JPH011785A - 融雪融氷剤 - Google Patents

融雪融氷剤

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Publication number
JPH011785A
JPH011785A JP62-155328A JP15532887A JPH011785A JP H011785 A JPH011785 A JP H011785A JP 15532887 A JP15532887 A JP 15532887A JP H011785 A JPH011785 A JP H011785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
melting agent
waste liquid
snow melting
ice
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-155328A
Other languages
English (en)
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JPS641785A (en
Inventor
勉 木田
悦郎 坂井
Original Assignee
電気化学工業株式会社
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Publication date
Application filed by 電気化学工業株式会社 filed Critical 電気化学工業株式会社
Priority to JP62-155328A priority Critical patent/JPH011785A/ja
Publication of JPS641785A publication Critical patent/JPS641785A/ja
Publication of JPH011785A publication Critical patent/JPH011785A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、融雪融氷剤、特に塩素イオンを主成分とせず
、発錆作用の少ない融雪融氷剤に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
降雪地帯においては、除雪作業の低減を目的として、又
、道路や滑走路などの路面の凍結を防止し、さらには屋
根からの霊峰し作業の省力化を目的として融雪融氷剤が
、多量に用いられている。
従来、融雪融氷剤としては塩化カルシウムが、経済的で
ありかつ性能的にも優れていることよシ使用されてきた
。しかしながら、塩化カルシウムを使用すると、金属1
?[びさせるため自動車や航空機の損傷が問題となって
いる。また鉄筋コンクリート構造物における鉄筋の発錆
が塩素イオンによることが明らかになってきておシ、土
木、建築両分野において塩素イオン含有量の規制値が設
定され、塩化カルシウムの使用は道路等では不可能にな
υつつある。このような状況下において、それに代わり
つるべき同等の性能を示す、塩素イオンを含まない融雪
融氷剤の出現が望まれている。
本発明者等は、上記問題点を解決すべく種々検討を加え
た結果、石炭乾留ガスを7マツクス法、タカハックス法
、タカハックス−7マツクス法、ダイヤモツクス法、ダ
イヤモツクスーフマツクス法あるいはそれらを組み合わ
せた方法により副産する脱硫廃液を、さらに処理して得
られた物を用いることによシ発錆作用のない融雪融氷効
果の優れた融雪融氷剤の提供が可能であることを見い出
し本発明を完成するに到った。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は石炭乾留ガスを処理して得られる脱硫廃
液中の無機塩含有物を主成分とする融雪融氷剤である。
以下、本発明の詳細な説明する。
石炭乾留ガス(コークス炉ガス)1m3中には通常硫化
水素数g1シアン化水素1〜1.5.!i’、アンモニ
ア7〜121程度含有されている。それを除去(脱硫、
脱シアンと称す)するために触媒を含有させた、例えば
、アンモニア又はナトリウムなどアルカリ金属塩の水溶
液を循環向流させる方法が採られ、触媒の種類によって
タカノ・ツクス法、フマックス法、ダイヤモツクス法な
いしはこれらの並用法として各種プロセスが稼動してい
る。
このように脱硫設備から抜き出した廃液は脱硫廃液と称
され、その中には多量のロダン酸塩及びチオ硫酸塩が含
有されており、かつ、触媒等に由来して暗褐色ないしは
濃赤色を呈している。
本発明に係わる触媒としては、タカノ・ツクス法の場合
はナフトキノンスルホン葭塩、フマックス法の場合は芳
香族ニトロ化合物、特にピクリン酸、ダイヤモツクス法
の場合アントラキノンスルホン酸塩が触媒として用いら
れる。
石炭乾留ガスの脱硫の各種プロセスの一具体例を示すと
第1表のようになる。なお、各種プロセスの条件はほぼ
一定である。
第2表 必要に応じて各種プロセスにおいて沈澱物の除去、濃縮
、さらには塩の置換などの処理によシ特定の組成の脱硫
廃液を経済的に得ることができる。
脱硫廃液中の成分濃度はほぼ抜き出し量によって決まシ
、抜き出し量が少ないほど濃縮された形で排出する。ロ
ダン酸塩とチオ硫酸塩の成分濃度比は触媒の種類や運転
条件(ガス液比、温度、触媒量他)等でかなシの範囲で
コントロールすることができる。
本発明に係る無機塩含有物とは、第1表に示すようにロ
ダン酸塩、チオ硫酸塩、チオン酸塩及び硫酸塩等を含有
するもので、石炭乾留ガスの脱硫廃液そのままを使用す
ることも可能であるが、上記の方法により得られる脱硫
廃液は濃度も低く、また通常アンモニウム塩であること
よシ、沈殿物の除去、濃縮さらには塩の置換などの処理
をすることが好ましい。また乾燥により粉末とすること
も融雪融氷剤の作用を、さらに高めるためにも重要なこ
とである。これによシ、有用な融雪融氷剤を非常に経済
的に得ることができる。
ロダン酸塩、チオ硫酸塩、チオン酸塩及び硫酸塩等の無
機塩はアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩あるいはア
ンモニウム塩として存在するが、通常アルカリ金属塩又
はアルカリ土類金属塩が好ましい。
アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムなどかあ
ジアルカリ土類金属としてはカルシウムなどが挙げられ
る。
アンモニウム塩からの塩の置換の方法としては、苛性ア
ルカリ、炭酸アルカリ又は炭酸水素アルカリを加えて、
加熱、ばつ気等の方法でアンモニアを揮散させるのが適
当で、濃縮とアンモニアの揮散を兼ねて行うのが効率の
点から望ましい。
上記無機塩含有物の他にケイ酸ソーダ類を使用すること
や、苛性アルカリと水酸化カルシウムを併用することが
可能である。
本発明の融雪融氷剤の散布方法としては、液体の場合は
噴霧器による噴き又は散布等、粉体の場合は蒔くなどの
方法がある。
散布:!1′は気温や積雪量によって異なるが、通常〔
発明の効果〕 塩素イオンを含まない、すなわち発錆の少ないかつ塩化
カルシウムと同程度以上の効果を有する経済的な融雪剤
の提供が可能となった。
特許出願人 電気化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石炭乾留ガスを処理して得られる脱硫廃液中の無
    機塩含有物を主成分とする融雪融氷剤。
JP62-155328A 1987-06-24 融雪融氷剤 Pending JPH011785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-155328A JPH011785A (ja) 1987-06-24 融雪融氷剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-155328A JPH011785A (ja) 1987-06-24 融雪融氷剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641785A JPS641785A (en) 1989-01-06
JPH011785A true JPH011785A (ja) 1989-01-06

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