JPH0117192Y2 - - Google Patents

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JPH0117192Y2
JPH0117192Y2 JP18495886U JP18495886U JPH0117192Y2 JP H0117192 Y2 JPH0117192 Y2 JP H0117192Y2 JP 18495886 U JP18495886 U JP 18495886U JP 18495886 U JP18495886 U JP 18495886U JP H0117192 Y2 JPH0117192 Y2 JP H0117192Y2
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JP
Japan
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ashtray
pleats
circumferential wall
inner circumferential
peripheral wall
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Expired
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JP18495886U
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JPS6389799U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、積み重ねが可能で安全に喫煙するこ
とができ、喫煙後に吸殻や灰と共に丸めて廃棄す
ることができる簡易灰皿に関するものである。
[従来の技術] 従来より灰皿は、多種多様のものが使用されて
いるが、その多くはガラス、陶器などの硬質の耐
火性材料によつて皿状に形成されたものである。
これらの灰皿は使用後の洗浄によつて、繰り返
し使用することができる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記の灰皿は使用後に灰皿より吸殻等を廃棄し
た後に灰皿を洗わねばならないという点で面倒で
あり、近年喫煙を忍避する人が多いことから、喫
煙者自身が簡単に後始末することが要求されるよ
うになつて来ている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前記の要望に鑑みて検討の結果完成
されたものであつて、適度の剛性を有する不燃性
のシート状素材で形成され、平坦な底部を中心と
して、その周縁の少なくとも一部に、外方に向け
て放射状のプリーツを配設することによつて上方
に向う内周壁を形成すると共に、該内周壁の上縁
を下方に折り返して、その折り返し縁の少なくと
も一部に下方に向う放射状のプリーツを配設して
外周壁を形成し、この外周壁の下縁を前記底部よ
り下方に位置させることによつて底部を灰皿の載
置面より浮かせるよう構成したことを特徴とする
簡易灰皿である。
[作用] 本考案の簡易灰皿は、不燃性のシート状素材で
平坦な底部と、これに続いて夫々少なくとも一部
にプリーツを配設した内周壁と外周壁とによつて
形成されたものであり、これら内外の周壁は、そ
の少なくとも一部にプリーツを形成することによ
り、底部に対して上方及び下方に向う周壁となる
ものであり、かゝる内外の周壁により灰皿として
の強度を維持すると共に安定性を確保しているも
のである。
しかして、底部に対して外周壁の下縁を下方に
位置させることによつて、この外周壁の下縁が載
置面に接触し、載置面に対して底部を浮かせた状
態で灰皿を支持することができ、かゝる構成によ
つて火の付いた灰や吸殻を存在させた底部を通じ
て灰皿の載置面が加熱焼損したり、火災発生の原
因を作るようなことがない。
更に、この簡易灰皿は、上記内周壁と外周壁、
およびこれらに設けたプリーツの部分によつて灰
皿の底部に復元可能な弾力性が付与されているた
め、この底部を利用して煙草の火をもみ消す場
合、底部が載置面に接触して確実にもみ消すこと
ができ、しかも、もみ消しが終れば底部は載置面
より離れて浮いた状態に復元して安全性を確保す
ることができるという優れた効用を有する。
又、内周壁に形成したプリーツは、その谷の部
分が吸いかけの煙草のホルダーの役目をなし、そ
の安全性を一層高めることができる。
[実施例] 以下に添付の図面を引用して本考案をより具体
的に説明する。
第1図は本考案の簡易灰皿の一例を示す斜視図
であり、第2図は第1図のA−A端面図である。
本考案の簡易灰皿1は、楕円形の底部2と、こ
の底部2を囲繞して上方に向つて立ち上る、同じ
く楕円形状の内周壁3、および該内周壁3の上縁
に連なる楕円形状の外周壁5とによつて形成され
ている。
内周壁3には、楕円形の長径と短径の部分の4
ケ所に外方に向けて放射状のプリーツ4が形成さ
れている。
このプリーツ4は底部2を中心として、その周
縁より山部と谷部とを交互に形成して、これら山
部と谷部が内周壁の上縁に達しているものであ
り、このプリーツ4によつて平坦な底面2に対し
て内周壁3が上方に向けて形成されるものであ
る。
外周壁5は内周壁3の上縁を下方に折り返すこ
とによつて形成され、この折り返しは前記内周壁
3のプリーツ4における山部を谷部とし、谷部を
山部として放射状に形成したプリーツ6によつて
形成されるものである。
外周壁5は、その下縁7を前記底面2よりも下
方に位置させて、この簡易灰皿1がテーブル等に
置いた場合、その載置面Aに対して間隔Xを保持
して浮かせるようになしたものである。
かゝる構成においては、通常の状態では底面2
が載置面Aに触れることがないため、底面2内に
落とした灰や吸殻によつて載置面Aが加熱され、
またこれより火災を惹起するようなことがなく、
安全に使用することができる。
又、この底面には、内外の周壁とそれぞれに設
けたプリーツとによつて、この底部を介して灰皿
載置面に煙草を押しつけてもみ消すことができ、
もみ消し後は復元して安全性を保つことができる
ものである。
更に、内周壁3に形成したプリーツ4の谷の部
分は吸いかけの煙草を保持するホルダーの役目を
有し、安全性を高めている。
この簡易灰皿1は、その形状を保持し、かつ防
火上の観点から、適度の剛性を有する不燃性のシ
ート状が使用され、例えば比較的厚手のアルミニ
ウム箔や、アルミニウム箔の裏面に耐熱性の合成
樹脂被膜を施したものなどが好適に使用される。
この簡易灰皿は使用後に喫煙者自身、又は後片
付けの人が中に溜つた灰や吸殻などと共に丸めて
廃棄することにより煩瑣な手数を要することなく
処分することができる。
この考案の簡易灰皿の形状には特別な制限がな
く、前記の楕円形以外に丸型、角型等の任意の形
状を採用することができる。
[考案の効果] 本考案の簡易灰皿は、以上詳述した通り、適度
の剛性と不燃性を有するシート状素材で底部と内
外周壁を一体的に形成したものであり、その内外
の周壁はシート状素材において付与することがで
き、容易なプリーツによつて上方及び下方に向う
内外二重の周壁を形成して灰皿としての強度と安
定性を確保した点で優れたものである。
又、外周壁の下縁を底部よりも下方に位置させ
ることによつて底部内に落とした煙草の灰や吸殻
等によつて惹起される火災に対して、その安全性
を確保することができるものである。
本考案の簡易灰皿は、使用後において中に溜つ
た灰や吸殻と共に丸めて廃棄しうるものであり、
パーテイーや会議の席上に配布して各自で使用
し、かつ上記のようにして廃棄することにより人
手を煩わすことなく処理することができる。
なお、この簡易灰皿は、シート状材料の曲折に
よつて形成されているため、多数の簡易灰皿を積
み重ねてコンパクトに保管することができ、この
点においても高い実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の簡易灰皿の一例を示す斜視
図であり、第2図は第1図のA−A端面図であ
る。 1……簡易灰皿、2……底部、3……内周壁、
4,6……プリーツ、5……外周壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適度の剛性を有する不燃性のシート状素材で形
    成され、平坦な底部を中心として、その周縁の少
    なくとも一部に、外方に向けて放射状のプリーツ
    を配設することによつて、上方に向う内周壁を形
    成すると共に、該内周壁の上縁を下方に折り返し
    て、その折り返し縁の少なくとも一部に下方に向
    う放射状のプリーツを配設して外周壁を形成し、
    この外周壁の下縁を前記底部より下方に位置させ
    ることによつて底部を灰皿の載置面より浮かせる
    ように構成したことを特徴とする簡易灰皿。
JP18495886U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0117192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18495886U JPH0117192Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18495886U JPH0117192Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389799U JPS6389799U (ja) 1988-06-10
JPH0117192Y2 true JPH0117192Y2 (ja) 1989-05-18

Family

ID=31133134

Family Applications (1)

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JP18495886U Expired JPH0117192Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JP (1) JPH0117192Y2 (ja)

Also Published As

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JPS6389799U (ja) 1988-06-10

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