JPH01173530A - 防爆型電気装置 - Google Patents

防爆型電気装置

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JPH01173530A
JPH01173530A JP32818687A JP32818687A JPH01173530A JP H01173530 A JPH01173530 A JP H01173530A JP 32818687 A JP32818687 A JP 32818687A JP 32818687 A JP32818687 A JP 32818687A JP H01173530 A JPH01173530 A JP H01173530A
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JP
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explosion
proof
conductive
movable element
terminal
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JP32818687A
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English (en)
Inventor
Ivanov Parkhomenko Alexandr
アレクサンドル、イワノウィッチ、パルホメンコ
Serafimvic Djuban Vitaly
ビタリー、セラフィモウィッチ、ジューバン
Petr Moskalev Eduardo
エドゥアルド、ピョートロウィッチ、モスカレフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
VSES N I PROEKT KONSTR TECH INST VZRYV
Original Assignee
VSES N I PROEKT KONSTR TECH INST VZRYV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は全体として配電用の開閉装置に関するものであ
り、更に詳しくいえば防爆型電気装置に関するものであ
る。
本発明は爆発性覆囲気を有する化学プラントおよび石炭
鉱山に使用でき、更に詳しくいえば防爆型磁気始動機、
自動開閉装置および制御装置パッケージのような防爆型
電気装置に使用できる。
(従来の技術および発明が解決しようとする聞届点) 英国のウォレスタウン社(Wallacetovn C
o、)製の磁気始動機のような防爆型電気装置が知られ
ている(「エレクトリカル・イクイップメント・フォー
・ザ・マイニング・インダストリイ (Elect−r
ical Equipa+ent for the M
ining Industry)J 3〜4ページ参照
)。そのような防爆型電気装置においては、接触器、自
動開閉装置および変圧器のような電気回路の素子が、保
守および修理のためにそれらの素子への接近を容易にす
るためのカバー板により閉じることができる防爆装置室
の中に入れられる。防爆装置室とは別にして、防爆型電
気装置のそのような構造は、給電ケーブルを引込むため
の引込み導電体室と、たとえば防爆型電気装置を電動機
のような負荷へ接続するケーブルを引出すためにたとえ
ばプラグおよびソケット・コネクタの態様の導電体引出
し室と、アイソレータを入れる室との3つの防爆室を含
む。アイソレータの駆動機構が、防爆装置室のカバー板
を切離されたアイソレータによってのみ、したがって、
防爆型電気装置の電気回路の素子に電圧が無い時にのみ
開くことができる。給電ケーブルのコアが、導電体を引
込む防爆室とアイソレータの間の耐爆風壁の所に配置さ
れている導電貫通端子を介してアイソレータの入力端子
へ電気的に接続される。
アイソレータの出力端子が、引込み導電体防爆室と防爆
装置室の間の耐爆風壁の所に配置されている導電貫通端
子を介して防爆型電気装置の電気回路の素子へ電気的に
接続される防爆型電気装置の電気回路の素子が、その防
爆型電気装置を、防爆装置室と導電体を引出す室の間の
耐爆風壁の所に配置されている導電貫通端子を介して負
荷へ接続するケーブルの導電コアへ電気的に接続される
アイソレータの耐爆風室は、アイソレータの組立および
保守のために外部から耐爆風室へ接近できるようにする
カバー板により閉じられる。
この従来の装置は構造が複雑で、重く、形状が大であっ
て、製造が困難である。それらの欠点は、アイソレータ
の防爆室の重量と形状が過大であること、アイソレータ
の防爆室と装置室の間に導電貫通端子を有する隔壁を設
けていること、および固定部材と防爆フランジを有する
アイソレータの防爆室のカバー板とを設けていることを
主な理由とするものである。また、導電体の接続点、す
なわち、引込み導電体のための室からアイソレータの室
までの導電貫通端子と、アイソレータの入力端子と出力
端子および接点と、アイソレータ室から装置室までの貫
通端子とにおける接触抵抗値が非常に高いために、防爆
室の内部の素子が過熱して負荷電流を減少することが必
要となり、または装置の定格電流パラメータを保つと導
電体および装置の素子の定格電流を増大する必要があり
、そのために防爆型電気装置の全体の寸法および重量が
増し、製造に必要な労働力が増加する。
給電ケーブルを引込むための引込み導電体防爆室と、防
爆型電気装置の電気回路の素子を納める防爆装置室と、
この耐爆装置室のカバー板と、引込み導電体のための防
爆室を防爆装置室から分離する耐爆風壁と、この耐爆風
壁に固定され、電気回路の素子を給電ケーブルの導電コ
アへ電気的に接続する導電貫通端子と、防爆装置室のカ
バー板に機械的に連結された駆動機構とを備える防爆型
電気装置も知られている(英国特許第 1.501.818号参照)。この防爆型電気装置はア
イソレータを更に含み、このアイソレータの防爆室が装
置室内に配置され、その防爆室は2枚のカバー板を有し
、それらのカバー板の上に、アイソレータの出力リード
を装置の電気回路の素子と給電ケーブルの導電コアへ電
気的に接続する導電貫通端子が取付けられる。
しかし、この従来の防爆型電気装置は、アイソレータと
、そのアイソレータのための独立した防爆室と、アイソ
レータの出力リードと装置の電気回路の素子を電気的に
接続する貫通端子を有する耐爆風壁とを含むために大型
で、重量が大きく、製造に多くの労働力を必要とする。
この従来の防爆型電気装置の構造の1つの特徴は導電体
の間の接続の数が多く、そのために装置の電気回路の素
子が過熱するために装置を大型かつ重量大とする必要が
生ずる。また、アイソレータへの接近は引込み導電体の
防爆室のカバー板を外し、給電ケーブルのコアと装置室
内の導電体を防爆アイソレータ室の両方のカバー板にお
ける貫通端子から切離し、アイソレータをそれの室から
取出した後でのみ可能であるから、アイソレータの保守
は困難である。
本発明の目的は、アイソレータと、この出力リードを装
置の電気回路の素子へ電気的に接続するための導電貫通
端子を有するアイソレータのための個々の防爆室とを無
くして、軽量・小型かつ製造に要する労働力を少なくす
ることを可能にする防爆型電気装置を得ることである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、給電ケーブルに引込むための引込み導
電体防爆室と、防爆型電気装置の電気回路の素子を納め
る防爆装置室と、この耐爆装置室のカバー板と、引込み
導電体防爆室を防爆装置室から分離する耐爆風壁と、こ
の耐爆風壁に固定され、電気回路の素子を給電ケーブル
の導電コアへ電気的に接続する導電貫通端子と、防爆装
置室のカバー板に機械的に連結された駆動機構とを備え
る防爆型電気装置において、各導電貫通端子の導電部は
少なくとも2つの要素を含み、要素は動くことができ、
この可動要素の1つの端部位置において、可動要素と固
定要素は電気的に閉じられ、可動要素の他の端部位置に
おいては、それらの要素は開かれ、各導電貫通端子には
、この導電貫通端子の開放された可動要素と固定要素の
間に形成された空所を爆発から保護するための手段が設
けられる防爆型電気装置により達成される。
貫通端子を電気回路の素子へ接続するたわみ導電体の使
用を避けるために、各貫通端子の導電部は、2個の固定
要素と、それら2個の固定要素の間に配置された1個の
可動要素とを含むことが好ましい。
この装置の構造を簡単にするために、各貫通端子の導電
部の要素は同軸状に配置される。
駆動機構と、貫通端子の導電部の可動要素との間の連結
を簡単にするために、各貫通端子の導電部の固定要素の
長手軸を互いにある角度を成して配置するとよい。
各貫通端子の導電部の可動要素は直線運動できるように
構成することが好ましい。
各貫通端子の導電部の可動要素は円運動できるように構
成することが好ましい。
貫通端子の組立体を別々のものとして製作するためには
、各貫通端子の導電部の開放素子の間に形成された空所
を爆発から保護する手段を、絶縁材料から製作された係
合可能な部材、および可動要素の部分を空所の内部の絶
縁材料から製作された部材へ連結する少なくとも1つの
組立体として製作することが望ましい。それらの係合可
能な部材の上に各貫通端子の導電部の可動要素と固定要
素が固定される。
保守作業を非常に容易にするために、空所を爆発から保
護する手段は絶縁材料から製作されて、耐爆風壁を介し
て相互に係合可能な部材と、空所の内部において、絶縁
材料から製作された部材へ可動要素の部分を連結する少
なくとも1つの組立体との態様を有し、それらの部材の
両側に各導電貫通端子の導電部の可動要素および固定要
素が固定される。
本発明により防爆型電気装置の構造をかなり簡単とする
こと、小型・軽量とすること、およびそれの製作に要す
る労働力を減少できる。また、本発明により、導電体の
間の接続数が減少するために信頼度が高くなり、装置の
加熱しやすい素子の温度上昇を小さくできる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図に示す本発明の防爆型電気装置は給電ケーブル2(第
1図)を引込むための防爆引込み室1と、防爆装置室3
とを有する。この防爆装置室3には開閉装置(接触器、
自動開閉装置)、変圧器、制御装置、保護装置および信
号装置のような防爆型電気装置の電気回路の素子4が入
れられる。防爆装置室3はカバー板5によりふさがれる
。そのカバー板はブロックリンク6により、ハンドル7
と棒8により構成された駆動機構へ機械的に連結される
。防爆引込み室1と防爆装置室3は耐爆風壁9により分
割される。
耐爆風壁9に導電貫通端子10が固定される。
防爆引込み室1の中に配置されている導電貫通端子10
の導電部の要素11が給電ケーブル2のコア12へ電気
的に接続される。防爆装置室3の内部に配置されている
導電貫通端子10の導電部の要素13がリード14.1
5により電気回路の素子4へ電気的に結線される。
電気回路の素子4の出力リード16が貫通端子17によ
り、負荷(図示せず)へ給電するケーブル19のコア1
8へ接続される。導電貫通端子10の導電部の要素13
は、ばね21とストップ22.23と協働するフレーム
20を介して、駆動機構の棒8へ機械的に連結される。
ケーブル2と19のそれぞれのコア12.18およびリ
ード14.16が固定部材24により導電貫通端子10
.17に固定される。
ケーブル2と19は封止環25と圧カケープルスリーブ
26により封止される。
防爆引込み室1は、たとえば、壁27とカバー板28で
構成され、導電体を引出すための防爆室29が壁30と
カバー板31により構成される。
各導電貫通端子10(第2図)の導電部は少なくとも2
個の要素11と13を含む。要素11は固定され、要素
13は動くことができる。この可動要素13の一方の端
部位置において固定要素11と可動要素13は電気的に
接続される、すなわち閉じられ、可動要素13の他方の
端部位置においてはそれら2つの要素11と13は切離
される、すなわち、開放される。可動要素13は、駆動
機構により矢印Aで示されている向きへ動かされると、
要素11と13の間の電気的接続を断つ。
そのために電気回路の素子4と給電ケーブル2のコアの
間の電気的接続が断たれる。
各導電貫通端子10には、導電貫通端子10の導電部の
固定要素11と開放されている可動要素13の間に形成
された空所32を爆発から保護する手段が設けられる。
空所32の防爆手段は絶縁材料で製作された係合部材3
3.34として構成できる。それらの係合部材に各導電
貫通端子10の導電部の可動要素13と固定要素11が
それぞれ取付けられ、かつ可動要素13の空所32内の
部分を絶縁材料製の部材33へ連結する少なくとも1つ
の組立体が取付けられる。
空所32の防爆手段(第3図)は、絶縁材料で製作され
た耐爆風壁9により分離された部材33゜34として構
成することもできる。それらの部材33.34には各導
電貫通端子10の導電部の可動要素13と固定要素11
がそれぞれ取付けられ、かつ可動要素13の空所32内
の部分を絶縁材料製の部材33へ連結する少なくとも1
つの組立体が取付けられる。
可動要素13の空所32の内部の部分は、たとえば円錐
台形とすることができる。可動要素13が開放位置にあ
る時は、可動要素13の円錐台形部のテーパー面が部材
33のテーパー面に密着して防爆連結部を形成する。
防爆手段を各導電貫通端子ごとに別々に設けることがで
き、または全ての導電貫通端子に共通に設けることがで
きる。
各導電貫通端子10の導電部は3個の要素11゜13.
35を含むことがでる(第4図)。可動要素13は各導
電貫通端子10の導電部の2個の固定要素11.35の
間に設けられる。可動要素13は絶縁材料製の部材36
の内部に入れられる。
その部材36はビン37(第4図)により駆動機構の棒
8(第1図)へ機械的に連結される。
要素11.13.35は同軸状に配置でき、または固定
要素11.35のそれぞれの長手軸38(第5図)と3
9を互いにある角度を成して配置できる。第5図には、
固定要素11と35のそれぞれ長手軸38と39が互い
に90度の角度を成して配置されている様子が示されて
いる。
各導電貫通端子10の導電部の可動要素13は矢印Aで
示されている向きに直線運動でき、または第6図に矢印
Bで示されているように円運動できる。
次に第7図を参照する。各導電貫通端子10の導電部の
要素11と13の間の空所32の防爆は、絶縁材料製の
部材33.34と、可動要素13のうち空所32の内部
の部分を絶縁材料製の部材33に連結する少なくとも1
つの組立体とによってのみ、または絶縁材料で製作され
て耐爆風壁9の両側に配置されている部材33.34 
(第3図)と、可動要素13のうち空所32の内部の部
分を絶縁材料製の部材33に連結する少なくとも1つの
組立体とによって行うことができる。
次に、防爆型磁気始動機のような本発明の防爆型電気装
置の動作を説明する。カバー板5(第1図)が閉じられ
ており、たとえばビンの形をしているブロックリンク6
は、駆動機構のハンドル7を回すことができる位置をと
ることができる。カバー板5が閉じられているとブロッ
クリンクすなわちビン6を、矢印Cで示すようにカバー
板5へ向って動かすことができる。したがってハンドル
7を回すことができるようにされる。導電貫通端子10
の導電部の要素11と13が閉じられるまで、棒8と枠
組20は上方へ動かされる。閉じられている要素11と
13における所要の接触圧はばね21により確保される
。たわみリード14と導電貫通端子10により、この防
爆型電気装置の電気回路の素子4は給電ケーブル2のコ
ア12へ接続される。そうすると電気回路の素子4へ電
圧が印加されるから、素子4は負荷(たとえば電動機)
の制御(たとえば電力供給または供給電力遮断)のよう
な機能を実行する。防爆型電気装置室3の内部の装置の
電気回路の素子4に電圧が印加されている時には、カバ
ー板5へ向って動かされるとブロックリンク6はカバー
板5の開放と防爆装置室3の内部に接近することを阻止
する。このようにして、本発明の防爆型電気装置は従来
の類似装置の機能を行う。しかし、本発明の装置にはア
イソレータと、そのアイソレータの防爆室と、アイソレ
ータの防爆室と防爆装置室の間の貫通端子を有する耐爆
風壁とが設けられていない。アイソレータと、アイソレ
ータの防爆室と、耐爆風壁との機能は導電貫通端子10
により行われ、各導電貫通端子10の導電部は少なくと
も2つの要素11と13を含み、要素13は駆動機構に
より動かされて、防爆型電気装置の電気回路の素子4の
給電回路の断続を行う。
導電貫通端子10の導電部の要素11と13の接触面の
間の空所32(第2図)は、可動要素13と駆動機構が
、カバー板5を開放できる位置、すなわち、要素11と
13が開放位置すなわち切離された位置にある時のみ、
爆発から保護される。
これにより導電貫通端子10の構造を簡単にでき、要素
11と13の繰返し開閉による摩耗に対する耐久性を増
すことができる。第2図は、図示のように要素13が占
めている位置においてのみ空所32を爆発から保護する
導電貫通端子10の好適な実施例を示すものである。絶
縁材料製の部材33の円筒形部分の直径は要素13の円
筒形部分の直径より十分に大きくできる。したがって、
要素11と13が閉じられた位置にある時は、カバー板
5が閉じられているために空所32の防爆は不必要でさ
えあるから、空所32の防爆は行わないことができる。
部材33の壁と要素13の間の間隙は空所32の防爆に
は影響を及ぼさないから、部材33と要素13が接触す
る円筒形部分に生ずる摩耗は、要素11と13の開閉の
可能な最大数を制限することはない。要素11と13が
開放位置にある時は、要素13の表面のテーパ一部分は
部材33の表面テーパ一部分に密着して防爆連結部を形
成する。そのために、空所32の内部でガス爆発が起き
て空所32の内部の圧力が高くなると、要素13に加え
られている圧力が上昇して部材33と要素13が一層強
く密着して、空所32から爆発性ガスが漏れることを一
層確実に防ぐことができる。
本発明の防爆型電気装置の別の利点は、アイソレータと
、そのアイソレータの防爆室と、この防爆室と装置室の
間の貫通端子を有する耐爆風壁とが無いために構造が簡
単で、導電部の間の接続数が少ないことである。その結
果として、本発明の防爆型電気装置は小型・軽量にでき
、かつその製作に要する労働力を減少できるとともに、
信頼度を高くできる。
1つの導電貫通端子の導電部の要素11と13を入れる
別々の防爆室を有する導電貫通端子は、任意の数の導電
体(位相、端子)を有するユニットに標準化するために
適当なように構成できる。
たとえば、第3図は本発明の防爆型電気装置の変更した
実施例を示す。この実施例においては、全ての導電貫通
端子10はそれに共通の防爆室32を有する単一のユニ
ットにまとめることができる。
少なくとも2つの要素が設けられている各導電貫通端子
の導電部のその変更した実施例の1つの利点は、防爆型
電気装置の電気回路の接触接続数を最少限にできること
である。したがって、それらの変更された実施例では接
触接続部における全電力損が最少にされ、したがって防
爆型電気装置の防爆室1と防爆装置室3内の素子の発熱
が最少限に抑えられるから、大きな定格電流(22〜3
00Å以上)の防爆型電気装置においては好ましい。
導電貫通端子10の導電部の可動要素13はたわみケー
ブル14により、防爆型電気装置の電気回路の素子4へ
電気的に接続される。そのようなたわみケーブル14は
、各導電貫通端子10の導電部の3つの要素11. 1
3. 35 (第4図)を有する変更した実施例におい
ては使用しないことができる。
絶縁材料製の部材33と34には導電貫通端子10の固
定要素11と35が固定される。その可動要素13は絶
縁材料製の部材36の中に入れられて、ビン37(第4
図)により駆動機構の棒8(第1図)へ機械的に連結さ
れる。この実施例においては、空所32の防爆は、ビン
37の円筒形表面と絶縁材料製の部材33の接触により
、可動要素13がどの位置にあっても確実に行われる。
あるいは、部材36.33とビン37の間の接触面を第
2図に示すようにテーパー状にできる。この場合には、
空所32の防爆は導電貫通端子10の導電部の要素11
と13の開放位置においても行われる。
二こで説明している実施例においては、可動要素13は
2つの固定要素11と35の間にそれらの固定要素と同
軸状に配置されて、矢印Aで示されている方向に直線運
動できるようにされ、または第6図に矢印Bにより示さ
れているように円運動できるようにされる。
本発明の防爆型電気装置の構造と、それに用いる駆動機
構の構造に応じて、可動要素13を直線運動させる実施
例と、可動要素13を円運動させる実施例のいずれかが
好適である。可動要素13を直線運動させる実施例にお
いては、固定要素の1つ、たとえば固定要素35は、第
4図に示されている位置にある可動要素13により固定
要素11と35が電気的に確実に接続されるようにする
のに十分な長さとしなければならない。固定要素11と
35の間の電気回路を断つ時は、可動要素13は固定要
素35の上を滑ることにより要素の位置は空間的に固定
される。
したがって、可動要素13が直線運動を行える時は、導
電貫通端子により占められる面積は最小であり、導電貫
通端子の長さは可動要素の移動距離だけ増加させる。
可動要素13(第6図)が矢印Bで示すように円運動す
る場合は、導電貫通端子10の長さは最小にされるが、
それに伴って導電貫通端子10により占められる面積は
増加する。その理由は、開放位置においては円運動でき
る可動要素13と固定要素11.35の間の距離を保持
する必要があるからである。
本発明の防爆型電気装置の好適な構造と、駆動機構の部
品の構造とに応じて、導電貫通端子10の導電部の固定
要素11.35の長手軸38(第5図)を互いにある角
度、たとえば90度、を成すようにして配置するとよい
。そうすると、駆動機構へ連結されている可動要素13
とビン37が矢印Aで示されている方向に動き、固定要
素35の軸線39が固定要素11の軸線38に対して9
0度の角度を成す。この構造により、棒8を水平に配置
しく第1図)、駆動機構のハンドル7と導電貫通端子1
0の間の距離を大きくとるような場合のように、駆動機
構と可動要素13の間のリンク機構を簡単にできる。
本発明の防爆型電気装置の第2図と第3図に示されてい
る実施例においては、導電貫通端子10の導電部の固定
要素11と可動要素13の間の防爆空所32は、絶縁材
料で製作されて、耐爆風壁9により隔てられている部材
33と34、および可動要素13を絶縁材料製の部材へ
連結する少なくとも1つの組立体とにより形成される。
それらの部材33と34は防爆型電気装置の製作中に耐
爆風壁9の両側に装着される。
本発明の導電貫通端子10と防爆型電気装置の製作に最
も適当なものは、絶縁材料製の部材33と34のみを使
用する防爆空所32の実施例である。この実施例におい
ては、導電貫通端子10の全体の組立を、導電貫通端子
を防爆型電気装置に組込む前に行うことができ、防爆室
1と防爆装置室3の間の防爆は耐爆風壁9に対する絶縁
材料製の部材33.34の接触により確保される。
〔発明の効果〕
以上の説明から、本発明の防爆型電気装置は構造が簡単
で、小型・軽量となり、かつ信頼度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防爆型電気装置の全体的な構成図、第
2図は導電部の可動要素と固定要素を有する導電貫通端
子の一実施例の拡大断面図、第3図は導電部分の全ての
要素に対して1つの共通防爆手段を有する本発明の防爆
型電気装置の導電貫通端子の別の実施例の拡大断面図、
第4図は可動要素が直線運動できる場合の、導電部の3
つの要素を有する導電貫通端子の別の実施例の拡大断面
図、第5図は導電部の固定要素の長手軸が互いにある角
度を成す、導電貫通端子の更に別の実施例の拡大断面図
、第6図は可動要素が円運動する場合の導電貫通端子の
構成を示す断面図、第7図は絶縁材料製の係合部材と、
可動要素のうち空所内部の部分を絶縁材料製の部材に連
結する少なくとも1つの組立体とにより構成された手段
により空所が防爆される、導電貫通端子の更に別の実施
例の拡大断面図である。 1・・・防爆室、2・・・給電ケーブル、3・・・防爆
装置室、4・・・電気回路の素子、5,28.31・・
・カバー板、6・・・ブロックリンク、7・・・ハンド
ル、8・・・棒、9・・・耐爆風壁、10・・・導電貫
通端子、11.35・・・導電貫通端子の導電部の固定
要素、12・・・給電ケーブル2のコア、13・・・導
電貫通端子の導電部の可動要素、14.15・・・リー
ド、16・・・出力リード、17・・・貫通端子、18
・・・コア、19・・・ケーブル、20・・・枠組、2
1・・・ばね、22゜23・・・ストップ、24・・・
固定部材、25・・・封止環、26・・・圧カケープル
スリーブ、27・・・壁、29・・・導電体引出しのた
めの防爆室、32・・・空所、33・・・絶縁材料製部
材、導電貫通端子の導電部の素子、36・・・部材、3
7・・・ビン。 出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、給電ケーブル(2)を引込むための引込み導電体防
    爆室(1)と、防爆型電気装置の電気回路の素子(4)
    を納める防爆装置室(3)と、この耐爆装置室(3)の
    カバー板(5)と、引込み導電体防爆室(1)を防爆装
    置室(3)から分離する耐爆風壁(9)と、この耐爆風
    壁(9)に固定され、電気回路の素子(4)を給電ケー
    ブル(2)の導電コア(12)へ電気的に接続する導電
    貫通端子(10)と、防爆装置室(3)のカバー板(5
    )に機械的に連結された駆動機構とを備える防爆型電気
    装置において、各導電貫通端子(10)の導電部は少な
    くとも2つの要素(11、13)を含み、要素(13)
    は動くことができ、この可動要素(13)の1つの端部
    位置において、可動要素(13)と固定要素(11)は
    電気的に閉じられ、可動要素(13)の他の端部位置に
    おいては、それらの要素(11、13)は開かれ、各導
    電貫通端子(10)には、この導電貫通端子(10)の
    開放された可動要素(13)と固定要素(11)の間に
    形成された空所(32)を爆発から保護するための手段
    が設けられることを特徴とする防爆型電気装置。 2、各導電貫通端子(10)の導電部は3個の要素(1
    1、13、35)を含み、可動要素(13)は各導電貫
    通端子(10)の導電部の2個の固定(11、35)の
    間に配置されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の防爆型電気装置。 3、各導電貫通端子(10)の導電部の全ての要素(1
    1、13、35)は同軸状に配置されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の防爆型電
    気装置。 4、各導電貫通端子(10)の導電部の要素(11、3
    5)の長手軸(38、39)は互いにある角度を成すこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の防爆型電
    気装置。 5、各導電貫通端子(10)の導電部の可動要素(13
    )は直線運動できるように構成されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の防
    爆型電気装置。 6、各導電貫通端子(10)の導電部の可動要素(13
    )は円運動できるように構成されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の防爆
    型電気装置。 7、空所(32)を爆発から保護する手段は、絶縁材料
    から製作された係合可能な部材(33、34)と、空所
    (32)の内部において、絶縁材料から製作された部材
    (33)へ可動要素(13)の部分を連結する少なくと
    も1つの組立体との態様を有し、それらの部材の上に各
    導電貫通端子(10)の導電部の固定要素(11)およ
    び可動要素(13)が固定されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の防爆型
    電気装置。 8、空所(32)を爆発から保護する手段は絶縁材料か
    ら製作されて、耐爆風壁(9)を介して相互に係合可能
    な部材(33、34)と、空所(32)の内部において
    、絶縁材料から製作された部材(33)へ可動要素(1
    3)の部分を連結する少なくとも1つの組立体との態様
    を有し、それらの部材の両側に各導電貫通端子(10)
    の導電部の可動要素および固定要素(13と11)が固
    定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    6項のいずれかに記載の防爆型電気装置。
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