JPH01172630A - Adjustment of ball spline - Google Patents
Adjustment of ball splineInfo
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- JPH01172630A JPH01172630A JP33262387A JP33262387A JPH01172630A JP H01172630 A JPH01172630 A JP H01172630A JP 33262387 A JP33262387 A JP 33262387A JP 33262387 A JP33262387 A JP 33262387A JP H01172630 A JPH01172630 A JP H01172630A
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- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
Description
本発明は、軸方向移動可能な可動体と支軸との間にボー
ルスプラインのボール溝を形成し、ボールスプライン溝
とボールとのクリアランスを均一化するようにボール径
を選択してクリアランスを調整する方法に関する。The present invention forms a ball spline ball groove between an axially movable movable body and a support shaft, and adjusts the clearance by selecting the ball diameter so as to equalize the clearance between the ball spline groove and the ball. Regarding how to.
従来、例えば無段変速機の可動プーリの支持に関しては
、特開昭!57−139759号公報、実開昭62−1
28259号公報の先行技術で、各プーリの可動側をシ
ャフトに対してボールスプラインで支持し、可動プーリ
の軸方向移動と共に変速をスムーズに行うことが示され
ている。Conventionally, for example, regarding the support of the movable pulley of a continuously variable transmission, JP-A-Sho! Publication No. 57-139759, Utility Model Application No. 62-1
The prior art disclosed in Japanese Patent No. 28259 discloses that the movable side of each pulley is supported with respect to the shaft by a ball spline, and the movable pulley is moved in the axial direction and the speed is smoothly changed.
ところで、上記ボールスプラインは、可動プーリの内周
面とシャフトの外周面に半円のボール溝を形成し、両ボ
ール溝の間にボールを挿入して構成されるので、ボール
溝の寸法のバラツキ、ボールの径の大きさ等により可動
プーリの作動力等に与える影響が大きい、即ち、かかる
ボール溝の寸法のバラツキに対し、成る程度のクリアラ
ンスを有するようにボールの大きさを選択して組付ける
だけでは、可動プーリの作動力のバラツキが大きくなっ
て種々の不具合を生じるゆ
ボール溝に対しボールが大きい場合は、両者のクリアラ
ンスは小さい為に可動プーリ作動力が大きくなるので、
変速スピードが遅くなって変速追従性に欠ける。逆に、
ボールが小さい場合は、ボール溝とボールとの間のクリ
アランスが大きい為にシャフトと可動プーリのタイト量
の不足でガタを生じ、ベルトのエレメントが傾いてプー
リ円雌面をこじって摩耗しなり、ベルト自体に無理な力
がかかって切損する恐れがある。従って、ボールスプラ
インの組付けにおいては、可動プーリ作動力を均一化す
るように管理する必要がある。
本発明は、このような点に鑑み、可動体と軸とに形成さ
れるボール溝にボールを嵌入した時のクリアランスを均
一に調整するボールスプラインの調整方法を提供するこ
とを目的とする。By the way, the above-mentioned ball spline is constructed by forming semicircular ball grooves on the inner circumferential surface of the movable pulley and the outer circumferential surface of the shaft, and inserting balls between both ball grooves, so variations in the dimensions of the ball grooves may occur. The size of the ball has a large influence on the operating force of the movable pulley depending on the size of the ball diameter, etc. In other words, the size of the ball should be selected and assembled so that it has a clearance that can accommodate variations in the dimensions of the ball groove. If the ball is large in relation to the ball groove, the clearance between the two will be small and the movable pulley's operating force will increase.
The gear shifting speed becomes slow and the gear shifting followability is lacking. vice versa,
If the ball is small, the clearance between the ball groove and the ball is large, and the shaft and movable pulley are not tight enough, causing play, which causes the belt element to tilt and strain the female surface of the pulley circle, causing wear. There is a risk that excessive force will be applied to the belt itself, causing it to break. Therefore, when assembling the ball spline, it is necessary to manage the movable pulley operating force so as to equalize it. In view of these points, it is an object of the present invention to provide a ball spline adjustment method that uniformly adjusts the clearance when a ball is inserted into a ball groove formed in a movable body and a shaft.
上記目的を達成するため、本発明は、可動体と軸との間
に形成されるボールスプラインにおいて、上記可動体内
周面に形成されるボール溝と軸外周面に形成されるボー
ル溝とで形成される内径と、基準ボール径とによって評
価クリアランスを求め、上記評価クリアランスに基づい
て、予め設定された可動体作動力が得られる所定のクリ
アランスの範囲内に入るようにボールの径を選択し、上
記ボール溝と上記ボールとのクリアランスを調整して組
付けるようになっている。In order to achieve the above object, the present invention provides a ball spline formed between a movable body and a shaft, which is formed by a ball groove formed on the circumferential surface of the movable body and a ball groove formed on the outer circumferential surface of the shaft. An evaluation clearance is determined based on the inner diameter of the ball and the reference ball diameter, and based on the evaluation clearance, the diameter of the ball is selected so as to fall within a predetermined clearance range that provides a preset movable body operating force. The assembly is performed by adjusting the clearance between the ball groove and the ball.
上記構成に基づき、ボールスプラインでは、可動体側ボ
ール溝の大小、軸側ボール溝の大小に対し、それに適応
した所定の径のボールが選択されて可動体作動力を均一
化するようになり、こうしてボールスプラインのガタお
よび作動不良による不具合をなくすことが可能となる。
r実 施 PA】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。
第1図において、本発明が適用されるベルト式無段変速
機の一例について説明すると、符号1は電磁粉式クラッ
チ、2は無段変速機であり、無段変速l12は大別する
と、入力側から前後進の切換部3.プーリ比変換部4お
よび終減速部5が伝動構成されて成る。そして、クラッ
チハウジング6の一方に電磁粉式クラッチ1が収容され
、そのクラッチハウジング6の他方と、そこに接合され
るメインケース7、更にメインケース7のクラッチハウ
ジング6と反対の側に接合されるサイドケース8の内部
に無段変速lI2の切換部3.プーリ比変換部4および
終減速部5が組付けられている。
電磁粉式クラッチ1は、エンジンからのクランク軸10
にドライブプレート11を介して一体結合するリング状
のドライブメンバ12.変速機入力軸13に回転方向に
一体的にスプライン結合するディスク状のドリブンメン
バ14を有する。そして、ドリブンメンバ14の外周部
側にコイル15が内蔵されてドライブメンバ12とドリ
ブンメンバ14との間に円周に沿いギャップ16が形成
され、このギャップ16はその内側の電磁粉を有するパ
ウダ室17と連通している。また、コイル15を具備す
るドリブンメンバ14のハブ部のスリップリング18に
は給電用ブラシ19が摺接し、スリップリング18から
更にドリブンメンバ14内部を通りコイル15に結線さ
れてクラッチ電流回路が構成されている。
こうして、コイル15にクラッチ電流を流すと、ギャッ
プ16を介してドライブメンバ12とドリブンメンバ1
4との間に生じる磁力線により、そのギャップ16に電
磁粉が鎖状に結合して集積し、これによる結合力でドラ
イブメンバ12に対しドリブンメンバ14が滑りながら
一体結合して、クラッチ8111状態になる。一方、ク
ラッチ電流をカットすると、電磁粉によるドライブメン
バ12とドリブンメンバ14との結合力が消失してクラ
ッチ切断状態になる。
そして、この場合のクラッチ電流の制御を無段変3t[
I12の切換部3の操作に連動して行うようにすれば、
パーキング(P)またはニュートラル(N)レンジから
前進のドライブ(D)、スポーティドライブ(Ds )
または後退のリバース(R)レンジへの切換時に自動的
にクラッチ1が捨所して、クラッチペダル操作が不要に
なる。
次いで無段変3m!682において、切換部3は上記ク
ラッチ1からの入力軸13とこれに同軸上に配置された
プライマリ軸20との間に設けられる。即ち、入力軸1
3に前進被係合側を兼ねた後進ドライブ用のギヤ21が
形成され、プライマリ軸20には後進被係合側のギヤ2
2が回転自在に嵌合してあり、これらのギヤ21.22
が軸23で支持されたカウンタギヤ24、軸25で支持
されたアイドラギヤ26を介して噛合い構成される。そ
して、プライマリ軸2oとギヤ21および22との間に
切mm楕27が設けられる。ここで、常時噛合りている
上記ギヤ21.24.26.22はクラッチ1のコイル
15を有するドリブンメンバ14に連結しており、クラ
ッチ切断時のこの部分の慣性マスが比較的大きい点に対
応して、切換機構27はプライマリ軸20のハブ28に
スプライン嵌合するスリーブ29が、シンクロ機構30
.31を介して各ギヤ21.22に噛合い結合するよう
に構成されている。
これにより、PまたはNレンジの中立位置では切換機構
27のスリーブ29がハブ28とのみ嵌合して、プライ
マリ軸20が入力軸13から切離される6次いで、スリ
ーブ29をシンクロ機構30を介してギヤ21側に噛合
わすと、入力軸13に対しプライマリ軸2゜が直結して
DまたはDSレンジの前進状態になる。
一方、スリーブ29を逆にシンクロ機構31を介してギ
ヤ22側に噛合わせると、入力軸13はギヤ21.24
゜26、22を介しプライマリ軸20に連結され、エン
ジン動力が減速逆転して、Rレンジの後進状態になる。
プーリ比変換部4は、上記プライマリ軸20に対しセカ
ンダリ軸35が平行配置され、これらのプライマリ軸2
0.セカンダリ軸35にそれぞれプライマリプーリ36
.セカンダリプーリ37が設けられ、かつプライマリプ
ーリ36とセカンダリプーリ37との間にエンドレスの
駆動ベルト34が掛は渡しである。
プライマリプーリ36.セカンダリプーリ37はいずれ
も2分割に構成され、一方の固定プーリ36a。
37aに対し、他方の可動プーリ36b、37b(可動
体)がプーリ間隔を可変にすべく移動可能にされ、可動
プーリ36b、37bにはそれ自体ピストンを兼ねた油
圧サーボ装置38.39が付設され、更にセカンダリプ
ーリ37の可動プーリ37bにはプーリ間隔を狭くする
方向にスプリング40が付勢されている。
また、油圧制御系として作動源のオイルポンプ41がプ
ライマリプーリ36の隣りに設置される。このオイルポ
ンプ41は高圧用のギヤポンプであり、ポンプ駆動軸4
2が1ライマリプーリ36.プライマリ軸20および入
力軸13の内部を貫通してクランク軸10に直結し、エ
ンジン運転中常に油圧を生じるようになっている。−そ
して、このオイルポンプ41の油圧を制御して各油圧サ
ーボ装置38.39に給排油し、プライマリプーリ36
とセカンダリプーリ37のプーリ間隔を逆の関係に変化
して、駆動ベルト34のプライマリプーリ36.セカン
ダリプーリ37におけるプーリ比を無段階に変換し、無
段変速した動力をセカンダリ軸35に出力する。
終減速部5は、上記プーリ比変換部4の高速段側最小プ
ーリ比が例えば0.5と非常に小さく、このためセカン
ダリ軸35の回転数が大きい点に鑑み、セカンダリ軸3
5に対し1組の中間減速ギヤ43を介して出力軸44が
連結される。そして、この出力軸44のドライブギヤ4
5にファイナルギヤ46が噛合い、ファイナルギヤ46
から差動IN構47を介して左右の駆動輪の車軸48.
49に伝動構成される。
そこで、上記プライマリプーリ36とセカンダリプーリ
37の各可動プーリ36b、 37bはプライマリ軸2
0、セカンダリ軸35に遊嵌し、ボールスプライン50
により軸方向移動が非常にスムーズに支持される。
第2図(a)、(b)において例えばプライマリ側のボ
ールスプライン50について述べると、プライマリ軸2
0の外周面20aの円周上3ケ所に半円形のボール溝5
1が形成され、同様にして可動プーリ36bの内周面3
6cにも半円形のボール溝52が形成され、これらのボ
ール溝51,52を対向させてそこに複数個のボール5
3が一列に並んで挿入されるものである。ここでボール
53は、転動して可動プーリ36bの円滑な移動を促す
と共に、プライマリ軸20と可動プーリ36bのガタ詰
めを行っており、このためボール溝51,52に挿入さ
れる。そこで、可動プーリ36bの軸方向移動には作動
力Fを有し、この作動力Fを所定の範囲内に設定するこ
とで、変速スピードとガタ詰め効果の両者を満足できる
ことがわかる。
一方、軸側とプーリ側の各ボール溝51,52は加工時
に寸法のバラツキを生じ、両者を対向させた際には両方
のバラツキの影響を受けることになる。
従って、ボール53の径が同一でも、ボール?1151
゜52の寸法のバラツキにより上記作動力Fが変動する
ことは明らかであり、これに対しては各ボール溝51,
52の寸法に対しボール53の径を変えて調整する必要
がある。
ここで、ボール53の径を、迅速かつ適切に選択する方
法について述べる。先ず、上記可動プーリ(可動体)作
動力Fは、ボール溝51.52とボール53の組合わせ
におけるクリアランスγと相関関係があり、作動力Fを
所定の範囲に定めるにはクリアランスγを所定の範囲に
定めれば良いことが見出された。そこで、各ボール溝5
1,52を計測し、これに対し基準ボール径のボール5
3を挿入した際の評価クリアランスγを算出し、この評
価クリアランスγが所定の範囲内に入るようにボール5
3の径を選択するものである。
ここで、軸側ボール溝51に基準ボール径のボールを挿
入し、その場合のクリアランスを計測した値a1ないし
a4を4つのクラスAないしDに区分けし、プーリ側ボ
ール溝52に基準ボール径のボールを挿入し、その場合
のクリアランスを計測した値b1ないしb4も同様に4
つのクラスA゛ないしDoに区分けして、以下の表のよ
うに組合わせる。この場合に、al <a2 <a3
<aa 。
blくb2くb3くb4である。すると、a4とblの
クラスA−A’、a3とb2のクラスB−B’、a2と
b3のクラスC−C’、a1とb4のクラスD−D’は
、ボール53の基準ボール径dに対し評価クリアランス
γを略等しく設定する。そして軸側クラスAのa4とプ
ーリ側のクラスB°のb2との組合わせでは、blくb
2の関係で評価クリアランスγがa4とblとの組合わ
せより小さくなるのでその分ボール径はd+χ1に大き
くし、プーリ側クラスC“のb3との矧合わせでは、b
2くb3くb4のためボール径はd+χ2に更に大きく
定める。また逆に、プーリ側クラスA゛のblと軸側ク
ラスBのa3との組合せでは、al <a2の関係で評
価クリアランスγがa4とblと組合わせより小さくな
るのでその分ボール径はd−χ1に小さくし、以下のよ
うにクリアランスが略一定となる表を作成する。
表
そこで、軸側ボール溝51に基準ボール径のボールを挿
入し、その場合のクリアランスを計測した値a1ないし
a4とプーリ側ボール溝52に基準ボール径のボールを
挿入し、その場合のクリアランスを計測した値b1ない
しb4との種々の組合わせにおいて、上記衣を参照して
該当するクラス同志の組合わせからボール53の径を定
めて組付けるのである。これによりボールスプライン5
0は、クリアランスと共に可動ブーり作動力Fがボール
溝寸法のバラツキに対し略均−化した性能を備えること
になる。
なお、セカンダリプーリ側でも同様にして行われ、作動
力やクリアランスの設定値は、同一または異にしても良
い。
なお本実施例では、無段変速機のボールスプラインをも
って説明したが、一般機械装置のボールスプラインにも
適用可能である。Based on the above configuration, in the ball spline, balls with predetermined diameters that are suitable for the size of the ball groove on the movable body side and the size of the ball groove on the shaft side are selected to equalize the movable body actuation force. It is possible to eliminate problems caused by backlash and malfunction of the ball spline. [Implementation PA] Hereinafter, one embodiment of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. In FIG. 1, an example of a belt-type continuously variable transmission to which the present invention is applied will be described. Reference numeral 1 is an electromagnetic powder clutch, 2 is a continuously variable transmission, and the continuously variable transmission l12 is roughly divided into Switching section for forward and backward movement from the side 3. The pulley ratio conversion section 4 and the final reduction section 5 are configured to be transmission-driven. The electromagnetic powder clutch 1 is housed in one side of the clutch housing 6, and is connected to the other side of the clutch housing 6, the main case 7 connected thereto, and the side of the main case 7 opposite to the clutch housing 6. Inside the side case 8, there is a switching section 3 for the continuously variable transmission lI2. A pulley ratio conversion section 4 and a final reduction section 5 are assembled. The electromagnetic powder clutch 1 is connected to the crankshaft 10 from the engine.
A ring-shaped drive member 12 is integrally connected to the drive plate 11 via the drive plate 11. It has a disk-shaped driven member 14 that is integrally spline-coupled to the transmission input shaft 13 in the rotational direction. A coil 15 is built into the outer peripheral side of the driven member 14, and a gap 16 is formed along the circumference between the drive member 12 and the driven member 14, and this gap 16 is a powder chamber containing electromagnetic powder inside. It communicates with 17. In addition, a power supply brush 19 is in sliding contact with a slip ring 18 of the hub portion of the driven member 14 equipped with a coil 15, and is further connected to the coil 15 through the inside of the driven member 14 from the slip ring 18 to form a clutch current circuit. ing. In this way, when a clutch current is passed through the coil 15, the drive member 12 and the driven member 1 are connected through the gap 16.
4, electromagnetic particles are combined and accumulated in the gap 16 in a chain shape, and the resulting binding force causes the driven member 14 to slide and integrally connect with the drive member 12, resulting in the clutch 8111 state. Become. On the other hand, when the clutch current is cut, the coupling force between the drive member 12 and the driven member 14 due to the electromagnetic powder disappears, resulting in a clutch disengaged state. Then, the clutch current control in this case is continuously variable 3t[
If it is performed in conjunction with the operation of the switching section 3 of I12,
Forward drive (D), sporty drive (Ds) from parking (P) or neutral (N) range
Alternatively, when switching to the reverse (R) range for reversing, clutch 1 is automatically disengaged, making it unnecessary to operate the clutch pedal. Next is stepless 3m! At 682, the switching section 3 is provided between the input shaft 13 from the clutch 1 and the primary shaft 20 disposed coaxially therewith. That is, input shaft 1
3 is formed with a gear 21 for a reverse drive that also serves as a forward engaged side, and a gear 21 on a reverse engaged side is formed on the primary shaft 20.
2 are rotatably fitted, and these gears 21 and 22
are meshed through a counter gear 24 supported by a shaft 23 and an idler gear 26 supported by a shaft 25. A cut ellipse 27 is provided between the primary shaft 2o and the gears 21 and 22. Here, the gears 21, 24, 26, 22, which are always in mesh, are connected to the driven member 14 having the coil 15 of the clutch 1, and this corresponds to the fact that the inertia mass of this part is relatively large when the clutch is disengaged. In the switching mechanism 27, the sleeve 29 spline-fitted to the hub 28 of the primary shaft 20 is connected to the synchronizing mechanism 30.
.. 31 to be meshed and coupled to each gear 21, 22. As a result, in the neutral position of the P or N range, the sleeve 29 of the switching mechanism 27 is fitted only with the hub 28, and the primary shaft 20 is separated from the input shaft 13. When engaged with the gear 21 side, the primary shaft 2° is directly connected to the input shaft 13, resulting in the forward state of the D or DS range. On the other hand, when the sleeve 29 is reversely engaged with the gear 22 side via the synchronizing mechanism 31, the input shaft 13 is connected to the gear 21.
It is connected to the primary shaft 20 through 26 and 22, and the engine power is decelerated and reversed to enter the R range reverse state. In the pulley ratio converter 4, a secondary shaft 35 is arranged parallel to the primary shaft 20, and these primary shafts 2
0. A primary pulley 36 is attached to each secondary shaft 35.
.. A secondary pulley 37 is provided, and an endless drive belt 34 is provided between the primary pulley 36 and the secondary pulley 37. Primary pulley 36. Each of the secondary pulleys 37 is divided into two parts, one of which is a fixed pulley 36a. In contrast to 37a, the other movable pulleys 36b and 37b (movable bodies) are movable to make the pulley interval variable, and each of the movable pulleys 36b and 37b is attached with a hydraulic servo device 38, 39 which also serves as a piston. Further, a spring 40 is applied to the movable pulley 37b of the secondary pulley 37 in a direction to narrow the pulley interval. Further, as a hydraulic control system, an oil pump 41 as an operating source is installed next to the primary pulley 36. This oil pump 41 is a high-pressure gear pump, and the pump drive shaft 4
2 is 1 primary pulley 36. It penetrates through the inside of the primary shaft 20 and the input shaft 13 and is directly connected to the crankshaft 10, so that oil pressure is constantly generated during engine operation. -Then, the oil pressure of this oil pump 41 is controlled to supply and drain oil to each hydraulic servo device 38, 39, and the primary pulley 36
By changing the pulley spacing between the primary pulley 36 . The pulley ratio in the secondary pulley 37 is continuously changed, and the continuously variable power is output to the secondary shaft 35. In view of the fact that the minimum pulley ratio on the high-speed stage side of the pulley ratio converter 4 is very small, for example 0.5, and therefore the number of rotations of the secondary shaft 35 is high,
5, an output shaft 44 is connected to the output shaft 44 via one set of intermediate reduction gears 43. The drive gear 4 of this output shaft 44
The final gear 46 meshes with 5, and the final gear 46
from the left and right drive wheel axles 48 through the differential IN mechanism 47.
49, transmission is configured. Therefore, each movable pulley 36b, 37b of the primary pulley 36 and secondary pulley 37 is attached to the primary shaft 2.
0, loosely fitted to the secondary shaft 35, ball spline 50
axial movement is supported very smoothly. For example, referring to the ball spline 50 on the primary side in FIGS. 2(a) and 2(b), the primary shaft 2
Semicircular ball grooves 5 are provided at three locations on the circumference of the outer peripheral surface 20a of 0.
1 is formed, and the inner peripheral surface 3 of the movable pulley 36b is similarly formed.
A semicircular ball groove 52 is also formed in 6c, and a plurality of balls 5 are inserted therein by making these ball grooves 51 and 52 face each other.
3 are inserted in a row. Here, the balls 53 roll to promote smooth movement of the movable pulley 36b and to eliminate looseness between the primary shaft 20 and the movable pulley 36b, and are therefore inserted into the ball grooves 51 and 52. Therefore, it can be seen that the axial movement of the movable pulley 36b requires an actuation force F, and by setting this actuation force F within a predetermined range, it is possible to satisfy both the shifting speed and the effect of reducing backlash. On the other hand, the respective ball grooves 51 and 52 on the shaft side and the pulley side have dimensional variations during machining, and when they are opposed to each other, they are affected by the variations in both. Therefore, even if the diameters of the balls 53 are the same, the balls? 1151
It is clear that the above-mentioned operating force F fluctuates due to the variation in the dimension of 52 degrees, and for this, each ball groove 51,
It is necessary to adjust the diameter of the ball 53 with respect to the dimension of the ball 52. Here, a method for quickly and appropriately selecting the diameter of the ball 53 will be described. First, the movable pulley (movable body) operating force F has a correlation with the clearance γ in the combination of the ball grooves 51, 52 and the balls 53, and in order to set the operating force F within a predetermined range, the clearance γ must be set within a predetermined range. It was found that it would be better to set it within a certain range. Therefore, each ball groove 5
1,52, and compared to this ball 5 with the standard ball diameter.
Calculate the evaluation clearance γ when inserting ball 5, and adjust the ball 5 so that this evaluation clearance γ falls within a predetermined range.
3 diameters are selected. Here, a ball with a standard ball diameter is inserted into the shaft side ball groove 51, and the values a1 to a4 obtained by measuring the clearance in that case are classified into four classes A to D. Similarly, the values b1 to b4 obtained by inserting the ball and measuring the clearance in that case are 4.
They are divided into two classes A' to Do and combined as shown in the table below. In this case, al < a2 < a3
<aa. bl * b2 * b3 * b4. Then, the class A-A' of a4 and bl, the class B-B' of a3 and b2, the class C-C' of a2 and b3, and the class D-D' of a1 and b4 are the standard ball diameter d of the ball 53. The evaluation clearance γ is set approximately equal to . And in the combination of a4 of class A on the shaft side and b2 of class B° on the pulley side, bl x b
2, the evaluation clearance γ is smaller than the combination of a4 and bl, so the ball diameter is increased accordingly to d+χ1, and in the square alignment with b3 of pulley side class C", b
Since 2 x b3 x b4, the ball diameter is set to be larger than d+χ2. Conversely, in the combination of bl of pulley side class A'' and a3 of shaft side class B, the evaluation clearance γ is smaller than the combination of a4 and bl due to the relationship al < a2, so the ball diameter is d- χ1, and create a table in which the clearance is approximately constant as shown below. Table Then, insert a ball with the standard ball diameter into the shaft side ball groove 51 and measure the clearance in that case, a1 to a4, and insert a ball with the standard ball diameter into the pulley side ball groove 52 and calculate the clearance in that case. In various combinations of the measured values b1 to b4, the diameter of the ball 53 is determined and assembled based on the combination of the corresponding classes with reference to the above clothing. This allows ball spline 5
0 means that the movable boob operating force F as well as the clearance has a performance that is approximately equalized with respect to variations in ball groove dimensions. It should be noted that this is performed in the same manner on the secondary pulley side, and the setting values of the operating force and clearance may be the same or different. Although this embodiment has been explained using a ball spline for a continuously variable transmission, it is also applicable to a ball spline for a general mechanical device.
以上述べてきたように、本発明によれば、可動体を支持
するボールスプラインにおいて、ボール溝寸法のバラツ
キに対しボール径を選択して可動体の作動力が所定の範
囲になるようにクリアランスを調整するので、可動体と
軸とのガタの発生および可動体の移動不良を共に防ぐこ
とができる。As described above, according to the present invention, in a ball spline that supports a movable body, the ball diameter is selected in response to variations in ball groove dimensions, and the clearance is adjusted so that the operating force of the movable body falls within a predetermined range. Since the adjustment is made, it is possible to prevent play between the movable body and the shaft and malfunction of the movable body.
第1図は本発明の無段変速機の実施例を示す断面図、
第2図(a)は要部の拡大断面図、(b)はB−B断面
図である。
20・・・プライマリ軸、35・・・セカンダリ軸、3
6b。
37b・・・可動プーリ(可動体)、50・・・ボール
スプライン、51.52・・・ボール漬、53・・・ボ
ール特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁
理士 小 橋 信 淳
同 弁理士 村 井 進
第2図
(b)FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of the continuously variable transmission of the present invention, FIG. 2(a) is an enlarged sectional view of the main part, and FIG. 2(b) is a BB sectional view. 20...Primary axis, 35...Secondary axis, 3
6b. 37b...Movable pulley (movable body), 50...Ball spline, 51.52...Ball pickle, 53...Ball Patent applicant Fuji Heavy Industries Co., Ltd. Agent Patent attorney Nobu Kobashi Jundo Patent attorney Susumu Murai Figure 2 (b)
Claims (1)
いて、 上記可動体内周面に形成されるボール溝と軸外周面に形
成されるボール溝とで形成される内径と、基準ボール径
とによって評価クリアランスを求め、上記評価クリアラ
ンスに基づいて、予め設定された可動体作動力が得られ
る所定のクリアランスの範囲内に入るようにボールの径
を選択し、上記ボール溝と上記ボールとのクリアランス
を調整して組付けることを特徴とするボールスプライン
の調整方法。[Scope of Claims] A ball spline formed between a movable body and a shaft, an inner diameter formed by a ball groove formed on the circumferential surface of the movable body and a ball groove formed on the outer circumferential surface of the shaft; An evaluation clearance is determined based on the reference ball diameter, and based on the evaluation clearance, the diameter of the ball is selected so that it falls within a predetermined clearance range that provides a preset movable body operating force, and A ball spline adjustment method characterized by adjusting the clearance with the ball and assembling it.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33262387A JPH01172630A (en) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | Adjustment of ball spline |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33262387A JPH01172630A (en) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | Adjustment of ball spline |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172630A true JPH01172630A (en) | 1989-07-07 |
Family
ID=18257018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33262387A Pending JPH01172630A (en) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | Adjustment of ball spline |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01172630A (en) |
Cited By (3)
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JPH06117436A (en) * | 1992-10-02 | 1994-04-26 | Nissan Motor Co Ltd | Ball spline |
JP2020133904A (en) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | 株式会社ニッセイ | Assembly method for differential decelerator, and differential decelerator |
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1987
- 1987-12-28 JP JP33262387A patent/JPH01172630A/en active Pending
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