末は、結晶粒が微細で合金元素も過飽
和に含有させることができるので、例えばアルミニウム
やアルミニウム合金(以下、単にアルミニウムという。
和に含有させることができるので、例えばアルミニウム
やアルミニウム合金(以下、単にアルミニウムという。
)の急冷凝固粉末によって形成された押出材は、溶製材
では具備することができない優れた材質特性を有し、機
械部品等の材料として注目されている。
では具備することができない優れた材質特性を有し、機
械部品等の材料として注目されている。
前記押出材は、通常、象、冷凝固金属粉末を冷間静水圧
加圧(CIPという)により等方向に圧縮成形し、この
成形体を封缶脱ガス処理をして熱間静水圧加圧(HIP
という)により加圧焼結した後、この焼結体に押出加工
を施して製造していた。
加圧(CIPという)により等方向に圧縮成形し、この
成形体を封缶脱ガス処理をして熱間静水圧加圧(HIP
という)により加圧焼結した後、この焼結体に押出加工
を施して製造していた。
そして、押出材は冷間鍛造や温間鍛造等により製品に近
似した外形を有する成形品に加工成形される。
似した外形を有する成形品に加工成形される。
とごろで、急冷凝固金属粉末の焼結体を得るのに、HI
Pのような強力な焼結処理を行うのは次の理由による。
Pのような強力な焼結処理を行うのは次の理由による。
すなわち、急冷凝固金属粉末の表面には酸化物被膜が生
成している。例えば、アルミニウム象、冷凝固粉末の場
合では、化学的に安定で緻密なN2O3被膜が強固に形
成されている。従って、かかる象、冷凝固金属粉末の焼
結体を得るには、基地が酸化物被膜を介して拡散接合し
なければならず、強力な焼結処理が必要となるからであ
る。
成している。例えば、アルミニウム象、冷凝固粉末の場
合では、化学的に安定で緻密なN2O3被膜が強固に形
成されている。従って、かかる象、冷凝固金属粉末の焼
結体を得るには、基地が酸化物被膜を介して拡散接合し
なければならず、強力な焼結処理が必要となるからであ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の成形方法では、成形工程が煩雑で
生産性が悪く、またHIP等を施すために高価な設備を
必要とし、成形品のコスト上昇の要因となっている。
生産性が悪く、またHIP等を施すために高価な設備を
必要とし、成形品のコスト上昇の要因となっている。
また、HIP、押出し、場合によっては成形の際に加熱
が繰り返して行われるため、わ〕末中に析出物や晶出物
が肥大、成長して材質特性が劣化するという欠点があっ
た。
が繰り返して行われるため、わ〕末中に析出物や晶出物
が肥大、成長して材質特性が劣化するという欠点があっ
た。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたもので、材質特性
の劣化の虞れがなく、しかも低コストで生産性に優れた
急冷凝固金属粉末の成形方法を提供することを目的とす
る。
の劣化の虞れがなく、しかも低コストで生産性に優れた
急冷凝固金属粉末の成形方法を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために講じられた本発明の急冷凝固
金属粉末の成形方法は、まず、コンテナ11の押出方向
前端面に成形金型1を当接させてコンテナ前端面に開口
した押出孔12と成形金型1の当接面に開口した成形孔
3とを連通させ、成形孔3の開口周縁に形成された拡径
部3aと該拡径部3aから下方へ延設された孔型部3b
と該孔型部3bに密接して挿着されたマンドレル7の成
形型部8とによって構成された成形室9にコンテナ11
の内部に収容された象、冷凝固粉末を押出して加圧成形
する。
金属粉末の成形方法は、まず、コンテナ11の押出方向
前端面に成形金型1を当接させてコンテナ前端面に開口
した押出孔12と成形金型1の当接面に開口した成形孔
3とを連通させ、成形孔3の開口周縁に形成された拡径
部3aと該拡径部3aから下方へ延設された孔型部3b
と該孔型部3bに密接して挿着されたマンドレル7の成
形型部8とによって構成された成形室9にコンテナ11
の内部に収容された象、冷凝固粉末を押出して加圧成形
する。
次に、コンテナ11を押出し方向に対して直角方向に移
動させて押出材を成形孔3の開口面でせん断切断を行う
。
動させて押出材を成形孔3の開口面でせん断切断を行う
。
次に、マンドレル7をコンテナ側へ移動して成形孔3の
拡径部3aによって成形された成形品20のフランジ部
20aを成形孔3の開口面より離間させて該フランジ部
20aを抜型治具18によって支持した後、マントレル
マを下降移動して成形品20と成形型部8との縁を切り
、抜型治具18から成形品2゜を取出す。上記手段を発
明の構成とするものである。
拡径部3aによって成形された成形品20のフランジ部
20aを成形孔3の開口面より離間させて該フランジ部
20aを抜型治具18によって支持した後、マントレル
マを下降移動して成形品20と成形型部8との縁を切り
、抜型治具18から成形品2゜を取出す。上記手段を発
明の構成とするものである。
(実施例)
まず、凹面を参照して、本発明を実施するための装置の
概略について説明する。
概略について説明する。
第1図〜第7図に示した押出成形装置は、急冷凝固金属
粉末の圧縮成形体15を収容するコンテナ11と、成形
孔3が上下方向に貫通状に形成された成形金型lと、コ
ンテナll内の圧縮成形体15をコンテナ11の下端面
に開設された押出孔12より前記成形孔3に押出すため
の押出ステム17とを備えている。
粉末の圧縮成形体15を収容するコンテナ11と、成形
孔3が上下方向に貫通状に形成された成形金型lと、コ
ンテナll内の圧縮成形体15をコンテナ11の下端面
に開設された押出孔12より前記成形孔3に押出すため
の押出ステム17とを備えている。
前記コンテナ11は、押出孔12の開口端面と成形孔3
の開口端面とが摺動状態で接するように水平方向に移動
自在に支持され、前記両孔12,3が同心状に連通ずる
プレス中心位置と離反位置との間を移動するための伸縮
機構(例えば、シリンダ)に連結されている。
の開口端面とが摺動状態で接するように水平方向に移動
自在に支持され、前記両孔12,3が同心状に連通ずる
プレス中心位置と離反位置との間を移動するための伸縮
機構(例えば、シリンダ)に連結されている。
前記成形金型1は、成形型2が型ホルダ4に嵌着されて
構成され、成形型2に前記成形孔3が開設されている。
構成され、成形型2に前記成形孔3が開設されている。
該成形孔3は、成形型2上面の開口周縁に形成された拡
径部3aと、該拡径部3aの下方に延設された孔型部3
bとからなる。
径部3aと、該拡径部3aの下方に延設された孔型部3
bとからなる。
前記孔型部3bの下部にはマンドレル7の頭部が密接状
に挿着され、成形孔3の下端開口を閉塞している。前記
マンドレル7の頭部には成形型部8が形成されており、
前記拡径部3a、孔型部3bおよび成形型部8とによっ
て成形孔3内に成形室9が形成されている。尚、第5図
に示すように、孔型部3Cは拡径部3aからマンドレル
7の挿着部にかけて抜き勾配を有する上拡きテーパ面で
形成してもよい。
に挿着され、成形孔3の下端開口を閉塞している。前記
マンドレル7の頭部には成形型部8が形成されており、
前記拡径部3a、孔型部3bおよび成形型部8とによっ
て成形孔3内に成形室9が形成されている。尚、第5図
に示すように、孔型部3Cは拡径部3aからマンドレル
7の挿着部にかけて抜き勾配を有する上拡きテーパ面で
形成してもよい。
前記マンドレル7は、成形型部8が孔型部3bの下部に
位置する下限位置と成形孔3外上部位置との間を伸縮手
段によって上下方向移動自在とされている。
位置する下限位置と成形孔3外上部位置との間を伸縮手
段によって上下方向移動自在とされている。
前記コンテナ11が離反位置に移動したとき、成形孔3
の上方には抜型治具18が配設される。該抜型治具18
は、シリンダやばね等の伸縮手段によって、プレス中心
軸に対して対向状態で開閉自在とされた一対の抜型型1
9.19を有している。抜型型19、19には前記拡径
部3aより小径で孔型部3bより大径とされた半円形の
逃し孔19aが形成されている。抜型型19.19の開
状態においては、抜型型19゜19の開き間隔は、第6
図に示すように、成形孔3の拡径部3aによって成形さ
れた成形品20のフランジ部20aが挿通可能とされて
いる。
の上方には抜型治具18が配設される。該抜型治具18
は、シリンダやばね等の伸縮手段によって、プレス中心
軸に対して対向状態で開閉自在とされた一対の抜型型1
9.19を有している。抜型型19、19には前記拡径
部3aより小径で孔型部3bより大径とされた半円形の
逃し孔19aが形成されている。抜型型19.19の開
状態においては、抜型型19゜19の開き間隔は、第6
図に示すように、成形孔3の拡径部3aによって成形さ
れた成形品20のフランジ部20aが挿通可能とされて
いる。
前記逃し孔は、孔型部3bより大径の弧形で形成しても
よいが、この場合、抜型型19.19の閉状態における
逃し孔の最大間隔は拡径部3aの直径より小寸とされる
。
よいが、この場合、抜型型19.19の閉状態における
逃し孔の最大間隔は拡径部3aの直径より小寸とされる
。
コンテナおよび抜型治具は、具体的には第7図のように
設ければよい。すなわち、図示省略のすべり溝によって
水平方向に摺動自在に支持された基盤30の一端部にコ
ンテナllaを配設し、他端部に抜型治具18aか配設
されている。コンテナllaと抜型治具18aの中心間
隔は、コンテナllaがプレス中心位置から離反位置へ
移動したとき、抜型治具18aがプレス中心位置すなわ
ち成形孔3中心位置となるように設定する。同口におい
て、31は基盤30を水平移動するためのシリンダピス
トンロッドであり、また前記コンテナILaはコンテナ
本体32、シリンダライナ33、シャーリング34によ
って構成されている。
設ければよい。すなわち、図示省略のすべり溝によって
水平方向に摺動自在に支持された基盤30の一端部にコ
ンテナllaを配設し、他端部に抜型治具18aか配設
されている。コンテナllaと抜型治具18aの中心間
隔は、コンテナllaがプレス中心位置から離反位置へ
移動したとき、抜型治具18aがプレス中心位置すなわ
ち成形孔3中心位置となるように設定する。同口におい
て、31は基盤30を水平移動するためのシリンダピス
トンロッドであり、また前記コンテナILaはコンテナ
本体32、シリンダライナ33、シャーリング34によ
って構成されている。
上記押出成形装置を用いて本発明方法を実施するには、
まず、第1図に示したように、コンテナ11をプレス中
心位置として、コンテナ11下面と成形型2上面とを当
接させて型締めし、押出孔12と成形孔3とを連通状態
とする。このとき、成形孔3内のマンドレル7は下限位
置にしておく。
まず、第1図に示したように、コンテナ11をプレス中
心位置として、コンテナ11下面と成形型2上面とを当
接させて型締めし、押出孔12と成形孔3とを連通状態
とする。このとき、成形孔3内のマンドレル7は下限位
置にしておく。
次に、第2図に示すように、押出ステム17を下降して
押盤13を介してコンテナ11に装填した圧縮成形体1
5を加圧し押出孔12から成形孔3に押出す。
押盤13を介してコンテナ11に装填した圧縮成形体1
5を加圧し押出孔12から成形孔3に押出す。
前記成形体15は、−軸圧縮によって成形すればよい。
成形に当っては、相対密度が60〜80%となるように
成形するのがよい。60%未満では粉末の固化が不十分
であり、取扱いが困難となる。一方、80%を越えると
、圧縮に際し高荷重を要し大形の装置が必要となり、ま
た、成形に長時間を要する。
成形するのがよい。60%未満では粉末の固化が不十分
であり、取扱いが困難となる。一方、80%を越えると
、圧縮に際し高荷重を要し大形の装置が必要となり、ま
た、成形に長時間を要する。
更に、成形材の内部の空隙部分が過少になり、押出し時
の力U熱によっても内部空隙に残存した水分の除去が困
難になり、品質低下を招来する。尚、圧縮成形は常温下
で行えばよく、特に加熱を必要としない。
の力U熱によっても内部空隙に残存した水分の除去が困
難になり、品質低下を招来する。尚、圧縮成形は常温下
で行えばよく、特に加熱を必要としない。
圧縮成形体15を構成する危、冷凝固粉末は、押出加工
により強力なせん新作用を受け、粉末の表面に形成され
ている酸化物被膜が分断破壊され、また基地中の晶出物
や析出物も微細に分断され、これらが基地中に均一に分
散されて高強度化が図られる。
により強力なせん新作用を受け、粉末の表面に形成され
ている酸化物被膜が分断破壊され、また基地中の晶出物
や析出物も微細に分断され、これらが基地中に均一に分
散されて高強度化が図られる。
アルミニウム象、冷凝固粉末の圧縮成形体を用いる場合
、押出比は5〜20とするのがよい。5未満では、N
z Os被膜等の分断作用が不足し、一方20を越える
と押出荷重が過大となり、工業的生産に適さなくなる。
、押出比は5〜20とするのがよい。5未満では、N
z Os被膜等の分断作用が不足し、一方20を越える
と押出荷重が過大となり、工業的生産に適さなくなる。
尚、好ましくは7〜12の範囲がよい。また、押出温度
は250〜450’Cとするのがよい。
は250〜450’Cとするのがよい。
250°C未満では、象、冷凝固粉末の変形抵抗が大き
くなり、大きな押出荷重を必要とし、また、N2O3被
膜の分断破壊後の基地の拡散接合が不十分となる。一方
450°Cを越えると、析出物の核の発生や成長が促進
し、粗大析出物が生成し、強度の低下を招来する。
くなり、大きな押出荷重を必要とし、また、N2O3被
膜の分断破壊後の基地の拡散接合が不十分となる。一方
450°Cを越えると、析出物の核の発生や成長が促進
し、粗大析出物が生成し、強度の低下を招来する。
成形孔3に押出された押出材は、マンドレルの成形型部
8に押し当てられ、成形室9を完全に充満する。
8に押し当てられ、成形室9を完全に充満する。
押出成形完了後、第3図に示すように、押出ステム17
をコンテナ11外部へ上昇させた後、コンテナ11を離
反位置へ移動する。このとき、成形型2の上端面とコン
テナ11の下端面とは当接状態でコンテナ11が水平移
動するため、両面の境界すなわち成形孔3の開口面で押
出材はせん断され、成形室9内にピストン形状の成形品
20が残置される。
をコンテナ11外部へ上昇させた後、コンテナ11を離
反位置へ移動する。このとき、成形型2の上端面とコン
テナ11の下端面とは当接状態でコンテナ11が水平移
動するため、両面の境界すなわち成形孔3の開口面で押
出材はせん断され、成形室9内にピストン形状の成形品
20が残置される。
この際、押出材の切断が極めて容易に行われると共に、
切断時に押出成形部分は成形室9内に収容された状態と
なっているため、成形品20に変形や損傷が生じにくい
。
切断時に押出成形部分は成形室9内に収容された状態と
なっているため、成形品20に変形や損傷が生じにくい
。
コンテナ11を離反位置へ移動した後、抜型型19゜1
9が開状態とされた抜型治具18が成形孔3の上部に配
設される。
9が開状態とされた抜型治具18が成形孔3の上部に配
設される。
次に、第4図に示すように、マンドレル7を上昇させて
、成形品20を成形孔3外方へ突き出す。
、成形品20を成形孔3外方へ突き出す。
このとき、成形品20のフランジ部20a下面が抜型型
19.19の上面上方となるようにマンドレル7を上昇
させる。次に、抜型型19.19を閉状態とした後、マ
ンドレル7を下限位置に下降させると、成形品20のフ
ランジ部20a下面は抜型型19.19の上面に支持さ
れるので、マンドレル7の頭部に形成された成形型部8
と成形品20との縁(圧接状の密着)が切れる。抜型型
19.19は閉状態において成形品20を把持しないの
で、成形品20を損傷することなく、抜型治具18から
容易に取り出すことができる。
19.19の上面上方となるようにマンドレル7を上昇
させる。次に、抜型型19.19を閉状態とした後、マ
ンドレル7を下限位置に下降させると、成形品20のフ
ランジ部20a下面は抜型型19.19の上面に支持さ
れるので、マンドレル7の頭部に形成された成形型部8
と成形品20との縁(圧接状の密着)が切れる。抜型型
19.19は閉状態において成形品20を把持しないの
で、成形品20を損傷することなく、抜型治具18から
容易に取り出すことができる。
尚、第5図のように、成形孔3の孔型部3Cを下方に縮
径したテーパ面で形成し、押出成形後、マンドレル7を
更に下降することによっても、成形品20と成形型部8
との縁を切ることができるように考えられる。しかし、
通常、成形中、マンドレル7は成形圧力を担持しなけれ
ばならず、成形孔3内下限位置でプレスフレーム側に固
定されるため、成形下限位置より下降することができな
いのが実情である。
径したテーパ面で形成し、押出成形後、マンドレル7を
更に下降することによっても、成形品20と成形型部8
との縁を切ることができるように考えられる。しかし、
通常、成形中、マンドレル7は成形圧力を担持しなけれ
ばならず、成形孔3内下限位置でプレスフレーム側に固
定されるため、成形下限位置より下降することができな
いのが実情である。
成形品20を取り出した後、コンテナ11を中心位置側
に復帰させ、第2図〜第4図の各工程を繰り返すことに
より、ピストン状の成形品20が連続的に押出成形され
る。尚、押出成形された成形品20は、仕上加工時にそ
のフランジ部20aも除去される。
に復帰させ、第2図〜第4図の各工程を繰り返すことに
より、ピストン状の成形品20が連続的に押出成形され
る。尚、押出成形された成形品20は、仕上加工時にそ
のフランジ部20aも除去される。
ところで、第1図〜第4図では、成形型2上面およびコ
ンテナ11下面を当接し、両者を固定した状態で押出ス
テム17を下降させ、コンテナ11内の圧縮成形体15
を成形金型1の成形室9へ押出し成形したが、これとは
逆に、第8図に示すように、押出ステム17を固定して
おき、コンテナ11および成形金型1を押出ステム17
側へ一体的に移動させることにより押出し成形を行って
もよい。
ンテナ11下面を当接し、両者を固定した状態で押出ス
テム17を下降させ、コンテナ11内の圧縮成形体15
を成形金型1の成形室9へ押出し成形したが、これとは
逆に、第8図に示すように、押出ステム17を固定して
おき、コンテナ11および成形金型1を押出ステム17
側へ一体的に移動させることにより押出し成形を行って
もよい。
また、コンテナ11に収容する押出素材としては、圧縮
成形体を必ずしも用いる必要はなく、金属粉末を直に用
いてもよい。この場合、成形室に粉末が入らないように
、予めダミー成形品を装着しておき、コンテナ内の粉末
を圧縮成形して固形化した後、ダミー成形品を取り出せ
ばよい。
成形体を必ずしも用いる必要はなく、金属粉末を直に用
いてもよい。この場合、成形室に粉末が入らないように
、予めダミー成形品を装着しておき、コンテナ内の粉末
を圧縮成形して固形化した後、ダミー成形品を取り出せ
ばよい。
なお、本発明による押出成形は、アルミニウム象、冷凝
固粉末のほか、マグネシウムおよびその合金、亜鉛およ
びその合金なと塑性変形の容易な金属の急冷法面粉末に
対して適用が可能である。
固粉末のほか、マグネシウムおよびその合金、亜鉛およ
びその合金なと塑性変形の容易な金属の急冷法面粉末に
対して適用が可能である。
(発明の効果)
以上説明した通り、本発明の押出成形方法によれは、押
出によって、急冷凝固金属粉末の表面に形成されている
酸化物被膜を分断し基地中に分散させると共に基地を拡
散接合できるので、押出素材として急冷凝固金属粉末を
用いることができ、押出素材の成形に高価な設備を要す
るHIP処理等を省略することができ、生産設備のコス
ト低減を図ることができる。
出によって、急冷凝固金属粉末の表面に形成されている
酸化物被膜を分断し基地中に分散させると共に基地を拡
散接合できるので、押出素材として急冷凝固金属粉末を
用いることができ、押出素材の成形に高価な設備を要す
るHIP処理等を省略することができ、生産設備のコス
ト低減を図ることができる。
また、押出しと共に加圧成形を完了するので、押出しに
よって、所期の成形品を得ることができ、総合生産性に
優れ、成形品のコスト軽減に寄与すること著大である。
よって、所期の成形品を得ることができ、総合生産性に
優れ、成形品のコスト軽減に寄与すること著大である。
また、象、冷凝固金属粉末から成形品を得る間に、少な
くとも押し出し時にのみ加熱すればよいから、急冷凝固
金属粉末の材料特性を損うことなく、所期の成形品を得
ることができる。
くとも押し出し時にのみ加熱すればよいから、急冷凝固
金属粉末の材料特性を損うことなく、所期の成形品を得
ることができる。
更に、押出成形部分を成形孔内に収容したまま、コンテ
ナの移動により該部分とコンテナの押出孔内の押出材と
をせん断により切断することができるので、成形品の外
形状を損うことなく、極めて容易に切断することができ
生産性に優れる。また、切断に伴う材料ロスも生じない
。
ナの移動により該部分とコンテナの押出孔内の押出材と
をせん断により切断することができるので、成形品の外
形状を損うことなく、極めて容易に切断することができ
生産性に優れる。また、切断に伴う材料ロスも生じない
。
また、成形室内の成形品は、マンドレルをコンテナ側へ
移動し、成形品のフランジ部を成形孔開口面より離間し
た後、抜型治具によって支持するだけで、マンドレルの
退行によって成形品と成形型部との強固な密着状態を解
消することができ、成形品の成形孔からの取出しを極め
て容易に行うことができる。
移動し、成形品のフランジ部を成形孔開口面より離間し
た後、抜型治具によって支持するだけで、マンドレルの
退行によって成形品と成形型部との強固な密着状態を解
消することができ、成形品の成形孔からの取出しを極め
て容易に行うことができる。
このように、本発明によれは、コスト面および品質面に
おいて優れた成形品を容易に得ることができ、工業的利
用価値は著大である。
おいて優れた成形品を容易に得ることができ、工業的利
用価値は著大である。
第1図へ・第4図は本発明を実施するための装置と加工
プロセスを示す断面説明図であって、第1図は圧縮成形
体のコンテナへの装填状態を、第2図は押出成形状態を
、第3図は押出材のせん断状態を、第4図は成形品の取
出し状態を示す。また、第5図は成形孔の他例を示す要
部断面図、第6図は抜型治具の抜型型の平面説明図、第
7図はコンテナおよび抜型治具を備えた基盤の説明図、
第8図は押出成形装置の他例を示す断面説明図である。 1・・・成形金型、3・・・成形孔、3a・・・拡径部
、3b、3c・・・孔型部、7・・・マンドレル、8・
・・成形型部、11.11a・・・コンテナ、12・・
・押出孔、18.18a・・・抜型治具、20・・・成
形品、20a・・・フランジ部。
プロセスを示す断面説明図であって、第1図は圧縮成形
体のコンテナへの装填状態を、第2図は押出成形状態を
、第3図は押出材のせん断状態を、第4図は成形品の取
出し状態を示す。また、第5図は成形孔の他例を示す要
部断面図、第6図は抜型治具の抜型型の平面説明図、第
7図はコンテナおよび抜型治具を備えた基盤の説明図、
第8図は押出成形装置の他例を示す断面説明図である。 1・・・成形金型、3・・・成形孔、3a・・・拡径部
、3b、3c・・・孔型部、7・・・マンドレル、8・
・・成形型部、11.11a・・・コンテナ、12・・
・押出孔、18.18a・・・抜型治具、20・・・成
形品、20a・・・フランジ部。
Claims (1)
- (1)コンテナ11の押出方向前端面に成形金型1を当
接させてコンテナ前端面に開口した押出孔12と成形金
型1の当接面に開口した成形孔3とを連通させ、 成形孔3の開口周縁に形成された拡径部3aと該拡径部
3aから下方へ延設された孔型部3bと該孔型部3bに
密接して挿着されたマンドレル7の成形型部8とによっ
て構成された成形室9にコンテナ11の内部に収容され
た急冷凝固粉末を押出して加圧成形した後、コンテナ1
1を押出し方向に対して直角方向に移動させて押出材を
成形孔3の開口面でせん断した後、 マンドレル7をコンテナ側へ移動して成形孔3の拡径部
3aによって成形された成形品20のフランジ部20a
を成形孔3の開口面より離間させて該フランジ部20a
を抜型治具18によって支持した後、マンドレル7を成
形金型側へ戻して成形品20と成形型部8との縁を切り
、抜型治具18から成形品20を取出すことを特徴とす
る急冷凝固金属粉末の押出成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP299288A JP2574835B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 急冷凝固金属粉末の押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP299288A JP2574835B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 急冷凝固金属粉末の押出成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01180908A true JPH01180908A (ja) | 1989-07-18 |
JP2574835B2 JP2574835B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=11544872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP299288A Expired - Lifetime JP2574835B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 急冷凝固金属粉末の押出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574835B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5039476A (en) * | 1989-07-28 | 1991-08-13 | Ube Industries, Ltd. | Method for production of powder metallurgy alloy |
WO2017122703A1 (ja) | 2016-01-15 | 2017-07-20 | セントラル硝子株式会社 | トランス-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンの製造方法 |
-
1988
- 1988-01-08 JP JP299288A patent/JP2574835B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5039476A (en) * | 1989-07-28 | 1991-08-13 | Ube Industries, Ltd. | Method for production of powder metallurgy alloy |
WO2017122703A1 (ja) | 2016-01-15 | 2017-07-20 | セントラル硝子株式会社 | トランス-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2574835B2 (ja) | 1997-01-22 |
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