JPH01166476A - メモリカード用コネクタ - Google Patents

メモリカード用コネクタ

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JPH01166476A
JPH01166476A JP62326493A JP32649387A JPH01166476A JP H01166476 A JPH01166476 A JP H01166476A JP 62326493 A JP62326493 A JP 62326493A JP 32649387 A JP32649387 A JP 32649387A JP H01166476 A JPH01166476 A JP H01166476A
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memory card
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plate
storage space
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純一 吉田
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伸一 菅野
Masaaki Koike
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J この発明は、メモリカードと回路基板との接続を図るメ
モリカード用コネクタに関する。
[発明の技術的背景] 電子機器として、RAMチップ、ROMチップおよびC
PUチップ等のIC(集植回路)チップが内蔵された、
所謂、メモリカードを装脱可能となしたものがある。
このような電子機器では、従来、メモリカードに接続さ
れるコネクタピンを有するコネクタを、電子機器に形成
されたメモリカード装脱口の近くに配し、このメモリカ
ード装脱口から装着されたメモリカードの一端を電子機
器外部に突き出し、この突き出し部分を把持してメモリ
カードを引き出す構造とされていた。なお、この場合、
コネクタに配列されたコネクタピンは、一端がメモリカ
ードに設けられた接続端子に装脱可能に接続され且つ他
端が電子機器に収納された回路基板の接続端子部に接続
されている。
しかし、このようにメモリカードの一部を電子機器の外
部に露出するものでは、データ処理実行中に誤まってメ
モリカードを装脱してデータを破壊してしまう恐れがあ
る上、携帯にも不便であるため、最近では、メモリカー
ド全体を機器内部に収納する構造とすることが検討され
ている0本願出願人が出願した実願昭62−7175’
8号(昭和62年5月15日出願)はこのような改良さ
れたメモリカードの脱着装置の一例を示すものである。
この例では、電子al+器に電源開閉スイッチおよびこ
のスイッチの開閉操作に連動する排出機構を設ける技術
が開示されている。従って、メモリカードの装脱1士大
変に簡便となった。また、上記の例では、電源スィッチ
が閉成状態のときメモリカードの排出を防止するロック
a構を機器本体に設ける技術についても開示する。上記
ロック機構は、電源スィッチを開放位置に移動しない限
りロック解除状態にならない構造とされており、これに
よって動作中のメモリカードの取り出しが完全に防止さ
れ、データの破壊を確実に防止できる。
という利点も有するものである。
しかしながら、上記の装置では、スイッチ機構、ロック
機構および排出機構等をすべて電子機器の本体側に設け
るものであるために、組付けが大変面倒である。
また、機器本体は、製品毎にレイアウトが異なるため、
その都度、複雑な設計をしなければならず開発期間が長
期化しかつ金型費が増大するという問題も有している。
この発明は、上記の実情に鑑みてなされたもので、開発
能率および生産能率を格段に向上するメモリカード用コ
ネクタを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は、メモリカードとの接続用端子を有するコネ
クタ本体にメモリカードの収納用空間を有する一対の案
内腕を形成し、且つ、前記コネクタ本体に、メモリカー
ドの排出機構、および電源開閉機構もしくはメモリカー
ドのロック機構を設けて一体化したものである。
[作 用] この発明によれば、メモリカードの接続部、メモリカー
ド収納用空間、メモリカードの排出機構、および電源開
閉機構もしくはメモリカードのロック機構等が一体化さ
れているので、すべての部品が共通化される上、開発製
品のレイアウトに対応してその都度新たに設計したり多
数の部品の金型を製作したりする手間を省くことができ
るので、開発能率および生産能率が大幅に向上できる。
[第1実施例] この発明の第1実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。
第1図は、メモリカード用コネクタ1およびメモリカー
ド2の外観斜視図を、また、第2図は、第1図の裏面側
からの分解斜視図を示す。
メモリカード用コネクタlは、メモリカード2を摺動可
能に収納する収納用空間3.4メモリカード2と電気的
接続を図る接続部4、電源開閉スイッチ機構5、メモリ
カード2の接続時に手動または衝撃等によりメモリカー
ド2が排出されるのを防止するロック機構6および電源
開閉スイッチが開放状態にあるときメモリカード2を排
出するメモリカード排出機a7を備えている。メモリカ
ード2は、巾50 m m X長S 35 mmX厚さ
2〜3mm程度の直方体状とされ、RAMチップ、RO
Mチップ、CPUチップ等の所謂ICチー7プ(図示せ
ず)を内蔵し、コネクタlと対向する側に雌型コネクタ
ピン(図示せず)を有するものである。このように小型
化されたメモリカードは本願出願人が出願した実願昭6
2−55323号(昭和62年4月14日付は出願)に
開示した技術によって達成される。メモリカード2は一
側端に厚さ方向に貫通した切欠け2aを有するもので、
この切欠け2aの機能は後述される。
以下、メモリカード用コネクタlの構造について詳述す
る。
コネクタlの全体の形状・寸法はコネクタ本体lOによ
って定まっている。
コネクタ本体10は、メモリカード2の雌型コネクタピ
ンに結合される多数の雄型コネクタピン(接続用端子)
11が配列形成されたものであり、コネクタピン11の
両側にメモリカード2を収納する収納用空間3を形成す
る一対の案内腕12.13を有する。案内腕12.13
はそれぞれ内側部にこの案内腕12.13の全長に亘る
段部14が形成されている。この段部14は、後述する
メモリカード2を排出する作動体(排出部材)20を摺
動案内するものである。一方の案内腕12には、その1
0方向に亘る溝部15が形成され、他方の案内腕13に
は、その長手方向に条溝16が形成されている0条[1
6の一方の内壁面には山形状の凹部17a、17b、1
7cが形成され、また、底面には条溝16と並行な貫通
穴18が形成されている。凹部17a、17b、17c
は摺動体40を係合するものであり1貫通穴18は操作
板30を介して摺動体40と操作ツマミ60とを連結す
るためのものである。これらの詳細も後述する。コネク
タ本体10の上面には、各案内腕12.13の略中央部
に機器本体に取り付ける際の位置決め用突起19が設け
られている。
コネクタ本体lOに固定された雄型コネクタピン11の
各々はコネクタ本体lOの外側部分で上方に折曲され、
この上端部11aが回路基板に接続される。
作動体20は、アルミニウム、ステンレス等の金属薄板
を成形加工して形成されたもので、その巾はコネクタ本
体10の案内腕12と13の内側面間のスペースより僅
かに小さくされている0作動体20の両側部にはコネク
タ本体10の両案内腕12.13に形成された段部14
に載置されて摺動する延出片21が形成されており、ま
た、その前面側にはメモリカード2を排出する際にメモ
リカード2の前端面に当接する起立片22が設けられて
いる。また、23は、スポット溶接等適宜な手段で作動
体20の一面に植立された連結ピンであり、操作板30
に連結して作動体20をコネクタ本体lOの案内腕12
.13に沿って移動させるものである。
操作板30は金属板または合成樹脂で形成され、コネク
タ本体lOの案内腕12.13間に橋架される長さを有
し、この部分に作動体20に設けられた連結ピン23を
嵌入する長穴31、およびコネクタ本体lOの貫通穴1
8から突出する摺動体40の連結部41を嵌入する長穴
32が穿設されている。また、操作板30の一端側は直
角方向に延出され、この延出された端部にロック片(ロ
ック部尉)33が突出し形成されている。この操作板3
0は、穴34に挿通される段付ネジ61をコネクタ本体
lOのネジ穴10aに螺合することにより、コネクタ本
体10の下面側に回動自在に取付けられる。この際、ロ
ック片33は。
案内腕12の溝部15に対向して位置付けられる。ロッ
ク片33は、コネクタ本体lOの内方に屈曲された部分
33aを有するが、この屈曲部分33aの長さは溝部1
5の深さ寸法より小さくされており、操作板30が回動
された場合、この溝部15内を通過する。
摺動体40は、射出成形により、山形状の凸部43を有
する可撓部42および連結部41を一体に形成したもの
である。この摺動体40は、連結部41を案内腕13の
貫通穴18に挿通した状態で、案内腕13の構部15内
に、条溝16に沿って摺動可能に嵌入される。この際、
摺動体30の可撓部42の凸部43と案内腕13に形成
された各凹部17a、17b、17cはクリックJ11
構を構成する。
接点板50(第2図)は、上記案内腕13の条[16内
に、その壁面に形成された凹部17aよりも奥部側に取
り付けられる。接点板50には端子ピン51,52.5
3が、接点板50の表裏を貫通して固定されている。端
子ピン51は、ピン状のバネ部材で形成され、接点板5
0の内部側において摺動体40側に屈曲された上端子ピ
ン53に接触する屈曲部51aを有する0M曲部51a
は、第2図の状態において端子ピン51を中心として時
計方向に回転する作用力を有し、常時、端子ピン53に
所定のバネ力で接触している。しかし、摺動体40が、
その可撓部42の凸部43が条i’1t16の最奥部の
凹部17aに係止している位置にあるときは、屈曲部5
1aは摺動体40により押されて、端子ピン53から離
間し且つ端子ピン52に接触する位置に変位する。端子
ピン51は、レギュレータ等所定の動作回路に、端子ピ
ン52は電池等の電源部に、fIA子ピン53は接地回
路に接続されるものであり、これら端子ピン51.52
.53は、摺動体40が案内腕13の凹部17aに係止
された位置にあるときは入力される電源を閉成し、摺動
体40がそれ以外の位置にあるときは電源を遮断し、動
作回路を接地する。
操作ツマミ(操作部材)60は1図示しないが一面側に
摺動体40の連結部41に圧入される嵌合用穴を有する
メモリカード用コネクタlは上記の構成部品からなり、
これを組立てるには、先ず、コネクタ本体10の条溝1
6内に、端子ピン51,52.53が固定された接点板
50を配置する。この場合、接点板50は、ビス止めや
圧入等により条溝16内に固定するようにしても良い0
次に、摺動体40を、連結部41が貫通穴18に挿通さ
れるように条111!16内に配置する。摺動体40は
条溝16の内壁面に形成された凹部17aに係止された
位置にしておく、また、作動体20の延出片21を案内
腕12.13の段部14に載置して作動体20をコネク
タ本体lOに取り付ける0作動体20は、第1図に示す
如く1段部14の最奥部に配置しておく、この際、コネ
クタ本体10の裏面側には、作動体20の逃げ溝10b
 (第2図)が設けられている。そして、操作板30の
長穴31を作動体20に設けられた連結ピン23に挿通
し且つ長穴32を摺動体40の連結部41に挿通した状
態で、段付ネジ61によりコネクタ本体lOに取付ける
。その後、操作ツマミ60を摺動体40の連結部41に
圧入して組立てが完了する。
このようにして組立てられたメモリカード用コネクタl
は、操作ツマミ60を操作することにより、摺動体40
がコネクタ本体lOの条yJ16内を摺動し、これとと
もに操作板30が段付ネジ61を中心に回動してロック
片33が案内腕12の溝部15の上部側を通過する。ま
た、操作板30の回動に連動して、連結ピン23で連結
された作動体20が、案内腕12.13に形成された段
部14の長手方向に沿って摺動するように構成されてい
る。
次に、第3図(A)〜(C)を参照して、このメモリカ
ード用コネクタlの動作を詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、摺動体40がコネクタ本
体10(7)凹部17a、17b、17cに係止される
位置を、それぞれ、オン位置、オフ位置、イジェクト位
置と言うこととする。
第3図(A)は、メモリカード用コネクタlにメモリカ
ード2を接続した状態を示す、この状態においては、t
FI動体40は、凸部43が凹部17aに係止している
位置、つまりオン位置、にある、摺動体40がオン位置
にあるときには、接点板50に取り付けられた端子ピン
51は、前述した如く、屈曲部51aが摺動体に押され
て端子ピン53から離間し、端子ピン52に接触してい
る。これにより入力される電源を閉成することができる
。また、この状態は、操作板30のロック片33は、案
内腕12.の内側に位置してメモリカード2に形成され
た切欠け2a内に入り込んでいる。従って、メモリカー
ド2はこのロック片33に当接されるため引き出すこと
ができない。
第3図(B)は、上記の状態から操作ツマミ60を矢印
方向に操作して、摺動体40を、凸部43が凹部17b
に係止される位置、つまりオフ位置、にした状態を示す
、摺動体40をオフ位置にしたときには、接点板50に
取り付けられた端子ピン51は、前述した如く、屈曲部
51aが自身のバネ力によって端子ピン51aを中心に
摺動体40側に復帰するため、端子ピン52から離間し
、端子ビン53に接触する。これにより電源を遮断して
接地電位に保持しておくことができる。
操作ツマミ60の矢印方向への移動により、操作板30
は段付ネジ61を中心にして時計方向に回動されるから
、操作板30に形成されたロック片33は案内腕12の
外側方向に変位し、メモリカード2の摺動通路から外れ
る。操作板30の回動に伴ない、連結ピン31が操作板
30の長穴31に挿通された作動体20は矢印方向に摺
動する。
ただし、作動体20の起立片22とメモリカード2の前
端面との間にはスペース皇が設けられており、オフ位置
における作動体20の変位量は文よりも小さく設定され
ているため、この状態では。
コネクタlのAI型コネクタピン11とメモリカード2
の雌型コネクタピンとは、接続が保持されている。
第3図(C)は、操作ツマミ60をさらに矢印方向に操
作して摺動体40を、凸部43が凹部17cに係止され
る位置、つまりイジェクト位置、にした状態を示す、こ
の状態でも、電源が遮断されている。操作板30はさら
に時計方向に回動し、作動体20は矢印方向に摺動する
。この場合には1作動体20の起立片22がメモリカー
ド2の前端面に当接して、メモリカード2を同図に示す
ようにイジェクト位置迄押し出す、同時にメモリカード
2の雌型コネクタピンは、コネクタlの雄型コネクタピ
ン11から引き出され離間する。従って、指先でメモリ
カード2の前部を把持してコネクタ1からメモリカード
2を取り出すことができる。
この後、新たにメモリカード2をコネクタlに装着する
には、操作ツマミ60を操作して摺動体40を第3図(
B)に示すオフ位置にしておき、メモリカード2を差し
込む、この場合、メモリカード2はコネクタ本体10の
案内腕12.13の各内側面に沿って案内された上1作
動体20の底面20a(第1図)にも案内されるから、
メモリカード2の雌型コネクタピンを容易にコネクタ本
体10の雄型コネクタピン11に係入することができる
。このように作動体20は、メモリカード2を装着する
際の案内部材およびメモリカード2の支持部材にも兼用
されている。また、この状態では、誤まって、操作ツマ
ミ60をオン位置にセットしてしまったとしても、第1
図に示すように、ロック片33がメモリカード2の摺動
通路内に突き出しているから、メモリカード2は装着す
ることができず、メモリカードの誤装着を防止できる。
この後、操作ツマミ60を第3図(A)に示すオン位置
にセットすれば、メモリカード2のデータ処理が実行さ
れる。
なお、上述の実施例では、オン位置、オフ位置、イジェ
クト位置の操作を直線的なものとしであるが、オン−オ
フ切換えと、オフ−イジェクト切換えの操作ツマミの操
作方向を変えるようにすることもできる0次に、このよ
うな構造の一例を示す。
[第2実施例] 第4図(A)〜(C)は、この発明の第2実施例を示す
この実施例において、第1実施例と同じ部分は同一の参
照符号を付して説明を省略する。
この実施例における参照符号70はロック板である。つ
まり1本実施例の操作板30′は、第1実施例と異なり
ロック片33を有しておらず、ロック板70にロック片
71が形成されている。このロック板70は、操作板3
0′と直交して配置され、その長手方向には、長大72
が設けられていて、この長穴72の上縁部を操作板30
の長穴32と重合し、この部分に操作ツマミ60の軸6
0aが挿通されている。換言すれば、操作ツマミロ0の
軸60aは操作板30′の長穴32とロック板70の長
穴72に挿通される。この場合、ロック板70が操作板
30′の下側(第4図においては下側であるが、第4図
はコネクタの裏面からの平面図なので実際には上側、つ
まり、メモリカード側)に重合されている。コネクタ本
体lOの案内腕81には、ロック片71を挿通する溝8
2およびロック板70より巾広の条@83が形成されて
いる0条溝83の巾は、ロック板70の巾およびロック
片71の長さを加えた寸法よりも僅かに大きいものとさ
れている0条溝83の上下両端部には、ロック板70を
左右方向に摺動する段部84が設けられおり、また条溝
83の上端側には、屈曲部51aを有する端子ピン51
゜52.53が植立されている。端子ピン51.52.
53は第1実施例と同一のものであるが、第1実施例の
ように接点用50を用いることなく、コネクタ本体lO
に直接固定されている点で相違する。さらに、第1実施
例との相違点ムしては、条溝83がコネクタ本体10の
裏面側に設けられている点が挙げられている。このため
第4図から明らかな如く、コネクタ本体に貫通穴18は
必要でなく、この第2実施例の組付けはより能率的であ
る。なお、図示はされていないが、端子ピン51の屈曲
部51aを変位させるため、ロック板70の下側には操
作ツマミ60と略同じ形状の摺動体が操作ツマミ60の
軸60aに取り付けられている。
次に、この実施例の動作について説明する。第4図(A
)は、メモリカード用コネクタ1にメモリカード2を接
続した状態を示す、この状態においては、ロック板70
が条溝83の左側壁に当接しロック片71がメモリカー
ド2の切欠け2a内に入り込んでいる。このため、メモ
リカード2は引き出すことができない、また、操作ツマ
ミ60に固定された摺動体(図示せず)は、端子ピン5
1の屈曲部51aを押圧するので、端子ピン51は端子
ピン53から離間し、端子ピン52に接触している。従
って、この状態は電源が閉成されている。
第4図(E)は、上記の状態から操作ツマミ60を操作
板30′の長穴32に沿って、つまり図面の右方向に操
作した状態を示す、この操作に伴ない、長穴72が操作
ツマミ60の輌Boaに挿通されたロック板70は条y
1B3の右側壁に当接する位置に移動するので、ロック
片71はメモリカード2の摺動通路外に引き出される。
このとき、摺動体(図示せず)は操作ツマミ60ととも
に移動するので、端子ピン51の屈曲部51aは、端子
ピン51を中心に反時計方向に回転し。
端子ピン52から離間し、端子ピン53に接触する。従
って、この状態は、電源回路が遮断されている。なお、
この場合、操作板30′は何ら変位されないため、メモ
リカード2の雌型コネクタピンとコネクタ1の雄型コネ
クタピン11とは接続状態が維持されている。
第4図(C)は、操作ツマミ60を上記操作とは直交す
る方向、つまり、ロック板70の長大72に沿って移動
した状態を示す、この場合には、操作板30′は段付ネ
ジ61を中心として時計方向に回動されるので1作動体
20が操作ツマミ60の操作方向に移動し、作動体20
の起立片22がメモリカード2を押し出す、これにより
メモリカード2が取り出し可能となる。
この後、新たにメモリカード2をコネクタlに装着する
には、操作ツマミ60を操作して第4図(B)の状態と
しておけば、第1実施例と同様に、装着することができ
る。
なお、上記いずれかの実施例においても、電源用接点と
して端子ピンを、直接的又は間接的にコネクタ本体に固
定する場合で説明したが、これ以外にも、接点用板バネ
を摺動体40に固定し、この接点用板バネを基板側に形
成された接続端子に接触させるような構造とすることも
できる。また、作動体20は、メモリカード2を案内し
かつ支持する部材を兼用する構造として説明したが。
メモリカードを排出する押当部を操作板30又は30’
に形成し、コネクタ本体10にメモリカード2を支持す
る支持部を設ける構造を採用することもできる。また、
ロック片33および71はそれぞれ、操作板30および
ロック板70に一体形成しているが、このロック片33
および71は操作板30またはロック板70の移動に連
動して変位する別部材とした構造とすることもできる。
また、ロック片33および71によりメモリカード2の
後端面を支持するようにしてメモリカード2の切欠け2
aをなくすこともできる。さらに、作動体20は、案内
腕の内側面でなく外側面に摺動させるようにすることも
可能である。
次に、第5図により、上述したメモリカード用コネクタ
lを電子機器に取り付ける一例を示す。
メモリカード用コネクタlは1位置決め用の突起19お
よびコネクタピン11の上端部11aを、それぞれ回路
基板90に形成された位置決め穴91およびスルーホー
ル92に挿通して回路基板90に取り付けられる。各コ
ネクタピン11は、スルーホール92の周囲に設けられ
た接続端子に半田付けされる。なお、この際、図示はし
ないが、端子ピン51.52.53も、それぞれ、回路
基板の所定の接続端子に接続される。コネクタlの下面
側は下部パネル93でフわれ、@路基板90側は上部ケ
ース94に収納される。下部パネルの外側には、操作板
30および作動体20を変位する操作ツマミ60が、下
部パネル93に形成された開口95を介して取り付けら
れる。なお、操作ツマミ60は、下部パネル93の開口
95内に収納しても良い、開口95は、操作ツマミ60
の移動範囲よりも大きく形成される必要がある。
以上の如く、本発明によれば、メモリカードの装脱a構
を大変能率的に電子機器に組込むことができる。
なお、本実施例においては、メモリカードとココネクタ
との電気的接続は雌雄のコネクタピンの場合で示したが
、平面コンタクトと板バネ等の場合でも適用できるし、
また1発光素子と受光素子を用いた光学的接続の場合に
も適用可使である。
[発明の効果] 以上の如く、この)A明は、メモリカードの接続部、メ
モリカード収納用空間、メモリカードの排出機構、およ
び電源開閉機構もしくはメモリカードのロック機構等が
一体化されているで、すべての部品が共通化される上、
開発製品のレイアウトに対応してその都度新たに設計し
たり多数の部品の金型を製作したりする手間を省くこと
ができるので、開発能率および生産能率が大巾に向上で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本発明のメモリカード用コクネクタの実施
例に関するものであり、第1図は、第1実施例の外観斜
視図、第2図は、第1図のユニットを裏面側からみた分
解斜視図、第3図(A)〜(C)は第1図のコネクタを
裏面側からみた平面図を示し、同図(A)は電源オン状
態、同図(B)は電源オフ状追、同図(C)はメモリカ
ード排出状態を示す、また、第4図(A)〜(C)は第
2実施例を示し、同図(A)は電源オン状態、同図(B
)は電源オフ状態、同図(C)はメそリカード排出状態
を示す。 1・・・・・・メモリカード用コネクタ、2・旧・・メ
モリカード、3・・・・・・メモリカード収納用空間、
1o・・・・・・コネクタ本体、11・・・・・・雄型
コネクタピン(接続用端子)、12.13・・・・・・
案内腕、19・・・・・・位置決め用突起、20・・・
・・・作動体(排出部材)。 22・・・・・・起立片、23・・・・・・連結ピン、
30.30′・・・・・・操作板、33・・・・・・ロ
ック片(ロック部材)、40・・・・・・摺動体、50
・旧・・接点板、51.52.53・・・・・・端子ピ
ン(スイッチ素子)、6゜・・・・・・操作ツマミ(操
作部材)、7o・・・・・・ロック板(ロック部材)。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 代理人 弁理士  町 1)−俊 正 ユ□    。 第1図 第5図 第2図 第3 第4し 手続補正歯(方式) %式% !、小事件表示 昭和62年特許願第326493号 2、発明の名称 メモリカード用コネクタ 3、補正をする者 alG件との関係  特許出願人 住所 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号名称 (14
4)カシオ計算機株式会社代表者  樫  尾  忠 
 雄 4、代理人 住所 東京都港区西新橋1丁目13番4号T@Sビル3
階 氏名 弁理士(7734)町 1)俊 珀。 5、拒絶理由通知の日付 昭和63年3月29日(発進口) り 6、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄。 7、補正の内容 (1)明細書第26頁第1行目に「・・・・・・排出状
態を示す、」とあるを「・・・・・・排出状態を示し、
第5図は本発明のメモリカード用コネクタを電子機器に
装着した状態の断面図を示す、」と訂正する。 手続補正書(自発) 昭和63年6月28日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の接続用端子が配列形成されたコネクタ本体
    にメモリカードの摺動を可能とする収納用空間を有する
    一対の案内腕を形成し、前記コネクタ本体に、電源を開
    閉するスイッチ素子、前記収納用空間に収納されたメモ
    リカードを排出する排出部材、および前記スイッチ素子
    を電源閉成位置と電源開放位置に切換えるとともに前記
    排出部材をメモリカードの収納位置から排出位置に変位
    する操作部材を取り付けたことを特徴とするメモリカー
    ド用コネクタ。
  2. (2)複数の接続用端子が配列形成されたコネクタ本体
    にメモリカードの摺動を可能とする収納用空間を有する
    一対の案内腕を形成し、前記コネクタ本体に、メモリカ
    ードを前記収納用空間に収納する位置と前記収納用空間
    から排出する位置に変位する排出部材、および前記一方
    の案内腕の内方に突き出して前記収納用空間に収納され
    たメモリカードを移動不能に保持するとともに前記排出
    部材の前記収納用空間から排出位置への変位に連動して
    前記案内腕の内部から外側に引っ込むロック部材を取り
    付けたことを特徴とするメモリカード用コネクタ。
JP62326493A 1987-12-22 1987-12-22 メモリカード用コネクタ Expired - Lifetime JP2595594B2 (ja)

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