JPH0116774Y2 - - Google Patents

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JPH0116774Y2
JPH0116774Y2 JP1986132296U JP13229686U JPH0116774Y2 JP H0116774 Y2 JPH0116774 Y2 JP H0116774Y2 JP 1986132296 U JP1986132296 U JP 1986132296U JP 13229686 U JP13229686 U JP 13229686U JP H0116774 Y2 JPH0116774 Y2 JP H0116774Y2
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weight
traveler
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travelers
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JP1986132296U
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JPS6339184U (ja
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は粗紡機、精紡機などの紡績機械に使用
するトラベラーに関する。
〓従来の技術〓 従来の紡績機械に使用されるトラベラーは、一
般に第5図に符号Tで示す形状のものであつて、
紡出する糸の番手によつて重量を変化し、細番手
の糸を紡出する際と太番手の糸を紡出する際とで
は、それぞれの糸に適した重量のトラベラーを選
択使用しなければならないが、各トラベラーは一
定寸法のリングに嵌着して使用するため内法寸法
を一定とする必要がある。そのためトラベラーに
重量差をつけねばならず、トラベラーを構成する
線材の線径を変えて加工したり、皿状や長方形状
の断面を持つた線材を用いて重量増を計つたり、
更には一個のリング上に複数個のトラベラーを嵌
着して重量を調整するなどの方法がとられてい
た。
然しながらトラベラーを構成する線材の線径を
変えて重量を重くする場合、線径が太くなるに伴
つてトラベラーが太くなり、加工或いはリングへ
の着脱等その取扱いが困難となり、又断面が皿形
や長方形状の線材を用いたとしても重量増には限
界が認められ、更に複数のトラベラーを用いたと
きは糸通しなど操業上の難易が問題とされてい
た。
〓考案が解決しようとする課題〓 本考案トラベラーは特に使用線材の太さを変更
することなしに重量の変化したトラベラーを得る
ことを目的としている。
〓課題を解決するための手段〓 この考案はトラベラーを構成する線材の少なく
とも一部を外側に屈曲折返し、該折返し上に重錘
を固着した。
〓作用〓 この考案のトラベラーは、トラベラーを構成す
る線材の少なくとも一部を外側に屈曲折返し、該
折返し上に重錘を固着して重量増部分を形成する
ことにより紡出する糸の番手に適した重量のトラ
ベラーとし、然も該重錘の重量を種々変化するこ
とによつて、トラベラーの重量を任意に変化させ
得る。
〓実施例〓 以下図面によりこの考案の実施例を説明する。
第1図に示す第1の実施例においては、第1A
図を併せ参照してトラベラー4は、線材40の下
方の端部に屈曲折返し41が形成され、その端部
に重錘42が固着されて重量増部分43を形成し
たものである。
又、第2図に示す第2の実施例においてトラベ
ラー5は、線材50の上方の端部に屈曲折返し5
1が形成され、その端部に重錘52が固着されて
重量増部分53を形成したものである。
更に又第3図に示す第3の実施例においてトラ
ベラー6は、線材60の下方の端部及び上方の端
部の夫々に屈曲折返し61,62が形成され、そ
の端部に重錘63,64が固着されて重量増部分
65,66を形成したものである。
そして第1図乃至第3図に示す第1乃至第3の
実施例においては、重錘42,52,63,64
の大きさを種々変化することによつて種々の重量
を持つトラベラーを簡単に得ることができる。
上記各実施例は何れもトラベラーを構成する線
材の屈曲折返し端部に重錘を固着し重量増部分を
形成したものであるが、必ずしも折返し端部に限
るものでなく、第4図に示す第4の実施例に示す
ようにトラベラーを構成している線材80の中間
部に屈曲折返し81を形成し該部に重錘82を固
着して重量増部分83を形成したものとすること
もできる。
そして該重量増部分の形成位置は上記第1図乃
至第4図に示された位置に限ることなく、トラベ
ラーをリングに嵌着する際、又トラベラーがリン
グ上を走行する際支障のない限り、トラベラーに
形成された屈曲折返し上のどこの位置に重錘を固
着しても差支えないし、又線材上に形成された複
数個の屈曲折返しの夫々に錘を固着しても良いこ
とは勿論である。
従つて本考案のトラベラーは、加工及び取扱い
の容易な線径を持つ線材を使用して屈曲折返しを
形成し、該折返し上に重錘を固着することによつ
て容易に製作することが可能であり、又該第1乃
至第4の実施例において使用される重錘は、図に
示した卵形のものに限らず鉛、錫、その他の金属
類からなる線状短片、円盤形等のものであつても
差支えなく、トラベラーを構成する線材の屈曲折
返し上に挾着、ねじ込み、差し込み、熔着、接着
等適宜手段によつて固着する。
〓考案の効果〓 以上詳細に述べた通りこの考案のトラベラー
は、トラベラーを構成する線材の少なくとも一部
を外側に折返し、該折返し上に重錘を固着したも
のであつて、加工及び取扱いの容易な線径の線材
を用い、かつ屈曲折返し上に固着する重錘の重量
を種々変化して、軽重量のトラベラーから重い重
量のトラベラーまで、広範囲の重量を持つ各種ト
ラベラーを容易に得ることができ、その結果従来
のように線径の異つた各種線材を用意して線材の
線径が異つた多種多様のトラベラーを製造した
り、異形断面を持つ線材を使用してトラベラーを
製造したり一個のリング上に複数個のトラベラー
を嵌着使用したりする必要がなく、紡出する糸の
番手に最も適した各種重量のトラベラーを簡単に
得ることが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案のトラベラーの第1
の実施例乃至第4の実施例を示す正面図、第1A
図は第1図に示すトラベラーの右側面図、第5図
は従来のトラベラーの正面図である。 4,5,6,8,T…トラベラー、40,5
0,60,80…線材、41,51,61,6
2,81…屈曲折返し、43,53,65,6
6,83…重量増部分、42,52,63,6
4,82…重錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラベラーを構成する線材の少なくとも一部を
    外側に屈曲折返し、該折返し上に重錘を固着した
    ことを特徴とするトラベラー。
JP1986132296U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0116774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132296U JPH0116774Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132296U JPH0116774Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6339184U JPS6339184U (ja) 1988-03-14
JPH0116774Y2 true JPH0116774Y2 (ja) 1989-05-17

Family

ID=31031544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986132296U Expired JPH0116774Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Country Status (1)

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JP (1) JPH0116774Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146863A (ja) * 1974-10-19 1976-04-21 Fujitsu Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146863A (ja) * 1974-10-19 1976-04-21 Fujitsu Ltd

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Publication number Publication date
JPS6339184U (ja) 1988-03-14

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