JPH01165501A - ドライフラワ製作法および輸送法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドライフラワ製作法および輸送法に係り、特に
ドライフラワのアレンジ品に好適なドライフラワ製造法
および輸送法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のドライフラワアレンジ品は、実開昭５５−１１１
９２５号に記載のように、支持材にドライフラワを差し
込んで製作していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、支持材にドライフラワを差し込む際、
ドライフラワがもろいゆえに、花が破損しやす（、また
、アレンジしたドライフラワを輸送する際にもドライフ
ラワ同士が接触して破損しやすくなるという問題があっ
た。

本発明の目的は、花の破損のないドライフラワのアレン
ジ品を供給することのできるドライフラワ製作法および
輸送方法を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

１明目的は、アレンジした生花を容器内に配置した後、
脱湿した粉状ないし粒状の吸収材によって生花を埋没さ
せ、容器内に大気中の水分が侵入しない手段を施し、生
花の水分を加熱または加熱真空によって蒸発除去し、ア
レンジしたドライフラワを容器内に収納し、容器内でド
ライフラワに薄膜の袋を被せ１袋の内または外を減圧ま
たは加圧し、袋でドライフラワを個々に被うことにより
。

達成される。

〔作　　　用〕

生花の時にアレンジの構成を決めてセットし。

この状態で、真空乾燥または加熱した吸収材中に埋設さ
せてアレンジした生花を乾燥させる。これにより、非常
に複雑でこみ入ったアレンジ品も破損させずに容易にド
ライ化できる。

また、薄膜の袋は内部または外部を減圧または加圧され
ることにより個々の花をコーティングしてゆき、−枚も
のの袋は互いにすれ合うことを防止し、かつ、全体を固
定するので、アレンジしたドライフラワが破損しない。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２図により説
明する。

Ｎ１図に示すように、生花ｌは、例えば、その下端部を
ゴム粘土やけ九ざん等の支持台２に結束固定し、乾燥前
にアレンジ品として数種類の花を最終の造形にセットし
形を決めておく。この生花１を容器３内に配置し、この
場合、５０℃以上に加熱した吸温剤を含む粉末の吸収材
４を容器３内に投入し、生花ｌを埋没させる。吸収材４
を投入後、蓋５で容器内を密閉し、吸収材４の蓄熱およ
び吸湿作用で生花ｌをこのままの状態すなわち原形、原
色を保ったまま乾燥させる。乾燥後、底蓋６を開放し、
金利７により、ドライフラワが破損しないように少しず
つ吸収材４を容器３外に放出し、全量排出し終った後、
蓋５を開けてドライフラワを取り出す。これにより無破
損状態のドライフラワアレンジ品を得ることができる。

次に、第２図に示すように、アレンジしたドライフラワ
ｌａを輸送用の容器８内に配置し容器８の底部に固定す
る。薄膜の袋１例えば、ポリ塩化ビニリテ゛ンのシート
材１０の端末部は容器２の底部に密閉固定し、容器８に
取り付けた導管１１および弁ｎを介し、真空ポンプ１３
でシート材１０の級内部を脱気する。この時シート材１
０はドライフラワ１本１本を固定するようにドライフラ
ワ１ａに密着する。脱気後、弁臆を閉じて容器８を真空
ポンプ１３と離脱し、蓋７をして輸送する。

輸送先で弁四を開き、ここからガスを送り込めば、シー
ト材１０はドライフラワ１ａから離脱し。

解包することができる。真空ポンプ１３は、電気掃除機
でも代用できる程度のもので良い。

本実施例によれば、生花の状態でアレンジし、アレンジ
品全体を一括で乾燥できるので、無破損のドライフラワ
アレンジ品を得ることができ、かつ、生の状態で造形で
きるので、花の破損の恐れもなく作業効率が向上する。

また、シート材１０でドライフラワ１ａを個々に分離固
定できるので、輸送中、花同士が接触して破損すること
を完全に防止できる。

なお１本実施例ではシート材ｌＯ内を減圧したが第３図
示すように、シート材ｌＯの外側にビニール袋１４を設
け、弁１５を介して、加圧ガス発生器１６よリガスをビ
ニール袋１４内に封入し、ガス圧でシート材１０をドラ
イフラワｌａに密着させてドライフラワを固定するよう
にしても良い。この場合、シート材ｌθ内の空気が導管
４を通って抜けるようにしであるが、導管１１を設けず
にシートＮ、１０内に若干の空気を残し、シート材ｌＯ
がドライフラワ１ａをソフトに包むようにしても良い。

また、容器８および蓋９に紫外線を通し難いコーティン
グをすれば、輸送中でも花の褪色を防止できる。

さらに１本実施例では加熱した吸収材を用いて、生花を
加温したが、吸収材は常温のものを使用し容器内を真空
加熱しても良いし、これらを組み合わせたり、加熱部分
を葉や花の部分で部分的に加温するようにして、最適な
加温条件でドライ化しても良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、生花の状態で最終のアレンジの造形を
し、このアレンジ品を一体で乾燥してドライフラワのア
レンジ品を得ることができるので、ドライフラワ１本１
本をアレンジのために動かす必要がなく、したがって取
扱い時にドライフラワを破損させないので、無破損のド
ライフラヮアレンジ品で得ることができるとともに、ア
レンジしたドライフラワを薄膜の袋で被ってドライフラ
ワの１本１本を保護して輸送できるので、輸送時の破損
を防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるドライフラグ製作法を
実施するための製造装置の一例を示す縦断面図、第２図
は本発明の一実施例であるドライフラワ輸送法を実施す
るための輸送容器の一例を示す縦断面図、第３図は輸送
容器の他の実施例を示す縦断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アレンジした生花を容器内に配置した後、脱湿した
   粉状ないし粒状の吸収材によって前記生花を埋没させ、
   前記容器内に大気中の水分が侵入しない手段を施し、前
   記生花の水分を加熱または加熱真空によって蒸発除去す
   ることを特徴とするドライフラワ製作法。 ２、アレンジしたドライフラワを容器内に収納し、該容
   器内で前記ドライフラワに薄膜の袋を被せ、該袋の内ま
   たは外を減圧または加圧し、該袋で前記ドライフラワを
   個々に被うことを特徴とするドライフラワの輸送法。