JPH01178267A - ガン治療方法及びガン治療装置 - Google Patents
ガン治療方法及びガン治療装置Info
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- JPH01178267A JPH01178267A JP63002526A JP252688A JPH01178267A JP H01178267 A JPH01178267 A JP H01178267A JP 63002526 A JP63002526 A JP 63002526A JP 252688 A JP252688 A JP 252688A JP H01178267 A JPH01178267 A JP H01178267A
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Landscapes
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガン治療方法及びガン治療装置に関し、さら
に詳しくは、光を照射することによりガン細胞を壊死に
至らしめるガン治療方法及びガン治療装置に関する。
に詳しくは、光を照射することによりガン細胞を壊死に
至らしめるガン治療方法及びガン治療装置に関する。
ガンはわが国の死因のトップであり、効果的なガンの診
断、治療法が渇望されているところである。
断、治療法が渇望されているところである。
ガンの診断、治療にレーザを用いる方法の研究は、最近
、急、激に活発になった。その方法の詳細は、Ｏｎｃｏ
ｌｏｇｉａ １４．５５（１９８５）もしくは、Ｏｐｌ
ｕｓ ＥＮｏ、６６、５６（１９８５）の文献で述べら
れている。
、急、激に活発になった。その方法の詳細は、Ｏｎｃｏ
ｌｏｇｉａ １４．５５（１９８５）もしくは、Ｏｐｌ
ｕｓ ＥＮｏ、６６、５６（１９８５）の文献で述べら
れている。
〔発明が解決しようとする課題］
従来のレーザによる診断、治療方法は、次のような方法
である。ヘマトポルフィリン（ＨｐＤ）を投与し、７２
時間後特異的にガン細胞に取り込まれたＨｐＤを紫外ク
リプトンイオンレーザ（波長４０６ｎｍ。
である。ヘマトポルフィリン（ＨｐＤ）を投与し、７２
時間後特異的にガン細胞に取り込まれたＨｐＤを紫外ク
リプトンイオンレーザ（波長４０６ｎｍ。
強度５００ｍＷ）の照射によって励起する。でてくる螢
光を検知して病巣部の場所、形状を診断した後、レーザ
をダイレーザ（波長６３０ｎｍ、 強度３００ｍＷ）
に変え、病巣部に照射して治療する。この方法によると
、検知診断する場合と治療する場合で別のレーザを用い
なければならず、装置が複雑になる。
光を検知して病巣部の場所、形状を診断した後、レーザ
をダイレーザ（波長６３０ｎｍ、 強度３００ｍＷ）
に変え、病巣部に照射して治療する。この方法によると
、検知診断する場合と治療する場合で別のレーザを用い
なければならず、装置が複雑になる。
また、肺や胃のガンのように直接観察できない個所は、
内視鏡でみながらの操作となり、長時間正確にガン患部
にレーザを照射し続けることは非常に困難である。従来
法には、このような解決すべき問題点を有していた。そ
こで、本発明の目的は、簡便な装置で以て、ガン患部の
みにレーザを正確に照射し続けることが可能なガン治療
方法及び治療装置を提供することにある。
内視鏡でみながらの操作となり、長時間正確にガン患部
にレーザを照射し続けることは非常に困難である。従来
法には、このような解決すべき問題点を有していた。そ
こで、本発明の目的は、簡便な装置で以て、ガン患部の
みにレーザを正確に照射し続けることが可能なガン治療
方法及び治療装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のガン治療方法は、
ガン患部のガン細胞に、光照射によって螢光を発生させ
、該螢光を集光し外部に光伝送手段を用いて伝送すると
ともに位相共役鏡により位相共役光となし、該位相共役
光を増幅して前記光伝送手段を介して前記ガン細胞に照
射し、ガン細胞を破壊することを特徴とするものであり
、本発明のガン治療装置は、ガン、患部のガン細胞に螢
光を発生せしめる手段と、上記螢光を集光し外部に伝送
する光伝送手段と、前記螢光を増幅し、位相共役光とす
る手段とを備え、前記光伝送手段を介して力゛ン患部の
ガン細胞に増幅された位相共役光を照射し得るようにし
たことを特徴とするものである。
ガン患部のガン細胞に、光照射によって螢光を発生させ
、該螢光を集光し外部に光伝送手段を用いて伝送すると
ともに位相共役鏡により位相共役光となし、該位相共役
光を増幅して前記光伝送手段を介して前記ガン細胞に照
射し、ガン細胞を破壊することを特徴とするものであり
、本発明のガン治療装置は、ガン、患部のガン細胞に螢
光を発生せしめる手段と、上記螢光を集光し外部に伝送
する光伝送手段と、前記螢光を増幅し、位相共役光とす
る手段とを備え、前記光伝送手段を介して力゛ン患部の
ガン細胞に増幅された位相共役光を照射し得るようにし
たことを特徴とするものである。
前記位相共役光は、非線形光学効果により発生する。位
相共役光は、位相共役光発生器により発生が可能である
。前記位相共役光発生器は、ニオブ酸リチウムやメチル
ニトロアニリンなどの非線形光学材料に２つのポンピン
グ光（周波数、強度が等しく、方向が逆）を入射させた
位相共役鏡を−含む装置であって、入射光がポンピング
光と周波数が同じであれば、縮退４波混合により位相共
役光が発生する。また、増幅も可能なので、位相共役光
発生器は、ガン細胞より発生した螢光と同一波長の増幅
された光をガン細胞に正確に照射するように作用する。
相共役光は、位相共役光発生器により発生が可能である
。前記位相共役光発生器は、ニオブ酸リチウムやメチル
ニトロアニリンなどの非線形光学材料に２つのポンピン
グ光（周波数、強度が等しく、方向が逆）を入射させた
位相共役鏡を−含む装置であって、入射光がポンピング
光と周波数が同じであれば、縮退４波混合により位相共
役光が発生する。また、増幅も可能なので、位相共役光
発生器は、ガン細胞より発生した螢光と同一波長の増幅
された光をガン細胞に正確に照射するように作用する。
従来法では、ガン患部検知用に紫外クリプトンイオンレ
ーザを用いているが、本発明では前記光照射を、例えば
従来法と同じか同様の波長のレーザを用いてガン患部付
近にレーザーを照射する。
ーザを用いているが、本発明では前記光照射を、例えば
従来法と同じか同様の波長のレーザを用いてガン患部付
近にレーザーを照射する。
例えば、蛍光発生物質であるＨｐＤを投与されたガン細
胞はその時螢光を発する。なお、本発明において前記蛍
光発生物質の投与は必ずしも必要ではない。この螢光を
集光し、位相共役光発生器に入射させると、波数ベクト
ルの全空間フーリエ成分の位相が１８０°反転し、しか
も、増幅された位相共役光が出射してくる。つまり、発
生した螢光とは全く逆向きの光が増幅されてガン患部の
ガン細胞に照射されることとなる。この光の波長は１ｌ
ｐＤを用いた場合約６３０ｎｍであり、この照射光によ
り、ガン細胞が破壊され、治療することが可能となる。
胞はその時螢光を発する。なお、本発明において前記蛍
光発生物質の投与は必ずしも必要ではない。この螢光を
集光し、位相共役光発生器に入射させると、波数ベクト
ルの全空間フーリエ成分の位相が１８０°反転し、しか
も、増幅された位相共役光が出射してくる。つまり、発
生した螢光とは全く逆向きの光が増幅されてガン患部の
ガン細胞に照射されることとなる。この光の波長は１ｌ
ｐＤを用いた場合約６３０ｎｍであり、この照射光によ
り、ガン細胞が破壊され、治療することが可能となる。
尚、この位相共役光は光フアイバ中でも保持され、直接
肉眼で観察できない個所でも、自動的にガン細胞に増幅
された光を戻すことができる。この方法やこの方法を用
いた装置によって上記目的が達せられる。
肉眼で観察できない個所でも、自動的にガン細胞に増幅
された光を戻すことができる。この方法やこの方法を用
いた装置によって上記目的が達せられる。
［作 用〕
本発明は、上記のような構成により、位相共役光をガン
患部のガン細胞に照射するものであるから、ガン細胞よ
り発生した螢光と同一波長の増幅された光をガン細胞に
正確に照射するように作用する。
患部のガン細胞に照射するものであるから、ガン細胞よ
り発生した螢光と同一波長の増幅された光をガン細胞に
正確に照射するように作用する。
（実施例］
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。
ラットの皮フガンの患部１０に、１ｌｐＤリン酸緩衝溶
液（４ｍＭ、 ｐＨ７，２）を部分投与する。前記患
部１０のガン細胞にレーザー装置８より紫外ダイ・レー
ザ（波長４０６ｎｍ、 尖頭出力５０〜１００ｍＷ）
を光ファイバ９を通して照射する。発光する螢光（波長
６３Ｏｎｍ）を光ファイバ９からグイクロイックミラー
を介して位相共役光発生器に入射させる。螢光はイメー
ジインテンシファイヤ６を通して増幅し、内視鏡７によ
って観察できる。位相共役光発生器は非線形光学材料よ
りなる位相共役鏡１１位相共役鏡１にポンピング光を送
るレーザ装置２、前記光を増幅させる増幅部３．６３０
ｎｍ以外の光をカットするフィルタ４よりなる。レーザ
装置２には波長６３０ｎｍのグイ・レーザ（尖頭出力５
０〜１００ｍＷ）を用い、位相共役光発生器に入射した
光は、このレーザ装置２と位相共役鏡１によって、位相
共役光を発生させる。位相共役鏡１の部分でも増幅可能
であるが、増幅部３によりさらに強力な光を出射できる
。この光は光ファイバ９を通して、ガン患部ＩＯのガン
細胞に照射される。この際、光は位相共役光であるため
、正確に前記ガン細胞に戻る。照射時間は５〜２０分間
。ガン細胞は、発泡後壊死する。
液（４ｍＭ、 ｐＨ７，２）を部分投与する。前記患
部１０のガン細胞にレーザー装置８より紫外ダイ・レー
ザ（波長４０６ｎｍ、 尖頭出力５０〜１００ｍＷ）
を光ファイバ９を通して照射する。発光する螢光（波長
６３Ｏｎｍ）を光ファイバ９からグイクロイックミラー
を介して位相共役光発生器に入射させる。螢光はイメー
ジインテンシファイヤ６を通して増幅し、内視鏡７によ
って観察できる。位相共役光発生器は非線形光学材料よ
りなる位相共役鏡１１位相共役鏡１にポンピング光を送
るレーザ装置２、前記光を増幅させる増幅部３．６３０
ｎｍ以外の光をカットするフィルタ４よりなる。レーザ
装置２には波長６３０ｎｍのグイ・レーザ（尖頭出力５
０〜１００ｍＷ）を用い、位相共役光発生器に入射した
光は、このレーザ装置２と位相共役鏡１によって、位相
共役光を発生させる。位相共役鏡１の部分でも増幅可能
であるが、増幅部３によりさらに強力な光を出射できる
。この光は光ファイバ９を通して、ガン患部ＩＯのガン
細胞に照射される。この際、光は位相共役光であるため
、正確に前記ガン細胞に戻る。照射時間は５〜２０分間
。ガン細胞は、発泡後壊死する。
［発明の効果］
本発明は、位相共役光の物理的性質そのものにより、極
めて正確にガン患部に光りを照射することが可能である
。従って、本発明によれば照射部とガン患部の位置関係
に係わらず、長時間にわたってレーザ等の光照射による
ガン治療を行なえる効果がある。
めて正確にガン患部に光りを照射することが可能である
。従って、本発明によれば照射部とガン患部の位置関係
に係わらず、長時間にわたってレーザ等の光照射による
ガン治療を行なえる効果がある。
第１図は、本発明の一実施例のガン治療装置の概略図で
ある。 ■・・・位相共役鏡、３・・・増幅部、５・・・グイク
ロイックミラー、７・・・内視鏡、８・・・レーザ装置
、９・・・光ファイバ、１０・・・ガン患部。
ある。 ■・・・位相共役鏡、３・・・増幅部、５・・・グイク
ロイックミラー、７・・・内視鏡、８・・・レーザ装置
、９・・・光ファイバ、１０・・・ガン患部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ガン患部のガン細胞に、光照射によって螢光を発生
させ、該螢光を集光し外部に光伝送手段を用いて伝送す
るとともに位相共役鏡により位相共役光となし、該位相
共役光を増幅して前記光伝送手段を介して前記ガン細胞
に照射し、ガン細胞を破壊することを特徴とするガン治
療方法。 ２、ガン細胞が、あらかじめ螢光処理されたものである
ことを特徴とする請求項１記載のガン治療方法。 ３、位相共役光の照射が、別に併設されたガン患部観察
手段によりガン細胞部を観察しながら繰り返し照射され
るものであることを特徴とする請求項１又は２記載のガ
ン治療方法。 ４、ガン患部のガン細胞に螢光を発生せしめる手段と、
上記螢光を集光し外部に伝送する光伝送手段と、前記螢
光を増幅し、位相共役光とする手段とを備え、前記光伝
送手段を介してガン患部のガン細胞に増幅された位相共
役光を照射し得るようにしたことを特徴とするガン治療
装置。 ５、ガン細胞部の観察手段を備えたことを特徴とする請
求項４記載のガン治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63002526A JPH01178267A (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | ガン治療方法及びガン治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63002526A JPH01178267A (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | ガン治療方法及びガン治療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01178267A true JPH01178267A (ja) | 1989-07-14 |
Family
ID=11531823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63002526A Pending JPH01178267A (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | ガン治療方法及びガン治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01178267A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013505110A (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-14 | キヤノン株式会社 | 媒質に照射を行う装置及び方法 |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP63002526A patent/JPH01178267A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013505110A (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-14 | キヤノン株式会社 | 媒質に照射を行う装置及び方法 |
| JP2014166360A (ja) * | 2009-09-24 | 2014-09-11 | Canon Inc | 媒質に照射を行う装置 |
| JP2016101519A (ja) * | 2009-09-24 | 2016-06-02 | キヤノン株式会社 | 媒質に照射を行うシステムおよびその制御方法 |
| JP2017187779A (ja) * | 2009-09-24 | 2017-10-12 | キヤノン株式会社 | 媒質に照射を行う装置及び方法 |
| US10433734B2 (en) | 2009-09-24 | 2019-10-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for irradiating a medium |
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